JPH11106118A - 用紙収容装置 - Google Patents

用紙収容装置

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JPH11106118A
JPH11106118A JP27151497A JP27151497A JPH11106118A JP H11106118 A JPH11106118 A JP H11106118A JP 27151497 A JP27151497 A JP 27151497A JP 27151497 A JP27151497 A JP 27151497A JP H11106118 A JPH11106118 A JP H11106118A
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JP
Japan
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sheet
container
tray
paper
transport
Prior art date
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Pending
Application number
JP27151497A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Wada
卓也 和田
Motonari Uchida
元成 内田
Masayoshi Horikawa
正義 堀川
Hiroyuki Suzuki
裕之 鈴木
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11106118A publication Critical patent/JPH11106118A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙収容装置において、排出ローラ対4を抜
け出た用紙がトレイ5まで落下する間にふらつくのを防
止し、用紙がトレイ5上の一定の所定位置に集積される
ようにする。 【解決手段】 排出ローラ4とトレイ5との間に搬送ベ
ルト6を設け、自由落下する用紙の後端を搬送ベルト6
によりトレイ5まで搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、原稿搬送装置などの用紙処理装置の処理済み用紙を
収容する用紙収容装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の用紙処理装置の処理済み用紙を収
容する用紙収容装置は、排出ローラ対等の排出手段によ
り排出された用紙が自由落下することにより、収容器で
ある排出トレイに収容されるよう構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の用紙
収容装置では、用紙が自由落下する間に前後左右に揺れ
るため、収容器上の一定の所定位置に用紙が収容されな
い。即ち、収容器上の用紙束が整合されないという問題
があった。
【0004】特に、用紙を排出方向に対する幅方向にオ
フセットした状態で排出する機能を有する用紙収容装置
(以下、オフセットトレー装置と称する)では、用紙が
一定の所定位置に収容されない場合、用紙が十分にオフ
セットされないという問題が生じる。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みて、用紙処理装
置の処理済み用紙を収容器の一定の所定位置に収容する
ことが出来る用紙処理装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は上
記目的を達成するために為されたものであり、用紙処理
装置の処理済み用紙を排出する排出手段と、該排出手段
により排出され落下する用紙を収容する収容器と、前記
落下する用紙の端縁を前記収容器に向けて搬送する搬送
手段と、を備えたことを特徴とする。この発明によれ
ば、収容器に落下する用紙の端縁が搬送手段により搬送
されるので、用紙が落下する間に用紙が前後左右に揺れ
ることがない。従って、用紙は収容器の一定の所定位置
に収容される。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の用紙収容装置において、搬送手段が排出手段の直近
と収容器直近との間に、下方に向かうにつれて排出方向
下流へ突出するように傾斜して掛け渡された搬送ベルト
であることを特徴とする。これにより、排出される用紙
の端縁を収容器まで確実に搬送することができる。
【0008】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の用紙収容装置において、搬送ベルトの用紙と接する
面の摩擦係数が0.1以上1.0以下であることを特徴とす
る。搬送ベルトの用紙と接する面の摩擦係数が0.1を下
回ると、搬送ベルトが用紙端縁を搬送することができな
くなる。逆に、搬送ベルトの用紙と接する面の摩擦係数
が1.0を上回ると、搬送ベルトが用紙端縁を搬送する力
が大きくなり過ぎるので、搬送ベルトが用紙を巻き込ん
でしまうという問題が発生する。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項2記
載の用紙収容装置において、搬送ベルトの搬送速度が50
mm/sec以上300mm/sec以下であることを特徴とする。搬
送ベルトの搬送速度が50mm/secを下回ると、用紙が自由
落下する速度に対して搬送速度が遅くなりすぎるので、
搬送ベルトが用紙端縁を収容器まで確実に搬送すること
ができなくなる。逆に、搬送ベルトの搬送速度が300mm/
secを上回ると、用紙が自由落下する速度に対して搬送
速度が速くなりすぎるので、搬送ベルトが用紙を巻き込
んでしまうという問題が発生する。
【0010】また、請求項5記載の発明はオフセットト
レイに関するものであり、用紙処理装置より排出された
用紙を収容する収容器と、用紙処理装置の処理済み用紙
を前記収容器上に、排出方向に対する幅方向にオフセッ
トした状態で排出する排出手段と、該排出手段により排
出され落下する用紙の端縁を前記収容器に向けて搬送す
る搬送手段と、を備えたことを特徴とする。この発明に
よれば、収容器に落下する用紙の端縁が搬送手段により
搬送されるので、用紙は収容器の一定の所定位置に収容
される。これにより、用紙は十分オフセットした状態で
収容器上に集積される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0012】図1において、100は用紙処理装置とし
てのプリンター100を示している。プリンター100
の上には用紙収容装置としてのオフセットトレイ装置2
00が載置されており、プリンター100の排出ローラ
対101により排出された用紙はオフセットトレイ装置
200に送り込まれる。オフセットトレイ装置200に
送り込まれた用紙は、切換爪3の切換により、第1搬送
路1又は第2搬送路2に択一的に送り込まれる。第1搬
送路1に送り込まれた用紙は排出手段としての排出ロー
ラ対4により、収容器としてのトレイ5上に排出され
る。排出ローラ対4から離れた用紙は自由落下によりト
レイ5へ集積されるが、用紙が落下する間、その後端は
搬送ベルト6によって、トレイ5まで搬送される。搬送
ベルト6は、排出ローラ対4の直下とトレイ5の直上と
の間に掛け渡されている。搬送ベルト6は、図2に示す
ように、用紙の後端をガイドする後端ガイド板7に略等
間隔で5本設けられている。トレイ5、搬送ベルト6、
及び後端ガイド板7は一体となって、排出方向に対する
幅方向、換言すれば図において紙面に垂直な方向にシフ
ト可能なように設けられている。
【0013】尚、第2搬送路2は、用紙をスイッチバッ
クさせて再度プリンター100へ給送する場合の搬送路
である。即ち、用紙が第2搬送路2の所定位置まで送り
込まれた時点でプリンター100の排出ローラ対101
を逆転させることにより、用紙が再度プリンター100
へ供給される。
【0014】トレイ5、搬送ベルト6、及び後端ガイド
板7は、幅方向に一体となってシフト可能なように、図
3,4に示す可動フレーム10に取り付けられている。
可動フレーム10は、固定フレーム11に設けられたコ
ロ13,15に案内支持されると共に、可動フレーム1
0自身に取り付けたれたコロ14が固定フレーム12に
設けられたガイド部12に案内支持されることにより、
幅方向へシフト可能となっている。
【0015】このシフト動作は、図4に示すリンク機構
により行われる。可動フレーム10のトレイ5とは反対
側の面に、リンク21の穴22に嵌合するピン20が突
設されている。リンク21の他方の穴23には、モータ
(不図示)に駆動が連結されたギア25に突設されたピ
ン24が嵌合している。従って、可動フレーム10は、
ギア25を半回転させる毎に方向を変えてシフトする。
ギア25には、その軸と同軸の半円弧状の突起26が設
けられている。この突起26を検出するためのセンサが
オンからオフに切り替わり、あるいはオフからオンに切
り替わったとき、前述のモータを停止させ、シフト動作
を完了させる。また、可動フレーム10の側面には突起
27が設けられ、この突起27を検出するためのセンサ
28が固定フレーム側に設けられている。そして、セン
サ28が突起27を検出しているか否かにより、可動フ
レーム10が幅方向のどちら側にシフトしているかが判
断される。
【0016】次に、図3,5を参照して搬送ベルト6の
駆動機構を説明する。搬送ベルト6はコロ30,31,
32に掛け渡されている。コロ30,31,32はぞれ
ぞれ可動フレーム10に回転可能に支持された軸34,
35,36に取り付けられている。軸36の一端にはピ
ン38が立設されている。このピン38は、固定フレー
ム側に設けられたギア39の軸に係合している。ギア3
9には、ピン38が係合するための溝40が軸方向に延
設されており、可動フレーム10のシフト動作によりピ
ン38が移動しても常にピン38が溝40に係合するよ
うになっている。
【0017】また、搬送ベルト6にテンションをかける
ためのコロ33が可動フレーム10にバネ37で取り付
けられている。このような構成により、モータがギア3
9を駆動すると、コロ32が回転し、搬送ベルト6が駆
動される。尚、コロ32は搬送ベルト6を駆動するため
に十分な摩擦力を確保するため、ゴムで形成されてい
る。
【0018】次に、図6を参照して、搬送ベルト6の機
能を説明する。排出ローラ対4を離れた用紙Pは、トレ
イ5に向かって自由落下する。このとき、用紙Pの後端
が、搬送ベルト6によりトレイ5に向けて搬送される。
この搬送ベルト6の用紙Pに接する面の摩擦係数は、0.
1以上1.0以下に設定するのが望ましい。本実施形態で
は、当該摩擦係数は0.2に設定されている。搬送ベルト
6の用紙と接する面の摩擦係数が0.1を下回ると、搬送
ベルト6が用紙端縁を搬送することができなくなる。逆
に、搬送ベルト6の用紙と接する面の摩擦係数が1.0を
上回ると、搬送ベルトが用紙端縁を搬送する力が大きく
なり過ぎるため、搬送ベルト6と既にトレイ5に積載さ
れている用紙束との間に用紙を巻き込んでしまうという
問題が発生する。
【0019】また、搬送ベルト6の搬送速度は50mm/sec
以上300mm/sec以下であることが望ましい。搬送ベルト
6の搬送速度が50mm/secを下回ると、用紙Pが自由落下
する速度に対して搬送速度が遅くなりすぎるので、搬送
ベルトPが用紙Pの後端をトレイ5まで確実に搬送する
ことができなくなる。逆に、搬送ベルト6の搬送速度が
300mm/secを上回ると、用紙が自由落下する速度に対し
て搬送速度が速くなりすぎるので、搬送ベルト6と既に
トレイ5に積載されている用紙束との間に用紙を巻き込
んでしまうという問題が発生する。尚、搬送ベルト6の
搬送速度は100mm/sec以上200mm/sec以下であれば更に望
ましい。本実施形態における当該搬送速度は120mm/sec
に設定されている。
【0020】また、搬送ベルト6は、用紙Pに接する面
が下方に向かうにつれて排出方向下流へ突出するように
傾斜して掛け渡されている。この傾斜角は18度に設定
されている。この傾斜角が小さすぎると、用紙Pの後端
が搬送ベルト6に当接しない場合が発生し、搬送ベルト
6が用紙Pの後端を搬送することができなくなってしま
う。逆に、傾斜角が大きすぎると、用紙Pの後端がトレ
イ5に到達せず、搬送ベルト6上に残ってしまうという
問題点が発生する。
【0021】以上説明したように、本実施形態では、ト
レイ5に落下する用紙Pの後端をトレイ5まで搬送する
搬送ベルト6を設けたので、用紙Pは自由落下する間に
揺れることなく、トレイ上の一定の所定位置に集積され
る。しかも、本実施形態はオフセットトレイ装置である
ので、トレイ5上の用紙をオフセットした状態に維持で
きる効果もある。また、トレイ5に集積されている用紙
Pの後端が浮き上がるのを搬送ベルト6が押さえるとい
う効果も奏そうする。
【0022】尚、上記実施形態では、用紙の端縁として
後端を搬送する搬送手段を設けた例を説明したが、後端
の代わりに先端や側端を搬送する搬送手段を設けるよう
にしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 用紙処理装置及び用紙収容装置の実施形態の
全体構成を示す概略断面図。
【図2】 用紙収容装置の要部を示す外観斜視図。
【図3】 用紙収容装置の要部断面図。
【図4】 オフセット機構の要部を示す斜視図。
【図5】 搬送手段を駆動する機構を示す斜視図。
【図6】 用紙収容装置の動作を説明するための要部断
面図。
【符号の説明】
4: 排出手段 5: 収容器 6: 搬送手段 100: 用紙処理装置 200: 用紙収容装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 裕之 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙処理装置の処理済み用紙を排出する
    排出手段と、 該排出手段により排出され落下する用紙を収容する収容
    器と、 前記落下する用紙の端縁を前記収容器に向けて搬送する
    搬送手段と、を備えたことを特徴とする用紙収容装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段が前記排出手段の直近と前
    記収容器直近との間に、下方に向かうにつれて排出方向
    下流へ突出するように傾斜して掛け渡された搬送ベルト
    であることを特徴とする請求項1記載の用紙収容装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送ベルトの用紙と接する面の摩擦
    係数が0.1以上1.0未満であることを特徴とする請求項2
    記載の用紙収容装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送ベルトの搬送速度が50mm/sec以
    上300mm/sec以下であることを特徴とする請求項2記載
    の用紙収容装置。
  5. 【請求項5】 用紙処理装置より排出された用紙を収容
    する収容器と、 用紙処理装置の処理済み用紙を前記収容器上に、排出方
    向に対する幅方向にオフセットした状態で排出する排出
    手段と、 該排出手段により排出され落下する用紙の端縁を前記収
    容器に向けて搬送する搬送手段と、を備えたことを特徴
    とする用紙収容装置。
JP27151497A 1997-10-03 1997-10-03 用紙収容装置 Pending JPH11106118A (ja)

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JP27151497A JPH11106118A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 用紙収容装置

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JP27151497A JPH11106118A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 用紙収容装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100347615C (zh) * 2003-04-22 2007-11-07 佳能株式会社 纸张处理装置和图像形成装置
JP2016172629A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 株式会社東芝 紙葉類集積装置及び紙葉類処理装置
WO2018100656A1 (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 三菱電機株式会社 フィンスタック装置及びフィンスタック方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100347615C (zh) * 2003-04-22 2007-11-07 佳能株式会社 纸张处理装置和图像形成装置
JP2016172629A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 株式会社東芝 紙葉類集積装置及び紙葉類処理装置
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