JPH11263164A - 車両用点滅回路 - Google Patents

車両用点滅回路

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JPH11263164A
JPH11263164A JP6742098A JP6742098A JPH11263164A JP H11263164 A JPH11263164 A JP H11263164A JP 6742098 A JP6742098 A JP 6742098A JP 6742098 A JP6742098 A JP 6742098A JP H11263164 A JPH11263164 A JP H11263164A
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JP
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switch
circuit
control circuit
lamp
turn signal
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JP6742098A
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Masakatsu Ishida
昌克 石田
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Mitsuba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御回路の起動方式を工夫して暗電流を低減
すると共に、最適なインピーダンス設計によりEMC耐
性を向上させ、発振動作のフィードバック方式を工夫し
て回路動作の簡単化とコスト低減が可能な車両用点滅回
路を提供する。 【解決手段】 自動車などの車両のハザードランプを兼
ねたターンシグナルランプの点滅回路であって、運転者
により操作されるスイッチ機構1、スイッチ機構1に連
動して制御する制御機構2、スイッチ機構1および制御
機構2に連動して表示するランプ機構3から構成され、
ターンシグナルスイッチT/S−SWまたはハザードス
イッチHAZ−SWのON/OFFに連動して、制御回
路IC1に接続されるトランジスタT1のON/OFF
を制御することにより、ターンシグナルスイッチT/S
−SW、ハザードスイッチHAZ−SWで制御回路IC
1の電源をON/OFFでき、未使用時の暗電流を0m
Aにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの車両
のハザードランプを兼ねたターンシグナルランプの点滅
回路技術に関し、特にランプ点滅の発振動作を制御する
制御回路の起動方式として好適な車両用点滅回路に適用
して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者が検討した技術として、従来、
自動車などの車両のハザードランプを兼ねたターンシグ
ナルランプの点滅回路に関する技術としては、たとえば
特許公報第2636021号に記載される技術などが挙
げられる。この特許公報の技術は、図3に示すように、
ターンシグナルスイッチT/S−SWおよびハザードス
イッチHAZ−SWと、発振動作の制御を行う集積回路
からなる制御回路IC11と、ターンシグナルスイッチ
T/S−SWまたはハザードスイッチHAZ−SWの投
入により駆動するリレーRL11,RL12およびトラ
ンジスタT11〜T13と、リレーRL11,RL12
のコイルの励磁により点滅するターンシグナルランプS
LR11,SLL11などから構成されている。
【0003】この構成において、たとえばターンシグナ
ルスイッチT/S−SWの投入時には、リレーRL1
1,RL12のいずれか一方側のみが駆動されて、左右
のターンシグナルランプSLR11,SLL11のいず
れか一方側の点滅動作が制御回路IC11により制御さ
れる。また、ハザードスイッチHAZ−SWの投入時に
は、リレーRL11,RL12がともに駆動されて、左
右のターンシグナルランプSLR11,SLL11の点
滅動作が制御回路IC11により同期して制御される。
これにより、ハザードスイッチHAZ−SWの投入時に
おける左右のターンシグナルランプSLR11,SLL
11の点滅に同期ずれの発生しない技術として有効とな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な特許公報の技術においては、集積回路からなる制御回
路がバッテリに直接接続されているため、暗電流が問題
となる。すなわち、図3において、バッテリBATの電
源側は制御回路IC11の6番ピンに接続され、1番ピ
ンが抵抗R11を介してグランドに接地されているため
に暗電流が大きくなり、これはバッテリ上がりの原因と
考えられる。
【0005】さらに、図3に示すように、ターンシグナ
ルスイッチT/S−SW、ハザードスイッチHAZ−S
WのON/OFF動作、リレーRL11,RL12のO
N/OFF動作をフィードバックすることで発振動作を
行っているが、2つのノードN1,N2をフィードバッ
クする方式のために、トランジスタT12,T13など
の接続によって回路も複雑になり、コスト的にも不利と
なることが考えられる。
【0006】また、従来技術として、制御回路を高イン
ピーダンス設計することで、暗電流を低減する手法も見
られるが、EMC(ElectroMagnetic Compatibility )
耐性の点で不利になっている。すなわち、電磁波ノイズ
を吸収するためには制御回路内に容量分が必要であり、
あまりインピーダンスを高くしても目的とするノイズ対
策の容量分と合わなくなり、インピーダンスに関する暗
電流の低減とEMC耐性の向上との相反する問題点も発
生している。
【0007】そこで、本発明の目的は、集積回路からな
る制御回路の起動方式を工夫して暗電流を低減するとと
もに、最適なインピーダンス設計によりEMC耐性を向
上させ、さらに発振動作のフィードバック方式を工夫し
て回路動作の簡単化とコスト低減が可能な車両用点滅回
路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用点滅回路
は、たとえばターンシグナルスイッチ、ハザードスイッ
チなどのランプ点滅スイッチと、このランプ点滅スイッ
チの投入により起動動作および発振動作の制御を行う制
御回路と、ランプ点滅スイッチの投入および制御回路の
起動動作の制御により駆動するリレー手段と、このリレ
ー手段のコイルの励磁および制御回路の発振動作の制御
により点滅するランプと、ランプ点滅スイッチの投入に
連動して制御回路の起動を行うスイッチ手段とを有する
ものである。
【0009】また、前記制御回路は集積回路からなり、
スイッチ手段により制御回路の起動を行う起動信号と、
制御回路によりリレー手段のコイルの励磁を行う駆動信
号とをフィードバックして発振動作を制御するようにし
たものである。
【0010】よって、前記車両用点滅回路によれば、ラ
ンプ点滅スイッチの投入に連動して制御回路を起動させ
る方式を採用し、このランプ点滅スイッチにより制御回
路の電源をON/OFFできるようにしたことで、未使
用時の暗電流を低減することができる。この結果、回路
動作に最適なインピーダンス設計を可能とし、EMC耐
性の点で有利になり、また高価な省電力タイプの集積回
路による制御回路も必要とすることがない。
【0011】また、前記の暗電流を低減するための起動
信号と、リレー手段を駆動するための駆動信号とをフィ
ードバックする方式により、回路動作の簡単化を図るこ
とができ、さらに同じ部品に複数の役割を持たせること
で、コストを低減することも可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施の形態である車両用
点滅回路を示す回路図、図2は本実施の形態の車両用点
滅回路に用いられる制御回路を示すブロック図である。
【0014】まず、図1により本実施の形態の車両用点
滅回路の構成を説明する。
【0015】本実施の形態の車両用点滅回路は、たとえ
ば自動車などの車両のハザードランプを兼ねたターンシ
グナルランプの点滅回路とされ、運転者により操作され
るスイッチ機構1と、このスイッチ機構1に連動して制
御する制御機構2と、スイッチ機構1および制御機構2
に連動して表示するランプ機構3とから構成され、スイ
ッチ機構1は運転席の近傍、ランプ機構3は車両の前後
左右にそれぞれ配置され、また制御機構2は基板に搭載
されて車両内部に内蔵されている。
【0016】スイッチ機構1には、エンジンを始動させ
るためのイグニションスイッチIGN−SW、車両の進
行方向を表示させるためのターンシグナルスイッチT/
S−SW、非常時の表示用として使用するためのハザー
ドスイッチHAZ−SW、逆流防止用のダイオードD1
〜D3などが設けられている。
【0017】このスイッチ機構1のイグニションスイッ
チIGN−SW、ハザードスイッチHAZ−SWの共通
端子cはバッテリBATの電源側に接続されるととも
に、制御機構2の電源用端子Bに接続されている。イグ
ニションスイッチIGN−SWの可動端子aは、この可
動端子側から順方向に接続されたダイオードD1を介し
てターンシグナルスイッチT/S−SWの共通端子cに
接続されている。
【0018】また、ターンシグナルスイッチT/S−S
Wの第1可動端子aは、制御機構2のスイッチ機構用端
子SRに接続されている。この端子SRには、ハザード
スイッチHAZ−SWの可動端子aもこの可動端子側か
ら順方向に接続されたダイオードD2を介して接続され
ている。ターンシグナルスイッチT/S−SWの第2可
動端子bは、制御機構2のスイッチ機構用端子SLに接
続されている。この端子SLには、ハザードスイッチH
AZ−SWの可動端子aもこの可動端子側から順方向に
接続されたダイオードD3を介して接続されている。
【0019】制御機構2には、スイッチ機構1の投入に
より起動動作および発振動作などを制御する集積回路か
らなる制御回路IC1、スイッチ機構1の投入および制
御回路IC1の起動動作の制御により駆動するリレーR
L1,RL2、スイッチ機構1の投入に連動して制御回
路IC1の起動を行うスイッチ手段であるNPN型のト
ランジスタT1、スイッチ機構1の投入により駆動する
NPN型のトランジスタT2、逆流防止用のダイオード
D4〜D8、抵抗R1〜R7およびコンデンサC1など
が設けられている。抵抗R6とコンデンサC1は時定数
設定用、抵抗R7はランプ断線検出用として用いられて
いる。
【0020】この制御機構2の制御回路IC1には、た
とえば図2に示すように、入力検出回路4、電圧検出回
路5、発振回路6、バッファ回路7などが内蔵されてい
る。この制御回路IC1は8ピンの端子を備えており、
それぞれ8番ピンが入力検出用、7番ピンが電圧検
出用、5番ピンと4番ピンが時定数設定用、3番ピ
ンが出力用、6番ピンと2番ピンが電源用、1番
ピンが接地用となっている。
【0021】この制御回路IC1の6番ピン、2番ピ
ンは電源用端子Bに接続され、また1番ピンは抵抗
R1を介してトランジスタT1のコレクタに接続され、
このトランジスタT1のエミッタがグランドに接地され
た接地用端子Eに接続されている。このトランジスタT
1のベースには、スイッチ機構用端子SRまたはSLか
ら、それぞれダイオードD4,D5を介し、さらに共通
に抵抗R2を介して接続されている。また、このトラン
ジスタT1のコレクタは、抵抗R3,R4を介して制御
回路の8番ピンに接続されている。
【0022】また、制御回路の3番ピンは、この3番
ピン側から順方向に接続されたダイオードD6を介して
抵抗R3とR4との接続ノードに接続されるとともに、
抵抗R5を介してトランジスタT2のベースに接続され
ている。このトランジスタT2のコレクタには、スイッ
チ機構用端子SRまたはSLにそれぞれ接続されたリレ
ーRL1,RL2のコイルが接続され、またエミッタは
接地用端子Eに接続されている。それぞれのリレーRL
1,RL2のコイルの両端にはダイオードD7,D8が
それぞれ接続されている。
【0023】さらに、制御回路IC1の5番ピンと4
番ピン、4番ピンと2番ピンとの間には、それぞ
れ時定数設定用の抵抗R6、コンデンサC1が接続さ
れ、この抵抗R6とコンデンサC1との時定数による充
電/放電により発振周期が設定され、ランプ機構3の点
滅周期が決定されるようになっている。また、制御回路
IC1の7番ピンには、一端が電源用端子Bに接続さ
れたランプ断線検出用の抵抗R7が接続され、この抵抗
R7の電圧検知によりランプ機構3の断線が検出される
ようになっている。さらに、この制御回路IC1の7番
ピンには、それぞれのリレーRL1,RL2の常開接
点の固定端子cが接続され、また可動端子aはランプ機
構用端子LR,LLにそれぞれ接続されている。
【0024】ランプ機構3には、リレーRL1,RL2
のコイルの励磁および制御回路IC1の発振動作の制御
によりそれぞれ点滅し、ハザードランプを兼ねたターン
シグナルランプSLR1,SLL1などが設けられてい
る。それぞれのターンシグナルランプSLR1,SLL
1は、一方が制御機構2のランプ機構用端子LR,LL
にそれぞれ接続され、他方が接地されて、制御機構2の
制御回路IC1に接続された抵抗R6とコンデンサC1
との時定数に基づいて点滅周期が決定されるようになっ
ている。
【0025】次に、本実施の形態の作用について、始め
に車両用点滅回路の動作について、スイッチ機構1の操
作によるランプ機構3の点滅動作を説明する。
【0026】(0).この車両用点滅回路の動作において、
たとえばターンシグナルスイッチT/S−SWを投入し
て、共通端子cと一方の第1可動端子aとを接触させて
ONにした場合には、一方のリレーRL1が関係して右
側のターンシグナルランプSLR1が点滅し、逆に共通
端子cと他方の第1可動端子bとを接触させてONにし
た場合には、他方のリレーRL2が関係して左側のター
ンシグナルランプSLL1が点滅する。
【0027】また、ハザードスイッチHAZ−SWを投
入して、共通端子cと可動端子aとを接触させてONに
した場合には、両方のリレーRL1,RL2が関係して
右側と左側とのターンシグナルランプSLR1,SLL
1が同時に点滅する。
【0028】以下の説明においては、主にハザードスイ
ッチHAZ−SWを投入した場合を説明し、ターンシグ
ナルスイッチT/S−SWの投入に関しては()内に説
明を付記し、(/)内の前段は共通端子cと第1可動端
子aとの接触、後段は共通端子cと第2可動端子bとの
接触による動作を示すものとする。
【0029】(1).ハザードスイッチHAZ−SW(ター
ンシグナルスイッチT/S−SW)をONすると、ダイ
オードD4,D5を介してトランジスタT1にベース電
流が流れてトランジスタT1がONとなる。なお、この
ハザードスイッチHAZ−SWをONするまでは制御回
路IC1の電源はOFF状態であり、暗電流が流れない
状態となっている(同様に、ターンシグナルスイッチT
/S−SWについても、ONするまでは、たとえイグニ
ションスイッチIGN−SWがONとなっていても、制
御回路IC1の電源は暗電流が流れないOFF状態とな
っている)。
【0030】これによって、制御回路IC1がトランジ
スタT1を介してグランドに接地されて作動するととも
に、制御回路IC1の8番ピンの電位がグランドレベ
ル、すなわちLレベルとなり、内部の入力検出回路4を
介して発振回路6が作動し、バッファ回路7を介して制
御回路IC1の3番ピンからHレベルの信号が出力さ
れ、抵抗R5を介してトランジスタT2がONしてリレ
ーRL1,RL2(RL1/RL2)のコイルが励磁さ
れ、ターンシグナルランプSLR1,SLL1(SLR
1/SLL1)が点灯するとともにダイオードD6、抵
抗R4を介して制御回路IC1の8番ピンにHレベル
の信号が入力されて、発振回路6を介してコンデンサC
1が充電する。
【0031】(2).制御回路IC1の発振回路6のコンデ
ンサC1が充電時定数による所定時間充電されると、制
御回路IC1の3番ピンの出力はLレベルとなり、ト
ランジスタT2がOFFとなって、リレーRL1,RL
2(RL1/RL2)もOFFされ、ターンシグナルラ
ンプSLR1,SLL1(SLR1/SLL1)は消灯
する。そして、制御回路IC1の8番ピンはLレベル
となるため、発振回路6のコンデンサC1は所定の時定
数をもって放電する。
【0032】(3).コンデンサC1が所定時間放電する
と、発振回路6の出力が反転して制御回路IC1の3番
ピンの出力はHレベルとなり、トランジスタT2がO
NしてターンシグナルランプSLR1,SLL1(SL
R1/SLL1)が点灯するとともに、制御回路IC1
の8番ピンの入力がHレベルとなり、発振回路6のコ
ンデンサC1は充電を開始する。以後、その動作の繰り
返しとなる。これにより、ハザードスイッチHAZ−S
W(ターンシグナルスイッチT/S−SW)をONにし
た後は、ターンシグナルランプSLR1,SLL1(S
LR1/SLL1)を時定数による発振周期で点滅させ
ることができる。
【0033】次に、ターンシグナルランプSLR1,S
LL1の断線検出機構について説明する。この種の回路
にはランプ断線検出機構が設けてあり、以下にこの機構
の作動を説明する。
【0034】(1).車両用点滅回路中のランプ断線検出用
の抵抗R7は、ターンシグナルランプSLR1,SLL
1に流れる電流を検出する抵抗であり、この抵抗R7の
電圧が制御回路IC1の7番ピンの電圧検出回路5に
入力される。
【0035】(2).ターンシグナルランプSLR1,SL
L1が断線すると、ランプ断線検出用の抵抗R7を流れ
る電流値が減少するため、この抵抗R7の電圧は低下す
ることになり、この電圧の低下を制御回路IC1の電圧
検出回路5で検出して、ターンシグナルランプSLR
1,SLL1の断線があった場合は、たとえば発振回路
6の発振周期を通常の倍にしてターンシグナルランプS
LR1,SLL1の点滅周期を早くすることで、運転者
にターンシグナルランプSLR1,SLL1の断線を知
らせることができる。
【0036】従って、本実施の形態の車両用点滅回路に
よれば、以下のような作用効果を得ることができる。
【0037】(1).ターンシグナルスイッチT/S−SW
またはハザードスイッチHAZ−SWのON/OFFに
連動して、制御回路IC1の1番ピンに接続されるト
ランジスタT1のON/OFFを制御することにより、
このトランジスタT1を介してターンシグナルスイッチ
T/S−SW、ハザードスイッチHAZ−SWで制御回
路IC1の電源をON/OFFできるようにしたこと
で、未使用時の暗電流を0mAにすることができる。
【0038】(2).トランジスタT1のON/OFFに基
づく制御回路IC1の8番ピンへの入力電位レベル
と、リレーRL1,RL2を駆動するための3番ピン
からの出力電位レベルとをフィードバックすることで発
振動作を行い、1つのトランジスタT2を用い、1つの
ノードをフィードバックする方式のために回路動作の簡
単化を図ることができる。さらに、同じ部品に複数の役
割を持たせることで、コスト低減の効果もある。
【0039】(3).前記(1) の効果として、インピーダン
スに関する暗電流の低減とEMC耐性の向上との相反す
る問題点を解決し、回路動作に最適なインピーダンス設
計を可能とし、EMC耐性の点で有利になる。また、高
価な省電力タイプの集積回路も必要ない。
【0040】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。たとえば、トランジスタに
ついては、NPN型の他にPNP型や、FETなどの他
のスイッチ手段を用いることも可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、ランプ点滅スイッチに
より制御回路の電源をON/OFFできるようにしたこ
とで、未使用時の暗電流を低減することができ、さらに
回路動作に最適なインピーダンス設計を可能とし、EM
C耐性の点で有利になり、また高価な省電力タイプの集
積回路による制御回路も必要とすることがない。
【0042】また、前記の暗電流を低減するための起動
信号と、リレー手段を駆動するための駆動信号とをフィ
ードバックすることで、回路動作の簡単化を図ることが
でき、さらに同じ部品に複数の役割を持たせることで、
コストを低減することも可能となる。
【0043】この結果、集積回路からなる制御回路の起
動方式を工夫して暗電流を低減するとともに、最適なイ
ンピーダンス設計によりEMC耐性を向上させ、さらに
発振動作のフィードバック方式を工夫して回路動作の簡
単化とコスト低減が可能な車両用点滅回路を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である車両用点滅回路を
示す回路図である。
【図2】本発明の一実施の形態の車両用点滅回路に用い
られる制御回路を示すブロック図である。
【図3】本発明の前提となる車両用点滅回路を示す回路
図である。
【符号の説明】
1 スイッチ機構 2 制御機構 3 ランプ機構 4 入力検出回路 5 電圧検出回路 6 発振回路 7 バッファ回路 IGN−SW イグニションスイッチ T/S−SW ターンシグナルスイッチ HAZ−SW ハザードスイッチ D1〜D3 ダイオード BAT バッテリ IC1 制御回路 RL1,RL2 リレー T1,T2 トランジスタ D4〜D8 ダイオード R1〜R7 抵抗 C1 コンデンサ SLR1,SLL1 ターンシグナルランプ IC11 制御回路 RL11,RL12 リレー T11〜T13 トランジスタ SLR11,SLL11 ターンシグナルランプ R11 抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプ点滅スイッチと、前記ランプ点滅
    スイッチの投入により起動動作および発振動作の制御を
    行う制御回路と、前記ランプ点滅スイッチの投入および
    前記制御回路の起動動作の制御により駆動するリレー手
    段と、前記リレー手段のコイルの励磁および前記制御回
    路の発振動作の制御により点滅するランプと、前記ラン
    プ点滅スイッチの投入に連動して前記制御回路の起動を
    行うスイッチ手段とを有することを特徴とする車両用点
    滅回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用点滅回路であっ
    て、前記制御回路は集積回路からなり、前記スイッチ手
    段により前記制御回路の起動を行う起動信号と、前記制
    御回路により前記リレー手段のコイルの励磁を行う駆動
    信号とをフィードバックして発振動作を制御することを
    特徴とする車両用点滅回路。
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