JPH09226492A - プラスチツクから成る内部空間被覆部材 - Google Patents
プラスチツクから成る内部空間被覆部材Info
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- JPH09226492A JPH09226492A JP9076399A JP7639997A JPH09226492A JP H09226492 A JPH09226492 A JP H09226492A JP 9076399 A JP9076399 A JP 9076399A JP 7639997 A JP7639997 A JP 7639997A JP H09226492 A JPH09226492 A JP H09226492A
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- 239000004033 plastic Substances 0.000 title claims description 15
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
- B60R13/0206—Arrangements of fasteners and clips specially adapted for attaching inner vehicle liners or mouldings
-
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-
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/04—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings
- B60R21/045—Padded linings for the vehicle interior ; Energy absorbing structures associated with padded or non-padded linings associated with the instrument panel or dashboard
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- B60R2013/0287—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners integrating other functions or accessories
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車への衝突荷重の場合車両乗客に対する
負傷の危険を生ずることのない内部空間被覆部材を提供
する。 【構成】 内部空間被覆部材9が板又は殻のような平ら
な形状を持ち、取付けられた状態で内部空間1内におい
て少なくとも主として水平に位置ぎめされ、被覆部材9
の一方の側に、被覆部材が逸れるのを許す自由空間3が
隣接している。主として車両縦方向に向く水平な圧縮荷
重Aの場合被覆部材9が隣接する自由空間3の方向に適
切な弾性及び/又は変形を受けるように形成される膨出
構造9a,9b,9cを、被覆部材9の板又は殻のよう
な形状が持つている。
負傷の危険を生ずることのない内部空間被覆部材を提供
する。 【構成】 内部空間被覆部材9が板又は殻のような平ら
な形状を持ち、取付けられた状態で内部空間1内におい
て少なくとも主として水平に位置ぎめされ、被覆部材9
の一方の側に、被覆部材が逸れるのを許す自由空間3が
隣接している。主として車両縦方向に向く水平な圧縮荷
重Aの場合被覆部材9が隣接する自由空間3の方向に適
切な弾性及び/又は変形を受けるように形成される膨出
構造9a,9b,9cを、被覆部材9の板又は殻のよう
な形状が持つている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部空間被覆部材が板
又は殻のような平らな形状を持ち、取付けられた状態で
内部空間内において少なくとも主として水平に位置ぎめ
され、被覆部材の一方の側に、被覆部材が逸れるのを許
す自由空間が隣接している、自動車用のプラスチツクか
ら成る内部空間被覆部材に関する。
又は殻のような平らな形状を持ち、取付けられた状態で
内部空間内において少なくとも主として水平に位置ぎめ
され、被覆部材の一方の側に、被覆部材が逸れるのを許
す自由空間が隣接している、自動車用のプラスチツクか
ら成る内部空間被覆部材に関する。
【0002】
【従来の技術】特にコツクピツト下側にある運転者側及
び同乗者側自由空間覆いの形のプラスチツクから成る内
部空間被覆部材は公知である。これらのプラスチツク被
覆部材は、コツクピツトの下側にほぼ水平に位置ぎめさ
れかつ取付けられ、自動車への強い荷重の場合、被覆部
材の破壊又は破裂をひき起こすことがあるピーク荷重を
受け、それにより同乗者に対して脚又は膝の負傷の著し
い危険が生ずる可能性がある。
び同乗者側自由空間覆いの形のプラスチツクから成る内
部空間被覆部材は公知である。これらのプラスチツク被
覆部材は、コツクピツトの下側にほぼ水平に位置ぎめさ
れかつ取付けられ、自動車への強い荷重の場合、被覆部
材の破壊又は破裂をひき起こすことがあるピーク荷重を
受け、それにより同乗者に対して脚又は膝の負傷の著し
い危険が生ずる可能性がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、自動
車への衝突荷重の場合車両乗客に対する負傷の危険を生
ずることのない、最初にあげた種類の内部空間被覆部材
を提供することである。
車への衝突荷重の場合車両乗客に対する負傷の危険を生
ずることのない、最初にあげた種類の内部空間被覆部材
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば、主として車両縦方向に向く水平な圧縮
荷重の場合被覆部材が隣接する自由空間の方向に適切な
弾性又は塑性又は弾性及び塑性変形を受けるように形成
される膨出構造を、被覆部材の板又は殼のような形状が
持つている。
本発明によれば、主として車両縦方向に向く水平な圧縮
荷重の場合被覆部材が隣接する自由空間の方向に適切な
弾性又は塑性又は弾性及び塑性変形を受けるように形成
される膨出構造を、被覆部材の板又は殼のような形状が
持つている。
【0005】衝突荷重の生ずる際膨出構造により既に早
期に被覆部材の逸れるのが可能になるので、本発明によ
りピーク荷重が回避される。本発明は、公知の被覆部材
の破壊又は破裂がちようどこのようなピーク荷重に帰因
するという知見に基いている。本発明では、とりわけ車
両縦方向に生ずる衝突荷重即ち正面衝突の場合に、ピー
ク荷重の回避が行われる。
期に被覆部材の逸れるのが可能になるので、本発明によ
りピーク荷重が回避される。本発明は、公知の被覆部材
の破壊又は破裂がちようどこのようなピーク荷重に帰因
するという知見に基いている。本発明では、とりわけ車
両縦方向に生ずる衝突荷重即ち正面衝突の場合に、ピー
ク荷重の回避が行われる。
【0006】本発明の構成では、車両縦方向に対して直
角に生ずる水平な圧縮荷重の場合にも、被覆部材が自由
空間の方向に適切な変形を受けるように、膨出構造が形
成されている。それにより被覆部材が破壊又は破裂する
ことなしに、膨出構造は側面衝突荷重を吸収するのにも
適している。足元空間覆いとして被覆部材を使用する
際、自由空間は有利に足元空間自体となる。
角に生ずる水平な圧縮荷重の場合にも、被覆部材が自由
空間の方向に適切な変形を受けるように、膨出構造が形
成されている。それにより被覆部材が破壊又は破裂する
ことなしに、膨出構造は側面衝突荷重を吸収するのにも
適している。足元空間覆いとして被覆部材を使用する
際、自由空間は有利に足元空間自体となる。
【0007】本発明の別の構成では、被覆部材が少なく
とも部分的に格子マトリクスとして構成されている。被
覆部材はプラスチツクから網状又は格子状に射出成形さ
れ、格子マトリクスは板又は殻のような形状に応じて形
成されている。
とも部分的に格子マトリクスとして構成されている。被
覆部材はプラスチツクから網状又は格子状に射出成形さ
れ、格子マトリクスは板又は殻のような形状に応じて形
成されている。
【0008】本発明の別の構成では、大きい温度範囲に
わたつて不変なじん性を持つプラスチツク特に自動車バ
ンパ材料が使用される。このプラスチツクは足元空間覆
いとして被覆部材を構成するのに特に適している。
わたつて不変なじん性を持つプラスチツク特に自動車バ
ンパ材料が使用される。このプラスチツクは足元空間覆
いとして被覆部材を構成するのに特に適している。
【0009】本発明のそれ以外の利点及び特徴は、従属
請求項からわかる。本発明の好ましい実施例を図面に基
いて以下に説明する。
請求項からわかる。本発明の好ましい実施例を図面に基
いて以下に説明する。
【0010】
【実施例】乗用車は内部空間1を持ち、この内部空間1
内で前窓ガラスより下に公知のようにコツクピツト6が
設けられている。同乗者2の側でコツクピツト6は図示
してない小物入れを備えており、この小物入れの下に膝
保護装置7が設けられて、正面衝突(荷重矢印A)の場
合、矢印方向Cに当る同乗者2の膝に対してある程度の
保護を行う。同乗者の脚のために、公知のように足元空
間3が設けられて、車両の床4により下方を、また前側
支持板5により前方を区画されている。本発明による内
部空間被覆部材である足元空間覆い9により、足元空間
3が上方を区画され、この足元空間覆い9は板又は殻の
ようなプラスチツク部材として構成され、コツクピツト
殻及び暖房装置ケース8に、前面支持片として、取外し
可能に結合されている。足元空間覆い9は、大きい温度
範囲にわたつて充分なじん性を持つプラスチツク材料か
ら一体に製造されている。足元空間覆い9は、この足元
空間覆い9の全面にわたつてこれに密着する図示しない
緩衝層を更に備えている。ここでは足元空間覆い9は、
取付けかぎ片11により暖房装置ケース8に取付けられ
ている。走行方向に関して後端に、足元空間覆い9は一
体に射出成形される取付け異形材10を持ち、この取付
け異形材をコツクピツト殻の前面縁上にはめることがで
きる。
内で前窓ガラスより下に公知のようにコツクピツト6が
設けられている。同乗者2の側でコツクピツト6は図示
してない小物入れを備えており、この小物入れの下に膝
保護装置7が設けられて、正面衝突(荷重矢印A)の場
合、矢印方向Cに当る同乗者2の膝に対してある程度の
保護を行う。同乗者の脚のために、公知のように足元空
間3が設けられて、車両の床4により下方を、また前側
支持板5により前方を区画されている。本発明による内
部空間被覆部材である足元空間覆い9により、足元空間
3が上方を区画され、この足元空間覆い9は板又は殻の
ようなプラスチツク部材として構成され、コツクピツト
殻及び暖房装置ケース8に、前面支持片として、取外し
可能に結合されている。足元空間覆い9は、大きい温度
範囲にわたつて充分なじん性を持つプラスチツク材料か
ら一体に製造されている。足元空間覆い9は、この足元
空間覆い9の全面にわたつてこれに密着する図示しない
緩衝層を更に備えている。ここでは足元空間覆い9は、
取付けかぎ片11により暖房装置ケース8に取付けられ
ている。走行方向に関して後端に、足元空間覆い9は一
体に射出成形される取付け異形材10を持ち、この取付
け異形材をコツクピツト殻の前面縁上にはめることがで
きる。
【0011】この実施例では足元空間覆い9が膨出構造
9a,9b,9cを持ち、この膨出構造は復数の膨出区
域9a,9b,9cに区分され、これらの膨出区域はす
べて足元空間3内へ下方へ膨出せしめられているが、上
方へも膨出せしめられることができる。図3からわかる
ように、膨出区域9a及び9cは、更に側方へ向かつて
対角線状に後方へ延ばされ、これらの区域における膨出
部もそれに応じて斜めに延びている。膨出区域9a及び
9cの間に、図示しない補強ひれが設けられて、膨出区
域に応じて足元空間覆い9の全幅にわたつて延び、足元
空間覆い9に充分な強度を与えている。膨出区域9a及
び9cは、車両縦方向に対して直角に、従つて衝突方向
Aに対して直角に、また側面衝突荷重に対して少なくと
も鋭角をなすように位置ぎめされているので、膨出区域
9a,9b,9cの範囲に正面衝突荷重(矢印方向A)
が生ずると、足元空間覆い9はこれらの膨出区域の範囲
で直ちに足元空間3の方へ下方に又は上方に、ピーク荷
重を吸収することなく逸れる。車両横方向従つて万一の
側面衝突荷重に対して直角に又は鋭角をなす付加的な膨
出により、このような衝突荷重の場合にも足元空間覆い
9は適時に下方へ逸れ、ピーク荷重のため破壊又は破裂
することがない。図3に示す穴列12は足元空間3への
空気供給のために設けられ、これらの穴列12も膨出区
域9b(7)膨出に応じて湾曲している。
9a,9b,9cを持ち、この膨出構造は復数の膨出区
域9a,9b,9cに区分され、これらの膨出区域はす
べて足元空間3内へ下方へ膨出せしめられているが、上
方へも膨出せしめられることができる。図3からわかる
ように、膨出区域9a及び9cは、更に側方へ向かつて
対角線状に後方へ延ばされ、これらの区域における膨出
部もそれに応じて斜めに延びている。膨出区域9a及び
9cの間に、図示しない補強ひれが設けられて、膨出区
域に応じて足元空間覆い9の全幅にわたつて延び、足元
空間覆い9に充分な強度を与えている。膨出区域9a及
び9cは、車両縦方向に対して直角に、従つて衝突方向
Aに対して直角に、また側面衝突荷重に対して少なくと
も鋭角をなすように位置ぎめされているので、膨出区域
9a,9b,9cの範囲に正面衝突荷重(矢印方向A)
が生ずると、足元空間覆い9はこれらの膨出区域の範囲
で直ちに足元空間3の方へ下方に又は上方に、ピーク荷
重を吸収することなく逸れる。車両横方向従つて万一の
側面衝突荷重に対して直角に又は鋭角をなす付加的な膨
出により、このような衝突荷重の場合にも足元空間覆い
9は適時に下方へ逸れ、ピーク荷重のため破壊又は破裂
することがない。図3に示す穴列12は足元空間3への
空気供給のために設けられ、これらの穴列12も膨出区
域9b(7)膨出に応じて湾曲している。
【0012】図4による実施例も、大体において前述し
た足元空間覆い9に一致する足元空間覆い14を示して
いる。断面において足元空間覆い14は、図2による足
元空間覆い9と一致している。この実施例において相違
しているのは、足元空間覆い14が膨出区域14a及び
14cの範囲で格子マトリクス13として網状又は格子
状に形成されていることだけである。この格子マトリク
ス13はプラスチツクから射出成形されているので、足
元空間覆い14も一体なプラスチツク部材をなしてい
る。格子マトリクス13は、衝突荷重の場合足元空間覆
い14の動作を更に改善し、膨出区域14a,14b及
び14cに加えて破壊の危険を少なくする。
た足元空間覆い9に一致する足元空間覆い14を示して
いる。断面において足元空間覆い14は、図2による足
元空間覆い9と一致している。この実施例において相違
しているのは、足元空間覆い14が膨出区域14a及び
14cの範囲で格子マトリクス13として網状又は格子
状に形成されていることだけである。この格子マトリク
ス13はプラスチツクから射出成形されているので、足
元空間覆い14も一体なプラスチツク部材をなしてい
る。格子マトリクス13は、衝突荷重の場合足元空間覆
い14の動作を更に改善し、膨出区域14a,14b及
び14cに加えて破壊の危険を少なくする。
【0013】図示した両方の足元空間覆い9及び14
(図1ないし4)は、同乗者側又は運転者側でも足元空
間3を上方に対して大きい面積で覆い、従つてコツクピ
ツト6の下側を閉鎖するのに役立つ。足元空間覆い9及
び14は、その取付けられた状態(図1)で内部空間内
でほぼ水平に位置ぎめされているので、正面又は側面衝
突荷重の場合これらの足元空間覆いが直接その殻面に荷
重を受ける。前述した膨出がないと、衝突荷重及びその
結果生ずる押しつぶしにより、足元空間覆いは方向づけ
なしに上方又は下方へ破壊又は破裂し、極端な押しつぶ
しのため破壊又は破裂の著しい危験が生ずる。膨出構造
により、通常の不動作状態でも、衝突荷重の生ずる場合
逸れる方向が足元空間覆いに規定されている。破壊の原
因になるピーク荷重は、それにより回避される。本発明
の思想は、万一生ずる衝突荷重面に同様に位置ぎめされ
かつ衝突荷重により制御できないように折り畳まれる別
の内部空間被覆部材においても当然実施可能である。
(図1ないし4)は、同乗者側又は運転者側でも足元空
間3を上方に対して大きい面積で覆い、従つてコツクピ
ツト6の下側を閉鎖するのに役立つ。足元空間覆い9及
び14は、その取付けられた状態(図1)で内部空間内
でほぼ水平に位置ぎめされているので、正面又は側面衝
突荷重の場合これらの足元空間覆いが直接その殻面に荷
重を受ける。前述した膨出がないと、衝突荷重及びその
結果生ずる押しつぶしにより、足元空間覆いは方向づけ
なしに上方又は下方へ破壊又は破裂し、極端な押しつぶ
しのため破壊又は破裂の著しい危験が生ずる。膨出構造
により、通常の不動作状態でも、衝突荷重の生ずる場合
逸れる方向が足元空間覆いに規定されている。破壊の原
因になるピーク荷重は、それにより回避される。本発明
の思想は、万一生ずる衝突荷重面に同様に位置ぎめされ
かつ衝突荷重により制御できないように折り畳まれる別
の内部空間被覆部材においても当然実施可能である。
【図1】足元空間覆いの形の本発明による内部空間被覆
部材をコツクピツトの下側に備えている乗用車の同乗者
側の概略縦断面図である。
部材をコツクピツトの下側に備えている乗用車の同乗者
側の概略縦断面図である。
【図2】図1による足元空間覆いの拡大断面図である。
【図3】図2による足元空間覆いの平面図である。
【図4】足元空間覆いの別の実施例の図3に対応する平
面図である。
面図である。
1 内部空間 3 足元空間 9,14 被覆部材 9a,9b,9c;14a,14b,14c 膨出構造
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルバン・ボツセンマイエル ドイツ連邦共和国ゴイフエルデン・ベルヒ エンシユトラーセ46 (72)発明者 サンテイアゴ・ドウエナス・ロサ ドイツ連邦共和国アンメルブーフ・リング シユトラーセ37/1 (72)発明者 フリードリヒ・ライテル ドイツ連邦共和国ジンデルフインゲン・ア ーダルベルト−シユテイフテル−シユトラ ーセ16
Claims (6)
- 【請求項1】 内部空間被覆部材が板又は殻のような平
らな形状を持ち、取付けられた状態で内部空間内におい
て少なくとも主として水平に位置ぎめされ、被覆部材の
一方の側に、被覆部材が逸れるのを許す自由空間が隣接
しているものにおいて、主として車両縦方向に向く水平
な圧縮荷重(A)の場合被覆部材(9,14)が隣接す
る自由空間(3)の方向に適切な弾性又は塑性又は弾性
及び塑性変形を受けるように形成される膨出構造(9
a,9b,9c;14a,14b,14c)を、被覆部
材(9,14)の板又は殻のような形状が持つているこ
とを特徴とする、自動車用のプラスチツクから成る内部
空間被覆部材。 - 【請求項2】 車両縦方向に対して直角に生ずる水平な
圧縮荷重の場合にも、被覆部材(9,14)が自由空間
(3)の方向に適切な変形を受けるように、膨出構造
(9a,9b,9c;14a,14b,14c)が形成
されていることを特徴とする、請求項1に記載の内部空
間被覆部材。 - 【請求項3】 被覆部材が運転者側又は同乗者側足元空
間(3)用覆い(9,14)として構成されていること
を特徴とする、請求項2に記載の内部空間被覆部材。 - 【請求項4】 被覆部材(14)が少なくとも部分的に
格子マトリクス(13)として構成されていることを特
徴とする、請求項3に記載の内部空間被覆部材。 - 【請求項5】 材料として大きい温度範囲にわたつて不
変なじん性を持つプラスチツクが使用されることを特徴
とする、請求項1ないし4の1つに記載の内部空間被覆
部材。 - 【請求項6】 自動車バンパ材料が材料として使用され
ることを特徴とする、請求項5に記載の内部空間被覆部
材。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19607428A DE19607428C2 (de) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | Innenraumverkleidungsteil aus Kunststoff |
DE19607428.2 | 1996-02-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09226492A true JPH09226492A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=7786616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9076399A Pending JPH09226492A (ja) | 1996-02-28 | 1997-02-21 | プラスチツクから成る内部空間被覆部材 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5882037A (ja) |
JP (1) | JPH09226492A (ja) |
DE (1) | DE19607428C2 (ja) |
FR (1) | FR2745248B1 (ja) |
GB (1) | GB2310638B (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19731644C1 (de) * | 1997-07-23 | 1999-01-21 | Daimler Benz Ag | Kraftfahrzeug mit zwei Vorbaulängsträgern |
JP3985173B2 (ja) * | 1998-05-29 | 2007-10-03 | ソニー株式会社 | 変調装置および方法、復調装置および方法、並びにデータ格納媒体 |
US6224133B1 (en) * | 1998-11-04 | 2001-05-01 | Ford Global Technologies, Inc. | Secondary floor assembly |
DE19920595A1 (de) * | 1998-11-05 | 2000-05-11 | Mannesmann Vdo Ag | Baugruppe für das Cockpit eines Fahrzeugs |
EP0999090A3 (de) * | 1998-11-05 | 2001-05-23 | Mannesmann VDO Aktiengesellschaft | Baugruppe für das Cockpit eines Fahrzeugs |
US6474687B2 (en) * | 1999-04-15 | 2002-11-05 | Visteon Global Technologies, Inc. | One-piece knee bolster |
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