JP2008263184A - 構造体及び電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 気密低下を抑制し、外部に効率良く熱放散させることができる構造体及び電子装置を提供すること提供すること。
【解決手段】 本実施形態にかかる構造体は、電子部品が搭載されるべき領域を有する第1基板と、該第1基板の側面に直接的または間接的に接合される側面を有する第2基板とを備えた回路基板を備える。さらに、前記回路基板上には、電子部品が搭載されるべき前記領域を取り囲む枠体が配置される。前記枠体は前記第1基板と前記第2基板との境界を横断する。
また、本発明の他の実施形態にかかる電子装置は、前記構造体と、前記第1基板の前記領域に載置された電子部品と、を具備したものである。
【選択図】図2

Description

本発明は構造体及び電子装置に関する。
従来、電子部品収納用パッケージ(以下、単にパッケージともいう)として、底板と、底板の四隅に配置された導体ブロックと、囲壁部材とを備えるものが知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−144976号公報
しかしながら、上記従来のパッケージでは、導体ブロックを底板の四隅に嵌め込んで接合する構造であるため、底板の四隅に導体ブロックと底板との熱膨張差による応力が作用し易かった。そのため、底板の四隅がクラック等によって破損し、底板の内外を貫通するクラックが生じてパッケージ内部の気密が損なわれ易いという問題点があった。
一方、熱放散が主として金属部材の下側から行なわれるが、近時の発熱量の多い電子部品を金属部材に搭載する場合、金属部材の面積が限られるので、電子部品から発生する熱を外部に効率良く熱放散させるには不十分であるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑み完成されたものであり、その目的は、気密低下を抑制し、外部に効率良く熱放散させることができる構造体及び電子装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本実施形態にかかる構造体は、電子部品が搭載されるべき領域を有する第1基板と、該第1基板の側面に直接的または間接的に接合される側面を有する第2基板とを備えた回路基板を備える。さらに、前記回路基板上には、電子部品が搭載されるべき前記領域を取り囲む枠体が配置される。前記枠体は前記第1基板と前記第2基板との境界を横断する。
また、本発明の他の実施形態にかかる電子装置は、前記構造体と、前記第1基板の前記領域に載置された電子部品と、を具備したものである。
本実施形態に係る電子装置は、第1基板上に電子部品が搭載されているため、第1基板から電子装置外部へ放熱させることができる。また、第1基板が導電材料によって形成されている場合、第1基板は電極として兼用できる上、導電材料は一般的に熱伝導率が良いので電子部品の熱を吸収しやすく、放熱効果が高い。それゆえ、枠体内部の領域で電子部品の熱が篭ることを抑制し、電子装置を長期にわたり安定的に動作させることができる。
本発明の一実施形態を示す構造体及び該構造体を有する電子装置について、以下詳細に説明する。
図2Aに示すように、本実施形態に係る電子装置は、搭載部1dを有する回路基板1および回路基板1上に配置される枠体2を有する構造体10と、回路基板1上に配置された電子部品3とを備えている。回路基板1は、電子部品3が搭載される第1基板1aと、該第1基板1aに並設される第2基板1bとを有する。また、枠体2は、回路基板1上に配置されるとともに、電子部品3の搭載部1dを取り囲むものである。さらに、この枠体2は、第1基板1aと第2基板1bとの境界を横断する。
本実施形態に係る電子装置は、第1基板1a上に電子部品3が搭載されているため、第1基板1aから電子装置外部へ放熱させることができる。また、第1基板1aが導電材料によって形成されている場合、第1基板1aは電極として兼用できる上、導電材料は一般的に熱伝導率が良いので電子部品の熱を吸収しやすく、放熱効果が高い。それゆえ、枠体2内部の領域で電子部品3の熱が篭ることを抑制し、電子装置を長期にわたり安定的に動作させることができる。
電子装置がインバータの一部を構成する場合に、電子部品3に高電圧、高電流が印加されても、電子部品3の熱を良好に外部に放出できる。したがって、安定した動作が可能なインバータを提供することができる。
以下、本実施形態に係る各構成要素について詳細に説明する。
(回路基板)
本実施形態に係る電子装置の回路基板1を図1Aに示す。ここで回路基板1は、上面に電子部品3の搭載部1dを有する第1基板1aと、並設される第2基板1bとを有している。第1基板1aの側面1mは、第2基板1bの側面に直接的または間接的に接合されている。
(第1基板)
本実施形態においては、第1基板1aは、導電性を有している。このため、第1基板1aは電極として機能することができる。回路基板1の製造工程が簡略化できる。また、導電材料は一般的に熱伝導率が良いので、第1基板1aは電子部品3の熱を吸収しやすい。
第1基板1aに用いられる導電材料としては、例えば、銅(Cu),銀(Ag),アルミニウム(Al),ステンレス鋼(SUS),タングステン(W),モリブデン(Mo),鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金,又はFe−Ni合金等の金属材料を用いることができる。これらの金属材料は、放熱性に優れている。
また、第1基板1aに用いられる導電材料として、Cu−W複合材,Cu−Mo複合材,Cu−ダイヤモンド複合材,アルミニウム(Al)−ダイヤモンド複合材,又はアルミニウム(Al)−炭化珪素(SiC)複合材等の複合材を用いても良い。これらの複合材料を用いた場合、優れた放熱性を得られることに加え、複合材料の含有比率を調整することによって熱膨張係数の値を変化させることができる。それゆえ、第1基板1aの熱膨張係数を、後述する第2基板1bの熱膨張係数に近似させ易くなり、熱膨張係数差に起因する回路基板1内の熱応力を低減することが容易となる。
第1基板1aは、金属材料からなる場合、例えば金属インゴットを従来周知の圧延加工や金属加工によって形成される。
また、第1基板の他の実施形態を図3Aに示す。第1基板11’aは、枠体2よりも外側に突出する突出部11’eを有することが好ましい。この場合、電子部品13’から第1基板11’aに吸収された熱は、突出部11’eまで伝熱することによって枠体12’の外側まで良好に伝わる。それゆえ、第1基板11’aの搭載部11’dの温度を低減し、電子部品13’を良好に機能させることができる。また、突出部11’eは、第2基板11’bの端部よりも外側に位置することが好ましい。例えば、第1基板11’aの方が第2基板11’bよりも熱伝導率が高い部材を用いれば、電子部品13’の直下に位置する第1基板11’aで、発熱した電子部品13’に起因した熱集中を抑制できる。
また、突出部11’eは、貫通穴11’fを有することが好ましい。回路基板11’を外部電気回路基板に固定する際に、貫通穴11’fにネジ等の固定具を挿通することができるからである。また、電子部品13’から回路基板11’に伝熱した際、枠体12’で固定されていない突出部11’eは変形し易い。それゆえ、突出部11’eは、熱膨張に起因する応力を緩和することができる。なお、貫通穴11’fに固定具を挿通すれば、固定具を介して熱を外部電気回路基板に放熱させることができる。
(第2基板)
本実施形態において、第2基板1bは、セラミックス、樹脂、又はガラス等、種々の絶縁材料が用いられる。セラミックスとしては、アルミナ(Al2O3)質焼結体,窒化アルミニウム(AlN)質焼結体,ムライト(3Al2O3・2SiO2)質焼結体,又はガラスセラミックス等を用いることができる。
また、樹脂材料としては、エポキシ樹脂,ポリフェニレンサルファイド樹脂,または液晶ポリマー樹脂等を用いることができる。
ガラスとしては、バリウム珪酸ガラス,ホウ珪酸ガラス,またはアルミノ珪酸ガラス等を用いることができる。
セラミックスは樹脂材料と比較して抗折強度が大きいため、第2基板1bをセラミックスにより形成する場合、第2基板1bのクラックの発生を低減できる。また、第2基板1bは、第1基板1a及び電極1cと熱膨張係数の差が小さい材料により形成されることが好ましい。さらに、Al2O3質焼結体から成る第2基板1bとした場合には、耐電圧性および耐絶縁性の点でより好ましく、第1基板1aと電極1cとの間に加わる電圧が高くなっても第2基板1bの表面に沿面放電が生じるのを抑制できる。また、第2基板1bの製造工程においても、予め所定形状に形成したセラミックグリーンシートを用いることができる。セラミックグリーンシートは、一般的に剛性が低いため、金型打ち抜き加工を施した際、金属や樹脂と比較して切断面に凹凸が生じにくい。それゆえ、第1基板1aと第2基板1bとの接触面積を増加させることができる。その結果、回路基板1が熱膨張した場合であっても、第1基板1aと第2基板1bとの接触面で応力集中を抑制できる。
第2基板1bが、樹脂からなる場合は、金型を用いたモールディング成型が可能となり、大量生産が出来る点で好ましい。
また、第2基板の他の実施形態を図1Bに示す。第2基板11’b及び第2基板11’bは、電極として機能するスルーホール導体を有している。スルーホール導体は、第1基板11’a上の電子部品13’とボンディングワイヤ4等を介して電気的に接続することができる。
また、スルーホール導体の上下面に電極として機能し、スルーホール導体の断面積よりも面積が広い金属パッド11’iを設けておくことが好ましい。その結果、電子部品13’と金属パッド11’iとのワイヤボンディングの際に作業性が向上する。また、第2基板11’bの下面に前記金属パッド11’iが設けられていれば、リード等の外部接続端子と回路基板11’とを電気的に接続する際に作業性が向上する。
これらスルーホール導体及び金属パッド11’iを含む電極は、第2基板11’bと熱膨張係数の調節を行い易い、Cu−W複合材,Cu−Mo複合材,Cu−ダイヤモンド複合材,Al−ダイヤモンド複合材,又はAl−SiC複合材から成ることが好ましい。
第2基板11’bは、上述したように、その側面が第1基板11’aの側面に直接的または間接的に接合されている。
本実施形態において、第2基板1bが樹脂により形成されている場合、次のような方法で第1基板11’aと直接接合することができる。すなわち、まず、樹脂の前駆体の状態でシート状に形成する。次に、該シートの側面に第1基板1aの側面を当接させ、両者を接着させる。最後にシートを硬化させ、第1基板1aと第2基板1bが接合される。このように、第2基板1bは、第1基板1aと第2基板1bとの接着剤としての機能も兼ねる。この場合、第1基板1aと第2基板1bとの間に接着剤を別途介在させなくともよいため、回路基板1全体で部品点数を減らすことができる。
一方、第2基板1bがセラミック基板からなる場合、次のような方法で第1基板1aと接合させることができる。すなわち、まず第1基板1aとなるべき第1セラミックグリーンシートと、第2基板1bとなるべき第2セラミックグリーンシートとを準備する。次に、第1セラミックグリーンシートと第2セラミックグリーンシートとを当接させる。最後に第1セラミックグリーンシートと第2セラミックグリーンシートとを当接させた状態で焼成する。以上により、第1基板1aと第2基板1bとの直接接合ができる。
また、第1基板1aの側面と第2基板1bの側面とを間接的に接合する場合、第1基板1aと第2基板1bとの間に接着剤を介在させ、両者を接合する。この方法は、第1基板1aや第2基板1bが接着作用のない材料で形成されている場合に特に有用である。また接着剤が応力の緩衝材となり、回路基板の強度を強化できるという利点もある。なお、接着剤としてロウ材を使用する場合は、第1基板1aもしくは第2基板1bの一方の基板の側面に金属層を設け、該金属層と他方の基板の側面との間にロウ材を介して接合すればよい。なお、金属層としては、Ni,金(Au)、Ag−Cu−チタン(Ti)の金属を用いることができる。
また、第1基板1aの下面は、第2基板1bの下面と同一平面上に位置していることが好ましい。この場合、外部電気回路基板上に回路基板1を表面実装する際に、回路基板と外部電気回路基板との間の距離がほぼ均一になるため、回路基板から外部電気回路基板への放熱に関して、領域毎の放熱ムラが小さくなる。
例えば、図1Aに示す回路基板1の構成では、第2基板1bの上面は、第1基板1aの上面よりも低く位置していることが好ましい。この場合、第1基板1aと電極1cとの間に配されたボンディングワイヤ4は、その周囲の沿面距離が増加するため、電気絶縁性が向上する。
また、図1Bに示すように、第2基板11’bは、第1基板11’aと接する側面の角部に、面取り部11’gが設けられていることが好ましい。この構成により、第2基板11’bと第1基板11’aとを接合するためにロウ材を用いた場合において、面取り部11’gにロウ材のフィレットを形成し易いため、第2基板11’bと第1基板11’aとの接合強度を向上させることができる。また、ロウ材のフィレットが応力の緩衝材となり、回路基板11’の強度をさらに強化できるという利点がある。
(回路基板の変形例)
次に、回路基板1の第1変形例を図1Bに示す。
本変形例における回路基板11’は、第2基板11’bを複数備えている。第1基板11’aの一方の側面と第2基板11’b1の側面とを接合する。また第1基板11’aの他方の側面と第2基板11’b2の側面とを接合する点で回路基板1と相違している。この場合、例えば第2基板11’bに電極として機能するスルーホール導体や金属パッド11’iを設ければ、回路基板11’の多端子化が可能となるため好ましい。
なお、第1基板11’aおよび第2基板11’bの材料については基本的に上記実施形態と同様の材料を使用することができる。
次に、回路基板1の第2変形例を図1Cに示す。
本変形例における回路基板101’は、開口部を有する枠状の第2基板101’bを複数備えている。また第2基板101’bの開口部を塞ぐように電極101’cを接合する点で回路基板1と相違している。なお、第1基板101’aと電極101’cとは接触していない。
この場合、第1基板101’aに金属を使用した場合であっても、電子部品103’と電極101’cとの間に、第2基板101’bの厚み分の段差を有することから、電子部品103’と電極101’cとの間の沿面距離が増加し、第1基板101’aと電極101’cとの電気絶縁性を向上させることができる。
なお、第1基板101’aおよび第2基板101’bの材料については基本的に上記実施形態と同様の材料を使用することができる。
回路基板1の第3変形例を図1Dに示し、第4変形例を図1Eに示す。
本変形例における回路基板1’は、十字形状を有し、電子部品3’が搭載される第1基板1’aと、該第1基板1’aの四隅に配置される複数の第2基板1’bと、を有している。また、第1基板1’aと第2基板1’bとで長方形を形成するように両者が配置されている。すなわち、回路基板1’は、少なくとも第1基板1’aの形状と第2基板1’bの数とが回路基板1と相違している。
本変形例においては、複数の第2基板1’bがそれぞれ電極を有しているため、回路基板1の電極の数を増加させることができ、回路基板1の多端化が容易となる。なお、図1Dと図1Eとは、枠体2’の形状の点で異なる。
第1基板1’aおよび第2基板1’bの材料については基本的に上記実施形態と同様の材料を使用することができる。
第2基板1’bは、本実施形態よりも第1基板1’aと接合される部位が増加する。すなわち、第2基板1’bと第1基板1’aとをロウ材を介して接合する場合に、第2基板1’bのロウ材を有する側面が増加する。それゆえ、第2基板1’bにおいて、緩衝材として利用可能なロウ材が増加するため、回路基板1’の強度を一層強化できるという利点を有する。
(枠体)
本実施形態にかかる枠体2は、回路基板1上に配置され、電子部品が搭載されるべき領域を取り囲むものである。上述した回路基板1と枠体2とで構造体を構成する。
本実施形態を示す構造体を図2Aに示す。図2Aは、図1Aに示す回路基板1に枠体2を設けたものである。
以下、本実施形態にかかる構造体について図2Aに基づき説明する。
枠体2は、第1基板1aと第2基板1bとの境界を横断するように配置されている。なお、枠体2は、回路基板1との絶縁を確保するため、セラミックスやガラス、樹脂等の絶縁材料により形成することが好ましい。
枠体2の幅は、第1基板1aと第2基板1bとの境界部位の幅の方が、他の部位の幅よりも広いことが好ましい。この場合、例えば第1基板1aと第2基板1bとの熱膨張係数差により、境界部位に応力集中しても、境界部位の枠体2で、上記応力集中を緩和できる。その結果、回路基板1がクラック等によって破損するのを抑制できる。
枠体2は、第1基板1a又は前記第2基板1bと同じ材料である場合は、枠体2と同じ材料からなる基板の接触面積を広げることが好ましい。この場合、同じ材料であれば、熱膨張係数差により生じる応力を抑制できるため、枠体2と回路基板1との間で剥離が生じることを抑制し、両者を強固に接合することができる。
また、枠体2は、第1基板1a及び第2基板1bよりも熱膨張係数の小さいものである場合、回路基板1が熱膨張しても、枠体2で回路基板1の熱膨張を抑制する。それゆえ、構造体の変形を抑制し、電子部品3の位置ずれを抑制できる。特に電子部品3は、光半導体素子を有するものである際に有効であり、光半導体素子の光学軸合わせを安定させることができる。
さらに、枠体2は、第1基板1aと第2基板1bとの中間の熱膨張係数を有することが好ましい。この場合、構造体が熱膨張した場合であっても、枠体2が緩衝材として作用することにより、構造体に残留応力が生じることを抑制できる。その結果、構造体の信頼性を向上させることができる。
例えば、第1基板1aを銅(Cu)、第2基板1bをセラミックスとすれば、枠体2は、それらの中間の熱膨張係数を有する銅−タングステン複合材、銅−モリブデン複合材、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金、Fe−Ni合金等の金属材料を用いることができる。
枠体2及び第2基板1bがセラミックスからなる場合、従来周知のセラミックグリーンシート積層法などにより、枠体2と第2基板1bとを一体に形成することができる。すなわち、まず第2基板1bになるべき第1セラミックグリーンシートと第2基板1bに隣接する治具を準備する。次に第1セラミックグリーンシートと離型材を塗布した治具との上面に、その境界を横断するように枠体2となるべき第2セラミックグリーンシートを載置する。最後にこれらを焼成することにより、第1セラミックグリーンシートと第2セラミックグリーンシートとを一体に形成することができる。なお、治具と枠体2とは離型材によって安易に剥離させることができる。その後、第1基板1aと、第2基板1b及び枠体2とをロウ材等で接合すれば、本実施形態にかかる構造体を得ることができる。
この場合、回路基板1と枠体2との間に間隙が形成される領域は、第1基板1aと枠体2との間となるため、構造体の気密性が低下することを抑制できる。
次に、構造体の第1変形例を図3Aに示す。図3Aは、図1Bに示す回路基板11’に枠体12’を設けたものである。
また、構造体の第2変形例を図4Aに示す。図4Aは、図1Cに示す回路基板101’に枠体102’を設けたものである。
(電子部品および電子部品の封止構造)
本実施形態は、電子部品3に30A以上の電流が流れる場合、特に有効である。すなわち、30A以上の電流が電子部品3に流れ、電子部品3が発熱した場合であっても、外部への熱放散を良好なものにできる。それゆえ、安定した電子部品3の動作を得ることができる。
また、電子部品3は、SiC半導体を有するものであることが好ましい。この構成によれば、従来のSi半導体によりSiC半導体の方が発熱量を抑制できる。それゆえ、従来よりも大電流を電子部品3に流した場合であっても、発熱を抑制できるため、電子部品3の動作を一層安定したものとできる。
なお、第1基板1aの搭載部1dに電子部品3を載置する方法は、例えば第1基板1aの搭載部1d上に電子部品3をガラス,樹脂,又はロウ材等から成る接着剤を介して接着固定すればよい。ここで、該接着剤中に熱伝導性の高い銅粒子等を備えていれば、熱放散性をより一層向上させることができる。
かかる電子部品3は、図5Aの場合、樹脂7等の封止材料により気密封止することが好ましい。封止材料として樹脂7を用いる場合、例えばエポキシ樹脂,ポリフェニレンサルファイド樹脂,液晶ポリマー樹脂,又はシリコーン樹脂等を用いることができる。樹脂7は、図5Aに示すように、回路基板1と、電極1cと電気的に接続された電極を有する電子部品3と、回路基板1の上面に電子部品3と、を覆うように被着させることが好ましい。
この構成によれば、電子部品3を封止するために、枠体2上に配置される蓋体を必ずしも設ける必要がなくなる。この場合、電子装置の内部空間を小型化できる。勿論、電子部品3の封止性をより高めるため、樹脂7に加えて蓋体を枠体上に別途設けても良い。
(電子部品の封止構造の変形例)
電子部品3を気密封止する手法の変形例として、樹脂7に代えて蓋体5を用いることができる。
すなわち、図5Bに示すように、蓋体5を枠体3上に配置し、蓋体5と枠体3および回路基板1とで気密空間を形成し、電子部品3を封止している。
蓋体5の形状は、図5Bに示すように、空間5aを有する形状であってもよいし、図2B、図3B、または図4Bに示すように、平板状であってもよい。
蓋体5は、絶縁材料および導電材料のいずれであっても良いが、封止性の高い材料が好ましい。例えば、絶縁材料としては、Al2O3質焼結体,AlN質焼結体,3Al2O3・2SiO2質焼結体,ガラスセラミックス等のセラミックス、又は樹脂等が用いられる。
蓋体5が導電材料からなる場合、例えば、Fe−Ni−Co合金,Fe−Ni合金,又はSUS等の金属材料を用いることができる。この場合、蓋体5によって外部からのノイズをシールドできるという利点がある。図1Cに示す構造では、回路基板1と蓋体5とを接合する接着剤6が絶縁性のものに限定されず、半田等の導電性のものを用いてもよい。
枠体2と蓋体5との接合は、接着剤6を介して行われる。接着剤6としては、例えばエポキシ樹脂等の樹脂を主成分とする接着剤や、鉛(Pb)入りガラス,ソルダーガラス等のガラスを主成分とする絶縁性のある接着剤、半田等が用いられる。接着剤の材料は、蓋体5や枠体2の材料に応じて適宜選択される。
なお、本発明は以上の実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態において、パッケージの平面形状は矩形状に限られず、どのような形状であっても良い。例えば、図3A,図4Aにおいて、回路基板を平面視して、その外周に円弧状となる部位を有することが好ましく、回路基板1に応力が加わった場合であっても、円弧部分で応力緩和が可能となる。
また、第1基板1aおよび第2基板1bの接合面、および第2基板1bおよび電極1cの接合面は、平面状に限られるものではなく、第1基板1aおよび第2基板1bの側面にそれぞれ凹部または凸部を設け、両者を嵌合させるようにしても良い。この場合、第1基板1aと第2基板1bの接合強度が高まるという利点がある。
図1Aは本発明の一実施形態に係る電子装置の回路基板の斜視図である。 図1Bは回路基板の第1の変形例を示す斜視図である。 図1Cは回路基板の第2の変形例を示す斜視図である。 図1Dは回路基板の第3の変形例を示す平面図である。 図1Eは回路基板の第4の変形例を示す平面図である。 図2Aは構造体の斜視図であり、図2Bは図2Aに示す構造体のX−X’断面図である。 図3Aは構造体の第1の変形例を示す斜視図であり、図3Bは図3Aに示す構造体のY−Y’断面図である。 図4Aは構造体の第2の変形例を示す斜視図であり、図4Bは図4Aに示す構造体のZ−Z’断面図である。 図5Aは図1Aに示す電子装置を示す断面図であり、図5Bは電子部品の封止構造の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1:回路基板
1a:第1基板
1b:第2基板
1c:電極
1d:電子部品搭載領域
2:枠体
3:電子部品
4:ボンディングワイヤ
5:蓋体
7:樹脂

Claims (23)

  1. 電子部品が搭載されるべき領域を有する第1基板と、該第1基板の側面に接合される側面を有する第2基板とを備えた回路基板と、
    前記回路基板上に配置され、電子部品が搭載されるべき前記領域を取り囲む枠体と、を備え、前記枠体は前記第1基板と前記第2基板との境界を横断することを特徴とする構造体。
  2. 前記第1基板は金属、前記第2基板は絶縁材料からなる請求項1に記載の構造体。
  3. 前記第1基板は、前記枠体の外側端部よりも外側に突出する突出部を有する
    請求項1に記載の構造体。
  4. 前記枠体と前記第2基板とが一体に形成されている
    請求項1に記載の構造体。
  5. 前記第2基板を複数備え、前記第1基板の両側に前記第2基板が配置されている
    請求項1に記載の構造体。
  6. 前記第1基板は、平面視において、その平面形状が十字形である
    請求項1に記載の構造体。
  7. 前記第2基板は、スルーホール導体を有する請求項1に記載の構造体。
  8. 前記スルーホール導体は、銅−タングステン複合材,銅−モリブデン複合材,銅−ダイヤモンド複合材,アルミニウム−ダイヤモンド複合材,またはアルミニウム−炭化珪素複合材のいずれかからなる
    請求項7に記載の構造体。
  9. 側面を有する金属基体からなる電極を備え、該側面は、前記第2基板の他の側面と直接的または間接的に接合されている
    請求項1に記載の構造体。
  10. 前記第2基板は、前記第1基板と前記金属基体との間に配置されている
    請求項9に記載の構造体。
  11. 前記電極は、前記第2基板の上面又は下面に設けられた
    請求項9に記載の構造体。
  12. 前記電極は、銅−タングステン複合材,銅−モリブデン複合材,銅−ダイヤモンド複合材,アルミニウム−ダイヤモンド複合材,またはアルミニウム−炭化珪素複合材のいずれかからなる
    請求項11に記載の構造体。
  13. 前記第1基板の下面は、前記第2基板の下面と同一平面上に位置している
    請求項1に記載の構造体。
  14. 前記第1基板は、前記第2基板の端部よりも外側に突出する突出部を有する
    請求項1に記載の構造体。
  15. 前記第1基板は、前記突出部に貫通穴を有する
    請求項14に記載の構造体。
  16. 前記第1基板の上面は、前記第2基板の上面よりも高く位置している
    請求項1に記載の構造体。
  17. 前記第1基板は、銅−タングステン複合材,銅−モリブデン複合材,銅−ダイヤモンド複合材,アルミニウム−ダイヤモンド複合材,またはアルミニウム−炭化珪素複合材のいずれかからなる
    請求項1に記載の構造体。
  18. 請求項1に記載の構造体と、
    前記搭載部に載置された電子部品と、
    を具備した電子装置。
  19. 前記電子部品は、30A以上の電流が流れるものである
    請求項18に記載の電子装置。
  20. 前記電子部品は、SiC半導体を有するものである
    請求項18に記載の電子装置。
  21. 前記電子装置は、インバータの一部を構成するものである
    請求項18に記載の電子装置。
  22. 請求項18に記載の電子装置であって、
    前記電子部品上に取着され、前記電子部品を気密封止するための樹脂をさらに具備した
    電子装置。
  23. 請求項18に記載の電子装置であって、
    前記枠体上面に前記枠体の内側を塞ぐように取着された蓋体をさらに具備した
    電子装置。
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