JPH09274355A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH09274355A JPH09274355A JP8086389A JP8638996A JPH09274355A JP H09274355 A JPH09274355 A JP H09274355A JP 8086389 A JP8086389 A JP 8086389A JP 8638996 A JP8638996 A JP 8638996A JP H09274355 A JPH09274355 A JP H09274355A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer roller
- color
- black
- electrostatic latent
- latent image
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置の小型化を図り、全体の消費電力を減少
させる。 【解決手段】 各印刷ステーション21 〜24 の感光ド
ラム3に用紙搬送ベルト1を介して対向して設けられた
転写ローラ91 〜94 と、ブラック印刷ステーション2
4 に対応するブラック転写ローラ94 を回転自在に軸支
するブラック転写ローラ取付フレーム52と、カラー印
刷ステーションに対応するカラー転写ローラ91 〜93
のすべてを回転自在に軸支するカラー転写ローラ取付フ
レーム32と、取付フレーム52を駆動するクランク機
構54,55と、取付フレーム32を駆動するスコット
ラッセル機構に接続したクランク機構42,43と、ギ
ヤ43が一方向に回転したときのみ取付フレーム52を
駆動させるため連接棒に設けた長孔42bと、各クラン
ク機構を駆動し転写ローラをカラー及びモノクロ印刷状
態に移動可能な1つの駆動モータ57に接続した減速ギ
ヤ56とを設けた。
させる。 【解決手段】 各印刷ステーション21 〜24 の感光ド
ラム3に用紙搬送ベルト1を介して対向して設けられた
転写ローラ91 〜94 と、ブラック印刷ステーション2
4 に対応するブラック転写ローラ94 を回転自在に軸支
するブラック転写ローラ取付フレーム52と、カラー印
刷ステーションに対応するカラー転写ローラ91 〜93
のすべてを回転自在に軸支するカラー転写ローラ取付フ
レーム32と、取付フレーム52を駆動するクランク機
構54,55と、取付フレーム32を駆動するスコット
ラッセル機構に接続したクランク機構42,43と、ギ
ヤ43が一方向に回転したときのみ取付フレーム52を
駆動させるため連接棒に設けた長孔42bと、各クラン
ク機構を駆動し転写ローラをカラー及びモノクロ印刷状
態に移動可能な1つの駆動モータ57に接続した減速ギ
ヤ56とを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザプ
リンタ等の画像形成装置に関し、特にベルト状の搬送手
段を用いて転写紙を搬送する画像形成装置に関する。
リンタ等の画像形成装置に関し、特にベルト状の搬送手
段を用いて転写紙を搬送する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置として例えばカラ
ーレーザプリンタがある。このカラーレーザプリンタ
は、装置本体内部に張設した無端帯状の媒体搬送ベルト
としての用紙搬送ベルトに、複数色出力用の各色ごとの
複数のカラー印刷ステーション及び黒色のみ出力用のブ
ラック印刷ステーションをこの順に連続配置して構成さ
れる。各印刷ステーションは、それぞれ感光ドラム等の
電子写真プロセス機構を備えている。
ーレーザプリンタがある。このカラーレーザプリンタ
は、装置本体内部に張設した無端帯状の媒体搬送ベルト
としての用紙搬送ベルトに、複数色出力用の各色ごとの
複数のカラー印刷ステーション及び黒色のみ出力用のブ
ラック印刷ステーションをこの順に連続配置して構成さ
れる。各印刷ステーションは、それぞれ感光ドラム等の
電子写真プロセス機構を備えている。
【0003】このような多連タンデム式の用紙搬送べル
ト全体を上下動させる駆動機構を設け、印刷待機時には
用紙搬送ベルト全体を下動させて用紙搬送ベルトを各印
刷ステーションの感光ドラムから離間させ、印刷時に用
紙搬送ベルト全体を上動させて用紙搬送ベルトを各印刷
ステーションの感光ドラムへ当接させるものがある。
ト全体を上下動させる駆動機構を設け、印刷待機時には
用紙搬送ベルト全体を下動させて用紙搬送ベルトを各印
刷ステーションの感光ドラムから離間させ、印刷時に用
紙搬送ベルト全体を上動させて用紙搬送ベルトを各印刷
ステーションの感光ドラムへ当接させるものがある。
【0004】しかしながら、このようなプリンタ装置で
は、ブラックのみ印刷する場合でも用紙搬送ベルト全体
を上動させるようにしていたため、記録用紙はブラック
印刷ステーションへ搬送される前に他のカラー印刷ステ
ーションを通ることとなる。このため、ブラック感光ド
ラム及びブラック現像装置のみならず、他のカラー感光
ドラム及びカラー現像装置をも動作する必要があった。
従って、カラー印刷を行わない場合でも、カラー感光ド
ラム及びカラー現像装置が磨耗して寿命が短くなってし
まう等の問題が生じた。
は、ブラックのみ印刷する場合でも用紙搬送ベルト全体
を上動させるようにしていたため、記録用紙はブラック
印刷ステーションへ搬送される前に他のカラー印刷ステ
ーションを通ることとなる。このため、ブラック感光ド
ラム及びブラック現像装置のみならず、他のカラー感光
ドラム及びカラー現像装置をも動作する必要があった。
従って、カラー印刷を行わない場合でも、カラー感光ド
ラム及びカラー現像装置が磨耗して寿命が短くなってし
まう等の問題が生じた。
【0005】この問題を解決する画像形成装置として特
開平3−288173号公報に開示されたものが知られ
ている。この装置は、図13に示すように装置本体内部
に張設した無端帯状の用紙搬送ベルト101に、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のカラー印刷
ステーション1021 〜1023 及びブラック(K)の
ブラック印刷ステーション1024 を連続配置して構成
される。各印刷ステーション1021 〜1024 は、そ
れぞれ静電潜像保持体としての感光ドラム103、その
周りに配設した帯電器104、レーザダイオードを備え
た露光装置105、現像装置106、クリーニング装置
107等からなる電子写真プロセス機構を備える。
開平3−288173号公報に開示されたものが知られ
ている。この装置は、図13に示すように装置本体内部
に張設した無端帯状の用紙搬送ベルト101に、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のカラー印刷
ステーション1021 〜1023 及びブラック(K)の
ブラック印刷ステーション1024 を連続配置して構成
される。各印刷ステーション1021 〜1024 は、そ
れぞれ静電潜像保持体としての感光ドラム103、その
周りに配設した帯電器104、レーザダイオードを備え
た露光装置105、現像装置106、クリーニング装置
107等からなる電子写真プロセス機構を備える。
【0006】上記用紙搬送べルト101の駆動機構10
8はブロック化されており、用紙搬送ベルト1の駆動機
構108全体がカム109a,109bにより上下する
ことによって各印刷ステーション1021 〜1023 の
感光ドラム103に接離動作するような構成となってい
る。
8はブロック化されており、用紙搬送ベルト1の駆動機
構108全体がカム109a,109bにより上下する
ことによって各印刷ステーション1021 〜1023 の
感光ドラム103に接離動作するような構成となってい
る。
【0007】具体的には、この用紙搬送べルト101の
駆動機構108は、支持台110上の両端部に1対のガ
イドローラ111,112を取付け、これらガイドロー
ラ111,112に用紙搬送べルト101を掛け渡して
無端状とするとともに、用紙搬送べルト101を挟んだ
上記印刷ステーション1021 〜1024 の感光ドラム
103の対向位置に転写器113を配置して構成され
る。
駆動機構108は、支持台110上の両端部に1対のガ
イドローラ111,112を取付け、これらガイドロー
ラ111,112に用紙搬送べルト101を掛け渡して
無端状とするとともに、用紙搬送べルト101を挟んだ
上記印刷ステーション1021 〜1024 の感光ドラム
103の対向位置に転写器113を配置して構成され
る。
【0008】上記支持台110の下方には、その両端部
に一対のカム109a,109bが設けられている。こ
のカム109a,109bは偏心カムで構成され、それ
ぞれ独立に駆動可能となっている。
に一対のカム109a,109bが設けられている。こ
のカム109a,109bは偏心カムで構成され、それ
ぞれ独立に駆動可能となっている。
【0009】例えば、複数色を出力するカラー印刷の場
合はすべての印刷ステーション1021 〜1024 を使
用するため、用紙搬送ベルト101が下降している印刷
待機時状態からカム109a,109bを両方とも駆動
して用紙搬送べルト101の駆動機構全体を上動し、用
紙搬送べルト101をすべての感光ドラム103に対し
て当接させて図13(a)に示すようなカラー印刷時状
態にする。
合はすべての印刷ステーション1021 〜1024 を使
用するため、用紙搬送ベルト101が下降している印刷
待機時状態からカム109a,109bを両方とも駆動
して用紙搬送べルト101の駆動機構全体を上動し、用
紙搬送べルト101をすべての感光ドラム103に対し
て当接させて図13(a)に示すようなカラー印刷時状
態にする。
【0010】これに対して、黒色のみを出力するモノク
ローム印刷の場合はブラック印刷ステーション1024
のみを使用するため、用紙搬送ベルト101が下降して
いる状態からカム109aのみを駆動してブラック印刷
ステーション1024 の感光ドラム103のみに用紙搬
送ベルト101を当接するよう、図13(b)に示すよ
うに用紙搬送ベルト101の駆動機構全体を斜行させ
る。
ローム印刷の場合はブラック印刷ステーション1024
のみを使用するため、用紙搬送ベルト101が下降して
いる状態からカム109aのみを駆動してブラック印刷
ステーション1024 の感光ドラム103のみに用紙搬
送ベルト101を当接するよう、図13(b)に示すよ
うに用紙搬送ベルト101の駆動機構全体を斜行させ
る。
【0011】これにより、他のカラー印刷ステーション
1021 〜1023 の感光ドラム103と用紙搬送ベル
ト101との間には空隙が生じるため、ブラック印刷ス
テーション1024 へ搬送される記録用紙はカラー感光
ドラム103に当接することはなくなり、モノクローム
印刷時にはカラー印刷ステーションのカラー感光ドラム
等をオフしておくことができる。
1021 〜1023 の感光ドラム103と用紙搬送ベル
ト101との間には空隙が生じるため、ブラック印刷ス
テーション1024 へ搬送される記録用紙はカラー感光
ドラム103に当接することはなくなり、モノクローム
印刷時にはカラー印刷ステーションのカラー感光ドラム
等をオフしておくことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような画
像形成装置においては、カラー印刷時には用紙搬送ベル
ト101を駆動機構108ごと上下させなければなら
ず、またモノクローム印刷時には用紙搬送ベルト101
を駆動機構108ごと斜行させなければならないため、
駆動機構の自重によりカム109a,109bと支持台
110との摩擦抵抗が大きくなる。このため、用紙搬送
ベルト101を駆動機構108ごと移動できるような大
きな駆動力が得られるモータ等を必要とするため、却っ
て大きな消費電力が必要となり、またプリンタ装置全体
の小型化の要請に沿わないという問題もあった。
像形成装置においては、カラー印刷時には用紙搬送ベル
ト101を駆動機構108ごと上下させなければなら
ず、またモノクローム印刷時には用紙搬送ベルト101
を駆動機構108ごと斜行させなければならないため、
駆動機構の自重によりカム109a,109bと支持台
110との摩擦抵抗が大きくなる。このため、用紙搬送
ベルト101を駆動機構108ごと移動できるような大
きな駆動力が得られるモータ等を必要とするため、却っ
て大きな消費電力が必要となり、またプリンタ装置全体
の小型化の要請に沿わないという問題もあった。
【0013】また、用紙搬送ベルト101を駆動機構1
08ごと上下させるカム109a,109bは、カラー
印刷時には両方とも駆動させ、モノクローム印刷時には
カム109aのみを駆動させるというように、これらカ
ム109a,109bを別個独立して駆動しなければな
らず、しかも駆動機構108ごと駆動させなければなら
ないため、各カム109a,109bを駆動するモータ
等も別個に必要となる。このため、駆動制御も複雑化
し、しかも装置が大型化してしまうという問題があっ
た。
08ごと上下させるカム109a,109bは、カラー
印刷時には両方とも駆動させ、モノクローム印刷時には
カム109aのみを駆動させるというように、これらカ
ム109a,109bを別個独立して駆動しなければな
らず、しかも駆動機構108ごと駆動させなければなら
ないため、各カム109a,109bを駆動するモータ
等も別個に必要となる。このため、駆動制御も複雑化
し、しかも装置が大型化してしまうという問題があっ
た。
【0014】また、用紙搬送ベルト101を駆動機構1
08ごと移動させるということは、用紙搬送ベルト10
1を掛渡すガイドローラ111,112の軸も移動する
こととなる。このため、用紙搬送ベルト101を各感光
ドラム103へ位置決め精度よく当接させることは困難
で、記録用紙の搬送精度があまり良くないという問題も
あった。
08ごと移動させるということは、用紙搬送ベルト10
1を掛渡すガイドローラ111,112の軸も移動する
こととなる。このため、用紙搬送ベルト101を各感光
ドラム103へ位置決め精度よく当接させることは困難
で、記録用紙の搬送精度があまり良くないという問題も
あった。
【0015】そこで、本発明は、比較的小さな駆動力を
もつ1つの駆動手段の簡単な制御によりカラー印刷モー
ド及びモノクローム印刷モードいずれの用紙搬送ベルト
の接離制御も行うことができ、従って装置の小型化を図
ることができ、しかも印刷ステーションの寿命を延ばす
ことができ、全体の消費電力を減少させることができる
画像形成装置を提供しようとするものである。
もつ1つの駆動手段の簡単な制御によりカラー印刷モー
ド及びモノクローム印刷モードいずれの用紙搬送ベルト
の接離制御も行うことができ、従って装置の小型化を図
ることができ、しかも印刷ステーションの寿命を延ばす
ことができ、全体の消費電力を減少させることができる
画像形成装置を提供しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、静電潜像保持
体の表面を帯電し、露光により静電潜像を形成し、その
静電潜像を可視像化するための複数のカラー印刷ステー
ション及びブラック印刷ステーションを無端帯状の媒体
搬送ベルト上に配置し、媒体搬送ベルトにより搬送され
た記録媒体に印刷ステーションにより可視像化したトナ
ー画像を転写してカラー画像又はモノクローム画像を形
成する画像形成装置において、各印刷ステーションの静
電潜像保持体に媒体搬送ベルトを介して対向して設けら
れた転写ローラと、これらの転写ローラのうちブラック
印刷ステーションに対応するブラック転写ローラを回転
自在に軸支するブラック転写ローラ取付フレームと、転
写ローラのうちカラー印刷ステーションに対応するカラ
ー転写ローラのすべてを回転自在に軸支するカラー転写
ローラ取付フレームと、ブラック転写ローラ取付フレー
ムに接続した連接棒と回転体とからなり、転写ローラの
すべてが対応する静電潜像保持体から離間しているとき
の回転体の位置からこの回転体がどちらに回転しても、
ブラック転写ローラ取付フレームをブラック印刷ステー
ションの静電潜像保持体に対して接近動作させる第1の
クランク機構と、カラー転写ローラ取付フレームをカラ
ー印刷ステーションの静電潜像保持体に対して接離動作
させるカラー転写ローラ接離機構と、このカラー転写ロ
ーラ接離機構に付勢手段を介して連接した連接棒と回転
体からなる第2のクランク機構と、第2のクランク機構
に設けられ、転写ローラのすべてが対応する静電潜像保
持体から離間しているときの第2のクランク機構の回転
体の基準位置からこの回転体を一方に回転したときには
付勢手段の付勢力に抗してカラー転写ローラを対応する
静電潜像保持体へ媒体搬送ベルトを介して当接させ、回
転体の基準位置からその回転体を他方に回転したときに
はカラー転写ローラを対応する静電潜像保持体から離間
したままにする規制手段と、ブラック転写ローラが対応
する静電潜像保持体から離間しているときに、カラー転
写ローラが対応する静電潜像保持体から離間するように
第2のクランク機構及び第1のクランク機構に接続し、
これらのクランク機構の回転体の同方向に回転力を分配
する1つの駆動ギヤとを設けたものである。
体の表面を帯電し、露光により静電潜像を形成し、その
静電潜像を可視像化するための複数のカラー印刷ステー
ション及びブラック印刷ステーションを無端帯状の媒体
搬送ベルト上に配置し、媒体搬送ベルトにより搬送され
た記録媒体に印刷ステーションにより可視像化したトナ
ー画像を転写してカラー画像又はモノクローム画像を形
成する画像形成装置において、各印刷ステーションの静
電潜像保持体に媒体搬送ベルトを介して対向して設けら
れた転写ローラと、これらの転写ローラのうちブラック
印刷ステーションに対応するブラック転写ローラを回転
自在に軸支するブラック転写ローラ取付フレームと、転
写ローラのうちカラー印刷ステーションに対応するカラ
ー転写ローラのすべてを回転自在に軸支するカラー転写
ローラ取付フレームと、ブラック転写ローラ取付フレー
ムに接続した連接棒と回転体とからなり、転写ローラの
すべてが対応する静電潜像保持体から離間しているとき
の回転体の位置からこの回転体がどちらに回転しても、
ブラック転写ローラ取付フレームをブラック印刷ステー
ションの静電潜像保持体に対して接近動作させる第1の
クランク機構と、カラー転写ローラ取付フレームをカラ
ー印刷ステーションの静電潜像保持体に対して接離動作
させるカラー転写ローラ接離機構と、このカラー転写ロ
ーラ接離機構に付勢手段を介して連接した連接棒と回転
体からなる第2のクランク機構と、第2のクランク機構
に設けられ、転写ローラのすべてが対応する静電潜像保
持体から離間しているときの第2のクランク機構の回転
体の基準位置からこの回転体を一方に回転したときには
付勢手段の付勢力に抗してカラー転写ローラを対応する
静電潜像保持体へ媒体搬送ベルトを介して当接させ、回
転体の基準位置からその回転体を他方に回転したときに
はカラー転写ローラを対応する静電潜像保持体から離間
したままにする規制手段と、ブラック転写ローラが対応
する静電潜像保持体から離間しているときに、カラー転
写ローラが対応する静電潜像保持体から離間するように
第2のクランク機構及び第1のクランク機構に接続し、
これらのクランク機構の回転体の同方向に回転力を分配
する1つの駆動ギヤとを設けたものである。
【0017】このような構成の本発明においては、カラ
ー転写ローラ及びブラック転写ローラがともに静電潜像
保持体から離間している印刷待機時状態から1つの駆動
ギヤを一方の方向に回転すると、第1及び第2のクラン
ク機構の回転体はともに一方の方向に回転する。これに
より、ブラック転写ローラ取付フレーム及びカラー転写
ローラ取付フレームはともに駆動し、すべての転写ロー
ラは各静電潜像保持体に媒体搬送ベルトを介して当接
し、カラー印刷状態となる。
ー転写ローラ及びブラック転写ローラがともに静電潜像
保持体から離間している印刷待機時状態から1つの駆動
ギヤを一方の方向に回転すると、第1及び第2のクラン
ク機構の回転体はともに一方の方向に回転する。これに
より、ブラック転写ローラ取付フレーム及びカラー転写
ローラ取付フレームはともに駆動し、すべての転写ロー
ラは各静電潜像保持体に媒体搬送ベルトを介して当接
し、カラー印刷状態となる。
【0018】これに対し、カラー転写ローラ及びブラッ
ク転写ローラがともに静電潜像保持体から離間している
印刷待機時状態から1つの駆動ギヤを他方の方向に回転
すると、第1及び第2のクランク機構の回転体はともに
他方の方向に回転する。これにより、ブラック転写ロー
ラ取付フレームのみが駆動してブラック転写ローラのみ
が対応する静電潜像保持体に媒体搬送ベルトを介して当
接し、モノクローム印刷状態となる。
ク転写ローラがともに静電潜像保持体から離間している
印刷待機時状態から1つの駆動ギヤを他方の方向に回転
すると、第1及び第2のクランク機構の回転体はともに
他方の方向に回転する。これにより、ブラック転写ロー
ラ取付フレームのみが駆動してブラック転写ローラのみ
が対応する静電潜像保持体に媒体搬送ベルトを介して当
接し、モノクローム印刷状態となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明をカラーレーザプリ
ンタに適用した場合の第1の実施形態を図1ないし図8
を参照して説明する。
ンタに適用した場合の第1の実施形態を図1ないし図8
を参照して説明する。
【0020】図1は、本実施の形態にかかるカラーレー
ザプリンタの構成を示す断面図で、21 〜23 は装置本
体内部に張設した無端帯状の媒体搬送ベルトとしての用
紙搬送ベルト1に連続して配置された複数色出力用の3
個のカラー印刷ステーション、24 はカラー印刷ステー
ション21 〜23 に並設された黒色出力用のブラック印
刷ステーションである。
ザプリンタの構成を示す断面図で、21 〜23 は装置本
体内部に張設した無端帯状の媒体搬送ベルトとしての用
紙搬送ベルト1に連続して配置された複数色出力用の3
個のカラー印刷ステーション、24 はカラー印刷ステー
ション21 〜23 に並設された黒色出力用のブラック印
刷ステーションである。
【0021】各印刷ステーション21 〜24 は、静電潜
像保持体としての感光ドラム3の周囲に帯電器4、露光
装置5、現像装置6、ドラムクリーナ7、除電ランプ8
を対向配置している。カラー印刷ステーション21 〜2
3 の現像装置6はそれぞれイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)のカラートナーを収納し、また、
ブラック印刷ステーション24 の現像装置6はブラック
(K)のトナーを収納し、下部に回転自在に設けた現像
ローラ10により感光ドラム3にトナーを供給するよう
になっている。
像保持体としての感光ドラム3の周囲に帯電器4、露光
装置5、現像装置6、ドラムクリーナ7、除電ランプ8
を対向配置している。カラー印刷ステーション21 〜2
3 の現像装置6はそれぞれイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)のカラートナーを収納し、また、
ブラック印刷ステーション24 の現像装置6はブラック
(K)のトナーを収納し、下部に回転自在に設けた現像
ローラ10により感光ドラム3にトナーを供給するよう
になっている。
【0022】上記用紙搬送ベルト1は導電材からなり、
その表面を絶縁層で被覆している。そして導電材が接触
するように1対のガイドローラ14,15に掛け渡され
ている。ベルト搬送方向の下流側にあるガイドローラ1
5は駆動ローラであり、図示しない駆動装置に連結して
いる。また、ベルト搬送方向の上流側にあるガイドロー
ラ14は従動ローラであり、用紙搬送ベルト1に張力を
与えるために付勢バネ38で懸架している。
その表面を絶縁層で被覆している。そして導電材が接触
するように1対のガイドローラ14,15に掛け渡され
ている。ベルト搬送方向の下流側にあるガイドローラ1
5は駆動ローラであり、図示しない駆動装置に連結して
いる。また、ベルト搬送方向の上流側にあるガイドロー
ラ14は従動ローラであり、用紙搬送ベルト1に張力を
与えるために付勢バネ38で懸架している。
【0023】これらガイドローラ14,15の軸は、こ
れら両軸との接線が各印刷ステーション21 〜24 の感
光ドラム3に接触しないように離間した状態で、プリン
タ本体の筐体に回転自在に取付けられている。この筐体
には上記印刷ステーション21 〜24 も固定されてい
る。
れら両軸との接線が各印刷ステーション21 〜24 の感
光ドラム3に接触しないように離間した状態で、プリン
タ本体の筐体に回転自在に取付けられている。この筐体
には上記印刷ステーション21 〜24 も固定されてい
る。
【0024】また、上記用紙搬送ベルト1の内側には、
用紙搬送ベルト1を挟んで、各カラー印刷ステーション
21 〜23 の感光ドラム3に対向するようにカラー転写
ローラ91 〜93 が配置され、ブラック印刷ステーショ
ン24 の感光ドラム3に対向するようにブラック転写ロ
ーラ94 が配置されている。また、用紙搬送ベルト1の
弛みをとったり所定の張力を維持するテンションローラ
12が配置されている。これら転写ローラ91 〜94 は
導電部材で構成し、高圧電源により転写電圧を給電す
る。
用紙搬送ベルト1を挟んで、各カラー印刷ステーション
21 〜23 の感光ドラム3に対向するようにカラー転写
ローラ91 〜93 が配置され、ブラック印刷ステーショ
ン24 の感光ドラム3に対向するようにブラック転写ロ
ーラ94 が配置されている。また、用紙搬送ベルト1の
弛みをとったり所定の張力を維持するテンションローラ
12が配置されている。これら転写ローラ91 〜94 は
導電部材で構成し、高圧電源により転写電圧を給電す
る。
【0025】また、上述したように用紙搬送ベルト1も
導電部材で構成されているため、この転写ローラ91 〜
94 とともに全体で転写器を構成している。さらに、こ
れら転写ローラ91 〜94 は、後述するローラ駆動機構
31及び51により感光ドラム3に対して接離可能に構
成されている。
導電部材で構成されているため、この転写ローラ91 〜
94 とともに全体で転写器を構成している。さらに、こ
れら転写ローラ91 〜94 は、後述するローラ駆動機構
31及び51により感光ドラム3に対して接離可能に構
成されている。
【0026】すなわち、上記カラー転写ローラ91 〜9
3 、及びベルト搬送方向の上流側に設けたテンションロ
ーラ12a,12bは、一体となって図2に示すカラー
転写ローラ駆動機構31により、各色に対応する感光ド
ラム3に対して接離できるようになっている。具体的に
は、このカラー転写ローラ駆動機構31は、図3及び図
4にも示すように用紙搬送ベルト1の張設方向に沿って
設けられ、かつ用紙搬送ベルト1の幅方向に離間して対
向配置された一対のカラー転写ローラ取付フレーム32
を備える。図2は、このカラー転写ローラ取付フレーム
32のうち一方側のものを示しており、図3及び図4に
示すように他方側のものも同様の構成である。
3 、及びベルト搬送方向の上流側に設けたテンションロ
ーラ12a,12bは、一体となって図2に示すカラー
転写ローラ駆動機構31により、各色に対応する感光ド
ラム3に対して接離できるようになっている。具体的に
は、このカラー転写ローラ駆動機構31は、図3及び図
4にも示すように用紙搬送ベルト1の張設方向に沿って
設けられ、かつ用紙搬送ベルト1の幅方向に離間して対
向配置された一対のカラー転写ローラ取付フレーム32
を備える。図2は、このカラー転写ローラ取付フレーム
32のうち一方側のものを示しており、図3及び図4に
示すように他方側のものも同様の構成である。
【0027】このカラー転写ローラ取付フレーム32に
は、カラー転写ローラ91 〜93 が軸支されている。こ
れにより、カラー転写ローラ取付フレーム32の上下動
によりカラー転写ローラ91 〜93 すべてが感光ドラム
3に対して接離する。また、カラー転写ローラ取付フレ
ーム32の両端の上部隅角部には上方に張られた用紙搬
送ベルト1に所定の張力を与えるとともに、用紙搬送ベ
ルト1が各カラー転写ローラ91 〜93 と感光ドラム3
との間で直線となるようにテンションローラ12aが設
けられている。
は、カラー転写ローラ91 〜93 が軸支されている。こ
れにより、カラー転写ローラ取付フレーム32の上下動
によりカラー転写ローラ91 〜93 すべてが感光ドラム
3に対して接離する。また、カラー転写ローラ取付フレ
ーム32の両端の上部隅角部には上方に張られた用紙搬
送ベルト1に所定の張力を与えるとともに、用紙搬送ベ
ルト1が各カラー転写ローラ91 〜93 と感光ドラム3
との間で直線となるようにテンションローラ12aが設
けられている。
【0028】また、上記カラー転写ローラ取付フレーム
32の両端の下部隅角部には、テンションローラ12a
と相まって下方に張られた用紙搬送ベルト1に所定の張
力を与えるテンションローラ12bが設けられている。
32の両端の下部隅角部には、テンションローラ12a
と相まって下方に張られた用紙搬送ベルト1に所定の張
力を与えるテンションローラ12bが設けられている。
【0029】上記カラー転写ローラ取付フレーム32に
は、両端部に上下方向に向けてガイド用位置決め長孔3
3が形成されている。このガイド用位置決め長孔33
は、カラー転写ローラ取付フレーム32の感光ドラム3
に対する接離動作をガイドするガイド溝33a、このガ
イド溝33aの上端部に形成され、カラー感光ドラム3
に対する離間位置(印刷待機時状態位置)を決める印刷
待機時位置決め端部33b、ガイド溝33aの下端部に
形成され、感光ドラム3に対するベルト接触位置(カラ
ー印刷時状態位置)を決める印刷時位置決め端部33c
からなる。
は、両端部に上下方向に向けてガイド用位置決め長孔3
3が形成されている。このガイド用位置決め長孔33
は、カラー転写ローラ取付フレーム32の感光ドラム3
に対する接離動作をガイドするガイド溝33a、このガ
イド溝33aの上端部に形成され、カラー感光ドラム3
に対する離間位置(印刷待機時状態位置)を決める印刷
待機時位置決め端部33b、ガイド溝33aの下端部に
形成され、感光ドラム3に対するベルト接触位置(カラ
ー印刷時状態位置)を決める印刷時位置決め端部33c
からなる。
【0030】上記ガイド用位置決め長孔33にはそれぞ
れプリンタ本体の筐体に固定された支持部に形成された
ガイド突起34が挿入されている。そして、このガイド
突起34がガイド用位置決め長孔33に沿ってカラー転
写ローラ取付フレーム32が上下方向に移動することに
より、カラー転写ローラ91 〜93 が用紙搬送ベルト1
を介して各感光ドラム3に接離する。
れプリンタ本体の筐体に固定された支持部に形成された
ガイド突起34が挿入されている。そして、このガイド
突起34がガイド用位置決め長孔33に沿ってカラー転
写ローラ取付フレーム32が上下方向に移動することに
より、カラー転写ローラ91 〜93 が用紙搬送ベルト1
を介して各感光ドラム3に接離する。
【0031】このカラー転写ローラ取付フレーム32に
は、このカラー転写ローラ取付フレーム32を上下方向
に駆動するカラー転写ローラ接離機構としてのリンク駆
動機構35が取付けられている。このリンク駆動機構3
5は、一対のスコットラッセル式直線運動機構をベルト
搬送方向へ並べて構成される。
は、このカラー転写ローラ取付フレーム32を上下方向
に駆動するカラー転写ローラ接離機構としてのリンク駆
動機構35が取付けられている。このリンク駆動機構3
5は、一対のスコットラッセル式直線運動機構をベルト
搬送方向へ並べて構成される。
【0032】すなわち、リンク駆動機構35はプリンタ
本体の筐体に摺動自在に設けた下方の水平リンク35a
に第1の斜行リンク35bの下端を回転自在に接続し、
この第1の斜行リンク35bの中間に斜行リンク35b
の半分の長さになる位置に回転自在に第2の斜行リンク
35cの上端を回転自在に接続し、さらに第2の斜行リ
ンク35cの下端を上記水平リンク35aに水平に形成
した長孔35dに回転自在かつ摺動自在に挿入して構成
される。
本体の筐体に摺動自在に設けた下方の水平リンク35a
に第1の斜行リンク35bの下端を回転自在に接続し、
この第1の斜行リンク35bの中間に斜行リンク35b
の半分の長さになる位置に回転自在に第2の斜行リンク
35cの上端を回転自在に接続し、さらに第2の斜行リ
ンク35cの下端を上記水平リンク35aに水平に形成
した長孔35dに回転自在かつ摺動自在に挿入して構成
される。
【0033】このように構成されたリンク駆動機構35
は、水平リンク35aを水平に摺動することによって第
1の斜行リンク35bの上端が鉛直に移動する。従っ
て、この第1の斜行リンク35bの上端をカラー転写ロ
ーラ取付フレーム32に接続することによって、カラー
転写ローラ取付フレーム32を転写ローラ21 〜23 及
びテンションローラ12a,12bごと上下方向に移動
させるようにしている。
は、水平リンク35aを水平に摺動することによって第
1の斜行リンク35bの上端が鉛直に移動する。従っ
て、この第1の斜行リンク35bの上端をカラー転写ロ
ーラ取付フレーム32に接続することによって、カラー
転写ローラ取付フレーム32を転写ローラ21 〜23 及
びテンションローラ12a,12bごと上下方向に移動
させるようにしている。
【0034】上記水平リンク35aの一端35eには、
付勢手段としてのコイルバネ36の一端が掛止してお
り、このコイルバネ36の他端には、この水平リンク3
5aを水平方向へ摺動させるための連接棒42が掛止し
ている。すなわち、この連接棒42の一端には掛止突起
42aが側面から突出して形成され、この掛止突起42
aに上記コイルバネ36の他端が回転自在に掛止してい
る。
付勢手段としてのコイルバネ36の一端が掛止してお
り、このコイルバネ36の他端には、この水平リンク3
5aを水平方向へ摺動させるための連接棒42が掛止し
ている。すなわち、この連接棒42の一端には掛止突起
42aが側面から突出して形成され、この掛止突起42
aに上記コイルバネ36の他端が回転自在に掛止してい
る。
【0035】また、連接棒42の他端には連接棒の長さ
方向に長孔42bが形成されている。この長孔42bに
は、ギヤ43の側面から突出して形成されたクランクピ
ン43bが挿入している。このギヤ43のクランクピン
43bはギヤ43の回転軸43aから離間しているた
め、ギヤ43と連接棒42とは第2のクランク機構を構
成し、ギヤ43の回転運動を水平リンク35aの直線運
動に変換している。この長孔42bを形成した連接棒4
2は規制手段を構成する。
方向に長孔42bが形成されている。この長孔42bに
は、ギヤ43の側面から突出して形成されたクランクピ
ン43bが挿入している。このギヤ43のクランクピン
43bはギヤ43の回転軸43aから離間しているた
め、ギヤ43と連接棒42とは第2のクランク機構を構
成し、ギヤ43の回転運動を水平リンク35aの直線運
動に変換している。この長孔42bを形成した連接棒4
2は規制手段を構成する。
【0036】なお、ギヤ43の大きさやクランクピン4
3bの位置は、連接棒42を引っ張りクランクピン43
bが少なくとも当該第2のクランク機構の死点に達する
前に、カラー転写ローラ取付フレーム32の印刷待機時
位置決め端部33bがガイド突起34に当接するように
決定する。
3bの位置は、連接棒42を引っ張りクランクピン43
bが少なくとも当該第2のクランク機構の死点に達する
前に、カラー転写ローラ取付フレーム32の印刷待機時
位置決め端部33bがガイド突起34に当接するように
決定する。
【0037】このようにすることによって、このギヤ4
3を図2に示す印刷待機時状態から図示の実線矢印方向
(時計回り)に回転させると、ギヤ43のクランクピン
43bが連接棒42の長孔42bの端部に引掛かり、コ
イルバネ36の付勢力に抗して水平リンク35aが図示
の実線矢印方向(水平方向)へ移動する。これにより、
第1の斜行リンク35bの先端は図示の実線矢印方向
(鉛直方向)に移動し、これとともにカラー転写ローラ
取付フレーム32が上方に移動して用紙搬送ベルト1を
上方に張出し、カラー転写ローラ取付フレーム32の印
刷待機時位置決め端部33bがガイド突起34に当接す
ることによって感光ドラム3の当接位置へ位置決めされ
る。こうして、図7に示すカラー印刷時状態となる。
3を図2に示す印刷待機時状態から図示の実線矢印方向
(時計回り)に回転させると、ギヤ43のクランクピン
43bが連接棒42の長孔42bの端部に引掛かり、コ
イルバネ36の付勢力に抗して水平リンク35aが図示
の実線矢印方向(水平方向)へ移動する。これにより、
第1の斜行リンク35bの先端は図示の実線矢印方向
(鉛直方向)に移動し、これとともにカラー転写ローラ
取付フレーム32が上方に移動して用紙搬送ベルト1を
上方に張出し、カラー転写ローラ取付フレーム32の印
刷待機時位置決め端部33bがガイド突起34に当接す
ることによって感光ドラム3の当接位置へ位置決めされ
る。こうして、図7に示すカラー印刷時状態となる。
【0038】このとき、ベルト搬送方向の上流側では、
用紙搬送ベルト1の感光ドラム及び転写ローラ当接部が
テンションローラ12aも上方に移動することにより水
平に保たれるとともに所定の張力が保たれ、用紙搬送ベ
ルト1の下側はテンションローラ12bが上方へ移動す
ることにより下方への張出しがなくなる。
用紙搬送ベルト1の感光ドラム及び転写ローラ当接部が
テンションローラ12aも上方に移動することにより水
平に保たれるとともに所定の張力が保たれ、用紙搬送ベ
ルト1の下側はテンションローラ12bが上方へ移動す
ることにより下方への張出しがなくなる。
【0039】また、上記ギヤ43を図7に示すカラー印
刷時状態から図示の実線矢印方向(反時計回り)に回転
させると、コイルバネ36の付勢力やカラー転写ローラ
取付フレーム32の自重により、水平リンク35aは図
示の実線矢印方向(水平方向)へ移動するとともに、第
1の斜行リンク35bの先端は図示の実線矢印方向(鉛
直方向)に移動し、これとともにカラー転写ローラ取付
フレーム32が下方に移動する。これにより、用紙搬送
ベルト1の上方への張出しがなくなり、カラー転写ロー
ラ取付フレーム32の印刷待機時位置決め端部33bが
ガイド突起34に当接することによって、感光ドラム3
からの離間位置に位置決めされる。こうして、図2に示
す印刷待機時状態に戻る。
刷時状態から図示の実線矢印方向(反時計回り)に回転
させると、コイルバネ36の付勢力やカラー転写ローラ
取付フレーム32の自重により、水平リンク35aは図
示の実線矢印方向(水平方向)へ移動するとともに、第
1の斜行リンク35bの先端は図示の実線矢印方向(鉛
直方向)に移動し、これとともにカラー転写ローラ取付
フレーム32が下方に移動する。これにより、用紙搬送
ベルト1の上方への張出しがなくなり、カラー転写ロー
ラ取付フレーム32の印刷待機時位置決め端部33bが
ガイド突起34に当接することによって、感光ドラム3
からの離間位置に位置決めされる。こうして、図2に示
す印刷待機時状態に戻る。
【0040】このとき、用紙搬送ベルト1の下側は、テ
ンションローラ12bが下方へ移動することにより下方
へ張出すようになる。これにより、用紙搬送ベルト1の
弛みが解消する。
ンションローラ12bが下方へ移動することにより下方
へ張出すようになる。これにより、用紙搬送ベルト1の
弛みが解消する。
【0041】また、カラー転写ローラ91 〜93 の回転
軸には感光ドラム3へ所定の圧力で当接するようにカラ
ー転写ローラ91 〜93 を上方に付勢する付勢バネ37
が設けられている。
軸には感光ドラム3へ所定の圧力で当接するようにカラ
ー転写ローラ91 〜93 を上方に付勢する付勢バネ37
が設けられている。
【0042】これに対し、上記ギヤ43を図2に示す印
刷待機時状態から図示の点線矢印方向(反時計回り)に
回転させると、ギヤ43のクランクピン43bは連接棒
42の長孔42bをスライドするため、水平リンク35
aが移動することはない。従って、図8に示すモノクロ
ーム印刷時には、カラー転写ローラ取付フレーム32も
下降したままである。
刷待機時状態から図示の点線矢印方向(反時計回り)に
回転させると、ギヤ43のクランクピン43bは連接棒
42の長孔42bをスライドするため、水平リンク35
aが移動することはない。従って、図8に示すモノクロ
ーム印刷時には、カラー転写ローラ取付フレーム32も
下降したままである。
【0043】一方、上記ブラック転写ローラ94 、及び
その近傍に設けたテンションローラ12c,12dは一
体となってブラック転写ローラ駆動機構51により、ブ
ラック(K)の感光ドラム3に対して接離できるように
なっている。具体的には、このブラック転写ローラ駆動
機構51は、用紙搬送ベルト1の張設方向に沿って設け
られ、かつ用紙搬送ベルト1の幅方向に離間して対向配
置された一対のブラック転写ローラ取付フレーム52を
備える。図2において、ブラック転写ローラ取付フレー
ム52の一方側のものであり、図3に示すように他方側
のものも同様の構成である。
その近傍に設けたテンションローラ12c,12dは一
体となってブラック転写ローラ駆動機構51により、ブ
ラック(K)の感光ドラム3に対して接離できるように
なっている。具体的には、このブラック転写ローラ駆動
機構51は、用紙搬送ベルト1の張設方向に沿って設け
られ、かつ用紙搬送ベルト1の幅方向に離間して対向配
置された一対のブラック転写ローラ取付フレーム52を
備える。図2において、ブラック転写ローラ取付フレー
ム52の一方側のものであり、図3に示すように他方側
のものも同様の構成である。
【0044】このブラック転写ローラ取付フレーム52
の一端は、用紙搬送ベルト1のガイドローラ15の軸1
5aに回転自在に取付けられている。またブラック転写
ローラ取付フレーム52には、その中間部上部にブラッ
ク転写ローラ94 が軸支されていおり、先端部上下隅角
部にそれぞれテンションローラ12a,12bが設けら
れている。ブラック転写ローラ取付フレーム52は、ガ
イドローラ15の軸15aを中心に回転することによ
り、感光ドラム3にブラック転写ローラ94 が感光ドラ
ム3に対して接離する。
の一端は、用紙搬送ベルト1のガイドローラ15の軸1
5aに回転自在に取付けられている。またブラック転写
ローラ取付フレーム52には、その中間部上部にブラッ
ク転写ローラ94 が軸支されていおり、先端部上下隅角
部にそれぞれテンションローラ12a,12bが設けら
れている。ブラック転写ローラ取付フレーム52は、ガ
イドローラ15の軸15aを中心に回転することによ
り、感光ドラム3にブラック転写ローラ94 が感光ドラ
ム3に対して接離する。
【0045】上記ブラック転写ローラ取付フレーム52
の中間部下部には、このブラック転写ローラ取付フレー
ム52を駆動させるための連接棒54の一端が回転自在
に接続している。この連接棒54の他端は、ギヤ55の
側面から突出して形成されたクランクピン55bに回転
自在に係止している。
の中間部下部には、このブラック転写ローラ取付フレー
ム52を駆動させるための連接棒54の一端が回転自在
に接続している。この連接棒54の他端は、ギヤ55の
側面から突出して形成されたクランクピン55bに回転
自在に係止している。
【0046】このギヤ55のクランクピン55bはギヤ
55の回転軸55aから離間しているため、ギヤ55と
連接棒54とは第1のクランク機構を構成し、ギヤ55
の回転運動を連接棒54の直線運動に変換し、さらに連
接棒54の直線運動をブラック転写ローラ取付フレーム
52の揺動運動に変換している。
55の回転軸55aから離間しているため、ギヤ55と
連接棒54とは第1のクランク機構を構成し、ギヤ55
の回転運動を連接棒54の直線運動に変換し、さらに連
接棒54の直線運動をブラック転写ローラ取付フレーム
52の揺動運動に変換している。
【0047】なお、ギヤ55の大きさやクランクピン5
5bの位置は、ブラック転写ローラ取付フレーム52を
下方に引っ張り当該第1のクランク機構が死点に達した
ところがブラック転写ローラ取付フレーム52の印刷待
機時状態位置となり、当該第1のクランク機構の2つの
死点の中間に達したところがブラック転写ローラ取付フ
レーム52の印刷時状態となるように決定する。
5bの位置は、ブラック転写ローラ取付フレーム52を
下方に引っ張り当該第1のクランク機構が死点に達した
ところがブラック転写ローラ取付フレーム52の印刷待
機時状態位置となり、当該第1のクランク機構の2つの
死点の中間に達したところがブラック転写ローラ取付フ
レーム52の印刷時状態となるように決定する。
【0048】このようにすることによって、上記ギヤ5
5を図2に示す印刷待機時状態から図示の実線矢印方向
(時計回り)に回転させるか(カラー印刷の場合)、又
は点線矢印方向(反時計回り)に回転させると(モノク
ローム印刷の場合)、いずれの場合もブラック転写ロー
ラ取付フレーム52は実線矢印方向(上方向)に揺動し
用紙搬送ベルト1を上方に張出していく。そして、上記
第1のクランク機構の2つの死点の中間に達するところ
で停止することにより、感光ドラム3の当接位置へ位置
決めされる。これにより、図7に示すカラー印字時状態
又は図8に示すモノクローム印刷時状態となる。
5を図2に示す印刷待機時状態から図示の実線矢印方向
(時計回り)に回転させるか(カラー印刷の場合)、又
は点線矢印方向(反時計回り)に回転させると(モノク
ローム印刷の場合)、いずれの場合もブラック転写ロー
ラ取付フレーム52は実線矢印方向(上方向)に揺動し
用紙搬送ベルト1を上方に張出していく。そして、上記
第1のクランク機構の2つの死点の中間に達するところ
で停止することにより、感光ドラム3の当接位置へ位置
決めされる。これにより、図7に示すカラー印字時状態
又は図8に示すモノクローム印刷時状態となる。
【0049】このとき、ベルト搬送方向の下流側では、
用紙搬送ベルト1の感光ドラム及び転写ローラ当接部が
テンションローラ12cも上方に移動することにより水
平に保たれるとともに所定の張力が保たれ、用紙搬送ベ
ルト1の下側はテンションローラ12dが上方へ移動す
ることにより下方への張出しがなくなる。
用紙搬送ベルト1の感光ドラム及び転写ローラ当接部が
テンションローラ12cも上方に移動することにより水
平に保たれるとともに所定の張力が保たれ、用紙搬送ベ
ルト1の下側はテンションローラ12dが上方へ移動す
ることにより下方への張出しがなくなる。
【0050】また、上記ギヤ55を図7に示すカラー印
刷時状態から図示の実線矢印方向(反時計回り)に回転
させると、又は図8に示すモノクローム印刷時状態から
図示の実線矢印方向(時計回り)に回転させると、いず
れの場合も下方に揺動して、用紙搬送ベルト1の上方へ
の張出しがなくなり、当該第1のクランク機構の死点に
達すると、感光ドラム3の離間位置へ位置決めされる。
これにより、図2に示す印刷待機時状態に戻る。
刷時状態から図示の実線矢印方向(反時計回り)に回転
させると、又は図8に示すモノクローム印刷時状態から
図示の実線矢印方向(時計回り)に回転させると、いず
れの場合も下方に揺動して、用紙搬送ベルト1の上方へ
の張出しがなくなり、当該第1のクランク機構の死点に
達すると、感光ドラム3の離間位置へ位置決めされる。
これにより、図2に示す印刷待機時状態に戻る。
【0051】このとき、用紙搬送ベルト1の下側は、テ
ンションローラ12dが下方へ移動することにより下方
へ張出すようになる。これにより、用紙搬送ベルト1の
弛みが解消する。また、ブラック転写ローラ94 の回転
軸には感光ドラム3へ所定の圧力で当接するようにブラ
ック転写ローラ94 を上方に付勢する付勢バネ58が設
けられている。
ンションローラ12dが下方へ移動することにより下方
へ張出すようになる。これにより、用紙搬送ベルト1の
弛みが解消する。また、ブラック転写ローラ94 の回転
軸には感光ドラム3へ所定の圧力で当接するようにブラ
ック転写ローラ94 を上方に付勢する付勢バネ58が設
けられている。
【0052】ところで、上記カラー転写ローラ駆動機構
31のギヤ43及びブラック転写ローラ駆動機構51の
ギヤ55の歯数は同一にしてある。また、これらギヤ4
3及び55には、図5に示すように減速ギヤ56が接続
している。この減速ギヤ56は、小径ギヤ56aと大径
ギヤ56bとが一体となって構成されている。
31のギヤ43及びブラック転写ローラ駆動機構51の
ギヤ55の歯数は同一にしてある。また、これらギヤ4
3及び55には、図5に示すように減速ギヤ56が接続
している。この減速ギヤ56は、小径ギヤ56aと大径
ギヤ56bとが一体となって構成されている。
【0053】この減速ギヤ56の小径ギヤ56aはギヤ
43及び55に噛合っており、大径ギヤ56bは駆動モ
ータ57の駆動軸に取付けられた駆動ギヤ57aに噛合
っている。これにより、減速ギヤ56を駆動すると、ギ
ヤ43及び55はともに同一方向に同一角度で回転す
る。
43及び55に噛合っており、大径ギヤ56bは駆動モ
ータ57の駆動軸に取付けられた駆動ギヤ57aに噛合
っている。これにより、減速ギヤ56を駆動すると、ギ
ヤ43及び55はともに同一方向に同一角度で回転す
る。
【0054】また、ギヤ43及び55との噛合いは、ギ
ヤ43のクランクピン43aが2つの死点の中間に位置
するときに、ギヤ55のクランクピン55aが死点位置
になるように調整してある。
ヤ43のクランクピン43aが2つの死点の中間に位置
するときに、ギヤ55のクランクピン55aが死点位置
になるように調整してある。
【0055】上記ギヤ43及び減速ギヤ56は、図6に
示すようにギアフレーム59に軸支されている。減速ギ
ヤ56の軸56cは用紙搬送ベルト1の幅方向に延出し
ており、この軸56cには他方側の小径ギヤ56aが取
付けられている。これにより、駆動モータ57の回転が
両側の減速ギヤ56に伝達され、両側の第1及び第2の
クランク機構にも伝達される。従って、1つの駆動モー
タ57で両側のカラー転写ローラ取付フレーム32及び
ブラック転写ローラ取付フレーム52を駆動制御するこ
とができる。
示すようにギアフレーム59に軸支されている。減速ギ
ヤ56の軸56cは用紙搬送ベルト1の幅方向に延出し
ており、この軸56cには他方側の小径ギヤ56aが取
付けられている。これにより、駆動モータ57の回転が
両側の減速ギヤ56に伝達され、両側の第1及び第2の
クランク機構にも伝達される。従って、1つの駆動モー
タ57で両側のカラー転写ローラ取付フレーム32及び
ブラック転写ローラ取付フレーム52を駆動制御するこ
とができる。
【0056】なお、ギヤ43と同様にギヤ55も、ギア
フレーム59に軸支されているが、図6においては、説
明の都合上ギヤ55を省略している。また、上記駆動モ
ータは、ステッピングモータで構成することが好まし
い。これにより、簡単な制御で位置決め精度を良好にす
ることができ、また停止時に一定のディテントトルクを
発生するというステッピングモータの特性により、当該
モータが無通電状態の場合であっても各ギヤ43,55
の角度を保持できる。
フレーム59に軸支されているが、図6においては、説
明の都合上ギヤ55を省略している。また、上記駆動モ
ータは、ステッピングモータで構成することが好まし
い。これにより、簡単な制御で位置決め精度を良好にす
ることができ、また停止時に一定のディテントトルクを
発生するというステッピングモータの特性により、当該
モータが無通電状態の場合であっても各ギヤ43,55
の角度を保持できる。
【0057】ここで、さらにプリンタ本体について説明
すれば、上記用紙搬送ベルト1の搬送開始位置には、図
1に示すようにベルト帯電器11を配置している。この
ベルト帯電器11は用紙搬送ベルト1に記録用紙を帯電
吸着させるためのものである。また、用紙搬送ベルト1
の下方には、記録媒体としての記録用紙18を積層して
収納した給紙装置19を着脱自在に設けている。この給
紙装置19の上側には記録用紙18をピックアップする
給紙ローラ23及び搬送路13へ記録用紙18を導く搬
送ローラ等を設けている。
すれば、上記用紙搬送ベルト1の搬送開始位置には、図
1に示すようにベルト帯電器11を配置している。この
ベルト帯電器11は用紙搬送ベルト1に記録用紙を帯電
吸着させるためのものである。また、用紙搬送ベルト1
の下方には、記録媒体としての記録用紙18を積層して
収納した給紙装置19を着脱自在に設けている。この給
紙装置19の上側には記録用紙18をピックアップする
給紙ローラ23及び搬送路13へ記録用紙18を導く搬
送ローラ等を設けている。
【0058】一方のガイドローラ14近傍には、給紙装
置19から用紙搬送ベルト1の端部へ記録用紙18を案
内する搬送路13を設けている。また、他方のガイドロ
ーラ15の外側に定着装置20を近接して配置してい
る。
置19から用紙搬送ベルト1の端部へ記録用紙18を案
内する搬送路13を設けている。また、他方のガイドロ
ーラ15の外側に定着装置20を近接して配置してい
る。
【0059】このような構成の本実施の形態において
は、カラー印刷を行う場合には、駆動モータ57を図2
に示す印刷待機時状態から図示の実線矢印方向(時計回
り)に回転すると、駆動ギヤ57aを介して減速ギヤ5
6が回転し、カラー転写ローラフレーム32のギヤ43
及びブラック転写ローラフレーム52のギヤ55は、図
示の実線矢印方向(時計回り)に回転する。これによ
り、ギヤ55のクランクピン55bが連接棒54を押上
げ、ブラック転写ローラフレーム52が上方へ揺動する
とともに、ギヤ43のクランクピン43bが連接棒42
の長孔42bの端部をコイルバネ36の付勢力に抗して
引っ張り、カラー転写ローラフレーム32が上昇する。
こうして、図7に示すカラー印刷時状態となる。
は、カラー印刷を行う場合には、駆動モータ57を図2
に示す印刷待機時状態から図示の実線矢印方向(時計回
り)に回転すると、駆動ギヤ57aを介して減速ギヤ5
6が回転し、カラー転写ローラフレーム32のギヤ43
及びブラック転写ローラフレーム52のギヤ55は、図
示の実線矢印方向(時計回り)に回転する。これによ
り、ギヤ55のクランクピン55bが連接棒54を押上
げ、ブラック転写ローラフレーム52が上方へ揺動する
とともに、ギヤ43のクランクピン43bが連接棒42
の長孔42bの端部をコイルバネ36の付勢力に抗して
引っ張り、カラー転写ローラフレーム32が上昇する。
こうして、図7に示すカラー印刷時状態となる。
【0060】この状態で、用紙搬送ベルトから搬送され
た記録用紙へ各印刷ステーション21 〜24 から出力さ
れ、カラー印刷が行われる。そして、記録用紙への転写
が終了すると、駆動モータ57を図7に示すカラー印刷
時状態から図示の実線矢印方向(反時計回り)に回転す
る。すると、カラー転写ローラフレーム32のギヤ43
及びブラック転写ローラフレーム52のギヤ55は、図
示の実線矢印方向(反時計回り)に回転する。これによ
り、ギヤ55のクランクピン55bが連接棒54を押下
げ、ブラック転写ローラフレーム52が下方へ揺動する
とともに、ギヤ43のクランクピン43bはコイルバネ
36の付勢方向に移動するため、カラー転写ローラフレ
ーム32が下降する。こうして、図2に示す印刷待機時
状態に戻る。
た記録用紙へ各印刷ステーション21 〜24 から出力さ
れ、カラー印刷が行われる。そして、記録用紙への転写
が終了すると、駆動モータ57を図7に示すカラー印刷
時状態から図示の実線矢印方向(反時計回り)に回転す
る。すると、カラー転写ローラフレーム32のギヤ43
及びブラック転写ローラフレーム52のギヤ55は、図
示の実線矢印方向(反時計回り)に回転する。これによ
り、ギヤ55のクランクピン55bが連接棒54を押下
げ、ブラック転写ローラフレーム52が下方へ揺動する
とともに、ギヤ43のクランクピン43bはコイルバネ
36の付勢方向に移動するため、カラー転写ローラフレ
ーム32が下降する。こうして、図2に示す印刷待機時
状態に戻る。
【0061】また、モノクローム印刷を行う場合には、
駆動モータ57をカラー印刷の場合とは反対方向、すな
わち図2に示す印刷待機時状態から図示の点線矢印方向
(反時計回り)に回転する。すると、駆動ギヤ57aを
介して減速ギヤ56が回転し、カラー転写ローラフレー
ム32のギヤ43及びブラック転写ローラフレーム52
のギヤ55は、図示の点線矢印方向(反時計回り)に回
転する。これにより、ギヤ55のクランクピン55bが
連接棒54を押上げ、ブラック転写ローラフレーム52
が上方へ揺動する。これに対し、ギヤ43のクランクピ
ン43bは連接棒42の長孔42bをスライドするた
め、カラー転写ローラフレーム32は上昇せず、下降位
置のままである。こうして、図8に示すモノクローム印
刷時状態となる。
駆動モータ57をカラー印刷の場合とは反対方向、すな
わち図2に示す印刷待機時状態から図示の点線矢印方向
(反時計回り)に回転する。すると、駆動ギヤ57aを
介して減速ギヤ56が回転し、カラー転写ローラフレー
ム32のギヤ43及びブラック転写ローラフレーム52
のギヤ55は、図示の点線矢印方向(反時計回り)に回
転する。これにより、ギヤ55のクランクピン55bが
連接棒54を押上げ、ブラック転写ローラフレーム52
が上方へ揺動する。これに対し、ギヤ43のクランクピ
ン43bは連接棒42の長孔42bをスライドするた
め、カラー転写ローラフレーム32は上昇せず、下降位
置のままである。こうして、図8に示すモノクローム印
刷時状態となる。
【0062】この状態で、用紙搬送ベルトから搬送され
た記録用紙へ各印刷ステーション24 のみから出力さ
れ、モノクローム印刷が行われる。そして、記録用紙へ
の転写が終了すると、駆動モータ57を図8に示すモノ
クローム印刷時状態から図示の実線矢印方向(時計回
り)に回転する。すると、カラー転写ローラフレーム3
2のギヤ43及びブラック転写ローラフレーム52のギ
ヤ55は、図示の実線矢印方向(時計回り)に回転す
る。これにより、ギヤ55のクランクピン55bが連接
棒54を押下げ、ブラック転写ローラフレーム52が下
方へ揺動する。これに対し、ギヤ43のクランクピン4
3bは連接棒42の長孔42bをスライドするため、カ
ラー転写ローラフレーム32は下降位置のままである。
こうして、図2に示す印刷待機時状態に戻る。
た記録用紙へ各印刷ステーション24 のみから出力さ
れ、モノクローム印刷が行われる。そして、記録用紙へ
の転写が終了すると、駆動モータ57を図8に示すモノ
クローム印刷時状態から図示の実線矢印方向(時計回
り)に回転する。すると、カラー転写ローラフレーム3
2のギヤ43及びブラック転写ローラフレーム52のギ
ヤ55は、図示の実線矢印方向(時計回り)に回転す
る。これにより、ギヤ55のクランクピン55bが連接
棒54を押下げ、ブラック転写ローラフレーム52が下
方へ揺動する。これに対し、ギヤ43のクランクピン4
3bは連接棒42の長孔42bをスライドするため、カ
ラー転写ローラフレーム32は下降位置のままである。
こうして、図2に示す印刷待機時状態に戻る。
【0063】このように、1つの駆動モータ57の回転
方向を変えるだけで、ブラック転写ローラ取付フレーム
52及びカラー転写ローラ取付フレーム32の両者を上
動させるカラー印刷時状態と、ブラック転写ローラ取付
フレーム52のみを上動させるモノクローム印刷時状態
との両方の印刷時状態の切換えが可能となるため、駆動
モータ57を小さい駆動力のものにすることができ、装
置を小型化することができる。
方向を変えるだけで、ブラック転写ローラ取付フレーム
52及びカラー転写ローラ取付フレーム32の両者を上
動させるカラー印刷時状態と、ブラック転写ローラ取付
フレーム52のみを上動させるモノクローム印刷時状態
との両方の印刷時状態の切換えが可能となるため、駆動
モータ57を小さい駆動力のものにすることができ、装
置を小型化することができる。
【0064】すなわち、従来においては、用紙搬送ベル
トを駆動機構ごと上下動又は斜行させて上記2つの印刷
時状態の切換えを行うようにしていたことから、大きな
駆動力が必要であるため、駆動モータ1つで上記2つの
印刷時状態の切換えができるようにすれば、駆動モータ
が大型化し、駆動機構も複雑なものとなってしまう。
トを駆動機構ごと上下動又は斜行させて上記2つの印刷
時状態の切換えを行うようにしていたことから、大きな
駆動力が必要であるため、駆動モータ1つで上記2つの
印刷時状態の切換えができるようにすれば、駆動モータ
が大型化し、駆動機構も複雑なものとなってしまう。
【0065】これに対し、本発明では転写ローラ91 〜
93 ,94 をそれぞれ転写ローラ取付フレーム32,5
2に取付け、これら転写ローラ取付フレーム32,52
を上下動させることにより、用紙搬送ベルト1を感光ド
ラム3に接離させるようにしたため、従来に比して非常
に小さい力で用紙搬送ベルト1を接離動作させることが
できる。これにより、比較的小さい1つの駆動モータで
十分に上記2つの印刷時状態の切換えを行うことがで
き、消費電力の節約を図ることもできる。
93 ,94 をそれぞれ転写ローラ取付フレーム32,5
2に取付け、これら転写ローラ取付フレーム32,52
を上下動させることにより、用紙搬送ベルト1を感光ド
ラム3に接離させるようにしたため、従来に比して非常
に小さい力で用紙搬送ベルト1を接離動作させることが
できる。これにより、比較的小さい1つの駆動モータで
十分に上記2つの印刷時状態の切換えを行うことがで
き、消費電力の節約を図ることもできる。
【0066】また、カラー転写ローラ91 〜93 をカラ
ー転写ローラ取付フレーム32に取付けるとともに、ブ
ラック転写ローラ94 をブラック転写ローラ取付フレー
ム52に取付け、これらローラ取付フレーム32,52
を別個に動作させ、モノクローム印刷時にはブラック転
写ローラ取付フレーム52のみを駆動してブラック
(K)の感光ドラム3のみに用紙搬送ベルト1を当接さ
せるようにしたため、カラー感光ドラム3及びカラー現
像装置6を駆動しないで済ますことができる。従ってカ
ラー感光ドラム3及びカラー現像装置6の磨耗を抑制す
ることができ、寿命を延ばすことができる。
ー転写ローラ取付フレーム32に取付けるとともに、ブ
ラック転写ローラ94 をブラック転写ローラ取付フレー
ム52に取付け、これらローラ取付フレーム32,52
を別個に動作させ、モノクローム印刷時にはブラック転
写ローラ取付フレーム52のみを駆動してブラック
(K)の感光ドラム3のみに用紙搬送ベルト1を当接さ
せるようにしたため、カラー感光ドラム3及びカラー現
像装置6を駆動しないで済ますことができる。従ってカ
ラー感光ドラム3及びカラー現像装置6の磨耗を抑制す
ることができ、寿命を延ばすことができる。
【0067】また、記録用紙の搬送精度のほとんどを決
める用紙搬送ベルト1のガイドローラ14,15の軸を
固定し、転写ローラ91 〜93 及び94 を移動させて用
紙搬送ベルト1を感光ベルト3へ当接する構成としたた
め、用紙搬送ベルト1を精度よく感光ドラム3へ当接で
きる。これによっても、記録用紙の搬送精度を向上する
ことができる。
める用紙搬送ベルト1のガイドローラ14,15の軸を
固定し、転写ローラ91 〜93 及び94 を移動させて用
紙搬送ベルト1を感光ベルト3へ当接する構成としたた
め、用紙搬送ベルト1を精度よく感光ドラム3へ当接で
きる。これによっても、記録用紙の搬送精度を向上する
ことができる。
【0068】次に、本発明をカラーレーザプリンタに適
用した場合の第2の実施形態を図9ないし図12を参照
して説明する。なお、本実施の形態において上記第1の
実施形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を
省略する。
用した場合の第2の実施形態を図9ないし図12を参照
して説明する。なお、本実施の形態において上記第1の
実施形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を
省略する。
【0069】図9は、本実施の形態にかかるカラーレー
ザプリンタの用紙搬送ベルト1の接離機構を示す断面図
で、図2に示すものと異なるのは、上記第1の実施形態
においてはカラー転写ローラ駆動機構31の連接棒42
に長孔42bを設け、この長孔42bにギヤ43のクラ
ンクピン43bを挿入することにより、ギヤ43を図示
の実線矢印方向(反時計回り)に回転するときに(カラ
ー印刷時状態)のみリンク機構を駆動させる代わりに、
ギヤ43に規制手段としての半円カム61を取付けると
ともに、この半円カム61に長孔42bのない連接棒4
2を取付けて、ギヤ43を図示の実線矢印方向(時計回
り)に回転するときに(カラー印刷時状態)のみ連接棒
42を引張ることができるようにしている点である。
ザプリンタの用紙搬送ベルト1の接離機構を示す断面図
で、図2に示すものと異なるのは、上記第1の実施形態
においてはカラー転写ローラ駆動機構31の連接棒42
に長孔42bを設け、この長孔42bにギヤ43のクラ
ンクピン43bを挿入することにより、ギヤ43を図示
の実線矢印方向(反時計回り)に回転するときに(カラ
ー印刷時状態)のみリンク機構を駆動させる代わりに、
ギヤ43に規制手段としての半円カム61を取付けると
ともに、この半円カム61に長孔42bのない連接棒4
2を取付けて、ギヤ43を図示の実線矢印方向(時計回
り)に回転するときに(カラー印刷時状態)のみ連接棒
42を引張ることができるようにしている点である。
【0070】具体的には、この半円カム61は図10に
も示すように、略半円板状に形成し、その一端部にはギ
ヤ43のクランクピン43bに回転方向の片側のみ引っ
掛けるフック部61aを形成している。そして、半円カ
ム61の他端部にはこの半円カム61の側面から突出し
たクランクピン61bを形成し、このクランクピン61
bに連接棒42の一端を回転自在に掛止している。
も示すように、略半円板状に形成し、その一端部にはギ
ヤ43のクランクピン43bに回転方向の片側のみ引っ
掛けるフック部61aを形成している。そして、半円カ
ム61の他端部にはこの半円カム61の側面から突出し
たクランクピン61bを形成し、このクランクピン61
bに連接棒42の一端を回転自在に掛止している。
【0071】このようにすることによって、このギヤ4
3を図9に示す印刷待機時状態から図示の実線矢印方向
(時計回り)に回転させると、ギヤ43のクランクピン
43bが半円カム61のフック部61aに引掛かって半
円カム61が回転し、コイルバネ36の付勢力に抗して
水平リンク35aが図示の実線矢印方向(水平方向)へ
移動する。これにより、カラー転写ローラ取付フレーム
32が上方に移動して用紙搬送ベルト1を上方に張出
し、カラー転写ローラ取付フレーム32の印刷待機時位
置決め端部33bがガイド突起34に当接することによ
って感光ドラム3の当接位置へ位置決めされる。こうし
て、図11に示すカラー印刷時状態となる。
3を図9に示す印刷待機時状態から図示の実線矢印方向
(時計回り)に回転させると、ギヤ43のクランクピン
43bが半円カム61のフック部61aに引掛かって半
円カム61が回転し、コイルバネ36の付勢力に抗して
水平リンク35aが図示の実線矢印方向(水平方向)へ
移動する。これにより、カラー転写ローラ取付フレーム
32が上方に移動して用紙搬送ベルト1を上方に張出
し、カラー転写ローラ取付フレーム32の印刷待機時位
置決め端部33bがガイド突起34に当接することによ
って感光ドラム3の当接位置へ位置決めされる。こうし
て、図11に示すカラー印刷時状態となる。
【0072】また、上記ギヤ43を図11に示すカラー
印刷時状態から図示の実線矢印方向(反時計回り)に回
転させると、コイルバネ36の付勢力やカラー転写ロー
ラ取付フレーム32の自重により、水平リンク35aは
図示の実線矢印方向(水平方向)へ移動するとともに、
カラー転写ローラ取付フレーム32が下方に移動する。
これにより、用紙搬送ベルト1の上方への張出しがなく
なり、カラー転写ローラ取付フレーム32の印刷待機時
位置決め端部33bがガイド突起34に当接することに
よって、感光ドラム3からの離間位置に位置決めされ
る。こうして、図9に示す印刷待機時状態とに戻る。
印刷時状態から図示の実線矢印方向(反時計回り)に回
転させると、コイルバネ36の付勢力やカラー転写ロー
ラ取付フレーム32の自重により、水平リンク35aは
図示の実線矢印方向(水平方向)へ移動するとともに、
カラー転写ローラ取付フレーム32が下方に移動する。
これにより、用紙搬送ベルト1の上方への張出しがなく
なり、カラー転写ローラ取付フレーム32の印刷待機時
位置決め端部33bがガイド突起34に当接することに
よって、感光ドラム3からの離間位置に位置決めされ
る。こうして、図9に示す印刷待機時状態とに戻る。
【0073】これに対し、上記ギヤ43を図9に示す印
刷待機時状態から図示の点線矢印方向(反時計回り)に
回転させると、ギヤ43のクランクピン43bは半円カ
ム61のフック部61aに引っ掛からないため、水平リ
ンク35aが移動することはない。従って、図12に示
すモノクローム印刷時には、カラー転写ローラ取付フレ
ーム32は下降したままである。
刷待機時状態から図示の点線矢印方向(反時計回り)に
回転させると、ギヤ43のクランクピン43bは半円カ
ム61のフック部61aに引っ掛からないため、水平リ
ンク35aが移動することはない。従って、図12に示
すモノクローム印刷時には、カラー転写ローラ取付フレ
ーム32は下降したままである。
【0074】このように、ギヤ43に半円カム61を取
付けるとともに、この半円カム61に連接棒42を取付
けることによっても、上記第1の実施形態と同様に、1
つの駆動モータ57の回転方向を変えるだけで、ブラッ
ク転写ローラ取付フレーム52及びカラー転写ローラ取
付フレーム32の両者を上動させるカラー印刷時状態
と、ブラック転写ローラ取付フレーム52のみを上動さ
せるモノクローム印刷時状態との両方の印刷時状態の切
換えが可能となるため、駆動モータ57を小さい駆動力
のものにすることができ、装置を小型化することができ
る等上記第1の実施形態と同様の効果を奏することがで
きる。
付けるとともに、この半円カム61に連接棒42を取付
けることによっても、上記第1の実施形態と同様に、1
つの駆動モータ57の回転方向を変えるだけで、ブラッ
ク転写ローラ取付フレーム52及びカラー転写ローラ取
付フレーム32の両者を上動させるカラー印刷時状態
と、ブラック転写ローラ取付フレーム52のみを上動さ
せるモノクローム印刷時状態との両方の印刷時状態の切
換えが可能となるため、駆動モータ57を小さい駆動力
のものにすることができ、装置を小型化することができ
る等上記第1の実施形態と同様の効果を奏することがで
きる。
【0075】また、上記実施の形態においては、カラー
転写ローラ取付フレーム32を上下に移動させる機構と
してスコットラッセル式直線運動機構を利用したリンク
駆動機構35を使用したものについて述べたが、必ずし
もこれに限定されるものではなく、ローラ取付フレーム
32を上下に移動させる機構であれば、例えばポースリ
エ式直線運動機構等を利用したものであってもよい。
転写ローラ取付フレーム32を上下に移動させる機構と
してスコットラッセル式直線運動機構を利用したリンク
駆動機構35を使用したものについて述べたが、必ずし
もこれに限定されるものではなく、ローラ取付フレーム
32を上下に移動させる機構であれば、例えばポースリ
エ式直線運動機構等を利用したものであってもよい。
【0076】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、比
較的小さな駆動力をもつ1つの駆動手段の簡単な制御に
よりカラー印刷モード及びモノクローム印刷モードいず
れの用紙搬送ベルトの接離制御も行うことができ、従っ
て装置の小型化を図ることができ、しかも印刷ステーシ
ョンの寿命を延ばすことができ、全体の消費電力を減少
させることができる画像形成装置を提供できるものであ
る。
較的小さな駆動力をもつ1つの駆動手段の簡単な制御に
よりカラー印刷モード及びモノクローム印刷モードいず
れの用紙搬送ベルトの接離制御も行うことができ、従っ
て装置の小型化を図ることができ、しかも印刷ステーシ
ョンの寿命を延ばすことができ、全体の消費電力を減少
させることができる画像形成装置を提供できるものであ
る。
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるカラーレーザ
プリンタの要部構成を示す断面図。
プリンタの要部構成を示す断面図。
【図2】図1に示すローラ駆動機構の印刷待機時におけ
る状態を説明する図。
る状態を説明する図。
【図3】図1に示すローラ駆動機構の構成を示す上面
図。
図。
【図4】図2に示すA−A断面図。
【図5】図2に示すギヤ機構の構成を説明する斜視図。
【図6】図5に示すギヤ機構を矢印方向Bから見た平面
図。
図。
【図7】同実施形態のローラ駆動機構のカラー印刷時に
おける状態を説明する図。
おける状態を説明する図。
【図8】同実施形態のローラ駆動機構のモノクローム印
刷時における状態を説明する図。
刷時における状態を説明する図。
【図9】本発明における第2の実施形態におけるローラ
駆動機構の印刷待機時における状態を説明する図。
駆動機構の印刷待機時における状態を説明する図。
【図10】図9に示すギヤ機構の構成を説明する斜視
図。
図。
【図11】同実施形態のローラ駆動機構のカラー印刷時
における状態を説明する図。
における状態を説明する図。
【図12】同実施形態のローラ駆動機構のモノクローム
印刷時における状態を説明する図。
印刷時における状態を説明する図。
【図13】従来のカラーレーザプリンタの要部構成を示
す断面図。
す断面図。
1…用紙搬送ベルト(媒体搬送ベルト) 21 〜23 …カラー印刷ステーション 24 …ブラック印刷ステーション 3…感光ドラム(静電潜像保持体) 91 〜93 …カラー転写ローラ 94 …ブラック転写ローラ 18…記録用紙(記録媒体) 31…カラー転写ローラ駆動機構 32…カラー転写ローラ取付フレーム 35…リンク駆動機構(カラー転写ローラ接離機構) 36…コイルバネ(付勢手段) 42…ギヤ 43…連接棒 42b…長孔 51…ブラック転写ローラ駆動機構 52…ブラック転写ローラ取付フレーム 54…連接棒 55…ギヤ 56…減速ギヤ 57…駆動モータ
Claims (1)
- 【請求項1】 静電潜像保持体の表面を帯電し、露光に
より静電潜像を形成し、その静電潜像を可視像化するた
めの複数のカラー印刷ステーション及びブラック印刷ス
テーションを無端帯状の媒体搬送ベルト上に配置し、前
記媒体搬送ベルトにより搬送された記録媒体に前記印刷
ステーションにより可視像化したトナー画像を転写して
カラー画像又はモノクローム画像を形成する画像形成装
置において、各印刷ステーションの静電潜像保持体に前
記媒体搬送ベルトを介して対向して設けられた転写ロー
ラと、これらの転写ローラのうち前記ブラック印刷ステ
ーションに対応するブラック転写ローラを回転自在に軸
支するブラック転写ローラ取付フレームと、前記転写ロ
ーラのうち前記カラー印刷ステーションに対応するカラ
ー転写ローラのすべてを回転自在に軸支するカラー転写
ローラ取付フレームと、ブラック転写ローラ取付フレー
ムに接続した連接棒と回転体とからなり、前記転写ロー
ラのすべてが対応する静電潜像保持体から離間している
ときの回転体の位置からこの回転体がどちらに回転して
も、前記ブラック転写ローラ取付フレームを前記ブラッ
ク印刷ステーションの静電潜像保持体に対して接近動作
させる第1のクランク機構と、前記カラー転写ローラ取
付フレームを前記カラー印刷ステーションの静電潜像保
持体に対して接離動作させるカラー転写ローラ接離機構
と、このカラー転写ローラ接離機構に付勢手段を介して
連接した連接棒と回転体からなる第2のクランク機構
と、前記第2のクランク機構に設けられ、前記転写ロー
ラのすべてが対応する静電潜像保持体から離間している
ときの前記第2のクランク機構の回転体の基準位置から
この回転体を一方に回転したときには前記付勢手段の付
勢力に抗して前記カラー転写ローラを対応する静電潜像
保持体へ前記媒体搬送ベルトを介して当接させ、前記回
転体の基準位置からその回転体を他方に回転したときに
は前記カラー転写ローラを対応する静電潜像保持体から
離間したままにする規制手段と、前記ブラック転写ロー
ラが対応する静電潜像保持体から離間しているときに、
前記カラー転写ローラが対応する静電潜像保持体から離
間するように前記第2のクランク機構及び前記第1のク
ランク機構に接続し、これらのクランク機構の回転体の
同方向に回転力を分配する1つの駆動ギヤとを設けたこ
とを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8086389A JPH09274355A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8086389A JPH09274355A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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