JP2001337503A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2001337503A
JP2001337503A JP2000156352A JP2000156352A JP2001337503A JP 2001337503 A JP2001337503 A JP 2001337503A JP 2000156352 A JP2000156352 A JP 2000156352A JP 2000156352 A JP2000156352 A JP 2000156352A JP 2001337503 A JP2001337503 A JP 2001337503A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体ドラムの回転負荷の変動を軽減しなが
ら各色現像手段内に混入する他色トナーを画像劣化を起
こさないレベルに抑制しつつ色ずれを防止する。 【解決手段】 ブレードクリーナを持たない感光体ドラ
ム2a,2b,2c,2dを有するカラー画像形成装置
において、現像手段4a,4b,4c,4dに混入する
地色トナー量を認識し、一定の混色許容値内で混色を制
御することでクリーナレスを実現することによって、感
光体ドラム2a,2b,2c,2dの負荷変動やトルク
を軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像形成装
置に関し、特に、複数色のトナー像を感光体上で形成し
た後に中間転写材で重ね合わせてカラー画像を形成する
カラー画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真装置などの画像形成装置
においては、ウレタンゴムなどで形成されたブレードを
感光体ドラムに当接させて転写後の感光体ドラム上の残
留トナーを除去してこれを廃トナー容器に回収してい
る。そして、廃トナー容器が廃トナーで満たされると、
ユーザがその廃トナーを機外に廃棄している。
【0003】また、例えば特開平10−198117号
公報には、4色の作像ユニットを搬送ベルトの搬送面に
沿って列設し、それぞれに形成された各色のトナー画像
を搬送ベルトによって搬送される転写紙上に順次転写し
て各色トナーの重ね合わせにより多色画像を形成するタ
ンデム型のカラー画像形成装置が開示されている。この
ようなタンデム型のカラー画像形成装置では、各作像ユ
ニットにおける感光体ドラムの周速と搬送ベルトの搬送
速度の違いにより色ずれが発生し易いことから、感光体
ドラムの周速と搬送ベルトの搬送速度との差異を如何に
生じないようにするかが重要な課題となっている。
【0004】そこで、この課題を解決するために、感光
体ドラムと搬送ベルトとを互いに接触させた状態で搬送
ベルトを駆動し、感光体ドラムを搬送ベルトに従動させ
て画像の形成を行う従動駆動方式のタンデム型のカラー
画像形成装置が提案されている。このようなカラー画像
形成装置においては、2つのローラ間に張架されたエン
ドレスベルトである搬送ベルトを押さえ板によって感光
体ドラムに対して圧接してローラの一方を駆動すること
により、搬送ベルトの回転力を感光体ドラムに伝達する
ようにしており、これにより搬送ベルトの搬送速度と全
ての感光体ドラムの周速を一致させて色ずれの発生を防
止するようにしている。
【0005】また、モノクロのプリンタや複写機におい
て、転写後の残留トナーをブラシなどで散らして感光体
ドラムへの付着力を弱めて離脱しやすい状態にして現像
手段に回収することによりウレタンゴムブレードを排除
し、感光体ドラムの駆動負荷を低減すると同時に廃トナ
ー容器を排除する装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、搬送ベ
ルトで感光体ドラムを駆動する技術では、感光体ドラム
上の残留トナー除去手段であるウレタンゴムなどで形成
されたブレードを感光体ドラムに当接させると感光体ド
ラムの駆動負荷が大きくなるので、感光体ドラムをモー
タ等で駆動する必要が生じる。すると、4つの感光体ド
ラムの回転を複雑に制御しなければならないために駆動
装置が大型化したり、感光体ドラムと搬送ベルトとの間
でスベリが発生して色ずれが発生するという問題があっ
た。
【0007】また、搬送ベルト上の転写紙が感光体ドラ
ムとの圧接部に突入する際、転写紙の厚みによる衝撃
や、搬送ベルトと感光体ドラムとの直接的な接触状態か
ら転写紙を介した間接的な接触状態に変化することによ
る摩擦力の変化により搬送ベルトおよび転写紙と感光体
ドラム間に速度差が発生し、色ずれが発生するという問
題点を有していた。
【0008】さらに、除去されたトナーは最終的に機外
廃棄となるため、微粉体であるトナーが環境を汚染する
という問題があり、廃棄トナーの回収や処理に多大な費
用がかかっていた。
【0009】そして、ウレタンゴムブレードのトナー除
去手段であるブレードクリーナを用いた場合には、転写
後のトナーは現像手段に還元されないために貯留手段が
必要となり、装置が大型化するという問題が生じてい
た。
【0010】このような問題を解決するために、感光体
ドラム上の残留トナーをかき乱して現像手段に回収して
再利用するクリーナレス方式の画像形成装置がある。こ
の画像形成装置は、モノクロのプリンタや複写機では数
多く提案されているが、高速のタンデム型のカラー画像
形成装置にあっては、現像手段にトナーを還流する画像
形成ステーションを複数ならべてカラー画像を形成しよ
うとすると、上流の画像が感光体ドラムにわずかに付着
する逆転写現象が発生する。したがって、長期的に、あ
るいは画像形成パターンによっては短期でも、上流で作
像した色のトナーが後から作像処理を行う色の現像手段
に混入して画像の色味を変えるという画像不良を引き起
こす問題があった。
【0011】そこで、本発明は、感光体の回転負荷の変
動を軽減しながら各色現像手段内に混入する他色トナー
を画像劣化を起こさないレベルに抑制しつつ色ずれ発生
を防止することのできる画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のカラー画像形成装置は、現像色に対応して
設けられた複数の感光体と、感光体の表面を一様に帯電
させる帯電手段と、帯電手段により帯電された感光体に
画像データに対応した光を照射して静電潜像を形成する
露光手段と、静電潜像を顕像化して感光体上にトナー像
を形成する現像手段と、複数の感光体に圧接されて周回
動し、これらの感光体上に形成されたトナー像が順次重
ね転写されて合成像が形成される中間転写ベルトとを有
し、トナー像を中間転写ベルトに転写した後の感光体上
の残留トナーを、人間の視覚レベルで色味の変化が認識
できない色差の範囲内で中間転写ベルトの回動方向下流
側に位置する現像手段内に混入させるようにしたもので
ある。
【0013】これにより、感光体の回転負荷の変動を軽
減しながら各色の現像手段内に混入する他色トナーを画
像劣化を起こさないレベルに抑制しつつ色ずれの発生を
防止することが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、現像色に対応して設けられた複数の感光体と、感光
体の表面を一様に帯電させる帯電手段と、帯電手段によ
り帯電された感光体に画像データに対応した光を照射し
て静電潜像を形成する露光手段と、静電潜像を顕像化し
て感光体上にトナー像を形成する現像手段と、複数の感
光体に圧接されて周回動し、これらの感光体上に形成さ
れたトナー像が順次重ね転写されて合成像が形成される
中間転写ベルトとを有し、トナー像を中間転写ベルトに
転写した後の感光体上の残留トナーを、人間の視覚レベ
ルで色味の変化が認識できない色差の範囲内で中間転写
ベルトの回動方向下流側に位置する現像手段内に混入さ
せるカラー画像形成装置であり、感光体の回転負荷の変
動を軽減しながら各色の現像手段内に混入する他色トナ
ーを画像劣化を起こさないレベルに抑制しつつ色ずれの
発生を防止することが可能になるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、残留トナーの混入量が色差の範
囲を超える場合には、残留トナーの混入した現像手段
は、収納されているトナーを色差の範囲内となるまで中
間転写ベルトの回動方向下流側に位置する現像手段内に
混入させるカラー画像形成装置であり、感光体の回転負
荷の変動を軽減しながら各色の現像手段内に混入する他
色トナーを画像劣化を起こさないレベルに抑制しつつ色
ずれの発生を防止することが可能になるという作用を有
する。
【0016】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2記載の発明において、現像手段における他色
の残留トナーの混入率はそれぞれの色ごとに異なる数値
で規定されているカラー画像形成装置であり、色味変化
に対して許容限度まで混色を許容することになり、トナ
ーの無駄な排出を防止することが可能になるという作用
を有する。
【0017】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
3記載の発明において、現像手段における他色の残留ト
ナーの混入率は、イエローの現像手段が最も小さく、ブ
ラックの現像手段が最も大きく設定されているカラー画
像形成装置であり、残留トナーの混入動作をスムーズに
行うことが可能になるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
4記載の発明において、中間転写ベルトの回動方向に対
して、イエローの現像手段が最上流に配置され、ブラッ
クの現像手段が最下流に配置されているカラー画像形成
装置であり、残留トナーの混入動作をスムーズに行うこ
とが可能になるという作用を有する。
【0019】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1〜5の何れか一項に記載の発明において、中間転写ベ
ルトにトナーの帯電方向と逆方向の電圧を印加して残留
トナーを感光体から中間転写ベルトに移動させ、その後
中間転写ベルトにトナーの帯電方向と同一方向の電圧を
印加して当該残留トナーを下流側の感光体に移動させて
現像手段に混入させるカラー画像形成装置であり、特別
な移送手段を設けることなく下流側の現像手段に残留ト
ナーを混入させることが可能になるという作用を有す
る。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図6を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0021】図1は本発明の一実施の形態における画像
形成装置の構成を示す説明図、図2は図1の画像形成装
置による合成画像の生成パターンを示す説明図、図3は
図1の画像形成装置における逆転写トナーと残留トナー
との発生メカニズムを示す説明図、図4は温湿度と逆転
写量との関係を示すグラフ、図5は図1の画像形成装置
の動作を示すフローチャート、図6は図5に続くフロー
チャートである。
【0022】図1に示すように、カラー画像形成装置に
は4つの画像形成ステーション1a,1b,1c,1d
が配置され、各画像形成ステーション1a,1b,1
c,1dは静電潜像担持体としての感光体ドラム(感光
体)2a,2b,2c,2dをそれぞれに有し、その回
りには、感光体ドラム2a,2b,2c,2dの表面を
一様に帯電させる帯電手段3a,3b,3c,3d、静
電潜像を顕像化する現像手段4a,4b,4c,4d、
トナー像転写後の感光体ドラム2a,2b,2c,2d
に残留付着したトナーを掻き乱して付着力を弱めるブラ
シ5a,5b,5c,5d、パソコンなどから送られた
画像情報を画像処理手段13がデータに応じて光を各々
の感光体ドラム2a,2b,2c,2dに照射する走査
光学系である露光手段6a,6b,6c,6d、転写手
段7を構成する中間転写ベルト(像担持体)12にトナ
ー像を転写する転写器8a,8b,8c,8dがそれぞ
れ配置されている。
【0023】ここで、画像形成ステーション1a,1
b,1c,1dではそれぞれブラック画像、マゼンタ画
像、シアン画像、イエロー画像が形成され、露光手段6
a,6b,6c,6dからは、ブラック画像、マゼンタ
画像、シアン画像、イエロー画像に対応した走査光であ
る露光光9a,9b,9c,9dが出力される。
【0024】各画像形成ステーション1a,1b,1
c,1dを通過する態様で、感光体ドラム2a,2b,
2c,2dの下方にはローラ10,11により支持され
た無端ベルト状の中間転写ベルト12が配置されてお
り、矢印A方向へ周回動する。
【0025】なお、中間転写ベルト12には、この中間
転写ベルトの表面を清浄化する中間転写ベルトクリーニ
ング手段24が設けられている。
【0026】給紙カセット16に収納されているシート
材17は、給紙ローラ18により給紙され、シート材転
写ローラ19、定着手段20を経て排紙トレー(図示せ
ず)に排出される。
【0027】以上のような構成のカラー画像形成装置で
は、まず画像形成ステーション1dにおいて、帯電手段
3dおよび露光手段6d等を用いた公知の電子写真プロ
セス手段により感光体ドラム2d上に画像データである
イエロー成分色の潜像が形成される。その後、現像手段
4dでイエロートナーを有する現像材によりイエロート
ナー像として可視像化され、転写器8dで中間転写ベル
ト12にイエロートナー像が転写される。
【0028】一方、イエロートナー像が中間転写ベルト
12に転写されている間に、画像形成ステーション1c
でシアン成分色の潜像が形成され、現像手段4cでシア
ントナーによるシアントナー像が可視像化されてこれが
転写器8cにて転写され、先に中間転写ベルト12上に
転写されたイエロートナー像と重ね合わされる。
【0029】以下、マゼンタトナー像、ブラックトナー
像についても同様にして画像形成が行われ、中間転写ベ
ルト12上に4色のトナー像の重ね合わせが終了する
と、給紙ローラ18により給紙カセット16から給紙さ
れた紙等のシート材17上にシート材転写ローラ19に
よって4色のトナー像が一括転写搬送され、定着手段2
0で加熱定着され、シート材17上にフルカラー画像が
得られる。
【0030】なお、転写が終了したそれぞれの感光体ド
ラム2a,2b,2c,2dにはトナーが残留付着して
いるが、ブラシ5a,5b,5c,5dを通過する際に
当該トナーがブラシによってかき乱されてその付着力が
弱められ、次の画像形成に備えられて印字動作は完了す
る。
【0031】この後、再び帯電され露光、現像という順
で引き続き行われる印字動作の中で、前述の付着力を弱
められた残留トナーは、現像手段4a,4b,4c,4
dを通過する際に一部が現像手段4a,4b,4c,4
dの中に戻され、現像に供される。
【0032】以上のようにしてカラー画像が得られる。
なお、現像手段4a,4b,4c,4dとしては、本実
施の形態においては、二成分現像手段が用いられてい
る。
【0033】次に、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラ
ックの4色ある画像形成ステーション1a,1b,1
c,1dの各現像手段4a,4b,4c,4d内に他色
のトナーが混入する原理と混入量を計算し、消費条件な
どを加味して、一瞬間時における現像手段4a,4b,
4c,4dでの他色トナー混色率を認識する過程につい
て説明する。
【0034】説明を簡単にするために、イエローの画像
形成ステーション1dで形成された画像に次のシアンの
画像を重ねる際に起きるシアンの現像手段4cへのイエ
ロートナーの混色の場合を説明するが、この後、マゼン
タ、ブラックにおいても同じ原理で混色が発生する。ま
た、印字パターンは、図2に示したように、イエローの
パターンAとシアンのパターンBを組み合わせたグリー
ン部を含むパターンを印字したときの状態で説明する。
【0035】本実施の形態における画像形成プロセス
は、負帯電のトナーを用いた一般的なカラーレーザプリ
ンタで行われる。
【0036】先ず、装置が画像形成信号を受けて、イエ
ローの画像形成ステーション1dが作像動作を開始す
る。そして、帯電手段3dで感光体ドラムを−600V
程度に帯電させ、露光手段6dにより露光光9dを照射
することにより、−80V程度の静電潜像を得る。
【0037】次に、現像手段4d内で、摩擦によってイ
エロートナーを負方向に−15μC/g程度に帯電さ
せ、現像ロール(図示せず)で潜像部まで搬送する。こ
のとき、現像ロールには−300V程度のバイアス電圧
が印加されており、感光体ドラム2dの非画像部は−6
00Vに帯電しているので、現像ロールとの電位差は負
方向で−400Vとなって、負に帯電したトナーは反発
力を受けて付着しない。また、画像部は、前述の−80
Vの潜像に対し+220Vの電位差により負に帯電した
イエロートナーが静電潜像に付着し、感光体ドラム2d
上に潜像に応じたイエロートナー像を得る。
【0038】さらに、この感光体ドラム2dに形成され
たイエロートナー像は、感光体ドラム2dが回動するこ
とにより中間転写ベルト12と合流する。中間転写ベル
ト12を介して対峙する転写器8dには+800V程度
の正方向の電界が印加されており、イエロートナー像
は、この電界の力に応じて、中間転写ベルト12上に転
写される。
【0039】ここで、中間転写ベルト12へは感光体ド
ラム2d上のトナーの全てが転写されるわけではなく、
トナー像全体の7%程度が感光体ドラム2d上に残留す
る。
【0040】この残留したトナーはブラシ5dでかき乱
されるのみなので、ブラシ5dをすり抜けて現像手段4
dへ搬送され、一部は現像手段4dの中に戻って現像に
供される。このとき、イエローの画像形成ステーション
1dは画像形成の最初のステーションであるため、中間
転写ベルト12上には他色トナー像が存在せずに混色は
発生しない。
【0041】中間転写ベルト12に転写されたイエロー
トナー像は、搬送されて下流にあるシアンの画像形成ス
テーション1cの感光体ドラム2cの下を通過する。感
光体ドラム2cでは、イエロー画像が形成されたときと
同じようにしてシアン画像パターンBが形成され、まさ
に中間転写ベルト12に転写しようとしているときに、
このイエローパターンのトナー画像が通過することにな
る。
【0042】ここで、パターンの重なり部については、
図3に示すように、イエロートナー像の上にシアントナ
ーが重なるため、イエロートナーはシアントナーに阻ま
れて、感光体ドラム2cに付着することはない。
【0043】ところが、画像パターンのイエロー単色の
部分は、−650Vの表面電位を持った感光体ドラム2
cと直接接触する。このとき転写電圧としては、環境条
件によっても多少異なるが、おおむね+800Vが印加
される。したがって、感光体ドラム2cと中間転写ベル
ト12との電位差は1350Vに達するため、わずかな
がらも火花放電が起こり、中間転写ベルト12に付着し
ているトナー(この場合、イエロートナー)の一部で、
その帯電が反転してしまうという現象が起こり、感光体
ドラム2cに引きつけられる逆転写トナーが発生する。
それ以外の理由として、トナーの感光体ドラム1cに対
する粘着力や分子間力によっても感光体ドラム2cに付
着する。
【0044】このようにして、逆転写したイエロートナ
ーは、感光体ドラム2cに搬送されてシアンの現像手段
4dに混入する。
【0045】以上が、上流にある画像形成ステーション
のトナーがその下流の画像形成ステーションの現像手段
に逆転写により混入する物理的説明である。そして、こ
の逆転写量は、被混入画像形成ステーションのトナー画
像がない部分に存在する他色トナー量に比例する。すな
わち、図2に示した画像パターンの場合、イエローパタ
ーンAからシアンパターンの重なる部分(合成画像のグ
リーン部)を引いた部分のみについて起こると考えられ
る。さらにトナー像に存在するトナー量そのものが環境
によって変動することと、逆転写現象が静電気による事
象であるため、環境によってその混入量が変化する。
【0046】実験によると、混入率はおおむね0.5〜
3%で、且つ温湿度に応じて変動することがわかってい
る。すなわち、図4に示すように、空気中の絶対水分量
が多くなると中間転写ベルト12上のトナーの周囲電気
抵抗が低下して放電現象が起こりにくくなり逆転写量は
少なくなる。また、低湿環境下ではその逆になる。
【0047】次に、ある瞬間の現像手段内に存在する現
像剤の他色トナー量を認識する原理を説明する。
【0048】トナーは、前述のようにして現像手段内に
混入するが、一方的に混入するわけではなく、トナー消
費によって混色率が減ることも考慮して計算する必要が
ある。
【0049】二成分現像手段は、キャリアとトナーが常
に一定になるように、消費されたトナーに等しい量のト
ナーを新たに補給しながら運転されている。したがっ
て、現像剤が混色している場合、トナーを印字などで消
費することによって、その時点での混合現像剤内に含有
されている全トナー量の混入割合分に見合った量の他色
トナーも消費され、消費された分は、正しい色のトナー
が補給されるため、全体の混入比は減る(これを、消費
による現像剤の純化という)。現在の混色率が3%であ
ったとすると、この例のパターンを印字した場合、1枚
の印字で混入するトナーと排出するトナーは次のように
計算される。パターンのグリーン部を除くイエローのみ
部分に存在する付着量は327.4mgである。
【0050】逆転写量は、図4により、例えばそのとき
の動作環境が23℃・50%RHとして1.75%とな
り、中間転写ベルト12上から5.73mgが感光体ド
ラム2cに付着する。排出量は、この印字例では75.
6mgのシアントナーが現像に供される。
【0051】ここで説明に使用した印字パターンのデー
タ量とトナー付着量の関係は、現像バイアスや静電潜像
の強度などの装置の画像形成条件として、実験により予
め求めてプログラムに記憶させておく。
【0052】シアン現像剤のこの時点での混色率が例え
ば3%であるとした場合、現像で消費される75.6m
gの3%である2.27mgのイエロートナーが今回の
印字によって排出される。混入は5.73mgであるか
ら、差し引き3.46mgのイエロートナーがシアン現
像手段内に追加されることになり、結果として混色率は
3.024%へと上昇する。このように、一枚一枚では
きわめて少ない量でトナーが混色あるいは純化されてお
り、しかも印字のパターンは毎回異なるために、混入と
排出による純化は毎回計算値が異なる。
【0053】本実施の形態の計算方法を用いれば、全て
のパターンに応じて正確に出入りのトナー量が計算でき
る。
【0054】ここまでは、正確に現像手段の混色率を把
握する手段を述べたが、これだけでは、混色率がどの程
度かということが認識できるのみで、直ちに画質保持と
はならない。
【0055】そこで、本実施の形態では、トナー消費に
よる純化作用を用い、所定の混色率を越えないようにし
ている。
【0056】先ず、現像手段の混色率には、許容値が存
在している。現像手段に他色トナーが混入すると色味が
変化するので、色差(ΔE)としてその変化を測定する
ことができる。実験によって、シアン現像剤では、混色
率Xと色差(ΔE)の変化量は、ΔE=0.505x2
−1.24で求められることがわかった。
【0057】また、一般的に色差(ΔE)は、5以内で
あれば、人間の視覚レベルでは色味が変化したと感じに
くい。
【0058】そこで、本実施の形態では、あらかじめ、
各色現像手段の色差(ΔE)が5以下になる条件が混色
率許容値として装置に記憶されている。例えば、シアン
の場合は3.96%となるが、同様の実験をマゼンタ、
ブラックにおいても行っており、それぞれ4.23%、
15.34%と記憶されている。
【0059】但し、イエローについては、色差(ΔE)
が3程度のわずかな混入においても人間の目に色味が変
化したことを感知できることがわかったため、混色が起
こらない最上流にイエローの画像形成ステーション1d
を配置することが望ましい。
【0060】次に、このようにして混入量を認識するこ
とに加え、その排出量(消費量)を計算認識し、混入量
と排出量から現像手段の瞬間他色トナー混色率が認識で
きることはすでに述べたとおりであるが、例えばシアン
の現像手段4cの許容限度は3.96%であると与えら
れているので、これを越えると非印字領域で画像を形成
し現像することによってトナーを消費(吐き出す)す
る。吐き出したトナーは中間転写ベルト12に転写させ
て一つ下流(この場合、マゼンタ)の画像形成ステーシ
ョンの位置に送り、マゼンタの感光体ドラム2bに通常
と逆極性の電圧(例えば−300V)を印加することに
より取り込む。そして、マゼンタの画像形成ステーショ
ン1bにおいても許容限度になった場合は、さらに下流
にあるブラックの画像形成ステーション1aに同様にト
ナーを吐き出し、吸収させる。
【0061】ブラックが許容限度の15.34%を越え
た場合は、トナーを吐き出してしまうが、これより下流
には吸収する画像形成ステーションは存在しないので、
用紙に転写して定着させた後に機外に排出する。
【0062】なお、この最終廃棄トナーは量的にも少な
いので、中間転写ベルト12にクリーナを設けておいて
除去し、貯留タンクに貯留した後にユーザが回収するよ
うにしてもよい。
【0063】実際には、ブラックの現像手段4aの混色
許容率は前述の如く15.34%と非常に大きいことに
加え、ユーザの使用状況においても文字文書などでカラ
ートナーより2〜4倍程度多く消費されるので、前述の
消費による純化作用が頻繁に行われる。したがって、ブ
ラックの現像手段4aが許容を超えてトナーを排出する
ことはまれであり、ブラックの現像手段4aはシアン、
マゼンタの各現像手段4b,4cの吐き出したトナーの
せき止め役として働く。
【0064】このような吐き出しと取り込みの動作を行
うことにより、全色における画像の色味変化度合いを許
容値以下に保持することが可能になる。
【0065】以上の一連の動作を図5および図6のフロ
ーチャートに示す。
【0066】このように、本実施の形態では、ブレード
クリーナが不要になって感光体ドラム2a,2b,2
c,2dの回動トルクが下がることがなくなるので、中
間転写ベルト12で感光体ドラム2a,2b,2c,2
dを駆動することが可能になり、感光体ドラムの駆動装
置は装着されていない。
【0067】すなわち、中間転写ベルト12と感光体ド
ラム2a,2b,2c,2dの間には、静電気による吸
着力と、それぞれの部材の摩擦係数と、ベルトの張力と
転写ローラの押圧とによる摩擦力があり、この力で中間
転写ベルト12により感光体ドラム2a,2b,2c,
2dが回転する。これにより、個々の感光体ドラム2
a,2b,2c,2dの回転量は中間転写ベルト12の
移動量によって支配され、感光体ドラム2a,2b,2
c,2dを正確に同期させて駆動する必要がなくなる。
【0068】したがって、本実施の形態によれば、各色
の現像手段4a,4b,4c,4d内に混入する他色ト
ナーを画像劣化を起こさないレベルに抑制しつつ色ずれ
の発生を防止することが可能になる。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、感光体
の回転負荷の変動を軽減しながら各色の現像手段内に混
入する他色トナーを画像劣化を起こさないレベルに抑制
しつつ色ずれの発生を防止することが可能になるという
有効な効果が得られる。
【0070】残留トナーの混入量が色差の範囲を超える
場合には、収納されているトナーを色差の範囲内となる
まで中間転写ベルトの回動方向下流側に位置する現像手
段内に混入させるようにすれば、感光体の回転負荷の変
動を軽減しながら各色の現像手段内に混入する他色トナ
ーを画像劣化を起こさないレベルに抑制しつつ色ずれの
発生を防止することが可能になるという有効な効果が得
られる。
【0071】現像手段における他色の残留トナーの混入
率を色ごとに異なる数値で規定すれば、色味変化に対し
て許容限度まで混色を許容することになり、トナーの無
駄な排出を防止することが可能になるという有効な効果
が得られる。
【0072】現像手段における他色の残留トナーの混入
率を、イエローの現像手段が最も小さく、ブラックの現
像手段が最も大きく設定すれば、残留トナーの混入動作
をスムーズに行うことが可能になるという有効な効果が
得られる。
【0073】中間転写ベルトの回動方向に対して、イエ
ローの現像手段を最上流に、ブラックの現像手段を最下
流に配置すれば、残留トナーの混入動作をスムーズに行
うことが可能になるという有効な効果が得られる。
【0074】中間転写ベルトにトナーの帯電方向と逆方
向の電圧を印加して残留トナーを感光体から中間転写ベ
ルトに移動させ、その後中間転写ベルトにトナーの帯電
方向と同一方向の電圧を印加して当該残留トナーを下流
側の感光体に移動させて現像手段に混入させるようにす
れば、特別な移送手段を設けることなく下流側の現像手
段に残留トナーを混入させることが可能になるという有
効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における画像形成装置の
構成を示す説明図
【図2】図1の画像形成装置による合成画像の生成パタ
ーンを示す説明図
【図3】図1の画像形成装置における逆転写トナーと残
留トナーとの発生メカニズムを示す説明図
【図4】温湿度と逆転写量との関係を示すグラフ
【図5】図1の画像形成装置の動作を示すフローチャー
【図6】図5に続くフローチャート
【符号の説明】
2a,2b,2c,2d 感光体ドラム(感光体) 3a,3b,3c,3d 帯電手段 4a,4b,4c,4d 現像手段 6a,6b,6c,6d 露光手段 12 中間転写ベルト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像色に対応して設けられた複数の感光体
    と、 前記感光体の表面を一様に帯電させる帯電手段と、 前記帯電手段により帯電された前記感光体に画像データ
    に対応した光を照射して静電潜像を形成する露光手段
    と、 前記静電潜像を顕像化して前記感光体上にトナー像を形
    成する現像手段と、 複数の前記感光体に圧接されて周回動し、これらの感光
    体上に形成された前記トナー像が順次重ね転写されて合
    成像が形成される中間転写ベルトとを有し、 前記トナー像を前記中間転写ベルトに転写した後の前記
    感光体上の残留トナーを、人間の視覚レベルで色味の変
    化が認識できない色差の範囲内で前記中間転写ベルトの
    回動方向下流側に位置する前記現像手段内に混入させる
    ことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記残留トナーの混入量が前記色差の範囲
    を超える場合には、前記残留トナーの混入した前記現像
    手段は、収納されているトナーを前記色差の範囲内とな
    るまで前記中間転写ベルトの回動方向下流側に位置する
    前記現像手段内に混入させることを特徴とする請求項1
    記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記現像手段における他色の前記残留トナ
    ーの混入率はそれぞれの色ごとに異なる数値で規定され
    ていることを特徴とする請求項1または2記載のカラー
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記現像手段における他色の前記残留トナ
    ーの混入率は、イエローの前記現像手段が最も小さく、
    ブラックの前記現像手段が最も大きく設定されているこ
    とを特徴とする請求項3記載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記中間転写ベルトの回動方向に対して、
    イエローの前記現像手段が最上流に配置され、ブラック
    の前記現像手段が最下流に配置されていることを特徴と
    する請求項4記載のカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記中間転写ベルトに前記トナーの帯電方
    向と逆方向の電圧を印加して前記残留トナーを前記感光
    体から前記中間転写ベルトに移動させ、その後前記中間
    転写ベルトにトナーの帯電方向と同一方向の電圧を印加
    して当該残留トナーを下流側の前記感光体に移動させて
    前記現像手段に混入させることを特徴とする請求項1〜
    5の何れか一項に記載のカラー画像形成装置。
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