JP3428907B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3428907B2
JP3428907B2 JP21568798A JP21568798A JP3428907B2 JP 3428907 B2 JP3428907 B2 JP 3428907B2 JP 21568798 A JP21568798 A JP 21568798A JP 21568798 A JP21568798 A JP 21568798A JP 3428907 B2 JP3428907 B2 JP 3428907B2
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  • Color Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、複写機あ
るいはプリンタなどとされる電子写真方式の画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プロセスを利用した画像
形成装置は、光、磁気、電荷等を利用して潜像を形成
し、該潜像を顕像化して可視画像を得る画像形成ステー
ションと、該画像形成ステーション上の画像を転写する
べく該画像形成ステーションへと転写材を搬送する手段
と、該転写材上に転写された画像を該転写材に定着せし
める定着手段とを有している。
【0003】画像形成ステーションは、例えば電子写真
感光体または種々の特性および形状をした他の像形成媒
体を有し、さらに該像形成媒体に対応してさまざまな潜
像形成手段および現像手段等が設けられて構成されてい
る。
【0004】特に複数の画像形成ステーションを用いて
転写材上に画像を重ね合わせフルカラーの画像を得るカ
ラー画像形成装置においては、転写材上に画像を転写す
る転写手段から定着手段までの転写材の搬送には、静電
吸着力を用いて転写材をベルト表面に吸着し、搬送する
手段が優れているために用いられることが多い。
【0005】本出願人による公知例として、特開平2−
13976号公報が挙げることができる。図14に上記
公報に基づく画像形成装置の一例を示し、概略的に説明
する。
【0006】図14において、画像形成装置は3つの画
像形成ステーションI、II、IIIを有し、画像形成
ステーションI、II、IIIの下方には転写材を搬送
するための搬送ベルト126を備えた搬送手段139が
配置され、搬送手段139の出口部には転写材上の画像
を転写材に定着するための熱ローラ対56a、56bを
備えた定着手段56が配置されている。画像形成ステー
ションI、II、IIIは感光体ドラム111、11
2、113、、帯電器114、115、116、現像器
117、118、119、転写帯電器120、121、
122、およびクリーナ123、124、125を備え
ている。
【0007】搬送ベルト126は樹脂材料で作られ、転
写材を安定して吸着・搬送し得るように、作動中は吸着
用帯電器133を用いて表面が帯電され、転写材を静電
吸着する。
【0008】さらにレジストローラ49から送り出され
た転写材46が、搬送ベルト126上に波打つことなく
良好に静電吸着されるように、転写材搬送手段139の
従動ローラ134と、これに接して配設された押えロー
ラ52により、これらの間を通過させられる転写材が、
帯電している搬送ベルト126上に押圧される。
【0009】この際、レジストローラ49の搬送速度
は、搬送ベルト126の搬送速度より僅かに速めに設定
されており、レジストローラ49と押えローラ52間で
転写材にループを形成させることにより、転写材にレジ
ストローラ49の搬送速度の影響が及ばないようにして
いる。
【0010】また、高湿環境下等においては、搬送ベル
ト126が十分に帯電されず、転写材に浮き上がりが生
ずることがある。転写材に浮き上がりが生じた場合は、
転写ズレ、レジズレ(画像形成位置のズレ)、転写抜け
等の問題が発生することがあるため、これに対処するた
めに、補助ローラ200とアイドルローラ203が対向
して回転自在に設けられている。
【0011】このように、上述従来例では、補助ローラ
200を設けたたので、画像形成ステーションで形成さ
れた画像を搬送ベルト126上に載置して搬送される転
写材に転写する際、転写材が搬送ベルト126から浮き
上がることもなく、搬送ベルト上に確実に吸着され、そ
の結果転写ズレ、レジズレ、転写抜けのない良好な画像
を得ることができるようになっている。
【0012】また、一方では、搬送ベルト126の走行
中の蛇行・片寄りがあると、転写材上に転写された複数
のステーションによる画像形成の位置のズレ(以下「レ
ジズレ」という)が発生してしまうため、なんらかの蛇
行・片寄り矯正手段がとられている。数種類の蛇行・片
寄り矯正手段のうち、一般的には、搬送ベルトの片端
部、あるいは両端部に全周にわたって誘導リブを設け、
搬送ベルトを回転駆動および保持・張設する各ローラの
いくつかに案内溝を設けるか、ローラの肩部によって、
上記誘導リブをガイドして、搬送ベルトの蛇行・片寄り
を抑える方法がとられている。
【0013】以上、説明した従来例の他に、例えば、図
15に示すようなカラー画像形成装置なども広く利用さ
れている。以下、簡単に説明する。
【0014】本例の電子写真カラー画像形成装置にて、
像担持体としての感光ドラム204は、ローラ或はコロ
ナ帯電器などとされる一次帯電器214により一様に帯
電される。次いで、レーザー、LED等の発光素子21
3からなる露光装置からの1色目の画像信号に基づいた
露光216により像担持体上に形成された1色目の静電
潜像を、例えばイエロー(Y)現像剤を内包した現像器
202aにより可視化する。
【0015】一方、図16をも参照すると理解されるよ
うに、円筒状の導電性のドラム筺体203aの外周面
を、誘電体の可撓性シート203bで被覆したドラム構
造の転写体203を使用し、該転写体203にバイアス
を印加させて供給された転写材201を転写体203に
静電吸着させる。
【0016】転写材201は、給紙ローラ219によっ
て1枚ずつ繰り出され、レジストローラ対220によっ
てタイミングをとって、転写体203と、吸着ローラ2
15の間に導かれ挟まれる。レジストローラ対220に
よる転写材201の搬送速度は、転写体203による転
写材201の搬送速度よりもわずかに大きく設定されて
いる。これと同時にドラム筺体203aに吸着および1
色目の転写バイアスとしてバイアス電源217により直
流電圧を印加し、吸着ローラ215にはバイアス電源2
18により吸着バイアスが印加される。これによって転
写材201は、吸着ローラ215からの電荷により転写
体203に静電吸着力により保持される。
【0017】続いて、転写材201は、転写体203の
回転により感光ドラム204と対向する転写位置にまで
搬送され、感光ドラム204上に形成された、前記可視
画像が転写される。
【0018】この後、感光ドラム204は、その上に残
留する残留現像剤をクリーナー205により除去され、
再び、一次帯電器214にて一様に帯電され、露光装置
によって該感光ドラム204上に2色目の画像信号に基
づいた静電潜像を形成する。この静電潜像は、2色目の
画像信号に対応する例えばマゼンタ(M)現像剤を内包
する現像器202bにより現像され、可視画像となる。
【0019】この2色目の可視画像は、先に1色目の可
視画像を転写された転写体203上の転写材201に、
再びバイアス電圧によって転写される。上記の行程を、
3色目としてシアン(C)、4色目としてブラック(B
K)等の現像剤を用いて実施し、感光ドラム4上に3色
目、4色目の可視画像を順次形成し、2色目の可視画像
と同様な方法にて転写体203上の転写材1に重ね転写
する。
【0020】以上のように各色カラー可視画像を転写さ
れた転写材201は、転写体203の回転により、該転
写体203の外周に面して配置された分離帯電器209
まで搬送され、該分離帯電器209によって転写材20
1と可撓性シート203b間の静電吸着力を除去され、
転写体203より分離除電帯電器210によって除電さ
れつつ分離爪211にて分離される。分離した転写材1
は、転写材搬送路により定着器206に導かれ、該定着
器206により定着される。
【0021】転写材201分離後の転写体203は、転
写体クリーナー(図示せず)によりその表面を形成する
可撓性シート203b上に付着した現像剤を除去され、
シート203bに面して設けられたシート除電帯電器2
12により除電されて電気的に初期化する。
【0022】以上説明したように、転写材201には、
可視画像が転写され、カラー画像が形成される。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
に示す従来例では、従動ローラ134に接して配設され
た押えローラ52の圧接力は極めて軽く設定されてい
た。したがって通常の厚さ、すなわち通常のコシ(曲げ
剛性)の転写材については、転写中にレジストローラ4
9にて転写材を搬送方向とは逆方向に引っ張らないよう
にするために、レジストローラ49と押えローラ52の
間でループを形成させることができるものの、コシの強
い転写材にはループを形成させることができない。
【0024】例えば、坪量が200g/m2 を超える厚
紙などの転写材については、転写材のコシが強いためレ
ジストローラ49と押えローラ52の間でループが形成
されずに、押えローラ52の部分で転写材が搬送ベルト
126に対して滑りを生じてしまう。よって、転写材の
送り速度が搬送ベルト126の速度ではなく、レジスト
ローラ49の速度によって支配されて搬送されて、転写
材の後端がレジストローラ49を抜けた後は、搬送ベル
ト126の速度によって支配されて搬送される。すなわ
ち、各転写ステーションを転写材が通過する速度に変化
が生じるため、いわゆる副走査方向のレジズレ(転写さ
れるべき正規の位置からのトナー像のズレ)あるいは色
ズレ・色ムラといった画像品質の低下が発生するといっ
た欠点があった。
【0025】また、補助ローラ200も転写材を搬送ベ
ルト126から浮き上がることがないようにする程度の
ごく軽い押圧力しか与えられていない。そのため補助ロ
ーラ200による押圧力では、転写材に対する拘束力は
1N程度しか発生させることができず、コシの強い転写
材にループを形成させるための拘束力を発生するまでに
は遠く及ばない。従って、上記回転ムラによる画像ズ
レ、色ズレ等を防止することはできなかった。
【0026】レジストローラ49と、搬送ベルト126
あるいは押えローラ52の間で転写材にループを作らせ
る方法としては、 レジストローラ49を搬送ベルト126あるいは押え
ローラ52から遠ざけて配置する。 レジストローラ49による転写材の搬送ベルト126
への進入角度を大きくする。 という2つの方法がある。
【0027】しかし、の方法では、レジストローラ4
9を搬送ベルト126あるいは押えローラ52に対して
100mmから200mm程度遠ざけなければならず、
装置本体の大きさがむやみに大きくなってしまう。
【0028】の方法では、レジストローラ49による
転写材の搬送方向と搬送ベルト126の面との間に数十
度程度の角度をつけなければならず、手差しトレイや給
紙カセットなど複数の給紙口から搬送された転写材が合
流するためには、配置上の自由度が小さい。
【0029】いずれにしても、装置の大型化や装置内の
レイアウトの制約があり、あまり現実的な対策とはいい
にくい。
【0030】また、図14に示す従来例において、搬送
ベルトの走行中の蛇行・片寄り規制のために搬送ベルト
の端部に誘導リブが設けられているが、誘導リブそのも
のが蛇行して設けられている場合は、搬送ベルトを駆動
および張設する各ローラの溝部あるいは肩部によってガ
イドされる際に、誘導リブの蛇行や段差の影響が搬送ベ
ルト126の走行にあらわれてしまう。すなわち、各ス
テーションを転写材が通過する際に、誘導リブの蛇行や
段差の影響で搬送ベルト126が進行方向に対して直角
方向へ揺動してしまい、いわゆる主走査方向のレジズレ
あるいは色ズレ、色ムラといった画像品質の低下が発生
するといった欠点があった。
【0031】一方、図15、図16に示す従来例におい
ても、レジストローラ対220から吸着ローラ215ま
での間は、転写材201を転写体203に対して拘束す
るものか何もない。そのため、通常の厚さ、すなわち通
常のコシ(曲げ剛性)の転写材については、レジストロ
ーラ220と吸着ローラ215の間でループを形成する
ことができるものの、コシの強い転写材はループを形成
させることができない。
【0032】例えば、200g/m2 を超える厚紙など
の転写材については、転写材のコシが強いためレジスト
ローラ220と吸着ローラ215の間でループが形成さ
れずに吸着ローラ215の部分で転写材が転写体203
に対して滑りを生じてしまう。よって、せっかくレジス
トローラ220によってタイミングをとって転写材を転
写体203上の所定の位置に、吸着させたつもりでも生
じた滑りの分だけ、転写材の先端が先行してしまい、転
写材上に転写されるべき主画像が所望の位置からずれて
しまうという欠点がある。あるいは、転写材の先端部
は、転写体203に吸着されて滑らない状態になった後
でも転写材が転写体203に吸着し終わる前に、転写材
のコシにより吸着ローラ215の部分で滑りが生じるこ
とがあった。
【0033】したがって、転写材が転写体203に対し
て部分的に浮いた状態で吸着固定されてしまうため、感
光体ドラム204から画像を転写される際に、浮いた部
分は画像が転写されずに画像抜けが発生したり画像が歪
んだ形で転写されるなどして、画像ずれや、色ずれが発
生するといった欠点がある。
【0034】レジストローラ220と吸着ローラ215
の間で転写材にループを作らせる方法としては、 レジストローラ220を吸着ローラ215から遠ざけ
て配置する。 レジストローラ220による、転写体203への進入
角度を大きくする。 という2つの方法がある。
【0035】しかしの方法では、レジストローラ22
0を吸着ローラ215から、100mmから200mm
程度遠ざけなければならず、装置本体の大きさが大きく
なってしまう。
【0036】の方法では、レジストローラ220の搬
送方向が、転写体203と吸着ローラ215のニップ部
を通り、転写体203の接する面を想定する場合、この
接平面に対して数十度程度の角度をつけなければなら
ず、給紙カセットや手差し給紙部および、転写材搬送経
路のレイアウト上の制約から簡単には実現できない。
【0037】いずれにしても、装置の大型化や装置内の
レイアウトの制約があり、あまり現実的な対策とはなり
にくい。
【0038】そこで本発明の目的は、転写材を転写材担
持体に対して滑ることなく担持させ、画像ズレを防止す
ることができる画像形成装置を提供することである。
【0039】本発明の更なる目的は、添付図面を参照し
つつ以下の詳細な説明を読むことにより明らかになるで
あろう。
【0040】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は達成される。本発明は、トナー像を担持する像担持
体と、転写材を担持する回転可能な転写材担持手段と、
前記転写材担持手段に転写材を搬送する搬送手段と、押
圧位置で転写材を転写材担持手段に押圧する押圧手段
と、を有し、前記搬送手段による転写材の搬送速度は前
記転写材担持手段の回転速度よりも速く、前記像担持体
上のトナー像は前記押圧手段により前記転写材担持手段
に押圧され担持された転写材に転写位置で転写される画
像形成装置において、前記押圧手段により押圧された転
写材に対し、転写材搬送方向に力を加えて前記転写材担
持体に対して滑らせようとする場合に、少なくとも10
Nの力を必要とすることを特徴とする。
【0041】さらに、別の実施態様によれば、本発明
は、回転可能な像担持体ベルトと、像形成位置で前記像
担持体ベルト上にトナー像を形成する像形成手段と、前
記像担持体ベルト上のトナー像を転写材に転写する転写
手段と、を有する画像形成装置において、前記像担持体
ベルトを支持する支持ローラと、前記像担持体ベルトを
押圧する押圧手段と、前記転写手段により前記像担持体
ベルトから転写材にトナー像転写終了後、クリーニング
位置で前記像担持体ベルトをクリーニングするクリーニ
ング手段と、を備え、前記押圧手段は、前記像担持体ベ
ルトの回転方向において前記像形成位置よりも上流側で
あって、前記クリーニング位置よりも下流側に設けら
れ、前記支持ローラは、前記像担持体ベルトを介して前
記押圧手段に対向することを特徴とする。そしてさら
に、別の実施態様によれば、本発明は、回転可能な像担
持体ベルトと、像形成位置で前記像担持体ベルト上にト
ナー像を形成する像形成手段と、前記像担持体ベルト上
のトナー像を転写材に転写する転写手段と、前記像担持
体ベルトを押圧する押圧手段と、を有する画像形成装置
において、前記押圧手段は、前記像担持ベルトのトナー
像を担持する側に配置された押圧部材と、前記像担持体
ベルトを介して前記押圧部材の対向位置に配置されたバ
ネと、を有することを特徴とする。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0043】実施例1 図7には、本発明に係る実施例1のカラー画像形成装置
が示されている。図7に示されているように、カラー画
像形成装置としてのカラー電子写真複写装置は、4つの
画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdを備えて
おり、各画像形成ステーションには、それぞれ、像担持
体としての回転可能な感光ドラム1a、1b、1c、1
dが配設されている。各感光ドラム1a〜1dの周りに
は、その回転方向に沿って、それぞれ、帯電器2a、2
b、2c、2d、露光装置3a、3b、3c、3d、現
像器4a、4b、4c、4d、転写帯電器5a、5b、
5c、5d、クリーニング装置6a、6b、6c、6d
が配置されている。
【0044】一方、各画像形成ステーションPa〜Pd
を水平に貫通する態様で、各感光ドラム1a〜1dの下
方には、転写材担持体としての搬送ベルト100(高抵
抗の誘電体ベルト)を備える搬送ベルト装置7が配置さ
れており、その一端側に配置されたレジストローラ8に
より給紙される転写材9を各画像形成ステーションPa
〜Pdの転写ニップ部を通して搬送するように構成され
ている。
【0045】このようなカラー電子写真複写装置では、
カラー画像は、以下のように形成される。
【0046】すなわち、まず始めに第1の画像形成ステ
ーションPaの帯電器2aおよび露光装置3aを用い
て、感光ドラム1a上に原稿画像のイエロー成分色の潜
像を形成した後、現像器3aでイエロートナーにより該
潜像を可視画像化し、搬送ベルト装置7にて担持搬送さ
れてきた転写材9に現像器4aにおいて可視画像化され
たイエロートナー像を転写する。
【0047】そして、このイエロートナー像が転写材9
に転写されている間に、第2画像形成ステーションPb
において、上記イエロートナー像の場合と同様に、感光
ドラム1b上に原稿画像のマゼンタ成分色の潜像が形成
され、続いて現像器4bでマゼンタトナーによるマゼン
タトナー像が得られ、そして先の第1画像形成ステーシ
ョンPaでイエロートナー像の転写が終了した転写材9
が第2画像形成ステーションPbの転写ニップ部に搬入
されると、イエロートナー像が転写された転写材9上の
所定の位置にこのマゼンタトナー像が転写される。以
下、シアントナー像、ブラックトナー像についても同様
な方法で画像形成が順次行なわれ、転写材9上に4色の
トナー像の重ね合わせが終了すると、転写材9には、搬
送ベルト装置7の他端側に配置された定着装置10に搬
送されて、ここで定着され、転写材9上に多色(フルカ
ラー)画像が得られる。
【0048】一方、転写が終了したそれぞれの感光ドラ
ム1a〜1dは、クリーニング装置6a〜6dにて、そ
の上に残留している残留トナーが除去され、引き続き行
なわれる次の潜像形成に備える。
【0049】ここで、上記のカラー画像形成装置に用い
られる転写材を搬送するための搬送ベルト装置7を図1
ないし図4によってさらに説明する。
【0050】まず図1において、搬送ベルト装置7の搬
送ベルト100(転写ベルト)は、駆動ローラ11およ
び第1、第2、第3従動ローラ12、13、14に巻回
されており、駆動ローラ11の駆動により搬送ベルト1
00は回転する。
【0051】第1〜第3従動ローラ12〜14のうち、
第1従動ローラ12は、駆動ローラ11とともに搬送ベ
ルト装置7に対して位置が固定されている。
【0052】第2に従動ローラ13は、搬送ベルト10
0に対してバネなどの弾性部材13aにより所定の張力
をあたえるテンションローラの働きを兼ねている。
【0053】第3従動ローラ14は、その軸線を転写材
の搬送面内において駆動ローラ11に対する平行度を調
整できる構成を有し、アライメントローラの働きをす
る。この第3従動ローラ14のアライメントを調整する
ことで、搬送ベルト100の主走査方向への寄り挙動を
調整することが可能であり、搬送ベルト100が、どち
らかへ寄りすぎることのないほぼ中立の状態に設定する
ことが可能である。
【0054】図1に示すように、本実施例の搬送ベルト
装置7は、第3従動ローラ14の近傍に第4従動ローラ
15が設けられ、更に第4従動ローラ15と対をなす押
えローラ16が設けられており、両ローラ15、16が
搬送ベルト100を挟んだ状態で、総合25Nから75
N程度の押圧力がかけられ、回転自在に構成されてい
る。また、転写材の搬送方向において、押圧ローラ16
から第1ステーションの転写ニップ部(転写位置)まで
のキョリは、転写材の搬送方向の長さよりも短くなって
いる。
【0055】転写材を搬送ベルト100に担持させる
際、押えローラ16は転写材の搬送に伴って回転する
(従動)構成となっている。また、押えローラ16は、
転写材を搬送ベルト100に押し付けるところに目的が
あるため、その表面の摩擦係数の大小は問題にならない
ため、材質の制約は少ない。
【0056】本実施例においては、転写材と搬送ベルト
100の間の摩擦係数は約0.4であり、25N(ニュ
ートン)から75Nの範囲の押圧力で、転写材と搬送ベ
ルト100を挟持するため、転写材に力を加えて転写材
を搬送ベルト100によって構成される転写材搬送面内
に滑らそうとした場合に、少なくとも10N(=25N
×0.4)多くとも30N(=75N×0.4)の力を
要する構成となっている。
【0057】また、以下の方法において、転写材を搬送
ベルト100に対して滑らすのに必要な力を測定するこ
とができる。
【0058】搬送ベルト100を静止させ、転写材を押
えローラ16にて搬送ベルト100に押圧している状態
で、転写材を転写材の搬送方向に引っ張り、転写材が搬
送ベルト100に対して滑りはじめる時の引張り力を測
定する。引張り力は転写材の先端にテンションゲージを
つないで、滑りはじめる時の値を読み取れば良い。
【0059】測定に用いる転写材として、カラーレーザ
ーコピア1000(キヤノン(株)製)用の坪量が20
9g/m2 の厚紙を用いた。
【0060】図2に、厚紙として、坪量が209g/m
2 のA3サイズ紙を選び、進入角度θとレジストローラ
からガイドに最初に当接するまでの間の距離Lとをファ
クターにして、前記紙による押し出し力を実験により求
めた結果を示すグラフが示され、図3には、上記実験の
ための装置が示されている。なお、紙による押し出し力
Nはテンションゲージにて測定した。
【0061】進入角度θと距離Lの双方ともなるべく小
さい範囲で、且つ押し出し力が比較的小さくなる条件を
さがすと、θ=5°、L=50mmで、約10N以下に
収まる条件が見付かる。
【0062】すなわち、図2に示した実験データによる
と、距離Lが30mm程度では、転写材は比較的ループ
を作りにくい状態であり、押し出し力Nが進入角度θの
大きさに略線形性をもって対応している。一方、距離L
が50mm程度では、θ=0でなければ、すなわち、ル
ープを作るきっかけさえ与えられていれば、押し出し力
Nは30mmの場合と比べてかなり劇的に小さくなるこ
とがわかる。また、さらに距離Lを80mm程度と大き
くしても押し出し力Nはさほど小さくはならない。そこ
で、距離Lが50mm、進入角度θ=5°という条件で
折り合いを付けるのが最も妥当であるとし、このときの
押し出し力に対抗する意味から10N以上とした。
【0063】このように、転写材を搬送ベルトの転写材
搬送面内に滑らそうとした場合に少なくとも10Nの力
を要する構成とした根拠は実験データに基づいたもので
ある。
【0064】図7に示すように、レジストローラ対8を
搬送ベルト装置7に比較的近接させて配置し、より具体
的には、第1画像形成ステーションPaに比較的近接さ
せて配置し、且つ転写材の搬送ベルトによる転写材搬送
面への進入角度が小さく比較的ストレートパスに近い、
進入角度θ≒5°の構成をとっている。
【0065】また、図2に示した実験データによれば、
坪量が209g/m2 のA3サイズの用紙において、距
離L=30mm、進入角度θ=0°の場合では、紙によ
る押し出し力は約25N発生することが分かっている。
【0066】ごくまれではあるが、ある状況によっては
坪量が209g/m2 を超える強いコシをもった転写材
が使用される可能性がある。
【0067】しかし、押えローラ16と第4従動ローラ
15の間の挟持力をいたずらに大きくしてしまうと、以
下にあげるような弊害が発生することが予想される。 1.搬送ベルト100の耐久性の低化 2.搬送ベルト100の駆動負荷の増大 3.押えローラ16部での、転写材先端の突入あるいは
転写材後端の脱出による搬送ベルト100の駆動負荷の
変動にともなう画質劣化
【0068】そこで、これらを踏まえると、転写材を搬
送ベルトの転写材搬送面内に滑らそうとした場合に必要
な力の大きさは、30N以下が好ましい。
【0069】レジストローラ対8による転写材の搬送速
度は前述したように、搬送ベルト100の速度よりもや
や早めに設定されている。ここで厚紙などのコシの強い
転写材が搬送されても、押えローラ16の働きにより、
転写材は搬送ベルト100に対してすべることがなく、
レジストローラ対8との間にしっかりとループを形成し
ながら、転写材は搬送ベルト100と一体になって搬送
される。
【0070】また、レジストローラ対8による転写材の
挟持力、即ち、転写材を押圧する力は強くなるように設
定されている。このような構成にすることによって、レ
ジストローラ対8と押えローラ16との間に形成された
転写材のループが転写材の搬送方向上流側に向かって解
消されないようにすることができる。
【0071】即ち、押えローラ16により転写材を押圧
した状態で、転写材を滑らすのに必要となる力は、レジ
ストローラ対8により転写材を押圧、挟持した状態で、
転写材を引張るのに必要な力と同等もしくは小さくなっ
ている。
【0072】また、レジストローラ対8、及びレジスト
ローラ対8よりも転写材の搬送方向上流側に設けられた
転写材を搬送する搬送ローラ対は、常に互いに押圧され
たままの構成となっており、転写材を搬送する搬送力
を、転写材が通過する間、転写材に与え続けるようにな
っている。
【0073】また図4に示すように、搬送ベルト100
の進行方向と直交する方向の両端部の内周面側には、転
写が行なわれる領域外(搬送ベルト100の転写材が担
持されない領域)において誘導リブ101A、101B
が接着されており、テンションローラを兼ねる第2従動
ローラ13の両肩部に対応して搬送ベルト100の寄
り、蛇行が規制されるようになっている。
【0074】誘導リブ101Aおよび101Bの端部
は、従動ローラ13の肩部に規制されるため、できるだ
け真直性が良いことが望ましいが、実際はうねりがあっ
たり、段差があるものもある。
【0075】わかりやすいように、極端な例で説明する
と、図5に示すように、誘導リブ101Aが規制されて
いる状態で、誘導リブ101Aに段差102がある場
合、段差102が従動ローラ13の肩部に突き当たった
瞬間に、搬送ベルト100は矢印方向にずらされ始め
る。しかし、押えローラ16の働きで押えローラ16の
下流側、すなわち画像転写位置では、搬送ベルト100
が主走査方向にすぐさまずれることはなく、時間をかけ
てゆっくりとずれが現われはじめ、しかもそのずれ量
は、押えローラ16がない場合と比べると、約半分に小
さく抑えることができる。
【0076】図6(a、b:左のグラフ)は図5で示し
たような極端な段差102を意図的に設け、第1画像形
成ステーションPaと第3画像形成ステーションPcの
転写位置で、搬送ベルト100の主走査方向の動きをA
3サイズの紙の範囲で観測した結果である。同グラフに
おいて、横軸はA3用紙の先端からの位置(mm)、縦
軸は搬送ベルトの主走査方向における正規の位置からの
変位(mm)である。
【0077】図6(c、d:右のグラフ)は、観測デー
タをもとに、2つの画像形成ステーションにおける色ず
れ量をシミュレーションしたものである。同グラフにお
いて、横軸はA3用紙の先端からの位置(mm)、縦軸
は主走査方向の色ずれ量(mm)である。
【0078】シミュレーションによる結果は、実際の画
出しにおける色ずれ量とよく一致していることが確認で
きている。
【0079】左右のグラフとも、上段(a、c)が押え
ローラ16なしの場合、下段(b、d)が押えローラ1
6ありの場合である。
【0080】誘導リブの段差102の影響は、第1画像
形成ステーションにおいておよそ230mmの位置、第
3画像形成ステーションにおいておよそ40mmの位置
から現われるようになっている。
【0081】本実施例では、転写材は、第1ステーショ
ンの転写ニップ部にて、トナー像が転写されるのと同時
に、搬送ベルト100に静電的に吸着される構成となっ
ているので、上述のように押えローラ16により転写材
を搬送ベルト100に押圧することは有効な手段であ
る。
【0082】従って、転写材を搬送ベルト100に静電
吸着する帯電器を特別に設けなくても済むのでコストダ
ウン設置スペース等の問題で有利である。
【0083】実施例2 図8は、本発明に係る実施例2の搬送ベルト装置を示す
図である。
【0084】本実施例の搬送ベルト装置7は、実施例1
と概略同様の構成を備えており、板バネ17に対して対
をなす押えローラ18を備えている点に特徴を有する。
【0085】板バネ17は搬送ベルト100の内周側に
あって、搬送ベルト装置7の構成する構造体にその一端
を固定されており、他方端は押えローラ18との間で搬
送ベルト100を挟持するようになっている。
【0086】押えローラ18と板バネ17は、搬送ベル
ト100を挟んだ状態で、総合25Nから75N程度の
押圧力がかけられ、押えローラ18は搬送ベルト100
(転写材)に従動して回転自在に、板バネ17は搬送ベ
ルト100に当接して摺動自在に構成されている。
【0087】押えローラ18は、実施例1の押えローラ
16と同じであり、転写材を搬送ベルト100に押付け
るところに目的があるため、その表面の摩擦係数の大小
は問題にならないため材質の制約は少ない。
【0088】本実施例においては、転写材と搬送ベルト
100の間の摩擦係数は約0.4であり、25Nから7
5Nの範囲の力で転写材と搬送ベルト100を挟持する
ため、転写材に力を加えて転写材を搬送ベルト100に
よって構成される転写面内に滑らそうとした場合に、少
なくとも10N(=25N×0.4)、多くとも30N
(=75N×0.4)の力を要する構成となっている。
【0089】前述の実施例1では、押えローラ16の相
手側は第4従動ローラ15であったため、搬送ベルト1
00の駆動負荷としてはきわめて小さかった。
【0090】しかし、本実施例2では、押えローラ18
の相手側は板バネ17であるため搬送ベスト100の内
周面との摺擦抵抗が発生する。
【0091】このため、本実施例では、実施例1と同様
に上限値としては、30N以下が好ましい。
【0092】実施例1と同様に、本実施例2において
も、厚紙などのコシの強い転写材が搬送されても、押え
ローラ18の働きにより、転写材と搬送ベルト100は
滑ることなく、レジストローラ対8との間にしっかりと
ループを形成しながら、転写材は搬送ベルト100と一
体になって搬送される。
【0093】また、一方で搬送ベルト100の主走査方
向の動きの規制に関しては、実施例1の場合と実質的に
同様な効果が得られた。
【0094】実施例3 図9は、本発明に係る実施例3の搬送ベルト装置を示す
図である。本実施例の搬送ベルト装置7は、実施例1と
概略同様の構成を備えており、第3従動ローラ14に対
向して押えローラ17が設けられている点に特徴を有す
る。
【0095】第3従動ローラ14は、前述のようにその
軸線を転写材の搬送面内において従動ローラ11に対す
る平行度を調整できる構成を有し、アラインメントの働
きをする。この従動ローラ14のアラインメントを調整
することで搬送ベルト100の主走査方向への寄り挙動
を制御することが可能であり、搬送ベルト100がどち
らかへ寄りすぎることのない、ほぼ中立の状態に設定す
ることが可能である。
【0096】押えローラ17は、従動ローラ14と対を
なし一体となってアラインメント調整ができる構成とな
っている。押えローラ17と従動ローラ14は、搬送ベ
ルト100を挟んだ状態で総合25N程度の押圧力がか
けられ、回転自在に構成されている。
【0097】押えローラ17は、実施例1の押えローラ
16と同じであり、転写材を搬送ベルト100に押付け
て一体化させるところに目的があるため、その表面の摩
擦係数の大小は問題にならないため材質の制約は少な
い。
【0098】本実施例においては、転写材と搬送ベルト
100の間の摩擦係数は約0.4であり、25Nから7
5Nの範囲の力で、転写材と搬送ベルト100を挟持す
るため、転写材に力を加えて転写材を搬送ベルト100
によって構成される転写材搬送面内に滑らそうとした場
合に、少なくとも10N(=25N×0.4)多くとも
30N(=75N×0.4)の力を要する構成となって
いる。
【0099】実施例1と同様に、レジストローラ対8
を、搬送ベルト装置7に比較的近接させて配置し、より
具体的には第1画像形成ステーションPaに比較的近接
させて配置し、且つ転写材の転写平面への進入角度が小
さい、比較的ストレートパスに近い構成をとっている。
【0100】厚紙などのコシの強い転写材が搬送されて
も押えローラ17の働きにより、転写材と搬送ベルト1
00は滑ることなく、レジストローラ対8との間にしっ
かりとループを形成しながら転写材は搬送ベルト100
と一体になって搬送される。
【0101】また、一方で、搬送ベルト100の主走査
方向の動きの規制に関しては、実施例1で説明した内容
と実質的に同様であるため、説明は省略する。
【0102】実施例4 図10に、本発明に係る実施例4の搬送ベルト装置を示
す。搬送ベルト装置7の搬送ベルト100は、転写材搬
送方向上流側に設けられた駆動ローラ21及び第1、第
2、第3従動ローラ22、23、24に巻回されてお
り、駆動ローラ21の駆動により搬送ベルト100は回
転する。
【0103】第1、第2、第3従動ローラ22、23、
24のうち、第3従動ローラ24は駆動ローラ21とと
もに搬送ベルト装置7に対して位置が固定されている。
第2従動ローラ23は、搬送ベルト100に所定の張力
を与えるテンションローラの働きを兼ねている。
【0104】第1従動ローラ22は転写面内において、
その軸線を駆動ローラ21に対する平行度を調整できる
構成を有し、アライメントローラの働きをする。この第
1従動ローラ22のアライメントを調整することで、搬
送ベルト100の主走査方向への寄り挙動を制御するこ
とが可能であり、搬送ベルト100がどちらかへ寄りす
ぎることのないほぼ中立の状態に設定することが可能で
ある。
【0105】押えローラ25が第1従動ローラ22と対
をなし一体となってアライメント調整ができる構成とな
っている。
【0106】押えローラ25と第1従動ローラ22は搬
送ベルト100を挟んだ状態で力が掛けられ回転自在に
構成されている。
【0107】実施例1と同様に第2従動ローラ23は搬
送ベルト100に設けられた誘導リブを規制して搬送ベ
ルト100の寄り、蛇行を規制する働きをする。仮に、
誘導リブの真直性に問題がある場合でも、押えローラ2
5によって搬送ベルト100の主走査方向への動きは拘
束されているため、動きにくい。
【0108】画像転写位置では、搬送ベルト100の主
走査方向へのずれはきわめて小さくすることができる。
【0109】実施例5 本発明の実施例5について、図11により説明する。本
実施例の中間転写ベルト301は、前述の実施例1で示
した搬送ベルト100に対応している。
【0110】図11において、中間転写ベルト301
は、駆動ローラ302及び従動ローラ303、304の
3本のローラに張架され、矢印A方向に回転走行する。
中間転写ベルト301の水平部上方には所定の間隔で4
つの感光体ドラム306a、306b、306c、30
6dが並置され、これらに対応して、中間転写ベルト3
01を挟んだ形で、転写電極307a、307b、30
7c、307dが当接している。尚、各感光体ドラム3
06a〜306dの周囲のプロセス機構は実施例1と同
様であり省略した。
【0111】従動ローラ304は中間転写ベルト301
を介して押えローラ305により押圧され、自在に従動
回転するように設けられている。この押えローラ305
は、実施例1の押えローラ16に対応している。
【0112】中間転写ベルト301は、駆動ローラ30
2によってA方向に走行しながら、その表面に、順次、
感光体ドラム306a〜306d上に形成された各色ト
ナー像が重ね転写されていく。
【0113】従動ローラ303の近傍にはレジストロー
ラ対309が配置され、給紙カセット(不図示)から搬
送されてきた転写材を、タイミングをとってガイド板3
10の間を通して、従動ローラ303と転写コロトロン
311との間の転写位置へと所定速度で送り込む。
【0114】中間転写ベルト301上に重ねられた各色
のトナー像は、転写位置において、転写材上に一括して
転写される。転写材は駆動ローラ313と従動ローラ3
14に張架された転写材搬送ベルト312によって搬送
され、ガイド315に案内されて定着ローラ対316へ
と送り込まれる。転写材上に転写されていた各色のトナ
ー像は、定着ローラ対316によって加熱、加圧されて
フルカラー画像として定着される。
【0115】転写を終えた中間転写ベルト301は、従
動ローラ304に隣接配置されたクリーナ308によっ
て転写残トナーが掻き落とされ、次の画像転写に備え
る。
【0116】本実施例においては、中間転写ベルトの、
画像を一時的に担持する転写位置の上流側に、中間転写
ベルトに圧接して回転する押えローラ305を設けたこ
とにより、中間転写ベルトの走行中に主走査方向への位
置変動の原因となる外乱があったとしても、押えローラ
によって中間転写ベルトの主走査方向へのずれが規制さ
れるために、色ズレ、色ムラの少ない良好な画像を得る
ことができる。
【0117】実施例6 本発明の実施例6について、図12により説明する。本
実施例において、感光体ベルト401は、実施例1で示
した搬送ベルト100に対応している。
【0118】図12において、感光体ベルト401は、
駆動ローラ402及び従動ローラ403、404の3本
のローラに張架され、矢印A方向に走行する。
【0119】感光体ベルト401の水平部上方には、感
光体ベルト401の表面に一様な電荷を与えるコロトロ
ン406a、感光体ベルトに静電潜像を形成するLED
アレイ407a、及び静電潜像をトナーで顕像化する現
像器408aを備える第1ステーションが設けられ、同
様に第2〜4ステーションが並列配置されている(図中
a〜dにて指示)。
【0120】感光体ベルト401は、駆動ローラ402
によってA方向へ走行しながら、その表面に順次各色の
トナー像が重ねられていく。
【0121】従動ローラ403の近傍にはレジストロー
ラ対410が配置され、給紙カセット(不図示)から搬
送されてきた転写材をタイミングをとって、ガイド板4
11の間を通して、従動ローラ403と転写コロトロン
412との間の転写位置へと所定の速度で送り込む。
【0122】感光体ベルト401上に重ねられた各色の
トナー像は、転写位置において、転写材上に一括して転
写される。転写材は、駆動ローラ414と従動ローラ4
15に張架された転写材搬送ベルト413によって搬送
され、ガイド416に案内されて定着ローラ対417へ
送り込まれる。
【0123】転写材上に転写されていた各色のトナー像
は、定着ローラ対417によって加熱、加圧されてフル
カラー画像として定着される。
【0124】感光体ベルト401は、従動ローラ404
に隣接配置されたクリーナ409によって転写残トナー
が掻き落とされ、次の画像形成に備える。
【0125】本実施例においては、感光体ベルトの、画
像が形成される位置の上流側に感光体ベルトに圧接して
回転する押えローラ405を設けたことにより、感光体
ベルトの走行中に、主走査方向への位置変動の原因とな
る外乱があったとしても、押えローラ405によって感
光体ベルトの主走査方向へのずれを規制するため、色ズ
レ、色ムラの少ない良好な画像を得ることができる。
【0126】実施例7 図13は、感光ドラム上の可視画像を、回転可能な転写
体上に保持された転写材に対して複数回転写し、カラー
画像を得るカラー画像形成装置において本発明を適用し
た場合の概略断面図である。装置の構成の概要は、従来
の技術図15、図16で説明したものと同様であり省略
する。
【0127】221は押えローラであり、転写体203
の表面に25Nから75Nの範囲の力で当接されてい
て、かつ転写体203の回転に従動して回転可能に支持
されている。
【0128】本実施例においては、転写材と可撓性シー
ト203bとの間の摩擦係数は、約0.4であり、25
Nから75Nの範囲の力で、転写材と可撓性シート20
3bを挟持するため、転写材に力を加えて転写材を可撓
性シート203bの転写材搬送面内に滑らそうとした場
合に、少なくとも10N(=25N×0.4)多くとも
30N(=75N×0.4)の力を要する構成となって
いる。
【0129】レジストローラ220からタイミングをと
って送り出された転写材は、まず押えローラ221によ
って、転写体203へ押しつけられ、可撓性シート20
3bに対して滑りを発生することなく一体となって吸着
ローラ215へと導かれ、転写材は全域にわたって転写
体203上に、ぴったりと吸着される。したがって、コ
シの強い転写材を使用しても転写体203上の所望の位
置に転写材を吸着することができ画像ズレを防止するこ
とができる。
【0130】以上説明した実施例1〜7を適宜組み合わ
せてもよい。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写材担持体または像担持体ベルトを有する構成におい
て、画像ズレ、色ズレの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る搬送ベルト装置を示す説明図で
ある。
【図2】紙のコシによる押し力の測定結果を示すグラフ
である。
【図3】図2の測定結果を得るための装置を示す説明図
である。
【図4】搬送ベルト装置の要部を示す斜視図である。
【図5】図4の要部を誇張して示した斜視図である。
【図6】搬送ベルトの主走査方向の変位の実験結果およ
び色ずれ量のシミュレーションの結果を示すグラフであ
る。
【図7】実施例1に係る画像形成装置の概略構成図であ
る。
【図8】実施例2に係る画像形成装置の概略構成図であ
る。
【図9】実施例3に係る搬送ベルト装置を示す説明図で
ある。
【図10】実施例4に係る搬送ベルト装置を示す説明図
である。
【図11】実施例5に係る中間転写ベルトを備えた画像
形成装置の概略図である。
【図12】実施例6に係る感光体ベルトを備えた画像形
成装置の概略図である。
【図13】実施例7にかかる画像形成装置の概略構成図
である。
【図14】従来の画像形成装置の一例を示す説明図であ
る。
【図15】他の従来例の一例を示す説明図である。
【図16】他の従来例における要部斜視図である。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d 感光ドラム 7 搬送ベルト装置 11、21 駆動ローラ 12、13、14、15 従動ローラ 16、17、25 押えローラ 305、405、215 押えローラ 22、23、24 従動ローラ 100 搬送ベルト 301 中間転写ベルト 401 感光体ベルト 203 転写体

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を担持する像担持体と、転写材
    を担持する回転可能な転写材担持手段と、前記転写材担
    持手段に転写材を搬送する搬送手段と、押圧位置で転写
    材を転写材担持手段に押圧する押圧手段と、を有し、前
    記搬送手段による転写材の搬送速度は前記転写材担持手
    段の回転速度よりも速く、前記像担持体上のトナー像は
    前記押圧手段により前記転写材担持手段に押圧され担持
    された転写材に転写位置で転写される画像形成装置にお
    いて、前記押圧手段により押圧された転写材に対し、転写材搬
    送方向に力を加えて前記転写材担持体に対して滑らせよ
    うとする場合に、少なくとも10Nの力を必要とする
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧手段により押圧された転写材に
    対し、転写材搬送方向に力を加えて前記転写材担持体に
    対して滑らせようとする場合に必要な力は、多くとも3
    0Nであることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧手段は前記転写材担持手段の転
    写材を担持する側に第1の押圧部材を備え、転写材は前
    記第1の押圧部材と前記転写材担持手段との間を通過す
    ることを特徴とする請求項1又は2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の押圧部材はローラであること
    を特徴とする請求項3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記ローラは、前記転写材担持体手段に
    転写材を押圧するとき、転写材の搬送力により回転する
    ことを特徴とする請求項4の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記押圧手段は、前記転写材担持手段を
    介して前記第1の押圧部材に対向する第2の押圧部材を
    備えることを特徴とする請求項4の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の押圧部材はローラであること
    を特徴とする請求項6の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の押圧部材はバネであることを
    特徴とする請求項6の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記転写材担持手段は、ベルトと、前記
    ベルトを支持する支持ローラとを備えることを特徴とす
    る請求項1乃至8のいずれかの画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記支持ローラは、前記転写材担持手
    段を介して前記第1の押圧部材に対向することを特徴と
    する請求項9の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記画像形成装置は、前記像担持体上
    のトナー像を前記押圧手段により前記転写材担持手段に
    押圧され、担持された転写材に前記転写位置で静電的に
    転写する転写手段を備えることを特徴とする請求項1乃
    至10のいずれかの画像形成装置。
  12. 【請求項12】 転写材は、前記転写手段により前記転
    写材担持手段に静電的に吸着されることを特徴とする請
    求項11の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 転写材の搬送方向に前記搬送手段によ
    り押圧された転写材を引張って転写材が前記搬送手段に
    対して滑り始めるときの力は、転写材の搬送方向に前記
    押圧手段により押圧された転写材を引張って転写材が前
    記押圧手段に対して滑り始めるときの力以上であること
    を特徴とする請求項1乃至12のいずれかの画像形成装
    置。
  14. 【請求項14】 前記搬送手段が転写材を搬送している
    間、前記搬送手段により転写材を搬送する搬送力は解除
    されないことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか
    の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記搬送手段は、一対のローラを備え
    ることを特徴とする請求項13又は14の画像形成装
    置。
  16. 【請求項16】 転写材の搬送方向において前記押圧位
    置から前記転写位置までの距離は、転写材の搬送方向長
    さよりも短いことを特徴とする1乃至15のいずれかの
    画像形成装置。
  17. 【請求項17】 転写材の坪量は200g/m以上で
    あることを特徴とする請求項1乃至16のいずれかの画
    像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記画像形成装置は、複数色のトナー
    像をそれぞれ担持する複数の前記像担持体を備え、前記
    複数の像担持体上の前記複数色のトナー像は前記転写材
    担持手段に押圧され、担持された転写材に順次重ねて転
    写されることを特徴とする請求項1乃至17のいずれか
    の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記画像形成装置は、前記複数の像担
    持体上の前記複数色のトナー像は前記転写材担持手段に
    押圧され、担持された転写材に静電的に順次重ねて転写
    する複数の転写手段を備えることを特徴とする請求項1
    8の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記転写材担持手段は、基層と、前記
    基層上に設けられる誘電体層とを備えることを特徴とす
    る請求項1乃至19のいずれかの画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記画像形成装置は、前記押圧手段に
    より押圧された転写材を前記転写材担持手段に静電的に
    吸着する吸着帯電手段を備えることを特徴とする請求項
    20の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 前記像担持体は複数色のトナー像を担
    持可能であり、前記像担持体上の前記複数色のトナー像
    は前記転写材担持体手段に押圧され、担持された転写材
    に順次重ねて転写されることを特徴とする請求項20又
    は21の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 回転可能な像担持体ベルトと、像形成
    位置で前記像担持体ベルト上にトナー像を形成する像形
    成手段と、前記像担持体ベルト上のトナー像を転写材に
    転写する転写手段と、を有する画像形成装置において、前記像担持体ベルトを支持する支持ローラと、 前記像担持体ベルトを押圧する押圧手段と、前記転写手段により前記像担持体ベルトから転写材にト
    ナー像転写終了後、クリーニング位置で前記像担持体ベ
    ルトをクリーニングするクリーニング手段と、を備え、 前記押圧手段は、前記像担持体ベルトの回転方向におい
    て前記像形成位置よりも上流側であって、前記クリーニ
    ング位置よりも下流側に設けられ、 前記支持ローラは、前記像担持体ベルトを介して前記押
    圧手段に対向する ことを特徴とする画像形成装置。
  24. 【請求項24】 回転可能な像担持体ベルトと、像形成
    位置で前記像担持体ベルト上にトナー像を形成する像形
    成手段と、前記像担持体ベルト上のトナー像を転写材に
    転写する転写手段と、前記像担持体ベルトを押圧する押
    圧手段と、を有する画像形成装置において、 前記押圧手段は、前記像担持ベルトのトナー像を担持す
    る側に配置された押圧部材と、前記像担持体ベルトを介
    して前記押圧部材の対向位置に配置されたバネと、を有
    することを特徴とする画像形成装置。
  25. 【請求項25】 前記押圧手段は、前記像担持体ベルト
    のトナー像を担持する側に第1の押圧部材を備えること
    を特徴とする請求項23の画像形成装置。
  26. 【請求項26】 前記第1の押圧部材はローラであるこ
    とを特徴とする請求項25の画像形成装置。
  27. 【請求項27】 前記ローラは、前記像担持体ベルトの
    回転力により回転することを特徴とする請求項26の画
    像形成装置。
  28. 【請求項28】 前記像形成手段は、前記像担持体ベル
    トに複数色のトナー像を順次重ねて形成可能であり、前
    記像担持体ベルト上の前記複数色のトナー像は前記転写
    手段により転写材に転写されることを特徴とする請求項
    23乃至27のいずれかの画像形成装置。
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