JPH1199938A - 定電流制御装置 - Google Patents

定電流制御装置

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JPH1199938A
JPH1199938A JP26733597A JP26733597A JPH1199938A JP H1199938 A JPH1199938 A JP H1199938A JP 26733597 A JP26733597 A JP 26733597A JP 26733597 A JP26733597 A JP 26733597A JP H1199938 A JPH1199938 A JP H1199938A
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solenoid valve
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JP26733597A
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Kazumoto Sano
一元 佐野
Osamu Sumiya
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソレノイドバルブ接続する回路と電源との短
絡を速やかに検出可能にする。 【解決手段】 ソレノイドバルブ4を接続する回路L1
の故障検出時に、マイクロコンピュータ18の制御下で
第1のスイッチ手段9を強制的に駆動する第2のスイッ
チ手段16を設け、第1のスイッチ手段9が強制的に駆
動されている際のモニタ回路17によるモニタ出力に基
づき、マイクロコンピュータ18にソレノイドバルブ4
と電源1との短絡発生を検出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動車用
ブレーキ装置のブレーキ液圧をコントロールするソレノ
イドバルブを定電流で駆動制御するための定電流制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のソレノイドバルブの定電流制御装
置としては、例えば図5に示すものがある。これについ
て説明すると、1は自動車用電源としてのバッテリ、2
はイグニッションスイッチ、3はイグニッションスイッ
チ2を介して、バッテリ1に接続されて、マイクロコン
ピュータ18に対し5Vの電源電圧を供給する電源回路
である。また、4はバッテリ1に電流検出回路7および
スイッチ手段としての電界効果トランジスタ(以下、F
ETという)9とともに直列接続されたソレノイドバル
ブであり、このソレノイドバルブの本体はブレーキ液圧
をコントロールする弁構造を持つ。
【0003】また、6はシャント抵抗で、ソレノイドバ
ルブ4および電流検出回路7を結ぶ回路と、この電流検
出回路7およびFET9を結ぶ回路との間に接続されて
いる。5はシャント抵抗6およびFET9を結ぶ回路
と、バッテリ1およびソレノイドバルブ4を結ぶ回路と
に、それぞれアノードおよびカソードが接続されたダイ
オードである。なお、FET9はドレインがシャント抵
抗6に接続され、ソースは接地されている。
【0004】さらに、8は比較器で、これの−端子に
は、電流検出回路7の出力信号が入力可能とされ、+端
子には、電源回路3の電圧を抵抗11,12にて分圧し
て得た基準電圧が入力可能とされている。10は比較器
8の出力端子にエミッタが接続されたPNP形のトラン
ジスタで、このトランジスタ10のベースはマイクロコ
ンピュータ18の出力ポートP2に抵抗14を介して接
続されている。なお、このトランジスタのベース,エミ
ッタ間にはベースバイアス抵抗13が接続されている。
また、前記トランジスタ10のコレクタは前記FETの
ゲートに接続されている。15はコレクタ,アース間に
接続された抵抗である。
【0005】一方、前記ソレノイドバルブ4および電流
検出回路7を結ぶ回路と、マイクロコンピュータ18の
入力ポートP1との間には、直列接続された抵抗19,
20からなるモニタ回路17が接続されている。なお、
このモニタ回路17の抵抗値はシャント抵抗6の抵抗値
に比べ十分に大きい値に設定してある。21は車載用コ
ントローラである。
【0006】次に動作について説明する。いま、イグニ
ッションスイッチ2をオンすると、車載用コントローラ
21内の電源回路3がバッテリ1から電力を受けて、5
Vの定電圧をマイクロコンピュータ18へ供給し、この
マイクロコンピュータ18を動作可能状態とする。ソレ
ノイドバルブ4の非駆動時には、マイクロコンピュータ
18は出力ポートP2にハイレベルの信号を出力するた
め、比較器8の出力信号レベルにかかわらずトランジス
タ10はオフ状態であり、従ってFET9もオフ状態を
維持する。
【0007】従って、この状態にあっては、シャント抵
抗6に電流が流れることはなく、これの両端には電位差
を発生しない。電流検出回路7はこのシャント抵抗6の
両端の電位差に比例した電圧を出力するため、この電圧
は抵抗11,12により分圧された基準電位に比べ低
く、このため比較器8はハイレベルの信号を出力する。
しかし、トランジスタ10は前記のようにオフ状態であ
るため、FET9はオフ状態を維持し、このときソレノ
イドバルブ4も駆動を停止している。
【0008】一方、ソレノイドバルブ4を定電流制御す
る場合には、マイクロコンピュータ18が出力ポートP
2にローレベルの信号を出力する。このときは、前記の
とおり、比較器8の出力信号がハイレベルであるため、
トランジスタ10は直ちにオンとなり、FET9もオン
状態とされて、ソレノイドバルブ4,シャント抵抗6お
よびFET9のドレイン,ソース間に電流が流れ始め
る。
【0009】このため、シャント抵抗6の両端の電位が
上昇し、電流検出回路7の出力電圧も上昇し、この出力
電圧が遂には前記基準電圧を超えることとなる。この結
果、比較器8の出力信号はハイレベルからローレベルに
反転し、従って、FET9もゲート電位が低下しオフ状
態となる。このため、ソレノイドバルブ4を流れていた
電流は、シャント抵抗6およびダイオード5を結ぶ回路
を通して還流する。つまり、マイクロコンピュータ18
の出力ポートP2からローレベルの信号が出力されてい
る間は、前記FETがオン,オフを繰り返しながら、ソ
レノイドバルブ4へ定電流が流れることとなる。
【0010】なお、前記トランジスタ10は、ソレノイ
ドバルブ4が接続された回路の故障診断や制御動作の停
止を行う場合に、マイクロコンピュータ18の出力ポー
ト2からハイレベルの信号を出力させる。こうすること
で、ソレノイドバルブ4の駆動を任意に許可したり、禁
止したりすることができる。
【0011】また、モニタ回路17はソレノイドバルブ
4に接続された回路L1の電位をモニタし、そのモニタ
出力をマイクロコンピュータ18の入力ポートP1に入
力する。マイクロコンピュータ18はこれの出力ポート
P2から出力される出力信号に対応するモニタ回路17
からの入力信号に基づいて、ソレノイドバルブ4に接続
された回路L1が正常か否かを判断する。そして、正常
の場合には、前記の定電流制御を継続し、一方、異常の
場合は、出力ポートP2からハイレベルの信号を出力し
て、ソレノイドバルブ4の駆動を禁止させるようにす
る。なお、この定電流制御装置では、前記正常時には、
モニタ回路17は、マイクロコンピュータ18の出力ポ
ートP2がローレベルの信号を出力しているとき、ロー
レベルとハイレベルの各信号を交互に出力し、出力ポー
トP2がハイレベルの信号を出力しているとき、ハイレ
ベルの信号を出力する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の定電流制御装置にあっては、これを自動車の各車
輪ごとのブレーキ液圧を制御するソレノイドバルブ4の
制御に利用した場合に、例えば自動車の旋回走行中であ
り、ブレーキ液圧制御中であるときに1つの車輪側のソ
レノイドバルブ4において回路L1と電源との短絡故障
が発生して、そのソレノイドバルブ4が駆動不可能にな
ると、自動車がスピンする場合が考えられる。また、前
記短絡故障が発生していながらソレノイドバルブ4の定
電流制御による駆動を続けた場合に、定電流制御回路各
部の回路部品が破損することも考えられるという課題が
あった。
【0013】また、マイクロコンピュータ18の出力ポ
ートP2が前記のようにローレベルの信号を出力し、ソ
レノイドバルブ4を定電流制御により駆動しているとき
は、FET9はマイクロコンピュータ18の出力と無関
係に、比較器8の出力のみによりオン/オフを繰り返し
ており、これに同期して、モニタ回路17の出力信号も
ハイレベルとローレベルを繰り返す。このため、マイク
ロコンピュータ18の入力ポートP1にも、ハイレベル
とローレベルを繰り返す電圧が入力され、マイクロコン
ピュータ18はこれに基づいて前記短絡故障を検出する
ためには時間を要するという課題があった。
【0014】この発明は前記のような課題を解決するも
のであり、ソレノイドバルブを接続する回路と電源との
短絡を速やかに検出して、そのソレノイドバルブによる
ブレーキ液圧の不完全なコントロールを回避し、以て、
自動車の旋回走行時のブレーキ液圧制御時におけるスピ
ンを回避できるとともに、定電流回路を構成する回路素
子の破損を未然に防止できる定電流制御装置を得ること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明にかかる定電流制御装置は、電源に
対し電流検出回路および第1のスイッチ手段とともに直
列接続されたソレノイドバルブと、前記電源およびソレ
ノイドバルブを結ぶ回路と、前記電流検出回路および第
1のスイッチ手段を結ぶ回路との間に接続されたダイオ
ードと、前記電流検出回路の出力値が予め設定された基
準値を超えたとき前記第1のスイッチ手段をオフにし
て、前記ダイオードを介して電流をソレノイドバルブに
還流させ、一方、前記出力値が前記基準値以下のとき前
記第1のスイッチ手段をオンにすることにより、前記ソ
レノイドバルブに流れる電流を一定値に制御する定電流
制御回路と、前記ソレノイドバルブを接続する回路の電
位をモニタするモニタ回路と、該モニタ回路により前記
ソレノイドバルブを接続する回路の電位をモニタした結
果に基づき、該ソレノイドバルブの駆動を継続または禁
止するように、前記定電流制御回路を制御するマイクロ
コンピュータとを備え、ソレノイドバルブを接続する回
路の故障診断時に、マイクロコンピュータの制御下で第
1のスイッチ手段を強制的に駆動する第2のスイッチ手
段を設け、該第1のスイッチ手段が強制的に駆動されて
いる際のモニタ回路によるモニタ出力に基づき、マイク
ロコンピュータに、ソレノイドバルブと電源との短絡発
生を検出させるようにしたものである。
【0016】また、請求項2の発明にかかる定電流制御
装置は、前記第1のスイッチ手段を、電界効果トランジ
スタとしたものである。
【0017】また、請求項3の発明にかかる定電流制御
装置は、前記第2のスイッチ手段を、前記定電流制御回
路の出力信号および前記マイクロコンピュータの制御出
力のいずれかの入力時に前記第1のスイッチ手段を駆動
可能にするオア回路としたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1はこの発明の定電流制御装置
を示す回路図であり、これは基本的に図5に示したもの
と同様である。従って、この図5に示したものと同一の
回路構成部分には同一符号を付して、その重複する説明
を省略する。そして、この図1が図5に示すものと異な
るところは、マイクロコンピュータ18に後述のソレノ
イドバルブの回路の故障診断時にハイレベルの信号を出
力する出力ポートP3を設けたこと、および前記トラン
ジスタ10および第1のスイッチ手段としてのFET9
間に第2のスイッチ手段としてのオア回路16を接続し
たことである。すなわち、このオア回路16はそのトラ
ンジスタ10のコレクタおよび出力ポートP3が2つの
入力端にそれぞれ接続され、出力端がFET9のゲート
に接続されている。また、前記比較器8,トランジスタ
10および抵抗11,12,13,14,15は定電流
制御回路22を構成している。
【0019】次に動作について、図2,図3および図4
のタイミングチャートを参照しながら説明する。いま、
イグニッションスイッチ2をオンすると、車載用コント
ローラ21内の電源回路3がバッテリ1から電力を受け
て、5Vの定電圧をマイクロコンピュータ18へ供給
し、このマイクロコンピュータ18を動作可能状態とす
る。ソレノイドバルブ4の非駆動時には、マイクロコン
ピュータ18は出力ポートP2にハイレベルの信号を出
力するため、比較器8の出力信号レベルにかかわらずト
ランジスタ10はオフ状態である。このとき、マイクロ
コンピュータ18は出力ポートP3をローレベルにコン
トロールしているため、オア回路16の出力もローレベ
ルであり、従ってFET9もオフ状態を維持する。
【0020】従って、この状態にあっては、シャント抵
抗6に電流が流れることはなく、これの両端には電位差
を発生しない。電流検出回路7はこのシャント抵抗6の
両端の電位差に比例した電圧を出力するため、この電圧
は抵抗11,12により分圧された基準電位に比べ低
く、このため比較器8はハイレベルの信号を出力する。
しかし、トランジスタ10は前記のようにオフ状態であ
るため、オア回路16の出力もローレベルとなり、従っ
てFET9はオフ状態を維持し、このときソレノイドバ
ルブ4も駆動を停止している。
【0021】一方、ソレノイドバルブ4を定電流制御す
る場合には、マイクロコンピュータ18が出力ポートP
2に、図2(a)に示すようなローレベルの信号を出力
する。このときは、前記のとおり、比較器8の出力信号
が、図2(b)に示すようにハイレベルであるため、ト
ランジスタ10は、図2(c)に示すように直ちにオン
となる。このため、オア回路16の出力はハイレベルに
変化し、FET9もオン状態とされて、ソレノイドバル
ブ4,シャント抵抗6およびFET9のドレイン,ソー
ス間に電流が流れ始める。
【0022】このため、シャント抵抗6の両端の電位が
上昇し、電流検出回路7の出力電圧も上昇し、この出力
電圧が遂には前記基準電圧を超えることとなる。この結
果、比較器8の出力信号はハイレベルからローレベルに
反転し、オア回路16の出力もローレベルとなり、従っ
て、FET9もゲート電位が低下しオフ状態となる。こ
のため、ソレノイドバルブ4を流れていた電流は、シャ
ント抵抗6およびダイオード5を結ぶ回路を通して還流
する。つまり、マイクロコンピュータ18の出力ポート
P2がローレベルの信号を出力している間は、図2
(e)に示すように上記FETのオン,オフを繰り返し
ながら、ソレノイドバルブ4に図2(g)に示すような
定電流を流すこととなる。
【0023】一方、前記のソレノイドバルブ4の定電流
制御中に、このソレノイドバルブ4を接続する回路L1
の故障診断を行う場合には、マイクロコンピュータ18
は、図3(d)に示すように出力ポートP3からパルス
状のハイレベルの信号を出力する。このため、FET9
はその信号のハイレベル期間中、図3(e)に示すよう
に、比較器8の出力に関係なくオン状態となり、従っ
て、回路L1の電位が一時低下して、マイクロコンピュ
ータ18の入力ポートP1には、図3(f)に示すよう
にローレベルの信号が入力される。なお、このとき、ソ
レノイドバルブ4に流れる電流は多少増加するが、前記
のように出力ポートP3からハイレベルの信号を出力す
る時間が、入力ポートP1がハイレベルからローレベル
に変化したことを判断するために要する短い時間であ
り、大きく立ち上がることはない(過電流となることは
ない)。
【0024】この場合において、何らかの原因で、ソレ
ノイドバルブ4の回路L1が、図4の矢印のタイミング
でバッテリ1と短絡していると、バッテリ1電圧が直接
モニタ回路17を介してマイクロコンピュータ18の入
力ポートP1に継続して入力される。このため、この短
絡故障の発生時から入力ポートP1の入力信号には図4
(f)に示すように変化が得られず、ソレノイドバルブ
4に流れる電流は、前記短絡事故時より漸減していく。
従って、マイクロコンピュータ18は、図3(f)に対
する図4(f)の信号の違いに基づいて、前記短絡故障
の有無を判定することとなる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、電源
に対し電流検出回路および第1のスイッチ手段とともに
直列接続されたソレノイドバルブと、前記電源およびソ
レノイドバルブを結ぶ回路と、前記電流検出回路および
第1のスイッチ手段を結ぶ回路との間に接続されたダイ
オードと、前記電流検出回路の出力値が予め設定された
基準値を超えたとき前記第1のスイッチ手段をオフにし
て、前記ダイオードを介して電流をソレノイドバルブに
還流させ、一方、前記出力値が前記基準値以下のとき前
記第1のスイッチ手段をオンにすることにより、前記ソ
レノイドバルブに流れる電流を一定値に制御する定電流
制御回路と、前記ソレノイドバルブの接続回路の電位を
モニタするモニタ回路と、該モニタ回路により前記ソレ
ノイドバルブの接続回路の電位をモニタした結果に基づ
き、該ソレノイドバルブの駆動を継続または禁止するよ
うに、前記定電流制御回路を制御するマイクロコンピュ
ータとを備え、ソレノイドバルブを接続する回路の故障
診断時に、マイクロコンピュータの制御下で第1のスイ
ッチ手段を強制的に駆動する第2のスイッチ手段を設
け、該第1のスイッチ手段が強制的に駆動されている際
のモニタ回路によるモニタ出力に基づき、マイクロコン
ピュータに、ソレノイドバルブと電源との短絡発生を検
出させるように構成したので、ソレノイドバルブを接続
する回路と電源との短絡を速やかに検出して、そのソレ
ノイドバルブによるブレーキ液圧の不完全なコントロー
ルを回避し、以て、自動車のスピンを回避できるととも
に、ソレノイドバルブの駆動を速やかに停止して、過電
流による定電流回路の回路素子の破損や燃焼を未然に防
止できるという効果が得られる。
【0026】また、請求項2の発明によれば、前記第1
のスイッチ手段を、電界効果トランジスタとするように
したので、高速のスイッチ速度に基づく高感度の定電流
制御に対応でき、十分な耐久性が得られるという効果が
得られる。
【0027】また、請求項3の発明によれば、前記第2
のスイッチ手段を、前記定電流制御回路の出力信号およ
び前記マイクロコンピュータの制御出力のいずれかの入
力時に前記第1のスイッチ手段を駆動可能にするオア回
路としたので、ソレノイドバルブの定電流制御中にあっ
ても、ソレノイドバルブに接続された回路故障の診断時
に、前記第1のスイッチ手段を強制的にオンにすること
ができ、所期の回路故障の対策並びに短絡故障の対策を
簡単な構成にて速やかに選択できるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の一形態による定電流制御装
置を示す回路図である。
【図2】 図1のソレノイドバルブの定電流制御におけ
る回路各部の信号を示すタイミングチャートである。
【図3】 図1のソレノイドバルブの定電流制御中の回
路故障診断時における回路各部の信号を示すタイミング
チャートである。
【図4】 図1のソレノイドバルブの定電流制御中のバ
ッテリ短絡時における回路各部の信号を示すタイミング
チャートである。
【図5】 従来の定電流制御装置を示す回路図である。
【符号の説明】
1 バッテリ(電源) 4 ソレノイドバルブ 5 ダイオード 7 電流検出回路 8 比較器 9 FET(第1のスイッチ手段) 16 オア回路(第2のスイッチ手段) 17 モニタ回路 18 マイクロコンピュータ 22 定電流制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源に対し電流検出回路および第1のス
    イッチ手段とともに直列接続されたソレノイドバルブ
    と、 前記電源およびソレノイドバルブを結ぶ回路と、前記電
    流検出回路および第1のスイッチ手段を結ぶ回路との間
    に接続されたダイオードと、 前記電流検出回路の出力値が予め設定された基準値を超
    えたとき前記第1のスイッチ手段をオフにして、前記ダ
    イオードを介して電流をソレノイドバルブに還流させ、
    一方、前記出力値が前記基準値以下のとき前記第1のス
    イッチ手段をオンにすることにより、前記ソレノイドバ
    ルブに流れる電流を一定値に制御する定電流制御回路
    と、 前記ソレノイドバルブと前記電流検出回路とを結ぶ回路
    の電位をモニタするモニタ回路と、 該モニタ回路により前記ソレノイドバルブと前記電流検
    出回路とを結ぶ回路の電位をモニタした結果に基づき、
    該ソレノイドバルブの駆動を継続または禁止するよう
    に、前記定電流制御回路を制御するマイクロコンピュー
    タとを備えた定電流制御装置において、 ソレノイドバルブを接続する回路の故障診断時に、前記
    マイクロコンピュータからの出力信号に基づき前記第1
    のスイッチ手段を強制的に駆動する第2のスイッチ手段
    を設け、 前記第1のスイッチ手段が強制的に駆動されている際の
    前記モニタ回路によるモニタ出力に基づき、前記マイク
    ロコンピュータに、前記ソレノイドバルブと電源との短
    絡発生を検出させることを特徴とする定電流制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のスイッチ手段が、電界効果ト
    ランジスタであることを特徴とする請求項1に記載の定
    電流制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のスイッチ手段が、前記定電流
    制御回路の出力信号および前記マイクロコンピュータの
    制御出力のいずれかの入力時に前記第1のスイッチ手段
    を駆動可能にするオア回路であることを特徴とする請求
    項1に記載の定電流制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007047912A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Mitsubishi Electric Corp 不帰還型負荷電流装置
CN113984113A (zh) * 2021-10-12 2022-01-28 燕山大学 基于阀芯位移软测量的微型电磁开关阀驱动控制器

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