JP2787035B2 - プリンタの紙ガイド装置 - Google Patents
プリンタの紙ガイド装置Info
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- JP2787035B2 JP2787035B2 JP5200516A JP20051693A JP2787035B2 JP 2787035 B2 JP2787035 B2 JP 2787035B2 JP 5200516 A JP5200516 A JP 5200516A JP 20051693 A JP20051693 A JP 20051693A JP 2787035 B2 JP2787035 B2 JP 2787035B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- width direction
- roller
- roll paper
- conveyance path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタに用いられる
紙ガイド装置に関する。
紙ガイド装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】プリンタでは、用紙を印字部へ搬送した
ときに用紙の幅方向位置や用紙の向きがばらつくと、用
紙への印字位置がずれて印字品質が低下することとな
り、これを防止するために給紙部で用紙の向きや幅方向
位置を揃えて用紙を印字部へ搬送するようになってい
る。
ときに用紙の幅方向位置や用紙の向きがばらつくと、用
紙への印字位置がずれて印字品質が低下することとな
り、これを防止するために給紙部で用紙の向きや幅方向
位置を揃えて用紙を印字部へ搬送するようになってい
る。
【０００３】例えば、特開昭６１−２８２２２８号に開
示されているプリンタでは、給紙部に用紙の両側辺を案
内する１対のガイド板が設けられ、これらのガイド板を
用紙の幅寸法に応じた所定位置に固定して用紙の向きや
幅方向位置を揃えるようになっている。
示されているプリンタでは、給紙部に用紙の両側辺を案
内する１対のガイド板が設けられ、これらのガイド板を
用紙の幅寸法に応じた所定位置に固定して用紙の向きや
幅方向位置を揃えるようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造では、各ガイド板間に用紙をセットする必要性か
らガイド板間の寸法が用紙の幅寸法よりも若干大きくな
る位置でガイド板を固定する必要があり、ガイド板間と
用紙との寸法差によって用紙の向きや幅方向位置にバラ
つきが生じるという問題があった。
来構造では、各ガイド板間に用紙をセットする必要性か
らガイド板間の寸法が用紙の幅寸法よりも若干大きくな
る位置でガイド板を固定する必要があり、ガイド板間と
用紙との寸法差によって用紙の向きや幅方向位置にバラ
つきが生じるという問題があった。
【０００５】本発明は、用紙の向きや幅方向位置をバラ
つきなく一定にできるプリンタの紙ガイド装置を得るこ
とを目的とする。
つきなく一定にできるプリンタの紙ガイド装置を得るこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、用紙をその搬
送路に沿って案内するプリンタの紙ガイド装置であっ
て、 搬送路の幅方向片側に用紙の一辺と対向するよう
に用紙の搬送方向に沿って複数配設されるとともに搬送
路の幅方向へ移動不可能に設けられる位置決めローラ
と、搬送路の幅方向他側に位置決めローラと搬送路の幅
方向に対向し且つ用紙の他辺と対向するように用紙の搬
送方向に沿って複数配設されるとともに搬送路の幅方向
へ移動可能に設けられる可動ローラと、当該可動ローラ
を搬送路の幅方向内側へ付勢する付勢手段と、搬送路に
用紙の一面と対向するように設けられるガイド部材と、
搬送路に用紙の他面と対向するように設けられる紙押え
部材とを有し、ガイド部材は、用紙の一面に対して搬送
路の幅方向全域に亘って対向し、紙押え部材は、用紙の
他面に対して搬送路の幅方向全域に亘って対向し、かつ
用紙の紙厚方向への撓みを規制する間隔をもってガイド
部材と対向し、用紙の両 側辺が位置決めローラと可動ロ
ーラとの間を通過するときに用紙の紙厚方向への撓みを
搬送路の幅方向全域に亘って規制することを特徴として
いる。
送路に沿って案内するプリンタの紙ガイド装置であっ
て、 搬送路の幅方向片側に用紙の一辺と対向するよう
に用紙の搬送方向に沿って複数配設されるとともに搬送
路の幅方向へ移動不可能に設けられる位置決めローラ
と、搬送路の幅方向他側に位置決めローラと搬送路の幅
方向に対向し且つ用紙の他辺と対向するように用紙の搬
送方向に沿って複数配設されるとともに搬送路の幅方向
へ移動可能に設けられる可動ローラと、当該可動ローラ
を搬送路の幅方向内側へ付勢する付勢手段と、搬送路に
用紙の一面と対向するように設けられるガイド部材と、
搬送路に用紙の他面と対向するように設けられる紙押え
部材とを有し、ガイド部材は、用紙の一面に対して搬送
路の幅方向全域に亘って対向し、紙押え部材は、用紙の
他面に対して搬送路の幅方向全域に亘って対向し、かつ
用紙の紙厚方向への撓みを規制する間隔をもってガイド
部材と対向し、用紙の両 側辺が位置決めローラと可動ロ
ーラとの間を通過するときに用紙の紙厚方向への撓みを
搬送路の幅方向全域に亘って規制することを特徴として
いる。
【０００７】
【作用】本発明によれば、用紙の搬送時には、紙押え部
材によって用紙の紙厚方向への撓みが搬送路の幅方向全
域に亘って規制されつつ用紙の両側辺が位置決めローラ
と可動ローラの間を通過する。そして、用紙の両側辺が
各ローラの間を通過するときには、付勢手段の付勢力に
より用紙の一辺が可動ローラを介して位置決めローラに
押圧されて用紙が搬送路の幅方向片側に片寄せされる。
材によって用紙の紙厚方向への撓みが搬送路の幅方向全
域に亘って規制されつつ用紙の両側辺が位置決めローラ
と可動ローラの間を通過する。そして、用紙の両側辺が
各ローラの間を通過するときには、付勢手段の付勢力に
より用紙の一辺が可動ローラを介して位置決めローラに
押圧されて用紙が搬送路の幅方向片側に片寄せされる。
【０００８】したがって、用紙の搬送時には、用紙が搬
送路の幅方向片側に片寄せされて用紙の向きや幅方向位
置がバラつきなく一定となる。
送路の幅方向片側に片寄せされて用紙の向きや幅方向位
置がバラつきなく一定となる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明が適用されたドットプリタを図
面に基づいて説明する。このプリンタでは、図１に示さ
れるように基板１が立設され、この基板１の手前側にロ
ール紙２、搬送ローラ３、印字ヘッド４、５およびプラ
テン６が配設されている。そして、印字時には、搬送ロ
ーラ３によりロール紙２をプラテン６と印字ヘッド４、
５との間に給送して印字できるようになっている。
面に基づいて説明する。このプリンタでは、図１に示さ
れるように基板１が立設され、この基板１の手前側にロ
ール紙２、搬送ローラ３、印字ヘッド４、５およびプラ
テン６が配設されている。そして、印字時には、搬送ロ
ーラ３によりロール紙２をプラテン６と印字ヘッド４、
５との間に給送して印字できるようになっている。
【００１０】ロール紙２には、円筒状の芯材７の中空部
８に取付ピン９が挿入され、この取付ピン９および取付
板１０を介して基板１の一端部側に装着されている。取
付板１０はスタッド１１を介して基板１と平行に固定さ
れ、基板１との間に上方へ開口するロール紙２の収容部
１２を形成している。取付ピン９は収容部１２に着脱可
能に設けられ、取付ピン９の着脱によりロール紙２を必
要に応じて容易に着脱できるようになっている。すなわ
ち、基板１に上下方向へ延伸して取付ピン９の一端部と
係合する図示しない長孔が形成されているとともに取付
板１０の上端部に取付ピン９の他端部と係合する切欠１
３が形成されている。そして、基板１の長孔の長さは、
取付ピン９を切欠１３の上方に抜き出した状態で取付ピ
ン９を芯材７の中空部８に抜き差しできるように設定さ
れており、芯材７の中空部８への取付ピン９の抜き差し
によりロール紙２を収容部１２の上方から容易に着脱で
きるようになっている。
８に取付ピン９が挿入され、この取付ピン９および取付
板１０を介して基板１の一端部側に装着されている。取
付板１０はスタッド１１を介して基板１と平行に固定さ
れ、基板１との間に上方へ開口するロール紙２の収容部
１２を形成している。取付ピン９は収容部１２に着脱可
能に設けられ、取付ピン９の着脱によりロール紙２を必
要に応じて容易に着脱できるようになっている。すなわ
ち、基板１に上下方向へ延伸して取付ピン９の一端部と
係合する図示しない長孔が形成されているとともに取付
板１０の上端部に取付ピン９の他端部と係合する切欠１
３が形成されている。そして、基板１の長孔の長さは、
取付ピン９を切欠１３の上方に抜き出した状態で取付ピ
ン９を芯材７の中空部８に抜き差しできるように設定さ
れており、芯材７の中空部８への取付ピン９の抜き差し
によりロール紙２を収容部１２の上方から容易に着脱で
きるようになっている。
【００１１】搬送ローラ３は収容部１２の下方で基板１
に回転可能に取り付けられ、図示しない紙送りモータの
駆動力で回転駆動されるようになっている。この搬送ロ
ーラ３はプラテン６と対向し、プラテン６との間にロー
ル紙２を挟持して搬送するようになっている。すなわ
ち、プラテン６がロール紙２の搬送用としても用いられ
るようになっている。
に回転可能に取り付けられ、図示しない紙送りモータの
駆動力で回転駆動されるようになっている。この搬送ロ
ーラ３はプラテン６と対向し、プラテン６との間にロー
ル紙２を挟持して搬送するようになっている。すなわ
ち、プラテン６がロール紙２の搬送用としても用いられ
るようになっている。
【００１２】印字ヘッド４、５はインパクト式ヘッドが
適用され、プラテン６との間にインクリボン１４が挿置
されている。インクリボン１４はインクリボンカセット
１５に装着され、必要に応じて交換できるようになって
いる。インクリボンカセット１５はプラテン６の上方で
基板１に図示しない係合手段を介して基板１の手前側よ
り着脱可能に設けられている。
適用され、プラテン６との間にインクリボン１４が挿置
されている。インクリボン１４はインクリボンカセット
１５に装着され、必要に応じて交換できるようになって
いる。インクリボンカセット１５はプラテン６の上方で
基板１に図示しない係合手段を介して基板１の手前側よ
り着脱可能に設けられている。
【００１３】これらの印字ヘッド４、５は、それぞれヘ
ッドブロック１６を介して基板１に固定されている。各
印字ヘッド４、５は、図３に示されるように印字すべき
文字の行方向（図３左右方向）に距離ｄ１だけ離間して
並設されている。各印字ヘッド４、５には、それぞれ文
字パターンの縦方向に沿う印字要素列４ａ、５ａが形成
されている。印字要素列４ａ、５ａは、一方の印字要素
列４ａによって文字パターンの縦方向片側のドットを形
成し、他方の印字要素列５ａによって文字パターンの縦
方向他側のドットを形成し、双方合わせて印字パターン
の全ドットを形成するように文字パターンの縦方向に距
離ｄ２だけ位置をずらして配置されている。なお、印字
要素列４ａの印字要素間のピッチと印字要素列５ａの印
字要素間のピッチとは、同一となっている。
ッドブロック１６を介して基板１に固定されている。各
印字ヘッド４、５は、図３に示されるように印字すべき
文字の行方向（図３左右方向）に距離ｄ１だけ離間して
並設されている。各印字ヘッド４、５には、それぞれ文
字パターンの縦方向に沿う印字要素列４ａ、５ａが形成
されている。印字要素列４ａ、５ａは、一方の印字要素
列４ａによって文字パターンの縦方向片側のドットを形
成し、他方の印字要素列５ａによって文字パターンの縦
方向他側のドットを形成し、双方合わせて印字パターン
の全ドットを形成するように文字パターンの縦方向に距
離ｄ２だけ位置をずらして配置されている。なお、印字
要素列４ａの印字要素間のピッチと印字要素列５ａの印
字要素間のピッチとは、同一となっている。
【００１４】プラテン６はＬ字板状に形成されていると
ともに搬送ローラ３の下方で図示しない固定手段により
略水平に固設されている。このプラテン６は搬送ローラ
３の上流から印字ヘッド４、５の下流まで延設され、ロ
ール紙２の裏面と対向してロール紙２を搬送ローラ３の
上流から印字ヘッド４、５の下流に案内するガイド部材
としても機能するようになっている。
ともに搬送ローラ３の下方で図示しない固定手段により
略水平に固設されている。このプラテン６は搬送ローラ
３の上流から印字ヘッド４、５の下流まで延設され、ロ
ール紙２の裏面と対向してロール紙２を搬送ローラ３の
上流から印字ヘッド４、５の下流に案内するガイド部材
としても機能するようになっている。
【００１５】プラテン６の上面には、搬送ローラ３の上
流から印字ヘッド４、５の下流にかけて延びる紙押え部
材としての紙押え板１６がスペーサ１７、１８を介して
所定間隔だけ隔てて固設され、この紙押え板１６とプラ
テン６の上面との間を通ってロール紙２が搬送ローラ３
の上流から印字ヘッド４、５の下流にかけて搬送される
ようになっている。プラテン６及び紙押え板１６は図１
に示されるようにロール紙２の紙面とその幅方向全域に
亘って対向するように設けられている。紙押え板１６と
プラテン６との間の間隔は、紙押え板１６によってロー
ル紙２の紙厚方向への撓みを規制できるように小さく設
定されている。すなわち、紙押え板１６によってロール
紙２の紙厚方向への撓みがロール紙２の搬送路の幅方向
全域に亘って規制されるようになっている。
流から印字ヘッド４、５の下流にかけて延びる紙押え部
材としての紙押え板１６がスペーサ１７、１８を介して
所定間隔だけ隔てて固設され、この紙押え板１６とプラ
テン６の上面との間を通ってロール紙２が搬送ローラ３
の上流から印字ヘッド４、５の下流にかけて搬送される
ようになっている。プラテン６及び紙押え板１６は図１
に示されるようにロール紙２の紙面とその幅方向全域に
亘って対向するように設けられている。紙押え板１６と
プラテン６との間の間隔は、紙押え板１６によってロー
ル紙２の紙厚方向への撓みを規制できるように小さく設
定されている。すなわち、紙押え板１６によってロール
紙２の紙厚方向への撓みがロール紙２の搬送路の幅方向
全域に亘って規制されるようになっている。
【００１６】紙押え板１６には、搬送ローラ３と対向す
る部分に矩形孔１９が形成されているとともに印字ヘッ
ド４、５と対向する部分に円形孔２０（図２に図示）が
形成され、矩形孔１９を通して搬送ローラ３がプラテン
６との間にロール紙２を挟持し、円形孔２０を通して印
字ヘッド４、５がロール紙２に印字するようになってい
る。
る部分に矩形孔１９が形成されているとともに印字ヘッ
ド４、５と対向する部分に円形孔２０（図２に図示）が
形成され、矩形孔１９を通して搬送ローラ３がプラテン
６との間にロール紙２を挟持し、円形孔２０を通して印
字ヘッド４、５がロール紙２に印字するようになってい
る。
【００１７】この紙押え板１６とプラテン６の上面との
間には、図３に示されるようにロール紙２の搬送路の幅
方向片側に位置決めローラ２１が配設されているととも
に他の片側に可動ローラ２２が配設され、これらはロー
ル紙２の搬送路幅方向に対向して対をなし、ロール紙２
の両側辺を案内するようになっている。位置決めローラ
２１および可動ローラ２２は、ロール紙２の搬送方向に
沿って複数対設けられ、これらはいずれも図２に示され
るようにプラテン６および紙押え板１６に貫通されてい
る。
間には、図３に示されるようにロール紙２の搬送路の幅
方向片側に位置決めローラ２１が配設されているととも
に他の片側に可動ローラ２２が配設され、これらはロー
ル紙２の搬送路幅方向に対向して対をなし、ロール紙２
の両側辺を案内するようになっている。位置決めローラ
２１および可動ローラ２２は、ロール紙２の搬送方向に
沿って複数対設けられ、これらはいずれも図２に示され
るようにプラテン６および紙押え板１６に貫通されてい
る。
【００１８】位置決めローラ２１は図２に示されるよう
にローラ軸２３を介してプラテン６の下方で図示しない
基台に回転可能に軸支され、ロール紙２の搬送路幅方向
へは移動不可能となっている。可動ローラ２２はプラテ
ン６および紙押え板１６に通し孔３１を通してロール紙
２の搬送路幅方向へ移動可能に貫通し（図３参照）、か
つローラ軸２４を介してプラテン６の下方で可動アーム
２５に回転可能に軸支されている。可動アーム２５はピ
ン２６を介してプラテン６の下方で図示しない基台に揺
動可能に軸支されている。そして、可動アーム２５の揺
動により可動ローラ２２がロール紙２の搬送路幅方向へ
移動可能となっている。
にローラ軸２３を介してプラテン６の下方で図示しない
基台に回転可能に軸支され、ロール紙２の搬送路幅方向
へは移動不可能となっている。可動ローラ２２はプラテ
ン６および紙押え板１６に通し孔３１を通してロール紙
２の搬送路幅方向へ移動可能に貫通し（図３参照）、か
つローラ軸２４を介してプラテン６の下方で可動アーム
２５に回転可能に軸支されている。可動アーム２５はピ
ン２６を介してプラテン６の下方で図示しない基台に揺
動可能に軸支されている。そして、可動アーム２５の揺
動により可動ローラ２２がロール紙２の搬送路幅方向へ
移動可能となっている。
【００１９】可動アーム２５には、ピン２６と同軸的に
ばね保持部２７が形成され、このばね保持部２７に付勢
手段としてのねじりコイルスプリング２８が係合保持さ
れている。ねじりコイルスプリング２８は一端部が固定
ピン２９を介して図示しない基台に係止されているとと
もに他端部がばね掛けピン３０を介して可動アーム２５
に係止され、可動アーム２５を介して可動ローラ２２を
ロール紙２の搬送路幅方向内側に付勢している。そし
て、ロール紙２の両側辺が位置決めローラ２１と可動ロ
ーラ２２との間を通過するときには、ねじりコイルスプ
リング２８の付勢力によりロール紙２の一辺が可動ロー
ラ２２を介して位置決めローラ２１に押圧されてロール
紙２が搬送路の幅方向片側に片寄せされるようになって
いる。
ばね保持部２７が形成され、このばね保持部２７に付勢
手段としてのねじりコイルスプリング２８が係合保持さ
れている。ねじりコイルスプリング２８は一端部が固定
ピン２９を介して図示しない基台に係止されているとと
もに他端部がばね掛けピン３０を介して可動アーム２５
に係止され、可動アーム２５を介して可動ローラ２２を
ロール紙２の搬送路幅方向内側に付勢している。そし
て、ロール紙２の両側辺が位置決めローラ２１と可動ロ
ーラ２２との間を通過するときには、ねじりコイルスプ
リング２８の付勢力によりロール紙２の一辺が可動ロー
ラ２２を介して位置決めローラ２１に押圧されてロール
紙２が搬送路の幅方向片側に片寄せされるようになって
いる。
【００２０】次に作用を説明する。ロール紙２を収容部
１２に装着し、その後にロール紙２の先端を搬送ローラ
３の上流より紙押え板１６とプラテン６との間に挿入し
て搬送ローラ３とプラテン６との間にセットすれば、印
字可能となる。
１２に装着し、その後にロール紙２の先端を搬送ローラ
３の上流より紙押え板１６とプラテン６との間に挿入し
て搬送ローラ３とプラテン６との間にセットすれば、印
字可能となる。
【００２１】印字時には、搬送ローラ３によりロール紙
２がプラテン６と印字ヘッド４、５との間に給送されて
印字され、印字後はロール紙２が紙押え板１６とプラテ
ン６との間から印字ヘッド４、５の下流に排出される。
なお、印字時には、一方の印字ヘッド４の印字要素列４
ａによって文字パターンの縦方向片側のドットが印字さ
れ、他方の印字ヘッド５の印字要素列４ａによって文字
パターンの縦方向他側のドットが印字され、双方合わせ
て文字パターンの全ドットが印字される。
２がプラテン６と印字ヘッド４、５との間に給送されて
印字され、印字後はロール紙２が紙押え板１６とプラテ
ン６との間から印字ヘッド４、５の下流に排出される。
なお、印字時には、一方の印字ヘッド４の印字要素列４
ａによって文字パターンの縦方向片側のドットが印字さ
れ、他方の印字ヘッド５の印字要素列４ａによって文字
パターンの縦方向他側のドットが印字され、双方合わせ
て文字パターンの全ドットが印字される。
【００２２】ここで、ロール紙２の搬送時には、紙押え
板１６によってロール紙２の紙厚方向への撓みがロール
紙２の搬送路の幅方向全域に亘って規制されつつロール
紙２の両側辺が位置決めローラ２１と可動ローラ２２と
の間を通過する。そして、ロール紙２の両側辺が位置決
めローラ２１と可動ローラ２２との間を通過するときに
は、ねじりコイルスプリング２８の付勢力によりロール
紙２の一辺が可動ローラ２２を介して位置決めローラ２
１に押圧されてロール紙２が搬送路の幅方向片側に片寄
せされる。
板１６によってロール紙２の紙厚方向への撓みがロール
紙２の搬送路の幅方向全域に亘って規制されつつロール
紙２の両側辺が位置決めローラ２１と可動ローラ２２と
の間を通過する。そして、ロール紙２の両側辺が位置決
めローラ２１と可動ローラ２２との間を通過するときに
は、ねじりコイルスプリング２８の付勢力によりロール
紙２の一辺が可動ローラ２２を介して位置決めローラ２
１に押圧されてロール紙２が搬送路の幅方向片側に片寄
せされる。
【００２３】したがって、ロール紙２が搬送路の幅方向
片側に片寄せされてロール紙２の向きや幅方向位置がバ
ラつくことなく一定となり、ロール紙２を印字位置へ向
きや幅方向位置のばらつきなく搬送でき、印字品質が向
上する。
片側に片寄せされてロール紙２の向きや幅方向位置がバ
ラつくことなく一定となり、ロール紙２を印字位置へ向
きや幅方向位置のばらつきなく搬送でき、印字品質が向
上する。
【００２４】なお、ロール紙２が搬送路の幅方向片側に
片寄せされるときには、紙押え板１６とプラテン６とよ
ってロール紙２の紙厚方向への撓みが規制され、剛性の
低いロール紙２であっても、ロール紙２を確実に搬送路
の幅方向片側に片寄せしてロール紙２の向きや幅方向位
置をバラつくことなく一定にできる。
片寄せされるときには、紙押え板１６とプラテン６とよ
ってロール紙２の紙厚方向への撓みが規制され、剛性の
低いロール紙２であっても、ロール紙２を確実に搬送路
の幅方向片側に片寄せしてロール紙２の向きや幅方向位
置をバラつくことなく一定にできる。
【００２５】また、ロール紙２の両側辺が位置決めロー
ラ２１と可動ローラ２２との間を通過するときには、位
置決めローラ２１および可動ローラ２２がロール紙２と
の摩擦力で円滑に回転し、位置決めローラ２１および可
動ローラ２２によりロール紙２の円滑な搬送が妨げられ
ることはない。
ラ２１と可動ローラ２２との間を通過するときには、位
置決めローラ２１および可動ローラ２２がロール紙２と
の摩擦力で円滑に回転し、位置決めローラ２１および可
動ローラ２２によりロール紙２の円滑な搬送が妨げられ
ることはない。
【００２６】なお、上記実施例では、用紙として長尺の
ロール紙２を用いたが、これに限らず、カット紙等でも
適用可能である。
ロール紙２を用いたが、これに限らず、カット紙等でも
適用可能である。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るプリ
ンタの紙ガイド装置では、用紙を搬送路の幅方向片側に
片寄せする構成としたので、用紙の向きや幅方向位置を
バラつきなく一定にでき、印字品質が向上するという優
れた効果を有する。
ンタの紙ガイド装置では、用紙を搬送路の幅方向片側に
片寄せする構成としたので、用紙の向きや幅方向位置を
バラつきなく一定にでき、印字品質が向上するという優
れた効果を有する。
【図１】本発明が適用されたプリンタの要部斜視図であ
る。
る。
【図２】プラテン周辺部の分解斜視図である。
【図３】倍角文字等の印字動作状態を示す平面図であ
る。
る。
２ ロール紙（用紙） ２１ 位置決めローラ ２２ 可動ローラ ２８ ねじりコイルスプリング（付勢手段）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｎ 1/00 １０８ Ｈ０４Ｎ 1/00 １０８Ｋ
Claims (1)
- 【請求項１】 用紙をその搬送路に沿って案内するプリ
ンタの紙ガイド装置であって、 上記搬送路の幅方向片側に上記用紙の一辺と対向するよ
うに上記用紙の搬送方向に沿って複数配設されるととも
に上記搬送路の幅方向へ移動不可能に設けられる位置決
めローラと、上記搬送路の幅方向他側に上記位置決めロ
ーラと上記搬送路の幅方向に対向し且つ上記用紙の他辺
と対向するように上記用紙の搬送方向に沿って複数配設
されるとともに上記搬送路の幅方向へ移動可能に設けら
れる可動ローラと、当該可動ローラを上記搬送路の幅方
向内側へ付勢する付勢手段と、上記搬送路に上記用紙の
一面と対向するように設けられるガイド部材と、上記搬
送路に上記用紙の他面と対向するように設けられる紙押
え部材とを有し、 上記ガイド部材は、上記用紙の一面に対して上記搬送路
の幅方向全域に亘って対向し、 上記紙押え部材は、上記用紙の他面に対して上記搬送路
の幅方向全域に亘って対向し、かつ上記用紙の紙厚方向
への撓みを規制する間隔をもって上記ガイド部材と対向
し、上記用紙の両側辺が上記位置決めローラと上記可動
ローラとの間を通過するときに上記用紙の紙厚方向への
撓みを上記搬送路の幅方向全域に亘って規制する ことを
特徴とするプリンタの紙ガイド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5200516A JP2787035B2 (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | プリンタの紙ガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5200516A JP2787035B2 (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | プリンタの紙ガイド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0753099A JPH0753099A (ja) | 1995-02-28 |
| JP2787035B2 true JP2787035B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=16425618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5200516A Expired - Fee Related JP2787035B2 (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | プリンタの紙ガイド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2787035B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11301905A (ja) * | 1998-04-24 | 1999-11-02 | Fujitsu Ltd | 用紙搬送補助機構および用紙搬送装置 |
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Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-08-12 JP JP5200516A patent/JP2787035B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0753099A (ja) | 1995-02-28 |
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