JPH08111292A - 電源回路及びそれを用いた放電灯点灯装置 - Google Patents

電源回路及びそれを用いた放電灯点灯装置

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JPH08111292A
JPH08111292A JP6246566A JP24656694A JPH08111292A JP H08111292 A JPH08111292 A JP H08111292A JP 6246566 A JP6246566 A JP 6246566A JP 24656694 A JP24656694 A JP 24656694A JP H08111292 A JPH08111292 A JP H08111292A
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winding
voltage
circuit
supply circuit
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Noboru Yamamoto
昇 山本
Masamichi Ishikawa
正道 石川
Kenji Yoneima
健二 米今
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数の減少、小型化及び低コスト化を図
ること。 【構成】 電源入力端子1,2には、直流電源電圧が印
加される。この直流電源電圧の印加直後には、第1の電
源回路30により制御回路10に電源電圧が供給され、
制御回路10は、半導体スイッチ素子9のスイッチング
を制御開始する。この半導体スイッチ素子9のスイッチ
ング動作によって、上記直流電源電圧が断続的にトラン
ス20の第1の巻線21に印加される。半導体スイッチ
素子9のオフ時には、第2の巻線22に電圧が発生し、
この電圧により放電灯5に電力が供給される。一方、半
導体スイッチ素子9のオン時には、第3の巻線23に電
圧が発生し、この電圧により第2の電源回路40が作動
して、制御回路10に対する電圧供給が、第1の電源回
路30から第2の電源回路40による電圧供給へと自動
的に切り替わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源回路及びそれを用
いた放電灯点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子回路(制御回路)を有する放電灯点
灯装置は、電子回路用電源として10〜15V程度の電
源電圧を必要としており、例えば特開平4−34939
7号公報に開示されるように、放電灯への電力供給用電
源とは別個に、DC−DCコンバータからなる電子回路
専用の電源を備えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の放電
灯点灯装置は、部品点数が多く、大型でコスト高になる
という問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決し、1つのト
ランスに、放電灯への電力供給用電源と回路用電源とを
兼ねさせることにより、部品点数の減少、小型化、低コ
スト化を図ることができる放電灯点灯装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】また、本発明は、放電灯点灯装置のみに用
いられる電源回路に限定されず、各種装置における部品
点数の減少、小型化、低コスト化を図ることができる電
源回路を提供することを他の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1では、1次巻線
である第1の巻線と、2次巻線である第2の巻線と、他
の2次巻線である第3の巻線とを有するトランスと、前
記第1の巻線に対し直流電源を断続的に供給するための
半導体スイッチ素子と、前記半導体スイッチ素子のスイ
ッチング動作を制御する制御回路と、前記制御回路を起
動する第1の電源回路と、前記制御回路が起動した後
に、該制御回路に電源を供給する第2の電源回路とを備
え、前記第2の巻線は、前記半導体スイッチ素子のオフ
時に放電灯に電力を供給し、前記第3の巻線は、前記半
導体スイッチ素子のオン時に前記第2の電源回路に電力
を供給することを特徴とする放電灯点灯装置を採用す
る。
【0007】請求項2では、前記第1の電源回路は、前
記第1の巻線に対する直流電源を降圧して前記回路を起
動することを特徴とする請求項1に記載の放電灯点灯装
置を採用する。
【0008】請求項3では、前記第1の電源回路による
前記回路への電源供給から、前記第2の電源回路による
前記回路への電源供給へと自動的に切り替わることを特
徴とする請求項2に記載の放電灯点灯装置を採用する。
【0009】請求項4では、前記第2の電源回路による
供給電圧は、前記第1の電源回路による供給電圧よりも
僅かに高いことを特徴とする請求項3に記載の放電灯点
灯装置を採用する。
【0010】請求項5では、1次巻線である第1の巻線
と、出力用2次巻線である第2の巻線と、前記第1の巻
線よりも巻数の少ない降圧用2次巻線である第3の巻線
とを有するトランスと、前記第1の巻線に対し直流電源
を断続的に供給するための半導体スイッチ素子と、前記
半導体スイッチ素子のスイッチング動作を制御する制御
回路と、前記直流電源の電圧を抵抗を介して降圧し、前
記制御回路に供給する第1の電源回路と、前記第3の巻
線の出力電圧を平滑化して前記制御回路に供給する第2
の電源回路と、を備えることを特徴とする電源回路を採
用する。
【0011】
【発明の作用効果】請求項1に係る放電灯点灯装置にお
いて、トランスの第2の巻線は、放電灯に電力を供給す
る電源となり、また、第3の巻線は、制御回路に電力を
供給する電源となる。従って、トランスは、放電灯への
電力供給用電源と制御回路用電源を兼用することにな
り、この放電灯点灯装置によると、部品点数の減少、小
型化及び低コスト化を図ることができる。
【0012】請求項2に係る放電灯点灯装置によると、
第1の電源回路は、トランスの第1の巻線に対する電源
電圧を降圧して回路を起動するよう構成されるため、電
源電圧がトランスの第1の巻線に対する電源電圧よりも
低い回路に電源を供給することが可能となる。
【0013】請求項3に係る放電灯点灯装置によると、
比較的消費電力の大きな第1の電源回路によって継続し
て回路に対し電源供給を行う場合と比べ、第3の巻線を
電源とする比較的消費電力の小さな第2の電源回路によ
る電源供給へと自動的に切り替わるため、消費電力の低
減を図ることができる。
【0014】請求項4に係る放電灯点灯装置によると、
第2の電源回路による供給電圧が、第1の電源回路によ
る供給電圧よりも僅かに高いため、このような供給電圧
の差により遮断可能なスイッチ素子例えばダイオードを
用いることで、第1の電源回路による電源供給から第2
の電源回路による電源供給への自動切替えを簡単な構成
で達成できる。
【0015】請求項5に係る電源回路において、トラン
スの第2の巻線は、負荷に電力を供給する電源となり、
また、第3の巻線は、制御回路に電力を供給する電源と
なる。従って、トランスは、負荷への電力供給用電源と
制御回路用電源を兼用することになり、この電源回路に
よると、部品点数の減少、小型化及び低コスト化を図る
ことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0017】(1) 第1実施例(図1) 図1は、第1実施例に係る放電灯点灯装置の構成図であ
る。
【0018】図1において、1は、正極側電源入力端
子、2は、負極側電源入力端子を表わしている。電源入
力端子1,2には、ダイオードブリッジ回路11が接続
され、ダイオードブリッジ回路11には、商用交流電源
12が接続される。従って、電源入力端子1,2には、
商用交流電力が全波整流された後の直流電力が供給され
る。
【0019】正極側電源入力端子1には、トランス20
の1次巻線である第1の巻線21の一端が接続され、第
1の巻線21の他端には、半導体スイッチ素子9例えば
トランジスタが接続されている。半導体スイッチ素子9
の制御端子例えばベース端子には、電力制御用演算回
路、PWM制御回路等からなる制御回路10が接続され
ている。制御回路10は、第1の電源回路30及び第2
の電源回路40から電源Vccの供給を受け、平滑コンデ
ンサ4の充電電圧Va (放電灯5の印加電圧)と放電灯
5の放電電流Ia とに基づいて半導体スイッチ素子9の
スイッチング周波数、デューティー比(スイッチング周
期におけるオン期間とオフ期間の比)等を制御するとと
もに、イグナイタ回路7を制御するものである。なお、
第1の電源回路30及び第2の電源回路40について
は、後で詳述する。
【0020】トランス20の出力用2次巻線である第2
の巻線22は、一端が接地され、他端が整流ダイオード
3のアノードに接続されている。整流ダイオード3のカ
ソードには、平滑コンデンサ4の正側電極が接続され、
平滑コンデンサ4の負側電極は、接地されている。平滑
コンデンサ4の正側電極には、放電灯5の一端が接続さ
れている。放電灯5の他端は、高電圧コイル6の2次巻
線6b の一端に接続され、2次巻線6b の他端には、放
電灯5の放電電流Ia を検出するための電流検出抵抗8
の一端が接続され、電流検出抵抗8の他端は接地されて
いる。2次巻線6bと電流検出抵抗8との接続点は、制
御回路10に接続されている。高電圧コイル6の1次巻
線6aには、イグナイタ回路7が接続されている。イグ
ナイタ回路7は、制御回路10により制御され、放電灯
5が点灯する前の始動時に、パルス電流を1次巻線6a
に流し、2次巻線6b に高電圧パルス(例えば数十kV
程度)を発生させて、放電灯5を点灯させるためのもの
である。
【0021】また、トランス20の降圧用2次巻線であ
る第3の巻線23は、第1の巻線21の巻数よりも少な
い巻数を有しており、一端が接地され、他端が第2の電
源回路40の入力端に接続されている。
【0022】第2の電源回路40は、定電圧を制御回路
10に供給する定電圧電源回路を構成している。第2の
電源回路40は、第3の巻線23にアノードが接続され
た整流ダイオード41を備えている。整流ダイオード4
1のカソードには、平滑コンデンサ42の正側電極が接
続され、この平滑コンデンサ42の負側電極は、接地さ
れている。平滑コンデンサ42の正側電極には、電流制
限用抵抗43と電流制限用抵抗44とツェナーダイオー
ド45の直列回路が接続されており、ツェナーダイオー
ド45のアノードは接地されている。抵抗44は、トラ
ンジスタ46のベース・コレクタ間に接続されている。
トランジスタ46のエミッタには、平滑及びノイズ吸収
用のコンデンサ47の正側電極が接続され、このコンデ
ンサ47の負側電極は、接地されている。トランジスタ
46とコンデンサ47との接続点は、制御回路10の電
源入力端子に接続されている。コンデンサ47の正側電
極には、さらに第1の電源回路30が接続されている。
【0023】第1の電源回路30は、制御回路10を起
動するための起動用電源を構成している。第1の電源回
路30は、正側電源入力端子1に接続された抵抗31を
備える。抵抗31には、ツェナーダイオード33のカソ
ードが接続され、ツェナーダイオード33のアノード
は、接地されている。ツェナーダイオード33のツェナ
ー電圧V33は、第2の電源回路40のツェナーダイオー
ド45のツェナー電圧V 45よりも小さく設定されてい
る。ツェナーダイオード33のカソードには、さらに整
流ダイオード32のアノードが接続されている。この整
流ダイオード32のカソードは、第2の電源回路40の
コンデンサ47の正側電極に接続されている。
【0024】次に、放電灯点灯装置の動作を説明する。
【0025】まず、図示しない電源スイッチがオンする
と、電源入力端子1,2間に直流電源が印加され、第1
の電源回路30のツェナーダイオード33が導通すると
ともに、抵抗31、整流ダイオード32を経てコンデン
サ47に充電電流が流れ、コンデンサ47の充電電圧、
すなわち、制御回路10の電源電圧Vccは、ツェナーダ
イオード33のツェナー電圧V33で決まる定電圧まで上
昇して、この定電圧に落ち着く。
【0026】制御回路10は、第1の電源回路30から
電源電圧Vccの供給を受けると、半導体スイッチ素子9
に対するスイッチング制御、及び、イグナイタ回路7に
対する制御を開始する。これにより、半導体スイッチ素
子9は、固定周波数でスイッチング動作をする。
【0027】半導体スイッチ素子9のオン時には、第1
の巻線21に電流が流れ、この電流によってトランス2
0に磁気的エネルギーが蓄積される。そして、半導体ス
イッチ素子9のオフ時には、オン時に蓄積された磁気的
エネルギーが第2の巻線22に放出され、第2の巻線2
2に、第1の巻線21との巻数比に応じた電圧が発生す
る。この第2の巻線22に発生した電圧により、整流ダ
イオード3を介して平滑コンデンサ4が充電される。一
方、第3の巻線23にも半導体スイッチ9のオフ時に電
圧が発生するが、この電圧は、第2の電源回路40の整
流ダイオード41のアノードに負の電圧を印加するよう
な極性で発生する。このため、整流ダイオード41が導
通せず、第3の巻線23には、電流が流れない。従っ
て、上記の蓄積された磁気的エネルギーは、第3の巻線
23で消費されることはなく、ほとんど第2の巻線22
によって消費されることになる。
【0028】また、半導体スイッチ素子9のオン時に
は、通常のトランス効果により、第1の巻線21に流れ
る電流により第3の巻線23に第1の巻線21との巻線
比に応じた電圧が発生する。このときの電圧は、上述し
た半導体スイッチ素子9のオフ時に第3の巻線23に発
生する電圧の極性とは逆の極性となる。このため、第2
の電源回路40の整流ダイオード41が導通し、平滑コ
ンデンサ42が充電されてゆく。そして、平滑コンデン
サ42の充電電圧がツェナーダイオード45のツェナー
電圧V45まで上昇すると、ツェナーダイオード45が導
通する。このとき、他のコンデンサ47の充電電圧は、
上述したように他のツェナーダイオード33のツェナー
電圧V33(このツェナー電圧V33は、上述したように上
記ツェナー電圧V45よりも低い。)と略等しいため、ト
ランジスタ46のベース・エミッタ間に順方向電圧が印
加され、トランジスタ46は導通する。このトランジス
タ46の導通により、コンデンサ47に充電電流が流
れ、コンデンサ47の充電電圧が上昇する。そして、コ
ンデンサ47の充電電圧がツェナー電圧V45まで上昇す
ると、トランジスタ46は遮断される。以後、コンデン
サ47の充電電圧が低下するたびに、トランジスタ46
が導通して上述した動作が繰り返し行われることから、
コンデンサ47の充電電圧、すなわち、制御回路10の
電源電圧Vccは、略、ツェナー電圧V45に保たれる。な
お、コンデンサ47の充電電圧がツェナー電圧V45に保
たれている間、第1の電源回路30の整流ダイオード3
2に逆方向の電圧が印加されることになるため、整流ダ
イオード32は遮断状態に保たれ、第1の電源回路30
から制御回路10に対し電源が供給されることはない。
【0029】また、半導体スイッチ素子9のオン時に
は、第2の巻線22にも電圧が発生するが、この電圧の
極性は、上述した半導体スイッチ素子9のオフ時に発生
する電圧の極性とは逆の極性となる。このため、整流タ
イオード3が導通せず、第2の巻線22に電流は流れな
い。従って、半導体スイッチ素子9のオン時に、第2の
巻線22によって電力が消費されることはない。
【0030】以上説明したように、電源スイッチがオン
されると、制御回路10に対し、まず、第1の電源回路
30によって起動用電源が供給され、その後、第1の電
源回路30による電源供給が停止され、第2の電源回路
40によって定電圧電源が供給されるようになる。
【0031】次に、放電灯点灯装置において、放電灯5
を点灯させる動作について説明する。
【0032】上記のように制御回路10が起動し、半導
体スイッチ素子9がスイッチング動作を開始すると、上
述したように、半導体スイッチ素子9のオフ時に第2の
巻線22に電圧が発生し、平滑コンデンサ4の充電電圧
Va が上昇してゆく。そして、この充電電圧Va が所定
電圧まで上昇すると、制御回路10は半導体スイッチ素
子9のスイッチング動作を停止する。この半導体スイッ
チ素子9のスイッチング動作の停止により、平滑コンデ
ンサ4の充電電荷は、制御回路10を介して徐々に放電
され、所定電圧まで放電すると、再び制御回路10が半
導体スイッチ素子9のスイッチング動作を開始させる。
このような動作を繰り返し行うことにより、平滑コンデ
ンサ4の充電電圧Va 、すなわち、放電灯5の印加電圧
は、所定電圧に保持される。一方、制御回路10が起動
すると、イグナイタ回路7も動作を開始し、周期的に高
電圧コイル6の1次巻線6a にパルス電流を流す。この
パルス電流により高電圧コイル6の2次巻線6bに高電
圧パルスが発生し、放電灯5は点灯可能となる。
【0033】何発目かの高電圧パルスによって放電灯5
がグロー放電からアーク放電に移り点灯すると、制御回
路10は、放電灯5に供給すべき電力が所定値に保持さ
れるよう、放電灯5の印加電圧Va と放電電流Ia とに
基づいて、半導体スイッチ素子9のデューティー比を制
御する。
【0034】以上説明したように、第1実施例に係る放
電灯点灯装置は、1つのトランス20に、放電灯5への
電力供給用電源と制御回路10用の電源とを兼ねさせた
ため、部品点数の減少、小型化及び低コスト化を図るこ
とができる。
【0035】また、上記第1実施例において、トランス
20の第1の巻線21と第2の巻線22と整流ダイオー
ド3は、上述したようにフライバック式DC−DCコン
バータとして作動し、第1の巻線21と第3の巻線23
と整流ダイオード41は、上述したようにフォワード式
DC−DCコンバータとして作動するため、第3の巻線
23をフライバック式DC−DCコンバータとして設計
した場合と比べ、整流ダイオード41及びトランジスタ
46に、それぞれ耐電圧の低い素子を使用することがで
き、低コスト化に寄与できる。
【0036】また、上記第1実施例によると、第1の電
源回路30及び第2の電源回路40の構成が比較的簡単
なため、商用交流電源12から制御回路10用の直流電
源を簡単な構成で得ることができる。
【0037】さらに、上記第1実施例によると、第1の
電源回路30のみによって制御回路10用の直流電源を
得るように構成した場合と比べ、第1の電源回路30の
ほかにトランス20の第3の巻線23を電源とする第2
の電源回路40も設けたため、消費電力の低減を図るこ
とができる。
【0038】なお、図示を省略したが、第2の電源回路
40が立ち上がると、第1の電源回路30の抵抗31へ
の通電を完全に遮断するスイッチング素子を設けること
は自由であり、このようにすることで、消費電力の低減
をより一層図ることができる。
【0039】(2) 第2実施例(図2) 図2は、第2実施例に係る放電灯点灯装置における第2
の電源回路40の構成図である。
【0040】図2において、第2の電源回路40の整流
ダイオード41のカソードには、コンデンサ42の正極
側電極が接続され、コンデンサ42の負極側電極は接地
されている。また、コンデンサ42の正極側電極には、
電流制限用抵抗48の一端が接続され、抵抗48の他端
は、コンデンサ47の正側電極に接続されている。ま
た、コンデンサ47の正側電極には、ツェナーダイオー
ド49のカソードが接続され、ツェナーダイオード49
のアノードは、接地されている。ツェナーダイオード4
9のツェナー電圧V49は、ツェナーダイオード33のツ
ェナー電圧V33よりも高い。
【0041】第2の電源回路40の動作を説明すると、
電源入力端子1,2(図1)に直流電源が印加された直
後には、上述した第1実施例と同様、抵抗31及び整流
ダイオード32を経てコンデンサ47に充電電流が流
れ、コンデンサ47の充電電圧は、ツェナーダイオード
33のツェナー電圧V33と略等しい電圧まで上昇する。
そして、半導体スイッチ素子9(図1)がスイッチング
動作を開始し、半導体スイッチ9のオン時に、第2の巻
線23に電圧が発生するようになると、コンデンサ42
の充電電圧が上昇し、ツェナーダイオード49が導通す
るとともに、コンデンサ47に整流ダイオード41及び
抵抗48を経て充電電流が流れ、コンデンサ47の充電
電圧は、ツェナーダイオード49のツェナー電圧V49
で上昇する。以後、コンデンサ47の充電電圧が低下す
るたびに、第2の巻線23から充電電流がコンデンサ4
7に流れ、コンデンサ47の充電電圧はツェナー電圧V
49に保たれる。
【0042】この第2実施例によると、第2の電源回路
40の構成を簡単化して、定電圧電源Vccを制御回路1
0(図1)に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る放電灯点灯装置の構成図
【図2】第2実施例に係る放電灯点灯装置における第2
の電源回路の構成図
【符号の説明】
1,2 電源入力端子 5 放電灯(負荷) 9 半導体スイッチ素子 10 制御回路 20 トランス 21 第1の巻線 22 第2の巻線 23 第3の巻線 30 第1の電源回路 40 第2の電源回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次巻線である第1の巻線と、2次巻線
    である第2の巻線と、他の2次巻線である第3の巻線と
    を有するトランスと、 前記第1の巻線に対し直流電源を断続的に供給するため
    の半導体スイッチ素子と、 前記半導体スイッチ素子のスイッチング動作を制御する
    制御回路と、 前記制御回路を起動する第1の電源回路と、 前記制御回路が起動した後に、該制御回路に電源を供給
    する第2の電源回路とを備え、 前記第2の巻線は、前記半導体スイッチ素子のオフ時に
    放電灯に電力を供給し、前記第3の巻線は、前記半導体
    スイッチ素子のオン時に前記第2の電源回路に電力を供
    給することを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の電源回路は、前記第1の巻線
    に対する直流電源を降圧して前記回路を起動することを
    特徴とする請求項1に記載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の電源回路による前記回路への
    電源供給から、前記第2の電源回路による前記回路への
    電源供給へと自動的に切り替わることを特徴とする請求
    項2に記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の電源回路による供給電圧は、
    前記第1の電源回路による供給電圧よりも僅かに高いこ
    とを特徴とする請求項3に記載の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 1次巻線である第1の巻線と、出力用2
    次巻線である第2の巻線と、前記第1の巻線よりも巻数
    の少ない降圧用2次巻線である第3の巻線とを有するト
    ランスと、 前記第1の巻線に対し直流電源を断続的に供給するため
    の半導体スイッチ素子と、 前記半導体スイッチ素子のスイッチング動作を制御する
    制御回路と、 前記直流電源の電圧を抵抗を介して降圧し、前記制御回
    路に供給する第1の電源回路と、 前記第3の巻線の出力電圧を平滑化して前記制御回路に
    供給する第2の電源回路と、 を備えることを特徴とする電源回路。
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