JPH11257123A - エンジン停止始動制御装置およびこれを搭載した車両 - Google Patents

エンジン停止始動制御装置およびこれを搭載した車両

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JPH11257123A
JPH11257123A JP10082595A JP8259598A JPH11257123A JP H11257123 A JPH11257123 A JP H11257123A JP 10082595 A JP10082595 A JP 10082595A JP 8259598 A JP8259598 A JP 8259598A JP H11257123 A JPH11257123 A JP H11257123A
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正雪 鳥山
Tomokazu Sakamoto
友和 坂本
Kenji Kawaguchi
健治 川口
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    • F02N11/0814Circuits or control means specially adapted for starting of engines comprising means for controlling automatic idle-start-stop
    • F02N11/0818Conditions for starting or stopping the engine or for deactivating the idle-start-stop mode
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02D29/02Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto peculiar to engines driving vehicles; peculiar to engines driving variable pitch propellers
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者の積極的な意思に基づいてアクセルが
操作された場合のみエンジンが自動的に始動されて発進
可能とするエンジン停止始動制御装置およびこれを搭載
した車両を提供する 【解決手段】 “始動モード”中は動作モード信号S
301 が“L”レベルとなってAND回路403がイネー
ブル状態となるので、エンジン回転数がアイドリング以
下でストップスイッチ59がオン状態のときにスタータ
スイッチ58がオンされると、スタータリレー62が導
通してスタータモータ71が回転する。“停止発進モー
ド”中はAND回路405がイネーブル状態となるの
で、エンジン回転数がアイドリング以下であり、着座ス
イッチがオン状態でスロットルが開かれると、スタータ
リレー62が導通してスタータモータ71が回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン停止始動
制御装置およびこれを搭載した車両に係り、特に、停車
中はエンジンを停止し、停止状態でアクセルが操作され
るとエンジンを自動的に再始動して車両を発進させるエ
ンジン停止始動制御装置およびこれを搭載した車両に関
する。
【0002】
【従来の技術】環境への配慮や省エネルギの観点から、
特にアイドリング時の排気ガスや燃料消費を抑えるため
に、車両を停止させるとエンジンが自動停止し、停止状
態からアクセルが操作されて発進が指示されると、エン
ジンを自動的に再始動して車両を発進させるエンジン停
止始動制御装置が、特開平4−246252号公報に記
載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】二輪車あるいは三輪車
のような軽量車両では、運転者が当該車両を押して移動
させる場合がある。運転者は乗車時と同様にハンドルの
スロットルグリップを握って車両を支えることになる。
上記したエンジン停止始動制御装置を二輪車等に適用す
る場合には、スロットルが運転者の積極的な意思に基づ
いて開かれたのか、あるいは運転者の意思とは無関係に
開らかれたのかを区別し、後者の場合にはスロットルが
開かれてもエンジンが始動されないようにすることが望
ましい。
【0004】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、運転者の積極的な意思に基づいてアクセル
が操作された場合のみエンジンが自動的に始動されて発
進可能とするエンジン停止始動制御装置およびこれを搭
載した車両を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、車両に搭載されたエンジンを、そ
の運転中は所定の停車条件に応答して停止させ、停止中
は所定の発進操作に応答して再始動させるエンジン停止
始動制御装置において、運転者が車両に乗車中であるこ
とを検知する乗車検知手段と、アクセル開度が予定値を
越えたことを検知するアクセル開度検知手段と、乗車検
知手段によって運転者の乗車が検知され、かつアクセル
開度検知手段によって予定値以上のアクセル開度が検知
されたことを条件にエンジン始動指令を発する始動指令
手段と、エンジン始動指令に応答してエンジンを始動す
るエンジン始動手段とを設けたことを特徴とする。
【0006】上記した構成によれば、運転者が乗車状態
でアクセルを操作した場合のみ、すなわち運転者が真に
エンジン始動を望んでいる場合のみ、エンジンをアクセ
ル操作に応答して自動的に始動させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。図1は、本発明の一実施形態であるエン
ジン停止始動制御装置が搭載されるスクータ型自動二輪
車1の全体側面図である。
【0008】車体前部2と車体後部3とは低いフロア部
4を介して連結されており、車体の骨格をなす車体フレ
ームは、概ねダウンチューブ6とメインパイプ7とから
構成される。燃料タンクおよび収納ボックス(共に図示
せず)はメインパイプ7により支持され、その上方にシ
ート8が配置されている。
【0009】一方、車体前部2では、ステアリングヘッ
ド5に軸支されて上方にハンドル11が設けられ、下方
にフロントフォーク12が延び、その下端に前輪13が
軸支されている。ハンドル11の上部は計器板を兼ねた
ハンドルカバー33で覆われている。メインパイプ7の
立ち上がり部下端にはブラケット15が突設され、この
ブラケット15には、リンク部材16を介してスイング
ユニット17が揺動自在に連結支持されている。
【0010】スイングユニット17には、その前部に単
気筒の2ストローク内燃機関200が搭載されている。
この内燃機関200から後方にかけてベルト式無段変速
機35が構成され、その後部に遠心クラッチを介して設
けられた減速機構38に後輪21が軸支されている。こ
の減速機構38の上端と前記メインパイプ7の上部屈曲
部との間にはリヤクッション22が介装されている。ス
イングユニット17の上部には、内燃機関200のシリ
ンダヘッドの上部から延出した吸気管23に接続された
気化器24および同気化器24に連結されるエアクリー
ナ25が配設されている。
【0011】ユニットスイングケース31の下部に突設
されたハンガーブラケット18には、メインスタンド2
6が枢着されており、ベルト式無段変速機35の伝動ケ
ースカバー36から突出したキック軸27にキックアー
ム28の基端が固着され、キックアーム28の先端にキ
ックペダル29が設けられている。
【0012】図2は、前記自動二輪車1の計器盤回りの
平面図であり、ハンドルカバー33の計器盤90内に
は、スピードメータ91と共にスタンバイインジケータ
56が設けられている。このスタンバイインジケータ5
6は、後に詳述するように、エンジンの停止始動制御中
におけるエンジン停止時に点滅し、スロットルを開けれ
ば直ちにエンジンが始動されて発進し得る状態にあるこ
とを運転者に知らしめる。ハンドルカバー33には、ア
イドリングを許可または制限するためのアイドルスイッ
チ53およびスタータモータを起動するためのスタータ
スイッチ58が設けられている。ハンドル11の右端部
には、スロットルグリップ92およびブレーキレバー9
3が設けられている。なお、左右のスロットルグリップ
の付根部分等には、従来の二輪車と同様にホーンスイッ
チやウインカスイッチを備えているが、ここでは図示を
省略する。
【0013】図3は、図1に破線丸印で示した、シート
8前部のヒンジ部分の構造を模式的に示した図である。
本実施形態では、シート8の裏面前方にはヒンジ部材8
1が固定されている。このヒンジ部材81には、垂直方
向に沿って長手状の開口82が形成され、車両本体側に
固定されたヒンジ軸85が当該長手状開口82を貫通
し、シート8は当該ヒンジ軸85を中心に揺動自在かつ
上下動自在に軸支される。前記ヒンジ部材81の裏面と
対向する車両本体側には、押子83aを弾発するコイル
スプリング83および着座スイッチ54が設けられてい
る。
【0014】このような構成において、運転者がシート
8に着席していない非着座状態では、同図(a) に示した
ように、ヒンジ軸85が長手状開口82の下側端部に当
接するまで、シート8がコイルスプリング83によって
押し上げられるので、着座スイッチ54はオフ状態とな
る。
【0015】これに対して、運転者がシート8に着席す
る着座状態では、同図(b) に示したように、シート8が
コイルスプリング83の弾性力に抗して押し下げられる
ので、着座スイッチ54はオン状態となる。したがっ
て、着座スイッチ54の状態を監視すれば、運転者が着
座しているか否かを認識することができる。また、本実
施形態ではシート8の前側に着座スイッチ54を設けた
ので、運転者が小柄であっても着座しているか否か確実
に検知することができる。
【0016】図4は、前記スロットルグリップ92の主
要部の断面図であり、同図(b) は同図(a) のI−I線で
の断面図である。ハンドルパイプ181には、同図(a)
に示したように、スロットルグリップ本体182が回動
自在に挿貫され、スロットルグリップ本体182の周囲
はグリップカバー183で覆われている。スロットルグ
リップ本体182は、その円周に沿ってフランジ部18
2aを具備し、同図(b) に示したように、このフランジ
部182aにスロットルワイヤ185の一端185aが
係止されている。スロットルグリップ本体182は、ス
プリング184の弾性力によって常にアクセル閉側へ弾
発されており、運転者がスプリング184の弾性力に抗
してスロットルグリップ本体182を開方向へ捻ると、
スロットルワイヤ185が巻き込まれてスロットルが開
く。
【0017】また、本実施形態では、スロットルグリッ
プ本体182が予定角度だけ開いたときに接点を閉じる
スロットルスイッチ52が設けられている。前記スロッ
トルスイッチ52は、スロットルが実際に開き始める前
の遊び範囲の角度θ内で接点が開くように構成されてい
る。このような構成によれば、スロットルを開くことな
くスロットルスイッチ52をオンにすることができる。
したがって、停車状態でもエンジンを運転者の意思で運
転させておくことが可能になる。
【0018】また、遊び角度範囲が終了して実際にスロ
ットルが開き始める角度(>θ)へ突入する際は、スロ
ットルスプリング(図示せず)の弾性力が新たに付加さ
れるので、遊び角度範囲内のみでのスロットルスイッチ
52の開閉が容易になる。
【0019】図5は、図1における内燃機関200をI
I−II線に沿って裁断した断面図である。内燃機関2
00は、左右水平方向に指向したクランク軸201を回
転自在に支持する左右のクランクケース202L、20
2Rを合体したクランクケース202に、シリンダブロ
ック203およびシリンダヘッド204が順次組合わさ
れ、シリンダブロック203には、図示しない排気通路
のほかシリンダボアに開口する掃気ポートから掃気通路
205が形成されてクランクケース202のクランク室
と連通している。
【0020】シリンダヘッド204には、点火プラグ2
06が燃焼室に向け嵌着され、この点火プラグ206の
露出部を除き、シリンダヘッド204およびシリンダブ
ロック203はファンシェラウド207で覆われる。左
クランクケース202Lは、ベルト式無段変速室ケース
を兼ねており、左クランクケース202Lを貫通して延
びたクランク軸201にはベルト駆動プーリ210が共
に回転可能に設けられている。
【0021】ベルト駆動プーリ210は、固定側プーリ
半体210Lと可動側プーリ半体210Rとからなり、
固定側プーリ半体210Lはクランク軸201の左端部
にボス211を介して固着され、その右側に可動側プー
リ半体210Rがクランク軸201にスプライン嵌合さ
れ、固定側プーリ半体210Lに接近・離反することが
できる。両プーリ半体210L、210R間にはVベル
ト212が挟まれて巻き掛けられる。
【0022】可動側プーリ半体210Rの右側ではカム
プレート215がクランク軸201に固着されており、
その外周端に設けたスライドピース215aが、可動側
プーリ半体210Rの外周端で軸方向に形成したカムプ
レート摺動ボス部210Raに摺動自在に係合してい
る。可動側プーリ半体210Rのカムプレート215側
側面は、カムプレート215側に向けてテーパしてお
り、同テーパ面内側にカムプレート215に挟まれてド
ライウェイトローラ216が収容されている。
【0023】したがって、クランク軸201の回転速度
が増加すると、可動側プーリ半体210Rとカムプレー
ト215間にあって共に回転するドライウェイトローラ
216が、遠心力により遠心方向に移動し、可動側プー
リ半体210Rは同ドライウェイトローラ216に押圧
されて左方に移動して固定側プーリ半体210Lに接近
し、両プーリ半体210L、210R間に挟まれたVベ
ルト212を遠心方向に移動させ巻き掛け径を大きくす
るように構成されている。かかるベルト駆動プーリ21
0に対応して、後方の図示しないベルト被動プーリにV
ベルト212が巻き掛けられて、動力が自動調整されて
後方の減速機構等に遠心クラッチを介して伝達され、後
輪を駆動する。
【0024】かかるベルト式無段変速機室を左側から覆
う伝動ケースカバー220は、前方のベルト駆動プーリ
210から後方に延出して覆っており、前寄りに前記キ
ック軸27が回動自在に貫通支持されており、同キック
軸27の内側端部には駆動ヘリカルギヤ222が嵌着さ
れ、リターンスプリング223により付勢されている。
そして伝動ケースカバー220の前部内面には、クラン
ク軸201と同軸に摺動軸224が回転かつ軸方向の摺
動可能に支持されており、同摺動軸224には被動ヘリ
カルギヤ225が形成されて前記駆動ヘリカルギヤ22
2と噛合すると共に、右端にはラチェットホイール22
6が固着され、全体がフリクションスプリング227に
より左方に付勢されている。
【0025】一方、クランク軸201側のボス211に
は、ラチェットホイール226に対向してラチェットが
形成されており、両者は摺動軸224の摺動で接離可能
である。したがって、前記キックペダル29が踏み込ま
れ、キック軸27がリターンスプリング223に抗して
回転すると、キック軸27と一体に駆動ヘリカルギヤ2
22が回転して、これと噛合する被動ヘリカルギヤ22
5が摺動軸224と一体に回転しながらフリクションス
プリング227に抗して右方に摺動して、ラチェットホ
イール226がボス211のラチェットと噛み合ってク
ランク軸201を強制的に回転させ内燃機関200を始
動することができる。
【0026】一方、右クランクケース202Rは、クラ
ンク軸201を回転自在に支持する主軸受209の右側
に略円筒状をなして延出しており、その中心軸にクラン
ク軸201が突出している。この右クランクケース20
2Rの円筒内には、スタータモータとACジェネレータ
とを組み合わせた始動兼発電装置250が配設されてい
る。
【0027】クランク軸201の先端テーパ部にはイン
ナーロータ(回転内磁型ロータ)251が欺台され、ナ
ット253で固着されて一体に回転する。インナーロー
タ251の外周面には6か所の断面円弧状溝が形成さ
れ、各溝にネオジューム鉄ボロン製のマグネット271
が嵌着されている。
【0028】インナーロータ251の外周囲に配設され
るアウターステータ270は、その外周縁部をクランク
ケース202の円筒壁202aにボルト279により螺
着されて支持される。アウターステータ270のステー
タコアは、薄鋼板を積層してなり、外周縁の円環状部分
から中心方向に延出した複数のヨークに発電コイル27
2と始動コイル273が巻回されている。この発電コイ
ル272と始動コイル273とは、クランク軸方向の内
側に偏らせてヨークに巻き付けており、軸方向外側への
突出量を小さくしている。
【0029】一方、クランクケース202の円筒壁20
2a内を軸方向内側へ外側に比べ大きく突出した発電コ
イル272と始動コイル273とは、環状をなしてその
内側に内空間を形成しており、同内空間に整流ブラシ機
構263が構成されている。同内空間においてクランク
軸201に貫通されたブラシホルダ262は、クランク
軸201に対して周方向の相対的な回転を禁止し軸方向
の摺動のみを許して嵌合されており、インナーロータ2
51との間にスプリング274が介装されてブラシホル
ダ262は軸方向内側へ付勢されている。
【0030】ブラシホルダ262の内側面には、複数の
所定箇所にブラシ263がスプリングに付勢されて突出
している。このブラシホルダ262の内側面に対向して
整流子ホルダ265が、中央をクランク軸201に貫通
されて外周縁を前記軸方向内側へ大きく突出した発電コ
イル272と始動コイル273の部分に固定支持されて
いる。
【0031】整流子ホルダ265のブラシホルダ262
に対向する面の所定箇所に整流子片267が同心円状に
配設されている。固定された整流子ホルダ265に対し
てクランク軸201と共に回転するブラシホルダ262
が離接し、接近したときはブラシ263が所要の整流子
片267に接触する。
【0032】ー方、インナーロータ251のクランク軸
方向外側は、クランク軸201の先端に螺合されたナッ
ト253の周囲を覆う内円筒部231と、その外側を覆
う同心の外円筒部232とが軸方向外方に延出してお
り、ここにガバナー機構230が構成される。すなわ
ち、外円筒部232は、内周面にテーパが形成されてガ
バナーアウタを構成しており、内円筒部231の外周に
軸方向に摺動自在にガバナーインナ233が嵌合され、
ガバナーインナ233と外円筒部232との間にガバナ
ーウエイトであるボール234が介装されている。
【0033】このガバナー機構230の軸方向に摺動す
るガバナーインナ233に一端を固着された連結軸23
5がインナーロータ251をクランク軸201と平行に
貫通し、先端をブラシホルダ262に嵌着している。連
結軸235は、ガバナーインナ233とブラシホルダ2
62とを連結して互いに一体としてクランク軸方向に移
動できるようにしている。
【0034】クランク軸201が停止しているときは、
ブラシホルダ262がスプリング223の付勢力により
軸方向内方に移動していてブラシ263が整流子片26
7に接触する。したがって、バッテリから電流が供給さ
れるとブラシ263と整流子片267との接触を経て始
動コイル273に流れインナーロータ251に回転トル
クを生じ、クランク軸201を回転させて内燃機関20
0を始動させることができる。
【0035】そして、機関回転数が上がると遠心力によ
りボール234が外円筒部232のテーパ内面を外周方
向に移動することでガバナーインナ233を軸方向外方
へ摺動させ、連結軸235を介して一体にブラシホルダ
262も軸方向外方に移動し、所定回転数を越えるとブ
ラシ263が整流子片267から自動的に離れ、以後は
発電コイル272によりバッテリへの充電がなされる。
【0036】上記ガバナー機構230を構成する外円筒
部232の端縁部にクランク角検出用の円環板状のロー
タ240が、その内周縁を嵌着して一体に設けられてお
り、ロータ240の外周縁に近接してパルサー241が
所定位置に配設されている。クランク軸201とインナ
ーロータ251を介して一体に回転するロータ240の
外周縁に形成された刻みをパルサ241が検出してクラ
ンク角を判断する。円環板状のロータ240は、アウタ
ーステータ270の発電コイル272および始動コイル
273を外側から覆っている。そして、ロータ40の軸
方向外側に内燃機関強制空冷用のファン部材280が一
体に設けられている。
【0037】ファン部材280は、その中央円錐部28
0aの裾部分をボルト246によりインナーロータ25
1の外円筒部232に固着されており、その外周に設け
られたファン280bはロータ240より外側方に立設
するような構造となっている。ファン部材280はファ
ンカバー281で覆われている。
【0038】本実施形態に係る車両用始動兼発電装置は
以上のように構成され、インナーロータ251の軸方向
内側に整流ブラシ機構263を配設し、軸方向外側には
整流ブラシ機構263と切り離してガバナー機構230
を配設したので、クランク軸外方向への膨出量が小さく
抑えられる。
【0039】また、アウターステータ270のステータ
コアのヨークに巻回される発電コイル272および始動
コイル273の巻回状態が軸方向内側に偏って外側への
突出量を小さくしているので、その外側のロータ240
やファン部材280を軸方向外側に位置させずにすみ、
クランク軸外方向への膨出量をより一層小さく抑えるこ
とができる。
【0040】ファン280bの回転によりファンカバー
281の外気吸入口281aから導入された外気は、中
央円錐部280aに沿って外周に広がるが、ロータ24
0が導入空気を遮断して車両用始動兼発電装置250側
への侵入を防止しているので、車両用始動兼発電装置よ
りさらに奥側(軸方向内側)にある整流ブラシ機構26
3には外気が侵入しにくく、したがって外気に含まれる
塵埃の影響を整流ブラシ機構263が受けることを防止
している。
【0041】図6は、上記したようなクランク軸201
を直接回転させる始動兼発電装置250を備えた内燃機
関200における始動停止制御システムの全体構成を示
したブロック図であり、前記と同一の符号は同一または
同等部分を表している。
【0042】本実施形態のエンジン停止始動システム
は、アイドリングが制限される動作モードと許可される
動作モードとを備えている。さらに具体的にいえば、車
両を停止させるとエンジンが自動停止し、停止状態でア
クセルが操作されるとエンジンを自動的に再始動して車
両を発進させる“停止発進モード(アイドリング制限モ
ード)”と、エンジン始動時の暖気運転等を目的として
アイドリングを許可する“始動モード(アイドリング許
可モード)”とを備えている。
【0043】図2において、エンジン200のクランク
軸201には、これと同軸状に始動兼発電装置250が
連結されている。始動兼発電装置250は、スタータモ
ータ部71とACジェネレータ部72とによって構成さ
れ、ACジェネレータ部72による発電電力は、レギュ
レータ・レクティファイア67を介してバッテリ68に
充電される。前記バッテリ68は、メインスイッチ73
を介して各種の電装品74および主制御部60等に給電
する。
【0044】前記主制御装置60には、エンジン回転数
Neを検知するNeセンサ51と、スロットル開度が予
定開度を越えると接点を閉じるスロットルスイッチ52
と、エンジン200のアイドリングを許可または制限す
るアイドルスイッチ53と、運転者が運転席に着座する
と接点を閉じる着座スイッチ54と、車速を検知する車
速センサ55と、後述する停止発進モード中に点滅する
スタンバイインジケータ56と、前照灯69を点灯/消
灯させるための前照灯スイッチ57と、始動兼発電装置
250のスタータモータ71を駆動してエンジン200
を始動するためのスタータスイッチ58と、ブレーキ操
作に応答して接点を閉じるストップスイッチ59とが接
続されている。
【0045】さらに、前記主制御装置60には、点火プ
ラグ206を点火させる点火制御装置(イグニッション
コイルを含む)61と、前記スタータモータ71に電力
を供給するスタータリレー62の制御端子と、前記前照
灯69に電力を供給する前照灯リレー63の制御端子
と、キャブレタ66に装着されたバイスタータ65に電
力を供給するバイスタータリレー64の制御端子とが接
続されている。
【0046】図7は、前記主制御装置60の機能を示し
たブロック図であり、前記と同一の符号は同一または同
等部分を表している。なお、図8には主制御装置60の
主要動作を一覧表として示している。
【0047】動作モード切換部300は、当該エンジン
停止始動制御装置の動作モードを、アイドルスイッチ5
3の状態および車両の状態に応じて、アイドリングを許
可する前記“始動モード”およびアイドリングを制限す
る前記“停止発進モード”のいずれかに切り換える。
【0048】この動作モード切換部300では、前記ア
イドルスイッチ53の状態信号が動作モード信号出力部
301およびインバータ302に入力される。アイドル
スイッチ53の状態信号は、オフ状態(アイドリング制
限)では“L”レベル、オン状態(アイドリング許可)
では“H”レベルを示す。インバータ302は、アイド
ルスイッチ53の状態信号を反転して出力する。
【0049】車速継続判定部303はタイマ303aを
備え、予定速度以上の車速が予定時間以上にわたって検
知されると“H”レベルの信号を出力する。AND回路
304は、前記判定部303の出力信号とインバータ3
02の出力信号との論理積を動作モード信号出力部30
1へ出力する。
【0050】前記動作モード信号出力部301は、前記
メインスイッチ73がオンにされたときに前記アイドル
スイッチ53の状態信号が“H”レベル(アイドリング
許可)であると、アイドリングが許可される“始動モー
ド”を起動する。さらに、この“始動モード”時にAN
D回路304の出力が“H”レベルになる、すなわちア
イドルスイッチ53がオフにされて予定速度以上の車速
が予定時間以上にわたって検知されると、動作モードを
前記“始動モード”からアイドリングが制限される“停
止発進モード”へ移行する。さらに、この“停止発進モ
ード”においてアイドルスイッチ53が再びオンにされ
ると、動作モードを“停止発進モード”から“始動モー
ド”へ移行する。
【0051】スタータリレー制御部400は、動作モー
ドに応じて、所定の条件下で前記スタータリレー62を
手動または自動的に起動する。このスタータリレー制御
部400では、前記Neセンサ51の検知信号がアイド
リング以下判定部401へ供給される。判定部401
は、エンジン回転数が所定のアイドリング回転数(例え
ば、800rpm)以下であると“H”レベルの信号を
出力する。AND回路402は、前記判定部401の出
力信号と、前記ストップスイッチ59の状態信号と、前
記スタータスイッチ58の状態信号との論理積を出力す
る。AND回路403は、前記AND回路402の出力
信号と前記動作モード信号S301 の反転信号との論理積
を出力する。
【0052】AND回路404は、前記アイドリング以
下判定部401の出力信号と、前記スロットルスイッチ
52の状態信号と、前記着座スイッチ54の状態信号と
の論理積を出力する。AND回路405は、前記AND
回路404の出力信号と前記動作モード信号との論理積
を出力する。OR回路406は、前記AND回路40
3、405の論理和をスタータリレー62へ出力する。
【0053】このような構成において、“始動モード”
中は動作モード信号S301 が“L”レベルなのでAND
回路403がイネーブル状態となる。したがって、エン
ジン回転数がアイドリング以下であり、かつストップス
イッチ59がオン状態(ブレーキ操作中)のときにスタ
ータスイッチ58が運転者によりオンされると、スター
タリレー62が導通してスタータモータ71が起動され
る。
【0054】これとは逆に、“停止発進モード”中はA
ND回路405がイネーブル状態となる。したがって、
エンジン回転数がアイドリング以下であり、着座スイッ
チがオン状態(運転者が運転席に着座中)でスロットル
が開かれると、スタータリレー62が導通してスタータ
モータ71が起動される。
【0055】バイスタータ制御部500では、Neセン
サ51からの出力信号がNe判定部501に入力され
る。このNe判定部501は、エンジン回転数が予定値
以上であると“H”レベルの信号を出力してバイスター
タリレー64を閉じる。このような構成によれば、いず
れの動作モードにおいても、エンジン回転数が予定値以
上であれば燃料を濃くすることができる。
【0056】インジケータ制御部600では、Neセン
サ51からの出力信号がNe判定部601に入力され
る。このNe判定部601は、エンジン回転数が予定値
以下であると“H”レベルの信号を出力する。AND回
路602は、前記着座スイッチ54の状態信号と前記N
e判定部601の出力信号との論理積を出力する。AN
D回路603は、前記AND回路602の出力信号と前
記動作モード信号S301との論理積をスタンバイインジ
ケータ56に出力する。スタンバイインジケータ56
は、入力信号が“L”レベルであると消灯し、“H”レ
ベルであると点滅する。
【0057】点火制御部700は、各動作モードごと
に、所定の条件下で前記点火装置31による点火動作を
許可または禁止する。この点火制御部700では、車速
センサ55の検知信号が走行判定部701に入力され
る。前記走行判定部701は、検知信号に基づいて車両
が走行状態にあると判断されると“H”レベルの信号を
出力する。OR回路702は、前記走行判定部701の
出力信号と前記スロットルスイッチ52の状態信号との
論理和を出力する。OR回路703は、前記OR回路7
02の出力信号と前記動作モード信号S301 の反転信号
との論理和を点火制御装置61へ出力する。点火制御装
置61は、入力信号が“H”レベルであれば所定のタイ
ミングごとに点火動作を実行し、“L”レベルであれば
点火動作を中止する。
【0058】このような構成によれば、始動モードでは
動作モード信号S301 の反転信号が“H”レベルなの
で、OR回路703からは常に“H”レベルの信号が出
力される。したがって、“始動モード”では点火制御装
置61が常に点火動作を実行する。これに対して、停止
発進モードでは、車両走行中であるか、あるいはスロッ
トが開かれていることを条件に点火動作が実行される。
これとは逆に、停止状態であり、かつスロットが閉じて
いれば点火動作が禁止される。
【0059】前照灯制御部800では、動作モードごと
に、車両の走行状態や運転者の着座状態に応じて前照灯
を自動的に点灯または消灯する。非着座継続判定部80
1には着座スイッチ54の状態信号が入力される。非着
座継続判定部801はタイマ801aを備え、非着座状
態が予定時間以上にわたって検知されると“H”レベル
の信号を出力する。非点火継続判定部802はタイマ8
02aを備え、点火オフの状態が予定時間以上継続する
と“H”レベルの信号を出力する。OR回路804は、
前記各判定部801、802の出力信号の論理和を出力
する。AND回路805は、OR回路804の出力信号
と、動作モード信号S301 との論理積をフリップフロッ
プ810のリセット端子Rに出力する。
【0060】AND回路807は、スロットルスイッチ
52の状態信号と動作モード信号S301 との論理積を出
力する。Ne判定部806には、Neセンサ51の出力
信号が入力され、エンジン回転数が予定値以下であると
“H”レベルの信号を出力する。AND回路808は、
Ne判定部806の出力信号と動作モード信号S301
反転信号との論理積を出力する。OR回路809は、各
AND回路807、808の論理和809をフリップフ
ロップ810のセット端子Sに出力する。AND回路8
11は、フリップフロップ810のQ出力と前照灯スイ
ッチ57の状態信号との論理積811を前照灯リレー6
3へ出力する。前照灯リレー63は、“H”レベルの信
号が入力されると前照灯69を点灯し、“L”レベルの
信号が入力されると消灯する。
【0061】このような構成によれば、始動モードでは
動作モード信号S301 の反転信号が“H”レベルなので
AND回路808がイネーブル状態となる。したがっ
て、エンジンが予定回転数以上であれば、フリップフロ
ップ810がセットされるので、前照灯スイッチ57が
オンであれば前照灯が点灯する。
【0062】一方、停止発進モードでは動作モード信号
301 が“H”レベルなのでAND回路805、807
がイネーブル状態となる。したがって、OR回路804
の出力が“H”レベルであればフリップフロップ810
がリセットされて前照灯が自動的に消灯する。また、こ
の停止発進モード中にスロットルが開かれれば、AND
回路807の出力が“H”レベルとなって前照灯が自動
的に点灯する。
【0063】すなわち、停止発進モードにおける前照灯
は、非着座状態が予定時間以上にわたって検知される
か、あるいは点火オフ状態が予定時間以上継続したとき
に消灯され、スロットルが開かれると再点灯される。こ
のような構成によれば、運転者が車両から一時的に降り
た場合、あるいは乗車中であっても信号待ちや右折待ち
の場合には、スイッチを操作することなく前照灯を消灯
させ、かつ発進と同時に再点灯させることができる。
【0064】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば以下の
ような効果が達成される。 (1) 運転者が車両に乗車しているか否かを検知し、乗車
している場合のみ、アクセル操作に応答してエンジンが
始動されるようにしたので、運転者が真にエンジン始動
を望んでいる場合のみエンジンを自動的に始動させるこ
とができる。 (2) 所定の条件下(例えば、メインスイッチをオンした
直後)では、運転者が乗車していない場合であっても、
運転者による積極的なエンジン始動操作に応答してエン
ジンが始動されるようにしたので、エンジン始動に関す
る自由度が広がり、例えば暖気運転などが可能になる。 (3) 運転席の前方に着座スイッチを設けたので、運転者
が小柄であっても着座しているか否か確実に検知するこ
とができる。 (4) スロットルグリップを捻ってエンジンを再始動させ
る際、スロットルが実際に開き始める前の遊び範囲内で
エンジンを再始動できるようにしたので、停車状態でも
エンジンを運転者の意思で運転させておくことができ
る。 (5) 運転者の非着座状態やエンジン非点火状態が継続す
ると前照灯が自動的に消灯されるようにしたので、車両
から一時的に降りた場合、あるいは信号待ちや右折待ち
の場合には、スイッチを操作することなく前照灯を消灯
させ、かつ発進と同時に再点灯させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるエンジン停止始動制
御装置が搭載されるスクータ型自動二輪車の全体側面図
である。
【図2】スクータ型自動二輪車の計器盤回りの平面図で
ある。
【図3】シート前部のヒンジ部分の構造を模式的に示し
た図である。
【図4】スロットルグリップの主要部の断面図である。
【図5】図1の内燃機関をII−II線に沿って裁断し
た断面図である。
【図6】始動停止制御システムの全体構成を示したブロ
ック図である。
【図7】主制御装置の機能を示したブロック図である。
【図8】主制御装置の主要動作を一覧表として示した図
である。
【符号の説明】
2…車体前部、3…車体後部、4…フロア部、6…ダウ
ンチューブ、7…メインパイプ、8…シート、11…ハ
ンドル、12…フロントフォーク、13…前輪、15…
ブラケット、16…リンク部材、17…スイングユニッ
ト、18…ハンガーブラケット、21…後輪、22…リ
ヤクッション、23…吸気管、24…気化器、25…エ
アクリーナ、26…メインスタンド、27…キック軸、
28…キックアーム、29…キックペダル、200…内
燃機関、201…クランク軸、202…クランクケー
ス、203…シリンダブロック、204…シリンダヘッ
ド、206…点火プラグ、210…ベルト駆動プーリ、
211…ボス、212…Vベルト、250…始動兼発電
装置、251…インナーロータ、300…動作モード切
換部、400…スタータリレー制御部、500…バイス
タータ制御部、600…インジケータ制御部、700…
点火制御部、800…前照灯制御部
フロントページの続き (72)発明者 杉岡 浩一 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されたエンジンを、その運転
    中は所定の停車条件に応答して停止させ、停止中は所定
    の発進操作に応答して再始動させるエンジン停止始動制
    御装置において、 運転者が車両に乗車中であることを検知する乗車検知手
    段と、 アクセル開度が予定値を越えたことを検知するアクセル
    開度検知手段と、 前記乗車検知手段によって運転者の乗車が検知され、か
    つ前記アクセル開度検知手段によって予定値以上のアク
    セル開度が検知されたことを条件にエンジン始動指令を
    発する始動指令手段と、 前記エンジン始動指令に応答してエンジンを始動するエ
    ンジン始動手段とを具備したことを特徴とするエンジン
    停止始動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記エンジン停止始動制御装置は、 アイドリングが許可される動作モードを起動する手段
    と、 前記発進操作とは別にエンジンの始動のみを指示する始
    動スイッチ手段と、 ブレーキ操作を検知するブレーキ操作検知手段とを具備
    し、 前記アイドリングが許可される動作モードでは、前記始
    動スイッチ指示手段によりエンジン始動が指示され、か
    つブレーキ操作検知手段によりブレーキ操作が検知され
    ると、前記乗車検知手段による検知結果とは無関係にエ
    ンジン始動指令が発せられることを特徴とする請求項1
    に記載のエンジン停止始動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記乗車検知手段は、運転者が運転席に
    着座したことを検知する着座検知手段であり、 前記着座検知手段は、運転者の着座を運転席の前側で検
    知することを特徴とする請求項1または2に記載のエン
    ジン停止始動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記アクセル開度検知手段によって検知
    されるアクセル開度の予定値は、アクセル操作に連動す
    るスロットルが閉状態を保持できる遊び範囲内であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のエ
    ンジン停止始動制御装置。
  5. 【請求項5】 エンジンを、その運転中は所定の停車条
    件に応答して停止させ、停止中は所定の発進操作に応答
    して再始動させるエンジン停止始動制御装置を搭載した
    車両において、 前照灯への給電を制御するリレー手段と、 エンジンの点火状態を検知する点火検知手段と、 運転者が乗車中であるか否かを検知する乗車検知手段
    と、 アクセル開度を検知するアクセル開度検知手段と、 前記乗車検知手段および点火検知手段の少なくとも一方
    による検知結果に基づいて前記リレー手段を遮断させ、
    前記アクセル開度検知手段による検知結果に基づいて前
    記リレー手段を導通させる前照灯制御手段とを具備した
    ことを特徴とするエンジン停止始動制御装置を搭載した
    車両。
  6. 【請求項6】 前記前照灯制御手段は、運転者の非乗車
    状態が予定時間以上継続すると前記リレー手段を遮断す
    ることを特徴とする請求項5に記載のエンジン停止始動
    制御装置を搭載した車両。
  7. 【請求項7】 前記前照灯制御手段は、エンジンの非点
    火状態が予定時間以上継続すると前記リレー手段を遮断
    することを特徴とする請求項5または6に記載のエンジ
    ン停止始動制御装置を搭載した車両。
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