JPH11301905A - 用紙搬送補助機構および用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送補助機構および用紙搬送装置

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JPH11301905A
JPH11301905A JP10114525A JP11452598A JPH11301905A JP H11301905 A JPH11301905 A JP H11301905A JP 10114525 A JP10114525 A JP 10114525A JP 11452598 A JP11452598 A JP 11452598A JP H11301905 A JPH11301905 A JP H11301905A
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Junji Wakihara
純二 脇原
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Fujitsu Peripherals Ltd
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続用紙を高速に安定した姿勢で搬送するこ
とができ、耐久性やコスト面に優れた利用形態とするこ
とができるようにする。 【解決手段】 一続きの連続用紙B1が搬送経路に沿っ
て転写処理部を経由しつつ搬送されるのに際し、連続用
紙B1の搬送姿勢を保つために設けられた用紙搬送補助
機構であって、搬送経路に沿って配置され、連続用紙B
1の搬送路面として形成された路面部材11aと、路面
部材11a上の路幅方向W一端側に配置され、連続用紙
B1の幅方向W一端B1cに当接した状態で回転自在に
軸支された基準ガイドローラ11bと、基準ガイドロー
ラ11bに相対する路面部材11a上の路幅方向W他端
側にスライド移動可能に配置され、連続用紙B1の幅方
向W他端B1bに当接した状態で回転自在とされた調節
ガイドローラ11cとを備えており、両ガイドローラ1
1b,11cは、用紙供給ローラ12の近傍に設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、連続用紙の搬送
姿勢や進出姿勢を安定的に保つための用紙搬送補助機
構、およびこれらの機構が組み込まれた用紙搬送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ミシン目などで連接された一続き
の連続用紙に対して転写処理を施す電子写真装置があ
る。この種の電子写真装置は、近年の高速化の要求に応
じて、転写処理速度の高速化とともに用紙搬送速度の高
速化も図られている。たとえば、用紙搬送速度を100
0mm/s程度に高速化した電子写真装置も開発されて
いる。
【0003】このような電子写真装置では、装置内部に
おいて連続用紙を搬送する用紙搬送装置が一体化されて
おり、具体的課題である用紙搬送速度の高速化は、一つ
に用紙搬送装置を工夫することによって可能とされてい
る。
【0004】そのような用紙搬送装置の一例としては、
送り穴付きの連続用紙を供給部から終着部までの搬送経
路に沿って、転写処理部を経由させつつ搬送するため
に、搬送路面とされた路面部材や、上記連続用紙の送り
穴に爪を咬み合わせつつ、その連続用紙を搬送経路に沿
って移動させるトラクタ機構などを備えたものがある。
この送り穴は、連続用紙の幅方向両端部面において搬送
方向に沿って一定間隔に多数形成されており、上記トラ
クタ機構は、そのような送り穴に整合性よく咬み合う路
幅方向両端側で一対となって、転写処理部の近傍に配置
されている。また、供給部から搬送経路への進出地点に
は、搬送前の連続用紙を供給部より引き込みつつ搬送経
路へと進出させる用紙供給ローラが配置されている。さ
らに、供給部においては、折り畳んだ状態の連続用紙を
内部に収容した用紙箱が配備されている。
【0005】こうして用紙箱に収容された連続用紙は、
駆動回転する用紙供給ローラによって引き込まれつつ、
搬送経路に沿った路面部材上へと進出するとともに、路
面部材を経た連続用紙は、一対のトラクタ機構の爪が送
り穴に咬み合うことで、転写処理部付近における用紙幅
方向両端が規制された状態で搬送されている。そして、
転写部の転写処理地点では、連続用紙に対して転写処理
が施されている。転写処理部を経た連続用紙は、最終的
に搬送経路の終端となる終着部に到達し、その終着部に
て再び折り畳まれた状態で収容される。
【0006】以上のような構成、動作を有する用紙搬送
装置において、連続用紙の搬送速度を高速化するには、
トラクタ機構や用紙供給ローラの駆動回転速度を単に引
き上げればよいと考えられる。また、用紙搬送速度の高
速化に伴い、用紙供給ローラからトラクタ機構までの搬
送経路区間においては、これら用紙供給ローラおよびト
ラクタ機構に若干の駆動回転差を与えることで、連続用
紙が緩みなく若干の張力をもって引っ張られた姿勢で搬
送される。
【0007】一方、用紙搬送速度を高速化する別方策と
しては、搬送すべき連続用紙を送り穴のない無穴状とす
る方策が考えられる。この場合、無穴状の連続用紙は、
搬送経路の各地点に配置された複数のローラを介して供
給部から終着部へと搬送されることとなる。このような
複数のローラのみによって無穴状の連続用紙を搬送させ
れば、路幅方向の位置合わせ調整を行う必要がないこと
から、容易に用紙搬送速度の高速化が図られるとされて
いる。また、このような無穴状の連続用紙を搬送する用
紙搬送装置においても、供給部から転写処理部までの搬
送経路区間においては、複数のローラを介して連続用紙
が緩みなく引っ張られた姿勢で搬送される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の用
紙搬送装置では、用紙搬送速度の高速化に伴って生じる
問題に何ら対処されておらず、以下に説明するような不
具合を生じることが確認されていた。
【0009】すなわち、トラクタ機構などを介して送り
穴付きの連続用紙を搬送する用紙搬送装置においては、
用紙供給ローラからトラクタ機構までの搬送経路区間と
される供給部から転写処理部までの区間において、連続
用紙が緩みなく引っ張られた姿勢で高速に搬送される。
そのため、供給部付近における連続用紙と転写処理部付
近における連続用紙とが相対的にずれた状態で搬送され
ると、連続用紙が幅方向に大きく横揺れしたり、搬送方
向に沿って斜行した姿勢となり、その結果、転写処理部
における連続用紙に対しての転写処理結果に悪影響が生
じるという不具合があった。
【0010】一方、上記不具合を解消する一般的な方策
としては、連続用紙の幅方向両端に当接する姿勢の路側
ガイド板を搬送経路に沿って設ける方策が考えられる
が、この種の路側ガイド板では、高速に搬送される連続
用紙の幅方向両端と擦れ合うことで、路側ガイド板およ
び連続用紙の接触部分における摩滅による損傷が激しい
という問題があり、耐久性やコスト面からも路側ガイド
板を採用することは困難であるという不具合があった。
【0011】本願発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、連続用紙を高速に安定した姿勢で
搬送することができ、耐久性やコスト面に優れた利用形
態とすることができる用紙搬送補助機構、およびその機
構が組み込まれた用紙搬送装置を提供することをその課
題としている。
【0012】
【発明の開示】上記課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0013】本願発明の第1の側面により提供される用
紙搬送補助機構は、一続きの連続用紙が供給部から終着
部までの搬送経路に沿って、所定の処理部を経由しつつ
搬送されるのに際し、上記連続用紙の搬送姿勢を保つた
めに設けられた用紙搬送補助機構であって、上記搬送経
路に沿って配置され、上記連続用紙の搬送路面として形
成された路面部材と、上記路面部材上の路幅方向一端側
に配置され、上記連続用紙の幅方向一端に当接した状態
で回転自在とされた第1のガイドローラと、上記第1の
ガイドローラに相対する上記路面部材上の路幅方向他端
側に配置され、上記連続用紙の幅方向他端に当接した状
態で回転自在とされた第2のガイドローラと、を具備す
ることを特徴としている。
【0014】このような構成の用紙搬送補助機構では、
連続用紙が搬送経路に沿って高速に搬送される際、その
連続用紙が路面部材上を滑りながら搬送される。そし
て、路面部材上の路幅方向両端側に配置された第1およ
び第2のガイドローラは、高速に搬送される連続用紙の
幅方向両端に接しながら回転することより、連続用紙
は、両ガイドローラによって幅方向両端が規制された状
態で搬送される。これにより、搬送経路上の連続用紙が
緩みなく引っ張られる姿勢で高速に搬送されるとして
も、その連続用紙が幅方向に大きく横揺れしたり、搬送
方向に沿って斜行した姿勢となることはない。また、高
速に搬送される連続用紙の幅方向両端と両ガイドローラ
とは、互いに接した状態で擦れ合うが、両ガイドローラ
が回転することによって滑り摩擦の軽減化が図られ、接
触部分における摩滅損傷もほとんど見られなくなる。し
たがって、上記した用紙搬送補助機構によれば、両ガイ
ドローラによって幅方向両端が規制された状態で連続用
紙が搬送経路に沿って搬送されるので、その連続用紙が
大きく横揺れしたり、斜行した姿勢で搬送されることも
なく、連続用紙を高速に安定した姿勢で搬送することが
できる。しかも、両ガイドローラが回転することによっ
て滑り摩擦の軽減化が図られ、接触部分における摩滅損
傷もほとんど無くなることから、耐久性やコスト面に優
れた利用形態として本機構を採用することができる。
【0015】なお、上記第1および第2のガイドローラ
としては、たとえば軸受けとして一般的に用いられてい
るベアリングが好適であるが、その他ローラの類に属し
て回転自在のものであれば、特にベアリングに限ること
はない。
【0016】好ましい実施の形態としては、上記第1お
よび第2のガイドローラのうちのいずれか一方は、定位
置に固定されているとともに、相対する他方のガイドロ
ーラは、路幅方向に沿って調節可能とされている。
【0017】このような構成の実施形態によれば、定位
置に固定されたガイドローラを基準とし、相対する他方
のガイドローラを路幅方向に沿って位置合わせ調節しな
がら、各種用紙幅寸法の連続用紙を両ガイドローラに当
接させることができるので、定形寸法のみならず不定形
寸法を含む、あらゆる種類の連続用紙を安定した姿勢で
搬送することができる。
【0018】他の好ましい実施の形態としては、上記第
1および第2のガイドローラのうち、路幅方向に沿って
調節可能なガイドローラは、案内ロッドに沿って摺動す
るキャリッジ部材に軸支されている。
【0019】このような構成の実施形態によれば、一方
のガイドローラを路幅方向に沿って位置合わせ調節する
際には、キャリッジ部材を案内ロッドに沿ってスライド
移動させればよい。
【0020】さらに、他の好ましい実施の形態として
は、上記キャリッジ部材は、自然状態におけるバネの弾
性復元力により上記案内ロッドに圧接された状態で摺動
不可であり、調節時には、上記バネが弾性変形されるこ
とで上記案内ロッドに沿って摺動自由とされている。
【0021】このような構成の実施形態によれば、ガイ
ドローラを位置合わせ調節しない場合には、キャリッジ
部材がバネの弾性復元力によってスライド移動できない
状態とされるので、そのような位置合わせ調節を行わな
い、すなわち連続用紙の搬送中においては、搬送時の衝
撃負荷などによるガイドローラの位置ずれを確実に防止
することができる。
【0022】さらにまた、他の好ましい実施の形態とし
ては、上記第1および第2のガイドローラのうち、路幅
方向に沿って調節可能なガイドローラは、外ネジロッド
に噛み合わされた内ネジ部材に軸支されており、上記内
ネジ部材は、上記外ネジロッドの回転動作に連動して直
線移動する。
【0023】このような構成の実施形態によれば、一方
のガイドローラを路幅方向に沿って位置合わせ調節する
際には、外ネジロッドを所望の方向に回転させること
で、その外ネジロッドに沿って内ネジ部材を直線移動さ
せればよい。また、ガイドローラの位置合わせ調節しな
い場合には、内ネジ部材が外ネジロッドに結束された状
態で直線移動できない状態とされるので、そのような位
置合わせ調節を行わない、すなわち連続用紙の搬送中に
おいては、搬送時の衝撃負荷などによるガイドローラの
位置ずれを確実に防止することができる。
【0024】さらにまた、他の好ましい実施の形態とし
ては、上記第1および第2のガイドローラは、互いに一
対となってその複数対が上記搬送経路の複数地点に配置
されている。
【0025】このような構成の実施形態によれば、連続
用紙の複数箇所における幅方向両端が搬送経路の複数地
点において両ガイドローラによって規制されるので、そ
のような複数地点にわたる搬送経路区間での連続用紙を
より一層効果的に安定させた姿勢をもって搬送すること
ができる。
【0026】本願発明の第2の側面により提供される用
紙搬送補助機構は、一続きの連続用紙が供給部から終着
部までの搬送経路に沿って、所定の処理部を経由しつつ
搬送されるのに際し、上記供給部から上記搬送経路へと
進出する上記連続用紙の進出姿勢を保つために設けられ
た用紙搬送補助機構であって、上記連続用紙の幅方向両
端に合致する幅方向両側面を有し、その連続用紙を進出
自在に収容して上記供給部に配備された用紙収容体と、
上記用紙収容体の幅方向一側外面に当接した状態で配置
された第1のガイド部材と、上記第1のガイド部材に相
対する上記用紙収容体の幅方向他側外面に当接した状態
で配置された第2のガイド部材と、を具備することを特
徴としている。
【0027】このような構成の用紙搬送補助機構では、
連続用紙が搬送経路に沿って高速に搬送される際、搬送
前の連続用紙は、供給部に配備された用紙収容体に収容
された状態にある。そして、この用紙収容体から搬送経
路へと連続用紙が進出していくが、この際、用紙収容体
は、その幅方向両側面を連続用紙の幅方向両端に合致さ
せた状態で置かれているとともに、その幅方向両側外面
に当接した第1および第2のガイド部材によって幅方向
両側面が規制された状態とされている。つまり、用紙収
容体に収容された連続用紙は、その幅方向両端が用紙収
容体の両側面によって規制された状態であり、それに加
えて、用紙収容体の幅方向両側面も第1および第2のガ
イド部材によって規制された状態であるため、連続用紙
は、その幅方向両端が規制された状態で搬送経路へと進
出していく。これにより、搬送経路上の連続用紙が緩み
なく引っ張られる姿勢で高速に搬送されるとしても、搬
送経路の始端となる供給部付近での連続用紙が幅方向に
大きく横揺れしたり、搬送方向に沿って斜行した姿勢と
なることはない。したがって、上記した用紙搬送補助機
構によれば、両ガイド部材によって幅方向両側面が規制
された用紙収容体から、幅方向両端が規制された状態で
連続用紙が搬送経路へと進出していくので、供給部付近
における連続用紙が大きく横揺れしたり、斜行した姿勢
で進出することもなく、連続用紙を高速に安定した姿勢
で搬送経路へと送り出すことができる。
【0028】なお、上記用紙収容体としては、たとえば
連続用紙を折り畳んだ状態で内部に収容したケース状の
箱などが好適であるが、搬送前の連続用紙がロール状と
されている場合、用紙収容体としては、連続用紙を軸に
巻き付けて収容した構造のものとしてもよい。
【0029】好ましい実施の形態としては、上記第1お
よび第2のガイド部材のうちのいずれか一方は、定位置
に固定されているとともに、相対する他方のガイド部材
は、上記用紙収容体の幅方向に沿って可変自在とされて
いる。
【0030】このような構成の実施形態によれば、定位
置に固定されたガイド部材を基準とし、相対する他方の
ガイド部材を用紙収容体の幅方向に沿って可変させなが
ら、各種用紙幅寸法に応じて取り揃えられた用紙収容体
を両ガイド部材に当接させることができるので、定形寸
法のみならず不定形寸法を含む、あらゆる種類の連続用
紙を用紙収容体に収容した状態から安定した姿勢で搬送
経路へと進出させることができる。
【0031】他の好ましい実施の形態としては、上記第
1および第2のガイド部材のうち、幅方向に沿って可変
自在のガイド部材は、バネの弾性復元力により相対する
ガイド部材の方向に付勢された状態で、スライドレール
に沿って摺動自在とされている。
【0032】このような構成の実施形態によれば、可変
自在のガイド部材を幅方向に沿って可変させる際には、
そのガイド部材に用紙収容体を押し当てた状態で、ガイ
ド部材をスライドレールに沿ってスライド移動させれば
よい。また、用紙収容体が供給部に完備された状況で
は、可変自在のガイド部材がバネの弾性復元力によって
相対するガイド部材との間に用紙収容体を挟み付けた状
態とするので、そのようなガイド部材を可変させる必要
がない、すなわち供給部に用紙収容体が配備された状況
で連続用紙の搬送中においては、搬送時の衝撃負荷など
による用紙収容体の位置ずれを確実に防止することがで
きる。
【0033】さらに、他の好ましい実施の形態として
は、上記第1および第2のガイド部材のうち、定位置に
固定されたガイド部材は、上記用紙収容体が上記供給部
に配備される状況に応じて姿勢変化可能とされている。
【0034】このような構成の実施形態によれば、用紙
収容体を供給部に配備する際には、定位置に固定された
ガイド部材を姿勢変化させながら供給部に用紙収容体を
移入することができ、そのような用紙収容体の移入に際
して、定位置に固定のガイド部材を移入の妨げとなるこ
となく取り扱うことができる。
【0035】さらにまた、他の好ましい実施の形態とし
ては、上記用紙収容体は、ケース状の箱であり、その用
紙収容体が配備される上記供給部の設置面には、複数本
の回転ローラが敷設されている。
【0036】このような構成の実施形態によれば、用紙
収容体を供給部に配備する際には、その供給部の設置面
に配列された回転ローラ上を滑走させるようにして、用
紙収容体をスムーズに供給部へと移入させることができ
る。
【0037】本願発明の第3の側面により提供される用
紙搬送装置は、送り穴を有する連続用紙を供給部から終
着部までの搬送経路に沿って、所定の処理部を経由させ
つつ搬送する用紙搬送装置であって、上記搬送経路の途
中地点に配置され、上記連続用紙の送り穴に爪を咬合さ
せつつ、その連続用紙を搬送経路に沿って移動させるト
ラクタ機構と、上記トラクタ機構の配置地点よりも後退
した上記搬送経路の途中地点に配置され、上記連続用紙
を上記供給部より引き込みつつ搬送経路へと進出させる
用紙供給ローラと、を備え、上記用紙供給ローラの近傍
には、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の用紙
搬送補助機構が備えられたことを特徴としている。
【0038】このような構成の用紙搬送装置によれば、
連続用紙が搬送経路に沿って高速に搬送される際、搬送
経路途中のトラクタ機構の爪が送り穴に咬み合いつつ連
続用紙が移動されることから、搬送経路途中における連
続用紙の幅方向両端がトラクタ機構によって規制された
状態とされる。また、トラクタ機構よりも後退した搬送
経路の途中地点では、用紙供給ローラによって連続用紙
が引き込まれる状態で搬送経路へと進出させられるが、
この用紙供給ローラの近傍には、本願発明の第1の側面
に係る用紙搬送補助機構が備えられているので、供給部
から搬送経路へと進出する連続用紙の幅方向両端が規制
された状態とされている。つまり、供給部から搬送経路
途中までの搬送経路区間における連続用紙は、用紙供給
ローラおよびトラクタ機構を介して緩みなく引っ張られ
る姿勢で高速に搬送されるとしても、用紙搬送補助機構
およびトラクタ機構によって幅方向に大きく横揺れした
り、搬送方向に沿って斜行した姿勢となることはない。
したがって、上記した用紙搬送装置によれば、用紙供給
ローラからトラクタ機構までの搬送経路区間にわたる連
続用紙は、用紙搬送補助機構およびトラクタ機構によっ
て幅方向両端が規制された状態で搬送されるので、その
区間における連続用紙が大きく横揺れしたり、斜行した
姿勢で搬送されることもなく、連続用紙を高速に安定し
た姿勢で搬送することができる。しかも、耐久性やコス
ト面に優れた用紙搬送補助機構を採用したことで、本装
置全体としても耐久性やコスト面に優れたものというこ
とができる。
【0039】なお、上記トラクタ機構としては、一例を
挙げれば、連続用紙の送り穴に咬み合う多数の爪を無端
ベルトによって循環させる構成が考えられ、また、連続
用紙の送り穴は、一般的に連続用紙の幅方向両端部面に
形成されているため、トラクタ機構は、連続用紙の幅方
向両端部面に沿って二列一対で配置された構成が一般的
である。
【0040】好ましい実施の形態としては、上記トラク
タ機構は、上記搬送経路の途中地点に位置する上記処理
部の近傍に配置されている。
【0041】このような構成の実施形態によれば、トラ
クタ機構が搬送経路途中に位置する処理部の近傍に配置
されているので、より一層安定した状態で処理部におい
て連続用紙が搬送されることとなり、その連続用紙に対
しての処理結果に生じる悪影響を効果的に排除すること
ができる。
【0042】他の好ましい実施の形態としては、一続き
の連続用紙を供給部から終着部までの搬送経路に沿っ
て、所定の処理部を経由させつつ搬送する用紙搬送装置
であって、上記搬送経路の途中地点に配置され、上記連
続用紙を繰り込ませつつ搬送経路に沿って移送させる用
紙移送ローラと、上記用紙移送ローラの配置地点よりも
後退した上記搬送経路の進出地点に配置され、上記連続
用紙を上記供給部より引き込みつつ搬送経路へと進出さ
せる用紙供給ローラと、を備え、上記用紙移送ローラお
よび用紙供給ローラの近傍には、請求項1ないし請求項
6のいずれかに記載の用紙搬送補助機構が備えられたこ
とを特徴としている。
【0043】このような構成の実施形態によれば、連続
用紙が搬送経路に沿って高速に搬送される際、搬送経路
途中の前後2地点に位置する用紙移送ローラおよび用紙
供給ローラが駆動回転することによって連続用紙を搬送
する。また、用紙移送ローラおよび用紙供給ローラの近
傍には、本願発明の第1の側面に係る用紙搬送補助機構
が備えられているので、供給部から搬送経路途中までの
搬送経路区間における連続用紙は、用紙移送ローラおよ
び用紙供給ローラを介して緩みなく引っ張られる姿勢で
高速に搬送されるとしても、搬送経路の2地点に備えら
れた用紙搬送補助機構によって幅方向に大きく横揺れし
たり、搬送方向に沿って斜行した姿勢となることはな
い。したがって、用紙移送ローラから用紙供給ローラま
での搬送経路区間にわたる連続用紙は、用紙搬送補助機
構によって幅方向両端が規制された状態で搬送されるの
で、その区間における連続用紙が大きく横揺れしたり、
斜行した姿勢で搬送されることもなく、送り穴を有しな
い無穴状の連続用紙などを高速に安定した姿勢で搬送す
ることができる。しかも、耐久性やコスト面に優れた用
紙搬送補助機構を採用したことで、本装置全体としても
耐久性やコスト面に優れたものということができる。
【0044】さらに、他の好ましい実施の形態として
は、本願発明の第1の側面に係る用紙搬送補助機構にお
ける上記第1および第2のガイドローラは、互いに一対
となってその複数対が上記処理部の中間処理地点の前後
にわたって配置されている。
【0045】このような構成の実施形態によれば、本願
発明の第1の側面に係る用紙搬送補助機構における第1
および第2のガイドローラは、互いに一対となってその
複数対が処理部の中間処理地点の前後にわたって配置さ
れているので、より一層安定した状態で処理部において
連続用紙が搬送されることとなり、その連続用紙に対し
ての処理結果に生じる悪影響を効果的に排除することが
できる。
【0046】さらにまた、他の好ましい実施の形態とし
ては、本願発明の第2の側面に係る用紙搬送補助機構が
上記供給部に備えられている。
【0047】このような構成の実施形態によれば、本願
発明の第2の側面より得られるのと同様の効果を得るこ
とができる。
【0048】さらにまた、他の好ましい実施の形態とし
ては、上記処理部においては、上記搬送経路に沿って搬
送される上記連続用紙に対して転写処理が施されてい
る。
【0049】このような構成の実施形態によれば、高速
に搬送される連続用紙に対して転写処理を施す、たとえ
ば大型プリンタやコピー機などの電子写真装置に用紙搬
送装置を適用することができ、用紙搬送速度の高速化を
図りつつ印字品質のよい転写処理結果を得ることができ
る。
【0050】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0052】図1は、本願発明が適用された電子写真装
置の一実施形態を示した説明図である。この図に示す電
子写真装置A1は、たとえば大型プリンタなどとして構
成されたものであって、その装置内部に用紙搬送装置が
組み込まれたものである。用紙搬送装置では、搬送すべ
き対象物を両端面に送り穴が開けられた一続きの連続用
紙B1とされている。ここで、連続用紙B1は、図2に
示すように、幅方向Wのミシン目B1aを介して連接さ
れた一続きの記録用紙であって、その幅方向W両端B1
b,B1cに沿った部面には、所定ピッチで送り穴B1
dが開けられている。このような連続用紙B1は、ミシ
ン目B1aに沿って蛇腹状に折り畳み可能である。な
お、本実施形態における連続用紙B1の幅寸法は、符号
W1をもって示す。また、図2に示される連続用紙B1
は、記録面側から見た状態である。
【0053】電子写真装置A1は、その装置内における
搬送経路Rに沿って連続用紙B1を、供給部R1、転写
処理部R2、定着部R3、ならびに終着部R4へと順に
搬送しつつ転写処理を施すものである。そのため、電子
写真装置A1は、第1の用紙搬送補助機構10、第2の
用紙搬送補助機構11、用紙供給ローラ12、第1およ
び第2のトラクタ機構13,14、転写処理機構15、
定着器16、用紙転送ローラ17、および路面部材など
を具備して概略構成されている。なお、図1において
は、搬送経路Rの各所定地点にて搬送路面を形成する路
面部材が図示省略されている。また、各図面に共通し
て、連続用紙B1の搬送方向Fについては、白抜きの矢
印で示し、その搬送方向Fに直交する方向を幅方向とし
て符号Wをもって示す。
【0054】供給部R1は、搬送前の連続用紙B1を用
意しておく箇所であって、搬送経路Rの始端に設けられ
ている。転写処理部R2は、搬送中の連続用紙B1にト
ナー像によって転写処理を施す箇所である。定着部R3
は、転写処理により連続用紙B1上に転写されたトナー
像を定着させる箇所である。終着部R4は、搬送の終え
た連続用紙B1が集積される箇所であって、搬送経路R
の終端に設けられている。このような各部R1〜R4に
わたる搬送経路Rにおいては、その路面に平行しつつ連
続用紙B1が搬送される。
【0055】次に、この電子写真装置A1における主要
部の構成について、図1とともに各図面を参照して説明
する。なお、用紙供給ローラ12、第1および第2のト
ラクタ機構13,14、転写処理機構15、定着器1
6、および用紙転送ローラ17については、従来より既
知のものと同様の構成であるため、簡略に説明する。
【0056】図3および図4それぞれは、図1に示され
た第1の用紙搬送補助機構10を、Y方向およびX方向
から拡大して示した要部拡大図であって、これらの図に
示すように、第1の用紙搬送補助機構10は、供給部R
1から搬送経路Rへと進出する連続用紙B1の幅方向W
両端B1b,B1cを規制しつつ、その連続用紙B1の
進出姿勢を保つために設けられたものである。この第1
の用紙搬送補助機構10は、用紙箱10a、基準ガイド
部材10b、可変ガイド部材10c、スライドレール1
0d、圧縮バネ10e、ねじりコイルバネ10f、およ
び複数本の回転ローラ10gを具備して概略構成されて
いる。
【0057】用紙箱10aは、連続用紙B1を折り畳ん
だ状態で内部に収容したケース状の箱であって、その上
面開口から連続用紙B1を進出可能としている。この用
紙箱10aは、連続用紙B1の幅寸法W1に合致する幅
方向W両側面10aa,10abを有しており、その他
には、各種用紙サイズの連続用紙に合致した大小複数種
類の用紙箱が用意されている。用紙箱10aが配備され
る供給部R1の設置面には、多数本の回転ローラ10g
…が幅方向Wにわたり所定間隔をおいて配列されてお
り、これら回転ローラ10g…の上部に用紙箱10aが
載せ置かれる。なお、図3においては、用紙箱10aの
底面および連続用紙B1が図示省略されている。
【0058】基準ガイド部材10bは、用紙箱10aを
出し入れする供給口R1a付近の底部に設けられてお
り、幅方向Wに沿って定位置に固定された状態とされて
いる。この基準ガイド部材10bの一側面10baは、
自然状態で用紙箱10aの幅方向W一側外面10aaに
当接した状態とされる。また、基準ガイド部材10bの
上面10bbは、自然状態で供給口R1aから供給部R
1へと上傾する姿勢とされている。さらに、基準ガイド
部材10bの一側面10ba反対側の他端部10bc
は、ねじりコイルバネ10fに付勢された状態で、供給
口R1a付近の底部に軸支されている。これにより、基
準ガイド部材10bは、用紙箱10aが供給口R1aか
ら供給部R1へと移入される際、その用紙箱10aによ
って弾性的に押し下げられた状態とされ、その上面10
bbを一時的に水平姿勢とされる。用紙箱10aの移入
が完了すると、基準ガイド部材10bは、上述した元の
姿勢に復帰する。
【0059】可変ガイド部材10cは、上記基準ガイド
部材10bに相対する用紙箱10aの幅方向W他側外面
10abに当接する状態で配置されている。この可変ガ
イド部材10cは、幅方向Wに延長して供給部R1の設
置面両側に固定された一対のスライドレール10d,1
0dに沿って摺動自在に両端保持されている。スライド
レール10d,10dそれぞれには、一端10eaを固
定端とし他端10ebを可変ガイド部材10cの両端部
分に結合した圧縮バネ10e,10eが嵌め込まれてお
り、可変ガイド部材10cは、圧縮バネ10e,10e
の弾性復元力により相対する基準ガイド部材10bの方
向に付勢された状態とされている。これにより、可変ガ
イド部材10cは、幅方向Wに延長されたスライドレー
ル10d,10dに沿って弾性的にスライド移動可能と
されている。
【0060】図5は、図1に示された第2の用紙搬送補
助機構11および用紙供給ローラ12の周辺をZ方向か
ら拡大して示した要部拡大平面図、図6は、図5に示さ
れた切欠部分を拡大して示した要部拡大平面図である。
なお、図5に示される連続用紙B1は、記録面の反対面
側から見た状態で示されている。
【0061】これらの図に示すように、第2の用紙搬送
補助機構11は、用紙供給ローラ12によって搬送経路
Rへと引き込まれる連続用紙B1の幅方向W両端B1
b,B1cを規制しつつ、連続用紙B1の搬送姿勢を保
つために設けられたものであって、上記用紙供給ローラ
12よりも若干後退した地点に配置されている。この第
2の用紙搬送補助機構11は、路面部材11a、基準ガ
イドローラ11b、調節ガイドローラ11c、案内ロッ
ド11d、第1および第2のキャリッジ部材11e,1
1f、および圧接バネ11gを具備して概略構成されて
いる。
【0062】路面部材11aは、後述する用紙供給ロー
ラ12の入路付近における搬送経路Rに沿って配置され
ており、連続用紙B1の搬送路面として形成されてい
る。この路面部材11aは、連続用紙B1の幅寸法W1
より大きな寸法を有して鋼板あるいはプラスチック板な
どで構成されている。また、路面部材11aの平板面に
は、後述する調節ガイドローラ11cを幅方向Wに沿っ
て調節可能とするために、その幅方向Wに沿って細長状
のスライド孔11aaが調節量に応じた長さをもって形
成されている。このような路面部材11aは、連続用紙
B1が搬送される際、用紙供給ローラ12の入路付近に
おいて連続用紙B1の記録面を支持することとなる。
【0063】基準ガイドローラ11bは、たとえば金属
製のベアリングなどで構成されたものであって、路面部
材11a上の路幅方向W一端側における所定位置に軸支
された状態で固定されている。この基準ガイドローラ1
1bは、路面部材11a上の連続用紙B1の幅方向W一
端B1cに当接した状態で回転自在とされている。
【0064】調節ガイドローラ11cは、たとえばベア
リングなどで構成されたものであって、上記基準ガイド
ローラ11bに相対する路面部材11a上の路幅方向W
他端側に配置されている。この調節ガイドローラ11c
は、路面部材11a上の連続用紙B1の幅方向W他端B
1bに当接した状態で回転自在とされている。ここで、
路面部材11aの背面側には、幅方向Wに延長して両端
支持された案内ロッド11dが配置されており、この案
内ロッド11dに対して第1および第2のキャリッジ部
材11e,11fが一体化された状態で摺動自在に嵌め
合わされている。第1および第2のキャリッジ部材11
e,11fは、互いに一支点11hを軸支点としてシー
ソー状に動作可能に連結されているとともに、互いの先
端部には、自然長よりも伸長された状態で圧接バネ11
gが懸架されている。また、圧接バネ11gが懸架され
た先端部に相対する部分には、レバー操作部11ea,
11faが形成されており、このレバー操作部11e
a,11faを摘むようにして互いに近接する方向に操
作すると、圧接バネ11gが圧縮変形されることによっ
て、第2のキャリッジ部材11fの所定部分に接着され
たゴムストッパ11fbが、案内ロッド11dに圧接し
た状態から離脱した姿勢となる。つまり、レバー操作部
11ea,11faを操作すると、第1および第2のキ
ャリッジ部材11e,11fが案内ロッド11dに沿っ
てスライド移動可能となる。逆に、レバー操作部11e
a,11faを摘んだ状態から離すと、圧接バネ11g
の弾性復元力によってゴムストッパ11fbが案内ロッ
ド11dに対して圧接した元の状態に復帰する。つま
り、レバー操作部11ea,11faが操作されない場
合には、第1および第2のキャリッジ部材11e,11
fが案内ロッド11dに沿ってスライド移動不可の状態
とされる。調節ガイドローラ11cは、上記した動作を
行う第1のキャリッジ部材11eに軸支された状態で固
定されているとともに、スライド孔11aaを介して路
面部材11aの上面側に飛び出た姿勢とされている。し
たがって、調節ガイドローラ11cは、案内ロッド11
dに平行する幅方向Wに沿ってスライド移動可能とされ
ており、自然状態での調節ガイドローラ11cは、所望
の定位置に固定された状態となる。
【0065】よって、路面部材11a上に配置された基
準ガイドローラ11bと調節ガイドローラ11cとの幅
方向W間隔は、調節ガイドローラ11cをスライド移動
させることで変更可能であり、変更後の間隔は、搬送す
べき連続用紙B1の幅寸法W1に合致した寸法とされ
る。
【0066】図1および図5に示すように、用紙供給ロ
ーラ12は、供給部R1から搬送経路Rへと連続用紙B
1が進出する搬送経路Rの始端に近い地点に配置されて
おり、連続用紙B1を供給部R1より引き込みつつ搬送
経路Rへと進出させるものである。用紙供給ローラ12
は、搬送可能な連続用紙の最大幅寸法よりも長い略細長
丸棒状の全体外形を有しており、その軸心方向を幅方向
Wに平行させて、上記路面部材11aの上面側にわずか
にローラ面12aを突き出した状態で両端軸支されてい
る。また、用紙供給ローラ12のローラ面12aには、
連続用紙B1との密着性をよくするために、たとえばシ
リコーンゴムなどのゴム状弾性体が形成されている。さ
らに、用紙供給ローラ12のローラ面12aには、幅方
向Wに沿って所定間隔をおいて配列されたピンチローラ
12bが複数箇所にわたって密接されている。このよう
な用紙供給ローラ12は、駆動モータ12cからベルト
機構12dを介して伝達される駆動力によって駆動回転
するものである。これにより、用紙供給ローラ12のロ
ーラ面12aが回転すると、ピンチローラ12bが従動
することとなり、連続用紙B1は、これらローラ面12
aとピンチローラ12bとの間に挟み込まれつつ搬送方
向Fに沿って繰り出されることとなる。なお、ピンチロ
ーラ12bは、用紙供給ローラ12のローラ面12aか
ら離脱可能であり、連続用紙B1を搬送経路Rに沿って
導入する際には、このピンチローラ12bは、ローラ面
12aから離脱した状態とされる。
【0067】第1および第2のトラクタ機構13,14
は、連続用紙B1の送り穴B1dに爪13a,14aを
咬み合わせつつ、その連続用紙B1を搬送経路Rに沿っ
て移動させるものである。これら第1および第2のトラ
クタ機構13,14における爪13a,14aは、無端
ベルト上に送り穴B1dと同様の所定ピッチをもって多
数形成されており、その無端ベルトが駆動軸の回転に連
動して循環運動することで、多数の爪13a,14aが
搬送方向Fに沿って送り移動させられる。このような構
成を有する第1および第2のトラクタ機構13,14そ
れぞれは、図1には示されないが、連続用紙B1の幅方
向W両端B1b,B1c部面の送り穴B1dに対面する
姿勢で、二列にわたって配置されている。また、第1の
トラクタ機構13は、幅方向W両端側に配列された二列
を一対として、その一対が転写処理部R2の入路付近に
配置されており、一方、第2のトラクタ機構14は、幅
方向W両端側に配列された二列を一対として、その一対
が転写処理部R2の出路付近に配置されている。このよ
うな第1および第2のトラクタ機構13,14の回転速
度は、転写処理部R2の入路側から出路側へと順調に連
続用紙B1が送り出されるように、互いに同調されてい
る。これにより、第1および第2のトラクタ機構13,
14間を移動する連続用紙B1の幅方向W両端B1b,
B1cは、送り穴B1dに咬み合う爪13a,14aに
よって規制されることとなる。なお、このようなトラク
タ機構13,14は、連続用紙B1の幅寸法W1に応じ
て可変調整可能とされている。
【0068】ここで、たとえば1000mm/s程度の
高速度で連続用紙B1が搬送される場合は、用紙供給ロ
ーラ12から第1のトラクタ機構13までの搬送経路区
間において、連続用紙B1が緩みなく引っ張られた姿勢
で高速に搬送されることとなる。このような連続用紙B
1の搬送姿勢は、用紙供給ローラ12および第1のトラ
クタ機構13に若干の回転速度差を与えることで実現さ
れる。
【0069】転写処理機構15は、転写処理部R2にお
いて搬送される連続用紙B1に対して電子写真方式によ
り転写処理を施すものである。転写処理機構15には、
感光ドラム15aや転写器15bなどが備えられてお
り、この感光ドラム15aと転写器15bとの近接する
地点がトナー像を転写する転写処理地点R2aとされて
いる。転写処理地点R2aでは、図1には示されない
が、連続用紙B1の幅方向Wが感光ドラム15aおよび
転写器15bの軸心方向に合致されている。
【0070】定着器16は、転写処理部R2から終着部
R4までの搬送経路R途中地点となる定着部R3に設け
られている。定着器16は、搬送状態の連続用紙B1に
加熱処理を加えることによって、トナー像を定着させて
いる。
【0071】用紙転送ローラ17は、定着部R3から終
着部R4へと連続用紙B1が搬送される搬送経路Rの終
端に近い地点に配置されている。この用紙転送ローラ1
7は、上記した用紙供給ローラ12と同様の構成である
ため説明を省略するが、ピンチローラ17aなどを介し
て連続用紙B1を終着部R4へと送り出すものである。
終着部R4に到達した連続用紙B1は、再び折り畳まれ
た状態で収容されることとなる。
【0072】次に、上記構成を有する電子写真装置A1
における動作の要点について説明する。
【0073】まず、連続用紙B1を搬送する前に、その
連続用紙B1を折り畳んだ状態で内部に収容した用紙箱
10aが供給部R1の設置面へと移入される。
【0074】この際、用紙箱10aは、図4によく示さ
れるように、供給口R1aの底部に設けられた基準ガイ
ド部材10bを押し下げつつ、多数本の回転ローラ10
g…上を滑りながらスムーズに移入される。
【0075】そして、さらに進んで用紙箱10aが移入
されると、その用紙箱10aの一方の側面10abが可
変ガイド部材10cを弾性的に押し込むこととなり、可
変ガイド部材10cは、スライドレール10dに沿って
より奥方にスライド移動する。
【0076】最終的に、用紙箱10aが供給部R1に完
備された状態では、基準ガイド部材10bが元に戻って
傾斜した状態となり、用紙箱10aは、基準ガイド部材
10bと可変ガイド部材10cとの間に弾性復元力を介
して挟み付けられた状態となる。これにより、用紙箱1
0aは、幅方向Wに動じない状態となって連続用紙B1
の幅方向W両端B1b,B1cが規制される。
【0077】用紙箱10aが供給部R1に設置される
と、トラクタ機構13,14の爪13a,14aに送り
穴B1dを咬み合わすようにして連続用紙B1が搬送経
路Rに沿って配置される。このとき、用紙供給ローラ1
2や用紙転送ローラ17には、ピンチローラ12b,1
7aを介して連続用紙B1が密着した状態とされる。
【0078】用紙供給ローラ12よりわずかに後退した
地点では、連続用紙B1の幅方向W一端B1cを基準ガ
イドローラ11bに突き当てた状態で、調節ガイドロー
ラ11cを幅方向Wに沿ってスライド調節しながら、そ
の連続用紙B1を両ガイドローラ11b,11cによっ
て挟み付けた状態とする。これにより、用紙供給ローラ
12付近における連続用紙B1は、両ガイドローラ11
b,11cによって幅方向W両端B1b,B1cが規制
される。
【0079】そして、用紙供給ローラ12や第1および
第2のトラクタ機構13,14などを駆動回転させる
と、用紙箱10aの内部に折り畳まれた状態の連続用紙
B1は、用紙供給ローラ12によって引き出されるよう
にして搬送経路Rへと進出していくが、この際、連続用
紙B1は、その幅方向W両端B1b,B1cが用紙箱1
0aの両側面10aa,10abによって規制された状
態であり、しかも、用紙箱10aの両側面10aa,1
0abは、基準ガイド部材10bおよび可変ガイド部材
10cによって挟み付けられた状態であるため、連続用
紙B1は、その幅方向W両端B1b,B1cが規制され
た状態で搬送経路Rへと進出していく。
【0080】このようにして、連続用紙B1がたとえば
1000mm/s程度の高速度で搬送される場合、用紙
供給ローラ12から第1のトラクタ機構13までの搬送
経路区間においては、連続用紙B1が緩みなく引っ張ら
れた姿勢とされる。
【0081】この際、搬送時の振動などによって連続用
紙B1に大きな負荷がかかるが、用紙箱10aから引き
出される時点での連続用紙B1は、その幅方向W両端B
1b,B1cを規制された状態であることから、幅方向
Wに大きく横揺れしたり、搬送方向Fに沿って斜行した
姿勢となることがない。
【0082】さらに、用紙供給ローラ12が設けられた
進出地点付近では、基準ガイドローラ11bおよび調節
ガイドローラ11cによって連続用紙B1の幅方向W両
端B1b,B1cが規制された状態であることから、用
紙供給ローラ12付近の連続用紙B1も、幅方向Wに大
きく横揺れしたり、搬送方向Fに沿って斜行した姿勢と
なることがない。
【0083】このような連続用紙B1の幅方向W両端B
1b,B1cに接する基準ガイドローラ11bおよび調
節ガイドローラ11cは、高速に搬送される連続用紙B
1の幅方向W両端B1b,B1cと擦れ合うこととなる
が、両ガイドローラ11b,11cは、連続用紙B1の
搬送動作に伴って回転することで滑り摩擦が軽減され、
接触部分での摩滅損傷が防止されている。
【0084】さらにまた、転写処理部R2においては、
第1および第2のトラクタ機構13,14の爪13a,
14aが送り穴B1dに咬み合いつつ連続用紙B1が移
動されることから、転写処理部R2における連続用紙B
1の幅方向W両端B1b,B1cが両トラクタ機構1
3,14によって規制された状態とされる。
【0085】それゆえに、供給部R1から転写処理部R
2までの搬送経路区間において高速に搬送される連続用
紙B1は、絶えず引っ張られた状態で搬送され、そのよ
うな高速に搬送される状態であっても、幅方向Wの動き
は、搬送経路Rの各途中地点において規制されることと
なる。つまり、連続用紙B1の幅方向W一端B1cは、
基準ガイド部材10bによって規制された用紙箱10a
の一側面10aa、定位置に固定された基準ガイドロー
ラ11b、および送り穴B1dに咬み合うトラクタ機構
13,14によって規制されることから、ほぼまっすぐ
なラインに沿って搬送経路R上を流れることとなる。一
方、連続用紙B1の幅方向W他端B1bも、可変ガイド
部材10cによって規制された用紙箱10aの他側面1
0ab、調節ガイドローラ11c、および送り穴B1d
に咬み合うトラクタ機構13,14によって規制される
ことから、ほぼまっすぐなラインに沿って搬送経路R上
を流れることとなる。
【0086】したがって、上記構成、動作を有する電子
写真装置A1における用紙搬送装置によれば、供給部R
1から用紙供給ローラ12を経由して第1および第2の
トラクタ機構13,14までの搬送経路区間にわたる連
続用紙B1は、用紙箱10a、基準ガイドローラ11
b、調節ガイドローラ11c、および両トラクタ機構1
3,14の爪13a,14aによって幅方向W両端B1
b,b1cが規制された状態で搬送されるので、その区
間における連続用紙B1が大きく横揺れしたり、斜行し
た姿勢で搬送されることもなく、連続用紙B1を高速に
安定した姿勢で搬送することができる。
【0087】その結果、搬送時の連続用紙B1に横揺れ
振動などが生じることがなく、そのような横揺れ振動な
どが連続用紙B1自体を伝わって転写処理部R2へと伝
わることもないことから、高速に搬送される連続用紙B
1に対しての転写処理結果に悪影響が及ぶことを防止す
ることができる。
【0088】また、用紙供給ローラ12の近傍において
連続用紙B1の幅方向W両端B1b,B1cを規制する
基準ガイドローラ11bおよび調節ガイドローラ11c
は、連続用紙B1に接触しつつ回転することによって滑
り摩擦の軽減化が図られ、接触部分における摩滅損傷も
ほとんど無くなることから、耐久性やコスト面に優れた
用紙搬送装置として利用することができる。
【0089】さらに、定位置に固定された基準ガイドロ
ーラ11bを基準とし、相対する他方の調節ガイドロー
ラ11cを路幅方向Wに沿って位置合わせ調節しなが
ら、各種用紙幅寸法の連続用紙を両ガイドローラ11
b,11cに当接させることができるので、定形寸法の
みならず不定形寸法を含む、あらゆる種類の連続用紙を
安定した姿勢で搬送することができる。
【0090】さらにまた、調節ガイドローラ11cを位
置合わせ調節しない場合には、その調節ガイドローラ1
1cを支持したキャリッジ部材11e,11fが圧接バ
ネ11gの弾性復元力によってスライド移動できない状
態とされるので、そのような位置合わせ調節を行わな
い、すなわち連続用紙B1の搬送中においては、搬送時
の衝撃負荷などによる調節ガイドローラ11cの位置ず
れを確実に防止することができる。
【0091】一方、用紙箱10aが供給部R1に完備さ
れた状況においても、可変ガイド部材10cが圧縮バネ
10eの弾性復元力によって相対する基準ガイド部材1
0bとの間に用紙箱10aを挟み付けた状態とするの
で、そのような可変ガイド部材10cを可変させる必要
がない、すなわち連続用紙B1の搬送中においては、搬
送時の衝撃負荷などによる用紙箱10aの位置ずれを確
実に防止することができる。
【0092】次に、本願発明が適用された電子写真装置
の他の実施形態について説明する。
【0093】図7は、本願発明が適用された電子写真装
置の他の実施形態を示した説明図である。この図に示す
電子写真装置A2は、先の実施形態において説明した電
子写真装置A1とほぼ同様の構成を有するものである
が、搬送すべき対象物を送り穴を有しない無穴状の連続
用紙B2としている。ここで、連続用紙B2は、図8に
示すように、幅方向Wのミシン目B2aを介して連接さ
れた一続きの記録用紙であって、その幅方向W両端B2
b,B2cに沿った部面には、送り穴などが形成されて
おらず無穴状とされている。このような連続用紙B2
は、ミシン目B2aに沿って蛇腹状に折り畳み可能であ
る。なお、先の電子写真装置A1において説明したもの
と同一となる部材などについては、図7において図1と
同一の符号を付して説明を省略する。
【0094】図7に示す電子写真装置A2の特徴は、転
写処理部R2付近において用紙移送ローラ20および第
3の用紙搬送補助機構21を採用した点にある。
【0095】図9は、図7に示された転写処理部R2付
近の構造を、V1からV2までの鉛直方向から示した要
部平面図であって、この図に示すように、用紙移送ロー
ラ20は、上記した用紙供給ローラ12と同様の構成で
あるため、その詳細な構造については説明を省略する
が、後述する第3の用紙搬送補助機構21よりも搬送経
路Rに沿ってわずかに後退した地点に配置されており、
連続用紙B2を搬送経路Rに沿って転写処理部R2へと
移送させるものである。また、用紙移送ローラ20のロ
ーラ面20aには、幅方向Wに沿って所定間隔をおいて
配列されたピンチローラ20bが複数箇所にわたって密
接されている。これにより、用紙移送ローラ20のロー
ラ面20aが回転すると、ピンチローラ20bが従動す
ることとなり、連続用紙B2は、これらローラ面20a
とピンチローラ20bとの間に挟み込まれつつ転写処理
地点R2aへと繰り出されることとなる。なお、ピンチ
ローラ20bは、用紙移送ローラ20のローラ面20a
から離脱可能であり、連続用紙B2を搬送経路Rに沿っ
て導入する際には、このピンチローラ20bは、ローラ
面20aから離脱した状態とされる。
【0096】第3の用紙搬送補助機構21は、用紙移送
ローラ20によって転写処理地点R2aへと移送される
連続用紙B2の幅方向W両端B2b,B2cを規制しつ
つ、連続用紙B2の搬送姿勢を保つために設けられたも
のであって、その用紙供給ローラ20よりも若干前進し
た地点で転写処理部R2全体にわたって配置されてい
る。この第3の用紙搬送補助機構21は、第1および第
2の路面部材21a,21b、第1および第2の基準ガ
イドローラ21c,21d、第1および第2の調節ガイ
ドローラ21e,21f、外ネジロッド21g、および
内ネジ部材21hを具備して概略構成されている。
【0097】第1の路面部材21aは、転写処理部R2
における転写処理地点R2aよりも若干後退した地点に
配置されているとともに、第2の路面部材21bは、そ
の転写処理地点R2aよりも若干前進した地点に配置さ
れている。これら第1および第2の路面部材21a,2
1bは、連続用紙B2の搬送路面として形成されたもの
である。また、両路面部材21a,21bの平板面に
は、後述する第1および2の調節ガイドローラ21e,
21fを幅方向Wに沿って調節可能とするために、その
幅方向Wに沿って細長状のスライド孔21aa,21b
aが調節量に応じた長さをもって形成されている。第1
の路面部材21aは、連続用紙B2が搬送される際、転
写処理地点R2aの入路側において連続用紙B2の記録
裏面を支持することとなる。第2の路面部材21bは、
転写処理地点R2aの出路側において連続用紙B2の記
録裏面を支持することとなる。
【0098】第1および第2の基準ガイドローラ21
c,21dは、上記した基準ガイドローラ11bと同様
の構成であるため、その詳細な構造については説明を省
略するが、それぞれが第1および第2の路面部材21
a,21b上の路幅方向W一端側における所定位置に軸
支された状態で固定されている。これら両基準ガイドロ
ーラ21c,21dは、連続用紙B1の幅方向W一端B
2cに当接した状態で回転自在とされている。つまり、
第1および第2の基準ガイドローラ21c,21dは、
転写処理地点R2aの前後にわたって配置されており、
連続用紙B2の片側一端B2cに接する状態で搬送方向
Fに沿って並置されている。
【0099】第1および第2の調節ガイドローラ21
e,21fそれぞれは、上記第1および第2の基準ガイ
ドローラ21c,21dに相対する第1および第2の路
面部材21a,21b上それぞれの路幅方向W他端側に
配置されている。これら第1および第2の調節ガイドロ
ーラ21e,21fは、両路面部材21a,21b上の
連続用紙B2の幅方向W他端B2bに当接した状態で回
転自在とされている。
【0100】ここで、両路面部材21a,21bの背面
側には、幅方向Wに延長して回転自在とされた外ネジロ
ッド21gが配置されており、この外ネジロッド21g
に対して内ネジ部材21hが移動可能に結束されてい
る。外ネジロッド21gの一方の先端部には、回転調節
ノブ21gaが設けられており、ロッド全体にわたって
は、外ネジ21gbが形成されている。内ネジ部材21
hは、外ネジロッド21gとの結束部21haにおいて
図示しない内ネジを有しており、この結束部21haの
内ネジを外ネジロッド21gの外ネジ21gbに噛み合
わすようにして、内ネジ部材21hが外ネジロッド21
gに結束されている。また、内ネジ部材21hは、搬送
方向Fに沿って延ばされたアーム部21hbを有し、第
1および第2の調節ガイドローラ21e,21fそれぞ
れは、そのアーム部21hbの両先端それぞれに軸支さ
れた状態で固定されている。
【0101】このようにして配置された調節ガイドロー
ラ21e,21fそれぞれは、上記スライド孔21a
a,21baを介して第1および第2の路面部材21
a,21bの上面側に飛び出た姿勢とされている。つま
り、回転調節ノブ21gaを操作して外ネジロッド21
gを回転させると、それに連動して内ネジ部材21hが
ネジを介して幅方向Wに沿って直線移動することとな
る。逆に、外ネジロッド21gの回転を止めると、直線
移動が止まった位置にて内ネジ部材21hが移動不可の
状態とされる。
【0102】したがって、第1および第2の調節ガイド
ローラ21e,21fは、外ネジロッド21gを回転さ
せることによって、その外ネジロッド21gに平行する
幅方向Wに沿って直線移動可能であり、自然状態での第
1および第2の調節ガイドローラ21e,21fは、所
望の定位置に固定された状態となる。
【0103】よって、第1および第2の基準ガイドロー
ラ21c,21dそれぞれは、相対する第1および第2
の調節ガイドローラ21e,21fと一対となり、その
二対が転写処理地点R2aの前後にわたって二列に配列
された状況とされている。また、相対する基準ガイドロ
ーラ21c,21dと調節ガイドローラ21e,21f
との幅方向W間隔は、調節ガイドローラ21e,21f
を直線移動させることで変更可能であり、変更後の間隔
は、搬送すべき連続用紙B2の幅寸法W2に合致した寸
法とされる。
【0104】次に、上記構成を有する電子写真装置A2
における動作の要点について説明する。なお、上記した
電子写真装置A1と同様の動作となるところについて
は、説明を省略する。
【0105】まず、用紙供給ローラ12や用紙移送ロー
ラ20などを駆動回転させると、用紙箱10aの内部に
折り畳まれた状態の連続用紙B2は、用紙供給ローラ1
2によって引き出されるようにして搬送経路Rへと進出
していくとともに、用紙供給ローラ12から用紙移送ロ
ーラ21までの搬送経路区間においては、連続用紙B2
が緩みなく引っ張られた姿勢とされる。
【0106】この際、搬送時の振動などによって連続用
紙B2に大きな負荷がかかるが、転写処理部R2におい
ては、連続用紙B2は、第1および第2の基準ガイドロ
ーラ21c,21d、ならびに第1および第2の調節ガ
イドローラ21e,21fを介してその幅方向W両端B
2b,B2cが規制された状態で高速に搬送される。
【0107】つまり、連続用紙B2の幅方向W両端B2
b,B2cは、用紙箱10aやガイド部材10bなどか
らなる第1の用紙搬送補助機構10、ガイドローラなど
からなる第2の用紙搬送補助機構11、および転写処理
部R2に設けられた第3の用紙搬送補助機構21によっ
て規制されることから、ほぼまっすぐなラインに沿って
搬送経路R上を流れることとなる。
【0108】したがって、上記構成、動作を有する電子
写真装置A2における用紙搬送装置によっても、先の実
施形態と同様の効果を得ることができる。
【0109】特に、搬送すべき対象として無穴状の連続
用紙B2とした場合、トラクタ機構などの爪に送り穴を
咬み合わす必要がないことから、単にローラなどの駆動
回転送度を引き上げるだけで、用紙搬送速度の高速化を
容易に図ることができる。
【0110】なお、上記両実施形態においては、搬送経
路R上における装置手前側の搬送ラインを基準とし、装
置奥側の搬送ラインを搬送すべき連続用紙B1,B2の
幅寸法W1,W2に応じて変更可能に構成されている
が、逆であっても勿論よい。
【0111】また、基準ガイドローラおよび調節ガイド
ローラは、互いに一対となって二対より多数の複数対を
もって所定の間隔ごとに配置される構成であってもよ
い。このような場合、連続用紙の幅方向両端が多数地点
にわたって規制されることから、その搬送姿勢をより安
定させた状態で搬送することが可能となる。
【0112】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本願発
明によれば、第1および第2のガイドローラによって幅
方向両端が規制された状態で連続用紙が搬送経路に沿っ
て搬送されるので、その連続用紙が大きく横揺れした
り、斜行した姿勢で搬送されることもなく、連続用紙を
高速に安定した姿勢で搬送することができる。しかも、
両ガイドローラが回転することによって滑り摩擦の軽減
化が図られ、接触部分における摩滅損傷もほとんど無く
なることから、耐久性やコスト面に優れた利用形態とし
て本願発明を採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明が適用された電子写真装置の一実施形
態を示した説明図である。
【図2】図1に示された電子写真装置にて搬送される連
続用紙の平面視形状を示した平面図である。
【図3】図1に示された第1の用紙搬送補助機構をY方
向から拡大して示した要部拡大平面図である。
【図4】図1に示された第1の用紙搬送補助機構をX方
向から拡大して示した要部拡大側面図である。
【図5】図1に示された第2の用紙搬送補助機構および
用紙供給ローラの周辺をZ方向から拡大して示した要部
拡大平面図である。
【図6】図5に示された切欠部分を拡大して示した要部
拡大平面図である。
【図7】本願発明が適用された電子写真装置の他の実施
形態を示した説明図である。
【図8】図7に示された電子写真装置にて搬送される連
続用紙の平面視形状を示した平面図である。
【図9】図7に示された転写処理部付近の構造をV1か
らV2までの鉛直方向から示した要部平面図である。
【符号の説明】 A1,A2 電子写真装置 B1,B2 連続用紙 B1d 送り穴 R 搬送経路 R1 供給部 R2 転写処理部 R2a 転写処理地点 R4 終着部 10 第1の用紙搬送補助機構 10a 用紙箱 10b 基準ガイド部材 10c 可変ガイド部材 10d スライドレール 10e 圧縮バネ 10f ねじりコイルバネ 10g 回転ローラ 11 第2の用紙搬送補助機構 11a 路面部材 11b 基準ガイドローラ 11c 調節ガイドローラ 11d 案内ロッド 11e,11f 第1のキャリッジ部材,第2のキャリ
ッジ部材 11g 圧接バネ 12 用紙供給ローラ 13,14 第1のトラクタ機構,第2のトラクタ
機構 13a,14a 爪 15 転写処理機構 20 用紙移送ローラ 21 第3の用紙搬送補助機構 21a,21b 第1の路面部材21a,第2の路面部
材21b 21c,21d 第1の基準ガイドローラ,第2の基準
ガイドローラ 21e,21f 第1の調節ガイドローラ,第2の調節
ガイドローラ 21g 外ネジロッド 21h 内ネジ部材

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一続きの連続用紙が供給部から終着部ま
    での搬送経路に沿って、所定の処理部を経由しつつ搬送
    されるのに際し、上記連続用紙の搬送姿勢を保つために
    設けられた用紙搬送補助機構であって、 上記搬送経路に沿って配置され、上記連続用紙の搬送路
    面として形成された路面部材と、 上記路面部材上の路幅方向一端側に配置され、上記連続
    用紙の幅方向一端に当接した状態で回転自在とされた第
    1のガイドローラと、 上記第1のガイドローラに相対する上記路面部材上の路
    幅方向他端側に配置され、上記連続用紙の幅方向他端に
    当接した状態で回転自在とされた第2のガイドローラ
    と、 を具備することを特徴とする、用紙搬送補助機構。
  2. 【請求項2】 上記第1および第2のガイドローラのう
    ちのいずれか一方は、定位置に固定されているととも
    に、相対する他方のガイドローラは、路幅方向に沿って
    調節可能とされている、請求項1に記載の用紙搬送補助
    機構。
  3. 【請求項3】 上記第1および第2のガイドローラのう
    ち、路幅方向に沿って調節可能なガイドローラは、案内
    ロッドに沿って摺動するキャリッジ部材に軸支されてい
    る、請求項2に記載の用紙搬送補助機構。
  4. 【請求項4】 上記キャリッジ部材は、自然状態におけ
    るバネの弾性復元力により上記案内ロッドに圧接された
    状態で摺動不可であり、調節時には、上記バネが弾性変
    形されることで上記案内ロッドに沿って摺動自由とされ
    ている、請求項3に記載の用紙搬送補助機構。
  5. 【請求項5】 上記第1および第2のガイドローラのう
    ち、路幅方向に沿って調節可能なガイドローラは、外ネ
    ジロッドに噛み合わされた内ネジ部材に軸支されてお
    り、上記内ネジ部材は、上記外ネジロッドの回転動作に
    連動して直線移動する、請求項2に記載の用紙搬送補助
    機構。
  6. 【請求項6】 上記第1および第2のガイドローラは、
    互いに一対となってその複数対が上記搬送経路の複数地
    点に配置されている、請求項1ないし請求項5のいずれ
    かに記載の用紙搬送補助機構。
  7. 【請求項7】 一続きの連続用紙が供給部から終着部ま
    での搬送経路に沿って、所定の処理部を経由しつつ搬送
    されるのに際し、上記供給部から上記搬送経路へと進出
    する上記連続用紙の進出姿勢を保つために設けられた用
    紙搬送補助機構であって、 上記連続用紙の幅方向両端に合致する幅方向両側面を有
    し、その連続用紙を進出自在に収容して上記供給部に配
    備された用紙収容体と、 上記用紙収容体の幅方向一側外面に当接した状態で配置
    された第1のガイド部材と、 上記第1のガイド部材に相対する上記用紙収容体の幅方
    向他側外面に当接した状態で配置された第2のガイド部
    材と、 を具備することを特徴とする、用紙搬送補助機構。
  8. 【請求項8】 上記第1および第2のガイド部材のうち
    のいずれか一方は、定位置に固定されているとともに、
    相対する他方のガイド部材は、上記用紙収容体の幅方向
    に沿って可変自在とされている、請求項7に記載の用紙
    搬送補助機構。
  9. 【請求項9】 上記第1および第2のガイド部材のう
    ち、幅方向に沿って可変自在のガイド部材は、バネの弾
    性復元力により相対するガイド部材の方向に付勢された
    状態で、スライドレールに沿って摺動自在とされてい
    る、請求項7または請求項8に記載の用紙搬送補助機
    構。
  10. 【請求項10】 上記第1および第2のガイド部材のう
    ち、定位置に固定されたガイド部材は、上記用紙収容体
    が上記供給部に配備される状況に応じて姿勢変化可能と
    されている、請求項7ないし請求項9のいずれかに記載
    の用紙搬送補助機構。
  11. 【請求項11】 上記用紙収容体は、ケース状の箱であ
    り、その用紙収容体が配備される上記供給部の設置面に
    は、複数本の回転ローラが敷設されている、請求項7な
    いし請求項10のいずれかに記載の用紙搬送補助機構。
  12. 【請求項12】 送り穴を有する連続用紙を供給部から
    終着部までの搬送経路に沿って、所定の処理部を経由さ
    せつつ搬送する用紙搬送装置であって、 上記搬送経路の途中地点に配置され、上記連続用紙の送
    り穴に爪を咬合させつつ、その連続用紙を搬送経路に沿
    って移動させるトラクタ機構と、 上記トラクタ機構の配置地点よりも後退した上記搬送経
    路の途中地点に配置され、上記連続用紙を上記供給部よ
    り引き込みつつ搬送経路へと進出させる用紙供給ローラ
    と、 を備え、 上記用紙供給ローラの近傍には、請求項1ないし請求項
    6のいずれかに記載の用紙搬送補助機構が備えられたこ
    とを特徴とする、用紙搬送装置。
  13. 【請求項13】 上記トラクタ機構は、上記搬送経路の
    途中地点に位置する上記処理部の近傍に配置されてい
    る、請求項12に記載の用紙搬送装置。
  14. 【請求項14】 一続きの連続用紙を供給部から終着部
    までの搬送経路に沿って、所定の処理部を経由させつつ
    搬送する用紙搬送装置であって、 上記搬送経路の途中地点に配置され、上記連続用紙を繰
    り込ませつつ搬送経路に沿って移送させる用紙移送ロー
    ラと、 上記用紙移送ローラの配置地点よりも後退した上記搬送
    経路の進出地点に配置され、上記連続用紙を上記供給部
    より引き込みつつ搬送経路へと進出させる用紙供給ロー
    ラと、 を備え、 上記用紙移送ローラおよび用紙供給ローラの近傍には、
    請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の用紙搬送補
    助機構が備えられたことを特徴とする、用紙搬送装置。
  15. 【請求項15】 請求項6に記載の用紙搬送補助機構に
    おける上記第1および第2のガイドローラは、互いに一
    対となってその複数対が上記処理部の中間処理地点の前
    後にわたって配置されている、請求項14に記載の用紙
    搬送装置。
  16. 【請求項16】 請求項7ないし請求項11のいずれか
    に記載の用紙搬送補助機構が上記供給部に備えられてい
    る、請求項12ないし請求項15のいずれかに記載の用
    紙搬送装置。
  17. 【請求項17】 上記処理部においては、上記搬送経路
    に沿って搬送される上記連続用紙に対して転写処理が施
    されている、請求項12ないし請求項16のいずれかに
    記載の用紙搬送装置。
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