JPH10240026A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH10240026A
JPH10240026A JP9043299A JP4329997A JPH10240026A JP H10240026 A JPH10240026 A JP H10240026A JP 9043299 A JP9043299 A JP 9043299A JP 4329997 A JP4329997 A JP 4329997A JP H10240026 A JPH10240026 A JP H10240026A
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JP
Japan
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transfer
image forming
unit
roller
belt
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Withdrawn
Application number
JP9043299A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Hagiwara
和義 萩原
Toshihiko Numazu
俊彦 沼津
Seiji Asaumi
清次 浅海
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd, Casio Electronics Manufacturing Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP9043299A priority Critical patent/JPH10240026A/ja
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】感光体ドラムに対して転写搬送ベルトと転写ブ
ラシが常に一定の状態で圧接して安定した転写を行う画
像形成装置を提供する。 【解決手段】画像形成ユニット40は匡体41に支持す
る感光体ドラム42、クリーナ43、初期化帯電器44
及び現像器45で構成され、底面に位置合せ部47を有
する。転写搬送ベルト48下面に、ホルダブラケット5
6の支持枠に嵌入しバネ57により底面から押し付勢力
を受ける支持部材54が配置される。支持部材54には
転写ブラシ51、位置決めコロ53及びこれと同軸のバ
ックアップローラ52が配設される。画像形成ユニット
40を本体装置に装着すると位置決めコロ53が位置合
わせ部47に当接して感光体ドラム42と支持部材54
相互を位置決めする。バックアップローラ52は常に一
定の状態で転写搬送ベルト48を感光体ドラム42に押
圧し、転写ブラシ51も常に一定の状態で転写搬送ベル
ト48に圧接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写搬送ベルトを
用いて転写材に画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図9に示すように、転写搬送
ベルトを用いて転写材に画像を形成する画像形成装置が
ある。同図は、画像形成装置の構成を示す側断面図であ
る。同図に示す画像形成装置(本体装置)1は、その後
面(図の左方)に開閉トレー2を備え、下部には装置前
方(図の右方)から着脱自在な用紙カセット3を備えて
いる。用紙カセット3には多枚数の用紙が載置・収容さ
れている。また、本体装置1の上面に上蓋4を備えてい
る。上蓋4の前部側方には図では見えないが電源スイッ
チ、液晶表示装置、複数の入力キー等が配設されてい
る。上蓋4は、その後部が本体装置1の後部上面ととも
に排紙トレー5を形成している。
【0003】本体装置1の内部には、略中央に、転写搬
送ベルト6が前後に偏平なループ状に配置されている。
転写搬送ベルト6は、詳しくは後述するがユニット化さ
れており、このベルトユニットは、本体装置1の左右の
サイドフレームにより位置決めされて固定されている。
そして、転写搬送ベルト6は、そのループの水平方向の
両端部をベルトユニットの駆動ローラ7と従動ローラ8
に保持され、駆動ローラ7により駆動されて、図の矢印
Aで示す反時計回り方向に循環移動する。この転写搬送
ベルト6の上循環部に、4個の感光体ドラム9(9a、
9b、9c、9d)が用紙搬送方向(図の右から左方
向)に多段式に並設されている。
【0004】これらの感光体ドラム9を夫々取り囲むよ
うにして(以下、代表的に感光体ドラム9aの周囲装置
についてのみ符号を付して示す)、クリーナ11、初期
化帯電ブラシ12、書込ヘッド13、現像器14及び転
写ブラシ15が配置されている。
【0005】これらのうち現像器14、感光体ドラム
9、初期化帯電ブラシ12及びクリーナ11は、本体装
置1に着脱自在な画像形成ユニットを形成している。画
像形成ユニットが本体装置1に装着されると、感光体ド
ラム9のギアが本体装置1の駆動系に係合すると共に各
部の電極の接点が本体装置1の電源の接点に接続する。
これにより画像形成ユニット全体が駆動される。
【0006】上記の書込ヘッド13は、支持部材16を
介して上蓋4の裏面に配設されており、上蓋4の閉成に
伴って降下し、初期化帯電ブラシ12と現像器14との
間に位置決めされ、ここに記録部を形成している。現像
器14は、その下部開口部に回転可能に支持する現像ロ
ーラ17を感光体ドラム9周面に当接させ、ここに現像
部を形成している。そして転写ブラシ15は、転写搬送
ベルト6を介して感光体ドラム9に圧接し、ここに転写
部を形成している。
【0007】上記の転写搬送ベルト6の下循環部の下流
側裏面には、その裏面に押接してテンションローラ18
が配設される。テンションローラ18は、転写搬送ベル
ト6を下方に押し付けて転写搬送ベルト6の撓みを吸収
すべく、不図示の付勢部材により図の矢印Bで示すよう
に下方に付勢されている。
【0008】転写搬送ベルト6の上循環部の上流側端部
には吸着ローラ19が転写搬送ベルト6を介して従動ロ
ーラ8に圧接し、ここに用紙搬入部を形成している。吸
着ローラ19は、用紙搬入部に搬入されてくる用紙に吸
着バイアスを印加しながら転写搬送ベルト6に押圧し
て、転写搬送ベルト6に用紙を静電的に吸着させる。
【0009】転写搬送ベルト6は、上循環部の外周面に
吸着した用紙を、感光体ドラム9と転写ブラシ15との
対向部(転写部)へ搬送し、用紙を感光体ドラム9に接
触させる。その転写部の近傍に位置し、転写搬送ベルト
6を感光体ドラム9の周面に圧接させるべく、転写搬送
ベルト6の内周面に接触してバックアップローラ20が
配設されている。バックアップローラ20は本体装置の
フレームに軸支されて転写搬送ベルト6の移動に従動し
て回転する。
【0010】上記用紙搬送方向最上流の感光体ドラム9
aに対応する現像器14から最下流の感光体ドラム9d
に対応する現像器14まで、各現像器14には、M(マ
ゼンタ)トナー、C(シアン)トナー、Y(イエロー)
トナー、及び文字や画像の黒色部の印字に専用されるB
k(ブラック)トナーの各トナー21が夫々収容されて
いる。
【0011】転写搬送ベルト6より更に搬送方向上流側
(図の右方)には、待機ロール対22、それから下方に
給紙案内路23が配置され、その給紙案内路23の下端
部には給送ロール対24が配設されている。給送ロール
対24の上流(下方)に、前述した用紙カセット3の給
紙端が位置している。用紙カセット3の給紙端上方に給
紙コロ25が配設されている。給紙コロ25は一回転毎
に、用紙カセット3に収容されている最上部の用紙一枚
を取り出して給送ロール対24へ給紙する。
【0012】一方、転写搬送ベルト6よりも用紙搬送方
向下流(図の左方)には、定着器26が設けられる。こ
の定着器26も、断熱性の匡体内に組み付けられた圧接
ローラ、発熱ローラ、分離爪、周面清掃器、オイル塗布
ローラ、温度測定器等から成るユニットを構成してい
る。定着器26は、用紙上に転写されたトナー像を紙面
に熱定着させる。
【0013】定着器26の下流側に位置する本体装置1
の後部内面は前述した開閉トレー2を兼用しており。開
閉トレー2は図の矢印Cで示すように開閉する。上記画
像を熱定着された用紙は、開閉トレー2が図の左方に開
成したときは、開閉トレー2上に排出され、開閉トレー
2が右方に回動して図のように閉成したときは、開閉ト
レー2によって形成される排紙案内路27及びその終端
に配置された排紙ロール対28を介して排紙トレー5へ
排出される。
【0014】また、転写搬送ベルト6の下循環部の下流
側外周面には、ブレードスクレーパ29が当接してお
り、ブレードバックアップローラ30が転写搬送ベルト
6をブレードスクレーパ29に押圧している。ブレード
スクレーパ29は、転写搬送ベルト6の表面に残留する
トナーや紙粉等のゴミを掻き取って清掃し、掻き取った
不要のトナーやゴミをクリーナボトル31に貯留する。
この転写搬送ベルト6と用紙カセット3の間には適宜の
回路基盤を装着可能な電装部32が配設され、その回路
基盤には複数の電子部品からなる制御装置が搭載されて
いる。制御装置はコントローラ部とエンジン部からな
り、ホストコンピュータ等から入力される印刷データに
基づいて用紙に画像を形成すべく上記各部を駆動制御す
る。
【0015】この画像形成装置1は、電源が投入され、
使用する用紙の紙質、枚数、印字モード、その他の指定
がキー入力あるいは接続するホスト機器からの信号とし
て入力されると、不図示の駆動機構により給紙コロ25
が一回転して、用紙カセット3に載置収容されている用
紙を給送ロール対24を介して待機ロール対22へ給送
する。待機ロール対22は回転を停止して、一対のロー
ラで形成される挟持部に用紙先端を当接させて用紙の進
行を制止し搬送タイミングを待機する。
【0016】続いて、駆動ローラ7が反時計回り方向に
回転し、従動ローラ8が従動して同じく反時計回り方向
に回転する。これにより転写搬送ベルト6は、上循環部
が4個の感光体ドラム9に当接して全体が反時計回り方
向へ循環移動する。
【0017】これと共に現像器14及び感光体ドラム9
が印字タイミングに合わせて順次駆動される。感光体ド
ラム9は時計回り方向に回転する。初期化帯電ブラシ1
2は、感光体ドラム9周面に一様な高マイナス電荷を付
与する。書込ヘッド13は、その感光体ドラム9周面に
画像信号に応じて露光を行って低電位部を形成する。こ
れにより、上記初期化による高マイナス電位部と、露光
による低マイナス電位部からなる静電潜像が形成され
る。現像器14の現像ローラ17は、その静電潜像の低
電位部にトナー21を転移させて感光体ドラム9周面上
にトナー像を形成(反転現像)する。
【0018】最上流の感光体ドラム9a周面上のトナー
像の先端が、転写搬送ベルト6との対向点に回転搬送さ
れてくるタイミングで、その対向点に用紙の印字開始位
置が一致するように、待機ロール対22が回転を開始し
て用紙を用紙搬入部へ給送する。従動ローラ8と吸着ロ
ーラ19は、給送された用紙を転写搬送ベルト6と共に
挟持して搬送する。用紙は、転写搬送ベルト6に吸着さ
れ、感光体ドラム9aと転写ブラシ15により形成され
ている最初の転写部へ搬送される。
【0019】転写ブラシ15は、不図示の転写バイアス
電源から出力される転写電流を転写搬送ベルト6を介し
て用紙に印加する。この転写ブラシ15から印加される
転写電流により感光体ドラム9a上のM(マゼンタ)の
トナー像が用紙に転写される。続いて、感光体ドラム9
bと転写ブラシ15により形成されている上流から2番
目の転写部においてC(シアン)のトナー像が転写さ
れ、更に感光体ドラム9cと転写ブラシ15により形成
されている上流から3番目の転写部でY(イエロー)の
トナー像が転写される。そして、感光体ドラム9dと転
写ブラシ15により形成されている最下流の転写部でB
k(ブラック)のトナー像が順次転写される。
【0020】このようにして、4色のトナー像を転写さ
れた用紙は、転写搬送ベルト6から分離して定着器26
に搬入される。定着器26は、トナー像を用紙に熱定着
させながら用紙を後方に排出する。この画像定着後の用
紙は、開成した開閉トレー2上にトナー像を上にして、
又は閉成した開閉トレー2に案内されて上部の排紙トレ
ー5上にトナー像を下にして排出される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、画像
形成装置1は、マゼンタ、シアン、イエロー及びブラッ
クの各トナー21を塗り重ねてフルカラーを表現する
が、各転写部で色を正しく転写しないと正しい色の画像
を再現できない。上述したように転写部では、転写ブラ
シ15が転写搬送ベルト6を介して転写電流を用紙に印
加するが、このとき転写ブラシ15が充分に転写搬送ベ
ルト6に圧接しており且つ転写搬送ベルト6が充分に用
紙を感光体ドラム9に圧接していないとトナー21を正
しく転写できず色ムラを発生させてしまう。
【0022】図10は、そのような転写ブラシ15、転
写搬送ベルト6及び感光体ドラム9間の配置関係を模式
的に示す図である。尚、同図にはベルトクリーナ(ブレ
ードスクレーパ29及びクリーナボトル31)も示して
いる。
【0023】同図に示すように、一方の転写搬送ベルト
6は、バックアップローラ20,20間で、すなわち支
持されていない部分で、ややもすると弛みを発生しがち
であり、他方の感光体ドラム9は、画像形成ユニットに
組み付けられて本体装置に装着されるため微妙な位置ず
れを生じやすい。図に示す間隙Dは、分かりやすく誇張
して図示したものであり、実際には数百ミクロン以内の
間隙であるが、たとえ数百ミクロンであっても間隙があ
れば転写ムラなどの転写不良を発生する。また、転写ベ
ルト15が充分に転写搬送ベルト6に圧接していない場
合もトナーの転写不良を発生することは上述した通りで
ある。
【0024】テンションローラ18はそのような不具合
を避けるために配設されているが、このテンションロー
ラ18だけでは、画像形成ユニットの位置ずれには対応
できない。また、そればかりでなく、画像形成装置1
が、モノクロ印刷と、フルカラー印刷を兼用する構成で
あると、テンションローラ18自体にも付勢力のムラが
発生する。
【0025】図11は、画像形成装置1における、モノ
クロ印刷とフルカラー印刷のモード切替機構とテンショ
ンローラ18の関係を示す図である。同図に示すよう
に、転写搬送ベルト6のループ内に位置して、搬送方向
にほぼ平行に延在する可動梁体34が配設されている。
可動梁体34は、一方の端部に固定支持ローラ35を備
え、他方の端部には可動支持ローラ36を備えている。
【0026】固定支持ローラ35は、支持軸37により
装置本体のフレームに回転自在に位置固定され、感光体
ドラム9dと転写ブラシ15dからなる最下流の転写部
の上流側近傍に配置され、駆動ローラ7との間で転写搬
送ベルト6を常時感光体ドラム9dに接触させるべく支
持している。
【0027】可動梁体34は、上記の支持軸37により
固定支持ローラ35と同軸に軸支されており、下部に滑
動自在に当接する不図示のカムにより、支持軸37を中
心にして上下に回動する。この回動する可動梁体34の
自由端側に上述の可動支持ローラ36が配設されてい
る。
【0028】可動支持ローラ36は、最上流の感光体ド
ラム9aと転写ブラシ15aからなる転写部と従動ロー
ラ8との間に配置され、図9に示したフルカラー印刷モ
ードのときは、可動梁体34が図11の破線で示す位置
まで上方に回動することにより、固定支持ローラ35と
の間で上流から3個の感光体ドラム9a、9b及び9c
に接触させるべく転写搬送ベルト6(図11では一点鎖
線6′で示す)を支持する。
【0029】そして、モノクロ印刷モードのときは、図
11の実線で示すように、可動梁体34が下方に回動す
ることにより、可動支持ローラ36が下方に移動して転
写搬送ベルト6から離隔する。これにより、転写搬送ベ
ルト6は、3個の感光体ドラム9a、9b及び9cから
離隔して駆動ローラ7と固定支持ローラ35との間で最
下流の感光体ドラム9dのみに接触する。前述したよう
に感光体ドラム9dに対応する現像器14には黒トナー
が収容されており、これによって、モノクロ印刷が実行
される。
【0030】このモノクロ印刷モードでは、転写搬送ベ
ルト6は可動支持ローラ36による支持が解除された分
だけ弛みが発生し、この弛みを吸収すべく引き付勢力を
有する螺旋ばね38がテンションローラ18を付勢して
いる。テンションローラ18は、図11に示すように、
中央部を支点39′により本体装置に支持されている
「く」の字形のローラ支持腕39の一方の端部に配設さ
れており、このローラ支持腕39の他端と本体装置の止
め部材38に夫々上記の螺旋ばね38′の両端が係止し
ている。
【0031】螺旋ばね38′の付勢力によりローラ支持
腕39が転写搬送ベルト6の弛みを吸収すべく支点3
9′を中心にして時計回り方向に回動し、これによりテ
ンションローラ18が図の破線で示す位置18′から下
方に移動すると、螺旋ばね38′はローラ支持腕39の
他端が回動した分だけ収縮し、収縮した分だけ付勢力が
減少する。付勢力が減少した分だけテンションローラ1
8の下方への押圧力が弱くなり、押圧力が弱くなった分
だけ転写搬送ベルト6の張力が低下する。
【0032】転写搬送ベルト6が駆動ローラ7とのスリ
ップを防止するための張力を維持するためには、スリッ
プ防止に適切な一定の荷重を転写搬送ベルト6に常時か
けておく必要がある。しかし、フルカラー印刷モードで
適切になるように荷重設定すると、モノクロ印刷モード
では、上述したように、張力不足になる。また、それで
あるからといって、モノクロ印刷モードで適切な荷重に
すると、フルカラー印刷モードでは必要以上の張力がベ
ルトにかかり、転写搬送ベルト6に曲がりクセ、折れ、
伸び等が発生してしまい、良好な画像印刷が望めないと
いう問題があった。
【0033】更に、転写搬送ベルト6には、現像器14
の止むを得ない構造上の問題として、特にベルト両端部
において画像形成に無関係なトナーが多く付着する傾向
がある。このトナーをブレードスクレーパ29では回収
しきれずに、この回収されきれないトナーがベルト両端
からこぼれ落ちて、本体装置内部を汚染するという問題
を引き起こす。
【0034】また更に、定着器26(定着ユニット)と
転写搬送ベルト6(ベルトユニット)の夫々と本体装置
との位置決めには、どうしても若干の誤差を伴い、これ
らの誤差が累積されるため、定着器26と転写搬送ベル
ト6間の位置決めには比較的大きな誤差が発生し易い。
このように誤差が大きくなると、定着ユニットとベルト
ユニットの平行度が悪くなり、特に使用される用紙が長
尺紙(B4判用紙、A3判用紙等)の場合、転写搬送ベ
ルト6から定着器26へ送り込まれる際に斜行して、定
着シワ、後端画像ズレ等の不具合が発生する。
【0035】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
転写ブラシが転写搬送ベルトに充分に圧接し且つ転写搬
送ベルトが感光体ドラムに用紙を充分に圧接して転写ム
ラを発生させない、そして、転写搬送ベルトが常に一定
の張力を保つことができ、また、転写搬送ベルト両端か
らの付着トナーのクリーニングを充分に行うことができ
る画像形成装置を提供することである。
【0036】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明の画像形
成装置の構成を述べる。本発明の画像形成装置は、像担
持体ドラムを有し装置本体の装着部に着脱自在の画像形
成ユニットと、複数のローラ間に張架されトナー像の形
成された上記像担持体ドラムに転写材を供給すべく外周
面に上記転写材を吸着して循環移動する転写搬送ベルト
と該転写搬送ベルトを介して上記像担持体ドラムに対向
し上記像担持体ドラム上のトナー像を上記転写材に転写
する転写器と上記画像形成ユニットと当接し上記像担持
体ドラムと上記転写器との相対位置を設定する位置決め
手段とを有して構成される。そして、例えば請求項7記
載のように、上記位置決め手段が下方に移動して上記画
像形成ユニットとの当接を解除したとき該画像形成ユニ
ットの下降を抑止すべく支持する支持部を備えて構成さ
れる。
【0037】上記位置決め手段は、例えば請求項2記載
のように、上記転写器と共に上記像担持体ドラムに対し
て接離する方向に移動自在に形成される。また、例えば
請求項3記載のように、上記転写器と共に本体装置のフ
レームに位置固定されて成る。また、例えば請求項4記
載のように、上記転写搬送ベルトを上記像担持体ドラム
に圧接させ且つ該転写搬送ベルトを介して上記転写器を
上記像担持体ドラムに圧接させるべく上記転写搬送ベル
トの内周面に接触するバックアップローラを備えて構成
される。更に、例えば請求項5記載のように、上記画像
形成ユニットの所定の底面に当接し該画像形成ユニット
を下支えして上記像担持体ドラムと上記転写器との相対
位置を設定するギャップローラを備えて構成される。あ
るいは、例えば請求項6記載のように、上記画像形成ユ
ニットの所定の底面に当接し該画像形成ユニットを下支
えして上記像担持体ドラムと上記転写器との相対位置を
設定する立設部を備えて構成される。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a) は、一実施の形態に
おける画像形成装置の転写部の主要部の構成を示す側面
図であり、同図(b) は、その画像形成ユニットのフレー
ムと位置決めコロを除いた側断面図であり、同図(c)
は、同図(a) の画像形成ユニットを除いた斜視図であ
る。尚、本実施の形態における画像形成装置の全体構成
は、特には図示しないが、図1(a),(b),(c) に示す転写
部近傍の構成を別にすれば、図9に示した画像形成装置
とほぼ同様である。
【0039】本実施の形態における画像形成装置の転写
部の構成は、図1(a),(b),(c) に示すように、画像形成
ユニット40には、匡体41に支持されて感光体ドラム
42、クリーナ43、初期化帯電器44及び現像器45
が組み付けられている。初期化帯電器44と現像器45
の間には、本体装置の上蓋裏面に配設された書込ヘッド
46が配置される。上記の感光体ドラム42、クリーナ
43、初期化帯電器44、現像器45及び書込ヘッド4
6の構成は、図9に示した画像形成装置1の感光体ドラ
ム9、クリーナ11、初期化帯電ブラシ12、現像器1
4及び書込ヘッド13の構成と同様である。但し本実施
の形態においては、画像形成ユニット40のフレーム
(匡体)41に位置決め用の底面(位置合せ部)47が
形成されている。
【0040】上記の感光体ドラム42に対し転写搬送ベ
ルト48を介して転写ブラシ51が圧接している。この
転写ブラシ51は、バックアップローラ52、位置決め
コロ53(ギャップコロ)と共に、支持部材54の上面
に取り付けられている。転写ブラシ51は支持部材54
に固着しており、バックアップローラ52と位置決めコ
ロ53は支持軸55により同軸に支持されて回転自在に
配設されている。支持軸55は支持部材54に回転自在
に支持され、前後左右の位置は、特には図示しないが、
ベルトユニットのフレームに立設されているリブ等によ
り規制されている。
【0041】このようにして、転写ブラシ51、バック
アップローラ52、及び位置決めコロ53相互の位置関
係は支持部材54を介して固定されている。そして、上
記の支持部材54は、ホルダブラケット56の支持枠に
嵌入しており、支持部材54の底面とホルダブラケット
56と間には、押し付勢力を有するバネ57が介装され
ている。このバネ57の押し上げ付勢力によりに、支持
部材54は上方に常時付勢されている。
【0042】画像形成ユニット40を本体装置に装着す
ると、位置決めコロ53が画像形成ユニット40の底面
(位置合わせ部)47に当接し、バネ57の付勢力に抗
して押し下げられ、この押し縮められたバネ57の更な
る付勢力により、位置決めコロ53が画像形成ユニット
40の底面47に常時押圧されて当接する。これによ
り、支持部材54は、たとえ画像形成ユニット40の上
下の位置に変動が生じても画像形成ユニット40の位置
に追随して画像形成ユニット40との間に常に一定の距
離を維持するようになる。
【0043】この支持部材54に位置決めコロ53と共
に位置固定されているバックアップローラ52も、画像
形成ユニット40に対する位置が一定となり、これによ
り、バックアップローラ52により支持される転写搬送
ベルト48が画像形成ユニット40に対して(つまり感
光体ドラム42に対して)常に一定の状態で圧接する。
したがって、位置決めコロ53によるギャップ(支持部
材54と画像形成ユニット40の底面47との距離)設
定を小さくするに応じて、転写搬送ベルト48が感光体
ドラム42の下面をやや包みこむような形で感光体ドラ
ム42に一定の強い力で圧接される。すなわち、このギ
ャップの設定を適宜に調整することにより、転写搬送ベ
ルト48により搬送される用紙が大きく変形しない程度
に転写搬送ベルト48を充分に且つ常に一定の状態で感
光体ドラム42に圧接させることができる。
【0044】また、同様に、支持部材54に位置決めコ
ロ53と共に位置固定されている転写ブラシ51も、画
像形成ユニット40に対する位置が一定となり、これに
より、上述したように感光体ドラム42に対して一定の
状態で圧接する転写搬送ベルト48に対して一定の状態
で(つまり一定のブラシ食い込み量で)圧接する。した
がって、転写ブラシ51の支持部材54への取り付け位
置を高くするに応じて、転写ブラシ51のブラシの先が
しなって(ブラシ食い込み量が大きくなって)、転写搬
送ベルト48を介し感光体ドラム42に一定の強い力で
圧接される。すなわち、転写ブラシ51の支持部材54
への取り付け位置を適宜に調整することにより、転写ブ
ラシ51を充分に且つ常に一定の状態で転写搬送ベルト
48を介して感光体ドラム42に圧接させることができ
る。
【0045】このように、画像形成ユニット40の位置
に追随する可動の支持部材54と一体に転写ブラシ51
とバックアップローラ52とを取り付けるので、転写搬
送ベルト6の直線状に張設される上循環部と各画像形成
ユニット40間に上下の位置ズレが発生していても、支
持部材54が画像形成ユニット40の位置に追随して画
像形成ユニット40と一定の距離を維持でき、これによ
り、バックアップローラ52により支持する転写搬送ベ
ルト6を常に画像形成ユニット40の感光体ドラム42
に一定の状態で圧接させると共に、一定の距離から一定
の付勢力(一定の食い込み量)で転写ブラシ51を転写
搬送ベルト6に圧接させることができる。したがって、
転写不良の発生しない常に良好な画像を印刷することが
できる。
【0046】尚、上記実施の形態では、転写器を転写ブ
ラシで構成しているが、転写器は転写ブラシに限ること
なく、転写ローラであってもよい。この場合は転写ロー
ラにバックアップローラを兼ねさせることができ、図1
(a),(b),(c) に示した専用のバックアップローラ52を
取り除くことができる。また、転写器はコロナ放電タイ
プの転写器であってもよい。
【0047】また、位置決めコロ53を画像形成ユニッ
ト40の底面47に当接させているが、これに限ること
なく、感光体ドラム42の周面に当接させるように構成
してもよい。また、画像形成ユニット40の底面47に
当接させる場合、位置決め部材は位置決めコロ53に限
ることなく、支持部材に立設する突き当て部材等であっ
てもよい。
【0048】また、上記実施の形態では、定位置に装着
セットされた各画像形成ユニットに対し、転写搬送ベル
ト内の転写ブラシ用支持部材が追随するようにしている
が、これに限ることなく、転写ブラシ用支持部材のほう
を定位置に設定し、この転写ブラシ用支持部材に対し各
画像形成ユニットが追随する構成とすることもできる。
この場合の例を、他の実施の形態として、以下に説明す
る。
【0049】図2は、他の実施の形態における画像形成
ユニット、ベルトユニット、及び転写器ユニットの構成
を模式的に示す側面図であり、図3(a) は、転写器ユニ
ットの斜視図、図3(b) は、画像形成ユニットの位置決
め状態を示す図である。
【0050】図2において、画像形成ユニット40a、
40b、40c及び40dの構成は、図1(a),(b) に示
した画像形成ユニット40の構成と同様である。したが
って、図2の感光体ドラム42a、42b、42c及び
42dも図1に示した感光体ドラム42と同様のもので
ある。上記の画像形成ユニット40a、40b、40c
及び40dは、用紙搬送方向に平らなループ状に延在す
る転写搬送ベルト61の上循環部に沿って、多段式に併
設配置される。
【0051】これらの画像形成ユニット40a〜40d
は、図3(b) に示すように、本体装置に装着されると、
本体装置の両側のフレーム62に設けらたガイド溝63
(63c、63d参照)に夫々の感光体ドラム42a〜
42dの軸端が、上下方向を自由とし、前後方向(用紙
搬送方向)を規制されて嵌入する。尚、同図には感光体
ドラム42a及び42bに対応するガイド溝63a及び
63bの図示を省略している。
【0052】上記のガイド溝63に嵌入して前後方向を
位置決めされた画像形成ユニット40a〜40cは、図
2に示すように、可動梁体64の両側部に立設された突
き当て部65a−1、65a−2、突き当て部65b−
1、65b−2、及び突き当て部65c−1、65c−
2に、底面の位置合せ部を当接させて上下位置を位置決
めされ、画像形成ユニット40dは、本体装置に固定さ
れた支持部材66の両側部に立設された突き当て部66
−1及び66−2に、底面の位置合せ部を当接させて上
下位置を位置決めされる。図2に示す全体の設定状態
は、可動梁体64が上方の定位置まで回動して、フルカ
ラー印刷モードに設定されたときの状態を示している。
【0053】上記のように画像形成ユニット40a〜4
0bがフルカラー印刷モードに設定されたとき、突き当
て部65b−1〜65c−2、66−1及び66−2に
よる設定位置に多少の上下動があってもこれに追随すべ
く、ガイド溝63a〜63dには、図3(b) に示すよう
に、下方にクリアランスaが設けられている。このクリ
アランスaを形成するガイド溝63a〜63dの底部6
3−1(ガイド溝63c参照)は、画像形成ユニット4
0a〜40cに対応するガイド溝63a〜63cの場
合、後述するモノクロ印刷モードにおいて突き当て部6
5b−1〜65c−2による画像形成ユニット40a〜
40cへの支持が解除されたとき、これら支持を解除さ
れた画像形成ユニット40a〜40cを突き当て部65
b−1〜65c−2に代わって下支えする機能を兼ねて
いる。
【0054】先ず、フルカラー印刷モードにおいて、図
2に示すように画像形成ユニット40a〜40dを本体
装置に装着すると、突き当て部65a−1〜65c−
2、66−1、及び66−2が画像形成ユニット40a
〜40dの底面(位置合わせ部)に当接し、これによ
り、画像形成ユニット40a〜40dは常に突き当て部
65a−1〜65c−2、66−1、及び66−2に追
随して位置決めされる。その後、本体装置の上蓋を閉成
して、上記位置決めされた画像形成ユニット40a〜4
0dを固定する。
【0055】図2及び図3(a),(b) に示すように、可動
梁体64の三組のバックアップローラ69及び転写ブラ
シ71と、夫々の突き当て部65a−1〜65c−2と
の相互の位置関係は固定されている。また、支持部材6
6の一組のバックアップローラ69及び転写ブラシ71
と、突き当て部66−1及び66−2との相互の位置関
係も固定されている。
【0056】したがって、上記の位置決めにより、突き
当て部65a−1〜65c−2、66−1、及び66−
2と相対的に位置固定されているバックアップローラ6
9は、画像形成ユニット40a〜40dに対して位置が
常に一定となり、これにより、バックアップローラ69
に支持される転写搬送ベルト61が画像形成ユニット4
0a〜40dに対して(つまり感光体ドラム42a〜4
2dに対して)常に一定の状態で圧接する。したがっ
て、この場合もバックアップローラ69の上下方向の取
り付け位置を適宜に調整することにより、転写搬送ベル
ト61により搬送される用紙が大きく変形しない程度に
転写搬送ベルト61を充分に且つ常に一定の状態で感光
体ドラム42a〜42dに圧接させることができる。
【0057】また、同様に、突き当て部65a−1〜6
5c−2、66−1、及び66−2と相対的に位置固定
されている転写ブラシ71も、画像形成ユニット40a
〜40dに対する位置が常に一定となり、これにより、
上述したように感光体ドラム42a〜42dに対して一
定の状態で圧接する転写搬送ベルト61に対して一定の
状態で(一定のブラシ食い込み量で)圧接する。したが
って、この場合も転写ブラシt1の上下の取り付け位置
を適宜に調整することにより、転写ブラシ71を充分に
且つ常に一定の状態で転写搬送ベルト61を介して感光
体ドラム42a〜42dに圧接させることができる。
【0058】このように、転写ブラシ71とバックアッ
プローラ69とを固定して配設した突き当て部65a−
1〜65c−2、66−1、及び66−2に常に追随し
て画像形成ユニット40a〜40dが位置決めされるの
で、画像形成ユニット40a〜40dと転写ブラシ71
及びバックアップローラ69との位置関係を常に一定な
状態で形成することができ、これにより、バックアップ
ローラ69により支持する転写搬送ベルト61を常に画
像形成ユニット40a〜40dの感光体ドラム42a〜
42dに一定の状態で圧接させると共に、一定の距離か
ら一定の食い込み量で転写ブラシ71を転写搬送ベルト
61に圧接させることができる。したがって、転写不良
の発生しない常に良好な画像を印刷することができる。
【0059】尚、上記の可動梁体64は、図11に示し
た可動梁体34と同様の動作によって転写部の状態をモ
ノクロ印刷モードとフルカラー印刷モードに切り替える
ようになっている。可動梁体64の回動支点である支持
軸68は、図11の支持軸37と同様の構成であり、図
2の固定支持ローラ67は、図11の固定支持ローラ3
5と同様の構成である。また、図2の感光体ドラム42
aに対応するバックアップローラ69が図11の可動支
持ローラ36の機能を兼ねている。
【0060】可動梁体64が図2の位置から下方の定位
置に回動すると、可動梁体64の突き当て部65a−1
〜65c−2が全て画像形成ユニット40a〜40cの
底面の位置合せ部から離隔する。また、これと共に、可
動梁体64に固定されている3組のバックアップローラ
69及び転写ブラシ71が可動梁体64に伴われて降下
し、感光体ドラム42a〜42cへの圧接を解除し、転
写搬送ベルト61の上循環部から離隔する。これによ
り、画像形成ユニット40dと転写ブラシ71dによる
モノクロ印刷モードが設定される。この場合も、支持部
材66は本体装置に固定されていて不動であるので、上
述したバックアップローラ69及び転写ブラシ71と転
写搬送ベルト61との好ましい位置関係は不変である。
【0061】図4は、上記のような印刷モードの切り替
わり時において、転写搬送ベルトの張力に関与するテン
ションローラの動作状態を説明する図である。ベルトユ
ニット及び転写ユニットが、フルカラー印刷モードから
モノクロ印刷モードに切り替わるとき、図2に示した可
動梁体64が下方へ回動することにより、転写搬送ベル
ト61が、図4に示す実線位置から破線61′に示す位
置に移動する。これによって、テンションローラ72が
距離Lだけ(微視的には円弧を描いて)下方に移動す
る。いままでは、このテンションローラ72の距離Lの
移動により転写搬送ベルト61の張力が変動して不具合
を生じることは前述した。本実施の形態においては、テ
ンションローラ72への付勢機構を工夫して、転写搬送
ベルト61の張力が常に一定になるようにしている。以
下、これについて説明する。
【0062】図5(a) は、テンションローラ付勢機構の
構成及び動作状態を示す図である。同図(a) に示すよう
に、テンションローラ付勢機構は、可動梁体64の回動
支点68寄りに設けられているピン73に回動自在に係
合する鍵型アーム74を備えている。鍵型アーム74の
垂直部にはスライド溝孔74−1が穿設されており、こ
のスライド溝孔74−1には、本体装置のフレームに突
設された2本のガイドピン75が嵌入している。一方、
鍵型アーム74の水平部の先端にはフック74−2が形
成されており、このフック74−2には、引き付勢力を
有するバネ76の一端が係止している。バネ76の他端
はテンションローラ72を取り付けたローラ支持腕77
のテンションローラ取り付け部に係止している。ローラ
支持腕77は、テンションローラ72を取り付けた端部
が自由端であり、反対側の端部を支点78に回動可能に
支持されている。
【0063】上記のピン73の取り付け位置は、フルカ
ラー印刷モードからモノクロ印刷モードに切り替わって
可動梁体64が支持軸68を支点にして図の実線位置か
ら一点鎖線64′の定位置まで下方に回動したとき、初
めの位置から距離Lだけ下に移動するように設定されて
いる。このピン73の移動に伴って、鍵型アーム74
は、スライド溝孔74−1に係合する2本のガイドピン
75により案内されて鉛直に距離Lだけ降下する。した
がって、鍵型アーム74の水平部も距離Lだけ鉛直に降
下し、その先端のフック74−2に係止するバネ76の
一端を距離Lだけ引き下げる。
【0064】この距離Lは、転写搬送ベルト61が上記
可動梁体64の回動により図の実線61の位置から一点
鎖線61′の位置に移動したとき、その発生する弛みを
除去すべき下循環部のテンションローラ72当接部分の
移動量である。すなわち、転写搬送ベルト61の下循環
部のテンションローラ72当接部分が距離Lだけテンシ
ョンローラ72と共に降下し、これに伴ってバネ76の
他端も距離Lだけ降下する。このバネ76の他端が本来
なら縮む方向に距離Lだけ降下するにも拘らず、上述し
たように鍵型アーム74先端のフック74−2がバネ7
6の一端を伸ばす方向に距離Lだけ引き下げているか
ら、バネ76の引き付勢力に変化はない。すなわち、フ
ルカラー印刷モードからモノクロ印刷モードに切り替わ
っても、転写搬送ベルト61を張設する方向に付勢する
バネ76の付勢力に変化はない。これは、モノクロ印刷
モードからフルカラー印刷モードに切り替わる場合も同
様である。
【0065】このように、転写搬送ベルト61の張力
が、モノクロ印刷モード又はフルカラー印刷モードと替
わっても常に一定に維持されるので、不安定な張力によ
る転写搬送ベルトの撓みクセ、伸び、折れ等を防止する
ことができる。
【0066】尚、ローラ支持腕77にバネ76を取り付
ける位置は、テンションローラ72の取り付け端部に限
るものではない。図5(b) に示すように、支点78から
テンションローラ72までの距離をM1 、支点78から
バネ76を取り付ける位置までの距離をM2 、テンショ
ンローラ72の移動量をL1 として、式「L2 =L1×
M2 /M1 」が成り立つ可動梁体64の移動量L2 の位
置Pに、鍵型アーム74を支持するピン73を取り付け
るようにすればよい。
【0067】ところで、折角このように、転写搬送ベル
トの張力を一定に保つように構成し、また、前述したよ
うに感光体ドラムに対する転写搬送ベルトの姿勢とこの
転写搬送ベルトに対する転写ブラシの食い込み量を一定
に保ように構成しても、転写搬送ベルトを構成するベル
トユニットと、転写搬送ベルト上で形成された用紙上の
トナー像を定着する定着ユニットとの位置関係がずれて
いると、画像形成を完成して機外に排出される用紙の状
態に不具合が発生する虞があることは前述した。本実施
の形態においては、ベルトユニットと定着ユニットの位
置関係を常に一定に維持して、そのような不具合が発生
しないように構成している。以下これについて説明す
る。
【0068】図6は、本実施の形態におけるベルトユニ
ットと定着ユニットの斜視図であり、図7(a) は、その
連結部の詳細を示す平面図、図7(b) は、その側面図で
ある。図6に示すベルトユニット81は、上述した転写
搬送ベルト61、可動梁体64、テンションローラ72
等から構成されている。また、定着ユニット82は、図
9に示した定着器26と同様の構成である。
【0069】図6において、先ず本体装置のサイドフレ
ーム83a、83bにベルトユニット81を固定する
(同図には、サイドフレーム83a、83bを、図の一
点鎖線で示すベルトユニット81との係合関係を分かり
やすく示すためのにベルトユニット81よりも左右に離
れて位置しているように図示している)。
【0070】次に定着ユニット82をサイドフレーム8
3a、83b固定するに際しては、連結アーム84a、
84bにより、ベルトユニット81との位置決めを行っ
てからサイドフレーム83a、83bに固定する。
【0071】連結アーム84(84a、84b)は、図
7(b) に示すように、ベルトユニット81のベルト駆動
ローラ85(図2、図3(b) 、図5(a) 参照)の支持軸
85−1に一端が係合し、他端が定着ユニット82の定
着部ヒートローラ86の支持軸86−1に係合している
(同図では、実際には軸受部を連結させている)。
【0072】上記の定着ユニット82は、主走査方向
(搬送方向の幅方向)には本体装置のサイドフレーム8
3a、83bに突設するエンボス88によって位置決め
され、副走査方向は連結アーム84a、84bによって
位置決めされる。このため、定着ユニット82の位置決
め孔89は、副走査方向に長径になっている。
【0073】このように、ベルト駆動ローラ85と定着
部ヒートローラ86を直接に平行位置決め可能な部材に
て位置決め固定させるようにしているので、図7(a) に
示すように、ベルトユニット81と定着ユニット82間
の距離Bが一定に、すなわち並行して維持される。
【0074】これにより、トナー画像を転写されて転写
搬送ベルト61により定着ユニット82へ搬送される用
紙は、上記の位置決めによりベルトユニット81と定着
ユニット82の搬送方向に角度ズレがないため、その前
端を定着器の定着部ヒートローラ86と不図示の圧接ロ
ーラによって正しく挟持され、ねじれたり蛇行するよう
なことなく定着ユニット82内を熱定着されながら通過
する。したがって、定着シワが発生したり、定着器を通
過中、後端部の画像形成に画像ズレが発生するようなこ
とがない。
【0075】尚、上記の例では、位置決め専用の連結ア
ームを用いて位置出しを行っているが、これに限ること
なく、ベルトユニット81のフレームで、直接定着ユニ
ット82を連結して位置決めするようにしてもよい。
【0076】ところで、各画像形成ユニット40a〜4
0bにより、転写搬送ベルト61の表面がトナーや紙埃
で汚れる。このトナーは転写搬送ベルト61の回転でク
リーニングブレードとブレードバックアップローラ(図
9のクリーニングブレード29、ブレードバックアップ
ローラ30を参照)により掻き取られて、廃トナータン
クに溜められる。しかし、転写搬送ベルト61の両端で
は、クリーニングブレードの圧力が弱くトナー等が通り
抜けて清掃不良を起こし、転写搬送ベルト61の両端部
から本体装置内部に飛散してトナー汚れなどの不具合を
引き起こすことがしばしばあることは前述した。本実施
の形態ではこの不具合を解消するようにしている。以
下、これについて説明する。
【0077】図8(a),(b) は、上記転写搬送ベルト61
の下循環部の外周面に当接して、転写搬送ベルト61表
面の特に両側部に付着するトナーを効率良く清掃するク
リーニング装置の構成を示す図である。同図(a),(b)
は、いずれもベルトユニット81の底面(転写搬送ベル
ト61の下循環部)において、下方からクリーニング装
置を見た図である。矢印C1 及びC2 は、いずれも転写
搬送ベルト61の循環移動方向を示している。同図(a),
(b) に示すように、転写搬送ベルト61の下循環部の裏
面にはブレードバックアップローラ91が配置され、転
写搬送ベルト61を上からブレードスクレーパ92に押
圧している(図9のブレードバックアップローラ30及
びブレードスクレーパ29参照)。また、両方向矢印D
1 及びD2は図の紙面手前側に配設されているクリーナ
ボトル(図9のクリーナボトル31参照)の受け入れ口
のおおよその広さを示したものである。
【0078】図8(a) に示す例では、これらのブレード
バックアップローラ91とブレードスクレーパ92の上
流側(図の左方)に、転写搬送ベルト61の側部に夫々
当接してガイドブレード93a及び93bが配設され
る。ガイドブレード93a及び93bは、転写搬送ベル
ト61の側部を外から内へ下流側に向けて斜めに配置さ
れている。これにより、転写搬送ベルト61の縁近傍に
付着しているトナーが、図の矢印E1 及びE2 で示すよ
うに、ガイドブレード93a及び93bによって、ブレ
ードスクレーパ92の清掃機能がよりよく働く中央部方
向へ掻き寄せられる。この中央部方向に掻き寄せられた
トナーはブレードスクレーパ92により掻き取られて、
クリーナボトル内に堆積される。このように、ガイドブ
レード93a及び93bとブレードスクレーパ92によ
って二度掻きするので、トナー清掃機能が向上する。
【0079】図8(b) は、同図(a) のガイドブレード9
3a及び93bに代えて、クリーニングブラシ94(9
4a、94b)を配設した例を示している。このクリー
ニングブラシ94は、自回転軸の外側端部に固着する傘
歯車95に、駆動ギア96、これと同軸の伝達ギア9
7、伝達軸ギア98、及びこれと同軸の傘歯車99を介
して動力を伝達されて、図の矢印Fで示すように、転写
搬送ベルト61の面からベルト内側へ掻き寄せる方向に
回転する。このように、転写搬送ベルト61の面をブラ
ッシングするので、この場合もトナー清掃機能が向上す
る。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成ユニットの位置に追随する可動支持部材と一体
に転写ブラシとバックアップローラとを取り付けるの
で、あるいは転写ブラシとバックアップローラの固定さ
れた支持部材で画像形成ユニットを直接位置決めするの
で、バックアップローラに支持される転写搬送ベルトを
常に画像形成ユニットの感光体ドラムに一定の状態で圧
接させることが出来ると共に転写ブラシを常に一定の食
い込み量で転写搬送ベルトに圧接させることができ、こ
れにより、感光体ドラム、転写搬送ベルト及び転写ブラ
シ相互間に間隙のない常に一定の接触状態を維持するこ
とができ、したがって、転写不良の発生しない常に良好
な画像を印刷する画像形成装置を提供することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は一実施の形態における画像形成装置の転
写部の主要部の構成を示す側面図、(b) はその画像形成
ユニットのフレームと位置決めコロを除いた側断面図、
同図(c) は同図(a) の画像形成ユニットを除いた斜視図
である。
【図2】他の実施の形態における画像形成ユニット、ベ
ルトユニット及び転写器ユニットの構成を模式的に示す
側面図である。
【図3】(a) は図2の構成における転写器ユニットの斜
視図、(b) は同じく画像形成ユニットの位置決め状態を
示す図である。
【図4】図2の構成において転写搬送ベルトの印刷モー
ドの切り替わり時におけるテンションローラの動作状態
を説明する図である。
【図5】(a),(b) は図2において印刷モードに拘わりな
く転写搬送ベルトの張力を一定に維持するテンションロ
ーラの付勢機構の構成及び動作を示す図である。
【図6】図2の構成におけるベルトユニットと定着ユニ
ットの斜視図である。
【図7】(a) は図6の連結部の詳細を示す平面図、(b)
はその側面図である。
【図8】(a),(b) は図2の転写搬送ベルトのクリーニン
グ装置を2例示す図である。
【図9】従来の転写搬送ベルトを用いて転写材に画像を
形成する画像形成装置の側断面である。
【図10】従来の転写ブラシ、転写搬送ベルト及び感光
体ドラム間の配置関係を模式的に示す図である。
【図11】従来のモノクロ印刷とフルカラー印刷のモー
ド切替機構とテンションローラとの関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 画像形成装置(本体装置) 2 開閉トレー 3 用紙カセット 4 上蓋 5 排紙トレー 6 用紙搬送ベルト 7 駆動ローラ 8 従動ローラ 9(9a、9b、9c、9d) 感光体ドラム 11 クリーナ 12 初期化帯電ブラシ 13 書込ヘッド 14 現像器 15 転写ブラシ 16 支持部材 17 現像ローラ 18 テンションローラ 19 吸着ローラ 21 トナー 22 待機ロール対 23 給紙案内路 24 給送ロール対 25 給紙コロ 26 定着器 27 排紙案内路 28 排紙ロール対 29 ブレードスクレーパ 30 ブレードバックアップローラ 31 クリーナボトル 32 電装部 34 可動梁体 35 固定支持ローラ 36 可動支持ローラ 37 支持軸 38 止め部材 38′ 螺旋ばね 39 ローラ支持腕 39′ 支点 40(40a、40b、40c、40d) 画像形成ユ
ニット 41 匡体 42(42a、42b、42c、42d) 感光体ドラ
ム 43 クリーナ 44 初期化帯電器 45 現像器 46 書込ヘッド 47 底面(位置合わせ部) 48 転写搬送ベルト 51 転写ブラシ 52 バックアップローラ 53 位置決めコロ(ギャップコロ) 54 支持部材 55 支持軸 56 ホルダブラケット 57 バネ 61 転写搬送ベルト 62 フレーム 63(63c、63d) ガイド溝 64 可動梁体 65a−1、65a−2、65b−1、65b−2、6
5c−1、65c−2突き当て部 66 支持部材 66−1、66−2 突き当て部 67 固定支持ローラ 68 支持軸 69 バックアップローラ 71 転写ブラシ 72 テンションローラ 73 ピン 74 鍵型アーム 74−1 スライド溝孔 74−2 フック 75 ガイドピン 76 バネ 77 ローラ支持腕 78 支点 81 ベルトユニット 82 定着ユニット 83a、83b サイドフレーム 84(84a、84b) 連結アーム 85 駆動ローラ 85−1 支持軸 86 定着部ヒートローラ 86−1 支持軸 88 エンボス 91 ブレードバックアップローラ 92 ブレードスクレーパ 93a、93b ガイドブレード
フロントページの続き (72)発明者 浅海 清次 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ電子工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体ドラムを有し装置本体の装着部
    に着脱自在の画像形成ユニットと、 複数のローラ間に張架されトナー像の形成された前記像
    担持体ドラムに転写材を供給すべく外周面に前記転写材
    を吸着して循環移動する転写搬送ベルトと、該転写搬送
    ベルトを介して前記像担持体ドラムに対向し前記像担持
    体ドラム上のトナー像を前記転写材に転写する転写器
    と、前記画像形成ユニットと当接し前記像担持体ドラム
    と前記転写器との相対位置を設定する位置決め手段と、
    を有する転写搬送ベルトユニットと、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記位置決め手段は、前記転写器と共に
    前記像担持体ドラムに対して接離する方向に移動自在に
    形成されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記位置決め手段は、前記転写器と共に
    本体装置のフレームに位置固定されて成ることを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記位置決め手段は、前記転写搬送ベル
    トを前記像担持体ドラムに圧接させ且つ該転写搬送ベル
    トを介して前記転写器を前記像担持体ドラムに圧接させ
    るべく前記転写搬送ベルトの内周面に接触するバックア
    ップローラを備えることを特徴とする請求項1、2又は
    3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記位置決め手段は、前記画像形成ユニ
    ットの所定の底面に当接し該画像形成ユニットを下支え
    して前記像担持体ドラムと前記転写器との相対位置を設
    定するギャップローラを備えることを特徴とする請求項
    1、2、3又は4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記位置決め手段は、前記画像形成ユニ
    ットの所定の底面に当接し該画像形成ユニットを下支え
    して前記像担持体ドラムと前記転写器との相対位置を設
    定する立設部を備えることを特徴とする請求項1、2、
    3又は4記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記位置決め手段が下方に移動して前記
    画像形成ユニットとの当接を解除したとき該画像形成ユ
    ニットの下降を抑止すべく支持する支持部を備えること
    を特徴とする請求項5又は6記載の画像形成装置。
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