JP5091459B2 - 高放熱型電子部品収納用パッケージの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ヒートシンク板、絶縁枠体、外部接続端子等で構成される高放熱型電子部品収納用パッケージ、及びその製造方法に関し、より詳細には、キャビティ部のヒートシンク板上面に半導体素子等の電子部品が搭載され、金属板等からなる外部接続端子のワイヤボンドパッド部と電子部品をボンディングワイヤで接続して電気的に導通状態とされ、蓋体で電子部品が気密に封止された後に、ヒートシンク板を金属製基台等、外部接続端子をボード等に半田で接合するのに用いられる高放熱型電子部品収納用パッケージ、及びその製造方法に関する。
図5(A)に示すように、従来から、高放熱型電子部品収納用パッケージ50には、例えば、RF(Radio Frequency)基地局用等のシリコンや、ガリウム砒素電界効果トランジスタ等の高周波、高出力の半導体素子等の電子部品を収納したりするためのものがある。このような高放熱型電子部品収納用パッケージ50は、実装される電子部品51から発生する高温、且つ大量の熱を放熱するためのヒートシンク板52の一方の主面に、セラミックや、樹脂からなる窓枠形状の絶縁枠体53が接合されて有している。また、高放熱型電子部品収納用パッケージ50は、絶縁枠体53の他方の主面である上面に外部と電気的に導通状態とするための金属板からなる外部接続端子54が接合されて有している。更に、高放熱型電子部品収納用パッケージ50の表面に露出する全ての金属部分には、Niめっき被膜、及びAuめっき被膜が形成されている。
高放熱型電子部品収納用パッケージ50は、ヒートシンク板52の上面と、絶縁枠体53の窓枠内周側壁面で形成されるキャビティ部55のヒートシンク板52の上面のAuめっき被膜面に電子部品51がAu−Siろう材等で接合できるようにしている。この接合は、電子部品51の裏面に形成されているAu蒸着面と、キャビティ部55のヒートシンク板52の上面のAuめっき被膜面との間にAu−Siろう材等のろう材を挟み込んで加熱しながら電子部品51を加圧スクラブして擦り付けることで、強固な接着強度を確保している。そして、キャビティ部55に収納された電子部品51は、外部接続端子54との間をボンディングワイヤ56で直接接続して電気的導通を形成している。この接続には、ボンディングワイヤ56の剥がれ等の発生を防止して接続できるように、外部接続端子54の表面にAuめっき被膜が形成されている。なお、この外部接続端子54には、外部と接続するための端子部と、ボンディングワイヤ56を接続するためのワイヤボンドパッド部が兼ね備えて設けられている。高放熱型電子部品収納用パッケージ50には、電子部品51がキャビティ部55内に実装された後、樹脂や、セラミックや、金属等からなる蓋体57が絶縁枠体53の上面に樹脂や、ガラス等の絶縁性接着材58で接合されて、電子部品51がキャビティ部55内で気密に封止される。
そして、図5(B)に示すように、電子部品51が収納された高放熱型電子部品収納用パッケージ50は、外部接続端子54の端子部下面のAuめっき被膜面が配線回路パターンの施された基板ボード59等に半田60で接合される。この接合は、半田60中のSnがAuめっき被膜層に固溶してAu−Sn合金層を形成することで、強固な半田付け性を確保している。また、電子部品51が収納された高放熱型電子部品収納用パッケージ50は、ヒートシンク板52の長手方向両端部に設けられている取付部61(図5(A)参照)で放熱性の向上を兼ねる金属製からなる基台62にねじ63(図5(A)参照)でねじ止めする、及び/又は、ヒートシンク板52下面のAuめっき被膜面を基台62に半田60で接合している。なお、電子部品51が収納された高放熱型電子部品収納用パッケージ50は、ヒートシンク板52下面のAuめっき被膜面と、基台62との間をできるだけ密接させることで熱伝導性を向上させて放熱性を向上させることができるので、ヒートシンク板52の下面を半田60で接合すると共に、ヒートシンク板52の取付部61で基台62にねじ63でねじ止めすることが好ましいとされている。
通常、高放熱型電子部品収納用パッケージ50のAuめっき被膜の厚さには、電子部品51が接合される所で、加圧スクラブ不良等の発生を防止して接合させることができる接合信頼性に必要な厚さが求められている。また、Auめっき被膜の厚さには、ボンディングワイヤ56が接続される所で、Auからなるボンディングワイヤ56の剥がれ等の発生を防止して接続させることができる接続信頼性に必要な厚さが求められている。更に、Auめっき被膜の厚さには、半田60で接合する所で、半田60中のSnがAuめっき被膜層に固溶しすぎてAuが消失する、所謂、半田60のAu食われでの接合強度の低下や、クラック等の発生を防止して接合させることができる接合信頼性に必要な厚さが求められている。従って、高放熱型電子部品収納用パッケージ50のAuめっき被膜の厚さは、これらの全てを許容できる適当な範囲の中で満足させることができる厚さとなっている。
従来のセラミック基板には、基板ボード等に半田で接合するための接合部に、セラミック基板の表面に下地導体層を設け、その上にNiめっき被膜、Auめっき被膜、再度Niめっき被膜を形成し、この上に更に半田めっき被膜を形成し、半田での接合時の半田中のSnがAuめっき被膜に固溶しすぎるのを防止することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、従来の窒化アルミニウムからなるセラミック基板には、電子部品を半田で実装するためのタングステン、Niめっき被膜、及びAuめっき被膜からなる領域部以外をレジストで覆って、電子部品の半田での接合時の半田中のSnが実装するための領域部以外にまで固溶が広がるのを防止することが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3339964号公報 特開平9−213730号公報
しかしながら、前述したような従来の高放熱型電子部品収納用パッケージ及びその製造方法は、次のような問題がある。
(1)シリコンや、ガリウム砒素電界効果トランジスタ等の高周波、高出力の半導体素子等の電子部品を収納し、RF基地局用等に使用する高放熱型電子部品収納用パッケージは、電子部品の更なる高周波、高出力化や、過酷な環境条件の下での使用範囲の更なる拡大等によって、電子部品の接合信頼性と、半田の接合信頼性の両者の信頼性を同時に向上させて満足させることが求められている。しかしながら、それぞれの接合信頼性の向上は、電子部品の接合においては被接合側に比較的Au厚さの厚いもの、半田の接合においては被接合側に比較的Au厚さの薄いものを用いることが有効となるが、中間的なAu厚さでは、両者の接合信頼性を同時に向上させることに限界が発生している。
(2)特許第3339964号公報や、特開平9−213730号公報で開示されるような形態での高放熱型電子部品収納用パッケージの場合では、ボンディングワイヤを接続する部分の剥がれ等の発生を防止するために厚いAuめっき被膜を形成するので、半田接合される外部接続端子の端子部となる部分にも厚さの厚いAuめっき被膜を形成することとなり、Auの使用量が増加して高放熱型電子部品収納用パッケージのコストアップとなっている。また、特開平9−213730号公報で開示されるよう形態での高放熱型電子部品収納用パッケージの場合では、外部接続端子の端子部となる部分に厚さの厚いAuめっき被膜を形成し、直接、半田で接合することとなるので、半田のAu食われによる接合強度の低下や、クラック等の発生があり、接合信頼性を向上させることが難しい。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、電子部品の接合信頼性と、半田の接合信頼性の両者の接合信頼性と、ボンディングワイヤの接続信頼性を同時に向上させて満足させることができる安価な高放熱型電子部品収納用パッケージ及びその製造方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る高放熱型電子部品収納用パッケージの製造方法は、ヒートシンク板の上面に窓枠形状からなる絶縁枠体を接合すると共に、絶縁枠体の上面に外部接続端子を接合し、ヒートシンク板の上面と絶縁枠体の内周側壁面で電子部品をAu−Siろう材で接着させて実装するためのキャビティ部を設ける高放熱型電子部品収納用パッケージの製造方法において、ヒートシンク板、及び外部接続端子を含む外部に露出する金属表面にNiめっき被膜及びAuめっき被膜を形成する工程と、電子部品をAu−Siろう材で接着させて実装する前のキャビティ部のヒートシンク板の上面に設けるAuめっき被膜の上面にAu箔を載置すると共に、Au箔を加熱しながら圧着してAuめっき被膜の上面にAu箔を接合する工程を有する。
前記目的に沿う本発明に係る高放熱型電子部品収納用パッケージの製造方法は、ヒートシンク板の上面に窓枠形状からなる絶縁枠体を接合すると共に、絶縁枠体の上面に外部接続端子を接合し、ヒートシンク板の上面と絶縁枠体の内周側壁面で電子部品をAu−Siろう材で接着させて実装するためのキャビティ部を設ける高放熱型電子部品収納用パッケージの製造方法において、ヒートシンク板、及び外部接続端子を含む外部に露出する金属表面にNiめっき被膜とこの上にPdめっき被膜を形成し、更にこの上にAuめっき被膜を形成する工程と、電子部品をAu−Siろう材で接着させて実装する前のキャビティ部のヒートシンク板の上面に設けるAuめっき被膜の上面にAu箔を載置すると共に、Au箔を加熱しながら圧着してAuめっき被膜の上面にAu箔を接合する工程を有する。
請求項3記載の高放熱型電子部品収納用パッケージの製造方法は、ヒートシンク板、及び外部接続端子を含む外部に露出する金属表面にNiめっき被膜及びAuめっき被膜を形成する工程と、電子部品をAu−Siろう材で接着させて実装する前のキャビティ部のヒートシンク板の上面に設けるAuめっき被膜の上面にAu箔を載置すると共に、Au箔を加熱しながら圧着してAuめっき被膜の上面にAu箔を接合する工程を有するので、外部に露出する金属表面には、Niめっき被膜、及び比較的薄いAuめっき被膜を形成でき、キャビティ部のヒートシンク板の上面には、比較的薄いAuめっき被膜の上面にAu箔を接合してAu厚さを厚くしてAu−Siろう材で接着させて実装する電子部品の接合信頼性を満足させることができ、半田接合部分のAuめっき被膜厚さを比較的薄くして半田の接合信頼性を満足させると共に、ボンディングワイヤを接続する部分の許容できるAuめっき被膜の厚さでワイヤ剥がれ等の発生を防止することができ、しかも全体のAuめっき被膜の厚さを比較的薄くできて安価なパッケージとすることができる高放熱型電子部品収納用パッケージの製造方法を提供できる。
請求項4記載の高放熱型電子部品収納用パッケージの製造方法は、ヒートシンク板、及び外部接続端子を含む外部に露出する金属表面にNiめっき被膜とこの上にPdめっき被膜を形成し、更にこの上にAuめっき被膜を形成する工程と、電子部品をAu−Siろう材で接着させて実装する前のキャビティ部のヒートシンク板の上面に設けるAuめっき被膜の上面にAu箔を載置すると共に、Au箔を加熱しながら圧着してAuめっき被膜の上面にAu箔を接合する工程を有するので、外部に露出する金属表面には、Niめっき被膜、この上にPdめっき被膜を設けることで、薄いAuめっき被膜が形成でき、キャビティ部のヒートシンク板の上面には、薄いAuめっき被膜の上面にAu箔を接合してAu厚さを厚くでき、Au−Siろう材で接着させて実装する電子部品の接合信頼性と、半田接合部分のAuめっき被膜厚さを薄くして半田の接合信頼性の両者を同時に満足させると共に、ボンディングワイヤを接続する部分のPdめっき被膜の上面に形成するAuめっき被膜とで許容できる厚さのAuめっき被膜でワイヤ剥がれ等の発生を防止することができ、しかも全体のAuめっき被膜の厚さを薄くして安価なパッケージとすることができる高放熱型電子部品収納用パッケージの製造方法を提供できる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施するための最良の形態について説明し、本発明の理解に供する。
ここに、図1(A)、(B)はそれぞれ第1の発明の一実施の形態に係る高放熱型電子部品収納用パッケージの平面図、A−A’線拡大縦断面図、図2(A)、(B)はそれぞれ第2の発明の一実施の形態に係る高放熱型電子部品収納用パッケージの平面図、B−B’線拡大縦断面図、図3(A)〜(D)はそれぞれ第1の発明の一実施の形態に係る高放熱型電子部品収納用パッケージの製造方法の説明図、図4(A)〜(D)はそれぞれ第2の発明の一実施の形態に係る高放熱型電子部品収納用パッケージの製造方法の説明図である。
図1(A)、(B)に示すように、第1の発明の一実施の形態に係る高放熱型電子部品収納用パッケージ10は、実装される電子部品11から発生する高温、且つ大量の熱を放熱するための高放熱特性を有する略長方形板状の金属板からなるヒートシンク板12の上面に、窓枠形状からなる絶縁枠体13を接合して有している。この絶縁枠体13には、電気絶縁性の高い、例えば、アルミナ(Al)や、窒化アルミニウム(AlN)等のセラミックが用いられている。あるいは、絶縁枠体13には、図示しないが、例えば、BT樹脂(ビスマレイミドトリアジンを主成分とする樹脂)や、ポリイミド等からなる樹脂が用いられている。また、ヒートシンク板12には、絶縁枠体13と熱膨張係数が近似し、ポーラス状からなるタングステンに熱伝導性に優れる銅を含浸させたりして作製されるCu−W複合金属板や、銅とモリブデンからなるCu−Mo複合金属板や、Cu−Mo系金属板の両面に銅板をクラッドしたCu/Cu−Mo/Cu接合金属板等が用いられている。
上記の高放熱型電子部品収納用パッケージ10には、電子部品11を載置して接合するためのヒートシンク板12の上面と、電子部品11を囲繞するための絶縁枠体13の内周側壁面とで電子部品11を実装するためのキャビティ部14が設けられている。このキャビティ部14は、セラミックからなる絶縁枠体13の場合に、その下面となる窓枠形状の一方の主面にタングステンや、モリブデン等の導体金属で形成されたメタライズ膜15が設けられ、更にその上にNiや、Ni−Co等の第1のNiめっき被膜16が施された絶縁枠体13がヒートシンク板12の上面との間にAg−Cuろう等のろう材17を介して加熱してろう付け接合されることで形成されている。また、樹脂からなる絶縁枠体13の場合には、図示しないが、例えば、シリコーン系接着樹脂や、オレフィン系接着樹脂や、ポリイミド系接着樹脂等の耐熱性のある接着樹脂を介して接合されることで形成されている。
セラミックからなる絶縁枠体13の上面となる窓枠形状の他方の主面には、タングステンや、モリブデン等の導体金属パターンからなるメタライズ膜15aが形成され、更にその上にNiや、Ni−Co等の第1のNiめっき被膜16が施されている。この絶縁枠体13の第1のNiめっき被膜16が施されたメタライズ膜15aの上面には、KV(Fe−Ni−Co系合金、商品名「Kovar(コバール)」)や、42アロイ(Fe−Ni系合金)等の金属板からなる外部接続端子18が間にAg−Cuろう等のろう材17を介して加熱してろう付け接合されている。この外部接続端子18には、電子部品11とボンディングワイヤ19を介して直接接続して電気的に導通状態とするためのワイヤボンドパッド部と、外部と電気的に導通状態とするための端子部が設けられ、外部接続端子18が2つの役目を行うことができるようになっている。そして、この外部接続端子18を含む高放熱型電子部品収納用パッケージ10の表面に露出する全ての金属部分には、Niや、Ni−Co等からなる第2のNiめっき被膜20、更に、この上にAuめっき被膜21が形成されて有している。また、樹脂からなる絶縁枠体13の場合には、その上面となる窓枠形状の他方の主面に、図示しないが、外部接続端子18が間に、例えば、シリコーン系接着樹脂や、オレフィン系接着樹脂や、ポリイミド系接着樹脂等の耐熱性のある接着樹脂を介して接合されている。そして、この外部接続端子18を含むパッケージの表面に露出する全ての金属部分には、Niや、Ni−Co等からなる第2のNiめっき被膜20、更に、この上にAuめっき被膜21が形成されて有している。
高放熱型電子部品収納用パッケージ10のキャビティ部14のヒートシンク板12の上面には、そこに形成されたAuめっき被膜21を介して接合されたAu箔22を有している。このAu箔22は、厚さを特に限定するものではないが、接合する時の取り扱いが容易な程度であればよい。
この高放熱型電子部品収納用パッケージ10は、キャビティ部14のAu箔22上面に電子部品11を搭載し、電子部品11と外部接続端子18間をボンディングワイヤ19で接続して電気的導通を形成した後、キャビティ部14を蓋体23で中空状態の気密に封止することで、例えば、RF基地局用等デバイスとしている。そして、電子部品11が実装された高放熱型電子部品収納用パッケージ10は、外部と電気的に導通状態とするために外部接続端子18をボード24等に形成された配線パターンに半田25で接合するようになっている。また、電子部品11が実装された高放熱型電子部品収納用パッケージ10は、ヒートシンク板12の下面を金属ブロック26に半田25で接合すると共に、場合によって、ねじ等で金属ブロック26にねじ止め(図示せず)している。
上記の高放熱型電子部品収納用パッケージ10は、キャビティ部14のヒートシンク板12上面のAuめっき被膜21に接合されたAu箔22によって、電子部品11を接合するための部位だけのAu厚さを厚くすることができるので、電子部品のダイアタッチ性を向上でき、電子部品11との接合信頼性を向上させることができる。これと共に、高放熱型電子部品収納用パッケージ10は、半田25との接合部である外部接続端子18の端子部や、ヒートシンク板12の下面をめっき被膜形成時のコントロールで適正な厚さのAuめっき被膜21を形成することができるので、半田25中のSnのAuめっき被膜21層への固溶しすぎを防止して、所謂、半田25のAu食われを防止することができ、接合強度の低下や、接合部のクラック等の発生を防止してそれぞれの接合部の接合信頼性を向上させることができる。
なお、上記の高放熱型電子部品収納用パッケージ10は、キャビティ部14のヒートシンク板12の上面に形成されたAuめっき被膜21が下地めっき被膜として、Niや、Ni−Co等からなる第2のNiめっき被膜20を有し、最上層となるAuめっき被膜21を介して接合されるAu箔22を有していることで説明した。しかしながら、上記の高放熱型電子部品収納用パッケージ10は、キャビティ部14のヒートシンク板12の上面に形成されたAuめっき被膜21が下地めっき被膜として、第2のNiめっき被膜20とこの上にPdめっき被膜27(図2(A)、(B)参照)を有し、最上層となるAuめっき被膜21を介して接合されるAu箔22を有することもできる。このPdめっき被膜27は、Auめっき被膜21と同様にNiめっき被膜の酸化を防止できるので、キャビティ部14のヒートシンク板12の上面に形成されるAuめっき被膜21の厚さを薄くすることができる。
図2(A)、(B)に示すように、第2の発明の一実施の形態に係る高放熱型電子部品収納用パッケージ10aは、高放熱型電子部品収納用パッケージ10の場合と同様に、実装される電子部品11からの熱を放熱するためのヒートシンク板12の上面に、絶縁枠体13を接合して有している。そして、絶縁枠体13には、高放熱型電子部品収納用パッケージ10の場合と同様に、例えば、Al、AlN等のセラミックや、BT樹脂、ポリイミド等の樹脂が用いられ、ヒートシンク板12には、例えば、Cu−W複合金属板や、Cu−Mo複合金属板や、Cu/Cu−Mo/Cu接合金属板等が用いられている。また、高放熱型電子部品収納用パッケージ10aは、絶縁枠体13の上面に外部接続端子18接合して有している。これにより、高放熱型電子部品収納用パッケージ10aは、ヒートシンク板12、絶縁枠体13、及び外部接続端子18の接合体28として形成されている。そして、高放熱型電子部品収納用パッケージ10aには、高放熱型電子部品収納用パッケージ10の場合と同様に、ヒートシンク板12の上面と、絶縁枠体13の内周側壁面とで電子部品11を実装するためのキャビティ部14が設けられている。
上記の接合体28を形成するための絶縁枠体13と、外部接続端子18の接合は、外部接続端子18がKVや、42アロイ等の金属板からなり、絶縁枠体13がセラミックからなるの場合には、絶縁枠体13の上面となる窓枠形状の他方の主面に、タングステンや、モリブデン等のメタライズ膜15aが形成され、更にその上に第1のNiめっき被膜16が施され、間にAg−Cuろう等のろう材17を介して加熱してろう付け接合されている。また、キャビティ部14となるヒートシンク板12と、絶縁枠体13の接合は、絶縁枠体13がセラミックからなるの場合には、その下面となる一方の主面にタングステンや、モリブデン等でメタライズ膜15が設けられ、更にその上に第1のNiめっき被膜16が施され、間にAg−Cuろう等のろう材17を介して加熱してろう付け接合されることで形成されている。なお、接合体28を形成するためのそれぞれの接合は、絶縁枠体13が樹脂からなる場合には、図示しないが、例えば、シリコーン系接着樹脂や、オレフィン系接着樹脂や、ポリイミド系接着樹脂等の耐熱性のある接着樹脂をそれぞれの間に介して接合することで形成されている。
上記の高放熱型電子部品収納用パッケージ10aは、接合体28の外部に露出する全ての金属部分の上面に、Niや、Ni−Co等からなる第2のNiめっき被膜20と、この上にPdめっき被膜27を有すると共に、このPdめっき被膜27の上にAuめっき被膜21を有している。しかも、この高放熱型電子部品収納用パッケージ10aは、キャビティ部14のヒートシンク板12の上面に形成されたAuめっき被膜21を介して接合されたAu箔22を有している。このAu箔22は、厚さを特に限定するものではないが、接合する時の取り扱いが容易な程度であればよい。
この高放熱型電子部品収納用パッケージ10aは、高放熱型電子部品収納用パッケージ10の場合と同様に、キャビティ部14のAu箔22上面に電子部品11を搭載し、電子部品11と外部接続端子18間をボンディングワイヤ19で接続して電気的導通を形成した後、キャビティ部14を蓋体23で中空状態の気密に封止することで、例えば、RF基地局用等デバイスとしている。そして、電子部品11が実装された高放熱型電子部品収納用パッケージ10aは、外部と電気的に導通状態とするために外部接続端子18をボード24等に形成された配線パターンに半田25で接合するようになっている。また、電子部品11が実装された高放熱型電子部品収納用パッケージ10aは、ヒートシンク板12の下面を金属ブロック26に半田25で接合すると共に、場合によって、ねじ等で金属ブロック26にねじ止め(図示せず)している。
上記の高放熱型電子部品収納用パッケージ10aは、第2のNiめっき被膜20と、Auめっき被膜21の間にPdめっき被膜27を挟むことで、Auめっき被膜21の厚さを比較的薄くすることができるので、パッケージのコストダウンができる。また、高放熱型電子部品収納用パッケージ10aは、キャビティ部14のヒートシンク板12上面のAuめっき被膜21に接合されたAu箔22によって、電子部品11を接合するための部位だけのAu厚さを厚くすることができるので、電子部品のダイアタッチ性を向上でき、電子部品11との接合信頼性を向上させることができる。これと共に、高放熱型電子部品収納用パッケージ10aは、半田25との接合部である外部接続端子18の端子部や、ヒートシンク板12の下面をPdめっき被膜27と、Auめっき被膜21の組み合わせで比較的薄くコントロールする適正な厚さのAuめっき被膜21を形成することができるので、半田25中のSnのAuめっき被膜21層への固溶しすぎを防止して、所謂、半田25のAu食われを防止することができ、接合強度の低下や、接合部のクラック等の発生を防止してそれぞれの接合部の接合信頼性を向上させることができる。なお、外部接続端子18の端子部は、ボンディングワイヤ19の接続部でもあるが、Auめっき被膜21の厚さがボンディング性に影響がでる程の薄さではないので、接続信頼性を低下させることはない。
次いで、図3(A)〜(D)を参照しながら、第1の発明の一実施の形態に係る高放熱型電子部品収納用パッケージ10の製造方法を説明する。なお、ここでは、高放熱型電子部品収納用パッケージ10を構成する絶縁基体13には、セラミックを用いる場合について説明する。
図3(A)に示すように、高放熱型電子部品収納用パッケージ10(図3(D)参照)を構成するための略矩形状のヒートシンク板12には、セラミックと熱膨張係数が近似し、ポーラス状からなるタングステン(W)に熱伝導性に優れる銅(Cu)を含浸させたりして作製されるCu−W複合金属板や、銅とモリブデン(Mo)からなるCu−Mo複合金属板や、Cu−Mo系金属板の両面に銅板をクラッドしたCu/Cu−Mo/Cu接合金属板等を準備している。なお、ヒートシンク板12には、必要に応じて、Niめっき浴中で通電する電解Niめっき法で、表面に露出する全ての部分に第1のNiめっき被膜16を形成する場合がある。
高放熱型電子部品収納用パッケージ10を構成するための窓枠形状の絶縁枠体13には、電気絶縁性の高い、アルミナ(Al)や、窒化アルミニウム(AlN)等のセラミックグリーンシートを準備している。このセラミックグリーンシートには、Wや、Mo等の高融点金属からなる導体ペーストで両面の必要部分に導体パターンをスクリーン印刷し、窓枠形状の内周部を金型等で打ち抜いて形成している。そして、セラミックグリーンシートと高融点金属は、還元雰囲気中の炉で焼成して、両面の必要部分にメタライズ膜15、15aを有する絶縁枠体13としている。更に、この絶縁枠体13には、メタライズ膜15、15aの表面にNiめっき浴中で通電する電解Niめっき法で、第1のNiめっき被膜16を形成している。
高放熱型電子部品収納用パッケージ10を構成するためのリードフレーム状の外部接続端子18は、熱膨張係数がセラミックと比較的近似するKV(Fe−Ni−Co系合金、商品名「Kovar(コバール)」)や、42アロイ(Fe−Ni系合金)等の金属板を所定の形状に打ち抜いて準備している。
次に、図3(B)に示すように、ヒートシンク板12と絶縁枠体13は、ヒートシンク板12の上面と、絶縁枠体13の下面との間に、Ag−Cuろう等からなるろう材17を挟み込んで加熱してろう付け接合している。また、絶縁枠体13と外部接続端子18は、絶縁枠体13の上面と、外部接続端子18の下面との間に、Ag−Cuろう等からなるろう材17を挟み込んで加熱してろう付け接合している。なお、この接合は、それぞれを別々に行ってもよく、あるいは、同時に行ってもよい。この接合によって、高放熱型電子部品収納用パッケージ10には、ヒートシンク板12の上面と、絶縁枠体13の内周側壁面で電子部品11を実装するためのキャビティ部14を設けている。
次に、図3(C)に示すように、ヒートシンク板12と外部接続端子18を含む外部に露出する全ての金属表面には、Niめっき浴中で通電する電解Niめっき法で、第2のNiめっき被膜20を形成している。そして、更に、この第2のNiめっき被膜20の上面には、Auめっき浴中で通電する電解Auめっき法で、Auめっき被膜21を形成している。
次に、図3(D)に示すように、キャビティ部14のヒートシンク板12の上面に設けられたAuめっき被膜21の上面には、例えば、耐熱性のある保護シートに貼り付けたAu箔22を保護シートを上側にして載置し、押圧体で保護シート側から加熱しながら押圧した後、保護シートを剥離することで、Au箔22を圧着接合している。この製造方法では、キャビティ部14のヒートシンク板12上の第2のNiめっき被膜20及びAuめっき被膜21上にAu箔22を接合することで、Au厚さを他の部分の第2のNiめっき被膜20及びAuめっき被膜21のAu厚さより厚くできる高放熱型電子部品収納用パッケージ10を容易に作製することができる。
次いで、図4(A)〜(D)を参照しながら、第2の発明の一実施の形態に係る高放熱型電子部品収納用パッケージ10aの製造方法を説明する。なお、高放熱型電子部品収納用パッケージ10aを構成する絶縁基体13には、セラミックを用いる場合について説明する。
図4(A)に示すように、高放熱型電子部品収納用パッケージ10a(図4(D)参照)を構成するためのヒートシンク板12には、高放熱型電子部品収納用パッケージ10の場合と同様に、セラミックと熱膨張係数が近似するCu−W複合金属板や、Cu−Mo複合金属板や、Cu/Cu−Mo/Cu接合金属板等を準備している。なお、ヒートシンク板12には、必要に応じて、Niめっき浴中で通電する電解Niめっき法で、表面に露出する全ての部分に第1のNiめっき被膜16を形成する場合がある。
高放熱型電子部品収納用パッケージ10aを構成するための絶縁枠体13には、高放熱型電子部品収納用パッケージ10の場合と同様に、Alや、AlN等のセラミックグリーンシートを準備している。このセラミックグリーンシートには、Wや、Mo等の高融点金属からなる導体ペーストで両面の必要部分に導体パターンをスクリーン印刷し、窓枠形状の内周部を金型等で打ち抜いて形成している。そして、セラミックグリーンシートと高融点金属は、還元雰囲気中の炉で焼成して、両面の必要部分にメタライズ膜15、15aを有する絶縁枠体13としている。更に、この絶縁枠体13には、メタライズ膜15、15aの表面にNiめっき浴中で通電する電解Niめっき法で、第1のNiめっき被膜16を形成している。
高放熱型電子部品収納用パッケージ10aを構成するための外部接続端子18は、高放熱型電子部品収納用パッケージ10の場合と同様に、熱膨張係数がセラミックと比較的近似するKVや、42アロイ等の金属板を所定の形状に打ち抜いて準備している。
次に、図4(B)に示すように、ヒートシンク板12と絶縁枠体13は、高放熱型電子部品収納用パッケージ10の場合と同様に、間に、Ag−Cuろう等からなるろう材17を挟み込んで加熱してろう付け接合している。また、絶縁枠体13と外部接続端子18は、間に、Ag−Cuろう等からなるろう材17を挟み込んで加熱してろう付け接合している。なお、この接合は、それぞれを別々に行ってもよく、あるいは、同時に行ってもよい。この接合によって、高放熱型電子部品収納用パッケージ10aには、ヒートシンク板12の上面と、絶縁枠体13の内周側壁面で電子部品11を実装するためのキャビティ部14を設けている。
次に、図4(C)に示すように、ヒートシンク板12と外部接続端子18を含む外部に露出する全ての金属表面には、Niめっき浴中で通電する電解Niめっき法で、第2のNiめっき被膜20を形成している。更に、この第2のNiめっき被膜20の上面には、Pdめっき浴中で通電する電解Pdめっき法で、Pdめっき被膜27を形成している。そして、Pdめっき被膜27の上面には、Auめっき浴中で通電する電解Auめっき法で、Auめっき被膜21を形成している。
次に、図4(D)に示すように、キャビティ部14のヒートシンク板12の上面に設けられたAuめっき被膜21の上面には、Au箔22を加熱しながら圧着して接合している。この高放熱型電子部品収納用パッケージ10aの製造方法では、パッケージ全体を第2のNiめっき被膜20、Pdめっき被膜27、及びAuめっき被膜21としてパッケージ全体のAuめっき被膜21の厚さを薄くした上に、キャビティ部14のヒートシンク板12上にAu箔22を接合することで、Au厚さを他の部分の第2のNiめっき被膜20、Pdめっき被膜27、及びAuめっき被膜21のAu厚さより厚くできる高放熱型電子部品収納用パッケージ10を容易に作製することができる。
本発明の高放熱型電子部品収納用パッケージ及びその製造方法は、シリコンや、ガリウム砒素電界効果トランジスタ等の高周波、高出力の半導体素子等の電子部品を実装させて、例えば、RF(Radio Frequency)基地局用等の電子装置とするのに、及びこれを作製するのに用いることができる。
(A)、(B)はそれぞれ第1の発明の一実施の形態に係る高放熱型電子部品収納用パッケージの平面図、A−A’線拡大縦断面図である。 (A)、(B)はそれぞれ第2の発明の一実施の形態に係る高放熱型電子部品収納用パッケージの平面図、B−B’線拡大縦断面図である。 (A)〜(D)はそれぞれ第1の発明の一実施の形態に係る高放熱型電子部品収納用パッケージの製造方法の説明図である。 (A)〜(D)はそれぞれ第2の発明の一実施の形態に係る高放熱型電子部品収納用パッケージの製造方法の説明図である。 (A)、(B)はそれぞれ従来の高放熱型電子部品収納用パッケージの斜視説明図、B−B’線拡大縦断面図である。
符号の説明
10:高放熱型電子部品収納用パッケージ、11:電子部品、12:ヒートシンク板、13:絶縁枠体、14:キャビティ部、15、15a:メタライズ膜、16:第1のNiめっき被膜、17:ろう材、18:外部接続端子、19:ボンディングワイヤ、20:第2のNiめっき被膜、21:Auめっき被膜、22:Au箔、23:蓋体、24:ボード、25:半田、26:金属ブロック、27:Pdめっき被膜、28:接合体

Claims (2)

  1. ヒートシンク板の上面に窓枠形状からなる絶縁枠体を接合すると共に、前記絶縁枠体の上面に外部接続端子を接合し、前記ヒートシンク板の上面と前記絶縁枠体の内周側壁面で電子部品をAu−Siろう材で接着させて実装するためのキャビティ部を設ける高放熱型電子部品収納用パッケージの製造方法において、
    前記ヒートシンク板、及び前記外部接続端子を含む外部に露出する金属表面にNiめっき被膜及びAuめっき被膜を形成する工程と、
    前記電子部品を前記Au−Siろう材で接着させて実装する前の前記キャビティ部の前記ヒートシンク板の上面に設ける前記Auめっき被膜の上面にAu箔を載置すると共に、前記Au箔を加熱しながら圧着して前記Auめっき被膜の上面に前記Au箔を接合する工程を有することを特徴とする高放熱型電子部品収納用パッケージの製造方法。
  2. ヒートシンク板の上面に窓枠形状からなる絶縁枠体を接合すると共に、前記絶縁枠体の上面に外部接続端子を接合し、前記ヒートシンク板の上面と前記絶縁枠体の内周側壁面で電子部品をAu−Siろう材で接着させて実装するためのキャビティ部を設ける高放熱型電子部品収納用パッケージの製造方法において、
    前記ヒートシンク板、及び前記外部接続端子を含む外部に露出する金属表面にNiめっき被膜とこの上にPdめっき被膜を形成し、更にこの上にAuめっき被膜を形成する工程と、
    前記電子部品を前記Au−Siろう材で接着させて実装する前の前記キャビティ部の前記ヒートシンク板の上面に設ける前記Auめっき被膜の上面にAu箔を載置すると共に、前記Au箔を加熱しながら圧着して前記Auめっき被膜の上面に前記Au箔を接合する工程を有することを特徴とする高放熱型電子部品収納用パッケージの製造方法。
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