JPS642543Y2 - - Google Patents

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JPS642543Y2
JPS642543Y2 JP1213383U JP1213383U JPS642543Y2 JP S642543 Y2 JPS642543 Y2 JP S642543Y2 JP 1213383 U JP1213383 U JP 1213383U JP 1213383 U JP1213383 U JP 1213383U JP S642543 Y2 JPS642543 Y2 JP S642543Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、出力トランスに基づいて補助電源を
構成し、電力損失の低減を図つたスイツチングレ
ギユレータに関する。
従来技術 スイツチングレギユレータの制御回路の電源電
圧が大幅に変動すれば、正確な制御が不可能にな
る。このため主電源が安定化電圧を供給すること
が不可能な場合には制御回路に定電圧を供給する
安定化電源回路を設ける必要がある。この種のス
イツチングレギユレータは、例えば第1図に示す
如く構成される。この第1図に於いて、1は商用
交流電源、2は主電源整流平滑回路であつて、整
流器3と平滑コンデンサ4とから成る。5はスイ
ツチングトランジスタであつて、出力トランス6
の1次巻線7を通して主電源整流平滑回路2に接
続されている。出力トランス6は、1次巻線7に
結合された2次巻線8及び3次巻線9を有し、2
次巻線8にはダイオード10とコンデンサ11と
から成る出力整流平滑回路12が接続され、3次
巻線9には第1の逆流阻止用ダイオード13とコ
ンデンサ14とから成る補助整流平滑回路15が
接続されている。
16は定電圧を得るための直流安定化電源回路
であつて、主電源整流平滑回路2からの分岐電源
ライン17に直列に接続された制御トランジスタ
18と、このトランジスタ18のベースに定電圧
を与えるためのツエナーダイオード19と、ツエ
ナーダイオード19に電流を流すための抵抗20
と、トランジスタ18の出力段に並列接続された
安定化用コンデンサ21とから成る。
22は公知の制御パルス形成回路であり、三角
波電圧発生回路23、誤差増幅回路24、電圧比
較器25を含む。この制御パルス形成回路22に
於ける三角波電圧発生回路23はコンデンサの充
放電に基づいて三角波電圧を発生する回路であ
り、誤差増幅回路24は一対の出力電圧検出抵抗
26,27から得られる検出電圧と内蔵される基
準電圧源から得られる基準電圧との差に対応した
制御電圧を得る回路であり、比較器25は三角波
電圧と制御電圧との比較に基づいて出力電圧を一
定に制御するためのデユテイ比を有する制御パル
スを形成する回路である。尚、制御パルス形成回
路22内の各回路の正の電源端子は安定化電源回
路16の出力段の第2の逆流阻止用ダイオード2
8と補助整流平滑回路15との間の制御電源ライ
ン29に接続され、負の電源端子は共通電源ライ
ン30に接続されている。
31は駆動回路であり、駆動トランジスタ32
及び駆動トランス33を含んでいる。駆動トラン
ジスタ32のベースは前段の比較器25の出力に
結合され、エミツタは共通ライン30に接続さ
れ、コレクタはトランス33を介して制御電源ラ
イン29に接続されているので、比較器25から
制御パルスが発生すると、駆動トランジスタ32
がオンになり、駆動トランス33から制御パルス
がスイツチングトランジスタ5のベースに供給さ
れる。尚スイツチングトランジスタ5のベース回
路及び駆動トランジスタ32のエミツタ等に必要
に応じて電流調整用の抵抗が接続される。
第1図のスイツチングレギユレータに於いて、
制御パルス形成回路22の等価抵抗R1を20R、
駆動回路31の等価抵抗R2をR、安定化電源回
路16の電圧をE1、補助整流平滑回路15の電
圧をE2とすれば、制御回路部分の等価回路を第
2図で示すことが出来る。そして、起動時には
E2=0であり、E1>E2であるからダイオード2
8がオンになり、安定化電源回路16の出力電圧
E1によつて制御パルス形成回路22及び駆動回
路31が付勢される。しかし起動後には出力トラ
ンス6に電圧が発生するので、3次巻線9の電圧
に基づく補助整流平滑回路15の出力電圧E2
よつて制御回路が付勢される。尚正常動作時には
E1<E2となるように設定されているので、起動
後には第2の逆流阻止用ダイオード28がオフに
なり、安定化電源回路16からは電圧が供給され
ない。このように安定化電源回路16の電圧供給
が停止しても、スイツチングトランジスタ5によ
つて定電圧化された出力が出力トランス6に得ら
れているので、制御回路は正常動作を継続する。
上述の如く起動後に於いて補助整流平滑回路1
5から電力供給を行うと、安定化制御トランジス
タ18に電流が流れなくなるので、ここでの電力
損失が実質的に零になり、装置全体の効率を上昇
させることが出来る。
ところで、第1図の回路で整流平滑回路12の
出力段に接続される負荷が無負荷になつて、制御
パルス幅が最小になつた場合即ちスイツチングの
デユテイ比が最小になつた場合、又は負荷の過電
流検出に応答して制御パルス幅が最小にされた場
合等に於いては、補助整流平滑回路15の電圧
E2が低下し、E1>E2の状態となり、安定化電源
回路16からの電力供給に切り換わる。このた
め、安定化電源回路16に於ける電力損失が増大
した。また、起動時及び起動後のE1>E2の場合
を考慮して安定化電源回路16を設計すれば必然
的にコスト高になる。
考案の目的 そこで、本考案の目的は電力損失の少ないスイ
ツチングレギユレータを提供することにある。
考案の構成 上記目的を達成するための本考案は、理解を容
易にするために実施例を示す図面の符号を参照し
て説明すると、交流電源1に接続された主電源整
流平滑回路2と、前記主電源整流平滑回路2の出
力電圧を断続するためのスイツチングトランジス
タ5と、前記スイツチングトランジスタ5に直列
接続された1次巻線7を有する出力トランス6
と、前記出力トランス6の2次巻線8に接続され
た整流平滑回路12と、前記出力トランス6に設
けられた補助電源用3次巻線9と、前記3次巻線
9に接続された第1の逆流阻止ダイオード13を
含む補助整流平滑回路15と、前記主電源整流平
滑回路2に接続された直流定電圧を得るための安
定化電源回路16と、前記安定化電源回路16を
電源として動作することが出来るように前記安定
化電源回路16に第2の逆流阻止用ダイオード2
8を介して接続された制御パルス形成回路22
と、前記補助整流平滑回路15を電源として動作
するように前記補助整流平滑回制15に接続され
且つ前記制御パルス形成回路22から発生する制
御パルスに応答して前記スイツチングトランジス
タ5を駆動するように構成された駆動回路31
と、前記第2の逆流阻止用ダイオード28と前記
補助整流平滑回路15との間に接続され且つ前記
補助整流平滑回路15から電圧が得られない起動
時に前記安定化電源回路16から前記駆動回路3
1に供給する電流を大幅に制限した状態で前記駆
動回路31を動作可能に付勢するような抵抗値に
設定された電流制限用抵抗34と、前記補助整流
平滑回路15で前記制御パルス形成回路22を付
勢することが可能な方向性を有して前記抵抗34
に並列接続された第3の逆流阻止用ダイオード3
5とから成るスイツチングレギユレータに係わる
ものである。
考案の効果 上記考案によれば、制御パルス形成回路22の
電源ラインと駆動回路の電源ラインとの間に挿入
された抵抗34と第3の逆流阻止用ダイオード3
5との並列回路によつて起動時及び起動後に安定
化電源回路16から駆動回路31に供給される電
流を制限することが可能になり、安定化電源回路
16に於ける電力損失を低減することが出来る。
実施例 次に、第3図及び第4図を参照して本考案の実
施例に係わるスイツチングレギユレータについて
述べる。但し、第3図及び第4図に於いて符号1
〜33で示すものは第1図及び第2図で同一符号
で示すものと実質的に同一であるので、その説明
を省略する。
この実施例では制御パルス形成回路22の電源
ライン29aと駆動回路31の電源ライン29b
との間に抵抗34と第3の逆流阻止用ダイオード
35との並列回路が接続されている。尚第3の逆
流阻止用ダイオード35の向きは第2の逆流阻止
用ダイオード28の向きと逆であつて、補助整流
平滑回路15から制御パルス形成回路22の方向
に電流を流すことが可能な向きである。また、抵
抗34は起動時に駆動回路31を動作させること
が可能な電流を供給するように設定されている。
この実施例に於いて、制御パルス形成回路22は
小信号を扱う部分であるから、等価抵抗R1を極
めて大きく、第4図に示す如く20Rで示すこと
が出来る。一方、駆動回路31はスイツチングト
ランジスタ5に駆動電流を供給する回路であり、
比較的大信号を扱う回路であるから等価抵抗R2
は低く、例えばRで示すことが出来る。このよう
に、R1=20R、R2=Rの場合には、新規に設け
た抵抗34の抵抗値は例えばR3=9Rに設定する。
第3図の回路の起動時には、E2=0であるか
ら、安定化電源回路16から制御パルス形成回路
22に例えばE1=12Vが供給される。制御パルス
形成回路22は三角波電圧発生回路23等を含む
ので、精度の高い定電圧を要求するが、これを満
足する電圧の供給が可能である。この起動時に於
いて、駆動回路31には抵抗34を通して制限さ
れた電流が供給される。ところで、駆動回路31
はスイツチングトランジスタ5をオンさせるに必
要なベース電流を供給する回路であるので、所定
の定電圧で付勢されなくとも動作可能である。従
つて、抵抗34を介して制限された電流が供給さ
れ、制限された電圧が印加されても、駆動トラン
ジスタ32及びスイツチングトランジスタ5がオ
ンすることが可能である。一旦スイツチングトラ
ンジスタ5がオンして出力電圧が発生すると、3
次巻線9に基づく定電圧化された電圧E2が発生
し、駆動回路31及びスイツチングトランジスタ
5の動作が安定的に継続する。また、E2はE1
りも大に設定され、例えば15Vであるので、第3
の逆流阻止用ダイオード35がオンになり、一
方、第2の逆流阻止用ダイオード28がオフにな
り、制御パルス形成回路22にも3次巻線9に基
づく安定化電圧E2が供給される。
一方、無負荷時、又は過電流時に、に制御パル
スの幅が最小にされ、3次巻線9に基づいて得ら
れる電圧E2が低下し、E1>E2になると、第2の
逆流阻止用ダイオード28がオンになり、逆に第
3の逆流阻止用ダイオード35がオフになり、制
御パルス形成回路22で要求する電流の大部分は
安定化電源回路16から供給される。これに対し
て、駆動回路31の電源ライン29bの電位は
E2が極端に低下しない限りE2に保たれる。即ち、
E1によつて第4図の抵抗R3=9Rと抵抗R2=Rに
も電流が流れるが、R3>R2であるから、E1に基
づいて第1の逆流阻止用ダイオード13をオフに
するような電圧は発生せず、第1の逆流阻止用ダ
イオード13のオンは継続する。比較的低い電圧
であつても、トランジスタ32,5をオンするこ
とが可能なレベルの電圧が発生していれば、駆動
回路31は主として3次巻線9の電圧で駆動され
る。このため、安定化電源回路16の電流は極め
て低いレベルに保たれる。
上述から明らかなように、本実施例によれば、
起動時、過電流時、無負荷時等のE2が零又は低
い時に、駆動回路31に安定化電源回路16を通
して供給される電流が極めて小さくなる。従つ
て、安定化電源回路16の電力損失が少なくな
る。
また、安定化電源回路16の電流容量を小さく
設計することが可能になり、低コスト化が可能に
なる。
変形例 (a) 駆動回路31を第5図に示す如く駆動トラン
ジスタ32のエミツタと共通ラインとの間に抵
抗REを接続し、エミツタをスイツチングトラ
ンジスタ2のベースに結合する構成としてもよ
い。
(b) 制御パルス形成回路22に、過電流保護回
路、発振周波数制御回路等を含めてもよい。
(c) 駆動回路31を、スイツチングトランジスタ
5に制御パルスに対応したベース電流を供給す
ることが可能な種々の回路に変形しても差支え
ない。
(d) コンデンサ14と駆動回路31との間の電源
ラインに逆流阻止用ダイオードを設けてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスイツチングレギユレータを示
す回路図、第2図は第1図の制御回路部分の等価
回路図、第3図は本考案の実施例に係わるスイツ
チングレギユレータを示す回路図、第4図は第3
図の制御回路部分の等価回路図、第5図は駆動回
路の変形例を示す回路図である。 1……交流電源、2……主電源整流平滑回路、
5……スイツチングトランジスタ、6……出力ト
ランス、7……1次巻線、8……2次巻線、9…
…3次巻線、12……整流平滑回路、13……第
1の逆流阻止用ダイオード、15……補助整流平
滑回路、16……直流安定化電源回路、22……
制御パルス形成回路、28……第2の逆流阻止用
ダイオード、31……駆動回路、34……電流制
限抵抗、35……第3の逆流阻止用ダイオード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 交流電源1に接続された主電源整流平滑回路2
    と、 前記主電源整流平滑回路2の出力電圧を断続す
    るためのスイツチングトランジスタ5と、 前記スイツチングトランジスタ5に直列接続さ
    れた1次巻線7を有する出力トランス6と、 前記出力トランス6の2次巻線8に接続された
    出力整流平滑回路12と、 前記出力トランス6に設けられた補助電源用3
    次巻線9と、 前記3次巻線9に接続された第1の逆流阻止用
    ダイオード13を含む補助整流平滑回路15と、 前記主電源整流平滑回路2に接続された直流定
    電圧を得るための安定化電源回路16と、 前記安定化電源回路16を電源として動作する
    ことが出来るように前記安定化電源回路16に第
    2の逆流阻止用ダイオード28を介して接続され
    た制御パルス形成回路22と、 前記補助整流平滑回路15を電源として動作す
    るように前記補助整流平滑回路15に接続され且
    つ前記制御パルス形成回路22から発生する制御
    パルスに応答して前記スイツチングトランジスタ
    5を駆動するように構成された駆動回路31と、 前記第2の逆流阻止用ダイオード28と前記補
    助整流平滑回路15との間に接続され且つ前記補
    助整流平滑回路15から電圧が得られない起動時
    に前記安定化電源回路16から前記駆動回路31
    に供給する電流を大幅に制限した状態で前記駆動
    回路31を動作可能に付勢するような抵抗値に設
    定された電流制限用抵抗34と、 前記補助整流平滑回路15で前記制御パルス形
    成回路22を付勢することが可能な方向性を有し
    て前記抵抗34に並列接続された第3の逆流阻止
    用ダイオード35と、 から成るスイツチングレギユレータ。
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