JP2002246886A - 半導体回路部品 - Google Patents

半導体回路部品

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JP2002246886A
JP2002246886A JP2001035502A JP2001035502A JP2002246886A JP 2002246886 A JP2002246886 A JP 2002246886A JP 2001035502 A JP2001035502 A JP 2001035502A JP 2001035502 A JP2001035502 A JP 2001035502A JP 2002246886 A JP2002246886 A JP 2002246886A
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Shuji Mayama
修二 真山
Keizo Ikeda
啓三 池田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/48Networks for connecting several sources or loads, working on the same frequency or frequency band, to a common load or source

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従前の機械式リレーと同様に外付けされるス
イッチ手段のオンオフ操作に応じて負荷の動作を切り換
え、かつ、スイッチ手段のリークに起因する負荷の誤動
作を回避することができるようにする。 【解決手段】 制御端子付きの負荷制御用半導体スイッ
チ素子であるMOSFET12と、このMOSFET1
2のゲートGに制御信号を供給してMOSFET12を
駆動させるチャージポンプ回路からなる制御信号供給回
路14と、外付けされるスイッチSWがオン操作された
ときにのみ制御信号供給回路14にバッテリー電源から
の電源電圧が供給されて制御信号が出力されるようにす
る駆動制御回路16とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外付けされるスイ
ッチ手段がオン操作されて電源電圧が供給されることに
より駆動可能にされる半導体回路部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車載電装部品に供給される電源電
圧のオンオフ制御には主として機械式リレーが用いられ
てきた。すなわち、図6に示すように、機械式リレー1
01は、リレーコイル102とリレー接点103とを有
しており、リレーコイル102の一方端子T1がスイッ
チ104を介してバッテリー電源の+B端子に接続され
ると共に他方端子T2が接地され、リレー接点103の
一方端子T3がリレーコイル102の一方端子T1に接
続されると共に他方端子T4が一端を接地した負荷10
5の他端に接続されるようになっている。このリレー回
路においては、電源側のスイッチ104がオンにされる
と、リレー接点103が閉路されることで負荷105が
駆動されることになる。
【0003】また、図7に示すように、リレーコイル1
02の一方端子T1がバッテリー電源の+B端子に接続
されると共に他方端子T2がスイッチ106を介して接
地される場合もある。なお、リレー接点103の各端子
T3,T4の接続は、図6に示すものと同様である。こ
のリレー回路においては、接地側のスイッチ106がオ
ンにされると、リレー接点103が閉路されることで負
荷105が駆動されることになる。
【0004】また、図8に示すように、リレーコイル1
02の一方端子T1がスイッチ107を介してバッテリ
ー電源の+B端子に接続されると共に他方端子T2がス
イッチT108を介して接地される場合もある。この場
合も、リレー接点103の各端子T3,T4の接続は、
図6に示すものと同様である。このリレー回路において
は、電源側のスイッチ107と接地側のスイッチ108
とが同時にオンにされると、リレー接点103が閉路さ
れることで負荷105が駆動されることになる。なお、
いずれのリレー回路も、機械式リレー101が電気接続
箱に収納されるバスバー回路基板のバスバー端子に装着
されることで構成されるものである。
【0005】一方、近年の急速な半導体製造技術の進歩
により、図9に概略的に示すように、小型化、低コスト
化、高信頼性化等の面で機械式リレーよりも優れたスイ
ッチ機能を有する半導体回路部品109が開発され、多
用されるようになってきている。この半導体回路部品1
09は、MOSFET110と、このMOSFET11
0のゲートGに制御信号を供給するチャージポンプ回路
からなる制御信号供給回路111とを備えたものであ
り、制御信号供給回路111の電源入力端112とMO
SFET110のドレインDとが第1外部引出端子T1
1に接続されると共に、制御信号供給回路111の接地
端113が第2外部引出端子T12に接続され、MOS
FET110のソースSが第3外部引出端子T13に接
続されたものである。
【0006】このように構成された半導体回路部品10
9では、例えば、第1外部引出端子T11をスイッチを
介してバッテリー電源の+B端子に接続すると共に、第
2外部引出端子T12を接地し、第3外部引出端子T1
3を一端が接地された負荷の他端に接続するようにする
と、図6で示すリレー回路と近似したスイッチ動作を行
うものとすることができる。また、第1外部引出端子T
11をバッテリー電源の+B端子に接続すると共に、第
2外部引出端子T12をスイッチを介して接地し、第3
外部引出端子T13を負荷に接続するようにすると、図
7で示すリレー回路と近似したスイッチ動作を行うもの
とすることができる。
【0007】また、第1外部引出端子T11をスイッチ
を介してバッテリー電源の+B端子に接続すると共に、
第2外部引出端子T12をスイッチを介して接地し、第
3外部引出端子T13を負荷に接続するようにすると、
図8で示すリレー回路と近似したスイッチ動作を行うも
のとすることができる。このため、いずれのリレー回路
においても、バスバー回路基板の回路構成に実質的な変
更を加えることなく機械式リレー101を半導体回路部
品にそのまま置き換えて用いるようにすることが考えら
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記図6乃至8に示す
外付けされるスイッチ104,106,107,108
では、結露等により接点間に例えば10KΩ程度のリー
ク抵抗が形成される場合がある。同図に示す機械式リレ
ー101を用いた回路の場合、この程度のリーク抵抗で
はリレーコイル102に流れる電流が微小であることか
ら機械式リレー101が動作することはない。しかしな
がら、半導体回路部品109を用いた回路の場合、第1
外部引出端子T11と第2外部引出端子T12との間の
回路インピーダンスがスイッチの接点間に形成されるリ
ーク抵抗よりもはるかに高いため、第1外部引出端子T
11側あるいは第2外部引出端子T12側に接続された
スイッチの接点間に結露等によりリーク抵抗が形成され
ると、実質的にスイッチがオンにされたとの同様の状態
となって半導体回路部品109が動作してしまい、負荷
105が誤動作する虞がある。このため、車載用電装部
品のオンオフ制御回路等においてはそのまま機械式リレ
ーに置き換えることは困難であるという問題があった。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、従前の機械式リレーと同様に外付けされるス
イッチ手段のオンオフ操作に応じて負荷の動作を切り換
え、かつ、スイッチ手段のリーク抵抗に起因する負荷の
誤動作を回避することができる半導体回路部品を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、外付けされるスイッチ手段がオ
ン操作されて電源電圧が供給されることで駆動可能にさ
れる半導体回路部品であって、制御端子付きの負荷制御
用半導体スイッチ素子と、この負荷制御用半導体スイッ
チ素子の制御端子に制御信号を供給して当該負荷制御用
半導体スイッチ素子を駆動させる制御信号供給回路と、
前記スイッチ手段がオン操作されたときにのみ前記制御
信号供給回路に電源電圧が供給されて前記制御信号が出
力されるようにする駆動制御回路とを備えたことを特徴
としている。
【0011】この構成によれば、スイッチ手段がオン操
作されたときにのみ制御信号供給回路が駆動されて負荷
制御用半導体スイッチ素子の制御端子に制御信号が供給
され、これにより負荷制御用半導体スイッチ素子が導通
状態とされる。このため、スイッチ手段がオン操作され
ていないときに接点間に結露等によりリーク抵抗が形成
されても制御信号供給回路が駆動されることがなくなる
結果、外付けされるスイッチ手段に起因する負荷の誤動
作が防止され、機械式リレーと置き換えることができる
ようになる。
【0012】また、請求項2の発明は、請求項1に係る
ものにおいて、前記駆動制御回路が、電源と接地との間
に前記スイッチ手段と直列に配設され、当該スイッチ手
段がオン操作されたときにのみ前記制御信号供給回路に
電源電圧が供給されるようにするものであることを特徴
としている。
【0013】この構成によれば、スイッチ手段がオン操
作されたときにのみ駆動制御回路に電源電圧が供給さ
れ、これにより駆動制御回路が駆動されて制御信号供給
回路に電源電圧が供給されるようになる。
【0014】また、請求項3の発明は、請求項2に係る
ものにおいて、前記駆動制御回路が、制御端子付きの駆
動制御用半導体スイッチ素子と、前記スイッチ手段がオ
ン操作されたときに規定値の電源電圧が供給されること
で前記駆動制御用半導体スイッチ素子の制御端子に駆動
電圧を供給する電圧供給回路とを備え、前記駆動制御用
半導体スイッチ素子が、前記電圧供給回路から駆動電圧
が供給されて駆動されたときに前記制御信号供給回路に
電源電圧が供給されるようにするものであることを特徴
としている。
【0015】この構成によれば、スイッチ手段がオン操
作されていないときに接点間に結露等によりリーク抵抗
が形成されても、そのリーク抵抗における電圧降下によ
り電圧供給回路に規定値の電源電圧が供給されないた
め、駆動制御用半導体スイッチ素子が導通状態となら
ず、制御信号供給回路が駆動されないようになる。この
ため、外付けされるスイッチ手段に起因する負荷の誤動
作が防止され、機械式リレーと置き換えることができる
ようになる。
【0016】また、請求項4の発明は、請求項3に係る
ものにおいて、前記電圧供給回路が、前記スイッチ手段
を介して供給される電源電圧を分圧する分圧回路と、こ
の分圧回路により分圧された電圧を一定値に抑制する電
圧抑制回路とからなるものであることを特徴としてい
る。
【0017】この構成によれば、スイッチ手段がオン操
作されてバッテリー電源から大きな値の電源電圧が供給
された場合でも、電圧抑制回路により駆動制御用半導体
スイッチ素子の制御端子には一定値の電圧が供給される
ことから駆動制御用半導体スイッチ素子が安定した状態
で導通される。また、スイッチ手段がオン操作されてい
ないときに接点間に結露等によりリーク抵抗が形成され
た場合、そのリーク抵抗における電圧降下により分圧回
路には小さな値の電源電圧しか供給されず、しかもその
小さな値の電源電圧が分圧されることから駆動制御用半
導体スイッチ素子が導通状態とならず、制御信号供給回
路が駆動されることがなくなる結果、外付けされるスイ
ッチ手段に起因する負荷の誤動作が防止され、機械式リ
レーと置き換えることができるようになる。
【0018】また、請求項5の発明は、請求項3又は4
に係るものにおいて、前記駆動制御用半導体スイッチ素
子が、その一方端を前記制御信号供給回路の接地端に接
続し、前記電圧供給回路から駆動電圧が供給されて駆動
されることで前記接地端を駆動制御用半導体スイッチ素
子の他方端を介して接地することにより前記制御信号供
給回路に電源電圧が供給されるようにするものであるこ
とを特徴としている。
【0019】この構成によれば、電圧供給回路から駆動
電圧が供給されて駆動制御用半導体スイッチ素子が駆動
されることで制御信号供給回路の接地端が接地され、こ
れにより制御信号供給回路に電源電圧が供給されること
になる。
【0020】また、請求項6の発明は、請求項5に係る
ものにおいて、前記電圧供給回路の電源入力端に接続さ
れ、前記スイッチ手段を介して電源に接続される第1外
部引出端子と、前記駆動制御用半導体スイッチ素子の他
方端に接続され、接地される第2外部引出端子と、前記
負荷制御用半導体スイッチ素子の一方端及び前記制御信
号供給回路の電源入力端に接続され、電源に接続される
第3外部引出端子と、前記負荷制御用半導体スイッチ素
子の他方端に接続され、負荷に接続される第4外部引出
端子とを備えたことを特徴としている。
【0021】この構成によれば、例えば、第1外部引出
端子と第2外部引出端子とをリレーコイル両端の各端子
に対応させ、第3外部引出端子と第4外部引出端子とを
リレー接点両端の端子に対応させるようにすることで、
バスバー回路基板等の回路構成を実質的に変更しないよ
うにして従来の機械式リレーと置き換えることができ
る。
【0022】また、請求項7の発明は、請求項3又は4
に係るものにおいて、前記駆動制御用半導体スイッチ素
子が、その一方端が前記制御信号供給回路の電源入力端
に接続され、前記電圧供給回路から駆動電圧が供給され
て駆動されることで前記電源入力端を駆動制御用半導体
スイッチ素子の他方端を介して電源に接続することによ
り前記制御信号供給回路に電源電圧が供給されるように
するものであることを特徴としている。
【0023】この構成によれば、電圧供給回路から駆動
電圧が供給されて駆動制御用半導体スイッチ素子が駆動
されることで制御信号供給回路の電源入力端が電源に接
続され、これにより制御信号供給回路に電源電圧が供給
されることになる。
【0024】また、請求項8の発明は、請求項7に係る
ものにおいて、前記駆動制御用半導体スイッチ素子の他
方端及び前記負荷制御用半導体スイッチ素子の一方端に
接続され、電源に接続される第1外部引出端子と、前記
電圧供給回路の接地端に接続され、前記スイッチ手段を
介して接地される第2外部引出端子と、前記負荷制御用
半導体スイッチ素子の他方端に接続され、負荷に接続さ
れる第3外部引出端子と、前記制御信号供給回路の接地
端に接続され、接地される第4外部引出端子とを備えた
ことを特徴としている。
【0025】この構成によれば、例えば、第1外部引出
端子と第2外部引出端子とをリレーコイル両端の各端子
に対応させると共に、第1外部引出端子と第3外部引出
端子とをリレー接点両端の端子に対応させ、第4外部引
出端子を接地させるようにすることで、バスバー回路基
板等の回路構成を実質的に変更しないようにして従来の
機械式リレーと置き換えることができる。
【0026】また、請求項9の発明は、請求項1に係る
ものにおいて、前記駆動制御回路が第1駆動制御回路と
第2駆動制御回路とを備えると共に、前記スイッチ手段
が第1スイッチ手段と第2スイッチ手段とを備え、前記
第1駆動制御回路が電源と接地との間に前記第1スイッ
チ手段と直列に配設され、前記第2駆動制御回路が電源
と接地との間に前記第2スイッチ手段と直列に配設さ
れ、当該第1,第2スイッチ手段がオン操作されたとき
にのみ前記制御信号供給回路に電源電圧が供給されるよ
うにするものであることを特徴としている。
【0027】この構成によれば、第1,第2スイッチ手
段が同時にオン操作されたときにのみ制御信号供給回路
に電源電圧が供給されるので、スイッチ手段に起因する
負荷の誤動作がより確実に防止され、機械式リレーと置
き換えることができるようになる。
【0028】また、請求項10の発明は、請求項9に係
るものにおいて、前記第1駆動制御回路が、制御端子付
きの第1駆動制御用半導体スイッチ素子と、前記第1ス
イッチ手段がオン操作されたときに規定値の電源電圧が
供給されることで前記第1駆動制御用半導体スイッチ素
子の制御端子に駆動電圧を供給する第1電圧供給回路と
を備え、前記第2駆動制御回路が、制御端子付きの第2
駆動制御用半導体スイッチ素子と、前記第2スイッチ手
段がオン操作されたときに規定値の電源電圧が供給され
ることで前記第2駆動制御用半導体スイッチ素子の制御
端子に駆動電圧を供給する第2電圧供給回路とを備え、
前記前記第1,第2駆動制御用半導体スイッチ素子が、
第1,第2電圧供給回路から駆動電圧が供給されて駆動
されたときに前記制御信号供給回路に電源電圧が供給さ
れるようにするものであることを特徴としている。
【0029】この構成によれば、いずれか一方のスイッ
チ手段の接点間に形成されるリーク抵抗が例え低い値で
あっても他方のスイッチ手段の接点間におけるリーク抵
抗が高い値である限りは、その他方のスイッチ手段が接
続される電圧供給回路には規定値の電源電圧が供給され
ないことになるため、外付けされるスイッチ手段に起因
する負荷の誤動作がより確実に防止され、機械式リレー
と置き換えることができるようになる。
【0030】また、請求項11の発明は、請求項10に
係るものにおいて、前記第1電圧供給回路が、前記第1
スイッチ手段を介して供給される電源電圧を分圧する第
1分圧回路と、この第1分圧回路により分圧された電圧
を一定値に抑制する第1電圧抑制回路とからなるもので
あり、前記第2電圧供給回路が、前記第2スイッチ手段
を介して供給される電源電圧を分圧する第2分圧回路
と、この第2分圧回路により分圧された電圧を一定値に
抑制する第2電圧抑制回路とからなるものであることを
特徴としている。
【0031】この構成によれば、いずれか一方のスイッ
チ手段の接点間に形成されるリーク抵抗が例え低い値で
あっても他方のスイッチ手段の接点間におけるリーク抵
抗が高い値である限りは、その他方のスイッチ手段が接
続される電圧供給回路には小さな値の電源電圧しか供給
されず、しかもその小さな値の電源電圧が分圧されるこ
とから駆動制御用半導体スイッチ素子が導通状態となら
ず、制御信号供給回路が駆動されることがなくなる結
果、外付けされるスイッチ手段に起因する負荷の誤動作
がより確実に防止され、機械式リレーと置き換えること
ができるようになる。
【0032】また、請求項12の発明は、請求項10又
は11に係るものにおいて、前記第1駆動制御用半導体
スイッチ素子が、その一方端を前記制御信号供給回路の
接地端に接続し、前記第1電圧供給回路から駆動電圧が
供給されて駆動されることで前記接地端を第1駆動制御
用半導体スイッチ素子の他方端を介して接地し、前記第
2駆動制御用半導体スイッチ素子が、その一方端を前記
制御信号供給回路の電源入力端に接続し、前記第2電圧
供給回路から駆動電圧が供給されて駆動されることで前
記電源入力端を第2駆動制御用半導体スイッチ素子の他
方端を介して電源に接続することにより前記制御信号供
給回路に電源電圧が供給されるようにするものであるこ
とを特徴としている。
【0033】この構成によれば、第1電圧供給回路から
駆動電圧が供給されて第1駆動制御用半導体スイッチ素
子が駆動されることで制御信号供給回路の接地端が接地
され、第2電圧供給回路から駆動電圧が供給されて第2
駆動制御用半導体スイッチ素子が駆動されることで制御
信号供給回路の電源入力端が電源に接続され、これによ
り制御信号供給回路に電源電圧が供給されることにな
る。
【0034】また、請求項13の発明は、請求項12に
係るものにおいて、前記第1電圧供給回路の電源入力端
に接続され、前記第1スイッチ手段を介して電源に接続
される第1外部引出端子と、前記第2電圧供給回路の接
地端に接続され、前記第2スイッチ手段を介して接地さ
れる第2外部引出端子と、前記第2駆動制御用半導体ス
イッチ素子の他方端及び前記負荷制御用半導体スイッチ
素子の一方端に接続され、電源に接続される第3外部引
出端子と、前記負荷制御用半導体スイッチ素子の他方端
に接続され、負荷に接続される第4外部引出端子と、前
記第1駆動制御用半導体スイッチ素子の他方端に接続さ
れ、接地される第5外部引出端子とを備えたことを特徴
としている。
【0035】この構成によれば、例えば、第1外部引出
端子と第2外部引出端子とをリレーコイル両端の各端子
に対応させると共に、第3外部引出端子と第4外部引出
端子とをリレー接点両端の各端子に対応させ、第5外部
引出端子を接地させるようにすることで、バスバー回路
基板等の回路構成を実質的に変更しないようにして従来
の機械式リレーと置き換えることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施形態に
係るスイッチ機能を有する半導体回路部品の構成を示す
図である。この図において、半導体回路部品10は、車
載電装部品に供給される電源電圧のオンオフ制御に適用
され、従来の図6に示すリレー回路における機械式リレ
ーと置き換えの容易なものであり、制御端子付きの負荷
制御用半導体スイッチ素子であるNチャネルMOSFE
T12と、このMOSFET12の制御端子であるゲー
トGに制御信号を供給するチャージポンプ回路からなる
制御信号供給回路14と、正常な電源電圧が供給された
ときにのみ制御信号供給回路14を駆動可能にする駆動
制御回路16とを備えている。これら各構成要素は、本
実施形態では、すべて同一の半導体基板上に一体に構成
されたものである。
【0037】MOSFET12は、例えばエンハンスメ
ント形のもので、ドレインDがバッテリー電源の+B端
子に接続される外部引出端子18に接続され、ソースS
が一端を接地した車載電装部品である負荷Lの他端に接
続される外部引出端子20に接続され、制御端子である
ゲートGが制御信号供給回路14に接続されてなるもの
である。
【0038】制御信号供給回路14は、バッテリー電源
から供給される電源電圧を所定値に昇圧するもので、バ
ッテリー電源の+B端子に接続される外部引出端子18
に接続された電源入力端141と、接地される外部引出
端子22に駆動制御回路16を介して接続された接地端
142と、MOSFET12のゲートGに接続された出
力端143とを備えている。この制御信号供給回路14
では、電源入力端141が外部引出端子18を介してバ
ッテリー電源の+B端子に接続され、接地端142が駆
動制御回路16と外部引出端子22とを介して接地され
ることで、出力端143からMOSFET12のドレイ
ンDとソースS間を導通状態にする制御信号が出力され
る。
【0039】駆動制御回路16は、ドレインDが制御信
号供給回路14の接地端142に接続され、ソースSが
外部引出端子22に接続されてなる制御端子付きの駆動
制御用半導体スイッチ素子であるエンハンスメント形の
NチャネルMOSFET161と、外部のスイッチSW
の一端に接続される外部引出端子24とMOSFET1
61のゲートG間に接続された第1抵抗素子162と、
MOSFET161のゲートGとソースS間に接続され
た第2抵抗素子163と、アノードAがMOSFET1
61のソースSに接続され、カソードKがMOSFET
161のゲートGに接続されたツェナーダイオード16
4とを備えている。なお、スイッチSWの他端は、バッ
テリー電源の+B端子に接続されるようになっている。
【0040】これら第1抵抗素子162と第2抵抗素子
163とは、バッテリー電源から供給される電源電圧を
分圧する分圧回路を構成するものであり、バッテリー電
源が満充電状態にあるときにMOSFET161のドレ
インDとソースS間を通常の導通状態にする(すなわ
ち、ドレイン−ソース間オン抵抗が小さな値になるよう
にする。)のに最低限必要とする値を超える大きさの電
圧を第1抵抗素子162と第2抵抗素子163の接続点
から取り出すようにしたものである。
【0041】また、ツェナーダイオード164は、MO
SFET161のドレインDとソースS間に介挿する電
圧抑圧回路を構成するものであり、第1抵抗素子162
と第2抵抗素子163の接続点から取り出された分圧電
圧をツェナー電圧により決まる一定値(ドレインDとソ
ースS間を通常の導通状態にするのに必要な電圧値)に
抑制してMOSFET161のゲートGとソースS間に
駆動電圧として供給するものである。なお、これらの第
1抵抗素子162及び第2抵抗素子163からなる分圧
回路と、ツェナーダイオード164からなる電圧抑圧回
路とからMOSFET161のゲートGとソースS間に
駆動電圧を供給する電圧供給回路を構成する。
【0042】また、第1抵抗素子162及び第2抵抗素
子163の各抵抗値は、スイッチSWがオフになってい
るときにその接点間に結露等によりリーク抵抗(例え
ば、10KΩ)が形成されて外部引出端子24にバッテ
リー電源から電源電圧が供給された状態になった場合で
あっても、MOSFET161のゲートGとソースS間
にドレインDとソースS間が実質的に非導通状態となる
ような値の電圧しか供給されない値に設定されている。
【0043】すなわち、スイッチSWの接点間にリーク
抵抗が形成された場合、そのリーク抵抗における電圧降
下により第1抵抗素子162の外部引出端子24に接続
される側である電源入力端には規定値よりも低い値の電
源電圧しか供給されないことになる。このため、第1抵
抗素子162及び第2抵抗素子163の各抵抗値は、こ
の規定値よりも低い値の電源電圧が分圧されたときにM
OSFET161のゲートGとソースS間にドレインD
とソースS間が実質的に非導通状態となるような値の電
圧が供給される値に設定されることになる。
【0044】このように回路構成された半導体回路部品
10では、外部引出端子18がバッテリー電源の+B端
子に接続されると共に、外部引出端子20が負荷Lに接
続され、外部引出端子22が接地されると共に、外部引
出端子24がスイッチSWを介してバッテリー電源の+
B端子に接続される。この状態で、スイッチSWがオン
操作されると、バッテリー電源から供給される規定値の
電源電圧が第1抵抗素子162と第2抵抗素子163と
で分圧される一方、この分圧された電圧がツェナーダイ
オード164のツェナー電圧により決まる値に抑制され
てMOSFET161のゲートGとソースS間に供給さ
れる。
【0045】これにより、MOSFET161のドレイ
ンDとソースS間が導通状態となり、制御信号供給回路
14の接地端142が外部引出端子22を介して接地さ
れることになる結果、制御信号供給回路14にバッテリ
ー電源から電源電圧が供給される。そして、出力端14
3から所定の制御信号が出力されてMOSFET12の
ドレインDとソースS間が導通状態となり、負荷LにM
OSFET12を介してバッテリー電源から電源電圧が
供給される。
【0046】また、このように回路構成された半導体回
路部品10では、スイッチSWがオン操作されていない
ときに接点間に結露等によりリーク抵抗が形成されたと
しても、MOSFET161のゲートGとソースS間に
はドレインDとソースS間が実質的に非導通状態となる
値の電圧しか供給されないように設定されているので、
スイッチSWをオン操作していないのに制御信号供給回
路14が動作して負荷制御用のMOSFET12のドレ
インDとソースS間が導通状態になり、負荷Lが誤動作
するようなことが確実に阻止されることになる。
【0047】また、このように回路構成された半導体回
路部品10では、例えば、図2に示すように、各外部引
出端子18,20,22,24を2列に並んだ状態で一
方向に引き出すようにしたDIP型、あるいは、図3に
示すように、各外部引出端子18,20,22,24を
1列に並んだ状態で一方向に引き出すようにしたSIP
型等に構成し、各外部引出端子18,20,22,24
をバスバー回路基板のバスバー端子に装着することで、
バスバー回路を変更することなく、あるいは、バスバー
端子の形、位置、個数を変更する等の僅かな変更のみ
(すなわち、バスバー回路基板を実質的に変更しないよ
うにして)で従来の図6に示すリレー回路の機械式リレ
ーに置き換えて用いることが可能になる。また、従来の
機械式リレーと特性的にも同等のものとなり不都合なく
置き換えが可能となる。
【0048】すなわち、図6に示すリレー回路におい
て、機械式リレー101の端子T1が差し込まれるバス
バー端子に半導体回路部品10の外部引出端子24を差
し込み、機械式リレー101の端子T2が差し込まれる
バスバー端子に半導体回路部品10の外部引出端子22
を差し込み、機械式リレー101の端子T3が差し込ま
れるバスバー端子に半導体回路部品10の外部引出端子
18を差し込み、機械式リレー101の端子T4が差し
込まれるバスバー端子に半導体回路部品10の外部引出
端子20を差し込むようにすればよい。
【0049】図4は、本発明の第2実施形態に係るスイ
ッチ機能を有する半導体回路部品の構成を示す図であ
る。この第2実施形態の半導体回路部品10aは、従来
の図7に示すリレー回路における機械式リレーと置き換
えの容易なものであり、第1実施形態の半導体回路部品
10における駆動制御回路16と同一の機能を有する駆
動制御回路16aが制御信号供給回路14の電源入力端
141側に接続されている点で相違しているだけで基本
的な構成は第1実施形態のものと同一であるため、同一
の構成要素については同一の符号を付すことで詳細な説
明を省略し、以下においては主として第1実施形態の半
導体回路部品10との相違点を中心に説明する。
【0050】すなわち、この半導体回路部品10aは、
駆動制御回路16aが制御信号供給回路14の電源入力
端141側に接続されるものであるため、駆動制御回路
16におけるNチャネルMOSFET161に代えてP
チャネルMOSFET165が用いられ、ツェナーダイ
オード164はアノードAがMOSFET165のゲー
トGに接続され、カソードKがMOSFET165のソ
ースSに接続されている。
【0051】また、MOSFET165のソースSが負
荷制御用のMOSFET12のドレインDと共にバッテ
リー電源の+B端子に接続される外部引出端子26に接
続され、MOSFET165のドレインDが制御信号供
給回路14の電源入力端141に接続され、駆動制御回
路16aを構成する分圧回路における第1抵抗素子16
2の接地側である一方端がスイッチSWの一端に接続さ
れる外部引出端子28に接続されている。なお、スイッ
チSWの他端は接地されるようになっている。また、負
荷制御用のMOSFET12のソースSが一端を接地し
た負荷Lの他端に接続される外部引出端子30に接続さ
れ、制御信号供給回路14の接地端142が接地される
外部引出端子32に接続されている。
【0052】このように回路構成された半導体回路部品
10aでは、外部引出端子26がバッテリー電源の+B
端子に接続されると共に、外部引出端子28がスイッチ
SWを介して接地され、外部引出端子30が負荷Lに接
続されると共に、外部引出端子32が接地される。この
状態で、スイッチSWがオン操作されると、バッテリー
電源から規定値の電源電圧が第1抵抗素子162と第2
抵抗素子163とからなる分圧回路に供給されて分圧さ
れる一方、この分圧された電圧が電圧抑制回路を構成す
るツェナーダイオード164のツェナー電圧により決ま
る値に抑制されてMOSFET165のゲートGとソー
スS間に駆動電圧として供給される。なお、これらの第
1抵抗素子162及び第2抵抗素子163からなる分圧
回路と、ツェナーダイオード164からなる電圧抑圧回
路とからMOSFET165のゲートGとソースS間に
駆動電圧を供給する電圧供給回路を構成する。
【0053】これにより、MOSFET165のドレイ
ンDとソースS間が導通状態となり、制御信号供給回路
14の電源入力端141がMOSFET165と外部引
出端子26とを介してバッテリー電源の+B端子に接続
されることになる結果、制御信号供給回路14にバッテ
リー電源からの電源電圧が供給される。そして、出力端
143から所定の制御信号が出力されてMOSFET1
2のドレインDとソースS間が導通状態となり、負荷L
にMOSFET12を介してバッテリー電源からの電源
電圧が供給される。
【0054】また、このように回路構成された半導体回
路部品10aでは、スイッチSWがオン操作されていな
いときに接点間に結露等によりリーク抵抗が形成された
としても、MOSFET165のゲートGとソースS間
には第1実施形態の場合と同様にドレインDとソースS
間が実質的に非導通状態となる値の電圧しか供給されな
いように第1抵抗素子162と第2抵抗素子163の抵
抗値が設定されているので、スイッチSWをオン操作し
ていないのに制御信号供給回路14が動作して負荷制御
用のMOSFET12のドレインDとソースS間が導通
状態となり、負荷Lが誤動作するようなことが確実に阻
止されることになる。
【0055】また、このように回路構成された半導体回
路部品10aでは、各外部引出端子26,28,30,
32を第1実施形態の半導体回路部品10と同様に図2
や図3に示すようなDIP型やSIP型等に構成し、各
外部引出端子26,28,30,32をバスバー回路基
板のバスバー端子に装着することで、バスバー回路基板
を実質的に変更しないで従来の図7に示すリレー回路の
機械式リレーに置き換えて用いることが可能になる。ま
た、従来の機械式リレーと特性的にも同等のものとなり
不都合なく置き換えが可能となる。
【0056】すなわち、図7に示す機械式リレー101
の端子T1が差し込まれるバスバー端子に半導体回路部
品10aの外部引出端子26を差し込み、機械式リレー
101の端子T2が差し込まれるバスバー端子に半導体
回路部品10aの外部引出端子28を差し込み、機械式
リレー101の端子T4が差し込まれるバスバー端子に
半導体回路部品10aの外部引出端子30を差し込むよ
うにすればよい。また、機械式リレー101の端子T3
に代えて接地されるバスバー端子を1つ新設しておき、
この新設したバスバー端子に半導体回路部品10aの外
部引出端子32を差し込むようにすればよい。
【0057】図5は、本発明の第3実施形態に係るスイ
ッチ機能を有する半導体回路部品の構成を示す図であ
る。この第3実施形態の半導体回路部品10bは、従来
の図8に示すリレー回路における機械式リレーと置き換
えの容易なものであり、第1実施形態の半導体回路部品
10における駆動制御回路16を制御信号供給回路14
の電源入力端141側にも設けるようにしたものであ
り、基本的な構成は第1,第2実施形態のものと同一で
あるため、同一の構成要素については同一の符号を付す
ことで詳細な説明を省略し、以下においては第1,第2
実施形態との相違点を中心に説明する。
【0058】すなわち、この半導体回路部品10bは、
第1実施形態における駆動制御回路16と同一の機能を
有する第1駆動制御回路16bと第2駆動制御回路16
cとを備えており、第1駆動制御回路16bを第1実施
形態の駆動制御回路16と同様に制御信号供給回路14
の接地端142側に接続すると共に、第2駆動制御回路
16cを第2実施形態の駆動制御回路16aと同様に制
御信号供給回路14の電源入力端141側に接続するよ
うにしたものである。
【0059】第1駆動制御回路16bは、第1実施形態
の駆動制御回路16と同一の構成要素で構成され、第1
抵抗素子162の電源電圧の入力側である一方端(電源
入力端)が外付けされる第1スイッチSW1の一端に接
続される外部引出端子34に接続され、MOSFET1
61のドレインDが制御信号供給回路14の接地端14
2に接続され、MOSFET161のソースSが接地さ
れる外部引出端子36に接続されている。
【0060】第2駆動制御回路16cは、第2実施形態
の駆動制御回路16aと同一の構成要素で構成され、M
OSFET165のソースSが負荷制御用のMOSFE
T12のドレインDと共にバッテリー電源の+B端子に
接続される外部引出端子38に接続され、MOSFET
165のドレインDが制御信号供給回路14の電源入力
端141に接続され、第1抵抗素子162の接地側であ
る一方端(接地端)が外付けされる第2スイッチSW2
の一端に接続される外部引出端子40に接続されてい
る。
【0061】また、負荷制御用のMOSFET12のソ
ースSが負荷Lに接続される外部引出端子42に接続さ
れている。なお、第1スイッチSW1の他端はバッテリ
ー電源の+B端子に接続され、第2スイッチSW2の他
端は接地されるようになっている。これら第1,第2ス
イッチSW1,SW2は連動構造となっていることが両
者を操作する上で好ましい。
【0062】このように回路構成された半導体回路部品
10bでは、外部引出端子38がバッテリー電源の+B
端子に接続されると共に、外部引出端子42が負荷Lに
接続され、外部引出端子36が接地されると共に、外部
引出端子34が第1スイッチSW1を介してバッテリー
電源の+B端子に接続され、外部引出端子40が第2ス
イッチSW2を介して接地される。この状態で、第1,
第2スイッチSW1,SW2がオン操作されると、バッ
テリー電源から供給される規定値の電源電圧が第1駆動
制御回路16b及び第2駆動制御回路16cの各第1抵
抗素子162と第2抵抗素子163とで分圧される一
方、この各分圧された電圧が電圧抑制回路を構成するツ
ェナーダイオード164のツェナー電圧により決まる値
に抑制されてMOSFET161,165の各ゲートG
とソースS間に駆動電圧として供給される。
【0063】なお、第1駆動制御回路16bにおける第
1抵抗素子162及び第2抵抗素子163からなる分圧
回路と、ツェナーダイオード164からなる電圧抑圧回
路とからMOSFET161のゲートGとソースS間に
駆動電圧を供給する第1電圧供給回路を構成し、第2駆
動制御回路16cにおける第1抵抗素子162及び第2
抵抗素子163からなる分圧回路と、ツェナーダイオー
ド164からなる電圧抑圧回路とからMOSFET16
5のゲートGとソースS間に駆動電圧を供給する第2電
圧供給回路を構成する。
【0064】これにより、MOSFET161,165
のドレインDとソースS間が導通状態となり、制御信号
供給回路14の接地端142がMOSFET161と外
部引出端子36とを介して接地され、制御信号供給回路
14の電源入力端141がMOSFET165と外部引
出端子38とを介してバッテリー電源の+B端子に接続
されることになる結果、制御信号供給回路14にバッテ
リー電源から電源電圧が供給される。そして、出力端1
43から所定の制御信号が出力されてMOSFET12
のドレインDとソースS間が導通状態となり、負荷Lに
MOSFET12を介してバッテリー電源から電源電圧
が供給される。
【0065】また、このように回路構成された半導体回
路部品10bでは、第1,第2スイッチSW1,SW2
がオン操作されていないときに各接点間に結露等により
リーク抵抗が形成されたとしても、MOSFET16
1,165の各ゲートGとソースS間には第1,第2実
施形態と同様にドレインDとソースS間が実質的に非導
通状態となる値の電圧しか供給されないように第1抵抗
素子162と第2抵抗素子163の抵抗値が設定されて
いるので、スイッチSW1,SW2をオン操作していな
いのに制御信号供給回路14が動作して負荷制御用のM
OSFET12のドレインDとソースS間が導通状態に
なり、負荷Lが誤動作するようなことが確実に阻止され
ることになる。
【0066】また、このように回路構成された半導体回
路部品10bでは、外部引出端子34,36,38,4
0,42を第1,第2実施形態の半導体回路部品10,
10aと同様に図2や図3に示すようなDIP型やSI
P型等に構成し、各外部引出端子34,36,38,4
0,42をバスバー回路基板のバスバー端子に装着する
ことで、バスバー回路基板を実質的に変更しないように
して従来の図8に示すリレー回路の機械式リレーに置き
換えて用いることが可能になる。また、従来の機械式リ
レーと特性的にも同等のものとなり不都合なく置き換え
が可能となる。
【0067】すなわち、図8に示す機械式リレー101
の端子T1が差し込まれるバスバー端子に半導体回路部
品10bの外部引出端子34を差し込み、機械式リレー
101の端子T2が差し込まれるバスバー端子に半導体
回路部品10bの外部引出端子40を差し込み、機械式
リレー101の端子T3が差し込まれるバスバー端子に
半導体回路部品10bの外部引出端子38を差し込み、
機械式リレー101の端子T4が差し込まれるバスバー
端子に半導体回路部品10bの外部引出端子42を差し
込むようにすればよい。また、接地されるバスバー端子
を1つ新設しておき、この新設したバスバー端子に半導
体回路部品10bの外部引出端子36を差し込むように
すればよい。
【0068】本発明は、上記各実施形態において説明し
たように、制御端子付きの負荷制御用半導体スイッチ素
子であるMOSFET12と、このMOSFET12の
制御端子であるゲートGに制御信号を供給してMOSF
ET12を駆動させる制御信号供給回路14と、外付け
のスイッチSW,SW1,SW2がオン操作されたとき
にのみ制御信号供給回路14に電源電圧が供給されて制
御信号が出力されるようにする駆動制御回路16,16
a,16b,16cとを備えたものである。
【0069】このため、従前の機械式リレーと同様に、
外付けされるスイッチ手段のオンオフ操作に応じて負荷
の動作を切り換え、かつ、外付けのスイッチSW,SW
1,SW2の接点間に結露等によりリーク抵抗が形成さ
れたとしても負荷が誤動作することを確実に防止するこ
とができる。また、配設される外部引出端子を例えば従
来の機械式リレーと同様の配置構成とすることで、バス
バー回路基板等の回路構成を実質的に変更しないように
して従来の機械式リレーに置き換えることができるよう
になる。
【0070】なお、本発明は、上記各実施形態のものに
限定されるものではなく、以下に述べるような種々の変
形態様を採用することができる。
【0071】(1)上記実施形態では、各半導体回路部
品10,10a,10bが各構成要素を同一の半導体基
板上に形成する半導体集積回路技術を用いて構成された
ものであるが、これに限るものではない。例えば、配線
パターンが形成されたアルミナ等の絶縁基板上にディス
クリート部品を搭載することにより所定の電気回路を形
成する混成集積回路技術を用いて構成することも可能で
ある。
【0072】(2)上記実施形態では、各半導体回路部
品10,10a,10bに外付けされるスイッチSW,
SW1,SW2について特に構造的に言及していない
が、例えば、2つの接点間を接触板により機械的に断続
させる機械式スイッチや、2つの接点間(電極間)を電
気的に断続させる半導体スイッチ等を用いることができ
る。いずれのスイッチを用いる場合でも、本発明の半導
体回路部品10,10a,10bでは負荷の誤動作を確
実に防止することができる。
【0073】(3)上記実施形態では、負荷制御用半導
体スイッチ素子をMOSFET12で構成し、駆動制御
用半導体スイッチ素子をMOSFET161,165で
構成しているが、これに限るものではない。例えば、バ
イポーラトランジスタや、MOSFETとバイポーラト
ランジスタを一体化したIGBT等の他の半導体スイッ
チ素子を用いることも可能である。
【0074】(4)上記実施形態では、駆動制御回路1
6,16a,16b,16cにおける分圧回路を第1抵
抗素子162及び第2抵抗素子163からなる分圧回路
により構成しているが、これに限るものではない。例え
ば、半導体素子を用いて構成することも可能である。
【0075】(5)上記実施形態では、駆動制御回路1
6,16a,16b,16cにおける電圧抑制回路をツ
ェナーダイオード164により構成しているが、これに
限るものではない。例えば、ツェナーダイオードと実質
的に同一の機能を有する他の半導体素子や、トランジス
タ等の複数の回路素子でツェナーダイオードと実質的に
同一の機能を有するように構成することも可能である。
【0076】(6)上記実施形態では、制御信号供給回
路14をMOSFET12のゲートGに制御信号を供給
するものとしてしか説明していないが、過大な電源電圧
から保護する過電圧保護回路、回路が短絡する等して過
電流が流れたときにその電流を抑制する電流制限回路等
の種々の機能を付加したものを用い、半導体回路部品1
0,10a,10bをいわゆるインテリジェントパワー
デバイス(IPD)として構成することも可能である。
【0077】(7)上記実施形態では、制御信号供給回
路14をMOSFET12のゲートGに制御信号を供給
するものとしてしか説明していないが、この制御信号を
パルス信号で形成し、このパルス信号のデューティを変
更することで負荷に供給される電力を制御するPWM制
御方式を採用したものとすることもできる。
【0078】(8)上記実施形態では、半導体回路部品
10,10a,10bをバスバー回路基板のバスバー端
子に装着するものとして説明しているが、これに限るも
のではない。例えば、プリント回路基板に装着して用い
ることも可能である。この場合、半導体回路部品10,
10a,10bを上述のようなDIP構造やSIP構造
にする他、外部引出端子18,20,……,40,42
を金属板や金属膜等で形成してSMD構造(表面実装構
造)とすることもできる。
【0079】(9)上記実施形態では、半導体回路部品
10(図1)における外部引出端子18は、制御信号供
給回路14の電源入力端141とMOSFET12のド
レインDとに接続されたものであるが、この外部引出端
子18を2つの外部引出端子に分け、一方を制御信号供
給回路14の電源入力端141に接続し、他方をMOS
FET12のドレインDに接続するようにしてもよい。
【0080】また、半導体回路部品10a(図4)にお
ける外部引出端子26は、MOSFET165のソース
SとMOSFET12のドレインDとに接続されたもの
であるが、この外部引出端子26を2つの外部引出端子
に分け、一方をMOSFET165のソースSに接続
し、他方をMOSFET12のドレインDに接続するよ
うにしてもよい。
【0081】また、半導体回路部品10b(図5)にお
ける外部引出端子38は、MOSFET165のソース
SとMOSFET12のドレインDとに接続されたもの
であるが、この外部引出端子38を2つの外部引出端子
に分け、一方をMOSFET165のソースSに接続
し、他方をMOSFET12のドレインDに接続するよ
うにしてもよい。いずれの場合も、2つに分けた外部引
出端子がバッテリー電源の+B端子等に接続されるよう
にすればよい。
【0082】(10)上記実施形態では、半導体回路部
品10,10a,10bを車載電装部品に供給される電
源電圧のオンオフ操作に適用されるものとして説明して
いるが、これに限るものではない。例えば、車載電装部
品以外の電気部品に供給される電源電圧のオンオフ操作
に用いることができることは勿論のこと、他の種々の電
気回路におけるスイッチ手段として用いることができ
る。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御端子付きの負荷制御用半導体スイッチ素子と、この
負荷制御用半導体スイッチ素子の制御端子に制御信号を
供給して当該負荷制御用半導体スイッチ素子を駆動させ
る制御信号供給回路と、外付けされるスイッチ手段がオ
ン操作されたときにのみ制御信号供給回路に電源電圧が
供給されて制御信号が出力されるようにする駆動制御回
路とを備えているので、従前の機械式リレーと同様に外
付けされるスイッチ手段のオンオフ操作に応じて負荷の
動作を切り換え、かつ、スイッチ手段のリークに起因す
る負荷の誤動作を回避することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る半導体回路部品の
回路構成を示す図である。
【図2】DIP型に構成した半導体回路部品の外部引出
端子の配置を示す外観斜視図である。
【図3】SIP型に構成した半導体回路部品の外部引出
端子の配置を示す外観斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る半導体回路部品の
回路構成を示す図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る半導体回路部品の
回路構成を示す図である。
【図6】従来のリレー回路の構成を示す図である。
【図7】従来のリレー回路の他の構成を示す図である。
【図8】従来のリレー回路のさらに他の構成を示す図で
ある。
【図9】従来の半導体回路部品の概略構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
10,10a,10b 半導体回路部品 12 MOSFET(負荷制御用半導体スイッチ素子) 14 制御信号供給回路 16 駆動制御回路 161,165 MOSFET(駆動制御用半導体スイ
ッチ素子) 162 第1抵抗素子(抵抗分圧回路) 163 第2抵抗素子(抵抗分圧回路) 164 ツェナーダイオード(電圧抑制素子) 24,26,34 外部引出端子(第1外部引出端子) 22,28,40 外部引出端子(第2外部引出端子) 18,30,38 外部引出端子(第3外部引出端子) 20,32,42 外部引出端子(第4外部引出端子) 36 外部引出端子(第5外部引出端子) SW スイッチ(スイッチ手段) SW1 第1スイッチ(第1スイッチ手段) SW2 第2スイッチ(第2スイッチ手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真山 修二 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 (72)発明者 池田 啓三 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 5J055 AX28 AX64 BX16 CX28 DX13 DX15 DX22 DX53 DX54 EY03 EY13 EY21 EZ43 EZ55 EZ57 GX01 GX09

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外付けされるスイッチ手段がオン操作さ
    れて電源電圧が供給されることで駆動可能にされる半導
    体回路部品であって、制御端子付きの負荷制御用半導体
    スイッチ素子と、この負荷制御用半導体スイッチ素子の
    制御端子に制御信号を供給して当該負荷制御用半導体ス
    イッチ素子を駆動させる制御信号供給回路と、前記スイ
    ッチ手段がオン操作されたときにのみ前記制御信号供給
    回路に電源電圧が供給されて前記制御信号が出力される
    ようにする駆動制御回路とを備えたことを特徴とする半
    導体回路部品。
  2. 【請求項2】 前記駆動制御回路は、電源と接地との間
    に前記スイッチ手段と直列に配設され、当該スイッチ手
    段がオン操作されたときにのみ前記制御信号供給回路に
    電源電圧が供給されるようにするものであることを特徴
    とする請求項1記載の半導体回路部品。
  3. 【請求項3】 前記駆動制御回路は、制御端子付きの駆
    動制御用半導体スイッチ素子と、前記スイッチ手段がオ
    ン操作されたときに規定値の電源電圧が供給されること
    で前記駆動制御用半導体スイッチ素子の制御端子に駆動
    電圧を供給する電圧供給回路とを備え、前記駆動制御用
    半導体スイッチ素子は、前記電圧供給回路から駆動電圧
    が供給されて駆動されたときに前記制御信号供給回路に
    電源電圧が供給されるようにするものであることを特徴
    とする請求項2記載の半導体回路部品。
  4. 【請求項4】 前記電圧供給回路は、前記スイッチ手段
    を介して供給される電源電圧を分圧する分圧回路と、こ
    の分圧回路により分圧された電圧を一定値に抑制する電
    圧抑制回路とからなるものであることを特徴とする請求
    項3記載の半導体回路部品。
  5. 【請求項5】 前記駆動制御用半導体スイッチ素子は、
    その一方端が前記制御信号供給回路の接地端に接続さ
    れ、前記電圧供給回路から駆動電圧が供給されて駆動さ
    れることで前記接地端を駆動制御用半導体スイッチ素子
    の他方端を介して接地することにより前記制御信号供給
    回路に電源電圧が供給されるようにするものであること
    を特徴とする請求項3又は4記載の半導体回路部品。
  6. 【請求項6】 前記電圧供給回路の電源入力端に接続さ
    れ、前記スイッチ手段を介して電源に接続される第1外
    部引出端子と、前記駆動制御用半導体スイッチ素子の他
    方端に接続され、接地される第2外部引出端子と、前記
    負荷制御用半導体スイッチ素子の一方端及び前記制御信
    号供給回路の電源入力端に接続され、電源に接続される
    第3外部引出端子と、前記負荷制御用半導体スイッチ素
    子の他方端に接続され、負荷に接続される第4外部引出
    端子とを備えたことを特徴とする請求項5記載の半導体
    回路部品。
  7. 【請求項7】 前記駆動制御用半導体スイッチ素子は、
    その一方端が前記制御信号供給回路の電源入力端に接続
    され、前記電圧供給回路から駆動電圧が供給されて駆動
    されることで前記電源入力端を駆動制御用半導体スイッ
    チ素子の他方端を介して電源に接続することにより前記
    制御信号供給回路に電源電圧が供給されるようにするも
    のであることを特徴とする請求項3又は4記載の半導体
    回路部品。
  8. 【請求項8】 前記駆動制御用半導体スイッチ素子の他
    方端及び前記負荷制御用半導体スイッチ素子の一方端に
    接続され、電源に接続される第1外部引出端子と、前記
    電圧供給回路の接地端に接続され、前記スイッチ手段を
    介して接地される第2外部引出端子と、前記負荷制御用
    半導体スイッチ素子の他方端に接続され、負荷に接続さ
    れる第3外部引出端子と、前記制御信号供給回路の接地
    端に接続され、接地される第4外部引出端子とを備えた
    ことを特徴とする請求項7記載の半導体回路部品。
  9. 【請求項9】 前記駆動制御回路は第1駆動制御回路と
    第2駆動制御回路とを備えると共に、前記スイッチ手段
    は第1スイッチ手段と第2スイッチ手段とを備え、前記
    第1駆動制御回路は電源と接地との間に前記第1スイッ
    チ手段と直列に配設され、前記第2駆動制御回路は電源
    と接地との間に前記第2スイッチ手段と直列に配設さ
    れ、当該第1,第2スイッチ手段がオン操作されたとき
    にのみ前記制御信号供給回路に電源電圧が供給されるよ
    うにするものであることを特徴とする請求項1記載の半
    導体回路部品。
  10. 【請求項10】 前記第1駆動制御回路は、制御端子付
    きの第1駆動制御用半導体スイッチ素子と、前記第1ス
    イッチ手段がオン操作されたときに規定値の電源電圧が
    供給されることで前記第1駆動制御用半導体スイッチ素
    子の制御端子に駆動電圧を供給する第1電圧供給回路と
    を備え、 前記第2駆動制御回路は、制御端子付きの第2駆動制御
    用半導体スイッチ素子と、前記第2スイッチ手段がオン
    操作されたときに規定値の電源電圧が供給されることで
    前記第2駆動制御用半導体スイッチ素子の制御端子に駆
    動電圧を供給する第2電圧供給回路とを備え、 前記前記第1,第2駆動制御用半導体スイッチ素子は、
    第1,第2電圧供給回路から駆動電圧が供給されて駆動
    されたときに前記制御信号供給回路に電源電圧が供給さ
    れるようにするものであることを特徴とする請求項9記
    載の半導体回路部品。
  11. 【請求項11】 前記第1電圧供給回路は、前記第1ス
    イッチ手段を介して供給される電源電圧を分圧する第1
    分圧回路と、この第1分圧回路により分圧された電圧を
    一定値に抑制する第1電圧抑制回路とからなるものであ
    り、前記第2電圧供給回路は、前記第2スイッチ手段を
    介して供給される電源電圧を分圧する第2分圧回路と、
    この第2分圧回路により分圧された電圧を一定値に抑制
    する第2電圧抑制回路とからなるものであることを特徴
    とする請求項10記載の半導体回路部品。
  12. 【請求項12】 前記第1駆動制御用半導体スイッチ素
    子は、その一方端が前記制御信号供給回路の接地端に接
    続され、前記第1電圧供給回路から駆動電圧が供給され
    て駆動されることで前記接地端を第1駆動制御用半導体
    スイッチ素子の他方端を介して接地し、前記第2駆動制
    御用半導体スイッチ素子は、その一方端が前記制御信号
    供給回路の電源入力端に接続され、前記第2電圧供給回
    路から駆動電圧が供給されて駆動されることで前記電源
    入力端を第2駆動制御用半導体スイッチ素子の他方端を
    介して電源に接続することにより前記制御信号供給回路
    に電源電圧が供給されるようにするものであることを特
    徴とする請求項10又は11記載の半導体回路部品。
  13. 【請求項13】 前記第1電圧供給回路の電源入力端に
    接続され、前記第1スイッチ手段を介して電源に接続さ
    れる第1外部引出端子と、前記第2電圧供給回路の接地
    端に接続され、前記第2スイッチ手段を介して接地され
    る第2外部引出端子と、前記第2駆動制御用半導体スイ
    ッチ素子の他方端及び前記負荷制御用半導体スイッチ素
    子の一方端に接続され、電源に接続される第3外部引出
    端子と、前記負荷制御用半導体スイッチ素子の他方端に
    接続され、負荷に接続される第4外部引出端子と、前記
    第1駆動制御用半導体スイッチ素子の他方端に接続さ
    れ、接地される第5外部引出端子とを備えたことを特徴
    とする請求項12記載の半導体回路部品。
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