JPH1056131A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH1056131A
JPH1056131A JP21232596A JP21232596A JPH1056131A JP H1056131 A JPH1056131 A JP H1056131A JP 21232596 A JP21232596 A JP 21232596A JP 21232596 A JP21232596 A JP 21232596A JP H1056131 A JPH1056131 A JP H1056131A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱性を向上させると共に、小形化を実現
し、また、応力に弱い構成の半導体チップであっても、
この半導体チップの2つの主面から速やかに放熱させる
ようにする。 【解決手段】 本発明の半導体装置は、一方の主面にコ
レクタ電極を有すると共に他方の主面にエミッタ電極及
びゲート電極を有する6個のIGBTチップ4を備え、
これらIGBTチップ4を挟むように設けられ各挟む側
の面にIGBTチップ4の電極に接合するための電極パ
ターン13、14、19が配設された2枚の高熱伝導性
絶縁基板2、3を備え、そして、IGBTチップ4の電
極と高熱伝導性絶縁基板2、3の電極パターン13、1
4、19とをろう付けにより接合して構成したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパワーMO
SFETやIGBT等の半導体チップを1個或いは複数
個パッケージ内に収容して構成された半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パワーMOSFETやIGBT等の半導
体チップは、大電流を制御する素子であるため、自己発
熱が大きい。このため、上記半導体チップをパッケージ
内に収容する場合には、冷却性(放熱性)を十分良くす
るように構成している。例えば、複数個のIGBTチッ
プをパッケージ内に収容して構成されたIGBTモジュ
ールの場合、高熱伝導性セラミック製の絶縁基板を備
え、この絶縁基板上に上記複数個のIGBTチップを載
せると共に、各IGBTチップの下面(下側の主面)に
設けられた主電極を絶縁基板上に設けられた銅厚膜に半
田付けにより接続している。
【0003】そして、各IGBTチップの上面(上側の
主面)に設けられた主電極及び制御電極を絶縁基板上に
設けられた銅厚膜にワイヤボンディングにより接続して
いる。更に、上記絶縁基板を銅製の放熱板に半田付けし
ている。これにより、各IBGTチップから発生する熱
は、絶縁基板を介して放熱板に伝わり、放熱される構成
となっている。尚、このようなIBGTモジュールは、
数十〜数百Aクラスのインバータ装置のインバータ主回
路に使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成のIBG
Tモジュールの場合、各IBGTチップから発生する熱
は、各IBGTチップの下面側に設けられた絶縁基板か
ら放熱される構造、即ち、主として各IBGTチップの
下面側から放熱される構造である。この構造では、各I
BGTチップの一方の面から放熱させるだけであるか
ら、放熱性を高めようとしても限界があり、IGBTモ
ジュール全体の構成を小形化することも困難であった。
【0005】これに対して、半導体チップの上下両面
(2つの主面)から放熱させるように構成すると、放熱
性を大幅に高くすることができる。この構成の一例とし
て、サイリスタのパッケージがある。このパッケージ
は、電極と放熱を兼ねた2個の電極ブロックによりサイ
リスタチップを挟んだ構造となっている。この構成で
は、サイリスタチップから発生する熱は、その上下両面
から電極ブロックへ伝わって放熱される。そして、上記
サイリスタの場合、サイリスタチップの電極と電極ブロ
ックとの電気的接続をとるために、電極ブロックにより
サイリスタチップを挟んでかなり大きな力で加圧してい
る。
【0006】しかし、IGBTチップのようにMOSゲ
ート構造を持つ半導体チップは、応力に弱いという特性
がある。このため、上記半導体チップを電極ブロックに
より加圧するという構造を採用することができない。そ
こで、半導体チップを2枚の高熱伝導性の絶縁基板で加
圧することなく挟むように構成したものとして、例えば
特開昭59−31042号に開示された構成がある。こ
の特開昭59−31042号の場合、半導体チップの下
面側については、絶縁基板上に設けられた電極に固着し
ているので、半導体チップから発生する熱はスムーズに
放熱される。
【0007】しかし、半導体チップの上面側について
は、該上面側の電極と絶縁基板上に設けられた電極と
を、ボンディングパッドと金属バンプにより接続してい
るので、接続部分の面積が小さくなる。このため、電気
抵抗が大きくなって大電流を流すのに不利であると共
に、半導体チップから発生する熱が絶縁基板に伝わり難
くなり、放熱性が低下するという不具合もあった。
【0008】そこで、本発明の目的は、放熱性を向上で
きると共に、小形化を実現することができ、また、応力
に弱い構成の半導体チップであっても、この半導体チッ
プの2つの主面から速やかに放熱することができる半導
体装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、2枚の高熱伝導性絶縁基板で半導体チップを挟むと
共に、半導体チップの電極と高熱伝導性絶縁基板の電極
パターンとをろう付けにより接合する構成としたので、
半導体チップで発生する熱が半導体チップの2つの主面
から2枚の高熱伝導性絶縁基板へスムーズに伝達される
ようになり、速やかに放熱される。これにより、半導体
装置の構成を小形化することができる。また、半導体チ
ップの電極と高熱伝導性絶縁基板の電極パターンとをろ
う付けにより接合したので、半導体チップを加圧しなく
ても済み、しかも、接合(接続)部分の面積が大きくな
り、電気抵抗及び熱抵抗を低減できる。
【0010】請求項2の発明によれば、2枚の高熱伝導
性絶縁基板間に、2つの主面の向きが表裏反対となるよ
うな半導体チップが混在するように挟む構成としたの
で、複数個の半導体チップを2枚の高熱伝導性絶縁基板
間に挟む場合に、高熱伝導性絶縁基板の各対向する面に
配設する電極パターンの形状を比較的簡単な形状にする
ことができる。
【0011】請求項3の発明によれば、高熱伝導性絶縁
基板の電極パターンに、外部配線接続用の端子を高熱伝
導性絶縁基板の板面に平行となると共に外側へ延びるよ
うに設けた。これにより、通常、別体の外部配線接続用
の端子を設け、この端子と電極パターンとを接続する作
業をなくすことができるので、信頼性を高くすることが
できる。また、外部配線接続用の端子が高熱伝導性絶縁
基板の板面と平行方向に延びているので、高熱伝導性絶
縁基板に取り付ける冷却器と上記端子に接続する配線と
が干渉することを極力避けることが可能となる。
【0012】請求項4の発明によれば、外部配線接続用
の端子のうちの半導体チップの主電極に接続された主電
極用端子を同じ方向に延びるように設けると共に、外部
配線接続用の端子のうちの半導体チップの制御電極に接
続された制御電極用端子を上記主電極用端子と反対方向
に延びるように設けた。この構成の場合、制御用の配線
と電力用の配線とを離すことが容易になり、ノイズに強
い構成となると共に、冷却用空気の流路を配線と干渉し
ないように確保することが容易になる。また、半導体装
置の内部インダクタンスを低減する効果もある。
【0013】請求項5の発明においては、高熱伝導性絶
縁基板を窒化アルミニウムから構成した。この構成によ
れば、窒化アルミニウムの熱膨張率は半導体チップを構
成するシリコンに近いものであるから、半導体チップと
電極パターンとの間に作用する熱応力を低減することが
できる。
【0014】請求項6の発明によれば、高熱伝導性絶縁
基板を高熱伝導性部材と絶縁性部材とを組み合わせて構
成したので、高熱伝導性部材及び絶縁性部材として安価
で優れたものを使用することが可能となり、高熱伝導性
絶縁基板の製造コストを安くすることができる。この場
合、請求項7の発明のように、銅、炭化けい素セラミク
ス、炭化けい素に金属を含浸させたもの、炭化けい素を
添加した金属を鋳造成形したもののいずれかを用いて形
成された複合材から高熱伝導性部材を構成すると、放熱
部材として優れたものである。
【0015】請求項8の発明によれば、高熱伝導性絶縁
基板の少なくとも一方における半導体チップを挟む側の
面に凸部を設け、この凸部の先端部を他方の高熱伝導性
絶縁基板に接合する構成としたので、上記凸部を2枚の
高熱伝導性絶縁基板の間隔を保持するスペーサとするこ
とができ、スペーサを別途設けなくても良い。更に、請
求項9の発明のように、他方の高熱伝導性絶縁基板にお
ける半導体チップを挟む側の面に上記凸部が嵌合する凹
部を設け、凸部を凹部に接合すると、2枚の高熱伝導性
絶縁基板を位置決めすることができる。
【0016】請求項10の発明においては、半導体チッ
プの一方の主面の主電極と、高熱伝導性絶縁基板の電極
パターンとをろう付けするろう材は、半導体チップ動作
温度で軟化または液化する低融点導電材料により構成し
た。この構成によれば、半導体チップの動作時にろう材
が軟化または液化するため、接合部分に疲労が蓄積する
ことがなくなると共に、接合部分に熱応力が加わること
もなくなる。これにより、熱サイクルに対して強い構成
の半導体装置を実現することができる。尚、この構成の
場合、2枚の高熱伝導性絶縁基板はその少なくとも一方
に設けられた凸部により互いに接合されているので、半
導体チップの一方の主電極と高熱伝導性絶縁基板の電極
パターンとをろう付けするろう材が軟化または液化して
も、半導体装置全体の強度(2枚の高熱伝導性絶縁基板
の接合強度)が低下することもない。また、上記構成の
場合、低融点導電材料として、インジウム、ガリウム或
いは低温半田を使用すると(請求項11)、半導体チッ
プの動作時にろう材が軟化または液化する構成を容易に
実現できる。
【0017】請求項12の発明においては、半導体チッ
プのうちの制御電極が設けられた側の主面の主電極と、
高熱伝導性絶縁基板の電極パターンとを、主電極上に密
集して設けられた金属バンプにより接合する構成とし
た。この構成によれば、ろう材(接合材)がはみ出すお
それがないから、半導体チップが比較的小さいものの場
合に適している。この構成の場合、金属バンプを密集し
て設けているので、電流容量が大きくなると共に、熱抵
抗も小さくなり、1個ないし数個の金属バンプにより接
合する構成に生ずる問題を解消することができる。尚、
金属バンプを金或いは半田から構成すると(請求項1
3)、金属バンプを密集して設けることを容易に実現す
ることができる。
【0018】請求項14の発明によれば、高熱伝導性絶
縁基板の電極パターンのうちの半導体チップの電極との
接合部の高さを、非接合部よりも高くすると共に、上記
接合部の大きさを半導体チップの電極と同じか或いは小
さくしたので、半田付け時に半田の回り込みを防止でき
ると共に、半導体チップのガードリングを避けて接合す
ることができる。
【0019】請求項15の発明によれば、一方の高熱伝
導性絶縁基板の電極パターンのうちの半導体チップの電
極と接合されない部分に凸部を設け、この凸部を他方の
高熱伝導性絶縁基板の電極パターンに接合するように構
成したので、複雑な回路(例えば3相のインバータ主回
路)を簡単な形状の電極パターンで構成することが可能
となる。また、請求項16の発明のように、2枚の高熱
伝導性絶縁基板の間に絶縁性樹脂を充填するように構成
すると、2枚の高熱伝導性絶縁基板の間を容易に封止す
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明をIGBTモジュー
ルに適用した第1の実施例について図1ないし図12を
参照しながら説明する。図1及び図2は第1の実施例の
IGBTモジュール1の概略全体構成を示す図である。
図1及び図2に示すように、IGBTモジュール1は、
2枚の高熱伝導性絶縁基板2、3の間に例えば6個のI
GBTチップ4及び例えば6個のフリーホイールダイオ
ードチップ5(以下、FWDチップ5と称する)を挟ん
で構成されている(図1には各3個のみ示す)。この場
合、IGBTチップ4及びFWDチップ5が半導体チッ
プを構成している。ここで、IGBTモジュール1の具
体的構成については詳しくは後述し、まず、IGBTチ
ップ4とFWDチップ5とについて説明する。
【0021】IGBTチップ4は、図9及び図10に示
すように、全体として矩形(ほぼ正方形)板状に形成さ
れており、その上面4a及び下面4bを2つの主面とし
ている。上記IGBTチップ4の下面4b(一方の主
面)には、その全面にコレクタ電極6が形成されてい
る。そして、IGBTチップ4の上面4a(他方の主
面)には、その周縁部にほぼ矩形環状のガードリング7
が形成され、中央部に小さい矩形状のゲート電極8が形
成され、ガードリング7とゲート電極8との間の領域に
エミッタ電極9が形成されている。この場合、コレクタ
電極6及びエミッタ電極9が主電極を構成し、ゲート電
極8が制御電極を構成している。
【0022】また、FWDチップ5は、全体として矩形
(ほぼ長方形)板状に形成されている。上記FWDチッ
プ5の下面5bには、その全面に裏面側電極10が形成
されている。そして、FWDチップ5の上面5aには、
その周縁部にほぼ矩形環状のガードリング11形成さ
れ、ガードリング11の内側に表面側電極12が形成さ
れている。
【0023】さて、IGBTモジュール1の具体的構成
について図1ないし図8を参照して説明する。まず、2
枚の高熱伝導性絶縁基板2、3は、それぞれ例えば窒化
アルミニウム製の基板から構成されている。上記2枚の
高熱伝導性絶縁基板2、3のうちの上側の高熱伝導性絶
縁基板2の下面(半導体チップを挟む側の面)には、図
3(a)及び図7に示すように、電極パターン13、1
4、15が配設されている。これら電極パターン13、
14、15は、銅やアルミニウム等の板材(例えば厚み
寸法が0.5mm程度の板材)から構成されており、高
熱伝導性絶縁基板2の下面に例えば融着により直接取り
付けられている。この場合、融着に代えて、ろう付け
(例えば半田付け)により取り付けるように構成しても
良い。
【0024】ここで、電極パターン13、14、15の
各形状について説明する。まず、電極パターン13は、
図7に示すように、ほぼ長方形状の基板部13aと、こ
の基板部13aの図7中左端部に左方へ向けて突設され
て高熱伝導性絶縁基板2からはみ出した外部配線接続用
端子13bと、基板部13aの図7中右端部に右方へ向
けて突設されて高熱伝導性絶縁基板2からはみ出した外
部配線接続用端子13cとから構成されている。上記基
板部13aには、ほぼ正方形状をなす3個の接合部13
dが下方へ向けて突設されていると共に、ほぼ長方形状
をなす3個の接合部13eが下方へ向けて突設され、更
に、細長い3個の切欠部13fが3個の接合部13dの
各中央部まで達するように形成されている。
【0025】この場合、3個の接合部13dの大きさは
IGBTチップ4のエミッタ電極9とほぼ等しいかまた
は若干小さく設定されていると共に、各接合部13dの
突出高さ寸法は例えば0.5mm程度に設定されてい
る。また、3個の接合部13eの大きさはFWDチップ
5の表面側電極12とほぼ等しいかまたは若干小さく設
定されていると共に、各接合部13eの突出高さ寸法は
例えば0.5mm程度に設定されている。そして、上記
接合部13d、13eの各下面には、ろう材(例えば半
田材)16が印刷またはメッキにより取り付けられてい
る(図3(a)参照)。
【0026】また、電極パターン15は、図7に示すよ
うに、細長い基板部15aと、この基板部15aに分岐
されて電極パターン13の3個の切欠部13f内に配置
された3個の分岐部15bと、上記基板部15aの図7
中右端部に右方へ向けて突設されて高熱伝導性絶縁基板
2からはみ出した外部配線接続用端子15cとから構成
されている。3個の分岐部15bの各先端部には、接合
部15dが下方へ向けて突設されている。この場合、3
個の接合部15dの大きさはIGBTチップ4のゲート
電極8とほぼ等しいかまたは若干小さく設定されている
と共に、各接合部15dの突出高さ寸法は例えば0.5
mm程度に設定されている。そして、上記接合部15d
の各下面には、半田或いは金からなる金属バンプ(図示
しない)が形成されている。
【0027】一方、電極パターン14は、図7に示すよ
うに、ほぼ長方形状の基板部14aと、この基板部14
aの図7中左端部に左方へ向けて突設されて高熱伝導性
絶縁基板2からはみ出した外部配線接続用端子14b
と、基板部14aの図7中右端部に右方へ向けて突設さ
れて高熱伝導性絶縁基板2からはみ出した外部配線接続
用端子14cとから構成されている。上記基板部14a
には、3個のIGBTチップ4及び3個のFWDチップ
5がろう付け(例えば半田付け)されている。この場
合、図3(a)にも示すように、各IGBTチップ4の
コレクタ電極6が上記基板部14aにろう材(例えば半
田材)18を介して接合されている。同様にして、各F
WDチップ5の裏面側電極10が上記基板部14aにろ
う材(例えば半田材)18を介して接合されている。
【0028】次に、下側の高熱伝導性絶縁基板3の上面
(半導体チップを挟む側の面)には、図3(c)及び図
6に示すように、電極パターン19、20が配設されて
いる。これら電極パターン19、20は、銅やアルミニ
ウム等の板材(例えば厚み寸法が0.5mm程度の板
材)から構成されており、高熱伝導性絶縁基板3の上面
に例えば融着により直接取り付けられている。この場
合、融着に代えて、ろう付け(例えば半田付け)により
取り付けるように構成しても良い。
【0029】ここで、まず電極パターン19の形状につ
いて説明する。電極パターン19は、図6に示すよう
に、ほぼ正方形状の基板部19aと、この基板部19a
の図6中右端部に右方へ向けて突設されて高熱伝導性絶
縁基板3からはみ出した外部配線接続用端子19bと、
基板部19aの図6中左端部に左方へ向けて突設されて
高熱伝導性絶縁基板3からはみ出した外部配線接続用端
子19cとから構成されている。上記基板部19aの図
5中下半部には、ほぼ正方形状をなす3個の接合部19
dが上方へ向けて突設されていると共に、ほぼ長方形状
をなす3個の接合部19eが上方へ向けて突設され、更
に、細長い3個の切欠部19fが3個の接合部19dの
各中央部まで達するように形成されている。
【0030】この場合、3個の接合部19dの大きさは
IGBTチップ4のエミッタ電極9とほぼ等しいかまた
は若干小さく設定されていると共に、各接合部19dの
突出高さ寸法は例えば0.5mm程度に設定されてい
る。また、3個の接合部19eの大きさはFWDチップ
5の表面側電極12とほぼ等しいかまたは若干小さく設
定されていると共に、各接合部19eの突出高さ寸法は
例えば0.5mm程度に設定されている。そして、上記
接合部19d、19eの各上面には、ろう材(例えば半
田材)16が印刷またはメッキにより取り付けられてい
る(図3(c)参照)。
【0031】また、上記基板部19aの図6中上半部に
は、3個のIGBTチップ4及び3個のFWDチップ5
がろう付け(例えば半田付け)されている。この場合、
図3(c)にも示すように、各IGBTチップ4のコレ
クタ電極6が上記基板部19aにろう材(例えば半田
材)18を介して接合されている。同様にして、各FW
Dチップ5の裏面側電極10が上記基板部19aにろう
材(例えば半田材)18を介して接合されている。
【0032】一方、電極パターン20は、図6に示すよ
うに、前記電極パターン15とほぼ同じ形状であり、細
長い基板部20aと、この基板部20aから分岐されて
電極パターン19の3個の切欠部19f内に配置された
3個の分岐部20bと、上記基板部20aの図6中左端
部に左方へ向けて突設されて高熱伝導性絶縁基板3から
はみ出した外部配線接続用端子20cとから構成されて
いる。上記3個の分岐部20bの各先端部には、接合部
20dが上方へ向けて突設されている。この場合、3個
の接合部20dの大きさはIGBTチップ4のゲート電
極8とほぼ等しいかまたは若干小さく設定されていると
共に、各接合部20dの突出高さ寸法は例えば0.5m
m程度に設定されている。そして、上記接合部20dの
各下面には、金または半田製の金属バンプ(図示しな
い)が形成されている。
【0033】また、上記構成の場合、外部配線接続用端
子13b、14b、19bが主電極用端子を構成し、外
部配線接続用端子13c、14c、15c、19c、2
0cが制御電極用端子を構成している。
【0034】次に、上述したように予め形成しておいた
2枚の高熱伝導性絶縁基板2、3を、図3(b)で示す
ように合わせて、2枚の高熱伝導性絶縁基板2、3間に
6個のIGBTチップ4及び6個のFWDチップ5を挟
む。これにより、上側の高熱伝導性絶縁基板2の電極パ
ターン13の接合部13d及び13eと、下側の高熱伝
導性絶縁基板3側のIGBTチップ4のエミッタ電極9
及びFWDチップ5の表面側電極12とがろう材16を
介して当接し、上側の高熱伝導性絶縁基板2の電極パタ
ーン15の接合部15dと、下側の高熱伝導性絶縁基板
3側のIGBTチップ4のゲート電極8とが当接する。
【0035】これと共に、下側の高熱伝導性絶縁基板3
の電極パターン19の接合部19d及び19eと上側の
高熱伝導性絶縁基板2側のIGBTチップ4のエミッタ
電極9及びFWDチップ5の表面側電極12とがろう材
16を介して当接し、下側の高熱伝導性絶縁基板3の電
極パターン20の接合部20dと、下側の高熱伝導性絶
縁基板3側のIGBTチップ4のゲート電極8とが当接
する。
【0036】続いて、上記各当接部分をホットプレート
または加熱炉等により加熱することによりリフローを行
う。これにより、上記各当接部分がろう付け(具体的に
は、半田付け)されて接合され、図2及び図3(b)に
示すような形態となる。尚、IGBTチップ4のゲート
電極8と電極パターン15の接合部15eとの接合、並
びに、IGBTチップ4のゲート電極8と電極パターン
20の接合部20dとの接合は、金属バンプにより行な
われている。
【0037】また、ろう付けを実行するに当たって、後
からろう付けするろう材16として低融点ろう材(低融
点半田材)を用い、先にろう付けするろう材18として
高融点ろう材(高融点半田材)を用いている。このよう
に構成すると、後のろう付け時において、先に接合した
ろう材18の融点よりも低い温度で、ろう材16がリフ
ローすることから、先に接合したろう材18が溶けるこ
とがない。
【0038】尚、図3(a)、(b)、(c)は、厚み
方向(図3中上下方向)の寸法をかなり拡大して示した
図である。この厚み方向の寸法を実際の寸法にほぼ合わ
せた図を図4に示す。この図4に示すように、2枚の高
熱伝導性絶縁基板2、3間に6個のIGBTチップ4及
び6個のFWDチップ5を挟んで接合した状態では、高
熱伝導性絶縁基板2、3の間隔は例えば1mm程度とな
るように構成されている。
【0039】そして、上記した接合を行った後は、2枚
の高熱伝導性絶縁基板2、3間に絶縁樹脂21を充填し
て硬化させる(図5参照)。これにより、IGBTモジ
ュール1が完成する。尚、上記絶縁樹脂21としては、
例えばフィラー入りのエポキシ樹脂或いはシリコーン樹
脂を使用することが好ましい。
【0040】上述したようにして製造されたIGBTモ
ジュール1の電気回路図を図8に示す。この図8に示す
ように、第1のIGBT22のコレクタを端子23a及
び端子24aに接続し、第1のIGBT22のエミッタ
を端子23b及び端子24cに接続し、第1のIGBT
22のゲートを端子24bに接続している。そして、第
1のFWD25の両端を図示する極性で第1のIGBT
22のコレクタ及びエミッタに接続している。また、第
2のIGBT26のコレクタを第1のIGBT22のエ
ミッタ(即ち、端子23b及び端子24c)に接続し、
第2のIGBT26のエミッタを端子23c及び端子2
4eに接続し、第2のIGBT26のゲートを端子24
dに接続している。そして、第2のFWD27の両端を
図示する極性で第2のIGBT26のコレクタ及びエミ
ッタに接続している。
【0041】この構成の場合、第1のIGBT22は、
3個のIGBTチップ4(具体的には、高熱伝導性絶縁
基板2に先に半田付けされた3個のIGBTチップ4)
を並列接続して構成されている。同様にして、第2のI
GBT26は、3個のIGBTチップ4(具体的には、
高熱伝導性絶縁基板3に先に半田付けされた3個のIG
BTチップ4)を並列接続して構成されている。このよ
うに3個のIGBTチップ4を並列接続する理由は、電
流容量を大きくするためである。従って、電流容量の仕
様に応じて、並列接続するIGBTチップ4の個数を適
宜決めるように構成すれば良い。
【0042】また、図8の電気回路図における端子23
a〜23cが主電極用端子、即ち、電力端子を構成し、
端子24a〜24eが制御電極用端子、即ち、制御端子
を構成している。そして、図8の電気回路図における端
子23a〜23c、24a〜24eとIGBTモジュー
ル1の外部配線接続用端子との対応関係は次の通りであ
る。即ち、端子23aは外部配線接続用端子14bであ
り、端子23bは外部配線接続用端子19bであり、端
子23cは外部配線接続用端子13bであり、端子24
aは外部配線接続用端子14cであり、端子24bは外
部配線接続用端子20cであり、端子24cは外部配線
接続用端子19cであり、端子24dは外部配線接続用
端子15cであり、端子24eは外部配線接続用端子1
3cである。
【0043】このような構成の本実施例によれば、2枚
の高熱伝導性絶縁基板2、3でIGBTチップ4及びF
WDチップ5を挟むと共に、IGBTチップ4及びFW
Dチップ5の電極と高熱伝導性絶縁基板2、3の電極パ
ターンとをろう付け(例えば半田付け)により接合して
IGBTモジュール1を構成した。これにより、IGB
Tチップ4で発生する熱がIGBTチップ4の上面4a
及び下面4bから2枚の高熱伝導性絶縁基板2、3へス
ムーズに伝達されるようになり、速やかに放熱される。
この結果、IGBTモジュール1の構成を大幅に小形化
することができる。そして、IGBTチップ4の電極と
高熱伝導性絶縁基板2、3の電極パターンとをろう付け
により接合したので、IGBTチップ4を加圧しなくて
も済み、しかも、接合(接続)部分の面積が大きくな
る。これにより、電流抵抗及び熱抵抗を小さくすること
ができ、大電流を流すことが可能になる。
【0044】また、上記実施例では、2枚の高熱伝導性
絶縁基板2、3間に、2つの主面の向きが表裏反対とな
るようなIGBTチップ4及びFWDチップ5が混在す
るように挟む構成とした。具体的には、高熱伝導性絶縁
基板2に先に半田付けされた3個のIGBTチップ4
と、高熱伝導性絶縁基板3に先に半田付けされた3個の
IGBTチップ4とが表裏反対の関係となっている。こ
れによって、例えば6個のIGBTチップ4を2枚の高
熱伝導性絶縁基板2、3間に挟む場合に、高熱伝導性絶
縁基板2、3の各対向する面に配設する電極パターン1
3、14、15、19、20の各形状を比較的簡単な形
状にすることができる。
【0045】更に、上記実施例では、高熱伝導性絶縁基
板2、3の電極パターン13、14、15、19、20
に、外部配線接続用端子13b、13c、14b、14
c、15c、19b、19c、20cを高熱伝導性絶縁
基板2、3の板面(電極パターンが配設された面)に平
行となると共に外側へ延びるように設けた。これによ
り、通常、別体の外部配線接続用の端子を設け、この端
子と電極パターンとを接続する作業をなくすことができ
るから、信頼性を高くすることができる。そして、上記
実施例では、外部配線接続用端子13b、13c、14
b、14c、15c、19b、19c、20cが高熱伝
導性絶縁基板2、3の板面と平行方向に延びているの
で、高熱伝導性絶縁基板2、3の各外面に取り付ける冷
却器と上記端子13b、13c、14b、14c、15
c、19b、19c、20cに接続する配線とが干渉す
ることを避けることが容易になる。
【0046】特に、上記実施例では、外部配線接続用端
子のうちのIGBTチップ4の主電極6、9に接続され
た主電極用端子13b、14b、19bを同じ方向に延
びるように設けると共に、IGBTチップ4の制御電極
8に接続された制御電極用端子15c、20cを主電極
用端子13b、14b、19bと反対方向に延びるよう
に設けた。この構成によれば、制御用の配線と電力用の
配線とを離すことが容易になるため、ノイズに強い構成
となると共に、冷却用空気の流路を上記配線と干渉しな
いように確保することが容易になり、冷却性能も向上す
る。また、IGBTモジュール1の内部インダクタンス
を低減する効果を得ることができる。
【0047】また、上記実施例においては、高熱伝導性
絶縁基板2、3を窒化アルミニウムから構成した。この
場合、窒化アルミニウムの熱膨張率はIGBTチップ4
及びFWDチップ5を構成するシリコンの熱膨張率に近
いから、IGBTチップ4及びFWDチップ5と高熱伝
導性絶縁基板2、3に配設された電極パターン13、1
4、15、19、20との間に作用する熱応力を低減す
ることができる。
【0048】更に、上記実施例では、高熱伝導性絶縁基
板2、3の電極パターン13、14、15、19、20
のうちのIGBTチップ4及びFWDチップ5の電極と
接合する接合部13d、13e、15d、19d、19
e、20dの高さを、非接合部よりも高く構成すると共
に、上記各接合部の大きさをチップ4、5の電極と同じ
か或いは小さく構成したので、半田付け時に半田の回り
込みを防止できると共に、チップ4、5のガードリング
7、11を避けて接合することができる。これにより、
半田付け作業が容易になる。尚、上記実施例では、各接
合部の高さ寸法を0.5mm程度に設定したが、これ
は、600V系のIGBTモジュール1において隙間に
エポキシ樹脂を充填する構成で必要な耐圧を得るためで
ある。従って、上記各接合部の高さ寸法は、必要とする
耐圧に応じて適宜決めれば良い。
【0049】また、上記実施例では、チップ4、5を高
熱伝導性絶縁基板2、3の電極パターンにろう付け(半
田付け)するに際して、電極パターンの接合部にろう材
16、18を印刷等により取り付ける構成としたが、こ
れに代えて、チップ4、5の電極(パッド)にろう材1
6、18を印刷等により取り付けるように構成しても良
いし、また、チップ4、5の電極と電極パターンの接合
部との間にろう材の箔(半田箔)を挟むように構成して
も良い。
【0050】更に、上記実施例では、チップ4、5を高
熱伝導性絶縁基板2、3の各片面にそれぞれ半田付けし
た後、高熱伝導性絶縁基板2、3を合わせてもう1回半
田付け作業を行うように構成したが、これに代えて、チ
ップ4、5を高熱伝導性絶縁基板2、3間に挟んだ状態
で1回半田付け作業を行うことにより、チップ4、5を
高熱伝導性絶縁基板2、3に半田付けするように構成し
ても良い。この構成の場合には、半田材(ろう材)1
6、18として同じ(融点温度の)半田材を用いる。そ
して、2枚の高熱伝導性絶縁基板2、3間にスペーサを
入れるようにする。このスペーサの厚み寸法は、チップ
4、5の厚さとリフロー後の半田の厚みを考慮して決め
る。
【0051】また、スペーサの熱膨張率は、高熱伝導性
絶縁基板2、3間に収納する各部品の平均熱膨張率と同
じであるかまたは若干大きいことが好ましい。更に、上
記半田付け時において、リフロー中はチップ4、5が溶
けた半田の中で浮いた状態となる。この場合、電極パタ
ーンにおける各チップ4、5の表面側の電極に接合され
る接合部が非接合部よりも高くなって(出っ張って)い
ることから、接合部の外へ半田が流れ出すことがない。
これにより、各チップ4、5の位置が多少ずれていて
も、半田の表面張力により各チップ4、5が接合部に対
応する位置に位置決めされるようになる。
【0052】一方、上記実施例では、IGBTチップ4
のゲート電極8と電極パターン15の接合部15eと
を、並びに、IGBTチップ4のゲート電極8と電極パ
ターン20の接合部20dとを金属バンプにより接合す
る構成としたが、これに限られるものではなく、半田付
け可能であれば、半田付けするように構成しても良い。
尚、IGBTチップ4のゲート電極8に流す電流は非常
に小さいので、該ゲート電極8と電極パターンの接合部
とを通常の金属バンプ(1個の金属バンプ)により接合
しても、何ら問題が生ずることがない。
【0053】また、上記実施例においては、チップ4の
上面側の主電極と高熱伝導性絶縁基板2、3の電極パタ
ーンの接合部とを半田付けにより接合したが、これに限
られるものではない。具体的には、チップ4の上面側の
主電極に数十〜数百個の金属バンプを密集して形成し、
これら密集した金属バンプを介して接合する構成が好ま
しい。この金属バンプの材料としては、金や半田が好ま
しい。そして、金バンプを形成する場合には、この金バ
ンプと接合される面(電極パターンの接合部)にすずを
蒸着しておき、金とすずの共晶反応によって接合する。
【0054】この構成によれば、ろう材(接合材)がは
み出すおそれがないから、半導体チップ4が比較的小さ
いものの場合に適している。そして、この構成の場合、
多数個の金属バンプを密集して設けているので、電流容
量が大きくなると共に、熱抵抗が小さくなり、前記第1
の実施例と同じ作用効果を得ることができる。
【0055】また、上記実施例では、チップ4の下面側
の主電極と高熱伝導性絶縁基板2、3の電極パターンと
を半田付けにより接合したが、これに限られるものでは
なく、上記主電極と上記電極パターンとを融着等により
直接接合することが可能であれば、直接接合するように
構成しても良い。
【0056】尚、上記実施例では、高熱伝導性絶縁基板
2、3間に6個のIGBTチップ4を収容する構成とし
たが、これに限られるものではなく、高熱伝導性絶縁基
板2、3間に収容する半導体チップの個数は1個でも良
いし、また、複数個(2〜5個または7個以上)であっ
ても良い。
【0057】図13及び図14は本発明の第2の実施例
を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明
する。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付し
ている。上記第2の実施例では、図13に示すように、
高熱伝導性絶縁基板2、3の少なくとも一方である下側
の高熱伝導性絶縁基板3におけるIGBTチップ4を挟
む側の面の両端部に凸部28a、28bを設けている。
そして、この凸部28a、28bの先端部を、他方であ
る上側の高熱伝導性絶縁基板2におけるIGBTチップ
4を挟む側の面に例えばろう付けにより接合する構成と
した(図14参照)。
【0058】上記構成によれば、凸部28a、28bを
2枚の高熱伝導性絶縁基板2、3の間隔を保持するスペ
ーサとして利用することができるから、スペーサを別途
設けなくても済み、部品点数を少なくすることができ
る。尚、上述した以外の第2の実施例の構成は、第1の
実施例の構成と同じ構成となっている。
【0059】また、上記第2の実施例では、一方の高熱
伝導性絶縁基板3だけに凸部28a、28bを突設する
構成としたが、これに代えて、図15及び図16に示す
第3の実施例のように、2つの高熱伝導性絶縁基板2、
3の双方に凸部28a、28b及び凸部29a、29b
を突設し、これら凸部28a、28b及び凸部29a、
29bの各先端部を互いに接合するように構成しても良
い。このように構成しても、第2の実施例と同じ作用効
果を得ることができる。
【0060】図17及び図18は本発明の第4の実施例
を示すものであり、第2の実施例と異なるところを説明
する。尚、第2の実施例と同一部分には同一符号を付し
ている。上記第4の実施例では、上側の高熱伝導性絶縁
基板2の下面の両端部に凸部30a、30bを設けてい
る。また、下側の高熱伝導性絶縁基板3の上面の両端部
に1段低くなった凹部31a、31bを設けている。そ
して、2枚の高熱伝導性絶縁基板2、3を合わせたとき
に、凸部30a、30bの先端部を凹部31a、31b
に嵌合すると共に接合している(図18参照)。
【0061】従って、この第4の実施例では、一方の高
熱伝導性絶縁基板2の凸部30a、30bと他方の高熱
伝導性絶縁基板3の凹部31a、31bとを嵌合して接
合する構成としたので、2枚の高熱伝導性絶縁基板2、
3を位置決めすることができる。
【0062】また、上記第2ないし第4の実施例の場
合、凸部28a、28b、29a、29b、30a、3
0bをスペーサとし、これら凸部により2枚の高熱伝導
性絶縁基板2、3を接合する構成であるので、IGBT
チップ4の一方の主面の主電極と電極パターンの接合部
とのろう付け(半田付け)に用いるろう材(半田材)と
して、IGBTチップ4の動作温度で軟化または液化す
る低融点導電材料から構成されたろう材(半田材)を使
用することが可能である。
【0063】この構成によれば、IGBTチップ4の動
作時にろう材(半田材)が軟化または液化するため、接
合部分に疲労が蓄積することがなくなると共に、接合部
分に熱応力が加わることもなくなる。そして、ろう材
(半田材)が軟化または液化しても、凸部28a、28
b、29a、29b、30a、30bにより2枚の高熱
伝導性絶縁基板2、3が接合されているので、強度的な
問題が生ずることもない。これにより、熱サイクルに対
して強い構成のIGBTモジュール1を実現することが
できる。そして、上記構成の場合、低融点導電材料とし
ては、インジウム、ガリウム或いは低温半田を使用する
ことが好ましい。
【0064】図19ないし図23は本発明の第5の実施
例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説
明する。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付
している。上記第5の実施例では、高熱伝導性絶縁基板
を高熱伝導性部材と絶縁性部材とを組み合わせて構成し
ている。具体的には、図21に示すように、上側の高熱
伝導性絶縁基板32は、絶縁性部材である例えば窒化ア
ルミニウム製基板33と、高熱伝導性部材である例えば
銅板34とから構成されている。上記窒化アルミニウム
製基板33は、第1の実施例の高熱伝導性絶縁基板(窒
化アルミニウム製基板)2よりも薄い基板であり、その
図21中上面には銅膜35が形成されている。この構成
の場合、窒化アルミニウム製基板33の銅膜35の図2
1中上面に上記銅板34が例えばろう付け(ろう材34
a)により接合されて両者が一体化されている。
【0065】また、上記銅板34の大きさは、窒化アル
ミニウム製基板33よりも一回り大きく構成されてい
る。そして、窒化アルミニウム製基板33の図21中下
面には、第1の実施例の高熱伝導性絶縁基板2と同じよ
うにして、電極パターン13、14、15、IGBTチ
ップ4、FWDチップ5が設けられている。
【0066】一方、下側の高熱伝導性絶縁基板36は、
上記上側の高熱伝導性絶縁基板32と同様にして、絶縁
性部材である例えば窒化アルミニウム製基板37と、高
熱伝導性部材である例えば銅板38とから構成されてい
る。上記窒化アルミニウム製基板37は、第1の実施例
の高熱伝導性絶縁基板(窒化アルミニウム製基板)3よ
りも薄い基板であり、その図21中下面には銅膜39が
形成されている。そして、窒化アルミニウム製基板37
の銅膜39の図21中下面に、銅板38がろう付け(ろ
う材38a)により接合されている。また、銅板38の
大きさは、窒化アルミニウム製基板37よりも一回り大
きく構成されている。更に、窒化アルミニウム製基板3
7の図21中上面には、第1の実施例の高熱伝導性絶縁
基板3と同じようにして、電極パターン19、20、I
GBTチップ4、FWDチップ5が設けられている。
【0067】そして、上記した2枚の高熱伝導性絶縁基
板32、36を合わせてろう付けにより接合する作業
は、第1の実施例の接合作業と同じである。この接合に
より、図20及び図22に示すような形態となる。そし
て、接合された2枚の高熱伝導性絶縁基板32、36間
にエポキシ樹脂やシリコーン樹脂等の絶縁樹脂21を充
填(注入)して硬化させることにより、図23に示すよ
うなIGBTモジュール1が製造される。
【0068】尚、上述した以外の第5の実施例の構成
は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第5の実施例においても、第1の実施例と同じ作用
効果を得ることができる。特に、第5の実施例では、高
熱伝導性絶縁基板32、36を銅板34、38と窒化ア
ルミニウム製基板33、37とを接合して構成したの
で、窒化アルミニウム製基板33、37としては薄いも
の、即ち、安価なものを使用することが可能となり、し
かも、銅板34、38が安価であるから、高熱伝導性絶
縁基板32、36の製造コストを安くすることができ
る。
【0069】尚、上記第5の実施例では、絶縁性部材と
して窒化アルミニウム製基板33、37を用いたが、こ
れに代えて、セラミック製例えばアルミナ製の基板を用
いても良い。また、上記第5の実施例では、高熱伝導性
部材として銅板34、38を用いたが、これに限られる
ものではなく、炭化けい素とアルミニウムの複合材を用
いる構成としても良い。この構成の場合には、窒化アル
ミニウム製基板33、37に銅膜35、39に代えてア
ルミニウム膜を形成しておくと、このアルミニウム膜に
上記炭化けい素とアルミニウムの複合材を融着すること
が容易である。また、上記高熱伝導性部材として、銅、
炭化けい素セラミクス、炭化けい素に金属を含浸させた
もの、炭化けい素を添加した金属を鋳造成形することに
よって形成された複合材のうちのいずれかを用いる構成
とすることも好ましい。
【0070】図24及び図25は本発明の第6の実施例
を示すものであり、第5の実施例と異なるところを説明
する。尚、第5の実施例と同一部分には同一符号を付し
ている。上記第6の実施例では、図24に示すように、
下側の高熱伝導性絶縁基板36の銅板38の上面におけ
る窒化アルミニウム製基板37がない両端部に、凸部4
0a、40bを設けている。そして、この凸部40a、
40bの先端部を、上側の高熱伝導性絶縁基板32の銅
板34の下面における窒化アルミニウム製基板33がな
い両端部に、例えばろう付けにより接合するように構成
した(図25参照)。
【0071】上記成によれば、凸部40a、40bを2
枚の高熱伝導性絶縁基板32、36の間隔を保持するス
ペーサとして利用することができるから、スペーサを別
途設けなくても済み、部品点数を少なくすることができ
る。尚、上述した以外の第6の実施例の構成は、第5の
実施例の構成と同じ構成となっている。
【0072】また、上記第6の実施例では、一方の高熱
伝導性絶縁基板36の銅板38だけに凸部40a、40
bを突設する構成としたが、これに代えて、図26及び
図27に示す第7の実施例のように、2つの高熱伝導性
絶縁基板32、36の銅板34、38の双方に凸部40
a、40b及び凸部41a、41bを突設し、これら凸
部40a、40b及び凸部41a、41bの各先端部を
互いに接合するように構成しても良い。このように構成
しても、第6の実施例と同じ作用効果を得ることができ
る。
【0073】図28及び図29は本発明の第8の実施例
を示すものであり、第6の実施例と異なるところを説明
する。尚、第6の実施例と同一部分には同一符号を付し
ている。上記第8の実施例では、上側の高熱伝導性絶縁
基板32の銅板34の下面の両端部に凸部42a、42
bを設けている。また、下側の高熱伝導性絶縁基板36
の銅板38の上面の両端部に1段低くなった凹部43
a、43bを設けている。そして、2枚の高熱伝導性絶
縁基板32、36を合わせたときに、凸部42a、42
bの先端部を凹部43a、43bに嵌合すると共に接合
している(図29参照)。従って、この第8の実施例で
は、上記凸部42a、42bと凹部43a、43bとの
嵌合接合によって2枚の高熱伝導性絶縁基板32、36
を位置決めすることができる。
【0074】図30及び図31は本発明の第9の実施例
を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明
する。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付し
ている。上記第9の実施例では、2枚の高熱伝導性絶縁
基板2、3を合わせて接合するときに、一方の高熱伝導
性絶縁基板2の電極パターンと、他方の高熱伝導性絶縁
基板3の電極パターンとを接合するように構成してい
る。
【0075】具体的には、図30に示すように、一方の
高熱伝導性絶縁基板2の電極パターン44のうちの半導
体チップ45の電極と接合されない部分に凸部46を設
け、この凸部46を他方の高熱伝導性絶縁基板3の電極
パターン47に例えばろう付けにより接合するように構
成されている。この構成によれば、2枚の高熱伝導性絶
縁基板2、3の電極パターン44、47を接続する必要
があるような複雑な回路(例えば3相のインバータ主回
路)を形成する場合に、簡単な形状の電極パターン4
4、47で構成することが可能となる。
【0076】尚、2枚の高熱伝導性絶縁基板2、3間
に、半導体チップ45として第1の実施例と同様に複数
個のIGBTチップ4を収容する場合には、電極パター
ン44、47の形状を第1の実施例の各電極パターンと
ほぼ同様な形状に構成すれば良く、必要に応じて電極パ
ターン44、47の各形状を決めれば良い。
【0077】図32ないし図38は本発明の第10の実
施例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを
説明する。この第10の実施例では、2枚の高熱伝導性
絶縁基板48、49は、絶縁部材50、51と、この絶
縁部材50、51に埋め込まれた電極52、53、5
4、55、56とから構成されている。まず、上側の高
熱伝導性絶縁基板48について図32を参照して説明す
る。
【0078】この高熱伝導性絶縁基板48は、例えば窒
化アルミニウムまたはアルミナ等のセラミック材料から
なる絶縁部材50に3個の銅板製の電極52、53、5
4を埋め込んで構成されている。第1の電極52は、図
37にも示すように、半導体チップを取り付けるための
3個のチップ取付板部52a、52b、52cと、これ
らチップ取付板部52a、52b、52cの図37中上
端部を連結する連結部52dと、この連結部52dから
図37中上方へ向けて突設された外部配線接続用端子5
2eとから構成されている。上記3個のチップ取付板部
52a、52b、52cには、それぞれIGBTチップ
57及びFWDチップ58がろう付け(例えば半田付
け)されている。この場合、各IGBTチップ57の裏
面側のコレクタ電極がろう付けされている。
【0079】第2の電極53は、図37にも示すよう
に、下側の高熱伝導性絶縁基板49に取り付けられた半
導体チップの電極と接合するための接合部を有する3個
の接合板部53a、53b、53cと、これら接合板部
53a、53b、53cの図37中上端部を連結する連
結部53dと、この連結部53dから図37中上方へ向
けて突設された外部配線接続用端子53eとから構成さ
れている。上記接合板部53a、53b、53cには、
それぞれIGBTチップ57のエミッタ電極に接合する
ためのほぼ正方形状をなす接合部53fと、FWDチッ
プ58の表面側電極に接合するためのほぼ長方形状をな
す接合部53gとが下方へ向けて若干(例えば0.5m
m程度)突出するように設けられている。上記接合部5
3f、53gの各下面には、ろう材(例えば半田材)が
印刷またはメッキにより取り付けられている。また、上
記3個の接合板部53a、53b、53cの図37中上
端部には、それぞれ切欠部53hが形成されている。
【0080】また、第3の電極54は、図32及び図3
7に示すように、第2の電極53の3個の切欠部53h
内に配置される3個の細長い分岐板部54a、54b、
54cと、これら分岐板部54a、54b、54cの図
37中上端部を連結する連結部54dと、この連結部5
4dの図32中右端部から左方へ向けて突設された外部
配線接続用端子54eとから構成されている。上記分岐
板部54a、54b、54cの各先端部には、IGBT
チップ57のゲート電極に接合するための接合部54f
が下方へ向けて若干(例えば0.5mm程度)突出する
ように設けられている。上記接合部54fの各下面に
は、半田或いは金からなる金属バンプが形成されてい
る。
【0081】尚、上記高熱伝導性絶縁基板48を製造す
る場合、絶縁部材50は、3個の電極52、53、54
を埋め込むためのくりぬき部を予め形成した形態で焼結
して成形する。そして、この絶縁部材50に3個の電極
52、53、54を収容した後、隙間にろう材をしみこ
ませて硬化固定する。この場合、ろう材としては、半導
体チップを接合する際に用いるろう材よりも高融点のろ
う材(硬ろう)を用いる。そして、絶縁部材50に3個
の電極52、53、54を埋込む作業が完了したら、高
熱伝導性絶縁基板48(電極52、53、54)の図3
4中上面に、例えば窒化アルミニウム製の絶縁膜60を
形成する。続いて、上記絶縁膜60を形成後、第1の電
極52にIGBTチップ57及びFWDチップ58をろ
う付けする。
【0082】一方、下側の高熱伝導性絶縁基板49は、
例えば窒化アルミニウムまたはアルミナ等のセラミック
材料からなる絶縁部材51に2個の銅板製の電極55、
56を埋め込んで構成されている。第1の電極55は、
図38にも示すように、基板部55aと、この基板部5
5aの図38中下端部に下方へ向けて突設された外部配
線接続用端子55bとから構成されている。上記基板部
55aには、上側の高熱伝導性絶縁基板48の第2の電
極53の各3個の接合部53f及び53gに対応するよ
うに各3個のIGBTチップ57及びFWDチップ58
がろう付けされている。この場合、各IGBTチップ5
7の裏面側のコレクタ電極がろう付けされている。
【0083】また、上記基板部55aには、上側の高熱
伝導性絶縁基板48の第1の電極52にろう付けされた
各3個のIGBTチップ57及びFWDチップ58に対
応するように、ほぼ正方形状をなす3個の接合部55c
と、ほぼ長方形状をなす3個の接合部55dとが下方へ
向けて若干(例えば0.5mm程度)突出するように設
けられている。上記接合部55c、55dの各上面に
は、ろう材(例えば半田材)が印刷またはメッキにより
取り付けられている(図34参照)。また、上記基板部
55aの3個の接合部55cの図38中下端部には、そ
れぞれ切欠部55eが形成されている。
【0084】また、第2の電極56は、図32及び図3
8に示すように、第1の電極55の3個の切欠部55e
内に配置される3個の細長い分岐板部56a、56b、
56cと、これら分岐板部56a、56b、56cの図
38中下端部を連結する連結部56dと、この連結部5
6dの図32中右端部から左方へ向けて突設された外部
配線接続用端子56eとから構成されている。上記分岐
板部56a、56b、56cの各先端部には、IGBT
チップ57のゲート電極に接合するための接合部56f
(図38参照)が上方へ向けて若干(例えば0.5mm
程度)突出するように設けられている。上記接合部56
fの各上面には、半田或いは金からなる金属バンプが形
成されている。
【0085】尚、上記高熱伝導性絶縁基板49の製造
は、前記上側の高熱伝導性絶縁基板48と同様にして行
う。そして、絶縁部材51に2個の電極55、56を埋
込む作業が完了したら、高熱伝導性絶縁基板49(電極
52、53、54)の図34中下面に、例えば窒化アル
ミニウム製の絶縁膜61を形成する。続いて、上記絶縁
膜61の形成後、第1の電極55にIGBTチップ57
及びFWDチップ58をろう付けする。
【0086】次に、上述したように形成しておいた2枚
の高熱伝導性絶縁基板48、49を、図34で示すよう
に合わせて、2枚の高熱伝導性絶縁基板48、49間に
6個のIGBTチップ57及び6個のFWDチップ58
を挟む。これにより、上側の高熱伝導性絶縁基板48の
電極53の接合部53f及び53gと、下側の高熱伝導
性絶縁基板49側のIGBTチップ57のエミッタ電極
及びFWDチップ58の表面側電極とがろう材を介して
当接し、上側の高熱伝導性絶縁基板48の電極54の接
合部54fと、下側の高熱伝導性絶縁基板49側のIG
BTチップ57のゲート電極とが当接する。
【0087】これと共に、下側の高熱伝導性絶縁基板4
9の電極55の接合部55c及び55dと上側の高熱伝
導性絶縁基板48側のIGBTチップ57のエミッタ電
極及びFWDチップ58の表面側電極とがろう材を介し
て当接し、下側の高熱伝導性絶縁基板49の電極56の
接合部56fと、上側の高熱伝導性絶縁基板48側のI
GBTチップ57のゲート電極とが当接する。
【0088】続いて、上記各当接部分をホットプレート
または加熱炉等により加熱することによりリフローを行
う。これにより、上記各当接部分がろう付け(具体的に
は、半田付け)されて接合され、図33及び図35に示
すような形態となる。尚、IGBTチップ57のゲート
電極と電極53の接合部54fとの接合、並びに、IG
BTチップ57のゲート電極と電極パターン56の接合
部56fとの接合は、金属バンプを介して行われてい
る。
【0089】尚、図34は、厚み方向(図中上下方向)
にかなり拡大して示した図であり、この厚み方向の寸法
を実際の寸法にほぼ合わせた図を図35に示す。そし
て、上記したろう付け接合を行った後は、2枚の高熱伝
導性絶縁基板48、49間に、例えばエポキシ樹脂或い
はシリコーン樹脂等からなる絶縁樹脂62を充填して硬
化させる。これにより、IGBTモジュール63が完成
する。このIGBTモジュール63に冷却器を取り付け
る場合、高熱伝導性絶縁基板48、49の上面及び下
面、即ち、絶縁膜60の上面及び絶縁膜61の下面にそ
れぞれ冷却器を取り付けるように構成されている。
【0090】そして、第10の実施例は、上述したよう
に構成されているので、IGBTチップ57から発生す
る熱は、IGBTチップ57の上下両主面にろう付けさ
れた電極52、53、55を通って速やかに放熱される
ようになり、第1の実施例とほぼ同じ作用効果を得るこ
とができる。
【0091】尚、上記実施例では、電極52、53、5
4、55、56を銅により構成したが、これに限られる
ものではなく、MoやWを含んだ金属により構成しても
良い。このような金属製の電極とすると、絶縁部材5
0、51との熱膨張率のマッチングが良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すIGBTモジュー
ルの分解斜視図
【図2】IGBTモジュールの斜視図
【図3】製造工程を示す拡大縦断面図
【図4】IGBTモジュールの縦断面図
【図5】絶縁樹脂を充填したIGBTモジュールの縦断
面図
【図6】下側の高熱伝導性絶縁基板の上面図
【図7】上側の高熱伝導性絶縁基板の下面図
【図8】電気回路図
【図9】IGBTチップの斜視図
【図10】IGBTチップの縦断面図
【図11】FWDチップの斜視図
【図12】FWDチップの縦断面図
【図13】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図14】図2相当図
【図15】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【図16】図2相当図
【図17】本発明の第4の実施例を示す図1相当図
【図18】図2相当図
【図19】本発明の第5の実施例を示す図1相当図
【図20】図2相当図
【図21】図3相当図
【図22】図4相当図
【図23】図5相当図
【図24】本発明の第6の実施例を示す図1相当図
【図25】図2相当図
【図26】本発明の第7の実施例を示す図1相当図
【図27】図2相当図
【図28】本発明の第8の実施例を示す図1相当図
【図29】図2相当図
【図30】本発明の第9の実施例を示す分解縦断面図
【図31】縦断面図
【図32】本発明の第10の実施例を示す図1相当図
【図33】図2相当図
【図34】図3相当図
【図35】図4相当図
【図36】図5相当図
【図37】図7相当図
【図38】図6相当図
【符号の説明】
1はIGBTモジュール(半導体装置)、2、3は高熱
伝導性絶縁基板、4はIGBTチップ(半導体チッ
プ)、4aは上面(主面)、4bは下面(主面)、5は
FWDチップ(半導体チップ)、6はコレクタ電極(主
電極)、7はガードリング、8はゲート電極(制御電
極)、9はエミッタ電極(主電極)、10は裏面側電
極、11はガードリング、12は表面側電極、13は電
極パターン、13bは外部配線接続用端子(主電極用端
子)、13cは外部配線接続用端子(制御電極用端
子)、13d、13eは接合部、14は電極パターン、
14bは外部配線接続用端子(主電極用端子)、14c
は外部配線接続用端子(制御電極用端子)、14dは接
合部、15は電極パターン、15cは外部配線接続用端
子(制御電極用端子)、15dは接合部、19は電極パ
ターン、19bは外部配線接続用端子(主電極用端
子)、19cは外部配線接続用端子(制御電極用端
子)、19d、19eは接合部、20は電極パターン、
20cは外部配線接続用端子(制御電極用端子)、20
dは接合部、21は絶縁樹脂、28a、28bは凸部、
29a、29bは凸部、30a、30bは凸部、31
a、31bは凹部、32は高熱伝導性絶縁基板、33は
窒化アルミニウム製基板(絶縁性部材)、34は銅板
(高熱伝導性部材)、34aはろう材、35は銅膜、3
6は高熱伝導性絶縁基板、37は窒化アルミニウム製基
板(絶縁性部材)、38は銅板(高熱伝導性部材)、3
8aはろう材、39は銅膜、40a、40bは凸部、4
1a、41bは凸部、42a、42bは凸部、43a、
43bは凹部、44は電極パターン、45は半導体チッ
プ、46は凸部、47は電極パターン、48、49は高
熱伝導性絶縁基板、57はIGBTチップ、58はFW
Dチップ、63はIGBTモジュール(半導体装置)を
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水越 正人 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の主面に主電極を有すると共に他方
    の主面に主電極及び制御電極を有する1個或いは複数個
    の半導体チップと、 この半導体チップを挟むように設けられ、各挟む側の面
    に前記半導体チップの電極に接合するための電極パター
    ンが配設された2枚の高熱伝導性絶縁基板とを備え、 前記半導体チップの電極と前記高熱伝導性絶縁基板の電
    極パターンとをろう付けにより接合したことを特徴とす
    る半導体装置。
  2. 【請求項2】 一方の主面に主電極を有すると共に他方
    の主面に主電極及び制御電極を有する複数個の半導体チ
    ップと、 これら半導体チップを挟むように設けられ、各挟む側の
    面に前記半導体チップの電極に接合するための電極パタ
    ーンが配設された2枚の高熱伝導性絶縁基板とを備え、 前記2枚の高熱伝導性絶縁基板間に、2つの主面の向き
    が表裏反対となるような半導体チップが混在するように
    挟むと共に、 前記半導体チップの電極と前記高熱伝導性絶縁基板の電
    極パターンとをろう付けにより接合したことを特徴とす
    る半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記高熱伝導性絶縁基板の電極パターン
    に、外部配線接続用の端子を前記高熱伝導性絶縁基板の
    板面に平行となると共に外側へ延びるように設けたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記外部配線接続用の端子のうちの前記
    半導体チップの主電極に接続された主電極用端子を同じ
    方向に延びるように設けると共に、 前記外部配線接続用の端子のうちの前記半導体チップの
    制御電極に接続された制御電極用端子を前記主電極用端
    子と反対方向に延びるように設けたことを特徴とする請
    求項3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記高熱伝導性絶縁基板は、窒化アルミ
    ニウムから構成されていることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記高熱伝導性絶縁基板は、高熱伝導性
    部材と絶縁性部材とを組み合わせて構成されていること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の記載
    の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記高熱伝導性部材は、銅、炭化けい素
    セラミクス、炭化けい素に金属を含浸させたもの、炭化
    けい素を添加した金属を鋳造成形したもののいずれかを
    用いて形成された複合材から構成されていることを特徴
    とする請求項6記載の記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記高熱伝導性絶縁基板の少なくとも一
    方における前記半導体チップを挟む側の面に凸部を設
    け、 この凸部の先端部を他方の高熱伝導性絶縁基板に接合し
    たことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載
    の記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記高熱伝導性絶縁基板の少なくとも一
    方における前記半導体チップを挟む側の面に凸部を設け
    ると共に、 他方の高熱伝導性絶縁基板における前記半導体チップを
    挟む側の面に前記凸部が嵌合する凹部を設け、 前記凸部を前記凹部に接合したことを特徴とする請求項
    1ないし7のいずれかに記載の記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記半導体チップの一方の主面の主電
    極と、前記高熱伝導性絶縁基板の電極パターンとをろう
    付けするろう材は、半導体チップ動作温度で軟化または
    液化する低融点導電材料により構成されていることを特
    徴とする請求項8または9記載の記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記低融点導電材料は、インジウム、
    ガリウム或いは低温半田であることを特徴とする請求項
    10記載の記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記半導体チップのうちの制御電極が
    設けられた側の主面の主電極と、前記高熱伝導性絶縁基
    板の電極パターンとを、前記主電極上に密集して設けら
    れた金属バンプにより接合したことを特徴とする請求項
    1ないし9のいずれかに記載の記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記金属バンプは、金或いは半田から
    構成されていることを特徴とする請求項12記載の記載
    の半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記高熱伝導性絶縁基板の電極パター
    ンのうちの前記半導体チップの電極との接合部は、高さ
    が非接合部よりも高くなると共に、大きさが前記半導体
    チップの電極と同じか或いは小さくなるように構成され
    ていることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか
    に記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】 一方の高熱伝導性絶縁基板の電極パタ
    ーンのうちの前記半導体チップの電極と接合されない部
    分に凸部を設け、 この凸部を他方の高熱伝導性絶縁基板の電極パターンに
    接合するように構成したことを特徴とする請求項1ない
    し14のいずれかに記載の半導体装置。
  16. 【請求項16】 前記2枚の高熱伝導性絶縁基板の間
    に、絶縁性樹脂を充填したことを特徴とする請求項1な
    いし15のいずれかに記載の半導体装置。
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