JP2005001858A - ウェブ搬送装置 - Google Patents

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JP2005001858A JP2003169147A JP2003169147A JP2005001858A JP 2005001858 A JP2005001858 A JP 2005001858A JP 2003169147 A JP2003169147 A JP 2003169147A JP 2003169147 A JP2003169147 A JP 2003169147A JP 2005001858 A JP2005001858 A JP 2005001858A
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Mitsuru Sato
充 佐藤
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Ricoh Printing Systems Ltd
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Hitachi Printing Solutions Inc
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Abstract

【課題】従来の装置では、印刷停止時にウェブの弛みが生じてしまうため、次の印刷開始時にバッファ手段と当接した際の衝撃によりウェブの搬送が均一に保たれず、良好な印刷品質が得られなかった。
【解決手段】本発明は、送り穴を持たないウェブの搬送を行なう搬送機構と該搬送機構の上流側に設けられたウェブガイド機構とを有するウェブ搬送装置において、前記ウェブに与えられる張力の強弱を目視するためのバッファ手段を有し、該バッファ手段は前記ウェブに当接し該ウェブの進行方向に対し回転可能なローラと該ローラを保持する一対のアームで構成したことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続紙印刷装置における搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ウェブ搬送装置を搭載した印刷装置Pの概略を図6にて説明する。
【0003】
給紙装置(図示せず)から送り出されたウェブWは、搬送ローラ20に案内されウェブWを一時的に蓄える蓄積部に送り込まれる。蓄積部では、ウェブWは弛んでおり張力はほとんど掛っていない状態である。蓄積部のウェブWの搬出部にはエッジを規制する一対のガイド部材21がウェブ端部に各々設けられている。次にウェブWは、ガイドシャフト13、ガイド7を経て主にウェブWを搬送する搬送ローラ8、9によって印写部16、定着装置17に送り込まれる。搬送ローラ9は駆動源を持つ駆動ローラとして設けられており、搬送ローラ8はバネの弾性力によってウェブWを介して搬送ローラ9に圧接された従動ローラとして設けられている。
【0004】
次に図4、5を用いてバッファ手段1の具体的な構成を説明する。バッファ手段1はローラ4aと、ローラ4aを自由端に固定し回動可能に支持されウェブ端部に各々設けられたアーム5と(以下、ローラ4aとアーム5を一体に構成したものテンションアームという)、ウェブWにローラ4aを付勢するためのバネ6を有し、その上流側にはウェブ支持ローラ2とエッジガイド21を支持するエッジガイドシャフト21a、21bからなるウェブガイド機構が設けられている。
【0005】
ここで、ウェブWの種類(連量及び幅)は多種多様にわたるため、ウェブWがエッジガイドシャフト21a,21bを通過する時に発生するウェブの張力は異なる。例えば、薄いウェブの場合、発生する張力が弱すぎるとウェブWの走行が不安定となり蛇行が発生してしまいジャムに至るなど正常なウェブの搬送が不可能となってしまう。逆に張力が強すぎるとウェブWが破断してしまうといった不具合があった。そこで図5のようにウェブWの張力の強弱を目視可能なバッファ手段1を設け、ウェブの種類によってエッジガイドシャフト21a,21bの傾きを変えウェブWの巻き付け角を変化させることにより張力を変化させてウェブの蛇行を無くし、常に一定で良好な印刷品質を得ている。図示のようにエッジガイドシャフト21aを時計回りに回すことによりウェブの巻き付け角が増加しウェブに与える負荷が増加しウェブの張力が増す。逆に反時計方向にエッジガイドシャフト21aを回すとウェブの巻き付け角は減少しウェブの張力が減少する。
【0006】
次にバッファ手段1のテンションアームについて述べる。前述のようにテンションアームの位置により走行中におけるウェブの張力の強弱が目視可能である。ウェブWの張力が弱い場合は、バネ6を伸ばすことができずローラ4aの位置は左側に位置する。逆にウェブWの張力が強い場合はバネ6を伸ばす方向に張力が働き右側に位置する。図4は印刷停止時のバッファ手段1の概略図でありウェブWに張力は掛っていない。この時、テンションアームはローラ4aの自重によりフレーム(図示せず)に取付けられたゴムストッパ18にアーム5の間に設けられたシャフト10が当接することにより保持されている。
【0007】
印刷停止時にウェブ搬送装置はウェブWに対し、次の印刷開始に備え、以下の制御を行っている。ウェブWにおける印刷開始位置を一定にするため、転写点を基準にウェブ搬送装置に設けられているウェブ搬送モータ(図示せず)が停止した位置からウェブ搬送モータを逆回転させてウェブWを一定量戻している。この時、走行しているウェブWを停止させ、戻し動作に入るまでの時間にテンションアームにより上流側のウェブWが押し上げられ図示の一点鎖線のように弛みが生じてしまう。これは、テンションアームにウェブWの張力が掛らなくなったため、テンションアームの自重で下がる際にウェブWを引張ってしまうからである。この状態、つまりウェブWとローラ4aの間に弛みが生じている状態から印刷を開始するとウェブ搬送機構によりウェブWが搬送されローラ4aに当接する衝撃でウェブWの搬送が妨げられてウェブWの均一な搬送ができず、転写点においてもウェブWのぶれが生じひいては、印刷品質にぶれとして発生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、従来の装置においては、印刷開始時にウェブとテンションアームの間でウェブが弛んだ状態から印刷を開始させるとウェブがローラと当接する際に衝撃が発生してウェブの均一な搬送ができず、印刷品質にぶれとなって発生していた。そこで、印刷開始時におけるウェブとテンションアームのローラとの衝撃を緩和させる必要がある。
【0009】
本発明の目的は、印刷開始時にウェブを均一に搬送させ、ぶれのない良好な印刷品質を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、ウェブに与えられる張力の強弱を目視するためのバッファ手段を有し、該バッファ手段は前記ウェブに当接し該ウェブの進行方向に対し回転可能なローラと該ローラを保持する一対のアームで構成することにより達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施例を図1〜図3にて説明する。
【0012】
図1のように印刷停止時においてウェブWの張力が掛らなくなりテンションアーム4(図2に示す)のローラ4aの自重により左側に倒れ本体に設けられたストッパ3に当接する時に前述のごとく上流側のウェブWを引張り図示の一点鎖線のように弛みが生じていた。
【0013】
本発明では、以下に述べる構成としている。図2のようにバッファ手段1のローラ4aは軸受12を介してアーム5に保持され、本体の後側にはギヤ15が固定されていて回転可能である。ストッパ3はローラ4aが当接する時の衝撃を緩和するようにゴムで形成されておりローラ4aと同等の長さを有し本体の後側にはストッパ3に固定されたギヤ14が設けられている。また、ストッパ3は駆動源であるモータ(図示せず)に連結されており周方向に回転が可能である。印刷停止時にストッパ3にローラ4aが当接した状態でギヤ14とギヤ15がテンションアーム4の自重とバネ6の反力によりストッパ3とローラ4aの当接により一定の中心間距離を保って噛み合う。印刷停止時からストッパ3とローラ4aが当接してから一定時間経過後にストッパ3はモータにより時計回りに駆動され、ローラ4aはギヤ15を介し反時計方向に回転し、ウェブWは印刷方向と逆に進行し、バッファ手段1周辺に発生していたウェブWの弛みは図示の実線のように蓄積部へと戻される。駆動されているモータはこの状態になるように一定時間経過後に停止するように制御系により制御されている。そして次の印刷刷が開始されるとウェブWは搬送方向Aに引張られるが、バッファ手段1周辺の弛みが皆無のため、ローラ4aとの衝撃が緩和され、図3のように搬送速度を均一に保ちながらローラ4aはウェブWの搬送力により所定の位置に押し上げられる。この時、ローラ4aはウェブWに付勢され、ウェブWの走行によってローラ4aは連れ回りしているためローラ4aからウェブWへ与える負荷は固定のローラに比べ少なく安定したウェブの走行が可能である。
【0014】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、簡単な構成により、印刷停止時のウェブの弛みを無くし、印刷開始時においてウェブとテンションアームのローラとの衝撃を緩和することによりウェブの搬送を均一に保ち、転写点でのぶれの無い良好な印刷品質を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウェブ搬送装置におけるバッファ手段の一例を示す概略図(印刷停止時の状態を示す。)。
【図2】本発明のウェブ搬送装置におけるバッファ手段のローラを示す概略図。
【図3】本発明のウェブ搬送装置におけるバッファ手段の一例を示す概略図(印刷中の状態を示す。)。
【図4】従来のウェブ搬送装置に用いられるバッファ手段の一例を示す概略図(印刷停止時の状態を示す。)。
【図5】従来のウェブ搬送装置におけるバッファ手段の一例を示す概略図(印刷中の状態を示す。)。
【図6】ウェブ搬送装置を搭載した印刷装置の一例を示す模式図。
【符号の説明】
1…バッファ手段、2…支持ローラ、3…ストッパ、4…テンションアーム、4a…ローラ、5…アーム、6…バネ、7…ガイド、8,9…搬送ローラ、10…シャフト、12…軸受、13…ガイドシャフト、14,15…ギヤ、16…印写部、17…定着装置、18…ゴムストッパ、19…センサ、21…エッジガイド、20…搬送ローラ、21a,21b…エッジガイドを支持するシャフト(エッジガイドシャフト)、W…ウェブ、P…印刷装置。

Claims (2)

  1. 送り穴を持たないウェブの搬送を行なう搬送機構と該搬送機構の上流側に設けられたウェブガイド機構とを有するウェブ搬送装置において、前記ウェブに与えられる張力の強弱を目視するためのバッファ手段を有し、該バッファ手段は前記ウェブに当接し該ウェブの進行方向に対し回転可能なローラと該ローラを保持する一対のアームで構成したことを特徴とするウェブ搬送装置。
  2. 前記ローラは、印刷停止時に本体に設置された駆動源により回転駆動され、前記バッファ手段近傍に生じたウェブの弛みを無くすることを特徴とする請求項1記載のウェブ搬送装置。
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