JP2003246517A - ウェブ搬送装置及びこれを用いる印刷装置 - Google Patents

ウェブ搬送装置及びこれを用いる印刷装置

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JP2003246517A
JP2003246517A JP2002045945A JP2002045945A JP2003246517A JP 2003246517 A JP2003246517 A JP 2003246517A JP 2002045945 A JP2002045945 A JP 2002045945A JP 2002045945 A JP2002045945 A JP 2002045945A JP 2003246517 A JP2003246517 A JP 2003246517A
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JP
Japan
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web
printing
tension
drum
transport
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002045945A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Sato
充 佐藤
Tsukasa Onose
司 小野瀬
Takeshi Terakado
武 寺門
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Printing Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Printing Solutions Inc
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  • Rotary Presses (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の構成では、印刷終了時にウェブの弛み
が生じてしまうため、次の印刷開始時にバッファ機構と
当接した際の衝撃によりウェブの搬送が均一に保たれ
ず、良好な印刷品質が得られなかった。 【解決手段】 印刷終了時のウェブバッファ手段を設け
ウェブの弛みを無くすことによりテンションアームのド
ラムに当接した際の衝撃が緩和され、ウェブが均一に搬
送されることによりぶれのない良好な印刷品質を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続紙印刷装置に
おける搬送装置及びそれを用いる印刷装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3にて、従来の印刷装置の概略を説明
する。
【0003】給紙装置(図示せず)から送り出されたウ
ェブWは、搬送ローラ20に案内されウェブWを一時的
に蓄える蓄積部に送り込まれる。蓄積部では、ウェブW
は弛んでおり、張力は殆どかかっていない状態である。
蓄積部のウェブWの搬出部には、エッジを規制する一対
のガイド部材21がウェブ端部に各々設けられている。
その後、ウェブWはウェブ張力付与機構1に送り込ま
れ、ガイドシャフト13、ガイド7を経て、主にウェブ
Wを搬送する搬送ローラ8、9によって印写部16、定
着装置17に送り込まれる。
【0004】搬送ローラ9は駆動源を持つ駆動ローラと
して設けられている。搬送ローラ8はバネの弾性力によ
ってウェブWを介して搬送ローラ9に圧接された従動ロ
ーラとして設けられている。
【0005】次に、図2を用い、ウェブ張力付与機構1
の具体的な構成を説明する。
【0006】ウェブ張力付与機構1は、支持ローラ2
と、これに圧接して設けられた押圧ローラ3と、ウェブ
Wと接触するドラム4aと、このドラム4aを自由端側
に固定し回動可能に支持されたアーム5と(以下、ドラ
ム4aとアーム5を一体に構成したものテンションアー
ム4という)、ウェブWにドラム4aを付勢するための
バネ6を有している。
【0007】ここで、ウェブWの種類(連量及び幅)は
多種多様にわたるため、ウェブWに与える適切な張力が
各々異なる。例えば、薄いウェブの場合、張力が弱いと
ウェブWの搬送が不安定となり、斜行が発生してしま
い、ジャムに到るなど正常なウェブWの搬送が不可能と
なってしまう。そこで、ウェブWの連量、幅によって張
力をウェブ張力付与機構1で調整することで、ウェブの
斜行、印刷される画像の位置ずれを少なくし、常に一定
で良好な印刷品質を得ている。
【0008】張力付与機構1において、押圧ローラ3は
板バネ3aを介してシャフト10に固定されており、板
バネ3aの弾性力により支持ローラ2に押圧される構成
になっている。シャフト10の印刷装置正面側の端部に
は、レバー14がネジ15が設置されている。ネジ15
のツマミを回すことによって、ウェブWの張力を任意に
調整可能である。ネジ15を右に回すと、押圧ローラ3
が支持ローラ2に強く当たる。つまり、ウェブWに与え
る負荷が増加しウェブの張力が増す。左に回すと、押圧
ローラ3が支持ローラ2に弱く当る。つまり、ウェブW
に与える負荷が減少し、ウェブの張力が減少する。テン
ションアーム4のドラム4aの位置により、ウェブWの
張力の強弱が目視可能である。
【0009】ウェブWの張力が弱い場合は、バネ6を伸
ばすことができず、ドラム4aの位置は左側に位置す
る。逆に強い場合は、バネ6を伸ばす方向に張力が働
き、右側に位置する。ユーザは、ウェブWの種類の違い
により、ドラム4aの位置を確認し、スクリュウシャフ
ト15にてドラム4aの位置を確認することにより、適
切な張力が簡単にしかも高精度に設定可能となる。
【0010】図の位置は、ウェブWが掛っていない時の
状態でドラム4aの自重によりフレーム(図示せず)に
取付けられたゴムストッパ18にアーム5の間に設けら
れたシャフト5aが当接することにより保持されてい
る。
【0011】印刷終了時に、ウェブ搬送装置はウェブW
に対し、次の印刷開始に備え、以下の制御を行ってい
る。ウェブWにおける印刷開始位置を一定にするため、
転写点を基準にウェブ搬送装置に設けられているウェブ
搬送モータ(図示せず)が停止した位置からウェブ搬送
モータを逆回転させてウェブWを一定量戻している。
【0012】しかし、走行しているウェブWを停止さ
せ、戻し動作に入るまでの時間にテンションアーム4に
より上流側のウェブWが押し上げられ弛みが生じてしま
っていた。これは、テンションアーム4にウェブWの張
力が掛らなくなったため、テンションアーム4の自重で
下がる際にウェブWを引張り上げてしまうからである。
この状態、つまりウェブWとドラム4aの間に弛みが生
じている状態で印刷を開始するとウェブ搬送機構により
ウェブWが搬送されドラム4に当接する衝撃でウェブW
の搬送が妨げられてウェブWの均一な搬送ができず、転
写点においてもウェブWのぶれが生じひいては、印刷品
質にぶれとして発生してしまっていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】印刷開始時にウェブと
テンションアームのドラムの間でウェブが弛んだ状態か
ら印刷を開始させるとウェブがドラムと当接する際の衝
撃は避けられず、ウェブの均一な搬送ができず、印刷品
質にぶれとなって発生してしまっていた。そこで、印刷
開始時におけるウェブとドラムの衝撃を緩和させる必要
性がある。
【0014】本発明の目的は、印刷開始時にウェブを均
一に搬送させ、ぶれのない良好な印刷品質を得ることに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、連続したウェブの搬送を行なう搬送機
構と、搬送機構の上流側に設けられたウェブに張力を与
えるウェブ張力付与機構を有するウェブ搬送装置とにお
いて、ウェブ停止時にウェブ搬送機構とウェブ張力付与
機構の間でのウェブの弛みを無くすことを可能にするウ
ェブバッファ手段を設けたことを特徴とするウェブ搬送
装置。
【0016】また、連続紙印刷装置は上記ウェブ搬送装
置を備えることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図1にて
説明する。
【0018】連続印刷用紙の印刷機の一例として、電子
写真装置をとって説明する。電子写真装置外部から搬送
された用紙は、搬送ローラ20により搬送され、センサ
19を使用したバッファループを通り、ウェブ張力付与
装置1に向かう。その後、用紙は、搬送ローラ8,9を
通って印写部16に向かい、定着装置17へ搬送され
る。
【0019】本発明では、ウェブ張力付与装置1のアー
ム5を保持しているシャフト5aを回転中心としてバッ
ファ板11、ネジリコイルバネ12からなるウェブバッ
ファ手段を設けることにより解決した。
【0020】印刷終了時において二点鎖線の状態でバッ
ファ板11はネジリコイルバネ12の加圧力及び自重に
より下方に倒れてウェブWに微少の張力を掛け、弛みを
無くしている。そして、次の印刷が開始するとウェブW
は搬送方向Aに引張られるが、バッファ板11により、
ドラム4との衝撃が緩和され、搬送速度を均一に保たれ
ながらドラム4はウェブWの搬送力により所定の位置に
押し上げられる。
【0021】この時、ネジリコイルバネ12のバッファ
板11に対する加圧力はウェブWの張力より小さくなる
ようにネジリコイルバネ12を設定しており、ウェブの
搬送時においてバッファ板11はウェブWの走行を妨げ
ないようになっている。
【0022】ウェブバッファ手段19は、ネジリコイル
バネ12、バッファ板11で構成する以外にも、板バネ
でも可能である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のウェブバッ
ファ手段によれば、簡単な構成により、印刷待機時のウ
ェブの弛みを無くし、印刷開始時においてウェブとテン
ションローラのドラムの衝撃を緩和することにより、ウ
ェブの搬送を均一に保ち、転写点でのぶれの無い良好な
印刷品質を得ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のウェブ張力付与機構に用いられるウ
ェブバッファ手段の一例を示す概略図である。(印刷
中、及び印刷終了時の状態を示す。)
【図2】 従来のウェブ張力付与機構を示す概略図であ
る。(印刷終了時の状態を示す。)
【図3】ウェブ張力付与機構を搭載した印刷装置の一例
を示す模式図である。
【符号の説明】
1…ウェブ張力付与装置、2…支持ローラ、3…押圧ロ
ーラ、4…テンションアーム、4a…ドラム、5…アー
ム、5a…シャフト、6…バネ、7…ガイド、8、9…
搬送ローラ、10…シャフト、11…バッファ板、12
…ネジリコイルバネ、13…ガイドシャフト、14…レ
バー、15…ネジ、16…印写部、17…定着装置、1
8…ゴムストッパ、19…センサ、20…搬送ローラ、
21…エッジガイド、22…支点、W…ウェブ、P…印
刷装置である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺門 武 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 Fターム(参考) 2C034 AD03 3F105 AA01 AB03 BA02 CA15 DA04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続したウェブの搬送を行なう搬送機構
    と、搬送機構の上流側に設けられたウェブに張力を与え
    るウェブ張力付与機構を有するウェブ搬送装置とにおい
    て、ウェブ停止時にウェブ搬送機構とウェブ張力付与機
    構の間でのウェブの弛みを無くすことを可能にするウェ
    ブバッファ手段を設けたことを特徴とするウェブ搬送装
    置。
  2. 【請求項2】上記ウェブ搬送装置を備えることを特徴と
    する請求項1記載の連続紙印刷装置。
JP2002045945A 2002-02-22 2002-02-22 ウェブ搬送装置及びこれを用いる印刷装置 Pending JP2003246517A (ja)

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