JP4856926B2 - クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置 - Google Patents

クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置に関する。
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例として、例えば電子写真複写機、電子写真プリンター(例えば、LEDプリンター、レーザービームプリンター等)、電子写真ファクシミリ装置、及びそれらの複合機等が含まれる。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化している。そして、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。
プロセスカートリッジでは、プロセス手段として、ドラム形状の電子写真感光体(以下、感光体ドラムと記す)をクリーニングするためのクリーニング手段(以下、クリーニン装置と記す)を、カートリッジ枠体に保持させている。
クリーニング装置は、感光体ドラムの周面上に残留しているトナーを清掃手段によって清掃、回収するものである。その清掃手段として、ウェッブ方式、ファーブラシ方式、ローラ方式、ブレード方式がある。中でもブレード方式が現在の主流となっている。ブレード方式は、弾性を有するブレードのエッジを感光体ドラム面に圧接することにより感光体ドラム面に残るトナーを掻き取る方式である。
しかしながら、ウェッブ方式、ファーブラシ方式、ローラ方式は、その構造上クリーニング装置が大きくなる傾向がある。
また、特許文献1のfig29、30に示すように、弾性ブレード13aを板金13a1で支持している。そして、弾性ブレード13aが感光体ドラム9から受ける反力に耐えうるために板金に曲げを与えることによって剛性を確保している。
また、板金13a1はビス13a2を用いてカートリッジ枠体に固定させている。即ち、板金13a1及びビス13a2の為のスペースが必要になってくる。
また、特許文献2に示すクリーニングブレード15は、弾性ブレード19が金属軸20を覆う形で一体成形されている。
特開平6−282122号 特開平4−295877号公報
しかし、クリーニングブレード15においては、金属軸20を長手方向の両端でしか支持できないので、中央付近が撓む可能性がある。
そこで、本発明の目的は、弾性ブレードが電子写真感光体とカウンター方向に接触することを維持し、弾性ブレードのめくれを防止することができるクリーニング装置、そのクリーニング装置を備えるプロセスカートリッジ、及び、そのクリーニング装置を備える電子写真画像形成装置を提供することにある。
本発明の請求項1に係るクリーニング装置は、
記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置に用いられるクリーニング装置において、
回転可能な電子写真感光体と、
枠体と、
前記電子写真感光体から現像剤を除去するクリーニング部材であって、前記電子写真感光体と接触して、前記電子写真感光体の表面から現像剤を除去する弾性ブレードと、前記弾性ブレードを支持するホルダであって、前記枠体に前記クリーニング部材を固定する為に前記枠体と係合する係合部と、前記弾性ブレードの厚み方向において前記係合部の内側で、前記弾性ブレードを挟み込んで支持する支持部と、を有するホルダと、を有するクリーニング部材と、
を有し、
前記ホルダの形状は円柱であり、
前記電子写真感光体が回転した際に、前記クリーニング部材が回転するのを規制して、前記弾性ブレードが前記電子写真感光体の回転方向に対してカウンター方向に当接可能なように前記弾性ブレードと当接する規制部を有することを特徴とする。
本発明の請求項2に係るクリーニング装置は、
請求項1に記載のクリーニング装置において、前記枠体は、前記係合部と係合する第一の受け部を有する第一の枠体と、前記弾性ブレードの厚み方向において、前記第一の枠体とは反対側から前記係合部と係合する第二の受け部を有する第二の枠体と、を有することを特徴とする。
本発明の請求項3に係るクリーニング装置は、
請求項1又は2に記載のクリーニング装置において、前記支持部は前記クリーニング部材の長手方向に沿って前記円柱の周表面に設けられた溝であることを特徴とする。
本発明の請求項4に係るクリーニング装置は、
請求項1乃至3のいずれかに記載のクリーニング装置において、前記規制部は前記枠体に設けられることを特徴とする。
本発明の請求項5に係るクリーニング装置は、
請求項1乃至4のいずれかに記載のクリーニング装置において、前記弾性ブレードを前記規制部に付勢するための付勢部材を有することを特徴とする。
本発明の請求項6に係るクリーニング装置は、
請求項1乃至5のいずれかに記載のクリーニング装置において、前記係合部は、前記クリーニング部材の長手方向において前記クリーニング部材の全域で前記枠体と係合することを特徴とする。
本発明の請求項7に係るクリーニング装置は、
請求項1乃至5のいずれかに記載のクリーニング装置において、前記係合部は、前記クリーニング部材の長手方向において前記係合部の一端側、他端側、及び、前記一端側と前記他端側との間の位置で前記枠体と係合することを特徴とする。
本発明の請求項8に係るクリーニング装置は、
請求項2に記載のクリーニング装置において、前記第二の枠体は、前記弾性ブレードによって、前記電子写真感光体の表面から除去した現像剤を前記長手方向に沿って搬送するスクリューを有することを特徴とする。
本発明の請求項9に係るクリーニング装置は、請求項1に記載のクリーニング装置において、前記ホルダは、前記枠体と当接して、前記クリーニング部材の長手方向の位置の規制をおこなう端面を有することを特徴とする。
本発明の請求項10に係るプロセスカートリッジは、
記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置本体に取り外し可能に装着されるプロセスカートリッジにおいて、
請求項1乃至9のいずれかに記載のクリーニング装置を備えることを特徴とする。
本発明の請求項11に係る電子写真画像形成装置は、
記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、
請求項1乃至9のいずれかに記載のクリーニング装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、弾性ブレードが電子写真感光体とカウンター方向に接触することを維持し、弾性ブレードのめくれを防止することができるクリーニング装置、そのクリーニング装置を備えるプロセスカートリッジ、及び、そのクリーニング装置を備える電子写真画像形成装置を提供することができる。
(1)電子写真画像形成装置全体の説明
図1は、本発明の実施例が具現化される電子写真画像形成装置の一実施例を示すカラー電子写真画像形成装置の全体構成説明図である。図2は記録媒体搬送ユニット3と共に作像ユニットBを電子写真画像形成装置本体A(以下「装置本体A」と記す)から引き出した状態を示す説明図である。
本実施例のカラー電子写真画像形成装置は、電子写真画像形成プロセスを用いて、記録紙、OHPシート、布等の記録媒体に画像を形成するレーザービームプリンタである。
そして、レーザービームプリンタは、装置本体Aに、作像ユニットBと、レーザー光を照射可能な光学ユニット2(2y、2m、2c、2k)と、記録媒体搬送ユニット3(以下「搬送ユニット」と記す)と、定着ユニット7などを備えている。
装置本体Aは、4つの画像形成ステーションS(Sy、Sm、Sc、Sk)を備えている。Syはイエロー用、Smはマゼンタ用、Scはシアン用、Skはブラック用の画像形成ステーションである。
作像ユニットBは、4色分のプロセスカートリッジC(Cy、Cm、Cc、Ck)及びトナーカートリッジT(Ty、Tm、Tc、Tk)を備え、これらのカートリッジC、Tがそれぞれ対応する各画像形成ステーションSに取り外し可能である。また作像ユニットBには4色分のプロセスカートリッジCの下方に中間転写体ユニット20を具備している。
光学ユニット2は半導体レーザーを使用したスキャナーユニットであり、各色ごとにスキャナーユニットを装置本体Aに装備している。
上記構成において、まず1色目、例えばイエローのプロセスカートリッジCyとしてカートリッジ化されたドラム形状の電子写真感光体(以下「感光体ドラム」と記す)40yが帯電手段42yによって一様に帯電される。次に光学ユニット2yから照射されたレーザー光Lによって感光体ドラム40yに潜像が形成される。そしてその潜像が現像手段43yによって現像剤としてのトナーにより現像されてトナー像が形成される。感光体ドラム40y上に形成されたトナー像は、一次転写ローラ22yの作用によって像担持体としての中間転写ベルト20a上に一次転写される。
同様の画像形成工程がマゼンタm、シアンc、ブラックk用の各プロセスカートリッジCm、Cc、Ckにおいても行われる。そして各色のトナー像が感光体ドラム40に形成され、先に形成されたトナー像に順番に重ね転写される。
一方、装置本体A下部の給送カセット1内に積載された記録媒体Pは分離給送機構を構成するピックアップローラ3aによりフィード/リタードローラ対3bによって表層の1枚のみ分離される。そして、記録媒体Pは搬送ローラ対3cを通過してレジストローラ対5へ送られる。記録媒体Pはレジストローラ対5によって2次転写領域に搬送される。そして2次転写ローラ6の作用によって中間転写ベルト20a上に形成されたトナー像が記録媒体Pに転写される。このときに転写しきれずに中間転写ベルト20a上に残った廃トナーはクリーニング装置21に構成されたクリーニングブレード(不図示)によって除去される。これによって中間転写ベルト20aは次の画像形成をおこなうことができる。
トナー像を転写された記録媒体Pは定着ユニット7に搬送され、定着ローラ7aと加圧ローラ7bのニップ部にてトナー像が定着される。トナー像が定着された記録媒体Pは、排紙ローラ8、9によって装置本体A上部の排紙トレー10もしくは装置本体A側面に設けられた側面排紙トレー11上へ排紙される。
ここで、搬送ユニット3は、図2に示すように2次転写ローラ6、レジストローラ対5、分離給送機構3a、3b、3cおよびマルチ給紙ユニット4をすべて1つのユニットとして構成されている。この搬送ユニット3は、装置本体Aと適宜な機構を用いて引出し可能に連結され、装置本体Aの図中右側(マルチ給紙ユニット4側)より引き出せるようになっている。この搬送ユニット3上には作像ユニットBが搭載されている。この作像ユニットBは搬送ユニット3に対して記録媒体Pの搬送方向Xと直交(交差)する上下方向(Y方向)に取り外し可能である。そして作像ユニットBには各色のプロセスカートリッジCが取り外し可能に装着されている。さらに、各プロセスカートリッジCにはトナーカートリッジTが取り外し可能に装着されている。プロセスカートリッジC、及びトナーカートリッジTの着脱構成については追って説明する。
(2)作像ユニットB
本実施例における作像ユニットBについて説明する。
図3はプロセスカートリッジCからトナーカートリッジTを取り外した状態の作像ユニットBを鉛直上方向よりみた外観斜視図である。図に示すように、作像ユニットBは、中間転写ベルトユニット20上に、作像が行われる順にイエローy、マゼンダm、シアンc、黒色kのトナー像の形成を行うプロセスカートリッジCを4連並べた水平タンデム構成の作像ユニットである。各色のトナーは各プロセスカートリッジCの上部にセットされるトナーユニットTから定量供給される。本実施例の電子写真画像形成装置においてトナーカートリッジTのトナー容量は、5%印字換算でA4、3000枚である。作像ユニット
Bの耐久枚数は50000枚である。ここで図中Baは作像ユニットBの駆動側、Bbは作像ユニットBの非駆動側を示す。
図4は図3に示す作像ユニットBの駆動側Baの側面図である。画像形成時の作像プロセススピードの速度基準は中間転写ベルト20aの周速度においている。本実施例においては、この基準速度と各色プロセスカートリッジCの像形成の同期をとるために歯付ベルト23による駆動伝達方法を用いている。即ち、中間転写体ユニット20において、無端ベルト体である中間転写ベルト20aは3つの張架ローラ27、28、29に巻回されている。3つのローラのうちローラ27は駆動ローラ、ローラ28はテンションローラ、29は従動ローラである。中間転写ベルト20aは駆動ローラ27の回転駆動によって図中時計方向まわりに周回駆動される。歯付ベルト23は、中間転写ベルト20aの内側に設けられている。この歯付ベルト23は、駆動ローラ25と同軸上の駆動プーリー27と、テンションプーリー24と、転写ローラギア25と同軸上の転写ローラプーリー25aとに巻きついている。そして、中間転写ベルト駆動軸上の駆動プーリー27から動力伝達された歯付ベルト23は、各色ステーションSの1次転写ローラ軸上の転写駆動プーリー25aを駆動する。さらに歯付ベルト23は転写ローラギア25(25y、25m、25c、25k)とドラムギア26(26y、26m、26c、26k)がかみ合うことによって感光体ドラム軸41(41y、41m、41c、41k)へ駆動伝達する。
図5は図4に示す作像ユニットBの断面図である。中間転写ベルト20aを挟んで各色の感光体ドラム40(40y、40m、40c、40k)の対向位置に1次転写ローラ22(22y、22m、22c、22k)が設けられている。各1次転写ローラ22は対応する感光体ドラム40と接触して該感光体ドラム上のトナー像を記録媒体Pに転写するための転写部位を形成している。図中時計方向まわりに中間転写ベルト20aを周回駆動させる。そして、イエローy、マゼンダm、シアンc、ブラックkの順でトナー像を中間転写ベルト20aに転写し2次転写対向ローラ28位置で記録媒体Pに転写する。中間転写ベルト20a上の未転写トナーは中間転写ベルトクリーナー21によって回収される。
(3)プロセスカートリッジC、及びトナーカートリッジTの着脱構造
図6は作像ユニットBにおけるプロセスカートリッジC、及びトナーカートリッジTの着脱構造を示す説明図である。
プロセスカートリッジCは作像ユニットBに対して、ユーザーが容易に取り外しでき、感光体ドラム40が寿命に至った場合に交換する。一方、トナーカートリッジTはプロセスカートリッジCに対して、ユーザーが容易に取り外しでき、トナーカートリッジTに収納させたトナーをプロセスカートリッジCに供給し、収納トナーが無くなった場合に交換する。
作像ユニットBは、各色のプロセスカートリッジCを取り外し可能に装着する装着手段として内側板70a、70bと外側板71a、71bを駆動側Baと非駆動側Bbのそれぞれに有する。ここでは、内側板70a、70bと外側板71a、71bは同一の機能を有するため、図では駆動側Baの外側板を省略して示した。
作像ユニットBの内側板70a、70bには、記録媒体Pの搬送方向X(図1)に沿ってU字形状の保持溝70ag、70bgが並設されている。一方、作像ユニットBの外側板71a、71bには、記録媒体Pの搬送方向Xに沿って縦長U字形状のガイド溝71ag、71bgが並設されている。ガイド溝71a、71bは記録媒体Pの搬送方向Xと所定の角度をもって斜めに交差するU方向に延びている。各色のプロセスカートリッジCは、作像ユニットBの駆動側Baにおいて感光体ドラム40の感光体ドラム軸41を支持させた軸受47が内側板70aの保持溝70agと嵌合して固定支持される。また、作像ユニットBの非駆動側Bbにおいて感光体ドラム軸41の軸受(不図示)が後側板71bのガイド溝71bgの保持溝と嵌合して固定支持される。作像ユニットBへの脱着操作において、各色のプロセスカートリッジCは、感光体ドラム軸41を外側板71a、71bのガイド溝71ag、71bgにガイドさせて移動することにより矢示U方向に容易に取り外し可能である。
各色のプロセスカートリッジCは、現像ユニット60の上面にトナーカートリッジTのガイド面65を有する。ガイド面65にはガイド突条65aが設けられている。トナーカートリッジTの底面にはガイド突条65aと対向する位置にガイド凹部Taが設けられている。ガイド突条65aとガイド凹部Taは共に記録媒体Pの搬送方向Xと直交(交差)する前後方向(Z方向)に延びている。従って各色のトナーカートリッジTは、対応するプロセスカートリッジCに対して矢示Z方向に取り外し可能である。そして、各色のトナーカートリッジTはトナー補給口(不図示)を有する。そして、そのトナー補給口とプロ
セスカートリッジCに設けたトナー供給口(不図示)とを連通させた状態にプロセスカートリッジCに装着される。なお図では、ガイド突条65aおよびガイド凹部Taの説明のため、トナーカートリッジTmを所定の装着位置よりも非駆動側Bbにスライド移動させて表している。
ここで、各トナーカートリッジTは同一構造とされている。各トナーカートリッジTはトナーまたはトナーと磁性キャリアの混合物を収納し、それぞれ攪拌部材(不図示)、スクリュー(不図示)が一体的に構成されている。そして各トナーカートリッジTは攪拌部材(不図示)、スクリュー(不図示)が回転動作して上記の混合物を攪拌しながらスクリューによってプロセスカートリッジCの現像ユニット60に供給する。
(4)プロセスカートリッジC
プロセスカートリッジは、電子写真感光体と、これに作用する少なくとも1つのプロセス手段を一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを装置本体に対して取り外し可能に取り付けられるものである。プロセス手段としては、電子写真感光体を一様に帯電させるための帯電手段と、電子写真感光体に形成された潜像を現像剤によって現像するための現像手段と、電子写真感光体をクリーニングするためのクリーニング手段等がある。本実施例のプロセスカートリッジは、プロセス手段として、上記の帯電手段、現像手段、及びクリーニング手段を具備するものである。
本実施例におけるプロセスカートリッジCについて説明する。
図7はプロセスカートリッジCを鉛直上方向よりみた外観斜視図である。図7に示すように、プロセスカートリッジCは、クリーニング装置としてのクリーニングユニット(以下「Cユニット」と記す)50と、このCユニット50と結合される現像ユニット(以下「Dユニット」と記す)60の2つのユニットより構成されている。ここで図中Caは感光体ドラム40の駆動ギア26があるプロセスカートリッジCの駆動側、Cbはその反対側の非駆動側を示す。
図8は、Cユニット50とDユニット60の非駆動側の結合構成を示す分解斜視図である。Cユニット50とDユニット60の結合構成は駆動側も同様な構成とされる。Cユニット50はクリーニングユニット枠体(以下「Cユニット枠体」と記す)54を有する。
そして、このCユニット枠体54の駆動側に設けたサイドカバー55に感光体ドラム40の両端に具備させた感光体ドラム軸(以下「ドラム軸」と記す)41を軸受47によって回転可能に支持させている。またCユニット枠体54にはクリーニング手段としてのクリーニング部材53を取り付けている(図9)。Dユニット60は現像ユニット枠体(以下「Dユニット枠体」と記す)61を有する。そして、このDユニット枠体61の駆動側に設けたサイドカバー62に現像手段としての現像ローラ43、及び帯電手段としての帯電ローラ42を軸受(不図示)によって回転可能に支持させている。そして、帯電ローラ42とDユニット枠体61の間の間隙部60aが、レーザースポットL(図1)の露光用の窓(開口)となっている。
Cユニット50とDユニット60は次のように結合される。引張りコイルスプリングであるSD加圧バネ(以下「加圧バネ」と記す)49の一端を係止させた加圧プレート59を中間転写体ユニット20(図4)のフレーム(不図示)に軸59bを介して回動可能に取り付けてある。そして、この加圧プレート59に形成したU字溝59aをCユニット50のサイドプレート62に設けた突出軸55bに係合させて、加圧バネ49の他端をDユニット60のサイドプレート62端部設けたバネ軸62bに係止させている。この加圧バネ49によって現像ローラ43と帯電ローラ42を感光体ドラム40に加圧接触させている。
図9を用いてプロセスカートリッジCの画像形成プロセスについて説明する。図9は、プロセスカートリッジCの断面図である。
画像形成プロセス(作像プロセス)の中心となる感光体ドラム40は、アルミニウム製の引き抜きシリンダーの外周面に機能性膜であるUCL(下引き層)、CGL(キャリア発生層)、CTL(キャリア移送層)を順にコーティングした有機光半導体である。
画像形成プロセスにおいては、感光体ドラム40は所定の角速度で画像形成装置より図中矢示の時計方向まわりに回転駆動される。
導電ゴムのローラ部を感光体ドラム40に加圧接触している帯電ローラ42は、感光体ドラム40に接触従動回転する。ここで帯電ローラ42の金属軸部42aに感光体ドラム40に対して例えばVd(暗電位)として−700Vの直流電圧を印加すると、誘電性のコート膜を有する感光体ドラム40の表面電位を−450Vとなる一様な表面電荷分布を形成することができる。
この一様な表面電荷分布面に対して、感光体40の鉛直方向最高位置付近にスキャナーユニット2(図1)により画像データーに対応したレーザー光Lのスポットパターンを感光体ドラム軸41と平行な方向に走査し露光する。レーザースポットにより露光した部位は、CGLでキャリアが発生し、一様帯電している表面電荷による電場の作用でホールがCTLを移動し、表面電荷を打ち消す。この結果、露光部位はVl(明電位)−50Vであり、未露光部位Vd(暗電位)−400Vの表面電荷密度分布即ち潜像を形成することができる。
次の画像形成プロセスである現像プロセスは、本実施例ではいわゆる1成分非磁性接触現像方式を採用している。
導電ゴムのローラ部を感光体ドラム40に加圧接触している現像ローラ43は、駆動機構(不図示)によって感光体ドラム40とは独立に駆動され、接触部位における接線速度方向は同じである。しかし、現像ローラ43と感光体ドラム40の接線速度比は約2:1である。
トナーカートリッジT(図1)から定量供給されたトナーは供給ローラ46、トリマー44と現像ローラ43との間の相互作用により接触帯電する。そして、現像ローラ43の表層に単位面積あたりの質量が所望の値となるように規制されて現像部位に搬送される。ここで、例えば現像バイアスとして感光体ドラム40に対してV=−200Vを印加する。すると、前述の潜像条件であれば、現像コントラストVc=150V、バックコントラストVbc=200Vによりトナー像を感光体ドラム40上に形成することができる。
感光体ドラム40上に形成されたトナー像は、1次転写ローラ22が中間転写体ベルト20a(図5)をはさんで加圧接触する転写部位において、中間転写体ベルト20a(図5)上へ転写される。前記転写は、1次転写ローラ22に印加した転写電圧による電場の作用によりおこなわれる。
感光体ドラム40上の未転写トナーはクリーニング部材53のウレタンゴム製の弾性ブレード52によりドラム表面より掻き落とされる。そして未転写トナーは、廃トナースクリュー45により、作像ユニットBに設けられた廃トナー容器(不図示)に回収される。
(5)クリーニングユニット50
以下に、Cユニット50の構成についてさらに詳しく説明する。
図10はCユニット50の構成を示す断面図である。Cユニット50は、感光体ドラム40と、該感光体ドラム40の回転方向に対してカウンター方向にクリーニング部材53を配置している。そして、該クリーニング部材53の下方に付勢部材57と廃トナースクリュー45をその順に配置されている。さらに該クリーニングブレード先端と対向する位置にトナー受け部材58が配置される構造である。Cユニット枠体54のサイドカバー55は、感光体ドラム40のドラム軸41と、廃トナースクリュー45を、それぞれ軸受(不図示)を介して回転可能に支持している。ここで、クリーニング部材53は矢印方向に回転する感光体ドラム40の周面から未転写トナーを掻き落すためのものである。トナー受け部材58はクリーニング部材53が掻き落としたトナーを受けて廃トナースクリュー45に導くためのものである。廃トナースクリュー45はクリーニング部材53が掻き落としたトナーをCユニット50の長手方向に搬送し、廃トナーボトル(不図示)に運ぶためのものである。そして、付勢部材57はクリーニング部材53によって掻き落とされるトナーがCユニット枠体54から外部に漏れ出ることを防止するためのものである。
クリーニング部材53は、弾性を有し感光体ドラム40面に当接して該ドラム面をクリーニングする弾性ブレード52と、この弾性ブレード52を保持する円柱形ホルダ51(以下、ホルダ51と記す)から構成されている。
本実施例におけるホルダ51はその断面がφ6の円柱の周表面に幅2mm、深さ4mmの溝51mを持つ形状としている。ここでは、生産性を考慮してステンレス製の引き抜き材をホルダ51として用いた。しかしながら断面がφ6の円柱形のみがき棒鋼に横フライス加工等によって溝51mを加工したものをホルダ51として用いてもよい。弾性ブレード52の材質は、ウレタンゴムを用いた。本実施例においては、ホルダー51の支持部である溝51mに弾性ブレード52を係合させた後、ホルダー51と弾性ブレード52を溶着して結合した。
これによってクリーニング部材53が構成される。そしてホルダ51を基準としてクリーニング部材53の先端をレーザー加工にて切断した。その際、ホルダ軸心に対してクリーニング部材53先端は8.0±0.05mmとなった。
また、上記のクリーニング部材53は、ホルダ51を固定して弾性ブレード52の板厚方向(厚み方向)にせん断力をかけることによって、ホルダ51から弾性ブレード52を取り外すことができる。これによって弾性ブレード52のみを交換することができる。これにより弾性ブレード52のリサイクルが可能となる。
以下に、図10〜図12を参照して、Cユニット枠体54のクリーニング部材53の支持構造を説明する。図11はクリーニング部材53と、Cユニット枠体54の枠部材55bと、廃トナースクリュー45と、付勢部材57を示す分解斜視図、図12は枠部材55bによるクリーニング部材53、廃トナースクリュー45、付勢部材57の支持形態を示す斜視図である。
Cユニット枠体54は、サイドカバー55に結合させた上枠部56aおよび下枠部56bと、サイドカバー55に後付けされる下枠部56cと、を有する。上枠部56aは、クリーニング部材53側の下面に円弧溝状のホルダ受け部56a1を有している。ホルダ受け部56a1の長さはクリーニング部材53のホルダ51の全長と同じである。そして、クリーニング部材53は、該ホルダー受け部56a1に係合部51a(第一の係合部51a)を当接させて支持させている。そして、係合部51aはホルダ51の外周面の上側略半分で、クリーニング部材53の長手方向において略全域に設けられている。また上枠部56aは、ホルダ受け部56a1より感光体ドラム40側の位置に設けられた規制部としての回転規制部56a2を有する。回転規制部56a2の長さは弾性ブレード52の全長と略同じであり、該回転規制部56a2の弾性ブレード52側の平面56a3に弾性ブレード52の一側面全域を当接させて支持させている。
下枠部56bは、廃トナースクリュー45側の側面に円弧溝状のスクリュー受け部56b1を有している。スクリュー受け部56b1の長さは廃トナースクリュー45の外筒45aの全長と略同じであり、該スクリュー受け面56b1に外筒45aの右側の外周面全域および両端部の端面を当接させて支持させている。また下枠部56bの感光体ドラム40側の外側面にはトナー受け部材58を適宜の手法で貼着させている。
下枠部56cは、クリーニング部材53側の上面に円弧溝状のホルダ受け部56c1を有している。ホルダ受け部56c1の長さはクリーニング部材53のホルダ51の全長と同じである。そしてクリーニング部材53は、ホルダ受け部56c1に係合部51b(第二の係合部51b)を当接させて支持させている。係合部51bはホルダ51の外周面の下側略半分で、クリーニング部材53の長手方向において略全域に設けられている。
また、ホルダ51の長手方向の一端側と他端側とは端面51c、51dが設けられている。端面51c、51dは、下枠部56cの長手方向の一端側と他端側とに設けられた規制部56c7、56c8に当接して、クリーニング部材53の長手方向における位置の規制をおこなっている。
また、下枠部56cは、廃トナースクリュー45側の側面に円弧溝状のスクリュー受け部56c2を有している。スクリュー受け部56c2の長さは廃トナースクリュー45の外筒45aの全長と同じであり、該スクリュー受け部56c2に外筒45aの左側の外周面全域および両端部の端面を当接させて保持させている。上記の下枠部56cはその両端部がサイドカバー55aにビス等を用いて後付けされる。
上記の廃トナースクリュー45とクリーニング部材53の弾性ブレード52との間には、弾性ブレード52を上枠部56aの回転規制部56a2へ圧接するための付勢部材57が配設されている。付勢部材57の全長は弾性ブレード52の全長よりも僅かに長くなっている。付勢部材57は両端部に廃トナースクリュー45の外筒45aに沿って延出するトナー漏れ防止部57aを有している。この付勢部材57は、トナー漏れ防止部57aを廃トナースクリュー45の外筒45a外周面に沿って延出させ(図12)、その状態に弾性ブレード52の他側面と廃トナースクリュー45の間に挟み込み弾性力で固定している。付勢部材57としてウレタンゴムなどのエラストマーが用いられる。
以上説明したように、Cユニット枠体54において、上枠部56aのホルダ受け部56a1と下枠部56cのホルダ受け部56c1にてクリーニング部材53のホルダ51が支持される。また、クリーニング部材53は下枠部56cで長手方向の移動が規制される。ここで、長手方向の移動とは前述のZ方向への移動(感光体ドラム40の軸線方向への移動)をいう。
このホルダ受け部56a1を具備する上枠部56aと、ホルダ受け部56c1を具備する下枠部56cとによって、感光体ドラム40に対するクリーニング部材53の位置が決められている。
また、クリーニング部材53の感光体ドラム40の回転方向への移動を規制するために、弾性ブレード52の一方の側面を上枠部56aの回転規制部56a2に当接させる。また、他方の側面を付勢部材57により上記一方の側面に圧接させてクリーニング部材53を支持している。また付勢部材57のトナー漏れ防止部57aはクリーニング部材53端部および廃トナースクリュー45の外筒45a端部に密着されている。そしてこのトナー漏れ防止部57aによってクリーニング部材53端部および廃トナースクリュー45の外筒45a端部間からのトナー漏れを防止している。また、上枠部56aの回転規制部56a2が弾性ブレード52に当接していることで弾性ブレード52のめくれを防止することができる。
図13に本実施例のCユニット50におけるクリーニング部材53の支持構造の概念図を示す。(a)にその断面図を示し、(b)に(a)を鉛直上方より見た外観図を示す。図では上枠部56aと下枠部56cを1つ部材として表している。
感光体ドラム40が矢印方向に回転すると、感光体ドラム40と弾性ブレード52の接線方向に摩擦力93が生じる。これは、力91,92に分解される。クリーニング部材53には力91が加わり、上枠部56aおよび枠部材54にてその力91を支持する。
ここで、弾性ブレード52に加わる力91に対して、ホルダ51が円柱形であることからホルダ51を小径化しても剛性を維持できる。さらに、ホルダ51は小径化しても外形寸法を高精度に作製することができる。このようなホルダ51に力91が加わった際、ホルダ51外周部の略全域を上枠部56aおよび枠部材56cによって支持することにより、力91に対してホルダ51は連続ばりの状態となり、たわみの小さい構成となる。
上記のような構成をとることによって、ホルダ51のたわみが小さくなるため感光体ドラム40に対してクリーニング部材53を高精度に位置決めすることができる。その結果、従来クリーニング不良対策で接触圧が高くなりドラム軸トルクで19.6±5.9N・cm(2.0±0.6kgf・cm)程度であったものに対して、ブレード先端位置の高精度化によって11.8±2.9N・cm(1.2±0.3kgf・cm)になった。
また、クリーニング部材53において、弾性ブレード52をホルダ51に設けられた支持部である溝51bに挟み込まれて支持されている。ここで、溝51bは、弾性ブレード52の厚み方向において、係合部51a、51bの内側に設けられている。即ち、ホルダ51の外形の内側に設けられているので、クリーニング部材53を小さくすることができる。また、クリーニング部材53は、係合部51a、51bが、Cユニット枠体54の上枠部56aおよび下枠部56cのホルダ受け部56a1および56c1によって支持される。よって、クリーニング部材53を精度よく支持することができ、感光体ドラム40に対して弾性ブレード52を精度良く取り付けることができる。したがって、クリーニング部材53のクリーニング性能を向上させることができる。
また、クリーニング部材53をCユニット枠体54の上枠部56aおよび下枠部56cのホルダ受け部56a1および56c1によって支持し、クリーニング部材53の固定にビス等を用いていない構成である。よって、Cユニット枠体54を小型化でき、結果としてCユニット50の小型化が実現できる。
尚、本実施例においては、図18に示すように、ホルダ51の形状は円柱で説明したが、断面が多四角形の直方体でも良い。即ち、弾性ブレード52の厚み方向においては、ホルダ51に設けられた係合部51a、51bが、上枠部56aおよび下枠部56cのホルダ受け部56a1および56c1によって支持される。また、厚み方向と交差する方向は、ホルダ51に設けられた係合部51c、51dが、上枠部56aおよび下枠部56cのホルダ受け部56a4および56c4によって押圧されて当接することで位置決めされる。この際、ホルダ受け部56a4および56c4に押圧される力は、弾性ブレード52が感光体ドラム40から受ける力である。
本実施例では、ホルダ51を支持する他の構成を説明する。ここで、ホルダ51は、長手方向両端近傍(一端側と他端側)と、一端側と他端側との間の位置の3点で支持される。この構成でも、実施例1と同様な作用効果を得ることができる。ここで、ホルダ51の両端近傍とは、ホルダ51の長手方向において、ホルダ51両端およびその近傍を含む部分をいう。
図14はクリーニング部材53と、Cユニット枠体54の下枠部56cと、廃トナースクリュー45と、付勢部材57を示す分解斜視図である。図15は下枠部56cによるクリーニング部材53、廃トナースクリュー45、付勢部材57の支持形態を示す斜視図である。図16はCユニット50におけるクリーニング部材の支持構造の要部を示す断面図である。
下枠部56cは、クリーニング部材53のホルダ51の両端近傍および該両端近傍間の中央と対応する位置に円弧状のホルダ受け部56c1、56c3、56c4を有している。このホルダ受け部部56c1と56c3、および56c1と56c4の間の面域56c5と56c6はホルダ受け部部56c1、56c3、56c4よりも深い溝形状となっている。
したがって、クリーニング部材53のホルダー51下半部の両端近傍の外周面および端面がホルダー受け部56c3、56c4に、中央の外周面がホルダー受け部56c1に、それぞれ当接されて支持される。
本実施例では、下枠部56cにおいてクリーニング部材53のホルダ51の両端間で略中央の位置にホルダ受け部56c1を1つ設けた。しかし、このホルダー受け面の数はこれに限られず、上記のホルダー受け部56c3と56c2の間の任意の位置に複数設けてもよい。
本実施例のCユニット50の構成について図17を参照して説明する。図17は本実施例のCユニット50の構成を示す側面図である。
実施例1では、クリーニング部材53の感光体ドラム40の回転方向への移動を規制するために、Cユニット枠体54の上枠体56aと付勢部材57を用いていた。
本実施例では、クリーニング部材53の感光体ドラム40の回転方向への移動を規制するために、Cユニット枠体54の上枠体56aとCユニット枠体54のサイドカバー55を用いている。このため実施例1で用いた付勢部材57は使用しない。
本実施例のCユニット50においては、クリーニング部材53のホルダ51の軸端部51tをD形状とし、このD形状部51tをサイドカバー55に設けた長孔55cに嵌合させる。それによってクリーニング部材53の回転を規制している。また、クリーニング部材53の長手方向の移動は、実施例1と同様にCユニット枠体54の下枠部56cのホルダ受け部56c7、56c8とによって規制される。この規制によって、クリーニング部材53を固定するために用いるビスや付勢部材57等が不要になる。このビスや付勢部材57を用いた場合に必要となるスペースの分、Cユニット枠体54を小型化でき、結果としてCユニット50を小型化できる。
以上説明したように、各実施例のCユニット50によれば、円柱形のホルダ51とCユニット枠体54による簡易な構成によってホルダ51のたわみが小さくなる。さらに、ホルダ51の小型化と、感光体ドラム40に対するクリーニング部材53の高精度な位置決めと両方を実現できるという効果がある。
また、Cユニット枠体54がクリーニング部材53の感光体ドラム40の回転方向への移動を規制する回転規制部56a2を有することで、クリーニング部材53のブレードめくれ防止による感光体ドラム40周面への当接圧の低減が実現できるという効果がある。
また、上記の回転規制部56a2へ圧接するための付勢部材57を有することによって、トナー漏れを防止することが実現できるという効果がある。
以上説明したように、クリーニング部材を小型化し、電子写真感光体に対するクリーニング部材の高精度な位置決めを実現することができる。
電子写真画像形成装置の一実施例を示す全体構成説明図。 記録媒体搬送ユニットと共に作像ユニットを電子写真画像形成装置本体から引き出した状態を示す説明図。 プロセスカートリッジからトナーカートリッジを取り外した状態の作像ユニットを鉛直上方向よりみた外観斜視図。 図3に示す作像ユニットの駆動側の側面図。 図4に示す作像ユニットの断面図。 作像ユニットにおけるプロセスカートリッジ、及びトナーカートリッジの着脱構造を示す説明図。 図7はプロセスカートリッジを鉛直上方向よりみた外観斜視図。 クリーニングユニットと現像ユニットの非駆動側の結合構成を示す分解斜視図。 プロセスカートリッジの断面図。 クリーニングユニットの構成を示す断面図。 実施例1に係るクリーニングブレードと、クリーニングユニット枠体の枠部材と、廃トナースクリューと、付勢部材を示す分解斜視図。 実施例1に係る枠部材によるクリーニングブレード、廃トナースクリュー、付勢部材の支持形態を示す斜視図。 クリーニングブレードの支持構造の概念図。 実施例2に係るクリーニングブレードと、クリーニングユニット枠体の枠部材と、廃トナースクリューと、付勢部材を示す分解斜視図。 実施例2に係る枠部材によるクリーニングブレード、廃トナースクリュー、付勢部材の支持形態を示す斜視図。 実施例2に係るクリーニングブレード支持構造の要部を示す断面図。 実施例3に係るクリーニングユニットの構成を示す側面図。 実施例1に係るクリーニングユニットの構成を示す断面図。
符号の説明
40‥‥感光体ドラム
45‥‥廃トナースクリュー
50‥‥クリーニングユニット
51‥‥円柱形ホルダー
51a、51b‥‥係合部
51m‥‥溝部
52‥‥弾性ブレード
53‥‥クリーニング部材
54‥‥クリーニングユニット枠体
A‥‥電子写真画像形成装置本体

Claims (11)

  1. 記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置に用いられるクリーニング装置において、
    回転可能な電子写真感光体と、
    枠体と、
    前記電子写真感光体から現像剤を除去するクリーニング部材であって、前記電子写真感光体と接触して、前記電子写真感光体の表面から現像剤を除去する弾性ブレードと、前記弾性ブレードを支持するホルダであって、前記枠体に前記クリーニング部材を固定する為に前記枠体と係合する係合部と、前記弾性ブレードの厚み方向において前記係合部の内側で、前記弾性ブレードを挟み込んで支持する支持部と、を有するホルダと、を有するクリーニング部材と、
    を有し、
    前記ホルダの形状は円柱であり、
    前記電子写真感光体が回転した際に、前記クリーニング部材が回転するのを規制して、前記弾性ブレードが前記電子写真感光体の回転方向に対してカウンター方向に当接可能なように前記弾性ブレードと当接する規制部を有することを特徴とするクリーニング装置。
  2. 請求項1に記載のクリーニング装置において、前記枠体は、前記係合部と係合する第一の受け部を有する第一の枠体と、前記弾性ブレードの厚み方向において、前記第一の枠体とは反対側から前記係合部と係合する第二の受け部を有する第二の枠体と、を有することを特徴とするクリーニング装置。
  3. 請求項1又は2に記載のクリーニング装置において、前記支持部は前記クリーニング部材の長手方向に沿って前記円柱の周表面に設けられた溝であることを特徴とするクリーニング装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のクリーニング装置において、前記規制部は前記枠体に設けられることを特徴とするクリーニング装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のクリーニング装置において、前記弾性ブレードを前記規制部に付勢するための付勢部材を有することを特徴とするクリーニング装置。
  6. 請求項1乃至のいずれかに記載のクリーニング装置において、前記係合部は、前記クリーニング部材の長手方向において前記クリーニング部材の全域で前記枠体と係合することを特徴とするクリーニング装置。
  7. 請求項1乃至のいずれかに記載のクリーニング装置において、前記係合部は、前記クリーニング部材の長手方向において前記係合部の一端側、他端側、及び、前記一端側と前記他端側との間の位置で前記枠体と係合することを特徴とするクリーニング装置。
  8. 請求項に記載のクリーニング装置において、前記第二の枠体は、前記弾性ブレードによって、前記電子写真感光体の表面から除去した現像剤を前記長手方向に沿って搬送するスクリューを有することを特徴とするクリーニング装置。
  9. 請求項1に記載のクリーニング装置において、前記ホルダは、前記枠体と当接して、前記クリーニング部材の長手方向の位置の規制をおこなう端面を有することを特徴とするクリーニング装置。
  10. 記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置本体に取り外し可能に装着されるプロセスカートリッジにおいて、
    請求項1乃至9のいずれかに記載のクリーニング装置を備えることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  11. 記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、
    請求項1乃至9のいずれかに記載のクリーニング装置を備えることを特徴とする電子写真画像形成装置。
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