JP2002255359A - シート位置規制積載装置とこの装置を備えた画像記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カセットに積載されたシートに損傷を与える
ことなく、速やかにシート端部の整合を行うこと。 【解決手段】 シート位置規制積載装置１は、シートが
積載されるカセット３と、カセット３に移動可能に設け
られてシートの端部の位置規制をするサイドガイド２１
と、を備え、サイドガイド２１は、シートの端部を規制
する規制部６が形成された本体２８と、本体の下部でシ
ート側に突出してシートの端部を支持するシート積載部
２５と、このシート積載部２２からシート側に突出して
カセット３のシート積載面２４より下方に伸びたシート
すくい上げ斜面２２ａ、２９ａ，２９ａが形成されたリ
ブ２２，２９，２９とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザによってシ
ートの積載整合が行われるシート位置規制積載装置と、
この装置を装置本体に備えてシートに画像を記録するプ
リンタ、ファクシミリ、複写機、およびこれらの複合機
等の画像記録装置とに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、シート位置規制積載装置は、シー
トを取り扱う装置、例えば、画像記録装置の装置本体に
備えられていることが多い。

【０００３】画像記録装置には、画像情報に基づいて記
録ヘッドを移動して、普通紙や、厚紙、普通紙の代用品
である樹脂製の薄いもの等のシート上に、ドットからな
る画像を記録する形式のものがある。また、画像記録装
置は、記録方式によって、インクジェット式、ワイヤド
ット式、サーマル式、電子写真式等に分けられる。

【０００４】画像記録装置の装置本体にシートを供給す
る方法としては、シートを１枚ずつ手差しによって供給
する方法と、自動シート供給装置によって自動的かつ連
続的に供給する方法とがある。

【０００５】自動シート供給装置は、カセットに積載さ
れた１枚または複数枚のシートを１枚ずつ分離して、シ
ート搬送路に供給するシート分離供給動作を積載された
シートがなくなるまで自動的に繰り返すようになってい
る。

【０００６】自動シート供給装置は、カセットに積載さ
れたシートをシート搬送路に供給するとき、シートが供
給方向に対して斜めになる（スキューする）ことを防止
する必要がある。このため、自動シート供給装置は、シ
ートを整合して積載するシート位置規制積載装置を備え
ている。シート位置規制積載装置は、カセットに積載さ
れたシートのシート供給方向に沿った端部を位置規制す
るサイドガイドをカセットに備えている。このサイドガ
イドは、シートのサイズに応じて位置を変更することが
できるようになっており、カセットから送り出されるシ
ートが斜めになって送り出されないようにカセットの側
壁と協働してシートを挟んでシート端部を規制してい
る。

【０００７】また、シート位置規制積載装置は、画像記
録装置の画像記録部に供給したシートの記録開始位置に
ばらつきが生じないように、カセットに積載されたシー
トの積載位置を規制するエンドガイドを有している。こ
のエンドガイドも、シートのサイズに応じて、位置を調
節できるようにカセットに設けられて、シートのシート
供給方向の上流側端部を規制し、シートの供給スタート
位置が常時同じになるようにしている。

【０００８】そして、従来のサイドガイドには、図１１
に示すように、案内片１０２が設けられている。この案
内片１０２は、カセットに積載されたシートの内、最も
下になっているシートまで、確実に整合するため、シー
トをすくい上げて、シート規制部１０４にシートが当接
できるようにシートの端部を案内する部材である。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】しかし、ユーザがサイ
ドガイド１０１を移動させて、カセット１０３上のシー
トの端部に当接させるとき、案内片１０２の先端がシー
トの端部に当接してシートの端部を潰したり、シートの
角を折ったりして、シートに損傷を与えることがある。

【００１０】このため、ユーザは、サイドガイドをシー
トサイズに応じた所定の位置近くに一旦停止させて、シ
ートを案内片１０２の上に置いてから、再度移動させ
て、シート端部の整合と位置決めを行わなければならな
かった。したがって、従来のサイドガイドによるシート
端部の整合と位置決めは、一気に行うことができず、操
作上の煩わしさがあった。

【００１１】なお、エンドガイドもサイドガイドと同様
な形状をしており、同様な問題が生じていた。

【００１２】本発明は、シート積載手段に積載されたシ
ートに損傷を与えることなく、速やかにシート端部の整
合を行うことのできるシート位置規制積載装置と、この
装置を本体に備えた画像記録装置とを提供することを目
的としている。

【００１３】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のシート位置規制積載装置は、シートが積載
されるシート積載手段と、前記シート積載手段に移動可
能に設けられて前記シートの端部の位置規制をする位置
規制手段と、を備え、前記位置規制手段は、前記シート
の端部を規制する規制部が形成された本体と、前記本体
の下部で前記シート側に突出して前記シートの端部を支
持する端部支持部材と、前記端部支持部材から前記シー
ト側に突出して前記積載手段のシート積載面より下方に
伸びたシートすくい上げ斜面が形成された端部案内部材
とを有している。

【００１４】本発明のシート位置規制積載装置の前記端
部案内部材は、前記位置規制手段の移動方向と交差する
方向に複数配設されている。

【００１５】本発明のシート位置規制積載装置の前記複
数の端部案内部材の内、前記本体の中間部に近い端部案
内部材のすくい上げ傾斜面は、他の端部案内部材のすく
い上げ傾斜面よりも前記シート側に接近している。

【００１６】本発明のシート位置規制積載装置の前記端
部案内部材は、前記位置規制手段の移動方向と交差する
方向に沿って挿入されるシートの先端を案内するシート
挿入案内斜面を有している。

【００１７】本発明のシート位置規制積載装置の前記端
部案内部材は、前記位置規制手段の移動方向と交差する
方向に沿って一方の側から挿入されるシートの先端を案
内するシート挿入案内斜面と、他方の側から挿入される
シートの先端を案内するシート挿入案内斜面とを有して
いる。

【００１８】上記目的を達成するため、本発明の画像記
録装置は、上記いずれか１項に記載のシート位置規制積
載装置と、前記シート位置規制積載装置から供給された
シートに画像を記録する画像記録手段と、を備えてい
る。

【００１９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態のシート
位置規制積載装置と、この装置を装置本体に備えた画像
記録装置の一例であるインクジェットプリンタとを、図
に基づいて説明する。

【００２０】なお、シート位置規制積載装置は、インク
ジェットプリンタのみならず、複写機、ファクシミリ、
およびこれらの複合機等の他の画像記録装置の本体にも
装備することできる。したがって、シート位置規制積載
装置が設けられる装置は、インクジェットプリンタに限
定されるものではない。

【００２１】（インクジェットプリンタ）図１は、イン
クジェットプリンタ３１の概略正面断面図である。図１
において、シート供給ローラ３２は、シート位置規制積
載装置１のカセット３に位置規制されて整合積載された
シートＳを、矢印方向に回転して摩擦力によってカセッ
ト３から図の右方向に送り出す。

【００２２】そして、カセット３のシート供給方向の下
流端に形成された分離傾斜板１１が、シートの先端を受
け止めてシートＳを斜め上方に案内する。このとき、分
離傾斜板１１は、シートが複数枚重なっているとき、シ
ートがシート供給ローラ３２から受ける摩擦力と分離傾
斜板１１から受ける抵抗力の差の違いにより、シートを
分離して、１枚ずつ反転ローラ３３とローラガイド３４
との隙間に案内する。

【００２３】反転ローラ３３とローラガイド３４は、カ
セット３から出たシートを回転と案内によって、レジス
トローラ対３５，３６に送る。レジストローラ対３５，
３６は、回転を停止しており、停止した状態でシートの
先端を受け止めて、シートを撓ませる。シートは撓むこ
とによって斜行しているとき、その斜行を真っ直ぐに矯
正される。その後、レジストローラ対３５，３６は、始
動回転して、シートを記録ヘッド（画像記録手段）３７
に送り込む。記録ヘッド３７は、支持軸４１，４１上を
移動してシートに画像を記録する。最後に、拍車３８と
排出ローラ３９とがシートを上ケース４０上に排出す
る。

【００２４】これによって、インクジェットプリンタ３
１によるシートに対する画像記録動作が完了する。

【００２５】なお、以上のインクジェットプリンタ３１
は、後述する、シートの端部に損傷や折り曲げを生じさ
せることのないシート位置規制積載装置１を備えている
ので、シートのジャム発生が防止されて、シートに画像
を確実にプリントすることができるようになっている。

【００２６】（シート位置規制積載装置）図１におい
て、シート位置規制積載装置１は、インクジェットプリ
ンタ３１の本体４２内に装備されている。

【００２７】図２において、シート位置規制積載装置１
は、主に、シートが積載されるカセット（シート積載手
段）３と、カセット３に移動可能に設けられてシートの
端部の位置規制をするサイドガイド（位置規制手段）２
１、およびエンドガイド２（位置規制手段）とを備えて
いる。

【００２８】カセット３は、インクジェットプリンタ３
１の本体４２に着脱可能に装備されるようになってい
る。

【００２９】サイドガイド２１は、カセット３に積載さ
れたシートをシート供給ローラ３２でシート搬送路に供
給するとき、シートが供給方向に対して斜めになること
を防止するため、カセットに積載されたシートのシート
供給方向に沿った端部を位置規制するようになってい
る。

【００３０】エンドガイド２は、インクジェットプリン
タ３１の記録ヘッド３７に供給したシートの記録開始位
置にばらつきが生じないように、シートのシート供給方
向の上流側端部を規制して、シートの供給スタート位置
が常時同じになるようにするために設けられている。

【００３１】図２、図３において、サイドガイド２１
は、サイドガイド本体２８と本体２８の下部に設けられ
たシート積載部（端部支持部材）２５とによって断面Ｌ
字状に形成されている。

【００３２】サイドガイド２１は、シート積載部２５の
底面に設けられたガイド固定用爪１０を、カセット３に
貫通して形成されたスライド溝４に貫通させて、カセッ
ト３の底面に引っ掛けることで、シートの幅方向（シー
ト供給方向に対して交差する方向）に移動可能にカセッ
ト３に取り付けられている。

【００３３】サイドガイド２１は、シートの斜行を防ぐ
ため、ユーザが、カセット３にシートを積載後、ユーザ
に移動させられて、サイドガイド本体２８のシート規制
リブ（規制部）６をシート給送方向に沿ったシート側端
部Ｓａ（図４参照）に押し付けられて、シート規制リブ
６とカセット３の側壁３ａとでシートＳを挟み込んで位
置規制をするようになっている。

【００３４】サイドガイド２１のシート積載部２５のシ
ート側である先端２５ａには、３つのすくい上げリブ
（以下、単に「リブ」という）（端部案内部材）２２，
２３，２３がシート側に突設されている。その内、中央
のリブ２２はスライド溝４に、残り２つのリブ２９はリ
ブ用溝２３，２３に係合している。スライド溝４は、爪
１０を貫通させてカセット３の底面に係合させるため、
カセット３を貫通した貫通溝であるが、リブ用溝２３
は、カセット３の強度を増すため断面Ｕ字状の有底溝で
ある。

【００３５】カセット３とサイドガイド２１とには、互
いに噛合可能な歯部５，９が設けられている。歯部５，
９が噛み合うことによって、シートサイズに応じた所望
の位置にサイドガイド２１を位置決めすることができる
ようになっている。

【００３６】サイドガイド２１のシート規制リブ６の反
対側には、つまみ７が設けられている。つまみ７は、図
示しない弾性リブによってサイドガイド２１の本体２８
に繋がっており、本体２８と一緒につまんで、本体２８
側に押圧すると、弾性リブが変形して、本体２８側に倒
れて、そして、離すと弾性リブによって元の位置に戻る
ようになっている。歯部９はつまみ７の下部に設けてあ
る。歯部９は弾性リブを間にしてつまみ７と反対方向に
設けてある。

【００３７】つまみ７を本体２８と一緒につまむと、つ
まみ７はシート規制リブ６側の下方にほぼ回転移動し
て、歯部９をシート規制リブ６と反対方向上方にほぼ回
転移動させる。サイドガイド２１の歯部９が上方に移動
することによって、歯部９は、カセット３の歯部５から
外れる。これによって、サイドガイド２１はスライド溝
４，２３，２３に沿って移動可能になる。サイドガイド
２１をシートのサイズに応じた所望の位置に移動した
後、つまみ７の押圧を解除すると、つまみ７は、弾性リ
ブの弾力によって、元の状態に復帰し、歯部９をカセッ
ト３の歯部５に噛合させる。これによって、サイドガイ
ド２１は、所望の位置に位置決めされる。

【００３８】３つのリブ２２，２９，２９のうち中央の
リブ２２は、シート積載部２５に形成されたガイド位置
決め凸部２６とも一体に形成されている。リブ２２の一
部分と、ガイド位置決め凸部２６は、スライド溝４に係
合して、サイドガイド２１の回転を規制し、かつサイド
ガイド２１がシートの供給方向に移動しないように移動
規制している。

【００３９】図４は、サイドガイド２１をシートに押し
当てようとする場合のリブ２２の働きをシート規制部の
法線、およびシート積載面の法線と直交する方向から見
た場合の模式図である。

【００４０】リブ２２は、シート側端面を斜面形状と
し、シートをすくい上げることができるようにシートす
くい上げ斜面２２ａを有している。シートすくい上げ斜
面２２ａの先端側の一部分は、スライド溝４内に収まっ
て、カセット３のシート積載面２４より下方に位置して
いる。これにより、サイドガイド２１をシートＳの端部
に押し付けたとき、リブ２２のシートすくい上げ斜面２
２ａがシートＳを下からすくい上げるので、シート積載
部２５の先端２５ａが、シートＳの端部Ｓａに突き当た
って、端部Ｓａを潰したり、折り曲げたりするようなこ
とがない。

【００４１】なお、サイドガイド２１の両端近くに設け
られたリブ２９，２９にも、シートすくい上げ斜面２９
ａが形成されており、その先端側の一部分も、スライド
溝４内に収まって、カセット３のシート積載面２４より
下方に位置している。

【００４２】３つのリブ２２，２９，２９の内、中央の
リブ２２は、両端のリブ２９，２９よりもシート側に突
出してシートに接近している。このため、中央のリブ２
２がシートの中央部分を先にすくい上げて、シートとシ
ート積載面２４との間に多少の隙間を形成し、その後、
その隙間に両端のリブ２９，２９が進入してシートの両
端部分をすくい上げながらシートの下面に進入するよう
になっている。

【００４３】したがって、サイドガイド２１は、左右両
端までの全域に渡ってシートを確実にすくい上げて、シ
ート積載部２５の先端２５ａによる、シート端部Ｓａの
押し潰し、折り曲げを防止することができる。

【００４４】また、３つのリブ２２，２９，２９の内、
中央のリブ２２のシートすくい上げ斜面２２ａがシート
に最も近い位置にあるので、３つのシートすくい上げ斜
面２２ａ，２９ａ，２９ａが同時にシートに当たること
がなく、シートの持ち上げ抵抗が大きくならないように
している。

【００４５】さらに、サイドガイド２１にリブ２２，２
９，２９が３つ形成されて、各々がスライド溝４、溝２
３，２３に案内されて移動するようになっているため、
サイドガイド２１をほとんど傾かせることなく、カセッ
ト３のシート積載面３ａ上を円滑に移動させることがで
きる。

【００４６】また、サイドガイド２１は、シートの持ち
上げ抵抗が少ないことと、カセット３のシート積載面３
ａ上を円滑に移動することから、従来と異なって、一気
にシートの端部の整合を行うことができて、シートの整
合を速やかに行うことができる。

【００４７】なお、シートのサイズによっては、シート
すくい上げ斜面２２ａ，２９ａ、２９ａを一直線状に配
設させても、シートの持ち上げ抵抗が大きくならない場
合がある。

【００４８】また、サイドガイド２１に３つのリブが形
成されているが、図６、図７に示すサイドガイド１２
（位置規制手段）のように、リブは、中央のリブ２２だ
け備えていてもよい。特に、サイズの小さいシートを整
合するときには、中央のリブ２２を１つだけ備えていて
もよい。

【００４９】ところで、図８に示すように、シートを束
状にしてカセット３に挿入することがある。すなわち、
サイドガイド２１をあらかじめシートのサイズに応じた
所定の位置の近くまで移動させた後、シートをシート積
載部２５上を滑らして、挿入することがある。ところ
が、リブ２２はシート積載部２５から突出しているた
め、図１０に示すように、リブ２２の両脇が垂直になっ
ていると、その垂直面５０にシートの挿入先端が引っか
かり、シートを挿入するのが難しい。また、シートの先
端に損傷が生じたり、折り曲げが生じたりする。

【００５０】そこで、本実施形態のサイドガイド２１の
リブ２２には、図９に示すように、サイドガイド２１の
移動方向に対して交差する方向に傾斜したシート挿入案
内面２２ｂが形成してある。しかも、シート挿入案内面
２２ｂは、ユーザがシートを図８に示すように挿入する
場合と、その反対側から挿入する場合とがあるため、傾
斜方向を異にして１対形成されている。したがって、図
９に示すように、リブ２２の上部の断面形状は、ほぼ山
状に形成されている。

【００５１】サイドガイド２１の両端近くに形成されて
いるリブ２９にも、中央のリブ２２と同様にシートすく
い上げ斜面２９ａ、シート挿入案内面２９ｂ，２９ｂが
形成されている。

【００５２】いずれのシート積載案内面２２ｂ，２２
ｂ，２９ｂ，２９ｂは、断面山形状に形成されている
が、ほぼ半円形、あるいはほぼ台形であってもよい。

【００５３】また、エンドガイド２にもサイドガイド２
１と同様に、リブを備え、そのリブにシートすくい上げ
斜面と、シート挿入案内面とを形成してもよい。

【００５４】

【発明の効果】本発明のシート位置規制積載装置は、積
載手段のシート積載面より下方に伸びたシートすくい上
げ斜面が形成された端部案内部材を有しているので、位
置規制手段をシート側に移動しシートに押し当てるとき
に、シートの下面より下方からすくい上げ斜面がシート
をすくい上げるので、シートの端部に損傷を与えたり角
折れを生じさせたりすることなく、シートを確実に、か
つ速やかに整合することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態の画像記録装置であるインク
ジェットプリンタの概略正面断面図である。

【図２】シート位置規制積載装置の斜視図である。

【図３】サイドガイドの斜視図である。 （ａ） サイドガイドを上方から見た斜視図である。 （ｂ） サイドガイドをひっくり返した斜視図である。

【図４】サイドガイドの移動方向と平行な側面図であ
り、サイドガイド両端近くのリブを省略した図である。

【図５】サイドガイドをリブ側から見た図であり、一部
省略した図である。

【図６】他の実施形態のサイドガイドの斜視図である。

【図７】図６のサイドガイドをリブ側から見た図であ
り、一部省略した図である。

【図８】カセットにシートを挿入するときのカセットと
シートとの斜視図である。

【図９】図８に示すようにシートをカセットに挿入する
ときの中央のリブの斜視図である。

【図１０】リブにシート挿入案内面を形成した理由を説
明するための図である。

【図１１】従来例のサイドガイド斜視図である。

【符号の説明】

Ｓ シート Ｓａ 側端部 １ シート位置規制積載装置 ２ エンドガイド（位置規制手段） ３ カセット（シート積載手段） ３ａ 側壁 ４ スライド溝 ５ カセット側のロック用歯部 ６ シート規制リブ（規制部） ７ つまみ ９ エンドガイド側のロック用歯部 １２ サイドガイド（位置規制手段） ２１ サイドガイド（位置規制手段） ２２ シートすくい上げリブ（端部案内部材） ２２ａ シートすくい上げ斜面 ２２ｂ シート挿入案内面 ２３ シートすくい上げリブ用の溝 ２４ カセットのシート積載面 ２５ サイドガイドのシート積載部（端部支持部
材） ２５ａ 先端部 ２６ ガイド位置決め凸部 ２７ シートすくい上げリブ側面 ２８ サイドガイド本体 ２９ シートすくい上げリブ（端部案内部材） ２９ａ シートすくいあげ斜面 ２９ｂ シート挿入案内面 ３１ インクジェットプリンタ（画像記録装置） ３７ 記録ヘッド（画像記録手段）

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 シートが積載されるシート積載手段と、 前記シート積載手段に移動可能に設けられて前記シート
   の端部の位置規制をする位置規制手段と、を備え、 前記位置規制手段は、前記シートの端部を規制する規制
   部が形成された本体と、前記本体の下部で前記シート側
   に突出して前記シートの端部を支持する端部支持部材
   と、前記端部支持部材から前記シート側に突出して前記
   積載手段のシート積載面より下方に伸びたシートすくい
   上げ斜面が形成された端部案内部材とを有していること
   を特徴とするシート位置規制積載装置。
2. 【請求項２】 前記端部案内部材は、前記位置規制手段
   の移動方向と交差する方向に複数配設されていることを
   特徴とする請求項１に記載のシート位置規制積載装置。
3. 【請求項３】 前記複数の端部案内部材の内、前記本体
   の中間部に近い端部案内部材のすくい上げ傾斜面は、他
   の端部案内部材のすくい上げ傾斜面よりも前記シート側
   に接近していることを特徴とする請求項２に記載のシー
   ト位置規制積載装置。
4. 【請求項４】 前記端部案内部材は、前記位置規制手段
   の移動方向と交差する方向に沿って挿入されるシートの
   先端を案内するシート挿入案内斜面を有していることを
   特徴とする請求項１ないし３の内、いずれか１項に記載
   のシート位置規制積載装置。
5. 【請求項５】 前記端部案内部材は、前記位置規制手段
   の移動方向と交差する方向に沿って一方の側から挿入さ
   れるシートの先端を案内するシート挿入案内斜面と、他
   方の側から挿入されるシートの先端を案内するシート挿
   入案内斜面とを有していることを特徴とする請求項１な
   いし３の内、いずれか１項に記載のシート位置規制積載
   装置。
6. 【請求項６】 請求項１ないし５の内、いずれか１項に
   記載のシート位置規制積載装置と、 前記シート位置規制積載装置から供給されたシートに画
   像を記録する画像記録手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置。