JPH04361948A - はがきフィーダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、日本語ワードプロセッ
サ等のプリンタにはがきを自動的に給排紙するはがきフ
ィーダに関する。

【０００２】

【従来の技術】以下に従来のはがきフィーダについて説
明する。

【０００３】図２および図３に示すように、数枚重ねて
セットされたはがき１は、本体２に取付けられた押圧ば
ね３によって支点２２で動く給紙ガイド４を介して給紙
ローラ５に圧接されている。

【０００４】給紙ローラ５と溝が切られている排紙ロー
ラ７は、フィードローラ６と同軸上に固定されたフィー
ダ連結ギア８、プリンタフレーム９に取付けられた２個
のフィーダ連結中間ギア１０、本体２に取付けられた駆
動伝達ギア１１、排紙ローラ７と同軸上に固定された排
紙ローラギア１２、本体２に取付けられた給紙ローラ中
間ギア１３、給紙ローラ５と同軸上にワンウェイクラッ
チを介して取付けられた給紙ローラギア１４によって駆
動される構成である。

【０００５】フィードローラ６は、ピンチローラ１５，
１６を保持するピンチローラホルダ１７を介してピンチ
ローラスプリング１８によって圧接されている。

【０００６】図中の２０はストック部２３から排紙ガイ
ド曲り部２４までの長さが往復はがきに対応した長さに
設定された排紙ガイドである。

【０００７】以上のように構成されたはがきフィーダに
ついて、以下その動作を説明する。フィードローラ６が
フィーダ連結ギア８と反対側に取付けられたギア，ギア
列およびモータ（いずれも図示せず）によって矢印Ｊで
示した方向に回転すると、前述のギア列によって給紙ロ
ーラ５は矢印Ｋで示した方向に、排紙ローラ７は矢印Ｌ
で示した方向に回転する。

【０００８】給紙ローラ５が矢印Ｋで示した方向に回転
することにより、数枚重ねてセットされていたはがき１
は本体２に設けたリブ２５によって１枚ずつにさばかれ
、はがき１ａは矢印Ａで示した方向に移動してフィード
ローラ６へ送られる。

【０００９】フィードローラ６とピンチローラ１５に挟
まれるところまで給紙ローラ５によって送られたはがき
１ｂは、フィードローラ６によって印字開始点まで送ら
れる。

【００１０】印字開始点まで送られたはがき１ｂはキャ
リッジ１９によって印字され、印字終了後フィードロー
ラ６によって次の印字点まで矢印Ｂで示す方向に送られ
、再びキャリッジ１９によって印字される。この動作を
印字内容すべてが印字されるまで繰り返される。

【００１１】印字がすべて終了したはがき１ｃは、その
先端が排紙ガイド曲げ部２４までの長さが往復はがきに
対応した長さに設定された排紙ガイド２０によって矢印
Ｃで示す方向に案内されながら排紙ローラ７で送られ、
はがき１ｄはストック部２３にストックされる。

【００１２】通常はがきを使用した場合、１枚目のはが
き１ｄは問題なく排出されるが１枚目のはがき１ｄがカ
ールしていると、図４（ａ）に示すように、矢印Ｄで示
した方向に送られてきた２枚目のはがき１ｅの先端が１
枚目のはがき１ｄを矢印Ｅで示した方向に排紙ガイド曲
げ部２４のところまで押し上げてしまい、低湿環境下で
は、図４（ｂ）に示すように、はがき１ｄの弾性力が増
し排紙ガイド２０から矢印Ｆで示した方向に飛び出すこ
とがある。

【００１３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、排紙ガイド２０上にストックされた１枚
目のはがき１ｄが排紙ローラ７で送られてきた２枚目の
はがき１ｅによって排紙ガイド２０上を押し上げられて
排紙ガイド曲げ部２４で支えられて湾曲度を増し、生じ
た弾性力によって、排紙ガイド２０上から飛び出すとい
う問題点を有していた。

【００１４】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、印字されたはがきが排紙ガイドから飛びださずに
重なった状態でストック部に収蔵されるはがきフィーダ
を提供することを目的とする。

【００１５】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のはがきフィーダは、プリンタから送りだされ
たはがきと接する表面が波形状の凹凸面に形成された排
紙ガイドを備えた構成を有している。

【００１６】

【作用】この構成によって、１枚目に排出されたはがき
が２枚目に排出されるはがきの先端によって押し上げら
れていくとき、１枚目のはがきが排紙ガイドの表面の凹
凸に沿ってゆさぶられることとなる。

【００１７】

【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。

【００１８】本発明の一実施例を示す図１および図２で
は、従来例と同一部品に同一番号を付して説明は省略す
る。

【００１９】図１および図２に示すように、ストック部
２３から排紙ガイド曲げ部２４までの長さが往復はがき
に対応した長さに設定された排紙ガイド２１は、波形状
に形成された凹凸面を備えている。

【００２０】以上のように構成されたはがきフィーダに
ついて以下その動作を説明する。従来例と同じ動作につ
いては説明を省略する。

【００２１】印字がすべて終了し排出された１枚目のは
がき１ｆ（破線にて図示）は、フィードローラ６によっ
て曲げられて送られるため膨らんだ状態でストックされ
ている。このため、２枚目に排出されるはがき１ｇの先
端が１枚目のはがき１ｆの膨らみの下側にあたり、はが
き１ｆは矢印Ｇで示した方向に押し上げられようとする
が、１枚目のはがき１ｆの先端が接する排紙ガイド２１
の凹凸面の形状に沿って矢印Ｈで示した方向にゆさぶら
れるように動く。この動きによって、２枚目のはがき１
ｇの先端は１枚目のはがき１ｆの膨らみの下側に当たっ
ているその引っ掛かりが外れる。したがってはがき１ｆ
は２枚目のはがき１ｇの先端で排紙ガイド曲げ部２４ま
で押し上げられることなく、２枚目のはがき１ｇの排出
が１枚目のはがき１ｆの膨らみを越えた時点でストック
部２３まで落ちてくる。

【００２２】以上のように本実施例によれば、排出され
たはがきと接する排紙ガイド２１の表面に波形状の凹凸
面を設けることにより、１枚目のはがき１ｆが２枚目に
排出されるはがき１ｇの先端によって押し上げられてい
くとき、１枚目のはがき１ｆが排紙ガイド２１の表面の
凹凸形状に沿ってゆさぶられるように動くので、２枚目
のはがき１ｇの先端では、排紙ガイド曲げ部２４まで押
し上げることができず、２枚目のはがき１ｇが排出終了
後にストック部２３まで落ちてくるので、はがきが排紙
ガイド２１から飛び出さず、印字が終了したはがきを重
ねてストック部２３に収蔵することができる。

【００２３】

【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に本発明は、プリンタから送りだされたはがきと接する
表面が波形状の凹凸面に形成された排紙ガイドを備えた
構成により、印字されたはがきが排紙ガイドから飛び出
すことなくストック部に重なった状態で収蔵できる優れ
たはがきフィーダを実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例のはがきフィーダの要部の概
念を示した断面略図

【図２】はがきフィーダおよびプリンタの各ローラを駆
動するギヤの構成を示した断面略図

【図３】従来のはがきフィーダの要部の概念を示した断
面略図

【図４】同はがきフィーダの印字終了後に排出されるは
がきの動きを示した要部断面図

【符号の説明】

１　　はがき ７　　排紙ローラ ２１　　排紙ガイド ２３　　ストック部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】はがきを１枚ずつ自動的にプリンタに給紙
   し、前記プリンタによる印字終了後に前記プリンタから
   送りだされた１枚目のはがきを排紙ガイド上に、２枚目
   以降のはがきをその前に排紙されたはがき上に重ねてス
   トックするはがきフィーダであって、前記プリンタから
   送りだされたはがきと接する表面が波形状の凹凸面に形
   成された排紙ガイドを備えたはがきフィーダ。