JPH1184797A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1184797A
JPH1184797A JP10195790A JP19579098A JPH1184797A JP H1184797 A JPH1184797 A JP H1184797A JP 10195790 A JP10195790 A JP 10195790A JP 19579098 A JP19579098 A JP 19579098A JP H1184797 A JPH1184797 A JP H1184797A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャナユニットを安定な状態に支持するこ
とができる画像形成装置を得る。 【解決手段】 画像形成部200は第1の面21を有
し、この第1の面の側には、転写紙を排出できる転写紙
排出部が形成され、支持部材を介して画像形成部200
の上方にスキャナユニット100が支持されて転写紙を
排出できる転写紙収納空間300が形成され、この支持
部材は第1の支持部材と第2の支持部材とからなり、ス
キャナユニット100の第2の側縁部は、第1の側縁部
と対向し、転写紙搬送方向に関して下流に位置し、転写
紙収納空間300は、この収納空間300の第1面29
から少なくとも収納空間300の第2面30まで広がっ
ている開放空間である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナユニット
を備えた画像形成装置に関するものであり、複写機、フ
ァクシミリ等に適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、1枚目のコピー時間の短縮な
どの理由により、縦方向、すなわち画像形成装置の上下
方向に紙の搬送経路を形成して、搬送経路を短縮させた
画像形成装置が広く普及している。また、画像形成装置
の設置面積や高さ等を短縮してよりコンパクト化した画
像形成装置が強く望まれている。
【0003】しかしながら、画像形成装置の本体の側面
に取り付けられた排紙スタック部内にA3サイズの転写
紙やダブルレターなどのワイドサイズの転写紙を収納で
きるようにすると、画像形成装置の本体の幅を小さくす
るのには限界がある。
【0004】そこで、画像形成装置の本体の幅をよりコ
ンパクト化するために、排紙スタック部の代わりに、給
紙トレイとスキャナユニットとの間に空間を設けて、こ
の空間内に搬送経路を経た転写紙を収納することができ
るようにした画像形成装置が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記給紙トレイとスキ
ャナユニットとの間の空間に転写紙を排出する形式の画
像形成装置のスキャナユニットは、外周の4辺のうち、
隣り合う2辺が本体に結合されて前記空間の上方に庇状
に支持されている。つまり、スキャナユニットの外周の
残りの2辺は本体に結合されていない。
【0006】このように、スキャナユニットを空間の上
方に庇状に支持しているのは、前記空間の幅をより小さ
くして、装置全体をコンパクト化するためである。つま
り、前記空間の幅をワイドサイズの転写紙までも完全に
収納できる幅にするのではなく、ワイドサイズの転写紙
の場合はその一部が収納空間からはみ出したとしても、
その転写紙を収納するのに支障のない程度に幅を狭くし
て、装置全体をよりコンパクト化しているためである。
【0007】このように、スキャナユニットが空間の上
方に庇状に支持されている画像形成装置は、排紙スタッ
ク部が本体の側面に取り付けられた画像形成装置に比べ
て、本体の幅がより小さく、コンパクト化されてはいる
が、上述のように、外周の4辺のうち隣り合う2辺のみ
が本体に結合され、結合強度が不足しがちで不安定な状
態でスキャナユニットが支持されているため、スキュー
や画像曲がり等が発生し易いという難点がある。
【0008】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたものであり、スキャナユニット
の本体に結合されていない1辺を、この1辺に沿って添
えられた支持部材によって支持することにより、スキャ
ナユニットを安定な状態に支持することができる画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0009】また、横断面がL字型状の支持部材に、ス
キャナユニットの本体に結合されていない1辺を内接さ
せることにより、装置の高さをさらに低くして、よりコ
ンパクト化した画像形成装置を提供することを目的とす
る。さらに、画像形成装置の本体側と、スキャナユニッ
トの本体に結合されていない1辺との間に補強部材を着
脱可能に設けることにより、輸送時の落下や振動などに
よって生じるスキャナユニットの変形などの品質低下を
防止することができる画像形成装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原稿画像を読み取るスキャナユニットと、読み取った画
像を形成する画像形成部とを有する画像形成装置におい
て、上記画像形成部は第1の面を有し、上記画像形成部
の第1の面の側には、予め定められた搬送方向に沿って
転写紙を排出できる十分な広さを有する転写紙排出部が
形成され、支持部材を介して画像形成部の上方にスキャ
ナユニットが支持され、画像形成部とスキャナユニット
との間には、転写紙を排出できる十分な広さを有する転
写紙収納空間が形成され、上記支持部材は、画像形成部
の第1の面の側縁部に配置されて上記スキャナユニット
の第1の側縁部の少なくとも半分を支持する第1の支持
部材と、上記スキャナユニットの第2の側縁部の少なく
とも半分を支持する第2の支持部材とからなり、上記ス
キャナユニットの第2の側縁部は、第1の側縁部と対向
し、上記の予め定められた転写紙搬送方向に関して下流
に位置しており、上記転写紙収納空間は、この収納空間
の第1面から少なくとも収納空間の第2面まで広がって
いる開放空間であることを特徴とする。
【0011】上記転写紙収納空間は、請求項2記載の発
明のように、少なくともA4サイズの転写紙が載置でき
る面を有し、少なくとも転写紙の半分が保持されるよう
にするとよい。上記第1の支持部材は、請求項3記載の
発明のように、少なくとも側壁の一部を形成し、少なく
とも2つの垂直な部材からなるものであってもよい。上
記第2の支持部材は、請求項4記載の発明のように、1
本の垂直部材であってもよい。請求項4記載の発明にお
ける垂直部材の長さは、請求項5記載の発明のようにス
キャナユニットの第2の側縁部の幅の半分以下であって
もよい。請求項1記載の発明における第1の支持部材
は、請求項6記載の発明のようにスキャナユニットの第
2の側縁部の少なくとも半分を支持するための水平部材
を有するものであってもよい。請求項1記載の発明にお
ける第2の支持部材は、請求項7記載の発明のようにス
キャナユニットの第2の側縁部の少なくとも半分を支持
するための水平部材を有するものであってもよい。上記
第2の支持部材はまた、請求項8記載の発明のようにス
キャナユニットの第2の側縁部の全体を支持するための
水平部材を有しているとよい。
【0012】請求項1記載の発明における第3の支持部
材は、請求項9記載の発明のように第1の支持部材と第
2の支持部材を相互に接続するものが望ましい。請求項
10記載の発明のように、請求項1記載の発明における
スキャナユニットの支持構造は、スキャナユニットの4
つのコーナーのうち3つのコーナーだけを支持し、これ
ら3つのコーナーは、それぞれ画像形成部に接続された
垂直部材により支持されているとよい。また、上記スキ
ャナユニットは、請求項11記載の発明のように第1の
側縁部と第2の側縁部の間に第3の側縁部を有し、上記
スキャナユニットの支持構造は、スキャナーの第3の側
縁部の長さ全体を支持する水平部材を有することなく、
スキャナーの第3の側縁部は開放空間の上縁部となって
いるのが望ましい。請求項1記載の発明における第2の
支持部材は、請求項12記載の発明のように2つの接続
部材が互いに接続され、それぞれの接続部材はスキャナ
ユニットに対向する面を有しているものであってもよ
い。
【0013】請求項12記載の発明における第2の支持
部材の第1の接続部材は、請求項13記載の発明のよう
にスキャナユニットの側面に対向するように垂直に方向
付けられ、第2の接続部材は、スキャナユニットの底面
に対向するように水平に方向付けられているとよい。請
求項12記載の発明における第1の接続部材と第2の接
続部材とは、請求項14記載の発明のように互いに直角
をなす方向に接続されているとよい。上記第1の接続部
材と第2の接続部材とは、請求項15記載の発明のよう
に互いに直角に接続され、横断面がL字型状になってい
てもよい。請求項12記載の発明における2つの接続部
材のうちの垂直部材の高さは、請求項16記載の発明の
ようにスキャナユニットの側面の高さよりも小さいのが
望ましい。上記接続部材の垂直部の高さは、請求項17
記載の発明のように80mm以下が望ましい。請求項1
2記載の発明において、2つの接続部材のうちの1つは
請求項18記載の発明のように水平方向の面を有し、も
う一方の接続部材は垂直方向の面を有し、第2の支持部
材の強度は、水平方向の面の幅と垂直方向の面の幅との
比により決まるようにするとよい。
【0014】請求項19記載の発明のように、請求項1
記載の発明において、第2の支持部材は、画像形成装置
に接続される垂直方向の接続部と、スキャナユニットの
下面に接触してスキャナユニットを支持する水平方向の
接続部とからなり、これら垂直方向及び水平方向の接続
部は、円弧を描いて折り曲げられて互いに結合されてい
てもよい。上記第2の支持部材の水平方向の接続部は、
請求項20記載の発明のようにスキャナユニットの底面
に接触する水平方向のへりを有し、上記第2の接続部材
に隣接する垂直方向の接続部は水平方向の接続部材のへ
りに接続され、垂直方向の面を有しているとよい。請求
項16記載の発明における垂直に転写紙を搬送する経路
は、請求項21記載の発明のように非操作モードの間
は、転写紙収納空間の第1の側と反対側に接続可能であ
り、上記取付可能な補強部材は突出部を有し、開放面に
おいて、補強部材の突出部がスキャナユニットに当接し
て支持するようになっていてもよい。請求項1記載の発
明において、取付可能な補強部材は、請求項22記載の
発明のように非操作モードの間は、転写紙収納空間の第
1の側と反対側に接続可能であり、上記取付可能な補強
部材は突出部を有し、開放面において、補強部材の突出
部がスキャナユニットに当接して支持するものであって
もよい。
【0015】請求項23記載の発明は、原稿画像を読み
取るスキャナユニットと、読み取った画像を形成する画
像形成部とを有する画像形成装置において、上記画像形
成部は第1の面を有し、上記画像形成部の第1の面の側
には、予め定められた搬送方向に沿って転写紙を排出で
きる十分な広さを有する転写紙排出部が形成され、支持
部材を介して画像形成部の上方にスキャナユニットが支
持され、画像形成部とスキャナユニットとの間には、転
写紙を排出できる十分な広さを有する転写紙収納空間が
形成され、上記支持部材は、画像形成部の第1の面の側
縁部に配置されて上記スキャナユニットの第1の側縁部
の少なくとも半分を支持する第1の支持部材と、上記ス
キャナユニットの第2の側縁部の少なくとも半分を支持
する第2の支持部材とからなり、上記スキャナユニット
の第2の側縁部は第1の側縁部に対向し、上記の予め定
められた転写紙搬送方向に関して直角方向を向いてお
り、上記転写紙収納空間は、この収納空間の第1面から
少なくとも収納空間の第2面まで広がっている開放空間
であることを特徴とする。
【0016】請求項24記載の発明は、原稿画像を読み
取るスキャナユニットと、読み取った画像を形成する画
像形成部とを有する画像形成装置において、上記画像形
成部は第1の面を有し、上記画像形成部の第1の面の側
には、予め定められた搬送方向に沿って転写紙を排出で
きる十分な広さを有する転写紙排出部が形成され、支持
部材を介して画像形成部の上方にスキャナユニットが支
持され、画像形成部とスキャナユニットとの間には、転
写紙を排出できる十分な広さを有する転写紙収納空間が
形成され、支持部材を介して画像形成部の上方にスキャ
ナユニットが支持され、画像形成部とスキャナユニット
部との間には、転写紙を予め定められた搬送方向に沿っ
て排出できる十分な広さを有する転写紙収納空間が形成
され、上記支持部材は、画像形成部の第1の面の側縁部
に配置されて上記スキャナユニットの第1の側縁部の少
なくとも半分を支持する第1の支持部材と、上記スキャ
ナユニットの第2の側縁部の少なくとも半分を支持する
第2の支持部材とからなり、上記転写紙排出部は、画像
形成部の第1の面と第2の面との間に設けられ、上記ス
キャナユニットの第2の面と第1の面とは対向してお
り、第1の面と第2の面は予め定められた転写紙搬送方
向に関して平行方向に向けられ、上記転写紙収納空間
は、この収納空間の第1面から少なくとも収納空間の第
2面まで広がっている開放空間であることを特徴とす
る。
【0017】請求項25記載の発明は、原稿を読み取る
手段と、転写紙に画像を形成する手段と、転写紙を予め
定められた方向に排出する手段と、画像形成手段の上方
に設けられた読取手段を支持する手段と、上記排出手段
により転写紙が排出された後に、内部の転写紙収納空間
に転写紙を提供する手段と、少なくとも2つの隣接した
開放面を有し、この開放面のどちらからでもオペレータ
ーが転写紙を回収することができる転写紙収納空間を供
給する手段を有することを特徴とする。請求項26記載
の発明は、請求項25記載の発明において、転写紙排出
モードでない場合に、少なくとも2つの隣接した面に沿
った位置で、読取手段を支持する手段を有することを特
徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかる画像形成装置の実施の形態について説明する。
図1は、スキャナユニット100と画像形成部200を
有してなる画像形成装置の例を示している。画像形成部
200において、符号21は画像形成部200の第1の
面、符号22はこの第1の面21に対向する第2の面を
示すものとし、符号23は第3の面、符号24はこの第
3の面23に対向する第4の面を示すものとする。ま
た、スキャナユニット100において、符号25はスキ
ャナユニット100の第1の面、符号26はこの第1の
面25に対向する第2の面を示し、符号27は第3の
面、符号28はこの第3の面27に対向する第4の面を
示す。さらに、スキャナユニット100と画像形成部2
00の間に形成された転写紙収納空間(以下「空間」と
いう)300において、符号29は空間300の第1の
側、符号30はこの第1の面29に対向する第2の側を
示すものとし、符号31は第3の側、符号32はこの第
3の面31に対向する第4の面を示すものとする。
【0019】画像形成部200の上側においてスキャナ
ユニット100を支持するための支持部材として、画像
形成部200の第1の面21の上縁部(以下「側縁部」
という)に配置されてスキャナユニット100の第1の
面25の下縁部(以下「側縁部」という)の少なくとも
半分を支持する第1の支持部材と、スキャナユニット1
00の第2の面26の側縁部の少なくとも半分を支持す
る第2の支持部材とがある。
【0020】第1の支持部材として、図1に示すよう
に、画像形成部200の第1の面21の側縁部に、水平
面に対して垂直に起立した支柱200aが設けられてい
る。この支柱200aの高さは、後述する空間300の
高さとほぼ同じになっている。上記支柱200aの代わ
りに側壁を用いてもよい。図示の実施の形態では、第1
の支持部材は2つの垂直な支柱200aからなり、側壁
の一部を形成している。
【0021】図1に示す実施の形態では、上記画像形成
部200の第1の面21に起立している一対の支柱20
0aの上端間にはフレーム210が渡されていて、原稿
の画像を読み取るスキャナユニット100は、上記フレ
ーム210の上に取り付けられている。従って、図1に
示す実施の形態においては、スキャナユニット100の
支持構造は、スキャナユニット100の4つのコーナー
のうち第1の面25の側縁部の両端のコーナーと、第3
の面27の側縁部と第2の面26とがなすコーナーの3
つのコーナーだけが、画像形成部200に接続された支
柱200aにより支持された構造となっている。
【0022】スキャナユニット100の第2の面26の
側縁部は、後述する第2の支持部材400により支持さ
れている。従って、スキャナユニット100の第1の面
25の側縁部及び第2の面26の側縁部が支持されるこ
とにより、スキャナユニット100と画像形成部200
との間に空間300が形成されている。この空間300
は、後述するように、搬送経路に沿って搬送された転写
紙を収納する、いわゆる排紙部となっている。
【0023】なお、第1の支持部材と第2の支持部材と
の間に第3の支持部材を設け、第1の支持部材と第2の
支持部材とを相互に接続し、スキャナユニット100の
第3の面27の側縁部を支持するようにしてもよい。こ
の第3の支持部材は、スキャナ100の第3の面の側縁
部の長さ全体を支持する水平部材は有さず、スキャナー
100と画像形成部200の間は開放されることとな
る。
【0024】次に、画像形成部200について説明す
る。図7に示すように、画像形成部200の上下方向中
央部で、上記第1の面21に近寄った位置には、感光体
ドラム1が設けられている。感光体ドラム1の周辺に
は、帯電手段2、クリーニング手段3、レーザ光学系
4、トナー供給部5、現像手段6、転写手段7、および
定着手段8等が所定の順序で適宜配置されている。
【0025】感光体ドラム1は、反時計方向に定速回転
し、帯電手段2により所定の電位に均一に帯電される。
帯電された感光体ドラム1上には、レーザ光学系4内に
配置された光源から出射し、偏向器によって等角速度的
に偏向された光束が、結像レンズ、反射ミラー等の結像
光学系を介することによって結像すると共に主走査方向
に走査され露光される。この主走査と、感光体ドラム1
の回転による副走査により、原稿画像に対応した静電潜
像が感光体ドラム1の表面に形成される。
【0026】上記静電潜像は現像手段6によって現像さ
れる。すなわち、現像手段6によってトナー供給部5か
ら供給されたトナーが上記静電潜像に付着し、感光体ド
ラム1の表面に可視像が形成される。この可視像は、後
述する搬送経路に沿って搬送された転写紙に転写手段7
によって転写される。像が転写された転写紙は、定着手
段8によって像が定着され、定着後は、後述する空間3
00内に排出される。転写後の感光体ドラム1の表面
は、クリーニング手段3によって除電され、さらにクリ
ーニングされる。
【0027】次に、搬送経路に沿って搬送される転写紙
の搬送動作について説明する。図7に示すように、転写
紙は、画像形成部200内の下方に設けられている給紙
トレイ10から給紙される。給紙トレイ10は、画像形
成装置の本体に着脱可能なものであり、図7には、給紙
トレイ10が本体に装填された状態を示している。この
給紙トレイ10内に積み重ねられた転写紙は、給紙トレ
イ10の底部に設けられた底板10aによって上方に押
し付けられるとともに、給紙トレイ10内の最上の転写
紙が給紙ローラ11に接触する。そして、給紙ローラ1
1の回転(図において反時計方向)とともに、分離パッ
ド12によって給紙トレイ10内の転写紙が1枚ずつ分
離されながら、レジストローラ13まで下から上に向か
って搬送される。
【0028】その後、感光体ドラム1上の可視像と同期
するようにタイミングがとられて、転写手段7に搬送さ
れる。転写手段7はレジストローラ13の上方にあっ
て、転写紙は上方に搬送される。転写手段7に搬送され
た転写紙は、上述のように、転写手段7によって可視像
が転写される。転写紙はさらに転写手段7の上方にある
上記定着手段8に搬送されて、ヒータを内蔵した定着ロ
ーラ8aと、この定着ローラ8aに圧接対向した加圧ロ
ーラ8bとの間で可視像が定着される。その後、排紙ロ
ーラ対14によって、可視像が定着された面を下にして
空間300内に排出される。このように、転写紙の搬送
経路は、図7において画像形成部200の右側に縦方向
に向かって形成されている。
【0029】なお、給紙トレイ10に積み重ねられた転
写紙のみでなく、画像形成部200に突出させて第2の
給紙トレイ10’を設け、この給紙トレイ10’に積み
重ねられた転写紙も、上述のようにして搬送させること
ができる。
【0030】次に、転写紙収納空間である空間300に
ついて説明する。上述のように、空間300は、スキャ
ナユニット100が画像形成部200の支柱200a上
に支持されることによって画像形成部200とスキャナ
ユニット100との間に形成されているものである。前
述のように、スキャナユニット100の4辺のうち、図
1における第1の面25の側縁部は、支柱200aによ
って画像形成部200に結合されているが、第2の面2
6の側縁部と第4の面28の側縁部は装置本体から離間
している。従って、上記空間300の第2の面側および
第4の面側は開放された状態になっている。また、空間
300の高さは、排紙部に排出された転写紙を取り出す
のに支障を来すことがなく、かつ、装置全体が高くなり
すぎない程度に設定されている。
【0031】この空間300は、給紙トレイ10あるい
は給紙トレイ10’から搬送経路に沿って搬送された転
写紙を収納する、いわゆる排紙部となっている。図7に
示すように、この空間300には少なくともA4サイズ
の転写紙を載置することができる底部300aを有して
いる。この底部300aの広さは、使用可能な最大の転
写紙の広さの少なくとも半分を保持可能な広さになって
いる。底部300aは排紙ローラ側が低くなるように傾
斜していて、この底部300a上に搬送経路を経た転写
紙が、可視像が定着された面を下にして順次に積み重ね
られる。
【0032】上述のように、転写紙は、縦方向(図7に
おいて下から上に向かって)に伸びた搬送経路に沿って
搬送されて空間300に収納されるが、この縦方向に伸
びた搬送経路は、図7に示すように、感光体ドラム1の
右側に形成されている。従って、搬送経路に沿って下か
ら上に搬送された転写紙は、図7において右側から左側
に向けて空間300の底部300a上に収納される。こ
のように、縦方向に伸びた搬送経路を感光体の右側に形
成しているのは、図7において空間300の前側及び左
側が開放された状態になっているからである。
【0033】仮に、搬送経路を感光体の左側に形成し
て、この搬送経路に沿って転写紙を搬送させ、上記空間
300に収納するようにした場合、A3サイズ等のワイ
ドサイズの転写紙は、転写紙の搬送方向前側の一端が、
上記支柱200aに衝突するとともに、転写紙の搬送方
向後側の一端が、画像形成部200内に残存している状
態になってしまう。従って、A3サイズ等のワイドサイ
ズの転写紙を完全に空間300の底部300a上に収納
しようとすると、上記排紙部の左右方向の寸法を大きく
しなければならず、コンパクト化が可能なことを特徴と
するこの種の画像形成装置の利点が損なわれてしまう。
【0034】本発明の目的の1つは、画像形成装置の本
体をコンパクト化することである。装置本体の幅、従っ
て、空間300の幅も当然に、ワイドサイズの転写紙ま
でも完全に空間300内に収納できる幅にすると、装置
が大型化する。そこで、ワイドサイズの転写紙の場合
は、完全に空間300内に収納することができないが、
空間300の転写紙の排出方向前側、すなわち図1にお
いて空間300の第2の面30側及び第4の面32側を
開放し、ワイドサイズの転写紙も支障のないように空間
300に収納できるようにしている。つまり、図8に示
すようにワイドサイズの転写紙は、その転写紙の排出方
向前側の一端部が、装置本体からはみ出した状態で空間
300に積み重ねられながら収納される。なお、図7に
おいて搬送経路を感光体の左側に形成する場合には、空
間300の前側および右側を開放した形にすればよい。
【0035】次に、本発明の特徴である第2の支持部材
について説明する。図1に示すように、スキャナユニッ
ト100の第2の面26の側縁部には、この側縁部に沿
って第2の支持部材400が添えられている。この支持
部材400は、後端部が画像形成部200に固定され、
いわゆる片持ち支持されている。
【0036】第2の支持部材400は、2つの接続部材
33と接続部材34とを有し、第1の接続部材33と第
2の接続部材34とは、互いに直角をなすように折り曲
げられている。従って、第2の支持部材400は横断面
がL字型状となっている。図2に示すように、第2の支
持部材400は、その長さ方向の中間部において円弧を
描いて折り曲げられることにより、スキャナユニット1
00の下面に接触してスキャナユニット100を支持す
る水平方向の接続部400aと、画像形成部200に接
続される垂直方向の接続部400bとからなっている。
【0037】第2の支持部材400の水平方向の接続部
400aは、スキャナユニット100の底面に接触する
水平方向のへりである第2の接続部材34と、スキャナ
ユニット100の側面に接触する垂直方向のへりである
第1の接続部材33とを有する。第2の支持部材400
の垂直方向の接続部400bは、水平方向の接続部40
0aに円弧状の折り曲げ部を介して連続し、第1の接続
部材33及び第2の接続部材34も、水平方向の接続部
400aと垂直方向の接続部400bとに連続してい
る。
【0038】第2の支持部材400は、垂直方向の接続
部400bが画像形成部200に固定されて立ち上が
り、水平方向の接続部400aがキャナユニット100
の第2の面26に沿って延びている。上記水平方向の接
続部400aを形成する第1の接続部材33と第2の接
続部材34に、それぞれスキャナユニット100の第2
の面26とこの第2の面26に隣接する下縁部とが内接
するとともに、適宜の結合手段によって上記水平方向の
接続部400aとスキャナユニット100とが結合され
ている。第2の支持部材400は、スキャナユニット1
00の第2の面26の側縁部の少なくとも半分を支持す
るための水平方向の接続部400aを有している。従っ
て、上記水平方向の接続部400aは、スキャナユニッ
ト100の第2の面26の側縁部の全体を支持するもの
であってもよい。この支持部材400は、横断面の縦寸
法bが例えば60mm以上に設計されている。支持部材
400の横断面の縦寸法bを60mm以上にするのは、
スキューや画像曲がり等の発生を防止することができる
最低限度の強度を確保するためである。なお、第2の支
持部材400の強度は、第2の接続部材34の幅と第1
の接続部材33の幅との比により決定される。
【0039】このように、スキャナユニット100の第
1の面25の側縁部が画像形成部200第1の面21の
側縁部に結合され、さらに、スキャナユニット100の
上記第1の面25の側縁部に対向する第2の面26の側
縁部が、第2の支持部材400によって支持されている
ため、支持部材が取り付けられていない従来の画像形成
装置に比べて、スキャナユニット100を安定な状態に
支持することができる。これにより、スキャナユニット
100が不安定な状態で支持されているときに生じるス
キューや画像曲がり等の発生を防止することができる。
さらに、第2の支持部材400によって支持されるスキ
ャナユニット100の第2の面26の側縁部は、予め設
定されている前記転写紙搬送路による搬送方向に関し、
転写紙搬送路の終端にある転写紙排出部よりも下流側に
ある。また、図7に示すように、上記転写紙搬送路は転
写紙排出部と同じ側に形成されている。
【0040】図1に示す例では、支持部材400は、ス
キャナユニット100の第2の面26の側縁部を支持す
るようになっているが、支持部材400の一端を装置本
体の第1の面のうち第4の面側に隣接した位置で固定
し、スキャナユニット100の第4の面28の側縁部を
支持してもよい。また、図8に示すように、上記支持部
材400を、転写紙を取り出すことができる開口が形成
された側壁で形成することも考えられるが、転写紙の取
り出しの容易性等を考えると、上述のような棒状に形成
した方が望ましい。
【0041】次に、第2の支持部材400を、図1〜図
3に示す実施の形態とは異なった態様で用いた図4に示
す実施の形態について説明する。図1に示す実施の形態
では、第2の支持部材400の水平方向の接続部400
aを形成する第1の接続部材33と第2の接続部材34
に、スキャナユニット100の第2の面26とこの第2
の面26に隣接する下縁部とを内接させた形態になって
いた。これに対して図4に示す実施の形態では、第2の
支持部材400は、その第1の接続部材33が第2の接
続部材34から垂下して断面逆L字状になっており、水
平面をなす第2の接続部材34上にスキャナユニット1
00の第2の面26に隣接する下縁部が載せられ、適宜
の結合手段で相互が結合されている。
【0042】図4に示す実施の形態においても、支持部
材400は、その横断面の縦寸法bを例えば60mm以
上に設計する必要があるため、上記空間300の必要な
高さをhとした場合、空間300の底部300aからス
キャナユニット100の底面までの高さをb+hの高さ
にしなければならない。従って、支持部材400の横断
面の縦寸法b分だけ画像形成装置の本体が高くなってし
まう。そこで、より本体の高さを低くして、画像形成装
置の本体のコンパクト化を図るためには、図1〜図3に
示すように、スキャナユニット100の一側縁部を支持
部材400に内接させた形態にすることが望ましい。
【0043】一方、図1〜図3に示す実施の形態によれ
ば、図3に示すように、スキャナユニット100の第2
の面26から上記支持部材400の板厚寸法c分だけ突
出している。これに対して図4に示す実施の形態によれ
ば、支持部材400の第2の接続部材34上にスキャナ
ユニット100の下縁部が載せられて結合されているた
め、上記寸法c分の突出を回避することが可能であり、
その分画像形成装置の投影平面の面積、換言すれば設置
面積を小さくすることができる。
【0044】図3に示すように、スキャナユニット10
0自体の高さ寸法すなわち厚さ寸法Bは、通常80mm
以上に設計されているため、上記支持部材400の横断
面の縦寸法bは、80mm又はそれ以下にして、スキュ
ーや画像曲がり等の発生を防止するのに十分な強度が得
られるようにする。上記支持部材400の横断面の縦寸
法bをスキャナユニット100の高さ寸法Bと同じにし
ても、画像形成装置本体の高さには影響しない。画像形
成装置本体の高さに影響するのは、支持部材400の厚
さcであるからである。
【0045】次に、本発明のさらに別に実施の形態につ
いて説明する。図5および図6に示す実施の形態では、
画像形成装置の本体側、例えば、画像形成部200の側
壁には、ネジ孔200dが適宜数形成されている。図示
の例では、本体の高さ方向に平行に二つのネジ孔200
dが形成されている。また、符号450は、断面L字型
状の板材で形成された補強部材を示しており、この補強
部材450の1辺には、2つの孔450aが形成されて
いる。
【0046】取付可能な補強部材450は、非操作モー
ドの間は、転写紙収納空間300の第1の側39と反対
側の第2の側40のスキャナ100と画像形成部200
の間に接続可能であり、この補強部材450の上部に突
出部35が設けられ、この突出部35がスキャナユニッ
ト100の底面に当接して支持するようになっている。
【0047】この補強部材450は、着脱可能に設ける
ことができるものであり、画像形成部200の側壁に形
成された各ネジ孔200dと、補強部材450の1辺に
形成された各孔450aとを重ね合わせ、この状態で、
上記ネジ孔にネジ500、500がそれぞれねじ込まれ
ることによって、画像形成部200の側壁に取り付けら
れる。図6に示すように、補強部材450が画像形成部
200に取り付けられた状態で、補強部材450の突出
部35がスキャナユニット100の底面に当接してスキ
ャナユニット100の荷重を支えている。この荷重を支
える場所は、スキャナユニット100の装置本体に結合
されていない側縁部である。
【0048】この補強部材450は、上記スキャナユニ
ット100を保護するために取り付けられるものであ
る。上述のように、上記スキャナユニット100は、ス
キャナユニット100の第1の面25側および第3の面
27側の側縁部が画像形成装置本体の画像形成部200
上に結合され、さらに、スキャナユニット100の第2
の面26の側縁部が支持部材400によって支持されて
いるが、残りの1辺は支持されていないため、使用時の
スキューや画像曲がり等の発生を防止することはできて
も、輸送時の衝撃や振動などによって生じる変形などの
品質低下を防止することは困難である。そこで、この補
強部材450によって、輸送時の衝撃や振動などによっ
て生じる変形などの品質低下を防止し、上記スキャナユ
ニット100を保護している。画像形成装置を使用する
ときは、補強部材450を取り外す。
【0049】上記のような着脱式の補強部材に代えて、
又はこの補強部材とともに、画像形成装置を搬送し又は
移動させる場合などに、必要に応じて画像形成部200
とスキャナユニット100とを結合し、通常の使用時は
結合を解除して画像形成装置本体内又は本体外側などに
退避する、作りつけの補強部材を設けてもよい。
【0050】図1、図4に示す実施の形態では、スキャ
ナユニットの第2の面26の側縁部は第1の面25の側
縁部と対向し、上記第2の面26の側縁部は、予め設定
された転写紙搬送方向に関して直角方向を向いている
が、相対向する上記第1の面25と第2の面26との間
に転写紙排出部を設けるとともに、上記第1の面25と
第2の面26を、予め設定された転写紙搬送方向に関し
て平行に向けてもよい。なお、第2の支持部材は1本の
垂直部材であってもよく、その場合、垂直部材の幅はス
キャナユニットの第2の側縁部の長さの半分以下にする
のが望ましい。
【0051】
【発明の効果】請求項1〜11記載の発明によれば、画
像形成部とその上方のスキャナユニットとの間に転写紙
収納空間を有してなる画像形成装置において、スキャナ
ユニットの第1の側縁部の少なくとも半分を第1の支持
部材で、スキャナユニットの第2の側縁部の少なくとも
半分を第2の支持部材で支持したため、スキャナユニッ
トを安定に保持することができ、スキャナユニットが不
安定な状態で支持されているときに生じるスキューや画
像曲がり等がなく、品質の良い画像を得ることができ
る。
【0052】請求項12〜20記載の発明によれば、第
2の支持部材は、スキャナユニットの二つの面に対向す
る二つの接続部材を有しており、この二つの接続部材は
L字状をなしているなど、機械的強度を十分に確保する
ことができるように考慮されているため、スキャナユニ
ットを画像形成部の上方において強固にかつ安定に支持
することができる。
【0053】請求項21記載の発明によれば、転写紙を
垂直に搬送するとともに、この搬送経路を画像形成部の
転写紙排出部と同じ側に形成したため、垂直方向の転写
紙搬送経路内で転写紙に画像が形成され、画像が形成さ
れた転写紙が上記排出部から排出されるのと同時に転写
紙収納部に収納されることになり、転写紙搬送経路が単
純でその占める空間が少なく、画像形成装置のコンパク
ト化、設置投影面積の縮小化を図ることができる。
【0054】請求項22記載の発明によれば、画像形成
装置を使用しないときに、転写紙収納空間の開放部にお
いて、スキャナユニットを支持して補強する補強部材を
設けたため、画像形成装置の運搬中あるいは移動中など
に衝撃や振動などが加わっても、スキャナユニットの破
損、変形などを防止することができる。
【0055】請求項23〜26記載の発明によっても、
以上説明した効果と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像形成装置の実施の形態を示
す斜視図である。
【図2】本発明の画像形成装置に適用可能な支持部材を
示す部分斜視図である。
【図3】上記支持部材とスキャナユニットとの接面状態
を示す断面図である。
【図4】本発明にかかる画像形成装置の別の実施の形態
を示す斜視図である。
【図5】本発明にかかる画像形成装置のさらに別の実施
の形態を示す斜視図である。
【図6】上記実施の形態に適用可能な補強部材とスキャ
ナユニットとの接面状態を示す断面図である。
【図7】本発明にかかる画像形成装置の画像形成部の構
成を示す断面図である。
【図8】本発明にかかる画像形成装置の実施の形態の一
例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 給紙トレイ 10’ 給紙トレイ 100 スキャナユニット 200 画像形成部 200a 第1の支持部材としての支柱 300 転写紙収納空間 300a 転写紙収納空間の底部 400 第2の支持部材 400a 水平方向の接続部 400b 垂直方向の接続部 450 補強部材

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取るスキャナユニット
    と、 読み取った画像を形成する画像形成部とを有する画像形
    成装置において、 上記画像形成部は第1の面を有し、 上記画像形成部の第1の面の側には、予め定められた搬
    送方向に沿って転写紙を排出できる十分な広さを有する
    転写紙排出部が形成され、 支持部材を介して画像形成部の上方にスキャナユニット
    が支持され、画像形成部とスキャナユニットとの間に
    は、転写紙を排出できる十分な広さを有する転写紙収納
    空間が形成され、 上記支持部材は、画像形成部の第1の面の側縁部に配置
    されて上記スキャナユニットの第1の側縁部の少なくと
    も半分を支持する第1の支持部材と、上記スキャナユニ
    ットの第2の側縁部の少なくとも半分を支持する第2の
    支持部材とからなり、 上記スキャナユニットの第2の側縁部は、第1の側縁部
    と対向し、上記の予め定められた転写紙搬送方向に関し
    て下流に位置しており、 上記転写紙収納空間は、この収納空間の第1面から少な
    くとも収納空間の第2面まで広がっている開放空間であ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    転写紙収納空間は、少なくともA4サイズの転写紙が載
    置できる面を有し、少なくとも転写紙の半分が保持され
    ることを特徴とする。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、
    第1の支持部材は少なくとも側壁の一部を形成し、少な
    くとも2つの垂直な部材からなることを特徴とする。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像形成装置において、
    第2の支持部材は1本の垂直部材であることを特徴とす
    る。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像形成装置において、
    垂直部材の幅はスキャナユニットの第2の側縁部の長さ
    の半分以下であることを特徴とする。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の画像形成装置において、
    第1の支持部材は、スキャナユニットの第1の側縁部の
    少なくとも半分を支持するための水平部材を有すること
    を特徴とする。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の画像形成装置において、
    第2の支持部材は、スキャナユニットの第2の側縁部の
    少なくとも半分を支持するための水平部材を有すること
    を特徴とする。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の画像形成装置において、
    第2の支持部材は、スキャナユニットの第2の側縁部の
    全体を支持するための水平部材を有することを特徴とす
    る。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の画像形成装置において、
    第3の支持部材は、第1の支持部材と第2の支持部材を
    相互に接続することを特徴とする。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の画像形成装置におい
    て、スキャナユニットの支持構造はスキャナユニットの
    4つのコーナーのうち3つのコーナーだけを支持し、こ
    れら3つのコーナーは、それぞれ画像形成部に接続され
    た垂直部材により支持されていることを特徴とする。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の画像形成装置におい
    て、スキャナユニットは第1の側縁部と第2の側縁部の
    間に第3の側縁部を有し、 前記支持構造は、スキャナーの第3の側縁部の長さ全体
    を支持する水平部材を有していないため、スキャナーの
    第3の側縁部は開放空間の上縁部となっていることを特
    徴とする。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の画像形成装置におい
    て、第2の支持部材は、2つの接続部材が互いに接続さ
    れ、それぞれの接続部材はスキャナユニットに対向する
    面を有していることを特徴とする。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の画像形成装置におい
    て、第2の支持部材の第1の接続部材は、スキャナユニ
    ットの側面に対向するように垂直に方向付けられ、第2
    の接続部材は、スキャナユニットの底面に対向するよう
    に水平に方向付けられていることを特徴とする。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の画像形成装置におい
    て、第1の接続部材と第2の接続部材とは、互いに直角
    をなす方向に接続されていることを特徴とする。
  15. 【請求項15】 請求項12記載の画像形成装置におい
    て、第1の接続部材と第2の接続部材とは、互いに直角
    に接続され、横断面がL字型状であることを特徴とす
    る。
  16. 【請求項16】 請求項12記載の画像形成装置におい
    て、2つの接続部材のうちの垂直部材の高さは、スキャ
    ナユニットの側面の高さよりも小さいことを特徴とす
    る。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の画像形成装置におい
    て、接続部材の垂直部の高さは80mm以下であること
    を特徴とする。
  18. 【請求項18】 請求項12記載の画像形成装置におい
    て、2つの接続部材のうちの1つは水平方向の面を有
    し、もう一方の接続部材は垂直方向の面を有し、 第2の支持部材の強度は、水平方向の面の幅と垂直方向
    の面の幅との比により決まることを特徴とする。
  19. 【請求項19】 請求項1記載の画像形成装置におい
    て、 第2の支持部材は、 画像形成装置に接続される垂直方向の接続部と、 スキャナユニットの下面に接触してスキャナユニットを
    支持する水平方向の接続部とからなり、 これら垂直方向及び水平方向の接続部は、円弧を描いて
    折り曲げられて互いに結合されていることを特徴とす
    る。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の画像形成装置におい
    て、 第2の支持部材の水平方向の接続部は、スキャナユニッ
    トの底面に接触する水平方向のへりを有し、 上記第2の接続部材に隣接する垂直方向の接続部は水平
    方向の接続部材のへりに接続され、垂直方向の面を有し
    ている。
  21. 【請求項21】 請求項16記載の画像形成装置におい
    て、 垂直に転写紙を搬送する経路は、画像形成部の転写紙排
    出部と同じ側に形成されていることを特徴とする。
  22. 【請求項22】 請求項1記載の画像形成装置におい
    て、 取付可能な補強部材は、非操作モードの間は、転写紙収
    納空間の第1の側と反対側に接続可能であり、 上記取付可能な補強部材は突出部を有し、開放面におい
    て、補強部材の突出部がスキャナユニットに当接して支
    持することを特徴とする。
  23. 【請求項23】 原稿画像を読み取るスキャナユニット
    と、 読み取った画像を形成する画像形成部とを有する画像形
    成装置において、 上記画像形成部は第1の面を有し、 上記画像形成部の第1の面の側には、予め定められた搬
    送方向に沿って転写紙を排出できる十分な広さを有する
    転写紙排出部が形成され、 支持部材を介して画像形成部の上方にスキャナユニット
    が支持され、画像形成部とスキャナユニットとの間に
    は、転写紙を排出できる十分な広さを有する転写紙収納
    空間が形成され、 上記支持部材は、画像形成部の第1の面の側縁部に配置
    されて上記スキャナユニットの第1の側縁部の少なくと
    も半分を支持する第1の支持部材と、上記スキャナユニ
    ットの第2の側縁部の少なくとも半分を支持する第2の
    支持部材とからなり、 上記スキャナユニットの第2の側縁部は第1の側縁部に
    対向し、上記の予め定められた転写紙搬送方向に関して
    直角方向を向いており、 上記転写紙収納空間は、この収納空間の第1面から少な
    くとも収納空間の第2面まで広がっている開放空間であ
    ることを特徴とする画像形成装置。
  24. 【請求項24】 原稿画像を読み取るスキャナユニット
    と、 読み取った画像を形成する画像形成部とを有する画像形
    成装置において、 上記画像形成部は第1の面を有し、 上記画像形成部の第1の面の側には、予め定められた搬
    送方向に沿って転写紙を排出できる十分な広さを有する
    転写紙排出部が形成され、 支持部材を介して画像形成部の上方にスキャナユニット
    が支持され、画像形成部とスキャナユニットとの間に
    は、転写紙を排出できる十分な広さを有する転写紙収納
    空間が形成され、 支持部材を介して画像形成部の上方にスキャナユニット
    が支持され、画像形成部とスキャナユニット部との間に
    は、転写紙を予め定められた搬送方向に沿って排出でき
    る十分な広さを有する転写紙収納空間が形成され、 上記支持部材は、画像形成部の第1の面の側縁部に配置
    されて上記スキャナユニットの第1の側縁部の少なくと
    も半分を支持する第1の支持部材と、上記スキャナユニ
    ットの第2の側縁部の少なくとも半分を支持する第2の
    支持部材とからなり、 上記転写紙排出部は、画像形成部の第1の面と第2の面
    との間に設けられ、 上記スキャナユニットの第2の面と第1の面とは対向し
    ており、第1の面と第2の面は予め定められた転写紙搬
    送方向に関して平行方向に向けられ、 上記転写紙収納空間は、この収納空間の第1面から少な
    くとも収納空間の第2面まで広がっている開放空間であ
    ることを特徴とする画像形成装置。
  25. 【請求項25】 原稿を読み取る手段と、 転写紙に画像を形成する手段と、 転写紙を予め定められた方向に排出する手段と、 画像形成手段の上方に設けられた読取手段を支持する手
    段と、 上記排出手段により転写紙が排出された後に、内部の転
    写紙収納空間に転写紙を提供する手段と、 少なくとも2つの隣接した開放面を有し、この開放面の
    どちらからでもオペレーターが転写紙を回収することが
    できる転写紙収納空間を供給する手段を有することを特
    徴とする画像形成装置。
  26. 【請求項26】 請求項25記載の画像形成装置におい
    て、 転写紙排出モードでない場合に、少なくとも2つの隣接
    した面に沿った位置で、読取手段を支持する手段を有す
    ることを特徴とする。
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