JP2001001608A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001001608A
JP2001001608A JP11171236A JP17123699A JP2001001608A JP 2001001608 A JP2001001608 A JP 2001001608A JP 11171236 A JP11171236 A JP 11171236A JP 17123699 A JP17123699 A JP 17123699A JP 2001001608 A JP2001001608 A JP 2001001608A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排紙部空間の2面が開放された構造でも運搬
・輸送時におけるスキャナ部や構造体の変形を防ぐ。 【解決手段】 複写機の胴内排紙空間4の底部である排
紙カバー17にエンドフェンス(図示せず)取り付け用
の凹み18を設ける。支持部材27の下端部を凹み18
に嵌合させ、上端部をスキャナ部3を支持するアーム5
に嵌め込む。これにより、プリンタ部上面の排紙カバー
17とスキャナ部3の下面との間に支持部材(補強部
材)27を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ等の画像形成装置に関し、さらに詳しく言えば、ス
キャナ部とプリンタ部との間に排紙部空間を設けた画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スキャナ部(画像読取装置)とプリンタ
部(作像部)との間に排紙部空間を設け、用紙をプリン
タ部上面に排紙しスタックする、いわゆる胴内排紙型の
画像形成装置が提案され、商品化されている。
【0003】図6は、そのような胴内排紙型の画像形成
装置の一例を示す斜視図である。この図に示すデジタル
複写機30は、プリンタ部31の下方に給紙部32が配
置され、装置最上部にはスキャナ部33が配置されてい
る。そして、そのスキャナ部33とプリンタ部31との
間に空間が設けられており、当該空間が排紙部(排紙空
間)34を形成している。このような複写機は、デジタ
ル機の特性を活かしてプリンタ部31とスキャナ部33
とを分離し、両者の間を排紙空間とすることにより排紙
トレイが装置側面から張り出しておらず、省スペースを
実現している。
【0004】図6に示す複写機では、排紙部34は、装
置前面と一方の側面(左側面)が開放され、この2面を
除く2方の装置面が壁部によって取り囲まれている。ス
キャナ部のこのような支持方法を以下では「片側片持ち
支持」と呼ぶ。このような「片側片持ち支持」構造で
は、排紙部34における用紙のスタックスペースが十分
に確保され、また、用紙の取り出しも容易に行うことが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなスキャナ部支持方法を用いた画像形成装置では、ス
キャナ部の支持が片持ち構造であるため、振動、衝撃で
スキャナ部が大きく振動して、スキャナ部やスキャナ部
を支持する構造体が変形してしまう危険がある。しか
し、このような危険を回避するために、また寸法精度を
確保するために、スキャナ部を支持する構造体を頑丈に
して片持ち支持構造の強度を強くすると、コストがかか
り、重量も重くなってしまうという不具合がある。
【0006】従って、このような片側片持ち支持の画像
形成装置では、特に製品の運搬、輸送時に振動、衝撃等
に対するスキャナ部の大きな慣性力によってスキャナ部
が大きく揺れてスキャナ部を支持する構造体が撓んで変
形してしまうことがないように、工場出荷のために製品
が梱包されている状態では、排紙空間34に緩衝材等が
詰められている。このことによって、製品の工場出荷か
らユーザーまでの運搬・輸送時には緩衝材の働きでスキ
ャナ部や構造体の変形を防ぐようにしている。しかし、
排紙空間34に緩衝材等を詰める場合、発泡剤等の緩衝
材はコストが100円以上かかり、コスト面で不利であ
るという問題がある。
【0007】また、本願出願人は、排紙部空間に可動式
の支持部材を設けることや外装カバーの一部を支持部材
として利用することなどを先に提案している(特願平1
1−036083)。
【0008】しかし、可動式の支持部材を設ける場合、
充分な強度を得るためにはコストがかかり、また構造も
複雑になるという問題がある。さらに、通常使用時には
支持部材があるために排出用紙の取出し性がやや悪く、
デザイン的にも見栄えが良くないという問題がある。
【0009】また、外装カバーの一部を支持部材として
利用する場合、外装カバーをわざわざ分割する必要があ
り、また、排紙カバーの上面で受けているため振動・落
下時に排紙カバーに僅かに傷が付くことがあるという問
題があった。これを防ぐために支持部材と排紙カバーの
間に紙やフィルム等を挟むとコストが上昇してしまう。
さらに、装置の片側(左側)に支持部材の厚み分だけ出
っ張ってしまい、テープでしっかり固定する必要がある
という問題もある。
【0010】本発明は、スキャナ部を片側片持ち支持す
る構造の従来の画像形成装置における上述の問題を解決
し、排紙部空間の4隅のうちの1隅にスキャナ支持部を
持たない構造でも運搬・輸送時におけるスキャナ部や構
造体の変形を防ぐことのできる画像形成装置を提供する
ことを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、スキャナ部と、当該スキャナ部の下方に配設され
たプリンタ部とを有し、且つ前記スキャナ部と前記プリ
ンタ部との間に用紙を排紙してスタックするための排紙
空間を有し、該排紙空間の4隅のうちの1隅に前記スキ
ャナ部を支持するための支持構造部を持たない画像形成
装置において、前記排紙空間の底部である前記プリンタ
部上面のカバー部材に排出用紙を保持するためのエンド
フェンス取り付け用の凹部を設け、該凹部に下端を嵌合
させるとともに上端を前記スキャナ部の下面に当接させ
てスキャナ部を支持する支持部材を脱着可能に設けたこ
とにより解決される。
【0012】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、前記凹部に突起部又は穴部を設け、該突起部又は穴
部に対応する穴部又は突起部を前記支持部材に設け、支
持部材の穴部又は突起部を前記凹部の突起部又は穴部に
嵌合させることを提案する。
【0013】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、前記凹部に設けられた突起部又は穴部が、前記エン
ドフェンスを支持するための突起部又は穴部であること
を提案する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る画像形成装
置の一例としてのデジタル複写機の概略を示す斜視図で
ある。また、図2は、その複写機を正面から見た概略図
であり、一部が透視図で示されている。図示された複写
機10ではプリンタ部1の下方に給紙部2が配置され、
装置最上部にはスキャナ部3が配置されている。そし
て、そのスキャナ部3とプリンタ部1との間に空間が設
けられており、当該空間が排紙部(排紙空間)4を形成
している。作像部としてのプリンタ部1及び一方の装置
側部に設けられた壁部6内にはレジストローラ11、感
光体12(OPC、φ30mm)、転写ローラ13、定着ユ
ニット14、排紙コロ15等が配設されており、壁部6
の排紙部4側にプリンタ部1からの排紙口16が設けら
れている。プリンタ部1の上面は、排紙カバー17によ
って排紙トレイが形成されている。排紙カバー17の端
部には、後述するエンドフェンス取り付け用の凹み18
が設けられている。
【0015】装置背面側と排紙口16を設けられた装置
側部とではスキャナ部3と本体構造体とがネジ等で固定
締結されている。また、排紙空間4の左側(図2の左
側)の上方において、装置背面側の本体構造体からアー
ム5が装置前面に向かって延設されている。スキャナ部
3はそのアーム5の上に載置され、ネジ等により締結さ
れて支持されている。なお、本実施形態ではアーム5は
金属性であり、外観を良くするためにアームカバーを被
せてアーム5にネジ止めしている。
【0016】本実施形態の複写機10は、装置幅が55
0mm、排紙部の幅が436mmである。この装置の使用最
大用紙長さは432mm(ダブルレター)であり、用紙は
排紙空間4の幅内でスタックされる。本実施形態では、
排紙空間4の前面(装置前面)と左側面(図2において
左側面)の2面が連続して開放されており、排紙カバー
17上に排出された用紙が取出し易いよう構成されてい
る。
【0017】しかし、排紙空間4の2面が連続して開放
された「片側片持ち支持」でスキャナ部3を支持してい
るため、製品の運搬・輸送時に振動・衝撃等によりスキ
ャナ部やスキャナ部を支持する構造体が撓んで変形する
恐れがある。
【0018】そこで、本実施形態では、支持部材(補強
部材)7を排紙空間4の角部近傍(排紙部4の開放され
た2面の交差部の近傍)に、プリンタ部1の上面とスキ
ャナ部3の下面とを結ぶように取り付けている。具体的
には、排紙カバー17の端部に設けられたエンドフェン
ス取り付け用の凹み18と、スキャナ部3を載置してい
るアーム5との間に、つっかい棒のように支持部材7が
設けられている。
【0019】支持部材7は、図3に示すように、その上
面に3つの突起部7a〜7cが形成されている。突起部
7aと7bは支持部材上面の一方の長辺の両端部に設け
られ、突起部7cは反対側の長辺の中央に設けられてい
る。図2に示すように、支持部材7の突起部7a,7b
と突起部7c間の距離は、アーム5の厚みとほぼ一致す
るように形成されている。また、支持部材7の幅:m
(図3)は、排紙カバー17の端部に設けられたエンド
フェンス取り付け用の凹み18の幅:M(図4)にほぼ
等しく(Mよりmがやや小さい)、支持部材7が凹み1
8に填まり込むようになっている。
【0020】そして、支持部材7上面の3つの突起部7
a〜7cをアーム5に嵌め込むようにセットし、支持部
材7の下端部を凹み18に嵌め込むようにセットする
と、図2に示すように、プリンタ部1とスキャナ部3の
間で支持部材7がつっかい棒のような形で取り付けら
れ、製品の運搬・輸送時におけるスキャナ部及び本体構
造体の変形を防止する補強材として機能する。
【0021】このとき、支持部材7の上面には図3に示
すように3つの突起部7a〜7cが形成されており、こ
の突起部7a〜7cがアーム5に勘合しているため、支
持部材7の上端側では左右方向(図2の左右方向)の位
置決めがなされている。また、支持部材7の下端側で
は、装置前後方向(図2において図面に垂直な方向)の
位置決めが凹み18によって行われる。左右方向(図2
の左右方向)の位置決めに関しては、図2に示すように
右側の位置決めは凹み18によってなされるが、左側の
位置決めが行われない。そこで、製品の運搬・輸送時に
は、図1に示すように、支持部材7の下端部付近と装置
本体とを接着テープ8等を用いて固定する。これによ
り、支持部材7が複写機10に固定的に取り付けられ、
製品の運搬・輸送時におけるスキャナ部及び本体構造体
の変形を防止することができる。
【0022】もちろん、製品をすえつけた後の装置使用
時においては、支持部材7を取り付けたままでは最大用
紙を使用した場合に用紙が支持部材7に当接して用紙排
出の妨げとなり、また、最大用紙でない場合でも排紙部
4からの用紙取り出しの邪魔となるので、装置使用時に
は支持部材7を取り外す。支持部材7を複写機10から
取り外す場合、図1のテープ部材8を剥がしてやれば、
支持部材7の下端部を図2の左方向に簡単に移動させる
ことができ、支持部材7の上端部においても突起部7a
〜7cが容易にアーム5から外れ、非常に容易に支持部
材7を取り外すことができる。
【0023】なお、本実施形態では、支持部材7を複写
機10に取り付ける場合、突起部7cが内側になるよう
に取り付けていたが、逆に突起部7cが外側になるよう
に取り付けることもできる。
【0024】また、支持部材7の上端部に設けた突起部
の数は3つに限定されるものではなく、4つあるいはそ
れ以上の数とすることもできる。また、突起部を配置す
る位置や突起部の形状についても限定されるものではな
く、装着と取り外しが容易にでき、且つ、取り付けた場
合の位置決めや簡単に外れてしまわないような構造であ
れば良い。
【0025】さらに、本実施形態では、スキャナ部3を
支持する構造体であるアーム5が板状なので、そのアー
ム5に対応して支持部材7も板状の形状としたが、支持
部材7の形状は構造体の形状あるいはスキャナ部の下面
の形状に応じて適宜設定することができる。その場合、
支持部材上面における位置決め部材(本実施形態では突
起部)の形状も適宜設定することができる。
【0026】ここで、支持部材7の取り付けに利用する
エンドフェンスについて説明する。図4に示すように、
排紙カバー17の左側(図2の左側)の辺に略半円形の
凹み18が形成されている。装置前後方向における凹み
18の位置は、装置前面と装置左側面が交差する角部の
近傍で、上にアーム5がある位置(アーム5の下辺が水
平な位置)である。その凹み18に填まり込むようにエ
ンドフェンス19が設けられている。エンドフェンス1
9には図示しない軸(回転軸)が突設されており、その
軸が凹み18に設けられた軸穴(図示せず)に勘合して
いる。エンドフェンス19の軸と凹み18の軸穴によ
り、エンドフェンス19は図4(a),(b)のように
回動することができる。
【0027】図4(a)に示すように、エンドフェンス
19の背部を倒すように回転させると、エンドフェンス
19が凹み18の中にすっぽりと填まり込んで外部に出
ないように構成されている。また、図4(b)に示すよ
うに、エンドフェンス19の背部を起こすように回転さ
せると、エンドフェンス19の背部が排紙カバー17上
に飛び出し、排紙カバー17上に排出された用紙のこぼ
れを防止する。
【0028】パッチン止めのようにして凹み18にセッ
トされるエンドフェンス19は、その取り外しも容易で
あり、製品の運搬・輸送時にはエンドフェンス19を取
り外し、その取り外した後の凹み18に上記支持部材7
を装着することにより容易に支持部材7を取り付けるこ
とができる。もちろん装置使用時には支持部材7を取り
外してエンドフェンス19を装着する。
【0029】なお、製品の運搬・輸送時にはエンドフェ
ンス19は別途梱包して添付すれば良く、装置の据え付
け時にセールスマンまたはサービスマン、あるいはユー
ザ自身により容易に凹み18にセットすることができ
る。
【0030】また、支持部材7は樹脂により成形するこ
とができ、その場合のコストは約20〜30円ですみ、
従来の発泡材のコストが約100円以上かかることと比
べて大きなコストダウンが可能である。
【0031】さらに、運搬・輸送時の振動や衝撃によっ
て支持部材7が凹み18に打ち当てられ、万一凹み18
の支持部材7を受けている個所に傷が付いたとしても、
装置使用時には凹み18にエンドフェンスが装着される
ので、傷がユーザの目に触れることがなく、外観を損ね
ることもない。また、傷が付くことを過度に恐れる必要
もないので、製品の梱包時にスキャナを強固に支持した
状態で包装することができる。
【0032】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。図5に示す本発明の他の実施形態において、支持
部材27の下端部両側に軸状突起21、21が形成され
ている。この支持部材27に軸状突起21、21が形成
されていること以外は、図1〜4により説明した前記実
施形態で同様であるので、異なる部分を中心に説明す
る。
【0033】図5に示すように、排紙カバー17に形成
されたエンドフェンス取り付け用の凹み18には、エン
ドフェンス19(図4)の回転軸を嵌め込むための軸穴
20,20が設けられている。そして、上述の支持部材
27の軸状突起21、21は、その大きさや形状及び位
置が軸穴20に対応して設けられており、軸状突起2
1、21を軸穴20,20にはめ込むことができる。そ
の嵌め込みはパッチン止めの要領で行われ、また、取り
外すこともできる。
【0034】本実施形態では、製品の運搬・輸送時には
エンドフェンス19を取り外し、支持部材27の上面に
形成された突起部27a〜27cでアーム5を挟むよう
にはめ込み、支持部材27の下端部を凹み18に勘合さ
せ、軸状突起21、21を軸穴20,20にはめ込む。
【0035】本実施形態においては、支持部材27の上
端側では前記実施形態と同様、突起部27a〜27cに
より位置決めが行われ、支持部材27の下端側では軸状
突起21、21と軸穴20,20の勘合により装置前後
及び左右方向の位置決めが行われる。したがって、本実
施形態では、前記実施形態のように支持部材27の下端
側を接着テープ等で固定する必要がなく、作業性を向上
させ、またコストを低減させることができる。
【0036】なお、本実施形態では、エンドフェンス取
り付け用の凹み18の軸穴20,20に対応する突起2
1、21を支持部材に設けたが、凹み18にエンドフェ
ンス用の軸穴20,20とは別に穴部を設け、これに対
応する突起部を支持部材に設け、両者を勘合させるよう
にしても良い。
【0037】以上本発明を図示の実施形態により説明し
たが、本発明は各実施形態に限定されるものではなく、
支持部材(補強部材)の形状や支持部材に設けた各突起
部の大きさ・形状、あるいはエンドフェンス取り付け用
の凹みの形状や位置など、適宜変更することができるも
のである。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、排紙空間の底部であるプリンタ部上面の
カバー部材に排出用紙を保持するためのエンドフェンス
取り付け用の凹部を設け、該凹部に下端を嵌合させると
ともに上端をスキャナ部の下面に当接させてスキャナ部
を支持する支持部材を脱着可能に設けたので、製品の運
搬・輸送時において低コストに確実にスキャナ部を支持
するとともに、装置使用時には支持部材を取り外すこと
により操作性を損ねることもない。
【0039】また、従来の発泡材によるスキャナ部の支
持と比べて大きなコストダウンが可能である。さらに、
万一凹部に傷が付いたとしても、装置使用時には凹部に
エンドフェンスが装着されるので、傷が目に触れること
がなく、外観を損ねることもない。そして、傷が付くこ
とを過度に恐れる必要もないので、製品の梱包時にスキ
ャナを強固に支持した状態で包装することができる。
【0040】請求項2の構成により、前記凹部に突起部
又は穴部を設け、該突起部又は穴部に対応する穴部又は
突起部を前記支持部材に設け、支持部材の穴部又は突起
部を前記凹部の突起部又は穴部に嵌合させるので、支持
部材を装着した場合の位置決めが確実に行われ、接着テ
ープ等により支持部材を固定する必要がなく、コスト低
減と作業性の向上を図ることができる。
【0041】請求項3の構成により、前記凹部に設けら
れた突起部又は穴部が、前記エンドフェンスを支持する
ための突起部又は穴部であるので、エンドフェンスを支
持するための構造を利用して支持部材を凹部に装着する
ことができ、別途突起部又は穴部を設ける必要がないの
でコストを低減させることができる。また、突起部又は
穴部を別途設けないので外観的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一例の概略を示す
斜視図である。
【図2】その複写機を正面から見た概略図であり、一部
が透視図である。
【図3】その複写機の排紙部空間にセットされる支持部
材を示す斜視図である。
【図4】その複写機の排紙部に設けられるエンドフェン
スを説明する斜視図である。
【図5】本発明の他の実施形態を説明する斜視図であ
る。
【図6】従来の胴内排紙型の画像形成装置の一例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 プリンタ部 2 給紙部 3 スキャナ部 4 排紙部(排紙空間) 5 スキャナ支持アーム(本体構造体) 7,27 支持部材 10 複写機 17 排紙カバー(排紙トレイ) 18 エンドフェンス取り付け用凹み 19 エンドフェンス 20 軸穴(穴部) 21 軸状突起(突起部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキャナ部と、当該スキャナ部の下方に
    配設されたプリンタ部とを有し、且つ前記スキャナ部と
    前記プリンタ部との間に用紙を排紙してスタックするた
    めの排紙空間を有し、該排紙空間の4隅のうちの1隅に
    前記スキャナ部を支持するための支持構造部を持たない
    画像形成装置において、 前記排紙空間の底部である前記プリンタ部上面のカバー
    部材に排出用紙を保持するためのエンドフェンス取り付
    け用の凹部を設け、該凹部に下端を嵌合させるとともに
    上端を前記スキャナ部の下面に当接させてスキャナ部を
    支持する支持部材を脱着可能に設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記凹部に突起部又は穴部を設け、該突
    起部又は穴部に対応する穴部又は突起部を前記支持部材
    に設け、支持部材の穴部又は突起部を前記凹部の突起部
    又は穴部に嵌合させることを特徴とする、請求項1に記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記凹部に設けられた突起部又は穴部
    が、前記エンドフェンスを支持するための突起部又は穴
    部であることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成
    装置。
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