JP4325590B2 - 画像形成装置及び傾き調整方法 - Google Patents

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Description

本発明は、連続用紙へ画像を形成する画像形成装置及びその画像形成装置に用いられる傾き調整方法に関する。
連続用紙へ画像を形成する画像形成装置としては、複数の送り孔が長手方向へ沿って形成された連続用紙へ画像を形成する画像形成装置(例えば、特許文献1、2)と、送り孔の無い連続用紙へ画像を形成する画像形成装置(例えば、特許文献3、4)が公知である。
送り孔を有する連続用紙へ画像を形成する画像形成装置では、連続用紙の幅方向両端部に形成された送り孔へ搬送トラクタのトラクタピンを係合させて連続用紙を搬送する。
送り孔の無い連続用紙へ画像を形成する画像形成装置では、送り孔の無い連続用紙をドライブローラとピンチローラとで挟持搬送し、サイドガイドに連続用紙の幅方向端部を当接させてスキューを調整する。
また、送り孔を有する連続用紙及び送り孔の無い連続用紙の両方へ画像を形成する画像形成装置も提案されている。
この装置では、送り孔の無い連続用紙を搬送する場合は、送り孔を有する連続用紙の搬送で使用する搬送トラクタを待避させ、送り孔の無い連続用紙をドライブローラとピンチローラとで挟持搬送し、サイドガイドに連続用紙の幅方向端部を当接させてスキューを調整する。また、連続用紙へ画像が転写される転写位置では、正しい位置に画像が転写されるように、転写ガイドによって連続用紙が保持される。
送り孔の無い連続用紙を搬送する場合は、送り孔にトラクタピンを係合させずに搬送するため、ドライブローラ、サイドガイド及び転写ガイドが互いに傾いていると、その方向へ用紙が搬送され、感光体ドラム(転写位置)に対して傾き、印字スキューが発生する。そのため、ドライブローラ、サイドガイド及び転写ガイドの傾きを調整する必要がある。
連続用紙へ画像を形成するこのような画像形成装置は、大型であり、装置筐体が分割形態で搬入されること、装置自体が搬入先の床などに倣ってしまい、ゆがみができてしまうこと等により、工場で組み立て調整して出荷しても、現地で装置筐体を組み立てた際に、構成部材の位置が狂うため、ドライブローラ及びサイドガイド等の構成部材の調整は、装置を設置する現地でする必要があった。
特開平7−215551 特開平7−81815 特開平10−29745号公報 特開2002−53252号公報
しかしながら、構成部材の調整には、大きな特殊工具や測定器が必要であり、現地調整は面倒であった。
本発明は、上記事実を考慮し、装置を設置する現地においても、構成部材の傾き調整を簡易にできることを目的とする。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、複数の送り孔が形成された第1連続用紙及び送り孔の無い第2連続用紙へ画像を形成する画像形成装置であって、前記第1連続用紙の前記送り孔へ第1ピンを係合させて、前記第1連続用紙を搬送する第1搬送部材と、前記第2連続用紙を挟持搬送する第2搬送部材と、を有し、前記第2搬送部材は、第2ピンを有すると共に、複数の孔が形成された調整シートを前記第1ピン及び前記第2ピンに装着することにより、前記第1ピンの位置を基準に傾き調整が可能とされていることを特徴とする。
この構成では、複数の送り孔が沿って形成された第1連続用紙は、第1搬送部材により、送り孔へ第1ピンが係合されて搬送される。また、送り孔の無い第2連続用紙は、第2搬送部材により挟持搬送される。
この第2搬送部材は、第2ピンを有すると共に、複数の孔が形成された調整シートを第1ピン及び第2ピンに装着することにより、第1ピンの位置を基準に傾き調整が可能とされている。
このように、請求項1では、第2搬送部材に第2ピンを設けると共に、第1連続用紙の搬送に使用される第1ピンを、第2搬送部材の傾き調整にも利用することで、調整シートを第1ピン及び第2ピンに装着することによる傾き調整を可能とする。このため、大きな特殊工具や測定器を必要とせず、また、第1ピンを基準に傾きを調整するので、調整がしやすく、装置を設置する現地においても、構成部材の傾き調整を簡易にできる。
なお、調整シートとしては、例えば、第1連続用紙、圧延金属、プラスチックフィルム等が使用できる。
本発明の請求項2に係る画像形成装置は、請求項1の構成において、前記第2搬送部材で搬送される前記第2連続用紙の幅方向端部をガイド部材へ当接させて、該第2連続用紙の傾きを調整するスキュー調整部材を有し、前記スキュー調整部材は、第3ピンを有すると共に、複数の孔が形成された調整シートを前記第1ピン及び前記第3ピンに装着することにより、前記第1ピンの位置を基準に傾き調整が可能とされていることを特徴とする。
この構成では、第2搬送部材で搬送される第2連続用紙は、スキュー調整部材により、幅方向端部がガイド部材へ当接し、傾きが調整される。
スキュー調整部材は、第3ピンを有すると共に、複数の孔が形成された調整シートを第1ピン及び第3ピンに装着することにより、第1ピンの位置を基準に傾き調整が可能とされている。
このため、請求項1における第2搬送部材の場合と同様に、大きな特殊工具や測定器を必要とせず、また、第1ピンを基準に傾きを調整するので、調整がしやすく、装置を設置する現地においても、構成部材の傾き調整を簡易にできる。
本発明の請求項3に係る傾き調整方法は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記調整シートを前記第1ピン及び前記第2ピンに装着することにより、前記第2搬送部材の傾きを、前記第1ピンの位置を基準に調整することを特徴とする。
本発明の請求項4に係る傾き調整方法は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記調整シートを前記第1ピン及び前記第3ピンに装着することにより、前記スキュー調整部材の傾きを、前記第1ピンの位置を基準に調整することを特徴とする。
本発明は、上記構成としたので、装置を設置する現地においても、構成部材の傾き調整を簡易にできる。
以下に、本発明の画像形成装置に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
本実施の形態に係る画像形成装置10は、幅方向両端部(側縁部)に複数の送り孔が長手方向へ沿って形成された第1連続用紙P1、及び送り孔の無い第2連続用紙P2へ画像を形成する装置であり、図1に示すように、エンジン筐体12とスタッカ筐体14とから構成されている。
エンジン筐体12には、矢印B方向へ回転する感光体ドラム20が設けられている。感光体ドラム20の周囲には、感光体ドラム20の回転方向上流側から順に、感光体ドラム20の表面を帯電させる帯電装置50と、感光体ドラム20へ露光して感光体ドラム20上に潜像を形成する露光装置52と、感光体ドラム20上に形成された潜像へトナーを付着させて現像する現像装置54と、が設けられている。また、感光体ドラム20に対向する横方向には、感光体ドラム20上に形成されたトナー像を転写位置Tで第1及び第2連続用紙P1、P2へ転写する転写器22及び転写位置Tで連続用紙P1、P2を保持する転写ガイド23が設けられている。転写ガイド23は、工場出荷前に感光体ドラム20に対し精度よく調整されている。
転写位置Tより用紙搬送方向下流側には、転写されたトナー像を第1及び第2連続用紙P1、P2へ定着させる定着装置24が設けられている。
次に、幅方向両端部(側縁部)に複数の送り孔が長手方向へ沿って形成された第1連続用紙P1を搬送する搬送機構について説明する。
感光体ドラム20に対向する位置には、第1連続用紙P1を矢印A方向へ搬送する第1搬送ユニット17が設けられている。第1搬送ユニット17は、転写ガイド23の搬送方向上流及び下流に配置され、第1連続用紙P1の送り孔へトラクタピンを係合させて第1連続用紙P1を搬送する2つのメイントラクタ(第1搬送部材)16A、16Bを備えている。
メイントラクタ16Aより用紙搬送方向上流側には、第1連続用紙P1を搬送経路にセットする時にのみ圧着して第1連続用紙P1の搬送の補助をし、画像が形成される時には離間する一対の搬送ローラ15が隣接して設けられ、この一対の搬送ローラ15、下流側のメイントラクタ16A、転写器22、上流側のメイントラクタ16Bとがユニット化されている。
メイントラクタ16A、16Bは、図2に示すように、用紙搬送方向の前後に配置された2つのプーリ60、62に巻き掛けられた一対の駆動トラクタベルト64を備えている。この駆動トラクタベルト64は、第1連続用紙P1の幅方向両端部側(図中の手前側と奥側)にそれぞれ配設されている。各プーリ60、62は、支持体66に回転可能に支持されており、駆動モータ(図示省略)でプーリ60が回転することにより駆動トラクタベルト64が矢印C方向に周回移動する。
幅方向奥側の支持体66の内側には、支軸70が横架されており、幅方向手前側の支持体66の内側には、支軸70の他端部を保持するホルダ部72が設けられている。このホルダ部72は、支軸70を幅方向にスライド可能に保持し、第2連続用紙P2を搬送する場合は手前側に退避できる構造になっている。駆動トラクタベルト64の表面には、第1連続用紙P1の送り孔73と係合可能な複数のトラクタピン74が等間隔で配置されている。この構成により、メイントラクタ16A、16Bは、駆動トラクタベルト64が周回移動して、トラクタピン74が第1連続用紙P1の送り孔73と係合しながら、第1連続用紙P1を矢印C方向へ搬送する。
また、メイントラクタ16A、16Bは、転写位置T(転写ガイド23)に対する傾きが予め調整されており、所定の用紙搬送方向へ第1連続用紙P1を搬送し、第1連続用紙P1の所望の位置へトナー像が転写され、印字スキューが起こらないように構成されている。
メイントラクタ16Bより用紙搬送方向上流側には、第1連続用紙P1をメイントラクタ16Bへ搬送する第2搬送ユニット19が設けられている。第2搬送ユニット19は、第1連続用紙P1の送り孔73へトラクタピン74を係合させて、第1連続用紙P1を矢印A方向へ搬送するサブトラクタ(第1搬送部材)18が設けられている。サブトラクタ18の用紙搬送方向下流側には、第1連続用紙P1の搬送を補助する搬送ローラ21が設けられ、この搬送ローラ21とサブトラクタ18とがユニット化されている。
サブトラクタ18も、図2に示すメイントラクタ16A、16Bと同様に構成されている。また、サブトラクタ18は、メイントラクタ16Bに対する傾きが予め調整されており、所定の用紙搬送方向へ第1連続用紙P1を搬送するように構成されている。
定着装置24の用紙搬送方向下流側には、第1連続用紙P1を挟持搬送するスカッフローラ部26が設けられている。このスカッフローラ部26は、画像形成が終了した第1連続用紙P1をスタッカ(図示省略)へ挟持搬送する。
また、第1搬送ユニット17と定着装置24との間には、プーリへループ状に巻き掛けられたベルトによって、第1連続用紙P1に下面から摩擦を加えて搬送するサクション部28が設けられている。サクション部28は、搬送経路上に第1連続用紙P1をセットする際に、メイントラクタ16Aからスカッフローラ部26へ橋渡しとしての役割を担う。
また、第2搬送ユニット19より用紙搬送方向上流側には、第1連続用紙P1を給紙部(図示省略)から送り出す複数のアージローラ46が設けられている。
以上のように、第1連続用紙を搬送する搬送機構は、第1搬送ユニット17、第2搬送ユニット19、スカッフローラ部26、サクション部28、アージローラ46を備えている。
次に、送り孔の無い第2連続用紙P2を搬送する搬送機構について説明する。
スカッフローラ部26の用紙搬送方向下流側には、第2連続用紙P2を矢印A方向へ挟持搬送するドライブローラ部(第2搬送部材)30が設けられている。
ドライブローラ部30は、図3(A)に示すように、フレーム31の側板31Aに軸支されているドライブローラ32を備えている。ドライブローラ32は、駆動モータ(図示省略)により矢印D方向へ回転する。
ドライブローラ32に対向する上方位置及び横方向には、ドライブローラ32とで第2連続用紙P2を挟み込んで第2連続用紙P2を搬送するピンチローラ34A、34Bが、側板31Aに軸支されている。ピンチローラ34A、34Bは、ドライブローラ32と同一の周速で従動回転し、ピンチされた第2連続用紙P2がドライブローラ32とピンチローラ34A、34Bとの間で滑らないように、ピンチ圧が調整されている。
また、サブトラクタ18とアージローラ46との間には、サイドガイドユニット(スキュー調整部材)36が設けられている。図4(A)に示すように、サイドガイドユニット36は、第2連続用紙P2を略円筒状に湾曲した搬送経路に沿って案内する部分円筒状のRガイド部48を備えている。Rガイド部48によって画像形成装置10におけるR部が構成される。Rガイド部48の片側(図4(A)において手前側)には、扇形状のサイドガイドプレート47が設けられている。
Rガイド部48の外周面側には、アライニングローラ42Aが軸支され、Rガイド部48の内周面側には、Rガイド部48に設けられた開口部48Aにおいてアライニングローラ42Aに相接するようにバックアップローラ42Bが軸支されている。
アライニングローラ42Aとバックアップローラ42Bとは、何れも第2連続用紙P2の幅方向一端部に当接して従動回転するとともに、用紙搬送方向に対して斜め方向(ローラの用紙搬送方向下流側部分がサイドガイドプレート47のある側)へ傾けられている。
これにより、第2連続用紙P2がアライニングローラ42Aとバックアップローラ42Bとの間を通過すると、アライニングローラ42Aおよびバックアップローラ42Bが従動回転し、アライニングローラ42Aおよびバックアップローラ42Bと第2連続用紙P2との間の摩擦により、第2連続用紙P2にはサイドガイドプレート47に向かう方向の力が及ぼされる。このため、第2連続用紙P2はサイドガイドプレート47に当接してスキューが補正され、第2連続用紙P2は正しい搬送経路で搬送される。
バックアップローラ42B及びアライニングローラ42Aの下方(用紙搬送方向上流側)には、ドライブローラ32及びピンチローラ34によって搬送される第2連続用紙P2へ張力を付与する張力付与手段としてのバックテンション部44が設けられている。
バックテンション部44は、バックテンション駆動ローラ44A及びバックテンションピンチローラ44Bから構成され、バックテンション駆動ローラ44Aは、Rガイド部48の内周面側で軸支され、バックテンションピンチローラ44Bは、ガイド部48の外周面側で軸支されている。
また、バックテンション駆動ローラ44Aは、用紙搬送方向に対して直角な方向に沿って複数配列された一群のローラからなり、駆動モータ(図示省略)により、用紙搬送方向に対して直角な回転軸の回りに所定の回転速度で回転する。
一方、バックテンションピンチローラ44Bは、用紙搬送方向に対して直角な方向に沿って複数配列された一群の従動ローラであって、用紙搬送方向に対して直角な方向に沿って開口する開口部48Bにおいて、バックテンション駆動ローラ44Aと相接するとともに、所定の押圧力でバックテンション駆動ローラ44Aに押圧されている。
このバックテンション駆動ローラ44A及びバックテンションピンチローラ44Bで、第2連続用紙P2を挟み込み、バックテンション駆動ローラ44Aがドライブローラ32の周速よりも低い周速で回転することにより、第2連続用紙P2へ張力を付与する。
なお、上記の複数のアージローラ46は、第2連続用紙P2を給紙部(図示省略)から送り出す際にも使用される。また、メイントラクタ16A、16B及びサブトラクタ18は、第2連続用紙P2が搬送される際には、ホルダ部72によって、駆動トラクタベルト64が外側へ退避し、スカッフローラ部26は、挟持状態が解除されるように構成されている。
上記のように、第2連続用紙P2を搬送する搬送機構は、ドライブローラ部30、サイドガイドユニット36、アージローラ46を備えている。
ここで、メイントラクタ16A、16B及びサブトラクタ18のトラクタピン74の位置を基準に、ドライブローラ部30及びサイドガイドユニット36の傾き調整を可能とする構成について説明する。
ドライブローラ部30には、調整シートとしての第2連続用紙P2の送り孔73に係合可能な調整ピン40が設けられている。この調整ピン40は、一例として、図3(A)に示すように、ドライブローラ32が軸支されているフレーム31の底板31Bの幅方向両端部に、ドライブローラ32の回転方向(用紙搬送方向)に沿って複数(本実施形態では、4本)配置されている。また、調整ピン40は、トラクタピン74と同様に、等間隔で設けられ、調整シートとしての第2連続用紙P2を調整ピン40に装着することが可能となっている。
また、この調整ピン40は、ドライブローラ部30が第2連続用紙P2を搬送した際に、搬送される第2連続用紙P2が接触しない底板31Bの位置に設けられている。これにより、調整ピン40は、第2連続用紙P2の搬送の邪魔にならない。
また、他の例として、調整ピン40は、底板に31Bに代えて、図3(B)に示すように、ドライブローラ32の軸方向両端部に、それぞれ、ドライブローラ32の回転方向(用紙搬送方向)に沿って、取り外し可能に設けてもよい。この構成では、傾き調整後に、調整ピン40を取り外すことができ、第2連続用紙P2の搬送の邪魔にならないようにできる。
なお、フレーム31には、傾き調整した後に、その位置でスタッカ筐体14に固定するねじ止め部(図示省略)が設けられている。
サイドガイドユニット36には、調整シートとしての第2連続用紙P2の送り孔73に係合可能な調整ピン80が設けられている。この調整ピン80は、一例として、図4(B)に示すように、Rガイド部48の外周面の用紙搬送方向下流側であって、幅方向両端部に、所望の用紙搬送方向に沿って、取り外し可能に複数(本実施形態では、3本)設けられている。
なお、サイドガイドユニット36のフレームには、傾き調整した後に、その位置でエンジン筐体12に固定するねじ止め部(図示省略)が設けられている。
次に、ドライブローラ部30及びサイドガイドユニット36の傾きを調整する調整方法について説明する。
ドライブローラ部30の調整においては、図5に示すように、調整シートとしての第1連続用紙P1の長手方向一端部側をメイントラクタ16Aのトラクタピン74へ装着し、第1連続用紙P1の他端部側をドライブローラ部30の底板31Bに設けられた調整ピン40に装着する。
装着した第1連続用紙のたるみ具合を見て、第1連続用紙にたるみが発生していないところ、すなわち、調整ピン40の配置方向がトラクタピン74の配置方向に一致するところで、ドライブローラ部30のフレーム31をスタッカ筐体14に固定し、所定の用紙搬送方向に対するドライブローラ部30の傾きを調整する。
このように、ドライブローラ部30に調整ピン40を設けると共に、第1連続用紙P1の搬送に使用されるトラクタピン74を、ドライブローラ部30の傾き調整にも利用することで、調整シートをしての第1連続用紙P1をトラクタピン74及び調整ピン40に装着することによる傾き調整を可能とする。
このため、大きな特殊工具や測定器を必要とせず、また、トラクタピン74の位置(配置方向)を基準に調整するので、調整がしやすく、装置を設置する現地においても、ドライブローラ部30の傾き調整を簡易にできる。
また、メイントラクタ16A、16Bは、転写位置T(転写ガイド23)に対する傾きが予め調整されており、感光体ドラム20の近傍で、感光体ドラム20と同じエンジン筐体12に設けられているため、装置を設置する現地で装置筐体を組み立てた際でも、傾きにくい。このメイントラクタ16Aのトラクタピン74に、調整シートとしての第1連続用紙P1を装着し、トラクタピン74の位置を基準に調整するので、ドライブローラ部30の傾きも小さい。
このため、所定の用紙搬送方向へ第2連続用紙P2を搬送し、第2連続用紙P2の所望の位置へトナー像が転写され、印字スキューが起こりにくい。
サイドガイドユニット36の調整においては、図6に示すように、調整シートとしての第1連続用紙P1の長手方向一端部側をサブトラクタ18のトラクタピン74に装着し、第1連続用紙P1の他端部側をサイドガイドユニット36のRガイド部48に設けられた調整ピン80に装着する。
ドライブローラ部30の調整の場合と同様に、装着した第1連続用紙のたるみ具合を見て、第1連続用紙にたるみが発生していないところ、すなわち、調整ピン80の配置方向がトラクタピン74の配置方向に一致するところで、サイドガイドユニット36のフレーム31をエンジン筐体12に固定し、所定の用紙搬送方向に対するサイドガイドユニット36の傾きを調整する。
このため、ドライブローラ部30の調整の場合と同様に、大きな特殊工具や測定器を必要とせず、また、トラクタピン74の位置(配置方向)を基準に調整するので、調整がしやすく、装置を設置する現地においても、ドライブローラ部30の傾き調整を簡易にできる。
また、サブトラクタ18は、メイントラクタ16Bに対する傾きが予め調整されており、また、メイントラクタ16Bは転写位置T(転写ガイド)に対する傾きが調整されていること、更に転写ガイド23と同じエンジン筐体12であることから、装置を設置する現地で装置筐体を組み立てた際でも、転写ガイド23に対する傾きが変化しにくい。
このサブトラクタ18のトラクタピン74に、調整シートとしての第1連続用紙P1を装着し、トラクタピン74の位置を基準に調整するので、サイドガイドユニット36の傾きも小さい。このため、ドライブローラ部30に搬送される第2連続用紙P2を、所定の用紙搬送方向へ補正し、第2連続用紙P2の所望の位置へトナー像が転写され、印字スキューが起こりにくい。
なお、上記の調整方法では、ドライブローラ部30の調整においては、メイントラクタ16Aのトラクタピン74を利用したが、メイントラクタ16B、サブトラクタ18のトラクタピン74に調整シートを装着してもよく、サイドガイドユニット36の調整においては、サブトラクタ18のトラクタピン74を利用したが、メイントラクタ16A、16Bのトラクタピン74に調整シートを装着してもよい。
また、上記実施形態では、調整シートとして、第1連続用紙P1を使用する例について説明したが、これに限られず、例えば、圧延金属、プラスチックフィルム等の他の材質の調整シートを使用できる。
また、上記実施形態では、調整ピン40をフレーム31の底板、又は、ドライブローラ32に設ける例について説明したが、調整ピン40は、ドライブローラ部30のいずれかの個所に設けることが可能であり、ドライブローラ部30の傾き調整が可能であれば、任意の個所に設けることができる。
また、上記実施形態では、調整ピン80をRガイド部48に設ける例について説明したが、調整ピン80は、サイドガイドユニット36のいずれかの個所に設けることが可能であり、サイドガイドユニット36の傾き調整が可能であれば、任意の個所に設けることができる。
また、調整ピン40、調整ピン80は、第2連続用紙P2の搬送の邪魔にならなければよく、第2連続用紙P2にあたらない位置に初めから設ける構成、又は、第2連続用紙P2の搬送時に、第2連続用紙P2にあたらない位置に設ける場合は、退避可能に、または、取り外し可能に設ける構成とすることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す全体概略図である。 図2は、本実施形態に係るメイントラクタ及びサブトラクタを示す図である。 図3(A)は、本実施形態に係るドライブローラ部を示す図である。図3(B)は、ドライブローラを示す図である。 図4(A)は、本実施形態に係るサイドガイドユニットを示す図である。図4(B)は、本実施形態に係るRガイド部を示す図である。 図5は、本実施形態に係るドライブローラ部及びメイントラクタに調整シートを装着したときの図である。 図6は、本実施形態に係るサイドガイドユニット及びサブトラクタに調整シートを装着したときの図である。
符号の説明
10 画像形成装置
16A メイントラクタ(第1搬送部材)
16B メイントラクタ(第1搬送部材)
18 サブトラクタ(第1搬送部材)
30 ドライブローラ部(第2搬送部材)
36 サイドガイドユニット
40 調整ピン(第2ピン)
73 送り孔
74 トラクタピン(第1ピン)
80 調整ピン(第3ピン)
P1 第1連続用紙
P2 第2連続用紙

Claims (4)

  1. 複数の送り孔が形成された第1連続用紙及び送り孔の無い第2連続用紙へ画像を形成する画像形成装置であって、
    前記第1連続用紙の前記送り孔へ第1ピンを係合させて、前記第1連続用紙を搬送する第1搬送部材と、
    前記第2連続用紙を挟持搬送する第2搬送部材と、
    を有し、
    前記第2搬送部材は、第2ピンを有すると共に、複数の孔が形成された調整シートを前記第1ピン及び前記第2ピンに装着することにより、前記第1ピンの位置を基準に傾き調整が可能とされていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2搬送部材で搬送される前記第2連続用紙の幅方向端部をガイド部材へ当接させて、該第2連続用紙の傾きを調整するスキュー調整部材を有し、
    前記スキュー調整部材は、第3ピンを有すると共に、複数の孔が形成された調整シートを前記第1ピン及び前記第3ピンに装着することにより、前記第1ピンの位置を基準に傾き調整が可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記調整シートを前記第1ピン及び前記第2ピンに装着することにより、前記第2搬送部材の傾きを、前記第1ピンの位置を基準に調整することを特徴とする傾き調整方法。
  4. 請求項2に記載の画像形成装置において、前記調整シートを前記第1ピン及び前記第3ピンに装着することにより、前記スキュー調整部材の傾きを、前記第1ピンの位置を基準に調整することを特徴とする傾き調整方法。
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