JP2003241536A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003241536A
JP2003241536A JP2002043855A JP2002043855A JP2003241536A JP 2003241536 A JP2003241536 A JP 2003241536A JP 2002043855 A JP2002043855 A JP 2002043855A JP 2002043855 A JP2002043855 A JP 2002043855A JP 2003241536 A JP2003241536 A JP 2003241536A
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像担持体に当接して移動しうる回転体の材料
として、例えばPVdFなどのヤング率が比較的高くな
い材料を使用した場合であっても、この回転体のしわの
発生を抑えることができ、又、たとえしわが発生した場
合であっても像担持体の削れムラを抑えることで、画像
異常の発生を防止することのできる画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 像担持体1と、像担持体1に当接して移
動しうる回転体7と、を有し、回転体7のヤング率が1
GPa以上、3GPa以下、且つ、像担持体1のヤング
率が70GPa以上、220GPa以下である画像形成
装置は、像担持体1と回転体7の起動時における加速時
及び停止時における減速時に、それぞれの周速が連動す
るべく制御を行う構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式或い
は静電記録方式を用いた、複写機、プリンタなどの画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置としては、電子写真
方式、熱転写方式、インクジェット方式など、様々な方
式が用いられている。このうち、電子写真方式を用いた
ものは高速・高画質・静粛性の点で他の方式より優れて
おり、近年普及してきている。又、この電子写真におい
ても様々な方式に分かれており、例えば、多色画像形成
装置においては、従来良く知られている多重転写方式、
中間転写体方式がある。この他に、像担持体表面にカラ
ー像を重ねた後一括転写して像形成を行う多重現像方
式、又、複数の異なる色の画像形成手段(プロセスステ
ーション)を直列に配置し、各画像形成手段が備える像
担持体から、記録材搬送ベルトにより搬送された記録材
に現像像を転写するインライン方式などがある。このう
ちインライン方式は、高速化が可能であることや、像転
写の回数が少なく画質に有利であるといった理由で優れ
た方式である。
【0003】図7を参照して、インライン方式の画像形
成装置について説明する。図7は、電子写真方式により
多色画像を形成することのできるインライン方式の画像
形成装置100の要部概略構成を示す。
【0004】画像形成装置100には、記録材搬送手段
である静電吸着搬送ベルト(ETB)7の周面に沿っ
て、それぞれ異なる色の画像を形成する4つの画像形成
手段、即ち、第1の(イエロー色)プロセスステーショ
ンPy、第2の(マゼンタ色)プロセスステーションP
m、第3の(シアン色)プロセスステーションPc、第
4の(ブラック色)プロセスステーションPkが一列に
配置されている。
【0005】図8を参照して、各プロセスステーション
Py〜Pkにおける画像形成プロセスについて説明す
る。ここでは、第1のプロセスステーションPyを例に
して説明するが、他の色のプロセスステーションについ
ても画像形成プロセスは同様である。
【0006】第1のプロセスステーションPyは、像担
持体としてドラム型の電子写真感光体(以下、「感光ド
ラム」と呼ぶ。)1yを有しており、図中矢印方向に回
転する感光ドラム1yの表面は、帯電手段としてのロー
ラ帯電器(帯電ローラ)2yによって所定の極性に一様
に帯電される。帯電ローラ2yには、帯電バイアス電源
3yから所定の帯電バイアスが印加される。一様に帯電
された感光ドラム1yの表面は、露光光学系4yにより
走査光Lで潜像が形成される。次いで、感光ドラム1y
に形成された潜像は、現像装置5yによって現像され、
感光ドラム1y上に現像像(トナー像)が形成される。
現像装置5yは、トナーを含む現像剤を収容する現像剤
容器5y1と、現像剤容器5y1内の現像剤を担持して
感光ドラム1yへと搬送する現像剤担持体たる現像ロー
ラ5y2を有している。感光ドラム1yに形成されたト
ナー像は、詳しくは後述する転写プロセスによって、静
電吸着搬送ベルト7によって搬送される記録材Sに転写
される。転写プロセスで転写されずに感光ドラム1yに
残留した転写残トナーは、クリーニング装置6yが備え
るブレード状のクリーニング手段、即ち、クリーニング
ブレード6y1により掻き落とされ、廃トナー容器6y
2に収容される。
【0007】次に、転写プロセスについて説明する。図
7に示すように、静電吸着搬送ベルト7は、駆動ローラ
8、吸着対向ローラ9、テンションローラ10及び11
の各ローラに張架され、図中矢印で示す方向に回転す
る。各プロセスステーションPy〜Pk内の感光ドラム
1y〜1kが、それぞれ静電吸着搬送ベルト7を介して
転写部材たる転写ローラ12y、12m、12c、12
kに当接されている。転写ローラ12y〜12kには、
それぞれ転写バイアス電源13y、13m、13c、1
3kから所定の転写バイアスが印加される。
【0008】又、静電吸着搬送ベルト7の記録材Sの搬
送方向において、第1のプロセスステーションPyの上
流には、吸着ローラ17が配置され、静電吸着搬送ベル
ト7を介して吸着対向ローラ9に当接している。吸着ロ
ーラ17には、吸着バイアス電源18から所定の吸着バ
イアスが印加される。記録材S、例えば、記録用紙、O
HPシートなどは、記録材収容部たるカセット15に収
容されており、ピックアップローラ16などの記録材供
給手段(給紙装置)により、一枚ずつ送り出される。そ
して、記録材Sは、吸着ローラ17と吸着対向ローラ9
とで形成するニップ部を通過する際にバイアスを印加さ
れ、静電吸着搬送ベルト7に静電的に吸着されて搬送さ
れる。
【0009】従来、静電吸着搬送ベルト7としては、厚
さ50〜200μm、体積抵抗率109〜1016Ωcm
程度のPVdF(ポリフッ化ビニリデン)、ETFE、
ポリイミド、PET、ポリカーボネートなどの樹脂フィ
ルム、或いは、厚さ0.5〜2mm程度の例えばEPD
Mなどのゴムの基層の上に、例えばウレタンゴムにPT
FEなどフッ素樹脂を分散したものを表層として設けた
ものを用いる。
【0010】一般的に用いられる反転現像方式におい
て、感光ドラム1y〜1kが例えば負極性のOPC感光
体である場合、露光部を現像する際には負極性トナーが
用いられる。従って、転写ローラ12y〜12mには転
写バイアス電源13y〜13kより正極性の転写バイア
スが印加される。ここで、転写ローラ12y〜12kと
しては低抵抗ローラを用いるのが一般的である。
【0011】実際のプリントプロセスにおいては、静電
吸着搬送ベルト7の移動速度と各プロセスステーション
Py〜Pkの転写位置間の距離を考慮して、記録材S上
に形成される各色のトナー像の位置が一致するタイミン
グで、各プロセスステーションPy〜Pkでの画像形
成、転写プロセス、記録材Sの搬送を行い、記録材Sが
各プロセスステーションPy〜Pkを一度通過する間に
記録材S上にトナー像が完成される。トナー像が表面に
完成された記録材Sは、その後、従来公知の定着装置1
4に通され、記録材S上にトナー像が定着される。こう
してトナー像が定着された記録材Sは、装置外に排出さ
れる。
【0012】以上のプロセスが終了すると、静電吸着搬
送ベルト7は除電帯電器19によって除電され、次のプ
リントプロセスに備える。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、静電吸
着搬送ベルト7としてPVdFなどのヤング率がさほど
高くない材質を用いると、長期間にわたって使用した場
合に、起動/停止時に静電吸着搬送ベルト7にかかるス
トレスにより、静電吸着搬送ベルト7上にしわが発生す
るという問題がある。
【0014】その結果、静電吸着搬送ベルト7と感光ド
ラム1y〜1kとが接触した際に、静電吸着搬送ベルト
7のしわの凹凸の影響で感光体周面の削れ方に差が出て
しまい、その差が帯電電位のムラとなり、画像上に濃度
ムラとして現れて画像異常を引き起こしてしまうことが
ある。
【0015】ここで、一般に、感光ドラム1y〜1kと
しては、基体としてアルミニウムや鉄などのヤング率が
70GPa以上、220GPa以下となる金属管の表面
に感光層を設けたものが用いられる。
【0016】表1は、本発明者らの検討の結果得られ
た、上記範囲のヤング率の基体を有する感光ドラムを用
いた場合における、静電吸着搬送ベルト7のヤング率
と、しわの発生との相関を示す。
【0017】
【表1】
【0018】上述のような問題は、表1から分かるよう
に、ポリイミドなどのヤング率が高い材質(約5GP
a)を静電吸着搬送ベルト7として使用することによ
り、しわ自体の発生が抑えられるので発生しない。しか
しながら、こういった材料は一般的に高価であるため、
製品の価格上昇につながってしまい望ましくない。
【0019】一方、静電吸着搬送ベルト7の材料とし
て、ヤング率が1以下となるものを用いた場合、しわが
問題となるものの、材料自体がやわらかいため感光体に
影響を及ぼすことがなく、画像スジも発生しない。しか
しながら、このような材料は、やわらかいために径時変
化による伸びなどが発生してしまい、静電吸着搬送ベル
ト7の材質としては望ましくない。
【0020】従って、本発明の目的は、像担持体に当接
して移動しうる回転体の材料として、例えばPVdFな
どのヤング率が比較的高くない材料を使用した場合であ
っても、この回転体のしわの発生を抑えることのできる
画像形成装置を提供することである。
【0021】本発明の他の目的は、像担持体に当接する
回転体上にしわが発生した場合であっても像担持体の削
れムラを抑えることで、画像異常の発生を防止すること
のできる画像形成装置を提供することである。
【0022】又、本発明の他の目的は、像担持体に当接
する回転体上のしわの発生の有無に拘わらず、スジなど
の画像異常の発生を防止することのできる画像形成装置
を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、第1の本発
明は、像担持体と、前記像担持体に当接して移動しうる
回転体と、を有し、前記回転体のヤング率が1GPa以
上、3GPa以下、且つ、前記像担持体のヤング率が7
0GPa以上、220GPa以下である画像形成装置に
おいて、前記像担持体と前記回転体の起動時における加
速時及び停止時における減速時に、それぞれの周速が連
動するべく制御を行うことを特徴とする画像形成装置で
ある。本発明の一実施態様によると、前記像担持体と前
記回転体の起動時における加速時及び停止時における減
速時に、それぞれの周速を略等速とするべく制御を行
う。又、本発明の一実施態様では、前記回転体は、前記
像担持体上に形成される現像剤像が転写される記録材を
前記像担持体との対向位置へ搬送するための記録材搬送
手段である。
【0024】第2の本発明によれば、像担持体と、前記
像担持体を帯電させる帯電手段と、前記像担持体に当接
して移動しうる回転体と、前記回転体を介して前記像担
持体に対向し、前記像担持体上に形成される現像剤像を
被転写体に転写させる転写部材と、を有し、前記回転体
のヤング率が1GPa以上、3GPa以下、且つ、前記
像担持体のヤング率が70GPa以上、220GPa以
下である画像形成装置において、少なくとも前記像担持
体と前記回転体の起動時における加速時及び停止時にお
ける減速時には、前記帯電手段に印加するバイアス及び
前記転写部材に印加するバイアスを画像形成時に印加す
るバイアスよりも弱めるか若しくは該バイアスを印加し
ないことを特徴とする画像形成装置が提供される。本発
明の一実施態様では、前記回転体は、前記像担持体上に
形成される現像剤像が転写される記録材を前記像担持体
との対向位置へ搬送するための記録材搬送手段であり、
一実施態様では、画像形成装置は更に、前記像担持体と
前記記録材搬送手段との間に記録材が存在しない時に
は、前記帯電手段及び前記転写部材に印加するバイアス
を画像形成時に印加するバイアスよりも弱めるか若しく
は該バイアスを印加しない。
【0025】第3の本発明によれば、像担持体と、前記
像担持体に当接して移動しうる回転体と、を有し、前記
回転体のヤング率が1GPa以上、3GPa以下、且
つ、前記像担持体のヤング率が70GPa以上、220
GPa以下である画像形成装置において、少なくとも前
記像担持体と前記回転体の起動時における加速時及び停
止時における減速時には、前記像担持体と前記回転体と
を離間させることを特徴とする画像形成装置が提供され
る。本発明の一実施態様によると、前記回転体は、前記
像担持体上に形成される現像剤が転写される記録材を前
記像担持体との対向位置へ搬送するための記録材搬送手
段であり、一実施態様では、画像形成装置は更に、前記
像担持体と前記記録材搬送手段との間に記録材が存在し
ない時には、前記像担持体と前記回転体とを離間させ
る。
【0026】上記各本発明において、画像形成装置は、
前記像担持体を備える画像形成手段を複数有し、それぞ
れの画像形成手段の前記像担持体上に形成される現像剤
像を、前記記録材搬送手段により搬送される記録材に転
写させることで記録材上に画像を形成するものであって
よい。又、上記各本発明において、前記記録材搬送手段
は無端状のベルトであってよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0028】実施例1 本実施例では、図7を参照して説明した基本構成を有す
る画像形成装置に本発明を適用する場合を説明する。従
って、ここでは、前述して説明したものと同様の構成、
作用を有する要素には同一符号を付して詳しい説明は省
略し、本実施例に特徴的な部分のみを説明する。
【0029】本実施例においては、像担持体に当接して
移動しうる回転体である静電吸着搬送ベルト7として、
周長800mm、厚さ100μmのPVdFの樹脂フィ
ルムを用いた。この材料を用いた静電吸着搬送ベルト7
のヤング率は、1〜2GPaとなる。このヤング率で
は、前述した静電吸着搬送ベルト7に生じるしわが問題
となる。しかしながら、上述のように、このような材料
は比較的安価であり、且つ、経時変化による伸びなどが
発生しないことから、静電吸着搬送ベルト7としては好
ましい。
【0030】そこで、本発明者らは鋭意検討した結果、
ヤング率が比較的高くないPVdFなどの材料にて作製
された静電吸着搬送ベルト7を使用する場合であって
も、画像形成装置100の起動時、より詳細には、感光
ドラム1y〜1kと静電吸着搬送ベルト7の起動時(回
転開始時)における加速時、及び停止時における減速時
に、それぞれの周速が連動するべく制御を行うことで、
上述のようなしわの問題を防止しうることを見出した。
【0031】つまり、本実施例では、印刷開始時など、
静電吸着搬送ベルト7及び感光ドラム1y〜1kが起動
する際に、それぞれが同時に回転を始め、又連動するこ
とで、感光ドラム1y〜1kと静電吸着搬送ベルト7と
の間に周速差が生じないように起動する構成をとる。
【0032】このような構成をとることで、静電吸着搬
送ベルト7にかかるストレスを軽減し、静電吸着搬送ベ
ルト7にしわが発生しないようにしている。又、このよ
うな構成をとることによって、起動時に感光ドラム1y
〜1kと静電吸着搬送ベルト7との間の周速差が増大す
ることがなくなり、その結果、感光ドラム1y〜1kの
削れムラ発生を低減でき、静電吸着搬送ベルト7にしわ
が発生した際にも画像異常を引き起こし難くする効果も
得られる。
【0033】より具体的に説明すると、図1をも参照す
ると理解されるように、画像形成装置100が印刷開始
などの信号を受けると、感光ドラム1y〜1k及び静電
吸着搬送ベルト7は回転を始める。この際、感光ドラム
1y〜1kと静電吸着搬送ベルト7は同時に回転を始
め、又、それぞれを駆動するモータ(図示せず)の回転
数を制御して、感光ドラム1y〜1k、静電吸着搬送ベ
ルト7のそれぞれが、等速である所定の周速に達するま
での間に周速差がつかないように起動する。
【0034】感光ドラム1y〜1k及び静電吸着搬送ベ
ルト7のそれぞれが所定の周速に達すると、ピックアッ
プローラ16などの給紙装置により、記録材Sが静電吸
着搬送ベルト7へと供給され、印刷動作が行われる。
【0035】印刷動作が終了すると、感光ドラム1y〜
1k及び静電吸着搬送ベルト7は回転を停止するが、そ
の際にも起動時と同様、それぞれを駆動するモータの回
転数を制御することで、感光ドラム1y〜1k、静電吸
着搬送ベルト7のそれぞれが停止するまでの間に周速差
がつかないように停止させる。
【0036】図2に模式的に示すように、画像形成装置
100の動作を統括制御する制御回路が備えたCPU1
01が回転数制御手段として機能して、各感光ドラム1
y〜1kのモータ駆動回路20y、20m、20c、2
0k、及び静電吸着搬送ベルト7の駆動ローラ8の駆動
回路21を制御することにより、感光ドラム1y〜1k
と静電吸着搬送ベルト7の周速差が生じないように、そ
れぞれを起動若しくは停止させることができる。
【0037】上述の制御を採用した画像形成装置100
により実際に画像形成を行ったところ、耐久後において
もスジなどの画像異常の発生が大幅に低減されることが
確認された。
【0038】以上、本実施例によれば、上述の構成とす
ることによって、感光ドラム1y〜1k及び静電吸着搬
送ベルト7を起動若しくは停止する際に、これらの間に
周速差がつくことがなくなるので、静電吸着搬送ベルト
7にかかるストレスが減少し、静電吸着搬送ベルト7に
しわが発生し難くなる。又同時に、たとえ静電吸着搬送
ベルト7にしわが発生してしまった場合にも、感光1y
〜1kの削れムラができ難くなる。そして、これらの効
果により、スジなどの異常画像の発生を防止することが
できる。
【0039】実施例2 次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例
では、本発明を図7を参照して説明した基本構成を有す
る画像形成装置に適用する。従って、前述して説明した
ものと同様の構成、作用を有する要素には同一の符号を
付して詳しい説明は省略し、本実施例に特徴的な部分の
みを説明する。
【0040】本実施例では、静電吸着搬送ベルト7とし
て実施例1と同様のPVdFの樹脂フィルムを用いた。
この静電吸着搬送ベルト7では、実施例1と同様、静電
吸着搬送ベルト7上に発生するしわが問題となる。
【0041】本発明者らは鋭意検討した結果、こうした
問題は、帯電ローラ2y〜2kに印加されるバイアス及
び転写ローラ12y〜12kに印加されるバイアスを、
少なくとも感光ドラム1y〜1kと静電吸着搬送ベルト
7の起動時における加速時、及び停止時における減速時
には、画像形成時に印加されるバイアスよりも弱める
か、若しくはバイアスを印加しない構成とすることで防
止しうることを見出した。より詳細には、感光ドラム1
y〜1kと静電吸着搬送ベルト7との間に記録材Sが存
在しない時には、帯電ローラ2y〜2k及び転写ローラ
12y〜12kに印加するバイアスを弱めるか若しくは
バイアスを印加しない構成とすることで、静電吸着搬送
ベルト7上のしわの凹凸による感光ドラム1y〜1kの
削れムラを抑え、画像異常の発生を防止することができ
る。
【0042】本実施例では、記録材Sにトナー像を転写
している時以外には、即ち、感光ドラム1y〜1kと静
電吸着搬送ベルト7とが接触している際には、帯電ロー
ラ2y〜2k及び転写ローラ12y〜12kにバイアス
を印加しない構成とする。
【0043】このような構成をとることによって、感光
ドラム1y〜1kと静電吸着搬送ベルト7とが接触して
いる際にそれぞれが引き合う電気的な力が弱まること、
及び、その際の転写電流が減少することで感光ドラム1
y〜1kの削れ量が低減され、感光ドラム1y〜1kの
表層の削れムラができ難くなる。その結果、静電吸着搬
送ベルト7にしわができてしまった状態でも、感光ドラ
ム1y〜1kに削れムラなどの影響を与えることがなく
なり、前述した画像スジが発生しなくなる。
【0044】より具体的に説明すると、図3のタイミン
グチャートをも参照すると理解されるように、画像形成
装置100が印刷信号を受けると、帯電ローラ2y〜2
k及び転写ローラ12y〜12kにバイアスが印加され
ない状態でそれぞれ回転を始める。その後、記録材Sが
供給され、第1のプロセスステーションPyの転写部に
おいて記録材Sの先端と感光ドラム1y上のトナー像の
先端が合致するタイミングで、帯電ローラ2yにバイア
スが印加される。そして、イエロー画像情報に従った静
電潜像の形成及びその潜像の現像動作が行われる。又、
第1のプロセスステーションPyに対向する転写ローラ
12yには、第1のプロセスステーションPyに記録材
Sが到達するタイミングに合わせてバイアスが印加さ
れ、第1のプロセスステーションPyの感光ドラム1y
上のトナー像が記録材Sに転写される。
【0045】同様に、第2〜第4のプロセスステーショ
ンに関しても、第1のプロセスステーションと同様のタ
イミングで帯電ローラ2m〜2k及び転写ローラ12m
〜12kにバイアスが印加され、それぞれのプロセスス
テーションPm〜Pkの感光ドラム1m〜1k上のトナ
ー像が記録材Sに順次転写される。
【0046】又、記録材Sの後端が第1のプロセスステ
ーションを通過すると、そのタイミングに合わせて第1
のプロセスステーションPyの帯電ローラ2y、及び第
1のプロセスステーションPyに対向する転写ローラ1
2yに印加されたバイアスは印加されなくなる。
【0047】同様に、第2〜第4のプロセスステーショ
ンPm〜Pkに関しても、記録材Sの後端がそれぞれの
プロセスステーションPm〜Pkを順次通過するタイミ
ングに合わせて、それぞれの帯電ローラ2m〜2k及び
転写ローラ12m〜12kに印加されたバイアスは順次
印加されなくなる。この状態は、記録材Sが定着装置1
4を通過し、装置外に排出されるまで保持される。
【0048】図4に模式的に示すように、画像形成装置
100の動作を統括制御する制御回路が備えるCPU1
01が、バイアス印加タイミング制御手段として機能
し、帯電バイアス電源3y〜3k及び転写バイアス電源
13y〜13kからの帯電バイアス、転写バイアスの印
加タイミングを制御することで、それぞれのバイアスを
画像形成動作に同期して所定のタイミングで印加するこ
とができる。
【0049】上述の制御を採用した画像形成装置100
により実際に画像形成を行ったところ、耐久後において
もスジなどの画像異常の発生が大幅に低減されることが
確認された。
【0050】以上、本実施例によれば、上述の構成とす
ることで、静電吸着搬送ベルト7と感光ドラム1y〜1
kとが直接当接する際にそれぞれが引き合う電気的な
力、及び、その際の転写電流が減少することによって、
たとえ静電吸着搬送ベルト7にしわが発生してしまった
状況においてもその影響が感光ドラム1y〜1kに及ぼ
されなくなり、スジなどの画像異常の発生を防止するこ
とができる。
【0051】実施例3 次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例
では、本発明を図7を参照して説明した基本構成を有す
る画像形成装置に適用する。従って、前述して説明した
ものと同様の構成、作用を有する要素には同一の符号を
付して詳しい説明は省略し、本実施例に特徴的な部分の
みを説明する。
【0052】本実施例では、静電吸着搬送ベルト7とし
て実施例1と同様のPVdFの樹脂フィルムを用いた。
この静電吸着搬送ベルト7では、実施例1と同様、静電
吸着搬送ベルト7上に発生するしわが問題となる。
【0053】本発明者らは鋭意検討した結果、このよう
な問題は、感光ドラム1y〜1kと静電吸着搬送ベルト
7とを、少なくとも感光ドラム1y〜1kと静電吸着搬
送ベルト7の起動時における加速時、及び停止時におけ
る減速時に離間させることで防止しうることを見出し
た。より詳細には、感光ドラム1y〜1kを、感光ドラ
ム1y〜1kと静電吸着搬送ベルト7との間に記録材S
が存在しない時に離間することが可能な構成として、感
光ドラム1y〜1kと静電吸着搬送ベルト7とが直接接
触する時間を最小限とすることで、静電吸着搬送ベルト
7上のしわの凹凸による感光ドラム1y〜1kの削れム
ラを抑え、画像異常の発生を防止することができる。
【0054】本実施例では、記録材Sにトナー像を転写
している時以外には、感光ドラム1y〜1kと静電吸着
搬送ベルト7とが離間される構成となっている。このよ
うな構成をとることで、感光ドラム1y〜1kと静電吸
着搬送ベルト7とが直接接触する時間を最小限に抑える
ことが可能となり、その結果、静電吸着搬送ベルト7に
しわができてしまった状態でも、感光ドラム1y〜1k
に削れムラなどの影響を与えることがなくなり、前述し
た画像スジが発生しなくなる。
【0055】より具体的に説明すると、図5をも参照す
ると理解されるように、先ず、画像形成装置100が停
止している状態では、全てのプロセスステーションPy
〜Pkにおいて、感光ドラム1y〜1kと静電吸着搬送
ベルト7とは離間されている。
【0056】画像形成装置100がプリント信号を受け
ると、感光ドラム1y〜1kと静電吸着搬送ベルト7と
が離間された状態で、感光ドラム1y〜1k及び静電吸
着搬送ベルト7がそれぞれ回転を始める。その後記録材
Sが供給され、記録材Sが第1のプロセスステーション
Pyに到達するタイミングに合わせて、第1のプロセス
ステーションPyと静電吸着搬送ベルト7とが記録材S
を介して当接され、第1のプロセスステーションPyの
感光ドラム1y上のトナー像が記録材Sに転写される
(図5(a))。
【0057】同様に、第2〜第4のプロセスステーショ
ンPm〜Pkに関しても、記録材Sがそれぞれのプロセ
スステーションPm〜Pkに順次到達するタイミングに
合わせて、順次感光ドラム1m〜1kが記録材Sを介し
て静電吸着搬送ベルト7に当接され、各感光ドラム1m
〜1k上のトナー像が記録材S上に転写される。
【0058】又、記録材Sの後端が第1のプロセスステ
ーションPyを通過すると、そのタイミングに合わせて
感光ドラム1yと静電吸着搬送ベルト7とは離間される
(図5(b))。
【0059】同様に、第2〜第4のプロセスステーショ
ンPm〜Pkに関しても、記録材Sの後端がそれぞれの
プロセスステーションPm〜Pkを順次通過するタイミ
ングに合わせて、感光ドラム1m〜1kと静電吸着搬送
ベルト7とは順次離間される。
【0060】その後、記録材Sが定着装置14を通過
し、排出されるまで感光ドラム1y〜1kと静電吸着搬
送ベルト7とは離間された状態のまま回転し、排出終了
と共にそのまま回転を停止する。
【0061】図6に模式的に示すように、ユニット化さ
れた各プロセスステーションPy〜Pkを、静電吸着搬
送ベルト7に向かって、若しくは静電吸着搬送ベルト7
から遠ざかるように移動可能に画像形成装置100内に
配置する。そして、画像形成装置100を統括制御する
制御回路が備えるCPU101が離接制御手段として機
能し、カムなどとされる離接手段22y〜22kの駆動
を制御して、画像形成動作と同期して所定のタイミング
で感光ドラム1y〜1kを静電吸着搬送ベルト7に対し
て離接させることができる。尚、感光ドラム1y〜1k
と静電吸着搬送ベルト7との離接制御機構は、上記に限
定されるものではない。又、離接手段も上記カムに限定
されるものではないことは、当業者にとって自明であ
る。
【0062】上述の制御を採用した画像形成装置100
により実際に画像形成を行ったところ、耐久後において
もスジなどの画像異常の発生が大幅に低減されることが
確認された。
【0063】以上、本実施例によれば、上述の構成をと
することで、静電吸着搬送ベルト7と感光ドラム1y〜
1kとが直接当接する時間を最小限に抑えることが可能
となり、たとえ静電吸着搬送ベルト7にしわが発生して
しまった状況においてもその影響が感光ドラム1y〜1
kに及ぼされなくなり、スジなどの画像異常の発生をな
くすことができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
像担持体に当接して移動しうる回転体の材料として、例
えばPVdFなどの、ヤング率が比較的高くない材料を
使用した場合であっても、この回転体のしわの発生を抑
えることができる。又、本発明によれば、像担持体に当
接する回転体上にしわが発生した場合であっても、像担
持体の削れムラを抑えることで、画像異常の発生を防止
することができる。従って、本発明によれば、像担持体
に当接する回転体上のしわの発生の有無に拘わらず、ス
ジなどの画像異常の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における感光ドラムと静電吸
着搬送ベルトの周速の関係を示すグラフ図である。
【図2】感光ドラム及び静電吸着搬送ベルトの駆動制御
態様を説明するための模式図である。
【図3】本発明の他の実施例における帯電ローラ及び転
写ローラへのバイアス印加タイミングを示すタイミング
チャート図である。
【図4】帯電ローラ及び転写ローラへのバイアス印加タ
イミングの制御態様を説明するための模式図である。
【図5】(a)、(b)本発明の他の実施例における感
光ドラムと静電吸着搬送ベルトとの離接タイミングを説
明するための模式図である。
【図6】感光ドラムと静電吸着搬送ベルトとの離接制御
態様を説明するための模式図である。
【図7】本発明を適用しうるインライン方式の画像形成
装置の要部概略構成図である。
【図8】図7の画像形成装置が備えるプロセスステーシ
ョンの概略構成図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体、電子写真感光体) 2 帯電ローラ(帯電手段) 3 帯電バイアス電源 4 露光光学系 5 現像装置 6 クリーニング装置 7 静電吸着搬送ベルト(回転体) 12 転写ローラ(転写部材) 13 転写バイアス電源 14 定着装置 100 画像形成装置 Py 第1のプロセスステーション(画像形成手段) Pm 第2のプロセスステーション(画像形成手段) Pc 第3のプロセスステーション(画像形成手段) Pk 第4のプロセスステーション(画像形成手段) S 記録材
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 EA01 EA03 ED02 ED03 ED24 EE03 EF06 EF13 2H030 AB02 AD02 AD16 BB02 BB21 BB43 BB53 BB54 2H200 FA02 GA12 GA23 GA34 GA44 GA47 HA02 HA28 HA29 HA30 HB12 HB22 JA02 JA29 JA30 JB06 JB25 JB45 JB47 JB49 JB50 LA11 LA12 LA19 LA27 MA04 MC03 PA03 PA11 PB12

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、前記像担持体に当接して移
    動しうる回転体と、を有し、前記回転体のヤング率が1
    GPa以上、3GPa以下、且つ、前記像担持体のヤン
    グ率が70GPa以上、220GPa以下である画像形
    成装置において、前記像担持体と前記回転体の起動時に
    おける加速時及び停止時における減速時に、それぞれの
    周速が連動するべく制御を行うことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体と前記回転体の起動時にお
    ける加速時及び停止時における減速時に、それぞれの周
    速を略等速とするべく制御を行うことを特徴とする請求
    項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記回転体は、前記像担持体上に形成さ
    れる現像剤像が転写される記録材を前記像担持体との対
    向位置へ搬送するための記録材搬送手段であることを特
    徴とする請求項1又は2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像担持体を備える画像形成手段を複
    数有し、それぞれの画像形成手段の前記像担持体上に形
    成される現像剤像を、前記記録材搬送手段により搬送さ
    れる記録材に転写させることで記録材上に画像を形成す
    ることを特徴とする請求項3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 像担持体と、前記像担持体を帯電させる
    帯電手段と、前記像担持体に当接して移動しうる回転体
    と、前記回転体を介して前記像担持体に対向し、前記像
    担持体上に形成される現像剤像を被転写体に転写させる
    転写部材と、を有し、前記回転体のヤング率が1GPa
    以上、3GPa以下、且つ、前記像担持体のヤング率が
    70GPa以上、220GPa以下である画像形成装置
    において、少なくとも前記像担持体と前記回転体の起動
    時における加速時及び停止時における減速時には、前記
    帯電手段に印加するバイアス及び前記転写部材に印加す
    るバイアスを画像形成時に印加するバイアスよりも弱め
    るか若しくは該バイアスを印加しないことを特徴とする
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記回転体は、前記像担持体上に形成さ
    れる現像剤像が転写される記録材を前記像担持体との対
    向位置へ搬送するための記録材搬送手段であることを特
    徴とする請求項5の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 更に、前記像担持体と前記記録材搬送手
    段との間に記録材が存在しない時には、前記帯電手段及
    び前記転写部材に印加するバイアスを画像形成時に印加
    するバイアスよりも弱めるか若しくは該バイアスを印加
    しないことを特徴とする請求項6の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記像担持体と、前記帯電手段と、を備
    える画像形成手段を複数有し、それぞれの画像形成手段
    の前記像担持体上に形成される現像剤像を、前記記録材
    搬送手段により搬送される記録材に、それぞれの画像形
    成手段の像担持体に対応して複数設けられる前記転写部
    材により転写させることで記録材上に画像を形成するこ
    とを特徴とする請求項6又は7の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 像担持体と、前記像担持体に当接して移
    動しうる回転体と、を有し、前記回転体のヤング率が1
    GPa以上、3GPa以下、且つ、前記像担持体のヤン
    グ率が70GPa以上、220GPa以下である画像形
    成装置において、少なくとも前記像担持体と前記回転体
    の起動時における加速時及び停止時における減速時に
    は、前記像担持体と前記回転体とを離間させることを特
    徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記回転体は、前記像担持体上に形成
    される現像剤像が転写される記録材を前記像担持体との
    対向位置へ搬送するための記録材搬送手段であることを
    特徴とする請求項9の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 更に、前記像担持体と前記記録材搬送
    手段との間に記録材が存在しない時には、前記像担持体
    と前記回転体とを離間させることを特徴とする請求項1
    0の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記像担持体を備える画像形成手段を
    複数有し、それぞれの画像形成手段の前記像担持体上に
    形成される現像剤像を、前記記録材搬送手段により搬送
    される記録材に転写させることで記録材上に画像を形成
    することを特徴とする請求項10又は11の画像形成装
    置。
  13. 【請求項13】 前記回転体は無端状のベルトであるこ
    とを特徴とする請求項1〜12のいずれかの項に記載の
    画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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