JPH10101786A - ポリカーボネート共重合体およびその製造方法 - Google Patents

ポリカーボネート共重合体およびその製造方法

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JPH10101786A
JPH10101786A JP8258656A JP25865696A JPH10101786A JP H10101786 A JPH10101786 A JP H10101786A JP 8258656 A JP8258656 A JP 8258656A JP 25865696 A JP25865696 A JP 25865696A JP H10101786 A JPH10101786 A JP H10101786A
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JP
Japan
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group
carbon atoms
compound
represented
carbonate
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JP8258656A
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English (en)
Inventor
Keisuke Shinohara
啓介 篠原
Masanori Abe
正典 阿部
Wataru Funakoshi
渉 船越
Katsuji Sasaki
勝司 佐々木
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学特性に優れたポリカーボネートおよびそ
の製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 5〜90モル%の下記式(I)で表され
る繰り返し単位および10〜95モル%の下記式(II)
で表される繰り返し単位からなり、塩化メチレンを溶媒
として0.5g/dl濃度の溶液の20℃における還元
粘度が0.2dl/g以上である共重合ポリカーボネー
ト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリカーボネートに
関し、詳しくは従来に比べて光学特性にすぐれたポリカ
ーボネートおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2,2―ビス(4―ヒドロキシフェニ
ル)プロパン(通称ビスフェノールA)とホスゲンある
いは炭酸ジフェニルなどの炭酸エステル形成性化合物と
反応させて製造される従来のポリカーボネート樹脂は、
射出成形により成形品を得た場合応力光学歪みが大き
く、そのため複屈折が大きくなるという問題がある。
【0003】複屈折を小さくする方法として、側鎖方向
に分極率の大きな置換基を有する2価のフェノール類を
共重合することが検討されている。例えば特開平7―1
09342号公報には、側鎖にフルオレン構造を有する
ビスフェノール類の共重合が報告されている。しかしな
がら、この共重合体は光学物性に関して優れてはいるも
のの、溶融時の粘度は極めて高く、実際に光ディスクな
どの情報記録媒体用ディスクを成形するのは困難であ
る。またこの化合物は皮膚に付着するビスフェノールA
と比べ甚だしい炎症を起こし、その取り扱いは安全上問
題がある。そのため優れた光学特性を生かしながら、ポ
リマーの溶融粘度が低くまたハンドリング上の問題のな
いポリカーボネート類及び製造方法の確立が望まれてい
る。
【0004】一方、ポリカーボネート樹脂をエステル交
換法により得ようとした場合、反応物は長時間の熱履歴
を受け色調の良いものが得られにくい傾向がある。得ら
れた樹脂を成形加工するために高温で再溶融すると、滞
留ヤケや重合度の低下などが生じるという問題も起こ
り、これらを解決するための技術の確立が必要とされて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、皮膚付着時
のかぶれなどが起きにくく取り扱いやすい化合物を用
い、光学特性に優れかつ成形上の問題のない溶融粘度を
有するポリカーボネートおよびその製造方法を提供する
ことを目的とし、より具体的には側鎖フルオレン構造を
有する特定の2価のアルコール類を共重合することを特
徴とするものである。本発明の提供するポリカーボネー
トは例えば光ディスク基板をはじめとした光学用材料に
好適である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記問題点
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定の2価ア
ルコール類を共重合することにより上記課題を解決し得
ることを見いだした。すなわち本発明は、5〜90モル
%の下記式(I)で表される繰り返し単位および10〜
95モル%の下記式(II)で表される繰り返し単位から
なり、
【0007】
【化5】
【0008】[式中R1 〜R8 はそれぞれ独立に水素原
子、炭素数1から20のアルキル基、炭素数1から20
のアルコキシル基、炭素数6から20のシクロアルキル
基、炭素数6から20のアリール基、炭素数6から20
のシクロアルコキシル基、炭素数6から20のアリール
オキシ基を表す。Xは炭素数2から10のアルキレン
基、炭素数6から20のアリーレン基、炭素数7から2
0のアラルキレン基を表す。Yは単結合あるいは下記式
(A)で表されるアルキレン基またはアラルキレン基で
ある。
【0009】
【化6】
【0010】[式中R9 、R10はそれぞれ独立に、水素
原子、炭素数1から20のアルキル基、炭素数1から2
0のアルコキシル基、炭素数6から20のシクロアルキ
ル基、炭素数6から20のアリール基、炭素数7から2
0のアラルキル基、炭素数6から20のシクロアルコキ
シル基、炭素数6から20のアリールオキシ基または炭
素数7から20のアラルキルオキシ基を表す。また
11、R12はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、シ
クロアルキル基、アリール基およびアラルキル基を表す
が、それらはシクロ環を構成している炭素原子ごとに異
なっていてもよい。nは3〜11の整数を表す。] 塩化メチレンを溶媒として0.5g/dl濃度の溶液の
20℃における還元粘度(ηsp/c)が0.2dl/g
以上である共重合ポリカーボネートである。
【0011】また、本発明は、5〜90モル%の下記式
(III )で表される化合物および5〜95モル%下記式
(IV)で表される化合物からなるジオール成分を、
【0012】
【化7】
【0013】[ただし式(III )および(IV)中の各記
号は、式(I)および(II)と同じものを表す。] 重合触媒の存在下、炭酸エステル形成性化合物と反応さ
せ、重合終了後、末端封止剤および触媒中和剤を添加す
ることを特徴とする共重合ポリカーボネートの製造方法
である。
【0014】式(I)、(II)、(III )および(IV)
中の各置換基としては以下のものが挙げられる。R1
8 のアルキル基としては、メチル基、ノルマルまたは
イソプロピル基、第3級ブチル基、第3級アミル基、ヘ
キシル基、オクチル基、ノニル基、ドデシル基、ペンタ
デシル基、エイコサニル基等が挙げられるが、得られる
ポリマーの耐熱性とポリマー製造時の反応性が高いとい
う点から炭素数1から4のものがより好ましく、特にイ
ソプロピル基や第3級ブチル基を好ましい例として挙げ
ることができる。
【0015】アルコキシル基としてはメトキシ基、エト
キシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基などが挙
げられるが上述と同様の理由から炭素数1から4のもの
がより好ましく、特にメトキシ基を好ましい例としてあ
げることができる。
【0016】シクロアルキル基としては置換されてもよ
いシクロヘキシル基やシクロオクチル基などが挙げられ
るが、アルコキシル基の場合と同様の理由によりシクロ
ヘキシル基が特に好ましい。
【0017】シクロアルコキシル基としてはシクロヘキ
シルオキシ基などが挙げられる。
【0018】アリール基としてはフェニル基をはじめ、
メチルフェニル基、エチルフェニル基、第3級ブチルフ
ェニル基などの置換されてもよいフェニル基やナフチル
基、トリル基などが挙げられるが、得られるポリマーの
流動性とポリマー製造的反応性がともに高い点からフェ
ニル基がより好ましい。アリールオキシ基としてはフェ
ノキシ基やナフチルオキシ基などが挙げられる。
【0019】式(A)中のR9 、R10のアルキル基とし
てはメチル基、エチル基、イソおよびノルマルプロピル
基、イソおよび第3級ブチル基、ヘキシル基、オクチル
基、ノニル基、ドデシル基、ペンタデシル基、エイコサ
ニル基などが挙げられる。これらのうちメチル基、エチ
ル基、イソプロピル基、イソおよび第3級ブチル基など
のが耐熱性の点から好ましい。
【0020】アルコキシル基としてはメトキシ基、エト
キシ基、ヘキシルオキシ基などが挙げられる。シクロア
ルキル基としてはシクロペンチル基やシクロヘキシル基
などが挙げられる。アリール基としては置換されてもよ
いフェニル基やナフチル基などが挙げられる。アラルキ
ル基としてはベンジル基などが挙げられる。シクロアル
コキシル基としてはシクロヘキシルオキシ基やシクロオ
キチルオキシ基などがあげられる。アリールオキシ基と
してはフェノキシ基やナフチルオキシ基などが挙げられ
る。アラルキルオキシ基としてはベンジルオキシ基など
が挙げられる。
【0021】以上のうちイソプロピル基やイソおよび第
3級ブチル基などの嵩高いアルキル基やフェニル基など
が光弾性係数を低減する効果が大きくまた耐熱性がある
点でより好ましい。
【0022】R11、R12は水素原子以外には、アルキル
基としてメチル基、エチル基、イソプロピル基などが挙
げられる。シクロアルキル基としてシクロペンチル基や
シクロヘキシル基などが挙げられる。アリール基として
はフェニル基やナフチル基などが挙げられる。アラルキ
ル基としてはベンジル基などが挙げられる。またこれら
の置換基はシクロ環を構成している炭素原子ごとに同一
あるいは異なっていても良い。
【0023】本発明の共重合ポリカーボネートは、塩化
メチレンを溶媒として0.5g/dl濃度の溶液の20
℃における還元粘度(ηsp/c)が0.2dl/gであ
る。好ましくは、0.2〜1.0dl/gである。
【0024】本発明においては式(I)および式(II)
で表される繰り返し単位をそれぞれ2種類以上使用して
も良い。
【0025】また、本発明は式(I)および式(II)で
表される構造を主たる繰り返し単位として含有すること
を特徴としているが、ポリマーの光弾性係数、耐熱性、
流動性を著しく損なわない程度であれば他の物性を向上
する目的のためにそれ以外の繰り返し単位を含有しても
よい。例えば脂肪族あるいは芳香族ジオール類やジカル
ボン酸またはエステル類を共重合することにより形成さ
れる繰り返し単位などが挙げられる。
【0026】式(I)の共重合組成率は、光学的性質の
向上のためには全体量に対して最低でも5モル%は必要
である。好ましくは10モル%以上であり、十分な効果
を発揮させるためには15モル%以上であることが好ま
しい。
【0027】本発明のポリカーボネート共重合体は、式
(III )の2価アルコール類および(IV)の2価フェノ
ール類と、炭酸エステル形成性化合物とを反応せしめる
ことにより製造することができる。
【0028】式(III )で表される化合物の具体例とし
ては、以下の化合物が挙げられる。
【0029】
【化8】
【0030】
【化9】
【0031】式(IV)で表される化合物の具体例とし
て、以下の化合物が挙げられる。
【0032】
【化10】
【0033】
【化11】
【0034】また、ポリマーの光弾性係数、耐熱性、流
動性を著しく損なわない程度であれば式(III )、式
(IV)の化合物あるいは炭酸エステル形成性化合物と反
応する化合物を第3成分として共重合しても良い。例え
ば、脂肪族あるいは芳香族のジオール類やジカルボン酸
またはそのエステル類などが挙げられる。その一例を以
下に示す。
【0035】
【化12】
【0036】
【化13】
【0037】本発明において使用する炭酸エステル形成
性化合物の種類は、製造すべきポリカーボネートの重合
方法に応じて適宜選定すればよいが、例えばエステル交
換法でポリカーボネートを製造する場合、ジフェニルカ
ーボネート、ジ―p―トリルカーボネート、フェニル―
p―トリルカーボネート、ジ―p―クロロフェニルカー
ボネートあるいはジナフチルカーボネートなどのジアリ
ルカーボネートがよい。さらには界面重合法で使用され
るホスゲン、ブロムホスゲンなどの炭酸のハロゲン化物
などでもよい。これらのうちエステル交換法でジフェニ
ルカーボネートを使用することが好ましい。
【0038】ジフェニルカーボネートを用いたエステル
交換法はコスト面やプロセスが簡略であるなどの面から
好ましい製造法である。エステル交換法は前述のように
色相や熱安定性に問題がある場合もあるが、重合触媒、
末端封止剤および中和剤を組み合わせて使用することに
より解決することができる。
【0039】重合触媒としては、色相や熱安定性または
重合速度が大きい点から、(i)含窒素塩基性化合物お
よび(ii)アルカリ金属および/またはアルカリ土類金
属化合物を組み合わせた触媒を用いることができる。
【0040】また、(iii )Zn、GeおよびSnから
なる群より選ばれる少なくとも一種の金属の化合物を用
いることもできる。さらに、(i)含窒素塩基性化合
物、(ii)アルカリ金属および/またはアルカリ土類金
属化合物および(iii )Zn、GeおよびSnからなる
群より選ばれる少なくとも一種の金属の化合物からなる
触媒を使用することもできる。
【0041】含窒素塩基性化合物としては例えば、テト
ラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエチルアン
モニウムヒドロキシド、テトラブチルアンモニウムヒド
ロキシド、トリメチルベンジルアンモニウムヒドロキシ
ド、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジメチルベ
ンジルアミン、トリフェニルアミンなどが挙げられる。
【0042】アルカリ金属化合物としては例えば、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸
水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸カ
リウム、酢酸リチウム、ステアリン酸ナトリウム、ステ
アリン酸カリウム、ステアリン酸リチウム、ビスフェノ
ールAのナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩、安息
香酸ナトリウム、安息香酸カリウム、安息香酸リチウム
などが挙げられる。
【0043】アルカリ土類金属化合物としては例えば、
水酸化カルシウム、水酸化バリウム、水酸化マグネシウ
ム、水酸化ストロンチウム、炭酸水素カルシウム、炭酸
水素バリウム、炭酸水素マグネシウム、炭酸水素ストロ
ンチウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸マグネ
シウム、炭酸ストロンチウム、酢酸カルシウム、酢酸バ
リウム、酢酸マグネシウム、酢酸ストロンチウム、ステ
アリン酸カルシウム、ステアリン酸バリウム、ステアリ
ン酸マグネシウム、ステアリン酸ストロンチウムなどが
挙げられる。
【0044】亜鉛化合物としては、Zn(OC(=O)
CH3 2 、ZnOなどが挙げられる。ゲルマニウム化
合物としては、GeO、Ge(O−n−C4 9 2
どが挙げられる。スズ化合物としては、(n−C
4 9 2 SnO、SnOなどが挙げられる。
【0045】本発明におけるこれらの重合触媒の使用量
は、アルカリ金属化合物及びアルカリ土類金属化合物の
場合は、全ジヒドロキシ化合物1モルに対し1×10-7
〜1×10-4当量、好ましくは1×10-6〜5×10-5
当量の範囲で選ばれる。また含窒素塩基性化合物を使用
する場合は全ジヒドロキシ化合物1モルに対し1×10
-5〜1×10-3当量、好ましくは1×10-5〜5×10
-4当量の範囲で選ばれる。
【0046】またZn,GeおよびSnからなる群から
選ばれる金属化合物を使用する場合は、全ジヒドロキシ
化合物1モルに対し1×10-5〜5×10-3当量、好ま
しくは1×10-5〜1×10-3当量の範囲で選ばれる。
【0047】本発明のポリカーボネートの製造方法にお
いては、ポリカーボネートの色相および熱安定性を改善
するために、重合後ポリマー末端水酸基を封止する作用
のある剤(末端封止剤)を使用することが好ましい。
【0048】使用される末端封止剤としては、公知のい
かなる末端封止剤を使用してもよいが、色相や反応性が
優れていることから特にジアリルカーボネート類やアリ
ールエステル類などが好ましく用いられる。
【0049】ジアリールカーボネート類としては、例え
ばジフェニルカーボネートやジナフチルカーボネート、
メチルフェニルフェニルカーボネート、エチルフェニル
フェニルカーボネート、オクチルフェニルフェニルカー
ボネート、ジクミルカーボネート、ジトリルカーボネー
トなどのアルキル基を有するカーボネート類や、電子吸
引性基で活性化されたジアリールカーボネート類などが
挙げられる。
【0050】アリールエステル類としては、炭素数7か
ら20の芳香族カルボン酸とフェニール類から誘導され
るアリールエステル類、炭素数1から20の脂肪族カル
ボン酸とフェノール類から誘導されるアリールエステル
類、また上記エステル類のうちフェノール類の芳香環上
に電子吸引性基を有し活性化されたアリールエステル類
などが好ましい。
【0051】ここでいう活性化されたジアリルカーボネ
ート類およびアリールエステル類とは、芳香環に電子吸
引性基が結合し、このためにカルボニル結合部またはエ
ステル部の求電子性が増したジアリールカーボネート類
およびアリールエステル類を意味する。
【0052】このとき、電子吸引性基は1つないしは2
つ以上あっても良い。2つ以上ある場合は、それぞれ同
一でも良いしが異なっていてもよい。またジアリールカ
ーボネート類の場合には電子吸引性基は一方のアリール
基のみについても良いし、両方についていても良い。
【0053】電子吸引性基としてはハロゲン原子、ハロ
アルキル基、アルコキシカルボニル基、ニトロ基、シア
ノ基、置換されても良いフェニル基などが挙げられる。
【0054】さらに置換基がカーボネート結合あるいは
エステル結合に対してオルト位に位置しているものがメ
タ対およびパラ体と比較して反応性が高い点からより好
ましい。その例として下記式の化合物が例示できる。
【0055】
【化14】
【0056】
【化15】
【0057】
【化16】
【0058】
【化17】
【0059】
【化18】
【0060】本発明において、使用する末端封止剤は、
ジアリールカーボネート類やアリールエステル類が好ま
しく、電子吸引性で活性化されたジアリールカーボネー
ト類やアリールエステル類がより好ましく電子吸引性基
がカーボネート結合あるいはエステル結合に対してオル
ト位に位置している。ジアリルカーボネート類やアリー
ルエステル類がさらに好ましい。
【0061】末端封止剤の添加量としては、重合が実施
的に終了した段階におけるポリマーの末端水酸基に対し
て0.1〜10倍モル、好ましくは0.3〜5倍モル、
さらに好ましくは0.5〜2倍モル加えることができ
る。
【0062】末端封止剤を添加する際の温度は、使用す
る共重合ポリマーの種類にもよるが、200〜300℃
が好ましく、より好ましくは220〜280℃の範囲で
ある。この範囲より低い温度では反応に時間を要し、ま
たこの範囲より高い温度ではポリマーが分解、着色し、
好ましくない。
【0063】末端封止剤添加時の反応容器内の圧力条件
としては、具体的には10Torr以下、好ましくは5
0Torr以下、さらに好ましくは10Torr以下で
ある。通常は0.01〜100Torrの範囲で実施す
ることが好ましい。
【0064】末端封止反応の圧力条件としては、常圧で
も良いが、好ましくは100Torr以下、さらに好ま
しくは10Torr以下、より好ましくは1Torr以
下である。反応時間としては、通常1〜60分、好まし
くは1〜40分である。
【0065】本発明においては、特に重合終了後に触媒
中和剤を適用することが好ましい。本発明における触媒
中和剤とは、ポリカーボネート製造時に使用する重合触
媒の活性の一部または全部を中和、失活させるものであ
る。
【0066】触媒中和剤を添加する方法としては、例え
ば、反応生成物であるポリカーボネートが溶融状態にあ
る間にこれらを添加してもよいし、一旦ポリカーボネー
トをペレタイズした後、再溶融して添加しても良い。前
者においては、重合後に得られる溶融状態にある反応機
内または押し出し機内の反応生成物であるポリカーボネ
ートが溶融状態にある間にこれらを添加してもよいし、
また重合後得られたポリカーボネートが反応機から押出
機を通ってペレタイズされる間に、中和剤を添加して混
練することもできる。
【0067】触媒中和剤としては、得られるポリマーの
色相や耐熱性、耐沸水性などの物性の向上に対する効果
が大きい点からスルホン酸のホスホニウム塩および/ま
たはスルホン酸のアンモニウム塩を使用することが好ま
しい。そのなかでも特に、ドデシルベンゼンスルホン酸
テトラブチルホスホニウム塩やパラトルエンスルホン酸
テトラブチルアンモニウム塩などが好ましい例として挙
げられる。
【0068】また本発明においては、末端封止剤および
触媒中和剤の添加順序は、まず末端封止剤を添加して所
定時間反応を行ったのち触媒中和剤を添加する方法が好
ましく使用される。
【0069】上記の方法により、本発明の新規共重合体
が得られるが、これを用いて各種成型品を成形する場合
に、用途に応じて従来公知の酸化防止剤、紫外線吸収
剤、離型剤などの添加剤を加えてもよい。
【0070】
【実施例】次に本発明を実施例および比較例により、さ
らに詳しく説明する。
【0071】[実施例1]2,2―ビス(4―ヒドロキ
シフェニル)プロパン114重量部(50モル%相
当)、下記式(ex−1)で表される2,2′―[9H
―フルオレン―9―イリデンビス(4,1―フェニレン
オキシ)]―ビスエタノール219重量部(50モル%
相当)とジフェニルカーボネート218重量部およびテ
トラメチルアンモニウムヒドロキシド9.1×10-3
量部、水酸化ナトリウム4.0×10-4重量部を、攪拌
装置、蒸留器および減圧装置を備えた反応層に仕込み、
窒素置換をした後140℃で溶融した。30分攪拌後、
内温を180℃に上昇しつつ徐々に減圧し100mmH
gで30分間反応させ生成するフェノールを留去した。
【0072】
【化19】
【0073】次に200℃に昇温しつつ徐々に減圧し、
50mmHgで30分間フェノールを留出せしめ反応さ
せた。さらに220℃/30mmHgまで除々に昇温、
減圧し、同温、同圧で30分、さらに240℃/10m
mHg、260℃/1mmHgまで上記と同じ手順で昇
温、減圧を繰り返して反応を続行し、最終的に260℃
/1mmHg以下で1時間反応せしめた。
【0074】その後装置内を窒素置換し、末端封止剤と
してビス(2―メトキシカルボニルフェニル)カーボネ
ート10.3重量部を添加して5分間攪拌したのち徐々
に減圧し、最終的に260℃/1mmHgで30分間攪
拌した。その後装置内を窒素置換し、中和剤としてドデ
シルベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩
1.2×10-2重量部を添加し攪拌した。以上の要領で
重合を行ったところ、反応物の溶融粘度は低く、重合は
順調に進行した。
【0075】得られた重合体は、塩化メチレンを溶媒と
して0.5g/dl濃度の溶液の20℃における還元粘
度[ηsp/c]が0.51dl/gであった。得られた
重合体のガラス転移温度は147℃であった。さらに重
合体を厚さ100μmのフイルムに成形し、理研計器製
の光弾性係数測定機器(PA―150)で測定したとこ
ろ光弾性係数は45×10-13 cm2 /dyneであっ
た。また成形板を用いて耐乾熱試験(150℃、10日
間)を行ったところ着色がほとんどなく良好な結果を得
た。
【0076】[実施例2]2,2―ビス(4―ヒドロキ
シフェニル)プロパン57重量部(25モル%相当)、
下記式(ex−2)で表される2,2′―[9H―フル
オレン―9―イリデンビス(4,1―フェニレンオキ
シ)]―ビスエタノール329重量部(75モル%相
当)を用いた以外は、実施例1と同様の操作を行った。
【0077】
【化20】
【0078】得られた重合体は、塩化メチレンを溶媒と
して0.5g/dl濃度の溶液の20℃における還元粘
度[ηsp/c]が0.54dl/gであった。得られた
重合体のガラス転移温度は146℃であり、光弾性係数
は37×10-13 cm2 /dyneであった。
【0079】[実施例3]2,2―ビス(4―ヒドロキ
シフェニル)プロパン114重量部(50モル%相
当)、下記式(ex−3)で表される2,2′―[9H
―フルオレン―9―イリデンビス(4,1―フェニレン
オキシ)]―ビスネオペンチルアルコール261重量部
(50モル%相当)を用いた以外は、実施例1と同様の
操作を行った。
【0080】
【化21】
【0081】得られた重合体は、塩化メチレンを溶媒と
して0.5g/dl濃度の溶液の20℃における還元粘
度[ηsp/c]が0.48dl/gであった。得られた
重合体のガラス転移温度は140℃であり、光弾性係数
は40×10-13 cm2 /dyneであった。
【0082】[実施例4]2,2―ビス(4―ヒドロキ
シ―3―tert―ブチルフェニル)プロパン170重
量部(50モル%相当)、および下記式(ex−4)で
表される2,2′―[9H―フルオレン―9―イリデン
ビス(4,1―フェニレンオキシ)]―ビスエタノール
219重量部(50モル%相当)を用いた以外は、実施
例1と同様の操作を行った。
【0083】
【化22】
【0084】得られた重合体は、塩化メチレンを溶媒と
して0.5g/dl濃度の溶液の20℃における還元粘
度[ηsp/c]が0.46dl/gであった。得られた
重合体のガラス転移温度は133℃であり、光弾性係数
は39×10-13 cm2 /dyneであった。
【0085】[実施例5]下記式(ex−5−1)で表
される1,1―ビス(4―ヒドロキシ―3―tert―
ブチル―6―メチルフェニル)ブタン191重量部およ
び下記式(ex―5―2)で表わされる2,2[9H―
フルオレン―9―イリデンビス(4,1―フェニレンオ
キシ)]ビスエタノール219重量部を用いた以外は、
実施例1と同様の操作を行った。
【0086】
【化23】
【0087】得られた重合体は、塩化メチレンを溶媒と
して0.5g/dl濃度の溶液の20℃における還元粘
度[ηsp/c]が0.47dl/gであった。得られた
重合体のガラス転移温度は154℃であり、光弾性係数
は35×10-13 cm2 /dyneであった。
【0088】[実施例6]重合触媒として、テトラメチ
ルアンモニウムヒドロキシド9.1×10-3重量部、水
酸化ナトリウム4.0×10-4重量部および(n−C4
9 2 SnO0.12重量部を用いた以外は、実施例
1と同様の操作を行った。
【0089】得られた重合体は、塩化メチレンを溶媒と
して0.5g/dl濃度の溶液の20℃における還元粘
度[ηsp/c]が0.58dl/gであった。得られた
重合体のガラス転移温度は145℃であり、光弾性係数
は34×10-13 cm2 /dyneであった。
【0090】[比較例1]ジヒドロキシ化合物として
2,2―ビス(4―ヒドロキシフェニル)プロパン22
8重量部のみを用いた他は、実施例1と同様の操作を行
った。得られたポリマーの還元粘度は0.55dl/g
であり、ガラス転移温度は143℃であった。光弾性係
数は79×10-13 cm2 /dyneであった。吸水率
は0.29%であった。
【0091】[比較例2]ジヒドロキシ化合物として
9,9―ビス(4―ヒドロキシフェニル)フルオレン3
50重量部のみを用いた他は、実施例1と同様の操作を
行った。反応は順調に進行したが、途中から反応物の溶
融粘度が極めて高くなり、(280℃で5万ポイズ以
上)装置の攪拌能力を超えたために攪拌が十分に行われ
ず、その後反応が進行しなくなった。このときの反応物
の還元粘度を測定したところ0.11dl/gと低い値
を示し、ポリマーが得られていないことがわかった。
【0092】
【発明の効果】本発明のポリカーボネートは、従来のポ
リカーボネート樹脂に比べて、充分な耐熱性ならびに機
械的強度を有しかつ光弾性係数が小さく、色相や熱安定
性にも優れ、光ディスクなどの光学材料基盤に適用しう
るものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 勝司 山口県岩国市日の出町2番1号 帝人株式 会社岩国研究センター内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 5〜90モル%の下記式(I)で表され
    る繰り返し単位および10〜95モル%の下記式(II)
    で表される繰り返し単位からなり、 【化1】 [式中R1 〜R8 はそれぞれ独立に、水素原子、炭素数
    1から20のアルキル基、炭素数1から20のアルコキ
    シル基、炭素数6から20のシクロアルキル基、炭素数
    6から20のアリール基、炭素数6から20のシクロア
    ルコキシル基、炭素数6から20のアリールオキシ基を
    表す。Xは炭素数2から10のアルキレン基、炭素数6
    から20のアリーレン基、炭素数7から20のアラルキ
    レン基を表す。Yは単結合あるいは下記式(A)で表さ
    れるアルキレン基またはアラルキレン基である。 【化2】 [式中R9 、R10はそれぞれ独立に、水素原子、炭素数
    1から20のアルキル基、炭素数1から20のアルコキ
    シル基、炭素数6から20のシクロアルキル基、炭素数
    6から20のアリール基、炭素数7から20のアラルキ
    ル基、炭素数6から20のシクロアルコキシル基、炭素
    数6から20のアリールオキシ基または炭素数7から2
    0のアラルキルオキシ基を表す。またR11、R12はそれ
    ぞれ独立に水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、
    アリール基およびアラルキル基を表すが、それらはシク
    ロ環を構成している炭素原子ごとに異なっていてもよ
    い。nは3〜11の整数を表す。] 塩化メチレンを溶媒として0.5g/dl濃度の溶液の
    20℃における還元粘度(ηsp/c)が0.2dl/g
    以上である共重合ポリカーボネート。
  2. 【請求項2】 5〜90モル%の下記式(III )で表さ
    れる化合物および10〜95モル%の下記式(IV)で表
    される化合物をからなるジオール成分を、 【化3】 [式中R1 〜R8 はそれぞれ独立に、水素原子、炭素数
    1から20のアルキル基、炭素数1から20のアルコキ
    シル基、炭素数6から20のシクロアルキル基、炭素数
    6から20のアリール基、炭素数6から20のシクロア
    ルコキシル基、炭素数6から20のアリールオキシ基を
    表す。Xは炭素数2から10のアルキレン基、炭素数6
    から20のアリーレン基、炭素数7から20のアラルキ
    レン基を表す。Yは単結合あるいは下記式(A)で表さ
    れるアルキレン基またはアラルキレン基である。 【化4】 [式中R9 、R10はそれぞれ独立に、水素原子、炭素数
    1から20のアルキル基、炭素数1から20のアルコキ
    シル基、炭素数6から20のシクロアルキル基、炭素数
    6から20のアリール基、炭素数7から20のアラルキ
    ル基、炭素数6から20のシクロアルコキシル基、炭素
    数6から20のアリールオキシ基または炭素数7から2
    0のアラルキルオキシ基を表す。またR11、R12はそれ
    ぞれ独立に水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、
    アリール基およびアラルキル基を表すが、それらはシク
    ロ環を構成している炭素原子ごとに異なっていてもよ
    い。nは3〜11の整数を表す。] 重合触媒の存在下、炭酸エステル形成性化合物と反応さ
    せ、重合終了後、末端封止剤および触媒中和剤を添加す
    ることを特徴とする共重合ポリカーボネートの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 炭酸エステル形成性化合物が、ジアリー
    ルカーボネート類である請求項2記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 重合触媒が、(i)含窒素塩基性化合物
    および(ii)アルカリ金属および/またはアルカリ土類
    金属化合物である請求項2記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 重合触媒が、(iii )Zn、Geおよび
    Snからなる群より選ばれる少なくとも一種の金属の化
    合物である請求項2に記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 重合触媒が、(i)含窒素塩基性化合
    物、(ii)アルカリ金属および/またはアルカリ土類金
    属化合物および(iii )Zn、GeおよびSnからなる
    群より選ばれる少なくとも一種の金属の化合物である請
    求項2に記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 末端封止剤が、ジアリルカーボネート類
    あるいはアリールエステル類である請求項2に記載の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 触媒中和剤が、スルホン酸ホスホニウム
    塩および/またはアンモニウム塩である請求項2に記載
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の共重合ポリカーボネート
    からなる光学材料。
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