JP5538788B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式によって画像形成を行う複写機、プリンタ等の画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、ページプリンタ等の画像形成装置として電子写真方式を採用したものが知られている。電子写真方式では静電的な力を利用し、トナー像を紙等の転写材上に形成し、その後、定着器で加えられる熱と圧力により、トナー像は転写材上に溶融固着(定着)され出力画像として排出される。近年電子写真方式の画像形成装置では、カラー対応、高速化等の高機能化が進み、これらの点に対応するため転写ベルトを有する電子写真プロセスのカラー画像形成装置が広く採用されている。
図9に、電子写真プロセスのカラー画像形成装置の一例として、転写ベルトとして中間転写体である中間転写ベルト31を採用した画像形成装置の該略図を示す。8、10、34は中間転写ベルトを張架するための張架ローラである。この画像形成装置では、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)、ブラック(Bk)各色用のプロセスカートリッジ32a、32b、32c、32dが独立して配置されている。
プロセスカートリッジは、ドラム状の像担持体(以下、感光ドラムという)を備え、この感光ドラム2は矢印の方向に所定の周速度(プロセススピード)で回転駆動される。感光ドラム2はこの回転過程で、1次帯電器3により所定の極性の電位に一様に帯電処理される。次に、像露光ユニット4により像露光を受け、これにより、目的とするカラー画像の第1の色成分像(たとえばイエロー色成分像)に対応した静電潜像が感光ドラム上に形成される。次いで、その静電潜像が現像位置において現像器5(イエロー現像器5a)により現像され、トナー像として感光ドラム上に可視化される。感光体ドラム2上に形成されたイエロートナー像は、中抵抗の弾性体である中間転写ベルト31に1次転写部で感光ドラム2から転写される。1次転写部は、感光ドラム2に対向し中間転写ベルト31の内周面側に配置された1次転写部材14と、感光ドラム2と、中間転写ベルト31で形成される。
感光ドラム2上に形成されたトナー像が中間転写ベルト31に転写される行程がシアン、マゼンダ、ブラックの各プロセスカートリッジでも行われる。その結果、中間転写ベルト31上に4色フルカラーのトナー像が形成される。中間転写ベルト31上に形成された4色フルカラー画像は、2次転写部材35により転写材Sへ一括転写され、定着装置18によって溶融定着されてカラープリント画像が形成される。2次転写部で転写材に転写されず、中間転写ベルト31上に残った2次転写残トナーは、中間転写ベルト31の回転方向のカウンター方向に配置される弾性ブレードを有するベルトクリーニングブレード33により清掃される。また、画像形成終了後、一次転写部材14が中間転写ベルト31から離間され、中間転写ベルト31の回転が停止する。
カラー画像を形成可能な画像形成装置では、一般に、複数の画像形成ユニットを機能させる複数色モードと、一つの画像形成ユニットのみを機能させる単色モードとを選択し得るようになっている。
このような複数色モードと、単色モードとを切り替え可能な画像形成装置では、単色モードの画像形成時に機能させない画像形成ユニットの感光ドラムが転写ベルトに接触し続けると、不具合が生ずることが懸念される。例えば、感光ドラム表面が転写ベルトとの接触によって摩耗してしまう不具合が考えられる。
そこで、特許文献1では、単色モードの時に機能させない感光ドラムの摩耗を抑制するために、単色モードの時に機能させない感光ドラムと回転中の転写ベルトを離間させる構成が提案されている。特許文献1では、単色モードの時は、機能させない感光ドラムに対向する転写部材を離間させることで、感光ドラムと転写ベルトを離間させている。
特開平10−207151号公報
しかしながら、転写部材として転写ベルトに対して従動する構成を用いた場合、複数色モードから単色モードに切り替える際の転写部材離間時に転写部材表面が転写ベルトとの摺擦により磨耗する場合があることがわかった。
本発明は、上記課題を解決するため、回転可能な転写ベルトと、回転可能でありトナー像を担持する第1、第2の像担持体と、前記転写ベルトに接触し前記第1の像担持体から前記転写ベルトにトナー像を転写する第1の転写部材と、前記転写ベルトに接触し前記第2の像担持体から前記転写ベルトにトナー像を転写する第2の転写部材と、を有し、前記第1の転写部材と前記第1の像担持体が前記転写ベルトを介してニップ部を形成した状態、且つ、前記第2の転写部材と前記第2の像担持体が前記転写ベルトを介してニップ部を形成した状態で、前記第1の像担持体と前記第2の像担持体から前記転写ベルトにトナー像を転写する複数色モードと、前記第1の転写部材が前記転写ベルトから離れた状態、且つ、前記第2の転写部材と前記第2の像担持体が前記転写ベルトを介してニップ部を形成した状態で、前記第2の像担持体から前記転写ベルト側にトナー像を一次転写する単色モードと、を実行可能である画像形成装置において、
前記複数色モードから前記単色モードに切り替える場合、前記第1、前記第2の像担持体と前記転写ベルトの回転速度を、前記複数色モードで前記転写ベルトにトナー像を転写する際の前記第1、前記第2の像担持体と前記転写ベルトの回転速度よりも遅い回転速度に変更した後に前記第1の転写部材を前記転写ベルトから離間させることを特徴とする。
また、上述の課題を解決するために本発明は、回転可能な転写ベルトと、回転可能でありトナー像を担持する第1、第2の像担持体と、前記転写ベルトに接触し前記第1の像担持体から前記転写ベルトにトナー像を転写する第1の転写部材と、前記転写ベルトに接触し前記第2の像担持体から前記転写ベルトにトナー像を転写する第2の転写部材と、を有し、前記第1の転写部材と前記第1の像担持体が前記転写ベルトを介してニップ部を形成した状態、且つ、前記第2の転写部材と前記第2の像担持体が前記転写ベルトを介してニップ部を形成した状態で、前記第1の像担持体と前記第2の像担持体から前記転写ベルトにトナー像を転写する複数色モードと、前記第1の転写部材が前記転写ベルトから離れた状態、且つ、前記第2の転写部材と前記第2の像担持体が前記転写ベルトを介してニップ部を形成した状態で、前記第2の像担持体から前記転写ベルト側にトナー像を一次転写する単色モードと、を実行可能である画像形成装置において、前記転写ベルトの回転速度を制御する制御部を有し、前記転写ベルトの回転速度は、前記制御部によって数段階に変更可能であり、前記複数色モードから前記単色モードに切り替える場合、前記転写ベルトの回転速度を、前記複数色モードで前記転写ベルトにトナー像を転写する際の前記転写ベルトの回転速度よりも遅い回転速度に変更した後に前記第1の転写部材を前記転写ベルトから離間させ、前記第1の転写部材が前記転写ベルトから離間した後に、前記転写ベルトの回転速度を、前記単色モードで前記転写ベルトにトナー像を転写する際の前記転写ベルトの回転速度へ増加させ、前記複数色モードで前記転写ベルトにトナー像を転写する際の前記転写ベルトの回転速度が前記制御部によって回転される前記転写ベルトの回転速度の中で最も遅い速度である場合、前記複数色モードから前記単色モードに切り替える際、前記転写ベルトの回転速度を変更せずに前記第1の転写部材を前記転写ベルトから離間させることを特徴とする。
本発明によれば、回転中の転写ベルトの内周面に対して離間可能な転写部材が、転写ベルトに対して離間する際に、転写ベルトと摺擦することによって転写部材が削れるのを抑制する。
実施例1における画像形成装置の概略断面の一例を示す図である。 実施例1における複数色モードの転写部材の状況を示す概略図である。 実施例1における単色モードの転写部材の状況を示す概略図である。 実施例1における全離間モードの転写部材の状況を示す概略図である。 実施例1における複数色モードと単色モードの切り替え時の中間転写ベルトの速度制御を示す図である。 実施例1における複数色モードの中間転写ベルトの速度制御を示す図である。 実施例1における転写材搬送ベルト方式を有する画像形成装置の概略断面の一例を示す図である。 実施例2における画像形成装置の概略断面の一例を示す図である。 従来のカラー画像形成装置の全体構成図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
(実施例1)
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて行う。
図1に、本実施例の画像形成装置としての、中間転写方式を用いたカラー画像形成装置の概略構成図を示す。本実施例では、タンデム中間転写方式、つまり、それぞれ像担持体を備えた、複数の画像形成ユニットにて各色のトナー像を形成するカラー画像形成装置を用いる。
図中の32は、像担持体である感光ドラム2、感光ドラム2にトナーを現像する現像器5、感光ドラム2上に転写されずに残ってしまった残留トナーを除去するクリーニング部6を有するY、M、C、Bk用の4つの独立したプロセスカートリッジ32である。プロセスカートリッジ32は、装置本体に対して着脱可能である。各像担持体は、後述する中間転写体の回転方向に配列されている。そして、これらプロセスカートリッジ32で形成したそれぞれ色の異なるトナー像を、中間転写体上に順次に重ねて転写した後、それを転写材Sに一括して二次転写することでフルカラー画像を得る構成となっている。転写材Sは、給紙ユニット15から給紙され、排紙トレイ(不図示)に排出される。
以下詳細な説明を行うが、各プロセスカートリッジ内部の構成、動作はほぼ同じであるので、イエローのプロセスカートリッジ32aの動作を代表して示すことにする。
感光ドラム2は、繰り返し使用される回転ドラム型の電子写真感光体であり、予め決められた周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。本実施例の画像形成装置のプロセススピードは転写材Sの種類によって異なる。
例えば、坪量75〜105g/mの普通紙では180mm/secである。また、坪量106〜128g/mの厚紙および坪量91〜130g/mのグロス紙(光沢紙)および封筒、ラベル紙では90mm/secである。また、坪量129〜216g/mの厚紙および坪量131〜220g/mのグロス紙では60mm/secである。以上のように本実施例の画像形成装置は計3つのプロセススピードを有している。即ち、本実施例では、転写材Sの種類によって、感光ドラム2の周速度(プロセススピード)を変更している。以上をまとめると以下の表1の通りになる。
Figure 0005538788
像担持体である感光ドラム2は、1次帯電ローラ3により予め決められた極性の電位(本実施の形態1では負極性の電圧)に一様に帯電処理されている。そして、感光ドラム2は、露光ユニット(レーザダイオード、ポリゴンスキャナ、レンズ群、等によって構成される)4aによる露光を受けることにより、イエローの色成分に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ユニット5aにより、感光ドラム2に形成された静電潜像がイエロートナーにより可視化される。現像ユニット5aは、トナーを収容するトナー容器と、トナーを担持し搬送する現像ローラからなる。現像ローラは、抵抗調整された弾性ゴムで構成されている。現像ローラは感光ドラムに対して順方向に回転しながら、感光ドラム2に対して当接されている。現像ローラに予め決められた極性の電圧(本実施の形態では負極性の電圧)を印加することで、各現像器内で同一極性に摩擦帯電された状態で現像ローラ上に担持されているトナーが、感光ドラム2上の静電潜像に転移することで現像が行われる。
本実施例の中間転写体は回転可能な中間転写ベルト31である。中間転写ベルト31は、感光ドラム2と接触しながら、感光ドラム2とほぼ同じ周速度をもって、張加ローラでもある駆動ローラ8の作用で回転駆動されている。駆動ローラ8は、駆動源100によって回転し、駆動源100は制御部101(コントローラー)によって制御される。制御部101は、中間転写ベルトの回転速度を、感光ドラム2のプロセススピードに合わせて数段階(180mm/sec、90mm/sec、60mm/sec)に制御している。また、中間転写ベルト31は、10〜1012Ω・cmの体積抵抗率を有し、厚さ65μmの無端のフィルム状部材である。
中間転写ベルト31を挟んで、感光ドラム2の対向に1次転写部材が配置されている。本実施例では、1次転写部材は、回転可能なローラである1次転写ローラ14aである。さらに1次転写ローラ14aは、中間転写ベルトの回転を受けて従動回転し、中間転写ベルトの回転を受けない場合は回転しない。なお、一次転写ローラ14aは、低硬度の材質で形成されてある。具体的には、硬度17〜23°(Asker−C硬度)で、体積抵抗率が10〜10Ω・cmに抵抗調整されたスポンジゴムローラである。
本実施例では、1次転写ローラ14aの回転軸を、対向する感光ドラム2の回転軸よりも中間転写ベルト31の移動方向下流側に設けている。1次転写ローラ14aの回転軸を移動方向下流側に設けることで、1次転写ローラ14aと感光ドラム2の間に発生する放電による画像不良を抑制する効果がある。回転軸を下流側に配置しつつ、1次転写ローラ14aと感光ドラム2の転写ニップ幅を確保するために、本実施例の1次転写ローラ14aは、低硬度である硬度17〜23°のスポンジゴムローラで構成されている。硬度17〜23°のスポンジゴムローラは、中間転写ベルト31の弾性率よりも低い弾性率である。中間転写ベルト31を介して感光ドラム2と1次転写ローラ14aは、1次転写ニップ部を形成している。
感光ドラム2に担持されたトナー像は、1次転写部を通過すると1次転写ローラ14に印加した正極性の電圧による静電気の作用で、感光ドラム2から中間転写ベルト31に転写される。感光ドラム2から中間転写ベルト31にトナー像の転写が行われた後の感光ドラム2上に残留する一次転写残留トナーは、クリーニングブレード6によって除去回収される。
以上の行程がシアン、マゼンダ、ブラックの各プロセスカートリッジ32b,32c,32dで行われ、中間転写ベルト31にトナー像が重畳される。中間転写ベルト31に重畳されたトナー像は、2次転写ローラ35によって転写材Sに転写される。
本実施例の画像形成装置は、中間転写ベルト31の内周面に当接する対向ローラ34を有しており、対向ローラ34に対向し、中間転写ベルト31の外周面側に、2次転写ローラ35を有している。中間転写ベルト31を介して対向ローラ34と2次転写ローラ35は、2次転写ニップ部を形成している。2次転写ローラ35は、体積抵抗率が10〜10Ω・cmに抵抗調整されている。
給紙ユニット15から給紙された転写材Sは、予め決められたタイミングにて駆動回転するレジストローラ対17によって、2次転写ニップ部に向けて給送される。中間転写ベルトに形成された未定着トナー像は、2次転写ローラ35に印加された電圧による静電気の作用で、転写材Sに転写される。そして、転写材Sは、フルカラートナー像が定着器18による加熱加圧によって転写材Sに定着され、機外(画像形成装置本体外部)に排出される。中間転写ベルト31から転写材Sにトナー像の転写が行われた後の中間転写ベルト31上に残留する2次転写残トナーは、クリーニング手段としてのベルトクリーニングブレード33によって除去回収される。
次に、本画像形成装置の中間転写ベルト構成を説明する。
中間転写ベルト31の内面には3本の張架ローラが配置されている。駆動ローラ8は金属芯金にシリコーンゴムを厚み75μmコーティングした構成で、光学検知センサ40の対向ローラを兼ねている。光学検知センサ40は、LED発光素子、受光素子、及びホルダーからなっている。光学検知センサ40は、発光素子からの赤外光を中間転写ベルト31上のトナーパッチやラインに照射させ、そこからの反射光を受光素子で測定することにより、トナー付着量やトナー位置ずれ量を算出する。これにより、画像濃度制御や色ずれ制御を行っている。
2次転写ローラ35の対向に配置された対向ローラ34は、2次転写部で中間転写ベルト31から転写材Sへトナー画像を転写するためのニップを形成する機能を有する。さらに、対向ローラ34は、2次転写残トナーを回収するためのクリーニングブレードが中間転写ベルトに所定の圧力で接触するためのベルトを支える機能を兼ねている。対向ローラ34は、金属芯金に厚み2mmのエチレンプロピレンゴム表層をもつ構成で、硬度74±5°(JIS−A)、体積抵抗率が10Ω・cm以下である。中間転写ベルトを張架する張架ローラ10は金属表面のローラで表面粗さがRa=3.2μm以下となっている。張架ローラ10を用いて中間転写ベルト31を3軸張架構成とすることで、2次転写ニップ部でのニップ形状および転写材と中間転写ベルトの距離関係を適正化でき、異常放電画像やトナーの飛び散りによる画質低下を抑制することができる。
1次転写ローラ14は、中間転写ベルト31に対し当接、離間可能で、非画像形成時は中間転写ベルト31から離間する。1次転写ローラ14が離間することで、中間転写ベルト31が感光ドラム2から離間する。感光ドラム2と中間転写ベルト31を離間させることで、感光ドラム2の表面が、回転する中間転写ベルト31によって削れることを抑制する効果がある。感光ドラム2と中間転写ベルト31の当接時間を減らすことで感光ドラム2表面の摺擦傷等が起こり難くなる。
なお、本構成のカラー画像形成装置は転写材Sへの画像形成にあたり、Y、M、C、Bkに対応する複数の感光ドラム2を使用してフルカラー画像を形成する複数色モードと、Bkに対応する感光ドラム2のみを使用しモノクロ画像を形成する単色モードを有する。この二つのモードを実行可能に構成されている。複数色モードは、第1の転写部材と第1の像担持体が中間転写ベルトを介してニップ部を形成した状態、且つ、第2の転写部材と第2の像担持体が中間転写ベルトを介してニップ部を形成した状態である。この状態で、複数色モードは、第1の像担持体と第2の像担持体から中間転写ベルトにトナー像を一次転写するモードである。本実施例では、第1の像担持体は、Y、M、C用の感光ドラム(2a、2b、2c)であり、第2の像担持体は、Bk用の感光ドラム(2d)であり、1次転写ローラ(14a、14b、14c)が第1の転写部材、1次転写ローラ14dが第2の転写部材である。
また単色モードは、第1の転写部材が中間転写ベルトから離れた状態、且つ、第2の転写部材と第2の像担持体が中間転写ベルトを介してニップ部を形成した状態で、第2の像担持体から中間転写ベルトにトナー像を一次転写するモードである。
本実施例の複数色モード時は複数色印字するため、1次転写時にY、M、C、Bkの1次転写ローラ14が図2に示すように中間転写ベルト31に当接する。一方、本実施例の単色モード時は、Y、M、Cの感光ドラム2の表面が中間転写ベルト31によって削れることを抑制する。つまり、Y、M、Cの1次転写ローラ14a、14b、14cは中間転写ベルト31から離間し、Bkの1次転写ローラ14dのみが図3に示すように中間転写ベルト31と当接する。また、非画像形成時は全ステーションの1次転写ローラ14が図4に示すように中間転写ベルト31から離間される。以上のように、本実施例における1次転写ローラ14の当接、離間動作は計3パターンを有する。
以上をまとめると以下の表2の通りになる。
Figure 0005538788
画像形成時において、1次転写ローラ14は、回転駆動している中間転写ベルト31に当接して中間転写ベルトの回転によって従動回転する。画像形成終了後、回転駆動している中間転写ベルト31から離間される。1次転写ローラ14と中間転写ベルト31が当接する、または離れる瞬間に、中間転写ベルト31と1次転写ローラ14の摩擦力が大きくなり、1次転写ローラ14のスポンジ部への負荷が大きくなる。これは、1次転写ローラ14が中間転写ベルト31から離間して従動回転していない時は、1次転写ローラ14と中間転写ベルトの間に大きな周速度差が生じるからである。そのため、当接時又は離間時に中間転写ベルト31の回転速度が速いほど、中間転写ベルトと1次転写ローラ14の間の周速度差は大きくなり、1次転写ローラ14への負荷が増大する。さらに、当接、離間動作を繰り返すことで1次転写ローラ14表面のスポンジ部が中間転写ベルト31との摺擦によって削り取られ、一部脱落する場合がある。脱落したスポンジは500〜600μmのサイズで、中間転写ベルト31内周面に付着して運ばれ、駆動ローラ8、対向ローラ34、張架ローラ10に付着する。
例えば、脱落したスポンジが、光学検知センサ40の対向を兼ねる駆動ローラ8に付着する。駆動ローラ8にスポンジが付着した場合、トナーパッチからの反射光に加え付着スポンジによる反射の影響がローラの回転周期で発生するため、正常な光学検知ができない。
そのため、画像濃度制御や色ずれ制御の精度低下または制御エラーが発生してしまう可能性がある。また、脱落したスポンジが、2次転写ローラ35およびクリーニングブレードの対向を兼ねる対向ローラ34に付着すると、2次転写ローラ35からの転写電流が付着箇所に流れなくなる可能性がある。そのため、転写不良や、付着によって中間転写ベルトが凸状になるため、クリーニングブレードの欠け、偏磨耗を生じさせ、クリーニング不良を引き起こす可能性がある。
上述の転写不良やクリーニング不良の発生を抑制するために、複数色モードと単色モードの切り替え時に発生する中間転写ベルト31との摺擦による1次転写ローラ14の削れを抑制する必要がある。
離間時の1次転写ローラ14と中間転写ベルト31の周速度差が小さければ、中間転写ベルト31との摺擦によって発生する1次転写ローラの負荷は小さくなる。例えば、1次転写ローラ14と中間転写ベルト31の周速度差が0の状態、即ち、中間転写ベルト31の回転速度が0の状態で、1次転写ローラ14を中間転写ベルトから離間させると、1次転写ローラ14に発生する負荷は小さくなる。
しかしながら、中間転写ベルト31と1次転写ローラが共に停止するまで1次転写ローラ14が中間転写ベルト31に当接していると、感光ドラム2の表面を中間転写ベルト31が摺擦してしまうため感光ドラム2が摩耗し易くなってしまう。さらに、複数色モードから単色モードに切り替える場合に中間転写ベルト3を停止にした後に1次転写ローラ14を離間させると、モード切り替えに要する時間が不必要に長くなってしまいスループットダウンの要因となる。
そこで、本実施例は、感光ドラム2の摩耗を抑えるため、及びモード切り替えに要する時間を不必要に長くさせることを抑制するために、1次転写ローラ14の中間転写ベルト31への当接、離間時における中間転写ベルト31の回転速度を速度制御する。
本実施例における画像形成時の中間転写ベルト31の速度制御について、図5、図6を用いて説明する。
画像形成開始信号が本画像形成装置に送り込まれると、転写材Sに応じたプロセススピードで感光ドラム2が回転駆動される。中間転写ベルト31は、プロセススピードに合わせて制御部101によって回転速度が制御される。本実施例では、例えば複数色モードで普通紙に対して画像形成する場合、感光ドラム2と中間転写ベルト31は180mm/secで回転する。さらに、単色モードで普通紙に対して画像形成する場合も、感光ドラム2と中間転写ベルト31は180mm/secで回転する。
ここで、図5を用いて複数色モードから単色モードに切り替える場合を説明する。普通紙に対する複数色モードで画像形成を終了した時点では、中間転写ベルトは180mm/secで回転している。単色モードに切り替える場合は、1次転写ローラ14を中間転写ベルト31に接触させた状態で、制御部101によって中間転写ベルトの回転速度を60mm/secに減速する。中間転写ベルトの回転速度を60mm/secにした状態で、1次転写ローラ14のうち、単色モードで機能しない1次転写ローラ14a、14b、14cを中間転写ベルト31から離間させる。1次転写ローラ14a、14b、14cの離間が終了した後に、中間転写ベルト31の回転速度は、制御部101によって、単色モードで普通紙に対して画像形成する場合の回転速度である180mm/secに変更される。本発明の画像形成装置は、中間転写ベルトの回転速度は、中間転写ベルトにトナー像を転写する際の中間転写ベルトの回転速度である第1の速度と、第1の速度よりも遅い第2の速度に、変更可能である。即ち、複数色モードから単色モードに切り替える場合、中間転写ベルトの回転速度を、複数色モードで中間転写ベルトにトナー像を転写する際の中間転写ベルトの回転速度よりも遅い回転速度に変更する。その後に第1の転写部材(1次転写ローラ14a、14b、14c)を中間転写ベルトから離間させる。第1の転写部材が中間転写ベルトから離間した後に、中間転写ベルトの回転速度を単色モードで中間転写ベルトにトナー像を転写する際の中間転写ベルトの回転速度へ上げる。
本実施例では、単色モードから、複数色モードに切り替える場合も、複数色モードから単色モードに切り替える場合と同様の速度制御を行う。
即ち、単色モードから複数色モードに切り替える場合、中間転写ベルトの回転速度を、単色モードで中間転写ベルトにトナー像を転写する際の中間転写ベルトの回転速度よりも遅い回転速度に変更する。その後、第1の転写部材(1次転写ローラ14a、14b、14c)を中間転写ベルトに当接させる。第1の転写部材が中間転写ベルトに当接した後に、中間転写ベルトの回転速度を複数色モードで中間転写ベルトにトナー像を転写する際の中間転写ベルトの回転速度へ上げる。
以下に、本実施例の速度制御の効果を説明するために実験結果を示す。
1次転写ローラ14にNBRとヒドリンを配合した外径φ14、硬度20°(Asker−C)の弾性のローラを用い、中間転写ベルト31に厚み65μmのポリイミドを材料とする無端ベルトを用いる。転写材Sは坪量75g/mの普通紙を使用し、図1の画像形成装置を用いてフルカラー画像を4枚連続印字した後、1秒待機する間欠印字モードで耐久試験を行う。その際、トナー像が転写される際の中間転写ベルトの回転速度を180mm/secにする。1次転写ローラを当接、離間させる時の中間転写ベルト31の回転速度を180mm/sec(速度変更無し)、90mm/sec、60mm/secの3段階に分けて、50000枚印字後の1次転写ローラ14の削れ具合を評価した。結果を表3に示す。
Figure 0005538788
ここで、○は1次転写ローラ14の削れカスが発生しない、△は1次転写ローラ14の削れカスがわずかに発生、×は1次転写ローラ14の削れカスが多数発生、をそれぞれ示している。
1次転写ローラ14が当接、離間する際の中間転写ベルト31の回転速度が180mm/secの場合、中間転写ベルト31、駆動ローラ8、対向ローラ34に1次転写ローラ14の脱落したスポンジが大量に付着する。そのため、各張架ローラ上で中間転写ベルトが凸状に膨れ上がっているのを確認できた。
1次転写ローラ14が当接、離間する際の中間転写ベルト31の回転速度が90mm/secの場合、駆動ローラ8と対向ローラ34にわずかながら脱落したスポンジが付着していたがサイズは300μmと微小なものであった。
1次転写ローラ14が当接、離間する際の中間転写ベルト31の回転速度が60mm/secの場合、1次転写ローラのスポンジはほとんど脱落しなかった。
よって、1次転写ローラ14が離間する際の中間転写ベルト31の回転速度を遅くすることで、1次転写ローラ14表面の摩擦力を低減し、削れを抑制する効果があることが確認された。また、1次転写ローラ14が当接する際の中間転写ベルト31の回転速度を遅くすることで、1次転写ローラ14表面の摩擦力を低減し、削れを抑制する効果があることが確認された。
さらに、中間転写ベルトの回転速度を0にすることなく、1次転写ローラ14を中間転写ベルトから当接、離間させることができるので感光ドラム2の摩耗と、モード切り替えに要する時間を不必要に長くさせることを抑制することが可能である。
よって、上述の速度制御により、1次転写ローラ14が中間転写ベルト31に当接している時間を必要最低限とし、かつ、1次転写ローラ14の削れを抑制することができる。また、上述の速度制御により、1次転写ローラ14を中間転写ベルト31に当接する際も、1次転写ローラ14の削れを抑制することができる。
普通紙の時と同様に、転写材Sが坪量106〜128g/mの厚紙の時にモードを切り替える場合90mm/secで回転する中間転写ベルト31を60mm/secに減速させて、1次転写ローラを当接、離間させる。
尚、本実施例では、トナー像を転写する際の中間転写ベルトの回転速度が、複数色モードと単色モードで異なった回転速度でも良い。1次転写ローラを当接、離間させる際の中間転写ベルトの回転速度が、各モードのトナー像を転写する際の中間転写ベルトの回転速度より小さければ、1次転写ローラ14に発生する負荷を小さくする効果がある。
上述のように、普通紙や、坪量106〜128g/mの厚紙の時は、1次転写ローラ14を当接、離間させる時の中間転写ベルト31の回転速度を、制御部101が設定可能な速度の中で、最も遅い速度にしている。
本実施例の画像形成装置では、転写材Sが坪量129〜216g/mの厚紙の場合は、プロセススピードが60mm/secである。この場合は制御部101が設定可能な速度の内、もっとも遅い速度(60mm/sec)がプロセススピードに設定されている。即ち、転写材Sが坪量129〜216g/mの厚紙の場合は、1次転写ローラ14を離間する時の中間転写ベルト31の回転速度と、トナー像を転写する際の中間転写ベルト31の回転速度を同じ回転速度に設定している。そのため、モード切り替えをする際に当接、離間時の速度変更は無い。
以上のように、本実施例は、転写ローラを中間転写ベルトに対して当接及び離間させる時の中間転写ベルトの回転速度を、制御部101によって設定可能な回転速度のうち最も遅い回転速度にする。トナー像を転写する際の中間転写ベルトの回転速度が最も遅い回転速度よりも速い回転速度の場合は、モードを切り替える際に中間転写ベルト31の回転速度の制御を行う。トナー像を転写する際の中間転写ベルトの回転速度が、転写ローラを中間転写ベルトから離間させても転写ローラからスポンジを脱落させないような回転速度である場合におついて考える。この場合は、モード切り替えによる感光ドラムの摩耗と、スループットダウンを抑制するために、モードを切り替える際に中間転写ベルト31の回転速度の制御を行わなくてもよい。
また、本実施例のように、最も遅いプロセススピード(60mm/sec)が、転写ローラを中間転写ベルトから離間させても転写ローラからスポンジを脱落させないような回転速度である場合がある。この場合は制御部101に、離間時専用の速度を新たに設ける必要がなく簡易的な制御にしている。
以上のように、中間転写ベルト31の回転速度を減速させ1次転写ローラ14への摩擦力を低減することで、1次転写ローラ14の削れを抑制することができる。また、中間転写ベルト31の速度変更は、図6で示すように1次転写ローラ14当接(離間)動作開始500ms前から開始し、当接(離間)動作を950ms間で行った後、500ms間で所定の画像形成モードのプロセススピードに変更する。速度を減速する時間幅を極力少なくすることで、画像形成装置自体の印字速度の低下や他の制御タイミングへの影響を小さくしている。
また、本実施例の速度制御を行えば、転写材をベルト状の搬送手段で静電的に吸着搬送しながら、各色の画像形成ユニットから順次トナー像を重ねて転写していく転写材搬送ベルト方式を有する図7記載のカラー画像形成装置においても同様の効果が得られる。
図7の転写材搬送ベルト方式の画像形成装置である。具体的には、像担持体である感光ドラム22と、感光ドラム22を帯電する帯電部材23と、感光ドラム22に静電潜像を形成する露光ユニット24と、静電潜像を現像する現像ローラ26と、を有する画像形成ユニット32を複数有する。各画像形成ユニット32の転写部材である転写ローラ27が、モード切り替えに応じて転写材搬送ベルトから当接、離間可能である。
複数色モードの場合、第1の転写部材(転写ローラ27Y、27M、27C)と第1の像担持体(感光ドラム22Y、22M、22C)が転写材搬送ベルトを介してニップ部を形成した状態になる。さらに、第2の転写部材(転写ローラ27K)と第2の像担持体(感光ドラム22K)が転写材搬送ベルトを介してニップ部を形成した状態で、転写材搬送ベルトが搬送する転写材にトナー像を転写する。単色モードの場合を説明する。単色モードの場合は、第1の転写部材(転写ローラ27Y、27M、27C)が転写材搬送ベルトから離れた状態になる。且つ、第2の転写部材(転写ローラ27K)と第2の像担持体(感光ドラム22K)が転写材搬送ベルトを介してニップ部を形成した状態で、転写材搬送ベルトが搬送する転写材にトナー像を転写する。
中間転写ベルト方式の画像形成装置と同様の速度制御をすることで、転写材材搬送ベルト方式の画像形成装置は、モード切り替え時の転写材搬送ベルトによる転写部材の削れを抑制可能である。
(実施例2)
本実施例では、中間転写ベルトを有し、電圧が印加されるシート材を有する1次転写部材を用いたインラインカラー画像形成装置について述べる。尚、本実施例は、中間転写ベルト31の駆動によって従動回転せず、中間転写ベルト31の内周面に面接触するシート部材を有する1次転写部材を用いた以外の構成は、実施例1の画像形成装置の構成と同じである。
図8に本実施例における中間転写体構成を示す。1次転写部材に高分子ポリエチレンにカーボンを配合したシート材を用いる。厚みは200μmで、抵抗は10Ω・cm以下の体積抵抗率である。シート12は支持部材13により端部を固定されており、支持部材13に固定されている不図示の加圧バネ等の加圧部材によって、中間転写ベルト31に対して当接、離間可能である。感光ドラム2から中間転写ベルト31へ1次転写する時、不図示の電圧供給源から所望の電圧が印加されてシート材12に電圧が供給される。これにより、中間転写ベルト31にトナー像が1次転写される。
画像形成に関わる構成および制御方法に関しては、実施例1のカラー画像形成装置と同様であり、転写材Sに応じてプロセススピードが180mm/sec、90mm/sec、60mm/secの3つの速度モードを有する。
中間転写ベルト31への1次転写時における制御は実施例1と同様である。まず、転写材Sに応じたプロセススピードで中間転写ベルト31が回転駆動され始め、一旦回転速度を60mm/secに変更した状態で、一次転写部材としての一端が固定されているシート部材12を当接させる。当接動作完了後、500msの間に中間転写ベルト31を再び所定の回転速度に戻し、シート部材12に1次転写電圧を印加して、感光ドラム2から中間転写ベルト31にトナー像を1次転写させる。画像形成終了後も同様に、シート部材12が離間動作を開始する500ms前から中間転写ベルト31の回転速度を60mm/secに変更し始め、シート部材12に対する摩擦力を軽減させた状態でシート部材12を中間転写ベルト31から離間する。
複数色モードから単色モードに切り替える場合を、実施例1と同様に、図5を用いて説明する。普通紙に対する複数色モードで画像形成を終了した時点では、中間転写ベルトは180mm/secで回転している。単色モードに切り替える場合は、制御部101によって中間転写ベルトの回転速度を60mm/secに減速する。中間転写ベルトの回転速度を60mm/secにした状態で、単色モードで機能しないシート部材12a、12b、12cを中間転写ベルト31から離間させる。シート部材12a、12b、12cの離間が終了した後に、中間転写ベルト31の回転速度は、制御部101によって、単色モードで普通紙に対して画像形成する場合の回転速度である180mm/secに変更される。
1次転写部材としてのシート部材12は、実施例1の1次転写部材のように中間転写ベルト31の駆動により従動回転する構成ではない。シート部材12は、中間転写ベルト31に対し回転しないため、実施例1のようなローラよりも摺擦による削れが発生し易い。また、ローラ部材は表面が削れて中間転写ベルト裏面に付着するのが問題であるのに対し、シート部材は削れによる中間転写ベルト裏面への付着に加え、シートへの摺擦傷、磨耗による削れ等により、転写不良を引き起こす要因になる場合がある。これに対し本実施例で述べた、中間転写ベルトへの1次転写材の当接、離間時に中間転写ベルト速度を低速化させて、摩擦による負荷を低減させてやることで、1次転写材の削れや傷の発生を抑制する。
なお、本実施例では1次転写部材としてシート部材を用いたが、面で接触し中間転写ベルト31の内周面に摺擦し続ける弾性部材を1次転写部材として用いても本速度制御を用いることで同様の効果が得られる。
2 感光ドラム(像担持体)
3 1次帯電ローラ(帯電手段)
4 露光手段
5 現像手段
6 クリーニングブレード
8 駆動ローラ
10 張架ローラ
12 シート部材(当接部材)
13 支持部材
14 1次転写ローラ(当接部材)
15 給紙ユニット
31 中間転写ベルト(ベルト)
32 プロセスカートリッジ
33 ベルトクリーニングブレード
34 対向ローラ
35 2次転写ローラ
40 光学検知センサ
S 転写材

Claims (12)

  1. 回転可能な転写ベルトと、回転可能でありトナー像を担持する第1、第2の像担持体と、前記転写ベルトに接触し前記第1の像担持体から前記転写ベルトにトナー像を転写する第1の転写部材と、前記転写ベルトに接触し前記第2の像担持体から前記転写ベルトにトナー像を転写する第2の転写部材と、を有し、前記第1の転写部材と前記第1の像担持体が前記転写ベルトを介してニップ部を形成した状態、且つ、前記第2の転写部材と前記第2の像担持体が前記転写ベルトを介してニップ部を形成した状態で、前記第1の像担持体と前記第2の像担持体から前記転写ベルトにトナー像を転写する複数色モードと、前記第1の転写部材が前記転写ベルトから離れた状態、且つ、前記第2の転写部材と前記第2の像担持体が前記転写ベルトを介してニップ部を形成した状態で、前記第2の像担持体から前記転写ベルト側にトナー像を一次転写する単色モードと、を実行可能である画像形成装置において、
    前記複数色モードから前記単色モードに切り替える場合、前記第1、前記第2の像担持体と前記転写ベルトの回転速度を、前記複数色モードで前記転写ベルトにトナー像を転写する際の前記第1、前記第2の像担持体と前記転写ベルトの回転速度よりも遅い回転速度に変更した後に前記第1の転写部材を前記転写ベルトから離間させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の転写部材が前記転写ベルトから離間した後に、前記転写ベルトの回転速度を、前記単色モードで前記第2の像担持体から前記転写ベルト側にトナー像を転写する際の前記転写ベルトの回転速度へ増加させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記単色モードから前記複数色モードに切り替える場合、前記転写ベルトの回転速度を、前記単色モードで前記転写ベルトにトナー像を転写する際の前記転写ベルトの回転速度より遅い回転速度に変更した後に前記第1の転写部材を前記転写ベルトに接触させ、前記第1の転写部材が前記転写ベルトに接触した後に前記転写ベルトの回転速度を、前記複数色モードで前記転写ベルトにトナー像を転写する際の前記転写ベルトの回転速度へ増加させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の転写部材は、前記転写ベルトの回転に従動する転写ローラであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の転写部材は、一端が固定されて前記転写ベルトと摺擦するシート部材と、前記シート部材を支持する支持部材と、を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1、前記第2の像担持体の回転速度に合わせて前記転写ベルトの回転速度を制御する制御部を有し、前記制御部は、前記転写ベルトの回転速度を前記第1、前記第2の像担持体の回転速度と同じ回転速度になるように制御することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記転写ベルトの回転速度を制御する制御部を有し、前記転写ベルトの回転速度は、前記制御部によって数段階に変更可能であり、前記複数色モードで前記転写ベルトにトナー像を転写する際の前記転写ベルトの回転速度が前記制御部によって回転される前記転写ベルトの回転速度の中で最も遅い速度である場合、前記複数色モードから前記単色モードに切り替える際、前記転写ベルトの回転速度を変更せずに前記第1の転写部材を前記転写ベルトから離間させることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 回転可能な転写ベルトと、回転可能でありトナー像を担持する第1、第2の像担持体と、前記転写ベルトに接触し前記第1の像担持体から前記転写ベルトにトナー像を転写する第1の転写部材と、前記転写ベルトに接触し前記第2の像担持体から前記転写ベルトにトナー像を転写する第2の転写部材と、を有し、前記第1の転写部材と前記第1の像担持体が前記転写ベルトを介してニップ部を形成した状態、且つ、前記第2の転写部材と前記第2の像担持体が前記転写ベルトを介してニップ部を形成した状態で、前記第1の像担持体と前記第2の像担持体から前記転写ベルトにトナー像を転写する複数色モードと、前記第1の転写部材が前記転写ベルトから離れた状態、且つ、前記第2の転写部材と前記第2の像担持体が前記転写ベルトを介してニップ部を形成した状態で、前記第2の像担持体から前記転写ベルト側にトナー像を一次転写する単色モードと、を実行可能である画像形成装置において、
    前記転写ベルトの回転速度を制御する制御部を有し、前記転写ベルトの回転速度は、前記制御部によって数段階に変更可能であり、
    前記複数色モードから前記単色モードに切り替える場合、前記転写ベルトの回転速度を、前記複数色モードで前記転写ベルトにトナー像を転写する際の前記転写ベルトの回転速度よりも遅い回転速度に変更した後に前記第1の転写部材を前記転写ベルトから離間させ、前記第1の転写部材が前記転写ベルトから離間した後に、前記転写ベルトの回転速度を、前記単色モードで前記転写ベルトにトナー像を転写する際の前記転写ベルトの回転速度へ増加させ、
    前記複数色モードで前記転写ベルトにトナー像を転写する際の前記転写ベルトの回転速度が前記制御部によって回転される前記転写ベルトの回転速度の中で最も遅い速度である場合、前記複数色モードから前記単色モードに切り替える際、前記転写ベルトの回転速度を変更せずに前記第1の転写部材を前記転写ベルトから離間させることを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記単色モードから前記複数色モードに切り替える場合、前記転写ベルトの回転速度を、前記単色モードでトナー像を転写する際の前記転写ベルトの回転速度より遅い回転速度に変更した後に前記第1の転写部材を前記転写ベルトに接触させ、前記第1の転写部材が前記転写ベルトに接触した後に前記転写ベルトの回転速度を、前記複数色モードでトナー像を転写する際の前記転写ベルトの回転速度へ増加させることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1の転写部材は、前記転写ベルトの回転に従動する転写ローラであることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記転写ベルトは、前記第1、前記第2の像担持体からトナー像が転写される中間転写ベルトであることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 前記転写ベルトは、前記第1、前記第2の像担持体からトナー像が転写される転写材を搬送する搬送ベルトであることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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