JP2004088988A - 負荷駆動制御システム - Google Patents

負荷駆動制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2004088988A
JP2004088988A JP2003036974A JP2003036974A JP2004088988A JP 2004088988 A JP2004088988 A JP 2004088988A JP 2003036974 A JP2003036974 A JP 2003036974A JP 2003036974 A JP2003036974 A JP 2003036974A JP 2004088988 A JP2004088988 A JP 2004088988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive
signal
power supply
control
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003036974A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3951932B2 (ja
Inventor
Yosuke Okitsu
興津 陽介
Junji Sugiura
杉浦 純二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2003036974A priority Critical patent/JP3951932B2/ja
Priority to US10/606,863 priority patent/US7173350B2/en
Publication of JP2004088988A publication Critical patent/JP2004088988A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3951932B2 publication Critical patent/JP3951932B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P7/00Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors
    • H02P7/06Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current
    • H02P7/18Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power
    • H02P7/24Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices
    • H02P7/28Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices
    • H02P7/285Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices controlling armature supply only
    • H02P7/29Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices controlling armature supply only using pulse modulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Abstract

【課題】駆動装置の待機電流をより低減することができる負荷駆動制御システムを提供する。
【解決手段】ECU23側に制御信号出力用の電流源としての電源回路を配置して、ECU23がモータ21を駆動させる必要がなくなったと判断し駆動装置22を待機状態にさせる場合は、駆動制御信号及び電源供給制御信号としてのPWM信号の出力を停止させる。すると、電源供給制御回路38は、内部回路が非通電状態となって駆動回路36に対するバッテリ25の電源供給を遮断する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御装置と、この制御装置より出力される制御信号に基づいて負荷を駆動する駆動装置とで構成される負荷駆動制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両内の制御に用いられるECU(Electronic Control Unit)は、例えば、ボディECU,エンジンECU,ドアECUやエアコンECUなどが夫々の負荷を制御するようになっている。例えば、エアコンECUであれば、コンプレッサを駆動して冷却サイクルを制御したり、冷気送風用のブロアモータの駆動を制御する。
【0003】
図4には、エアコンECU1による、ブロアモータの駆動制御システムを概略的に示す。図示しないブロアモータは、制御装置2のメイン回路3によって駆動されるが、エアコンが使用されずブロアモータを駆動する必要がない場合は、待機制御回路4がメイン回路3の動作を無効化して待機させるようになっている。待機制御回路4は、ECU1からの指令値VINにより、メイン回路を有効にしたり、無効化し待機させたりする。
【0004】
ECU1がトランジスタ10をオンすることで、待機解除の指令を出すが、指令値の電位は、駆動装置2内部の内部電源生成回路5Aにより生成されている。このため、内部電源生成回路5Aは待機時においても、作動している必要がある(例えば、特許文献1の図4を参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−115997号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来、このような方式によってメイン回路3の待機制御を行なっていたが、上記のシステムでは、待機時にも駆動装置2内部で内部電源を生成する必要がある為、内部電源生成回路5Aで電流が消費されている。最近は、システムの待機電流をより低減したいという要求が強まってきているため、更なる改善が課題となっている。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、駆動装置の待機電流をより低減することができる負荷駆動制御システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の負荷駆動制御システムによれば、制御装置が負荷を駆動させる必要がなくなったと判断し、駆動装置を待機状態にさせる場合は、電流源を介した電源供給制御信号の出力を停止させる。すると、電源供給制御部は、内部回路が非通電状態となって駆動信号出力部に対する駆動用電源の供給を遮断する。この時、従来とは異なり、制御装置側に制御信号出力用の電流源を配置したことにより、駆動装置が待機状態にある場合に電流が消費されることがないので、消費電力を更に低減することが可能となる。
【0009】
請求項2記載の負荷駆動制御システムによれば、制御装置は、電源供給制御信号を、負荷を駆動するための駆動制御信号として出力し、駆動装置の駆動信号出力部は、駆動制御信号の出力に応じて駆動信号を出力する。そして、電源供給制御部は、駆動制御信号の出力が停止すると駆動用電源の供給を遮断する。従って、制御装置と駆動装置との間において電源供給制御信号だけを別途独立して伝送する必要はなくなるので、両者間のインターフェイスを簡単にすることができる。
【0010】
請求項3記載の負荷駆動制御システムによれば、制御装置は、駆動制御信号をPWM信号として出力する。一方、電源供給制御部は、PWM信号を積分回路により積分した信号のレベルに応じて第1スイッチング素子を導通制御し、第2スイッチング素子は、第1スイッチング素子が遮断状態になることに連動して遮断状態となり駆動用電源の供給を遮断する。従って、制御装置がPWM信号を出力していない時に、外からの電気ノイズによりデューティが極めて小さいノイズが駆動装置に入力される場合でも、電源供給制御部は、積分回路の積分信号レベルを検出することで、入力された信号がノイズであるか、制御装置が出力するPWM信号であるかを正しく検出できる。
【0011】
請求項4記載の負荷駆動制御システムによれば、請求項1と同様に、制御装置が負荷を駆動させる必要がなくなったと判断し、駆動装置を待機状態にさせる場合は電源供給制御信号の出力を停止させる。すると、電源供給制御部は、内部回路が非通電状態となって駆動信号出力部に対する駆動用電源の供給を遮断する。この場合、制御装置は、電源供給制御信号を出力する際に、従来と同様にロウサイドスイッチング素子を導通させるが、電源供給制御部側に信号レベル低下手段を備えたことにより、前記スイッチング素子が導通されると内部回路で取り扱う信号のレベルは駆動用電源電圧レベルよりも低下するように作用する。
【0012】
即ち、従来技術の問題は、上記と同様にロウサイドスイッチング素子を導通させて電源供給制御信号を出力する構成に起因している。何故なら、前記スイッチング素子を導通させた場合の信号レベルを決定する(駆動用電源よりも電圧レベルが低い)内部電源を、内部電源生成回路5Aで生成する必要があったためである。
【0013】
それに対して、請求項4によれば、従来と同様に制御装置側がロウサイドスイッチング素子を導通させる構成でありながら、その際に信号レベル低下手段が内部信号レベルを低下させるので、駆動装置が待機状態にある場合に内部電源生成回路で電流が消費されることがない。従って、請求項1と同様に消費電力を更に低減することが可能となる。
請求項5記載の負荷駆動制御システムによれば、請求項4の構成において、請求項2と同様の作用効果が得られる。
【0014】
請求項6記載の負荷駆動制御システムによれば、制御装置は、請求項3と同様に、駆動制御信号をPWM信号として出力する。一方、電源供給制御部は、PWM信号によって第1スイッチング素子の導通が制御され、第1スイッチング素子が遮断状態になると駆動信号出力部に対する駆動用電源の供給が遮断される。また、第1スイッチング素子が導通状態となることで第2スイッチング素子が導通状態となり、PWM信号が出力されている期間において第1スイッチング素子を導通状態に維持する。即ち、PWM信号のレベルはハイ,ロウの変化を繰り替えすが、第2スイッチング素子の作用によって第1スイッチング素子は導通し続ける。
【0015】
そして、信号レベル低下手段を構成する第3スイッチング素子も、第1スイッチング素子が導通状態となることで導通状態となり、カソードが信号入力点に接続されているツェナーダイオードを導通させる。従って、内部信号レベルは、そのツェナー電圧によって規定されるので、駆動電源電圧よりも低下させることができる(尚、前記ツェナー電圧が駆動電源電圧よりも低い値であることは、動作目的上言うまでもない)。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)
以下、本発明の負荷駆動制御システムを車両に適用した場合の第1実施例について図1及び図2を参照して説明する。図2は、負荷駆動制御システムの電気的構成を示すものである。負荷駆動制御システムは、負荷たる直流のブロアモータ21を駆動するための駆動装置22と、その駆動装置22を制御するためのECU(制御装置)23とで構成されている。
【0017】
ECU23の電源端子23Bには、イグニッションスイッチ24を介して車両のバッテリ25の電源(12V)が与えられている。そして、電源回路26は、バッテリ25の電源から5Vの制御用電源(電流源)27を生成して、CPU28などに供給するようになっている。
【0018】
ECU23に対しては、車両の各部に配置されている図示しないスイッチが開閉することに伴って出力される信号や、同様の図示しないセンサによって出力されるセンサ信号が与えられるようになっている。それらの信号は、外部スイッチ入力回路29、センサ入力回路30を介してCPU28の入力ポートに出力されている。
【0019】
また、CPU28の2つの出力ポートは、PNP型のトランジスタ31、NPN型のトランジスタ32のベースに夫々接続されている。トランジスタ31のエミッタは5Vの電源27に接続されており、コレクタは抵抗33を介して信号出力端子23O(1)に接続されている。そして、CPU28は、トランジスタ31のベースにPWM信号を出力することでトランジスタ31をオンオフ制御して、駆動制御信号及び電源供給制御信号を駆動装置22に出力するようになっている。
【0020】
また、トランジスタ32のコレクタは抵抗34を介して信号出力端子23O(2)に接続されており、エミッタはグランドに接続されている。信号出力端子23O(2)は、例えばエアコンの送風口を切り替え制御するための図示しないサーボモータに接続されており、CPU28は、トランジスタ32のベースに制御信号を出力することでサーボモータを駆動制御するようになっている。
【0021】
図1は、駆動装置22の構成を中心として示すものである。駆動装置22は、NチャネルFET35、駆動回路(駆動信号出力部)36、入力信号処理回路37、電源供給制御回路(電源供給制御部)38によって構成されている。FET35は、モータ21の通断電を行なうスイッチング素子であり、駆動回路36は、FET35のゲートを駆動するものである。入力信号処理回路37は、ECU23より出力され、入力端子22INに与えられる駆動制御信号を積分的に処理して駆動回路36に出力するようになっている。
【0022】
モータ21を構成する巻線の一端側には、車両のバッテリ25の12V電源が与えられており、他端側は、駆動装置22の出力端子22Mに接続されている。その出力端子22Mは、FET35のドレイン−ソースを介してグランド端子22Eに接続されている。
【0023】
駆動装置22の電源入力端子22Bはバッテリ25に接続されており、グランド端子22Eはグランドに接続されている。そして、電源入力端子22Bとグランド端子22Eとの間には、抵抗39及び40の直列回路並びにNPN型のトランジスタ(第1スイッチング素子)41(コレクタ−エミッタ)の直列回路が接続されている。また、電源入力端子22Bには、PNP型のトランジスタ(第2スイッチング素子)42のエミッタが接続されており、トランジスタ42のベースは抵抗39及び40の共通接続点に接続されている。そして、トランジスタ42のコレクタは、駆動回路36及び入力信号処理回路37の電源側端子に接続されている。
【0024】
トランジスタ41のベースは、ベース抵抗43を介して入力端子22INに接続されていると共に、抵抗44及びコンデンサ45の並列回路を介してグランド端子22Eに接続されている。尚、抵抗43及びコンデンサ45は積分回路46を構成している。また、以上が電源供給制御回路38を構成している。
【0025】
次に、本実施例の作用について説明する。ECU23は、モータ21を駆動させずに駆動装置22を待機状態とする場合には、トランジスタ31をオフにする。すると、駆動装置22のトランジスタ41にはベース電流が流れずオフとなるので、トランジスタ42もオフとなる。従って、入力信号処理回路37及び駆動回路36に対してバッテリ25の電源は供給されなくなるので、これらの回路36、37は動作を停止して待機状態となる。
【0026】
一方、ECU23は、モータ21を駆動させる場合には、トランジスタ31を断続的にスイッチングさせて駆動装置22にPWM信号を出力する。すると、電源27を電流源として駆動装置22にPWM信号が出力され、そのPWM信号によりコンデンサ45が充電され、トランジスタ41のベース電位が上昇してベース電流が流れオンとなるので、トランジスタ42もオンとなる。すると、入力信号処理回路37及び駆動回路36に対してバッテリ25の電源が供給されようになり、これらの回路36、37は動作を開始する。即ち、入力端子22INに与えられるPWM信号に応じて駆動回路36がFET35にゲート信号を出力するので、FET35はオン状態となり、モータ21は巻線に通電が行なわれて回転駆動される。
【0027】
以上のように本実施例によれば、ECU23側に制御信号出力用の電流源としての電源回路26を配置して、ECU23がモータ21を駆動させる必要がなくなったと判断し駆動装置22を待機状態にさせる場合は、駆動制御信号及び電源供給制御信号としてのPWM信号の出力を停止させる。すると、電源供給制御回路38は、内部回路が非通電状態となって駆動回路36に対するバッテリ25の電源供給を遮断するようにした。
【0028】
従って、従来とは異なり、駆動装置22が待機状態にある場合に電流が消費されることがないので、消費電力を更に低減することが可能となる。また、ECU23と駆動装置22との間において電源供給制御信号だけを別途独立して伝送する必要はなくなるので、両者間のインターフェイスを簡単にすることができる。
【0029】
更に、本実施例によれば、電源供給制御回路38は、PWM信号を積分回路46により積分した信号のレベルに応じてトランジスタ41を導通制御し、トランジスタ42は、トランジスタ41が遮断状態になることに連動して遮断状態となりバッテリ25の電源供給を遮断する。従って、ECU23がPWM信号を出力していない時に、外からの電気ノイズによりデューティが極めて小さいノイズが駆動装置に入力される場合でも、電源供給制御回路38は、積分回路46の積分信号レベルを検出することで、入力された信号がノイズであるか、ECU23が出力するPWM信号であるかを正しく検出できる。
【0030】
(第2実施例)
図3は本発明の第2実施例を示すものであり、図4または第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第2実施例では、制御装置1の構成は従来構成の図4に示すものと同様であり、トランジスタ(ロウサイドスイッチング素子)10をオンすることで電源供給制御信号が出力される。一方、駆動装置50側においては、トランジスタ42に代わって同じくPNP型のトランジスタ(第1スイッチング素子)51が配置され、入力信号処理回路37に代わって入力信号処理回路(内部回路)52が配置されている。
【0031】
また、抵抗43及び44,コンデンサ45に代わって、図4と同様の抵抗8及びコンデンサ11が配置されており、両者の共通接続点である信号入力点53は抵抗40に接続されていると共に、入力信号処理回路52の入力端子に接続されている。
【0032】
入力信号処理回路52は、2つのNPN型のトランジスタ54,55(第2,第3スイッチング素子)の導通を制御するようになっている。トランジスタ54のコレクタは、抵抗56を介して信号入力点53に接続されており、トランジスタ(信号レベル低下手段)55のコレクタは、ツェナーダイオード(信号レベル低下手段)57を介して信号入力点53に接続されている。そして、両トランジスタ54,55のエミッタは、何れもグランドに接続されている。尚、ツェナーダイオード57のツェナー電圧は、例えば5Vに設定されている。以上が電源供給制御回路(電源供給制御部)58を構成している。
その他の構成は、第1実施例と同様である。
【0033】
次に、第2実施例の作用について説明する。駆動装置50を待機状態とする場合、制御装置1のトランジスタ10はオフ状態に維持される。すると、トランジスタ51はベース電流が流れずオフとなるので、第1実施例と同様に入力信号処理回路52及び駆動回路36に対してバッテリ25の電源は供給されなくなる。
【0034】
そして、モータ21を駆動させる場合、制御装置1は、トランジスタ10を断続的にスイッチングさせて駆動装置50にPWM信号を出力する。すると、トランジスタ10がオンとなることで、トランジスタ51はベース電流が流れてオンとなり、入力信号処理回路52及び駆動回路36に対してバッテリ25の電源が供給され、これらの回路52,36は動作を開始する。
この時、入力信号処理回路52は動作を開始すると、トランジスタ54及び55をオンさせる。
【0035】
トランジスタ54がオンすることで、トランジスタ51には継続的にベース電流が流れることになる。従って、PWM信号が断続的にハイレベルになるとしても、トランジスタ51はオン状態を維持するようになる。
【0036】
また、トランジスタ10がオフで、且つトランジスタ55もオフである場合、信号入力点53の電位は、バッテリ25の電源電圧VBに等しくなっているが、トランジスタ55がオンするとツェナーダイオード57に電流が流れるため、信号入力点53の電位は、ツェナー電圧によって5Vに規定されるようになる。
【0037】
また、制御装置1がPWM信号の出力を停止し、信号入力点53の電位がハイレベルに固定され続けると、入力信号処理回路52はそれを受けてトランジスタ54及び55をオフさせる。すると、駆動装置50側は待機状態となり、入力信号処理回路52及び駆動回路36に対してバッテリ25の電源は供給されなくなる。
【0038】
以上のように第2実施例によれば、制御装置1は、駆動装置50を待機状態にさせる場合は、トランジスタ10をオフさせて駆動信号及び電源供給制御信号としてのPWM信号の出力を停止させる。すると、電源供給制御部58は、トランジスタ51を遮断状態にして入力信号処理回路52及び駆動回路36に対するバッテリ25電源の供給遮断をする。
【0039】
また、待機状態が解除される場合は、トランジスタ10のオンにより、トランジスタ51がオンされて動作を開始した入力信号処理回路52は、トランジスタ54をオンさせて、PWM信号が出力されている期間においてトランジスタ51をオン状態に維持する。更にトランジスタ55をオンさせることでツェナーダイオード57を導通し、信号レベルの低下が可能となる。このため、従来構成とは異なり、待機状態において、信号レベルを発生するための内部電源生成回路5Aが必要なくなる。
【0040】
従って、第1実施例と同様に、駆動装置50が待機状態にある場合に内部電源生成回路5Aで電流が消費されることがなく、消費電力を更に低減することが可能となる。また、第2実施例では、制御装置1が従来と同様の構成となるため、駆動装置50側のみを新規な構成とするだけで本発明を適用することが可能であるから、より低コストで構成することができるというメリットがある。
【0041】
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形または拡張が可能である。
駆動制御信号と電源供給制御信号とは、夫々独立の信号であっても良い。また、これらの信号フォーマットはPWM信号に限ることはない。
負荷は、モータに限ることはない。
第2実施例において、トランジスタ55のベースを、入力信号処理回路52を介さずにトランジスタ51のコレクタに接続しても良い。
また、車両に適用される負荷駆動制御システムに限ることなく、負荷の駆動を所定の期間だけ停止する待機状態となる場合が想定されるシステムであれば、広く適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の負荷駆動制御システムを車両に適用した場合の第1実施例であり、駆動装置を中心として電気的構成を示す図
【図2】ECUを中心とする電気的構成を概略的に示す図
【図3】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図4】従来構成を示す図1相当図
【符号の説明】
10はトランジスタ(ロウサイドスイッチング素子)、21はブロアモータ(負荷)、22は駆動装置、23はECU(制御装置)、26は電源回路(電流源)、27は制御用電源(電流源)、36は駆動回路(駆動信号出力部)、38は電源供給制御回路(電源供給制御部)、41及び42はトランジスタ(第1及び第2スイッチング素子)、46は積分回路、50は駆動装置、51はトランジスタ(第1スイッチング素子)、52は入力信号処理回路(内部回路)、53は信号入力点、54はトランジスタ(第2スイッチング素子)、55はトランジスタ(第3スイッチング素子,信号レベル低下手段)、57はツェナーダイオード(信号レベル低下手段)、58は電源供給制御回路(電源供給制御部)を示す。

Claims (6)

  1. 制御装置と、この制御装置より出力される制御信号に基づいて負荷を駆動する駆動装置とで構成される負荷駆動制御システムにおいて、
    前記駆動装置は、
    負荷に対して駆動信号を出力する駆動信号出力部と、
    外部より与えられる電源供給制御信号に応じて、前記駆動信号出力部に対する駆動用電源の供給を遮断可能とする電源供給制御部とを備え、
    前記制御装置は、前記電源供給制御信号を出力するための電流源を有し、
    前記電源供給制御部は、前記制御装置より前記電源供給制御信号が与えられない場合は、内部回路が非通電状態となることで前記駆動信号出力部に対する駆動用電源の供給を遮断することを特徴とする負荷駆動制御システム。
  2. 前記制御装置は、前記電源供給制御信号を、負荷を駆動するための駆動制御信号として出力し、
    前記駆動装置の駆動信号出力部は、前記駆動制御信号の出力に応じて前記駆動信号を出力し、
    前記駆動装置の電源供給制御部は、前記駆動制御信号の出力が停止すると前記駆動用電源の供給を遮断することを特徴とする請求項1記載の負荷駆動制御システム。
  3. 前記制御装置は、前記駆動制御信号をPWM(Pulse Width Modulation)信号として出力し、
    前記駆動装置の電源供給制御部は、
    前記PWM信号を積分する積分回路と、
    この積分回路により積分された信号のレベルに応じて導通制御される第1スイッチング素子と、
    この第1スイッチング素子が遮断状態となることに伴って遮断状態となり、前記駆動信号出力部に対する駆動用電源の供給を遮断する第2スイッチング素子とを備えて構成されることを特徴とする請求項3記載の負荷駆動制御システム。
  4. 制御装置と、この制御装置より出力される制御信号に基づいて負荷を駆動する駆動装置とで構成される負荷駆動制御システムにおいて、
    前記制御装置は、前記電源供給制御信号を出力するためのロウサイドスイッチング素子を有し、
    前記駆動装置は、
    負荷に対して駆動信号を出力する駆動信号出力部と、
    外部より与えられる電源供給制御信号に応じて、前記駆動信号出力部に対する駆動用電源の供給を遮断可能とする電源供給制御部とを備え、
    前記電源供給制御部は、
    前記制御装置より前記電源供給制御信号が与えられない場合は、内部回路が非通電状態となることで前記駆動信号出力部に対する駆動用電源の供給を遮断し、
    前記ロウサイドスイッチング素子が導通されることで前記電源供給制御信号が与えられると、内部回路で取り扱う信号のレベルを前記駆動用電源電圧レベルよりも低下させるように作用する信号レベル低下手段を備えることを特徴とする負荷駆動制御システム。
  5. 前記制御装置は、前記電源供給制御信号を、負荷を駆動するための駆動制御信号として出力し、
    前記駆動装置の駆動信号出力部は、前記駆動制御信号の出力に応じて前記駆動信号を出力し、
    前記駆動装置の電源供給制御部は、前記駆動制御信号の出力が停止すると前記駆動用電源の供給を遮断することを特徴とする請求項4記載の負荷駆動制御システム。
  6. 前記制御装置は、前記駆動制御信号をPWM(Pulse Width Modulation)信号として出力し、
    前記駆動装置の電源供給制御部は、
    前記PWM信号によって導通制御され、遮断状態となることで前記駆動信号出力部に対する駆動用電源の供給を遮断する第1スイッチング素子と、
    この第1スイッチング素子が導通状態となることに伴って導通状態となり、前記PWM信号が出力されている期間において前記第1スイッチング素子を導通状態に維持する第2スイッチング素子とを備え、
    前記信号レベル低下手段は、前記PWM信号の出力が停止している状態での電位が前記駆動用電源電圧に維持され、前記PWM信号を内部回路で処理するための信号入力点にカソードが接続されるツェナーダイオードと、
    前記第1スイッチング素子が導通状態となることに伴って導通状態となり、前記ツェナーダイオードを導通させる第3スイッチング素子とで構成されることを特徴とする請求項5記載の負荷駆動制御システム。
JP2003036974A 2002-06-27 2003-02-14 負荷駆動制御システム Expired - Fee Related JP3951932B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003036974A JP3951932B2 (ja) 2002-06-27 2003-02-14 負荷駆動制御システム
US10/606,863 US7173350B2 (en) 2002-06-27 2003-06-27 Load drive control apparatus having minimized power consumption when functioning in waiting status

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002187837 2002-06-27
JP2003036974A JP3951932B2 (ja) 2002-06-27 2003-02-14 負荷駆動制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004088988A true JP2004088988A (ja) 2004-03-18
JP3951932B2 JP3951932B2 (ja) 2007-08-01

Family

ID=29782024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003036974A Expired - Fee Related JP3951932B2 (ja) 2002-06-27 2003-02-14 負荷駆動制御システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7173350B2 (ja)
JP (1) JP3951932B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010055530A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Fujitsu Ltd 恒温槽用温度制御装置
JP2010132070A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Yazaki Corp 自動車用電装機器

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005040195A1 (de) * 2005-08-25 2007-03-08 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung zum Steuern eines Kühlerlüftermotors in einem Kraftfahrzeug
CN101373394A (zh) * 2007-08-20 2009-02-25 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 电源控制信号产生装置
KR101721107B1 (ko) * 2015-07-15 2017-03-29 엘에스산전 주식회사 게이트 드라이버 구동장치
CN108270383A (zh) * 2018-01-26 2018-07-10 上海摩软通讯技术有限公司 智能终端的马达控制装置及智能终端
US11216052B2 (en) * 2018-09-28 2022-01-04 Advanced Micro Devices, Inc. Modifying an operating state of a processing unit based on waiting statuses of blocks
CN111900034B (zh) * 2020-06-28 2021-11-02 东风汽车集团有限公司 一种电动汽车高压主开关驱动电路及高压配电盒

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4636711A (en) * 1984-12-04 1987-01-13 Airborne Electronics, Inc. Pulse width modulation control circuit with a variable zero to one hundred percent duty cycle
JPH09160684A (ja) 1995-12-11 1997-06-20 Fuji Electric Co Ltd 低消費電力デバイス
JP3941290B2 (ja) 1998-08-03 2007-07-04 株式会社デンソー 負荷駆動制御装置
DE19936397B4 (de) 1998-08-03 2013-07-11 Denso Corporation Lastantriebssteuervorrichtung
JP2001231290A (ja) 2000-02-18 2001-08-24 Hitachi Ltd モータ制御装置
JP2002246886A (ja) * 2001-02-13 2002-08-30 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 半導体回路部品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010055530A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Fujitsu Ltd 恒温槽用温度制御装置
JP2010132070A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Yazaki Corp 自動車用電装機器

Also Published As

Publication number Publication date
US20040001301A1 (en) 2004-01-01
JP3951932B2 (ja) 2007-08-01
US7173350B2 (en) 2007-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6738272B2 (en) Charge pump rush current limiting circuit
US7489855B2 (en) Systems and methods for driving a load
JP2007002812A (ja) エンジン始動制御装置
US9413238B2 (en) Feed control apparatus for inductive load with reduced power loss
JPH09201065A (ja) 電源回路
JP2000138570A (ja) 電気負荷の駆動装置
WO2016147914A1 (ja) リレー制御装置
JP3951932B2 (ja) 負荷駆動制御システム
JP2008206313A (ja) 車両用電力変換装置の平滑コンデンサ放電装置
JP2002362258A (ja) 自動車用空調装置
JP5947676B2 (ja) スイッチング方法及びその装置
US6815927B2 (en) Air conditioning apparatus
JPH08331839A (ja) 電源回路
JP2009266723A (ja) 点灯制御装置
US10826486B2 (en) Switching driving circuit, switching circuit, and power supply device
JPH0954622A (ja) 単電源におけるパワートランジスタ駆動回路
CN112840116B (zh) 电子控制装置
JP2015035937A (ja) Dc−dcコンバータ
JP3099256B2 (ja) ブラシレスモータの駆動装置
KR101379393B1 (ko) Isg용 전원 공급 장치
JP4007227B2 (ja) 誘導性負荷制御装置
JP2005268134A (ja) リレー駆動回路
JP2001295693A (ja) 燃料供給装置駆動用ic及びその使用方法
KR100462911B1 (ko) 자동차 도어래치 제어회로의 절전 구조 및 방법
JP2004268766A (ja) 車両用空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130511

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140511

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees