JP2012027506A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用までの期間、運搬時の振動などによる中間転写体、記録材搬送手段のクリープ変形、永久歪、ケミカルアタック、更には除電部材による損傷が発生することなく、画像不良の発生を防止することのできる画像形成装置、中間転写ユニット及び記録材搬送ユニットを提供する。
【解決手段】中間転写体を備えた画像形成装置は、中間転写体(5)は、複数の回転体(16、17、18)と、像担持体(1)上に形成された現像剤による像を中間転写体(5)に転写させる転写手段(8)と、に掛け渡されており、少なくとも複数の回転体のうち1つ(18)に付与される中間転写体(5)を緊張させる付勢力は解除可能であり、転写手段(8)は中間転写体(5)から離間可能である構成とされる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式或いは静電記録方式を用いて像担持体上に形成したトナー像を、中間転写体に転写した後記録材に転写するか若しくは記録材搬送手段に担持搬送される記録材に転写して画像を得る、複写機、プリンタなどの画像形成装置、又斯かる画像形成装置に設けられる中間転写ユニット及び記録材搬送ユニットに関するものである。
従来、例えば、電子写真方式の画像形成装置において、像担持体としてのドラム型の電子写真感光体(感光ドラム)に形成したトナー像を一旦中間転写体上に転写(1次転写)して、その後中間転写体上のトナー像を記録用紙などの記録材上に2次転写する中間転写方式がある。特に、中間転写方式によれば、感光ドラムに対して複数の現像装置を用いて複数色のトナー像を順次形成し、このトナー像を中間転写体に一次転写する工程を複数回繰り返し、中間転写体上に複数色のトナー像を重ねた後、この複数色のトナー像を記録材に一括して2次転写して、例えば、フルカラー画像を形成することができる。
中間転写体としては、複数のローラに掛け渡されて無端移動するベルト状の中間転写体、即ち、中間転写ベルトがある。図9は、従来の画像形成装置にて用いられる中間転写ベルトの一例の概略構成を示す。
中間転写ベルト5としては、従来、厚さ100〜200μm、体積抵抗率1011〜1016Ω・cm程度のPVDF(ポリフッ化ビニリデン)、ナイロン、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリカーボネートなどの樹脂フィルム(必要に応じて抵抗調整がなされている)を無端状に形成したものが用いられている。中間転写ベルト5は、背面ローラ16、駆動ローラ17、テンションローラ18などに掛け渡される。
中間転写ベルト5を挟んで感光ドラム1と対向する位置には、感光ドラム1に形成したトナー像を中間転写ベルト5に転写するための1次転写手段として、例えば1次転写ローラ8が配置される。1次転写ローラ8には、転写工程時に1次転写バイアスが印加される。1次転写ローラ8としては、体積抵抗率が105Ω・cm以下の低抵抗ローラが用いられる。
中間転写ベルト5を挟んで背面ローラ16と対向する位置には、中間転写ベルト5から記録材Pにトナー像を転写するための2次転写手段として、例えば2次転写ローラ9が配置される。2次転写ローラ9には、2次転写行程時に2次転写バイアスが印加される。
上述のように、中間転写ベルト5として薄膜のフィルムを用いることで、中間転写ベルト5を介して1次転写ローラ8と感光ドラム1が対向する1次転写ニップ部において、数100〜数1000pFの大きな静電容量を確保することができるため、安定した転写電流を得ることができる。
又、従来、中間転写ベルト5の移動方向(回転方向)において1次転写ローラ8の下流側には、1次転写ローラ8及び中間転写ベルト5から所定の距離隔てた位置に除電部材として除電針19が配設される。除電針19は、画像形成装置本体フレームと同電位となっており、低温低湿環境などで発生する、水玉状の異常画像などを防止するのに効果がある。そのため、この除電針19は広く用いられている。
上述の中間転写ベルト5、1次転写ローラ8、背面ローラ16、駆動ローラ17、テンションローラ18、除電針19を中間転写ユニットとして一体的にカートリッジ化し、画像形成装置本体に着脱可能としたものがある。このカートリッジ方式により、装置のメンテナンスをユーザー自身で行うことができるため、格段に操作性を向上することが可能となる。
一方、例えば電子写真方式の画像形成装置において、複数の像担持体を有する、所謂、インライン方式の画像形成装置がある。斯かる画像形成装置では、それぞれ像担持体を備えた像形成手段(画像形成部)において各像担持体に形成したトナー像を、各画像形成部に記録材を搬送する記録材搬送手段に担持した記録材に順次転写し、その後記録材に重ねられた複数色のトナー像を定着して例えばフルカラーの画像を得る。記録材搬送手段としては、静電的に記録材を吸着して搬送する静電吸着搬送ベルト(以下、単に「搬送ベルト」と呼ぶ。)が用いられる。
上記中間転写ユニットと概略同様に、搬送ベルト、搬送ベルトが掛け渡される駆動ローラ、テンションローラ、搬送ベルトを挟んで各画像形成部の像担持体と対向配置される転写手段(転写ローラなど)、及び各転写手段及び搬送ベルトに近接して設けられた除電部材(除電針など)を記録材搬送ユニットとして一体的にカートリッジ化し、画像形成装置本体に対して着脱可能としたものがある。
しかしながら、従来の中間転写ユニットでは、以下のような問題があった。即ち、中間転写ユニットが出荷後販売店やユーザーの手元に届くまでの期間及び運搬などの振動により、中間転写ベルトに当接しているローラ類に用いられているゴム材料から、オイルや添加物が中間転写ベルトに転移し、中間転写ベルトに化学変化を引き起こす、所謂、ケミカルアタックが発生することがあった。又、中間転写ベルトに、テンションによるクリープ変形、転写ローラの当接による永久歪、除電針による損傷が発生することがあった。そして、これらが画像不良の原因となる虞があった。
又、中間転写ベルトに関する上述のような問題は、記録材搬送ユニットに関しても同様に存在する。
従って、本発明の目的は、使用までの期間、運搬時の振動などによる中間転写体、記録材搬送手段のクリープ変形、永久歪、ケミカルアタック、更には除電部材による損傷が発生することなく、画像不良の発生を防止することのできる画像形成装置、中間転写ユニット及び記録材搬送ユニットを提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置、中間転写ユニット及び記録材搬送ユニットにて達成される。要約すれば、第1の本発明は、像担持体と、前記像担持体上に形成された現像剤による像が転写される中間転写体と、を有する画像形成装置において、前記中間転写体は、複数の回転体と、前記像担持体上に形成された現像剤による像を前記中間転写体に転写させる転写手段と、に掛け渡されており、少なくとも前記複数の回転体のうち1つに付与される前記中間転写体を緊張させる付勢力は解除可能であり、前記転写手段は前記中間転写体から離間可能であることを特徴とする画像形成装置である。
第2の本発明によると、像担持体と、前記像担持体上に形成された現像剤による像が転写される記録材を担持搬送する記録材搬送手段と、を有する画像形成装置において、前記記録材搬送手段は、複数の回転体と、前記像担持体に形成された現像剤による像を前記記録材搬送手段上の記録材に転写させる転写手段と、に掛け渡されており、少なくとも前記複数の回転体のうち1つに付与される前記記録材搬送手段を緊張させる付勢力は解除可能であり、前記転写手段は前記記録材搬送手段から離間可能であることを特徴とする画像形成装置が提供される。
第3の本発明によると、画像形成装置本体に着脱可能な中間転写ユニットであって、前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記画像形成装置本体が備えた像担持体上に形成された現像剤による像が転写される中間転写体と;前記中間転写体が掛け渡される、複数の回転体及び前記像担持体に形成された現像剤による像を前記中間転写体に転写させる転写手段と;を有し、少なくとも前記複数の回転体のうち1つに付与される前記中間転写体を緊張させる付勢力は解除可能であり、前記転写手段は前記中間転写体から離間可能であることを特徴とする中間転写ユニットが提供される。
第4の本発明によると、画像形成装置に着脱可能な記録材搬送ユニットであって、前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記画像形成装置本体が備えた像担持体上に形成された現像剤による像が転写される記録材を搬送する記録材搬送手段と;前記中間転写体が掛け渡される、複数の回転体及び前記像担持体に形成された現像剤による像を前記記録材搬送手段上の記録材に転写させる転写手段と;を有し、少なくとも前記複数の回転体のうち1つに付与される前記記録材搬送手段を緊張させる付勢力は解除可能であり、前記転写手段は前記記録材搬送手段から離間可能であることを特徴とする記録材搬送ユニットが提供される。
上記各本発明において、一実施態様によると、前記転写手段は、前記転写手段の近傍に配置される除電部材と一体的にユニット化されており、該ユニットを移動させることにより前記転写手段が前記中間転写体或いは前記記録材搬送手段から離間すると共に、前記除電部材が前記中間転写体或いは記録材搬送手段から遠ざかる。
以上説明したように、本発明によれば、中間転写体、記録材搬送手段のテンションを緩めることにより、クリープ変形やケミカルアタックを防止することができ、又転写手段を中間転写体、記録材搬送手段から離間させることにより、永久歪の発生を防止することができ、画像不良の発生を防止することができる。又、転写手段の近傍に配置される除電部材を転写手段と一体化されたユニットとすることにより、転写手段を中間転写体、記録材搬送手段から離間することで除電部材を離間することが可能となり、中間転写体、記録材搬送手段へ損傷を与えることを防止することができる。従って、本発明によれば、使用までの期間、運搬時の振動などによる中間転写体、記録材搬送手段のクリープ変形、永久歪、ケミカルアタック、更には除電部材による損傷が発生することなく、画像不良の発生を防止することができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構成を示す図である。 本発明に係る中間転写ユニットの一実施例の概略構成を示す図である。 図2の中間転写ユニットが備える1次転写ローラユニットの概略構成及び離間動作を説明するための図である。 図2の中間転写ユニットが備えるテンションローラの概略構成及びテンションローラの中間転写ベルトに対する付勢力の解除動作を説明するための図である。 図2の中間転写ユニットにおいて、中間転写ベルトのテンションを緩和させ、又1次転写ローラを中間転写ベルトから離間させた状態を示す図である。 1次転写ローラを中間転写ベルトから離間させる離間部材の一実施例の概略構成を示す図である。 テンションローラの中間転写ベルトに対する付勢力を解除させる離間部材の一実施例の概略構成図である。 本発明を適用し得る画像形成装置の他の例の概略構成を示す図である。 従来の中間転写ユニットの一例の概略構成を示す図である。
以下、本発明に係る画像形成装置、中間転写ユニット及び記録材搬送ユニットを図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構成を示す。本実施例において、画像形成装置100は、電子写真方式を用いたカラー画像形成装置であり、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色成分に分解された画像情報に従って形成した各色のトナー像を中間転写体上に1次転写して一旦重ねた後、記録材に2次転写する中間転写方式を採用している。先ず、本実施例の画像形成装置の全体構成及び動作を説明する。
画像形成装置100は、像担持体であるドラム型の電子写真感光体、即ち、感光ドラム1を有している。感光ドラム1は、駆動手段(図示せず)によって図示矢印方向に駆動され、帯電手段である一次帯電器2により一様に帯電される。次いで、露光装置3より、イエロー色の画像情報に従ったレーザ光Lが感光ドラム1に照射され、感光ドラム1上に潜像が形成される。更に感光ドラム1が矢印方向に進むと、回転支持体11に支持されたイエロー色現像装置、マゼンタ色現像装置、シアン色現像装置、黒色現像装置4a、4b、4c、4dのうち、イエロー色現像剤を備えたイエロー色現像装置4aが感光ドラム1に対向するよう回転支持体11が回転する。こうして選択されたイエロー色現像装置4aによって、イエロー色の画像情報に従って感光ドラム1に形成された潜像がトナー像として可視化される。
感光ドラム1の回転方向の現像位置より下流側において、中間転写体として、複数のローラに掛け渡されて無端移動する中間転写ベルト5が配置されている。本実施例において、中間転写ベルト5は、背面ローラ16、駆動ローラ17、テンションローラ18に掛け渡された無端ベルト状のフィルムであり、感光ドラム1と略同周速で図示矢印方向に移動(回転)する。
中間転写ベルト5を挟んで感光ドラム1と対向する位置に、1次転写手段として1次転写ローラ8が配置され、1次転写ニップ部を形成している。そして、感光ドラム1、中間転写ベルト5の回転に伴い、1次転写ローラ8に1次転写バイアスを印加することによって、感光ドラム1上に形成担持されたトナー像を中間転写ベルト5の外周面に1次転写する。中間転写ベルト5の移動方向において1次転写ローラ8の下流側には、1次転写ローラ8、中間転写ベルト5のそれぞれに対して所定距離隔てて、除電部材である除電針19が配設されている。
以上の工程をマゼンタ色、シアン色、黒色についても同様に行うことによって、中間転写ベルト5上に複数色のトナー像、例えばフルカラー画像の場合イエロー色、マゼンタ色、シアン色、黒色の4色のトナー像が重ねて形成される。
次に、記録材カセット12から、ピックアップローラー13a、搬送ローラ13bなどによって、中間転写ベルト5を挟んで2次転写手段としての2次転写ローラ9と背面ローラ16とが対向する2次転写ニップ部に、所定のタイミングにて記録材Pが供給される。同時に、2次転写ローラ9に2次転写バイアスが印加され、中間転写ベルト5から記録材Pへトナー像が転写される。
更に、転写材Pは搬送ベルト13cによって定着装置6まで搬送される。定着装置6により、記録材Pに転写されたトナー像は記録材Pに溶融固着される。その後、記録材Pは排出ローラ13dなどにより装置外に排出される。こうして、カラー画像が得られる。
又、記録材Pに転写されずに中間転写ベルト5に残留した現像剤(転写残トナー)は、中間転写体クリーニング手段であるクリーニングローラ15により電荷が付与され、次回の1次転写時に感光ドラム1に逆転写される。一方、感光ドラム1に付着した現像剤(転写残トナー)は、感光体クリーニング手段であるクリーニングブレード7によって除去される。
次に、図2をも参照して、画像形成装置本体110に対して着脱可能とされた中間転写ユニット120について更に詳細に説明する。
本実施例において、中間転写ユニット120は、中間転写ベルト5、1次転写ローラ8、背面ローラ16、駆動ローラ17、テンションローラ18、除電部材19が1つのユニットとして一体的にカートリッジ化され、画像形成装置本体110に対して着脱可能となっている。
本実施例では、中間転写ベルト5としては、厚さ100μm、体積抵抗率1012Ω・cmのPVDF(ポリフッ化ビニリデン)を無端状に形成したものを用いた。1次転写ローラ8としては、体積抵抗率が105Ω・cm以下の低抵抗ローラを用いた。1次転写ローラ8は、中間転写ベルト5を介して感光ドラム1に総圧9.8Nとなるようにバネ8aにより加圧されている。
又、1次転写ローラ8は、ホルダー8cに内包されており、中間転写ベルト5の移動方向において1次転写ローラ8の下流側に位置するホルダー8cの側壁には、除電部材としての鋸歯状の除電針19が取り付けられている。この除電針19は、水玉などの画像不良の防止のため接地されている。ホルダー8cは更に、1次転写ローラ8を中間転写ベルト5に対して離間できるように、バネ8bを備えている。
1次転写ローラ8、バネ8a、8b、ホルダー8c、除電針19は1次転写ローラユニット80を構成する。1次転写ローラユニット80は、詳しくは後述するように、1次転写ローラ8、除電針19を中間転写ベルト5から離間させ得るように、移動(スライド)可能に中間転写ユニット120の側板フレーム(図示せず)に保持されている。
駆動ローラ17は、中間転写ベルト5を十分に搬送できるように金属ローラ表面に薄肉のゴム層を有する。又、テンションローラ18は、金属ローラで構成されており、総圧19.6Nで中間転写ベルト5のテンションを維持している。
図3をも参照して1次転写ローラユニット80について更に説明すると、1次転写ローラ8は、その長手方向両端部に延在する回転軸8fを軸受け8dにより支持することでホルダー8cに取り付けられる。上述のように、1次転写ローラ8に中間転写ベルト5に対する所定の加圧力がかかるように、1次転写ローラ8の長手方向両端部において軸受け8dはバネ8aによって、中間転写ベルト5に向かって付勢されている。そのため、軸受け8dは、ホルダーcからの飛び出し防止のためストッパー(図示せず)により保持されている。
ホルダー8cの長手方向両端部には、1次転写ローラユニット80を中間転写ベルト5から離間させ得るように、バネ8bが取り付けられている。このバネ8bにより、ホルダー8cは中間転写ユニット120の側板フレーム(図示せず)に対して加圧されている。この位置で、1次転写ローラ8は、上記所定の圧力で中間転写ベルト5を介して感光ドラム1に加圧される。
又、テンションローラ18は、図4に示すように、その長手方向両端部に延在する回転軸18dが、軸受け18bにより回転可能に支持されている。軸受け18bは移動(スライド)可能に中間転写ユニット120の側板フレームに保持されており、テンションローラ18は、軸受け18bを介してバネ18aにより、中間転写ベルト5を緊張させる方向に加圧され、中間転写ベルト5の所定のテンションを維持する。
さて、本実施例の中間転写ユニット120は、中間転写ベルト5の駆動ローラ17からの染み出しによるケミカルアタック、或いはテンションによるクリープ変形、1次転写ローラ8の当接による永久歪を防止するために、図5に示すように、必要時、典型的には中間転写ユニット120の出荷時に、1次転写ローラ8を中間転写ベルト5から離間させ、又テンションローラ18に付与される中間転写ベルト5を緊張させる方向の付勢力を解除して、中間転写ベルト5のテンションを緩和させる。
先ず、1次転写ローラ8を保持するホルダー8cの長手方向両端部を、離間部材として1次転写ローラ離間レバー8eを用いて図中矢印A方向に押し込み、1次転写ローラ8、除電針19ともに中間転写ベルト5から離間させる構成になっている。
本実施例においては、1次転写ローラ離間レバー8eは、図6により詳しく示すように、保持部8e1と、突き当て部8e2と、係止軸8e3とを備えている。中間転写ユニット120の側板フレームに設けられた係止部に、係止軸8e3係合させ、係止軸8e3を回転中心として、突き当て部8e2を図示矢印C方向に90°回転させるようにして、ホルダー8cの長手方向両端部に延在する受け部8c1(図3)に突き当て、ホルダー8cを図示矢印A方向に押し込むと共に、バネ8bの付勢力に抗して、1次転写ローラ8を中間転写ベルト5から離間した位置に維持する。このとき、1次転写ローラ離間レバー8eは、挿入した状態から90°回転した状態で、保持部8e1又は突き当て部8e2が、中間転写ユニット120の側板フレームのストッパー部材により固定されるようになっている。
又、図5に示すように、離間部材としてテンションローラ離間レバー18cを用いて、テンションローラ18の軸受け18bを矢印B方向に押し込むことにより、テンションローラ18による中間転写ベルト5のテンションを緩和させる。
本実施例においては、図7に示より詳しく示すように、離間部材としてのテンションローラ離間レバー18cを、中間転写ユニット120の側板フレームに設けられた、バネ18aの付勢力とは直角方向であるガイドに押し込む。即ち、図示矢印D方向に移動させて軸受け18bを図示矢印B方向に押し込み、軸受け18bをテンションローラ離間レバー18cの凹部18c1にセットすることにより、バネ18aの付勢力に抗して、中間転写ベルト5のテンションを緩和させた位置にテンションローラ18を維持する。
このように、1次転写ローラ離間レバー8e、テンションローラ離間レバー18cを用いて1次転写ローラ8のホルダー8c、テンションローラ18の加圧を解除することで、中間転写ベルト5のテンションを緩め、又1次転写ローラ8を中間転写ベルト5から離間させ、更に除電針19を中間転写体5から遠ざけることが可能となる。
尚、本実施例において、1次転写ローラ8のホルダー8c及びテンションローラ18の圧解除は、中間転写ユニット120の出荷時に行なわれるものである。従って、中間転写ユニット120を画像形成装置本体110に装着する際は、ユーザー自身が1次転写ローラ離間レバー8e、テンションローラ離間レバー18cを引き抜くことになる。これにより、1次転写ローラユニット80は、バネ8bの付勢力で中間転写ユニット120の側板フレームに対して加圧され、又バネ8aの付勢力で1次転写ローラ8が中間転写ベルト5を介して感光ドラム1に加圧される。又、テンションローラ18は、バネ18aの付勢力で中間転写ベルト5の所定のテンションを維持する。
以上説明したように、中間転写ベルト5のテンションを緩めることにより、クリープ変形やケミカルアタックを防止することができ、又1次転写ローラ8を中間転写ベルト5から離間させることにより、永久歪の発生を防止することができ、画像不良の発生を防止することができる。又、1次転写ローラ8の近傍に配置される除電針19を1次転写ローラ8と一体化されたユニットとすることにより、1次転写ローラを中間転写ベルト5から離間することで、同時に除電針19を離間することが可能となり、例えばテンション緩和で撓んだ中間転写ベルト5が、除電針19により損傷することをも防止することができる。
尚、本実施例では、中間転写ベルト5、背面ローラ16、駆動ローラ17、テンションローラ18、1次転写ローラユニット80が一体的にユニット化された中間転写ユニット120について説明したが、感光ドラム1などの像担持体と中間転写ユニット120が一体化された、所謂、イメージングユニットにおいても、上述のテンションローラ18、1次転写ローラユニット80の圧解除構成を適用することにより、同様の効果が得られる。又、この際には、中間転写ベルト5が感光ドラム1に常に当接している場合に、ユニットの出荷後ユーザーなどの手元に届くまでの期間及び運搬などの振動により発生する虞のある感光ドラム1に対するケミカルアタック、或いは摺擦により感光ドラム1の表面の帯電特性などが部分的に変化し、形成画像に部分的な濃度変化(低下,増加)などの摺擦痕が現れる、所謂、ドラムメモリーなどをも防ぐことが可能となる。
実施例2
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例においては、本発明の原理を、複数の像担持体を有する、所謂、インライン方式の画像形成装置における、記録材搬送手段に適用する。本実施例の画像形成装置が備えた複数の像形成手段たるイエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色の画像形成部は、それぞれ実施例1と同様、電子写真方式を用いて像担持体上に各色のトナー像を形成する。
図8は、本実施例の画像形成装置200の要部の概略構成を示す。本実施例の画像形成装置200では、記録材搬送手段として、静電的に記録材を吸着する静電吸着搬送ベルト(搬送ベルト)51が、駆動ローラ52、テンションローラ53に掛け渡されている。この搬送ベルト51の周面に沿って、第1、第2、第3、第4の像形成手段として、ブラック、マゼンタ、シアン、イエローの各色の画像形成部(プロセスステーション)Pa、Pb、Pc、Pdが直列に配置されている。搬送ベルト51は、図中矢印X方向に回転することにより、記録材Pを各画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdに順次搬送する。
画像形成部の内部構成、動作について、第1の画像形成部Paを例に説明する。第1の画像形成部は、像担持体として矢印方向に回転可能なドラム型の電子写真感光体、即ち、感光ドラム1aを有している。感光ドラム1aの表面を1次帯電手段2aが一様に帯電させた後、露光手段3aが画像情報に従ってレーザ光などで露光することにより、感光ドラム1aの表面に静電潜像を形成する。その後、この静電潜像に現像装置4aが現像剤を付着させ、感光ドラム1a上にトナー像が形成される。
一方、感光ドラム1aへのトナー像の形成とタイミングを合わせて、所定の記録材収容部(図示せず)から送り出されて搬送ベルト51上に吸着担持された記録材Pが、搬送ベルト51を介して感光ドラム1aと転写手段としての転写ローラ54aとが対向する転写ニップ部に搬送されてくる。
こうして、感光ドラム1aに形成されたトナー像は、転写ローラ54aに転写バイアスを印加することで、搬送ベルト51に吸着担持されて感光ドラム1aと対向する転写位置まで搬送されてきた転写材P上に静電的に転写される。
このようにして、搬送ベルト51に吸着担持した記録材Pが、各色の画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdを順次通過する毎に、各色のトナー像が次々に記録材Pに転写される。
その後、記録材P上に転写された未定着のトナー像は、定着装置6にて加熱及び加圧されることにより定着され、永久画像となる。
又、記録材Pに転写されずに感光ドラム1a〜1dに残留した現像剤(転写残トナー)は、クリーニング手段7a〜7dにより除去され、感光ドラム1a〜1dは繰り返し画像形成に供される。更に、搬送ベルト51は除電帯電器(図示せず)にて除電されて、続く画像形成プロセスに備える。
尚、搬送ベルト51の移動方向において、各転写ローラ54a〜54dの下流側には、各転写ローラ54a〜54c及び搬送ベルト51から所定距離隔てた位置に、除電部材としての除電針19a、19b、19c、19dがそれぞれ配置されている。
本実施例において、搬送ベルト51、駆動ローラ52、テンションローラ53、各転写ローラ54a〜54d及び各除電針19a〜19dは、記録材搬送ユニット220として一体的にカートリッジ化され、画像形成装置本体210に対して着脱可能とされている。
本実施例では、搬送ベルト51は、厚さ100μmであり、カーボンなどを分散することによって、体積抵抗率を1011Ω・cm程度に調整したETFE(四弗化エチレン−エチレン共重合樹脂)の樹脂フィルムを用いた。転写ローラ54a〜54dは、実施例1における1次転写ローラ8と同様の構成となっている。又、駆動ローラ52、テンションローラ53及び除電針19a〜19dについても実施例1と同様の構成となっている。
さて、上述のように、記録材搬送ユニット220においても、実施例1における中間転写ユニット120と同様に、ユーザーの手元に届くまでの期間及び運搬などの振動により、搬送ベルト51の駆動ローラ52などからの染み出しによるケミカルアタック、テンションによるクリープ変形、転写ローラ54a〜54dの当接による永久歪が発生する虞がある。
本実施例では、これらの不具合を防止するため、出荷時には、転写ローラ54a〜54dを実施例1と同様の構成により搬送ベルト51から離間した状態とし、又実施例1と同様の構成によりテンションローラ53により搬送ベルト51に与えるテンションを緩和した状態とする。
本実施例では、転写ローラ54a〜54dは、各除電針19a〜19dと共に、実施例1における1次転写ローラユニット80と同様のユニット構成とされる。又、テンションローラ53は、実施例1における中間転写ベルト5のテンションローラ18と同様の構成により搬送ベルト51の所定のテンションを維持する。従って、1次転写ローラ54a〜54dは、実施例1と同様にして、例えば記録材搬送ユニット220の出荷時に搬送ベルト51から離間させることができ、同時に各除電針19a〜19dを搬送ベルト51から遠ざけることができる。又、テンションローラ53に付与される搬送ベルト51を緊張させる方向の付勢力も、実施例1と同様にして解除することができ、搬送ベルト51のテンションを緩和させることができる。ここでは、転写ローラ54a〜54d及び除電針19a〜19dの離間動作、テンションローラ53の付勢力解除動作は、実施例1における説明を援用し、重複する説明は省略する。
以上、本実施例によれば、搬送ベルト51へのケミカルアタック、テンションによるクリープ変形、及び転写ローラ54a〜54dの当接による永久歪の発生を防ぐことが可能となり、更には、除電針19a〜19dも同時に離間する構成となっているため、テンション緩和で撓んだ搬送ベルトが除電針19a〜19dにより損傷することをも防ぐことが可能となる。
尚、上記各実施例では、中間転写ベルト、搬送ベルトは、それぞれ中間転写ユニット、記録材搬送ユニットとして画像形成装置本体に対して着脱可能なカートリッジとされているとして説明した。しかし、本発明の原理は、中間転写ベルト、搬送ベルトが画像形成装置に備え付けられている場合にも同様に適用し得る。この場合にも、画像形成装置の出荷からユーザーなどの手元に届くまでの期間及び運搬などの振動により中間転写ベルト若しくは搬送ベルトに発生する虞があるケミカルアタック、クリープ変形、永久歪み、除電部材などによる損傷を有効に防止することができる。
1 感光ドラム(像担持体、電子写真感光体)
5 中間転写ベルト(中間転写体)
8 1次転写ローラ(1次転写手段)
8e 1次転写ローラ離間レバー(第2の離間部材)
9 2次転写ローラ(2次転写手段)
16 背面ローラ
17 駆動ローラ
18 テンションローラ
18c テンションローラ離間レバー(第1の離間部材)
19 除電針(除電部材)
51 搬送ベルト(静電吸着搬送ベルト、記録材搬送手段)
54 転写ローラ(転写手段)
100 画像形成装置
120 中間転写ユニット
200 画像形成装置
220 記録材搬送ユニット
本発明は、電子写真方式或いは静電記録方式を用いて像担持体上に形成したトナー像を、中間転写体に転写した後記録材に転写するか若しくは記録材搬送手段に担持搬送される記録材に転写して画像を得る、複写機、プリンタなどの画像形成装置に関するものである。
中間転写ベルト5を挟んで背面ローラ16と対向する位置には、中間転写ベルト5から記録材Pにトナー像を転写するための2次転写手段として、例えば2次転写ローラ9が配置される。2次転写ローラ9には、2次転写程時に2次転写バイアスが印加される。
従って、本発明の目的は、使用までの期間、運搬時の振動などによる中間転写体、記録材搬送手段のクリープ変形、永久歪、ケミカルアタック、更には除電部材による損傷が発生することなく、画像不良の発生を防止することのできる画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体から記録材にトナー像を転写するためのベルトと、前記像担持体から前記ベルトに向かってトナー像を転写する複数の転写手段と、前記ベルトを支持し前記ベルトにテンションを付与するテンション部材と、を有し、前記ベルトは前記複数の転写手段と前記テンション部材によって張架される画像形成装置において、前記テンション部材によるテンションの付与を解除する規制部材と、前記ベルトから全ての転写手段を離間させる離間手段と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
記本発明において、一実施態様によると、前記複数の転写手段はそれぞれ除電手段を備え、前記除電手段は、前記離間手段によって前記ベルトから前記転写手段と共に離間する
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
感光ドラム1の回転方向の現像位置より下流側において、中間転写体として、複数のローラに掛け渡されて無端移動する中間転写ベルト5が配置されている。本実施例において、中間転写ベルト5は、背面ローラ16、駆動ローラ17、テンションローラ(テンション部材)18に掛け渡された無端ベルト状のフィルムであり、感光ドラム1と略同周速で図示矢印方向に移動(回転)する。
中間転写ベルト5を挟んで感光ドラム1と対向する位置に、1次転写手段として1次転写ローラ8が配置され、1次転写ニップ部を形成している。そして、感光ドラム1、中間転写ベルト5の回転に伴い、1次転写ローラ8に1次転写バイアスを印加することによって、感光ドラム1上に形成担持されたトナー像を中間転写ベルト5の外周面に1次転写する。中間転写ベルト5の移動方向において1次転写ローラ8の下流側には、1次転写ローラ8、中間転写ベルト5のそれぞれに対して所定距離隔てて、除電部材(除電手段)である除電針19が配設されている。
駆動ローラ17は、中間転写ベルト5を十分に搬送できるように金属ローラ表面に薄肉の弾性層であるゴム層を有する。又、テンションローラ18は、金属ローラで構成されており、総圧19.6Nで中間転写ベルト5のテンションを維持している。
図3をも参照して1次転写ローラユニット80について更に説明すると、1次転写ローラ8は、その長手方向両端部に延在する回転軸8fを軸受け8dにより支持することでホルダー8cに取り付けられる。上述のように、1次転写ローラ8に中間転写ベルト5に対する所定の加圧力がかかるように、1次転写ローラ8の長手方向両端部において軸受け8dはバネ8aによって、中間転写ベルト5に向かって付勢されている。そのため、軸受け8dは、ホルダーcからの飛び出し防止のためストッパー(図示せず)により保持されている。
先ず、1次転写ローラ8を保持するホルダー8cの長手方向両端部を、離間部材(離間手段)として1次転写ローラ離間レバー8eを用いて図中矢印A方向に押し込み、1次転写ローラ8、除電針19ともに中間転写ベルト5から離間させる構成になっている。
又、図5に示すように、離間部材(規制部材)としてテンションローラ離間レバー18cを用いて、テンションローラ18の軸受け18bを矢印B方向に押し込むことにより、テンションローラ18による中間転写ベルト5のテンションを緩和させる。

Claims (15)

  1. 像担持体と、前記像担持体上に形成された現像剤による像が転写される中間転写体と、を有する画像形成装置において、
    前記中間転写体は、複数の回転体と、前記像担持体上に形成された現像剤による像を前記中間転写体に転写させる転写手段と、に掛け渡されており、少なくとも前記複数の回転体のうち1つに付与される前記中間転写体を緊張させる付勢力は解除可能であり、前記転写手段は前記中間転写体から離間可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記像担持体に現像剤による像を形成する現像手段を複数有し、該複数の現像手段により順次前記像担持体上に現像剤による像を形成すると共にこの像を前記転写手段により前記中間転写体に順次転写し、その後前記中間転写体上の像を一括して記録材に転写させることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 前記中間転写体、前記複数の回転体及び前記転写手段は一体的にユニット化され、前記画像形成装置本体に着脱可能であることを特徴とする請求項1又は2の画像形成装置。
  4. 前記転写手段は、前記転写手段の近傍に配置される除電部材と一体的にユニット化されており、該ユニットを移動させることにより前記転写手段が前記中間転写体から離間すると共に、前記除電部材が前記中間転写体から遠ざかることを特徴とする請求項1、2又は3の画像形成装置。
  5. 像担持体と、前記像担持体上に形成された現像剤による像が転写される記録材を担持搬送する記録材搬送手段と、を有する画像形成装置において、
    前記記録材搬送手段は、複数の回転体と、前記像担持体に形成された現像剤による像を前記記録材搬送手段上の記録材に転写させる転写手段と、に掛け渡されており、少なくとも前記複数の回転体のうち1つに付与される前記記録材搬送手段を緊張させる付勢力は解除可能であり、前記転写手段は前記記録材搬送手段から離間可能であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記像担持体と、前記像担持体に現像剤による像を形成する現像手段と、を備えた像形成手段を複数有し、各像担持体上に形成された現像剤による像を、前記記録材搬送手段を挟んで各像担持体に対向配置される前記転写手段により、前記記録材搬送手段に担持された記録材上に順次重ねて転写することを特徴とする請求項5の画像形成装置。
  7. 前記記録材搬送部材、前記複数の回転体及び前記転写手段は一体的にユニット化され前記画像形成装置本体に対して着脱可能であることを特徴とする請求項5又は6の画像形成装置。
  8. 前記転写手段は、前記転写手段の近傍に配置される除電部材と一体的にユニット化されており、該ユニットを移動させることにより前記転写手段が前記記録材搬送手段から離間すると共に、前記除電部材が前記記録材搬送手段から遠ざかることを特徴とする請求項5、6又は7の画像形成装置。
  9. 画像形成装置本体に着脱可能な中間転写ユニットであって、
    前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記画像形成装置本体が備えた像担持体上に形成された現像剤による像が転写される中間転写体と、
    前記中間転写体が掛け渡される、複数の回転体及び前記像担持体に形成された現像剤による像を前記中間転写体に転写させる転写手段と、
    を有し、少なくとも前記複数の回転体のうち1つに付与される前記中間転写体を緊張させる付勢力は解除可能であり、前記転写手段は前記中間転写体から離間可能であることを特徴とする中間転写ユニット。
  10. 少なくとも前記複数の回転体のうち1つに付与される前記中間転写体を緊張させる付勢力を解除した状態で維持するための第1の離間部材と、前記転写手段を前記中間転写体から離間させた状態で維持するための第2の離間部材と、を有することを特徴とする請求項9の中間転写ユニット。
  11. 前記転写手段は、前記転写手段の近傍に配置される除電部材と一体的にユニット化されており、該ユニットを移動させることにより前記転写手段が前記中間転写体から離間すると共に、前記除電部材が前記中間転写体から遠ざかることを特徴とする請求項9又は10の中間転写ユニット。
  12. 画像形成装置に着脱可能な記録材搬送ユニットであって、
    前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記画像形成装置本体が備えた像担持体上に形成された現像剤による像が転写される記録材を搬送する記録材搬送手段と、
    前記中間転写体が掛け渡される、複数の回転体及び前記像担持体に形成された現像剤による像を前記記録材搬送手段上の記録材に転写させる転写手段と、
    を有し、少なくとも前記複数の回転体のうち1つに付与される前記記録材搬送手段を緊張させる付勢力は解除可能であり、前記転写手段は前記記録材搬送手段から離間可能であることを特徴とする記録材搬送ユニット。
  13. 少なくとも前記複数の回転体のうち1つに付与される前記記録材搬送手段を緊張させる付勢力を解除した状態で維持するための第1の離間部材と、前記転写手段を前記記録材搬送手段から離間させた状態で維持するための第2の離間部材と、を有することを特徴とする請求項12の記録材搬送ユニット。
  14. 前記転写手段は複数設けられていることを特徴とする請求項12又は13の記録材搬送ユニット。
  15. 前記転写手段は、前記転写手段の近傍に配置される除電部材と一体的にユニット化されており、該ユニットを移動させることにより前記転写手段が前記記録材搬送手段から離間すると共に、前記除電部材が前記記録材搬送手段から遠ざかることを特徴とする請求項12、13又は14の記録材搬送ユニット。
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