JPH08331839A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH08331839A
JPH08331839A JP13160495A JP13160495A JPH08331839A JP H08331839 A JPH08331839 A JP H08331839A JP 13160495 A JP13160495 A JP 13160495A JP 13160495 A JP13160495 A JP 13160495A JP H08331839 A JPH08331839 A JP H08331839A
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power supply
circuit
voltage
initial
input
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JP13160495A
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Inventor
Yoshinobu Nakamura
嘉伸 中村
Hiroshi Mochikawa
宏 餅川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無駄な電力消費を低減して発熱を抑え、小形
で高効率の電源回路を提供する。 【構成】 主回路100に入力電源電圧Vinが投入され
ると、初期電源供給回路30は、FET33をオン状態
にすることにより、制御回路4に対して入力電源電圧V
inから動作用電源を供給し、出力電源電圧Vo が得られ
ると、FET33をオフ状態にして動作用電源の供給を
停止するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力電源電圧をスイッ
チングすることにより出力電源電圧を得て出力する電源
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この様な電源回路としては、例えば図9
に示すようなものがある。図9において、入力電源1の
正側端子1aは、スイッチング素子たるnチャネルのM
OS形FET2のドレイン及びソース端子を介してチョ
ークコイル3の一方の端子に接続されている。また、F
ET2のゲート端子と入力電源1の負側端子1bとの間
には、制御手段たる制御回路4が接続され、制御回路4
は、FET2のゲート端子にゲート信号を与えるように
なっている。FET2のソース端子と負側端子1bとの
間には、ダイオード5が接続されている。そして、出力
端子であるチョークコイル3の他方の端子及び負側端子
1b間には、平滑用のコンデンサ6が接続されている。
そして、以上により昇圧形チョッパ回路からなる主回路
100が構成されている。
【0003】制御回路4は、FET2のゲート端子にゲ
ート信号(制御信号)を断続的に与える。そのゲート信
号がオンの時は、入力電源1の電圧Vinは、FET2を
介してチョークコイル3及びコンデンサ6に供給され
る。この時、チョークコイル3には過渡的に増加する電
流が流れて、磁気エネルギが蓄えられる。次に、制御信
号がオフになると、チョークコイル3に蓄えられた磁気
エネルギは電流として、チョークコイル3,コンデンサ
6及びダイオード5の経路で環流する。
【0004】ここで、FET2のオン時間をto ,オフ
時間をtofとすると、この電源回路の出力端子7a及び
7b間に現れる出力電圧Vo は、入力電源電圧Vinとオ
ン時間to のデューティ比とによって決定される。即
ち、図10に示すように、 Vo =Vin・to /(to +tof) …(1) となって、出力電圧Vo は、入力電源電圧Vinが降圧さ
れて与えられるものである。
【0005】このデューティ比は、制御回路4により制
御されるものであるが、この制御回路4に対しても、動
作用電源が必要となる。そこで、従来では、別個に用意
された安定化電源を使用したり、また、図9に示すよう
な入力電源電圧Vinから制御回路4に動作用電源を供給
する初期電源供給回路8を設けるようにしている。
【0006】図9において、入力電源1の正端子1a及
び負端子1b間には、抵抗9及び10並びにツェナーダ
イオード11の直列回路が接続されている。その抵抗1
0の両端子間には、NPN形のトランジスタ12のコレ
クタ端子とベース端子とが、ベース端子をツェナーダイ
オード11側にして接続されている。また、トランジス
タ12のエミッタ端子は、ダイオード13及びコンデン
サ14を介して負側端子1bに接続されている。以上が
初期電源供給回路8を構成している。
【0007】コンデンサ14の両端子は、初期電源供給
回路8の電源出力端子として、制御回路4内部のパルス
発生回路15及びゲートドライブ回路16の電源入力端
子に接続されている。一方、出力端子7a,7b間に
は、抵抗17及び18の直列回路が接続され、両者の共
通接続点は、パルス発生回路15の入力端子に接続され
ている。また、出力端子7aとゲートドライブ回路16
の正側の電源入力端子との間には、ダイオード19が挿
入され、出力端子7bはゲートドライブ回路16の負側
の電源入力端子に接続されている。また、パルス発生回
路15の出力端子は、ゲートドライブ回路16の入力端
子に接続され、そのゲートドライブ回路16の出力端子
は、FET2のゲート端子に接続されて、ゲート信号を
与えるようになっている。以上が制御回路4を構成して
いる。
【0008】次に、初期電源供給回路8の作用を説明す
る。入力電源1によって入力電圧Vinが与えられると、
ツェナーダイオード11のツェナー電圧によってトラン
ジスタ12のベース端子はハイレベルとなる。そして、
トランジスタ12はオン状態となって、ダイオード13
及びコンデンサ14を介して制御回路4に安定化された
動作用電源が供給される。
【0009】而して、動作用電源が供給されると、制御
回路4は、FET2のゲート端子に与えるゲート信号
を、前述のようにオン・オフして、スイッチング制御を
開始する。そして、主回路100から出力電圧Vo が出
力されると、その出力電圧Voは、抵抗17及び18に
よって分圧されてパルス発生回路15の入力端子に与え
られる。パルス発生回路15は、その分圧された出力電
圧Vo に応じてゲート信号をスイッチングするデューテ
ィ比を変化させ、出力電圧Vo が一定になるようにPW
M制御する。
【0010】その出力電圧Vo は、ダイオード19を介
してパルス発生回路15及びゲートドライブ回路16の
電源入力端子に与えられ、以降は出力電圧Vo が動作用
電源として与えられる。従って、初期電源供給回路8か
ら制御回路4に電源が供給されるのは、入力電源1が投
入されてから短時間の間だけである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な従来の構成では、初期電源供給回路8から制御回路4
への電源供給が停止されても、抵抗9及び10による電
力の消費は継続される。この場合、抵抗9は、トランジ
スタ12及びダイオード13を介してコンデンサ14に
充電電流を供給すると共に、抵抗9及び10は、トラン
ジスタ12にベース電流を供給するものでもあるので、
これらの抵抗9及び10の抵抗値をそれ程大とすること
はできず、従って、抵抗9及び10による消費電力は比
較的大になる。
【0012】例えば、入力電圧Vinが3相交流200V
を整流した直流電圧282Vであり、出力電圧Vo に1
5Vを得る場合を考える。この時、ツェナーダイオード
11に05Z13Y,トランジスタ12に2SC181
5を選ぶと、抵抗9及び10の抵抗値は夫々29KΩ及
び1KΩに設定される。そして、抵抗9及び10には2
82Vからツェナー電圧12Vを差し引いた270Vが
印加され、両者による消費電力は、次式のようになる。 (29000+1000) ×{270/( 1000+29000)}=2.43(W) …(2)
【0013】この様に、主回路100に入力電圧Vinが
印加されてから出力電圧Vo を得るまでの短時間だけに
必要とされる初期電源供給回路8において、出力電圧V
o が得られた後も尚抵抗9及び10によって継続される
電力消費は無駄であり、電源回路の効率を低下させてい
た。また、この電力消費は発熱となるため、抵抗9及び
10の容量を大きくしたり、放熱対策を施す必要から電
源回路の小形化を妨げるなどの問題があった。
【0014】本発明は上記課題を解決するもので、その
目的は、無駄な電力消費を低減して発熱を抑え、小形で
高効率の電源回路を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の電源回路は、スイッチング素子を有
する主回路と、この主回路のスイッチング素子に制御信
号を与えて入力電源電圧をスイッチングすることにより
出力電源電圧を得るように制御する制御手段と、主回路
に入力電源が投入されてから出力電源電圧が得られるま
での初期状態においてオンにされることにより入力電源
を制御手段に対する動作用電源として供給する初期電源
供給用スイッチング素子を備えた初期電源供給手段とを
具備してなるものである。
【0016】この場合、主回路に入力電源が投入された
ときから計時を開始する計時手段を備え、初期電源供給
手段を、計時手段によって計時された時間が一定値に達
すると、初期電源供給用スイッチング素子をオフ状態に
するように構成しても良い(請求項2)。
【0017】また、出力電源電圧を検出する電圧検出手
段を備え、初期電源供給手段を、電圧検出手段によって
検出された出力電源電圧が一定値に達すると、初期電源
供給用スイッチング素子をオフ状態にするように構成し
ても良い(請求項3)。
【0018】更に、主回路を降圧形チョッパ回路や昇圧
形チョッパ回路若しくはスイッチングレギュレータに適
用しても良い(請求項4乃至6)。
【0019】
【作用】請求項1記載の電源回路によれば、初期電源供
給手段は、初期状態においてオンにされることにより制
御手段に対する動作用電源を供給する初期電源供給用ス
イッチング素子を備えたので、初期状態以降は、その初
期電源供給用スイッチング素子がオフされることにより
回路の消費電力を低減させることができる。
【0020】この場合、主回路に入力電源が投入された
ときから計時を開始する計時手段または出力電源電圧を
検出する電圧検出手段を備え、初期電源供給手段を、計
時手段によって計時された時間または電圧検出手段によ
って検出された出力電源電圧が一定値に達すると、初期
電源供給用スイッチング素子をオフ状態にするように構
成すれば、請求項1と同様の効果が得られる(請求項2
または3)。
【0021】また、主回路を降圧形チョッパ回路や昇圧
形チョッパ回路若しくはスイッチングレギュレータに適
用すれば、請求項1と同様の効果が得られる(請求項4
乃至6)。
【0022】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について図1を参
照して説明する。尚、図9と同一部分には同一符号を付
して説明を省略し、以下異なる部分のみ説明する。図1
においては、図9に示した電源回路の初期電源供給回路
8が初期電源供給回路(初期電源供給手段)30に置き
換っており、その他は同一の構成である。
【0023】その初期電源供給回路30の内部におい
て、正及び負側端子1a及び1b間には、抵抗31及び
ツェナーダイオード32の直列回路が接続されており、
その共通接続点は、電圧駆動形の初期電源供給用スイッ
チング素子たるnチャネルのMOS形FET33のゲー
ト端子に接続されている。FET33のドレイン端子
は、正側端子1aに抵抗34を介して接続され、ソース
端子は、ダイオード35及びコンデンサ36を介して負
側端子1bに接続されている。そして、コンデンサ36
の両端子は、パルス発生回路15及びゲートドライブ回
路16の電源入力端子に接続されている。尚、抵抗31
の抵抗値は470KΩ,抵抗34の抵抗値は29KΩに
設定され、ツェナーダイオード32に05Z18Xが選
ばれている。また、以上が電源回路37を構成してい
る。
【0024】次に、本実施例の作用を説明する。入力電
源1から入力電源電圧Vinが投入されると、FET33
のゲート端子にはツェナーダイオード32のツェナー電
圧が印加され、FET33はオン状態となる。すると、
コンデンサ36には、抵抗34,FET33のドレイン
及びソース端子並びにダイオード35を介して入力電源
電圧Vinが供給され、充電が開始される。そして、コン
デンサ36の電位は上昇し、その端子電圧Vaは、制御
回路4に印加される。
【0025】而して、コンデンサ36の端子電圧Vaが
ツェナーダイオード32のツェナー電圧で略定まる所定
レベルに達すると、制御回路4は、前述と同様にFET
2をスイッチングさせて出力電源電圧Vo を得て出力
し、得られた出力電源電圧Voは、ダイオード19を介
して制御回路4の動作用電源として供給される。
【0026】また、この出力電圧Vo は、初期電源供給
回路30にフィードバックされるので、コンデンサ36
の端子電圧Vaも電圧Vo となり、FET33のゲート
及びソース端子間の電位差が略零に達して、FET33
はオフ状態となる。従って、初期電源供給回路30から
制御回路4への動作用電源の供給は停止される。
【0027】この時、従来と同様に、入力電源電圧Vin
が直流282(V)であり、出力電圧Vo として15
(V)を得るとすると、FET33がオフ状態なので抵
抗34による電力消費はなく、抵抗31による消費電力
は、次式のようになる。 470000×(270/470000) =0.16(W) …(3)
【0028】以上のように本実施例によれば、初期電源
供給回路30を、FET33をオン状態にすることによ
り、制御回路4に対して入力電源電圧Vinから動作用電
源を供給し、出力電源電圧Vo が得られると、FET3
3をオフ状態にして、動作用電源の供給を停止するよう
に構成した。従って、MOS形FET33は電圧駆動形
であってゲート電流を供給する必要がないことから、バ
イアス用の抵抗31として抵抗値の大(470KΩ)の
ものを用いることができると共に、コンデンサ36に充
電電流を供給する抵抗34にはFET33のオフ時は電
流が流れないので、初期電源供給回路30の消費電力
を、従来の2.43(W)から0.16(W)に低減す
ることができ、無駄な消費電力及び発熱を低減すること
ができるので、電源回路37を高効率且つ小形に構成す
ることができる。
【0029】図2は本発明の第2実施例を示すものであ
り、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を
省略し、以下異なる部分のみ説明する。第2実施例で
は、第1実施例における抵抗31及びツェナーダイオー
ド32の直列回路に代えて、抵抗38及び39の直列回
路が接続されてその抵抗38及び39の共通接続点がF
ET33のゲート端子に接続されており、以て、初期電
源供給回路(初期電源供給手段)40を構成している。
尚、抵抗38及び39の抵抗値は、400KΩ及び20
KΩである。また、以上が電源回路41を構成してい
る。
【0030】第2実施例の作用は、第1実施例と同一で
あるが、FET33がオフ状態となったときの抵抗38
及び39による消費電力は、次式のようになる。 (400000 +20000)×{282/(400000 +20000)}=0.189(W) …(4)
【0031】従って、第2実施例のように、初期電源供
給回路40を構成することによっても、その消費電力
を、従来の2.43(W)から0.189(W)に低減
することができるので、第1実施例と略同様の効果が得
られる。
【0032】尚、第2実施例においては、図9における
直列抵抗9及び10と同様に、直列抵抗38及び39に
よって電力が消費されるが、FET33が電圧駆動形の
スイッチング素子であることから、これらの抵抗値は、
ゲート電位を適当に与えるように分圧比を決定すれば良
いので図9における直列抵抗9及び10よりも高めに設
定することが可能であり、従って、直列抵抗38及び3
9に流れる電流値を押さえることができ、上記の効果を
奏するものである。
【0033】図3は本発明の第3実施例を示すものであ
り、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を
省略し、以下異なる部分のみ説明する。第3実施例で
は、コンデンサ36の両端子間に、時間制御回路42が
接続されており、動作用電源が供給されるようになって
いる。その時間制御回路42の内部は、計時手段たるタ
イマ43及びドライブ回路44によって構成されてい
る。タイマ43の出力端子は、ドライブ回路44の入力
端子に接続されており、ドライブ回路44の出力端子
は、抵抗31及びツェナーダイオード32の共通接続点
に接続されている。尚、第1実施例における初期電源供
給回路30に、時間制御回路42を加えて、初期電源供
給回路(初期電源供給手段)45を構成している。ま
た、以上が電源回路46を構成している。
【0034】次に、第3実施例の作用を説明する。入力
電源1から入力電源電圧Vinが投入されると、初期電源
供給回路45は、第1実施例と同様に制御回路4に対し
て動作用電源を供給する。この動作用電源は、時間制御
回路42に対しても供給されて、タイマ43はカウント
動作を開始する。そして、そのタイマ43のカウント値
が一定値に達すると、タイマ43は、ドライブ回路44
に対して出力信号を与える。すると、ドライブ回路44
は、FET33のゲート端子をローレベルにしてFET
33をオフ状態にする。従って、第3実施例において
も、初期電源供給回路45の消費電力は、抵抗34によ
るもののみであり、次式のようになる。 470000×(282/470000)=0.169(W) …(5)
【0035】従って、第1実施例と略同様の効果が得ら
れる。特に、この第3実施例によれば、初期電源供給回
路45から制御回路4に動作用電源が供給されたときか
ら一定時間後にFET33が強制的にオフされるので、
例えば、出力端子7a,7b間に接続された負荷に変動
があって出力電圧Vo が変動するような場合でも、FE
T33を確実にオフさせることができ、しかも、FET
33をそのゲート端子をローレベルにすることにより完
全なオフ状態にすることができるので、ノイズの影響を
受けることもない。
【0036】図4は本発明の第4実施例を示すものであ
り、第3実施例と同一部分には同一符号を付して説明を
省略し、以下異なる部分のみ説明する。第4実施例で
は、ドライブ回路44の入力端子は、電圧検出手段たる
電圧検出回路47の出力端子に接続されており、その電
圧検出回路47の入力端子は、抵抗17及び18の共通
接続点に接続されている。また、ドライブ回路44及び
電圧検出回路47は、電圧制御回路48を構成してお
り、動作用電源が供給されるようになっている。尚、第
1実施例における初期電源供給回路30に、電圧制御回
路48を加えて、初期電源供給回路(初期電源供給手
段)49を構成している。また、以上が電源回路50を
構成している。
【0037】次に、第4実施例の作用を説明する。入力
電源1から入力電源電圧Vinが投入されると、初期電源
供給回路49は、第3実施例と同様に制御回路4に対し
て動作用電源を供給する。この動作用電源は、電圧制御
回路48に対しても供給される。そして、電圧検出回路
47は、出力電圧Vo が抵抗17及び18によって分圧
された電圧値が一定値に達すると(出力電圧Vo が確立
すると)、ドライブ回路44に対して出力信号を与え
る。すると、ドライブ回路44は、FET33のゲート
端子をローレベルにしてFET33をオフ状態にする。
【0038】従って、第4実施例においても、初期電源
供給回路49の消費電力は、抵抗34による0.16W
のみなので、第3実施例と略同様の効果が得られる。特
に、この第4実施例によれば、出力端子7a,7b間に
接続される負荷が安定したもので出力電圧Vo に変動が
ない場合に、出力電圧Vo が確立すれば、遅速なくFE
T33をオフさせることができる。
【0039】この場合、図5に示す本発明の第5実施例
のように、初期電源供給回路51を、ツェナーダイオー
ド32の両端子間にトランジスタ52のコレクタ及びエ
ミッタ端子を接続し、ドライブ回路44の出力端子をト
ランジスタ52のベース端子に接続して構成し、以て電
源回路53を構成し、ドライブ回路44は、電圧検出回
路47が出力信号を出力すると、トランジスタ52のベ
ース端子をハイレベルにしてトランジスタ52をオン状
態にする構成とすることにより、ツェナーダイオード3
2を短絡して、FET33をオフ状態にするようにして
も良い。
【0040】更に、図6に示す本発明の第6実施例のよ
うに、初期電源供給回路54を、ツェナーダイオード3
2の両端子間にリレースイッチ55の常開接点の両端子
を接続し、ドライブ回路44の出力端子をリレースイッ
チ55の励磁コイルに接続して構成し、以て電源回路5
6を構成し、ドライブ回路44は、電圧検出回路47が
出力信号を出力すると、リレースイッチ56の励磁コイ
ルに通電して常開接点を閉状態にする構成とすることに
より、ツェナーダイオード32を短絡してFET33を
オフ状態にすることも可能である。
【0041】更にまた、以上の実施例は主回路100を
降圧形チョッパ回路として構成したが、図7に示す本発
明の第7実施例のように、ダイオード5及びFET2の
接続を変更することにより、昇圧形チョッパ回路からな
る主回路101を有する電源回路57を構成しても良
い。この場合、コンデンサ58及び59により出力電圧
Vo を適当な電位に分圧するように構成して、制御回路
4の動作用電源電圧が適正な値となるように調整する。
加えて、図8に示す本発明の第8実施例のように、スイ
ッチングレギュレータからなる主回路102を有する電
源回路60を構成しても良い。
【0042】本発明は上記しかつ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形が可能
である。第5及び第6実施例における電圧制御回路48
を時間制御回路42に置き換えても良い。第7及び第8
実施例における初期電源供給手段は初期電源供給回路3
0に限らず、第2乃至第6実施例の初期電源供給回路4
0,45,49,51及び54に置き換えても良い。主
回路のスイッチング素子は、バイポーラトランジスタで
も良い。また、初期電源供給用スイッチング素子は、電
圧駆動形のものであれば良い。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上説明した通りであるので、
以下の効果を奏する。請求項1記載の電源回路によれ
ば、初期電源供給手段は、初期状態においてオンされる
ことにより制御手段に対する動作用電源を供給する電圧
駆動形の初期電源供給用スイッチング素子を備えて構成
したので、初期状態以降は、その初期電源供給用スイッ
チング素子をオフさせることにより、消費電力及び発熱
を低減させることができて、高効率且つ小形に構成する
ことができる。
【0044】請求項2記載の電源回路によれば、電源回
路に入力電源が投入されたときから計時を開始する計時
手段を備え、初期電源供給手段を、計時手段によって計
時された時間が一定値に達すると、初期電源供給用スイ
ッチング素子をオフ状態にするように構成したので、出
力電圧が変動しても初期電源供給用スイッチング素子を
確実にオフさせる事ができる。
【0045】請求項3記載の電源回路によれば、出力電
源電圧を検出する電圧検出手段を備え、初期電源供給手
段を、電圧検出手段によって検出された出力電源電圧が
一定値に達すると、初期電源供給用スイッチング素子を
オフ状態にするように構成したので、出力電圧が確立す
れば、遅速なく初期電源供給用スイッチング素子をオフ
させることができる。
【0046】請求項4乃至6記載の電源回路によれば、
主回路を降圧形チョッパ回路や昇圧形チョッパ回路若し
くはスイッチングレギュレータに適用したので、請求項
1と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す電気的構成図
【図2】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図3】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図4】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図5】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図6】本発明の第6実施例を示す図1相当図
【図7】本発明の第7実施例を示す図1相当図
【図8】本発明の第8実施例を示す図1相当図
【図9】従来技術を示す図1相当図
【図10】ソース端子における電圧波形図
【符号の説明】
2はFET(スイッチング素子)、4は制御回路(制御
手段)、30は初期電源供給回路(初期電源供給手
段)、33はFET(初期電源供給用スイッチング素
子)、37は電源回路、40は初期電源供給回路(初期
電源供給手段)、41は電源回路、43はタイマ(計時
手段)、45は初期電源供給回路(初期電源供給手
段)、46は電源回路、47は電圧検出回路(電圧検出
手段)、49は初期電源供給回路(初期電源供給手
段)、50は電源回路、51は初期電源供給回路(初期
電源供給手段)、53は電源回路、54は初期電源供給
回路(初期電源供給手段)、56は電源回路、57は電
源回路、60は電源回路(スイッチングレギュレー
タ)、101乃至103は主回路を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング素子を有する主回路と、 この主回路のスイッチング素子に制御信号を与えて入力
    電源電圧をスイッチングすることにより出力電源電圧を
    得るように制御する制御手段と、 前記主回路への入力電源の投入から前記出力電源電圧が
    得られるまでの初期状態においてオンにされることによ
    り前記入力電源を前記制御手段に対する動作用電源とし
    て供給する電圧駆動形の初期電源供給用スイッチング素
    子を備えた初期電源供給手段とを具備してなることを特
    徴とする電源回路。
  2. 【請求項2】 主回路に入力電源が投入されたときから
    計時を開始する計時手段を備え、 初期電源供給手段は、前記計時手段によって計時された
    時間が一定値に達すると、初期電源供給用スイッチング
    素子をオフ状態にすることを特徴とする請求項1記載の
    電源回路。
  3. 【請求項3】 出力電源電圧を検出する電圧検出手段を
    備え、 初期電源供給手段は、前記電圧検出手段によって検出さ
    れた出力電源電圧が一定値に達すると、初期電源供給用
    スイッチング素子をオフ状態にすることを特徴とする請
    求項1記載の電源回路。
  4. 【請求項4】 主回路が降圧形チョッパ回路であること
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電源回
    路。
  5. 【請求項5】 主回路が昇圧形チョッパ回路であること
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電源回
    路。
  6. 【請求項6】 主回路がスイッチングレギュレータであ
    ることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電
    源回路。
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