JPH08330545A - Dramセル装置および該dramセル装置の製造方法 - Google Patents
Dramセル装置および該dramセル装置の製造方法Info
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- JPH08330545A JPH08330545A JP8119343A JP11934396A JPH08330545A JP H08330545 A JPH08330545 A JP H08330545A JP 8119343 A JP8119343 A JP 8119343A JP 11934396 A JP11934396 A JP 11934396A JP H08330545 A JPH08330545 A JP H08330545A
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Abstract
し1Gbit世代に必要なパッキング密度で製造可能な
DRAMセル装置を提供する。 【解決手段】 メモリセルごとに1つのバーティカル形
MOSトランジスタを有し、このトランジスタの第1の
ソース/ドレイン領域は埋め込まれたビット線5と接
し、ゲート電極13は埋め込まれたワード線と接続さ
れ、第2のソース/ドレイン領域3は基板主表面1に接
している。主表面1上に、強誘電層または常誘電層のコ
ンデンサ誘電体16とコンデンサ極板17が配置されて
いる。これにより第2のソース/ドレイン領域3はさら
にメモリノードとしてもはたらく。このDRAMセル装
置は4F2 のメモリセル面積で製造できる。
Description
および該DRAMセル装置の製造方法に関する。
ランダムアクセスを伴うメモリセル装置においては、ほ
とんどもっぱらいわゆる1トランジスタメモリセルが用
いられる。1トランジスタメモリセルは、読み出しトラ
ンジスタとメモリコンデンサを有している。メモリコン
デンサには電荷の形で情報が蓄積されており、これによ
って0か1の論理値が表される。ワード線を介した読み
出しトランジスタの制御により、ビット線を介してそれ
らの情報を読み出すことができる。
くことから、1トランジスタメモリセルの所要面積は世
代の移り変わりにつれて必然的に小さくなる。個々の技
術において製造可能な最小構造寸法Fによって構造サイ
ズの縮小に制約が加えられているので、これに伴って1
トランジスタメモリセルの変形も行われるようになる。
つまり1Mbitの世代までは、読み出しトランジスタ
もメモリコンデンサもプレーナ素子として実現されてい
た。そして4Mbitのメモリ世代からは、面積をいっ
そう縮小するために読み出しトランジスタとメモリコン
デンサの3次元構成をとらざるを得なかった。可能な構
成としては、メモリコンデンサをトレンチ(溝)で実現
することが挙げられる(たとえば K. Yamada 等による
A deep trenched capacitor technology for 4 Mbit DR
AMs Proc. Intern. Electronic Devices & Materials I
EDM 85, P. 702 参照)。
Kawamoto 等による A 1.28 μm2Shielded Memory Cel
l Technology for 64Mbit DRAMs, Techn. Digest of VL
SISymposium, 1990, p.13 参照)、メモリコンデンサ
を積層コンデンサいわゆるスタックキャパシタとして構
成することである。この場合、ワード線の上に多結晶シ
リコンから成る構造体たとえばクラウン構造体またはシ
リンダ体が形成され、これが基板と接触接続される。こ
の多結晶シリコン構造体によりメモリノードが形成され
る。これにコンデンサ誘電体とコンデンサ極板が設けら
れる。この方式の有する利点は、ロジックプロセスとの
両立性が十分にあることである。
ための面積はわずか約0.2μm2にすぎない。その
際、メモリコンデンサは20〜30fFの容量を有して
なければならない。このような容量は、1Gbit世代
で利用できるようなセル面積の場合、積層コンデンサで
は多結晶シリコン構造体のかなり複雑な構造によってし
か実現できない。さらにこのように複雑な構造は、その
トポロジーゆえに製造するのがますます困難になってき
ている。
きい誘電率を有する誘電体を用いて高めることが提案さ
れている。大きい誘電率を有する誘電体としては、たと
えば常誘電体および強誘電体が適している(国際公開第
93/12542号参照)。
リセルとして1トランジスタメモリを有し1Gbit世
代に必要なパッキング密度で製造可能なDRAMセル装
置を提供することにある。さらに本発明の課題は、この
種のDRAMセル装置のための製造方法を提供すること
にある。
ばこの課題は、それぞれ1つの読み出しトランジスタと
1つのメモリコンデンサを有するメモリセルが設けられ
ており、前記読み出しトランジスタは、半導体基板に集
積されたバーティカル形MOSトランジスタとして構成
されており、該MOSトランジスタの一方のソース/ド
レイン領域は前記半導体基板の主表面とそれぞれ接して
おり、該MOSトランジスタの他方のソース/ドレイン
領域は前記半導体基板に埋め込まれたビット線とそれぞ
れ接しており、該MOSトランジスタのゲート電極は、
前記半導体基板に埋め込まれていて前記ビット線と交差
するワード線と接続されており、前記メモリコンデンサ
はそれぞれ、メモリノードとして前記主表面と接するソ
ース/ドレイン領域の1つと、該領域の上に配置された
コンデンサ誘電体と、コンデンサ極板とにより構成され
ていることにより解決される。
出しトランジスタと1つのメモリコンデンサを備えたメ
モリセルを形成し、半導体基板中に埋め込まれたビット
線と埋め込まれたワード線を形成し、前記読み出しトラ
ンジスタをバーティカル形MOSトランジスタとして半
導体基板中に形成し、該MOSトランジスタの一方のソ
ース/ドレイン領域を半導体基板の主表面とそれぞれ接
しさせ、該MOSトランジスタの他方のソース/ドレイ
ン領域を埋め込まれたビット線とそれぞれ接しさせ、該
MOSトランジスタのゲート電極を埋め込まれた各ビッ
ト線の1つと接続し、メモリコンデンサを形成するた
め、主表面に接するソース/ドレイン領域の上方にコン
デンサ誘電体とコンデンサ極板を被着して、主表面に接
している前記のソース/ドレイン領域を同時にメモリノ
ードとしてもはたらかせることにより解決される。
示されている。
読み出しトランジスタがバーティカル形MOSトランジ
スタとして構成されている1トランジスタメモリセルが
設けられている。この場合、バーティカル形MOSトラ
ンジスタのソース/ドレイン領域の一方は、DRAMセ
ル装置の実現されている半導体基板の主表面に接してい
る。他方のソース/ドレイン領域は埋め込まれたビット
線に接している。主表面上において、そこに接している
ソース/ドレイン領域の表面にコンデンサ誘電体が配置
されており、さらにその上にセル極板が配置されてい
る。主表面に接しているソース/ドレイン領域は、コン
デンサ極板、コンデンサ誘電体ならびにソース/ドレイ
ン領域から成るメモリコンデンサのためのメモリノード
としても用いられる。
体基板中に配置されていて、ゲート誘電体とゲート電極
が設けられている。ゲート電極はワード線と接続されて
いる。ゲート電極とワード線は基板中に埋め込まれてお
り、絶縁構造体によってソース/ドレイン領域、ビット
線およびチャネル領域に対し絶縁されている。
DRAMセル装置の領域で単結晶シリコンを有する半導
体基板において実現される。これは全般的に単結晶シリ
コンから成るウェハであってもよいし、シリコンウェハ
上に絶縁膜を有しさらにその上に単結晶シリコン薄膜を
有するSOI基板であってもよい。
比誘電率εr を有する材料によって形成するとよい。
面で製造でき、ないしはフラットなトポロジーの表面で
製造できるので、コンデンサ誘電体として強誘電層また
は常誘電層を用いることができる。強誘電層および常誘
電層は、500〜1000の範囲の大きい比誘電率εr
を有している。これらの層をスパッタリングにより析出
すれば、それらを平坦な表面上ないしはフラットなトポ
ロジーの表面上にのみ設けることができる。良好なエッ
ジ被覆を行うCVD法またはゾル・ゲル法によっても、
層の必要な厚さにより複雑な3次元構造を製造できな
い。コンデンサ誘電体として、チタン酸バリウム−スト
ロンチウム、チタン酸鉛−ジルコニウムまたはチタン酸
ストロンチウムを用いるとよい。さらにコンデンサ誘電
体としては、国際公開第93/12542号により公知
の材料が適している。高い比誘電率を有するこれらの誘
電体により、約0.2〜0.4μm2 の平面であっても
20〜30fFの所要容量を達成できる。
り行と列に配置された柱状体を有している。この場合、
それらの柱状体の少なくとも1つの側面に沿ってバーテ
ィカル形MOSトランジスタが形成され、その際、ゲー
ト誘電体とゲート電極は、半導体基板の主表面に対し平
行な個々の柱状体の側面を部分的にしか覆わないように
して形成される。バーティカル形MOSトランジスタが
各柱状体の互いに隣り合う2つの側面をそれぞれ部分的
に覆うようにすれば、バーティカル形MOSトランジス
タを殊に有利に製造できる。
状体の互いに隣り合う行の間にそれぞれ延在している。
互いに隣り合う列と列の間にはワード線が延在してお
り、これらのワード線はそれぞれゲート電極と接続され
ている。ワード線とビット線との間には絶縁構造体が設
けられている。さらにワード線は、活性的なトランジス
タ領域に対し絶縁されている。
するとよい。この場合、まずはじめに、実質的に平行に
延在する第1のトレンチがエッチングされる。そして次
のエッチングステップで、第1のトレンチと交差しやは
り実質的に平行に延在する第2のトレンチがエッチング
される。第1のトレンチと第2のトレンチを、各トレン
チの幅が互いに隣り合うトレンチ間の間隔と等しくなる
よう選定し、さらにこの幅を個々の技術で製造可能な最
小構造寸法Fに応じて選定すれば、メモリセルのための
面積は4F2 になる。つまり0.18μmの技術では、
各メモリセルは0.13μm2 の面積を必要とする。
を詳細に説明する。
から成り、これは少なくともDRAMセル装置の領域に
おいてたとえば5×1017cm-3のドーピング材料濃度
でp形にドーピングされており、この基板2の主表面1
には、面全体にわたってn+ 形にドーピングされた領域
3が生成される。 n+ 形にドーピングされた領域3
は、たとえばイオン注入により形成される。そしてこの
領域は、たとえば1×1020cm-3のドーピング材料濃
度を有する。 n+ 形にドーピングされた領域の深さは
たとえば0.5μmである。
とフォトレジスト(図示せず)を用いることで、主表面
1に第1のトレンチ4がエッチングされる。第1のトレ
ンチ4は実質的に平行に延在している。これらのトレン
チはたとえば0.8μmの深さを有する。第1のトレン
チ4の幅はたとえばF=180nmであり、隣り合うト
レンチ4間の間隔はたとえばF=180nmである。第
1のトレンチ4は主表面1に対し平行にセルフィールド
全体にわたって延在しており、たとえば100μmの長
さを有する。第1のトレンチ4の深さは、これらのトレ
ンチ4がn+ 形にドーピングされた領域3を通り抜けて
しまう程度の深さでなければならない(図1参照)。
部にn+ 形にドーピングされたビット線5が形成され
る。これらのビット線5は、たとえば少なくとも1020
cm-3以上のドーピング材料濃度を有し、さらにたとえ
ば0.2μmの深さを有する。
2 から成る第1の絶縁構造体6により充填される。第1
の絶縁構造体6は、たとえばSiO2 層の一様な析出と
それに続く平坦化により形成される。
で、第1のトレンチ4と実質的に直角に交差する第2の
トレンチ7がエッチングされる。第2のトレンチ7は第
1のトレンチ4と同じ深さでエッチングされる。その際
に重要であるのは、第2のトレンチ7内でビット線の表
面が露出されることである。次に、第2のトレンチ7が
第2の絶縁構造体8により充填される。第2の絶縁構造
体8は、n+ 形にドーピングされた領域3のレベルまで
ほぼ達している。第2の絶縁構造体8はたとえばSiO
2 により、SiO2 層の一様な析出とそれに続くエッチ
バックにより形成される(図2参照、これは隣り合う2
つのビット線5の間において図1で示した縦断面に対し
垂直かつビット線5に対し平行な縦断面図である)。
ならびに第2のトレンチ7の対によってシリコンから成
る1つの柱状体が規定され、これは主表面1の領域にお
いてn+ 形にドーピングされた領域3とその下のp形に
ドーピングされている基板材料2を有している。
9が形成され、このマスクはマスク開口部10を有して
いる。マスク開口部10は主表面1に対し平行にほぼ正
方形の横断面を有しており、網目状に配置されている。
そしてこれらのマスク開口部10によって、バーティカ
ル形MOSトランジスタの配置が規定される。マスク開
口部10は、それらが各柱状体のうちの1つの柱状体に
おける1つの角とそれぞれ重なり合うように配置されて
いる。マスク開口部10の正方形の横断面は、第1のト
レンチ4および第2のトレンチ7の幅と等しい辺の長さ
を有している。マスク開口部10の中心は、隣接する第
1のトレンチ4および第2のトレンチ7の中心に対しそ
れぞれ半分の辺の長さだけずらされて配置されている。
トレンチ4,7の幅および間隔はそれぞれ製造可能な最
小構造寸法Fであり、マスク開口部10の辺の長さはや
はり製造可能な最小構造寸法Fである。マスク開口部1
0の中心は、トレンチ4,7の中心に対しそれぞれ1/
2Fだけずらされている。この場合、調整精度は製造可
能な最小構造寸法よりも微細であることが利用される。
1Gbit技術の場合、製造可能な最小構造寸法Fは1
80nmであり、調整は約1/3Fの精度で行える。
SiO2 により選択的にシリコンを腐食する異方性エッ
チングプロセスにおいて孔11がエッチングされ、これ
らの孔は主表面1からビット線5のレベルまで達してい
る(図3および図4参照)。これらの孔11はフック状
の横断面を有しており、その際、このようなフック形状
は3つの小さい正方形から成る。欠けている4番目の小
さい正方形は、異方性エッチングプロセスでは腐食され
ないシリコンから成る柱状体により生じる。この柱状体
の側面は孔11内で露出される。
2を形成するためにたとえば800゜C付近で熱酸化が
行われる。これによって、露出しているすべてのシリコ
ン表面にSiO2 が生じる。次に、ゲート電極13とワ
ード線14がドーピングされた多結晶シリコンにより形
成される。この目的で、たとえば本来の場所でドーピン
グされた析出により多結晶シリコン層が生成され、この
層は、孔11と第2のトレンチ7が第2の絶縁構造体8
の上部で幅方向に充填される程度の厚さである。次に、
ドーピングされたシリコン層がたとえば反応性イオンエ
ッチングにより、ワード線14の高さが主表面1よりも
下になるまでエッチバックされる。ワード線14の寸法
はエッチング時間により調整される。ワード線14の構
造化はセルフアライメントで行われる。
により、ワード線の上方に第3の絶縁構造体15が形成
される。第3の絶縁構造体15の高さは主表面1よりも
低く、その結果、柱状体においてn+ 形にドーピングさ
れた領域3の側面にそれぞれ段差が生じる(図5および
図6参照)。これらの段差の大きさはたとえば0.2〜
0.5μmである。
る。コンデンサ誘電体はたとえば50nmの厚さを有す
る。このためにたとえば、500〜1000の範囲の比
誘電率εr を有する連続的な強誘電層または常誘電層
が、スパッタリング、CVD析出により、あるいはゾル
・ゲル法で付着される。この場合、コンデンサ誘電体
は、チタン酸バリウム−ストロンチウム、チタン酸スト
ロンチウムまたはチタン酸鉛−ジルコニウムの材料のう
ち少なくとも1つの材料を含んでいるとよい。コンデン
サ誘電体16は、第3の絶縁構造体15のエッチバック
に際して露出されたシリコン表面上のn+ 形にドーピン
グされた領域3のところに配置されている。コンデンサ
誘電体16の材料とシリコンとの間における反応、また
はコンデンサ誘電体16の材料のシリコンへの拡散、あ
るいはコンデンサ誘電体16の材料によるシリコンのそ
のほかの損傷を危惧しなければならないのであれば、少
なくともn+ 形にドーピングされた領域3の露出してい
る表面が中間層により覆われ、たとえばTiN,RuO
2 ,Pt,Wから成る中間層により覆われる。
ンデンサにとって甘受できないほどの規模でリーク電流
を有するならば、コンデンサ誘電体16が構造化され
る。この場合、コンデンサ誘電体16は第3の絶縁構造
体15ないし第1の絶縁構造体6の上方でそのつど途切
れるように構成される。
olySi,TiN,Pt,W,RuO2 から成る連続
するコンデンサ極板17が被着される。コンデンサ極板
17により、少なくとも第1および第2のトレンチの領
域が覆われる。
レンチ4および第2のトレンチ7とともに示されてい
る。さらに図7には、マスク開口部10の位置が破線で
描かれたブロックとして示されている。また、明瞭に理
解できるようにする目的で、参照符号I,II,II
I,IV,V,VIの付された破線により、図1,2,
3,4,5,6で示した断面図のカットラインが示され
ている。
ており等しい幅および等しい間隔たとえば最小構造寸法
F=180nmを有し、第2のトレンチ7もやはりそれ
ぞれ等しい幅および間隔たとえば最小構造寸法F=18
0nmを有しており、1つのメモリセルあたりの所要ス
ペースは(2×トレンチ幅)2 でありたとえば4F2=
0.13μm2 である。
サ誘電体の構造化は別として、本発明によるDRAMセ
ル装置を製造するためには、調整可能な3つのマスクが
必要である。この場合、第1のトレンチ4と第2のトレ
ンチ7のエッチングに用いられる両方のマスクは、調整
に関して問題はない。孔11をエッチングするマスク9
だけは精確に調整する必要がある。
サ誘電体16用の材料を用いれば、第3の絶縁構造体1
5をその高さが主表面1で終端するように構成できる。
本発明によるDRAMセル装置の場合、n+ 形にドーピ
ングされた領域3、ビット線5ならびにその間に位置す
る基板2は、ゲート酸化物12およびゲート電極13と
ともにそれぞれ1つのバーティカル形MOSトランジス
タを成している。n+形にドーピングされた領域3、コ
ンデンサ誘電体16ならびにコンデンサ極板17はメモ
リコンデンサを成している。n+ 形にドーピングされた
領域3は同時に、バーティカル形MOSトランジスタに
おけるソース/ドレイン領域として、およびメモリコン
デンサのメモリノードとして用いられる。これにより所
要スペースに関して利点が得られる。しかも、バーティ
カル形MOSトランジスタにおけるソース/ドレイン領
域およびメモリコンデンサのメモリノードは製造手法
上、互いに電気的に接続されているので、従来技術では
積層コンデンサにおいて多結晶シリコン構造体を基板と
接続するのに必要とされたクリティカルなコンタクトホ
ールのエッチングが省略される。
の縦断面図である。
の延在方向に対し平行に示す縦断面図である。
口部をエッチングした後の基板を隣り合うビット線の間
においてビット線に対し平行に示す縦断面図である。
ための孔をあけた後の基板をビット線に対し垂直に示す
縦断面図である。
およびコンデンサ極板を形成した後の基板をビット線に
対し垂直に示す縦断面図である。
ンサ誘電体およびコンデンサ極板を形成した後の基板を
ワード線に対し平行かつビット線に対し垂直に示す縦断
面図である。
ーティカル形MOSトランジスタ用の孔を形成するため
のマスク開口部とともに示した基板の平面図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 DRAMセル装置において、 それぞれ1つの読み出しトランジスタと1つのメモリコ
ンデンサを有するメモリセルが設けられており、 前記読み出しトランジスタは、半導体基板(2)に集積
されたバーティカル形MOSトランジスタとして構成さ
れており、 該MOSトランジスタの一方のソース/ドレイン領域
(3)は前記半導体基板(2)の主表面(1)とそれぞ
れ接しており、該MOSトランジスタの他方のソース/
ドレイン領域(5)は前記半導体基板(2)に埋め込ま
れたビット線(5)とそれぞれ接しており、該MOSト
ランジスタのゲート電極(13)は、前記半導体基板
(2)に埋め込まれていて前記ビット線(5)と交差す
るワード線(14)と接続されており、 前記メモリコンデンサはそれぞれ、メモリノードとして
前記主表面(1)と接するソース/ドレイン領域(3)
の1つと、該領域の上に配置されたコンデンサ誘電体
(16)と、コンデンサ極板(17)とにより構成され
ていることを特徴とする、 DRAMセル装置。 - 【請求項2】 前記半導体基板(2)は少なくともDR
AMセル装置の領域で第1の導電形にドーピングされて
おり、 前記半導体基板(2)は行方向および列方向で配置され
た柱状体を有しており、該柱状体は前記半導体基板
(2)の主表面(1)と接しており、 各柱状体は、第1の導電形とは逆の導電形である第2の
導電形にドーピングされた領域(3)と、第1の導電形
にドーピングされた領域(2)を有しており、第2の導
電形にドーピングされた領域(3)は、それぞれ主表面
(1)に接しており該主表面(1)のところで個々の柱
状体の側面と接しており、第1の導電形にドーピングさ
れた領域(2)は、第2の導電形にドーピングされた領
域(3)の下に配置されて前記柱状体の側面に接し、前
記半導体基板(2)の第1の導電形にドーピングされた
領域と接続されており、 埋め込まれた各ビット線(5)は、互いに実質的に平行
に延在しそれぞれ隣り合う各柱状体の行の間に配置され
ており、 埋め込まれた各ワード線(14)は、互いに実質的に平
行に延在して前記ビット線(5)と交差し、それぞれ隣
り合う各柱状体の列の間に配置されており、 それぞれ各柱状体の少なくとも1つの側面に沿ってゲー
ト酸化物(12)とゲート電極(13)が設けられてお
り、これらにより個々の側面が部分的に覆われて、主表
面に対し垂直なMOSトランジスタが形成され、 前記ゲート電極(13)は、各列の1つに沿って配置さ
れた各柱状体においてそれぞれ各ワード線(14)の1
つと電気的に接続されており、 各柱状体の上にコンデンサ誘電体(16)が配置されて
おり、 該コンデンサ誘電体(16)の上に連続するコンデンサ
極板(17)が配置されており、 第2の導電形にドーピングされた領域(3)は、各柱状
体においてそれぞれ同時にメモリノードとして、および
各バーティカル形MOSトランジスタの1つにおけるソ
ース/ドレイン領域としてはたらき、 絶縁構造体が設けられており、該絶縁構造体によりワー
ド線(14)およびゲート電極(13)が、ビット線
(5)、シリコン柱状体(2,3)およびコンデンサ極
板(17)に対し絶縁されている、 請求項1記載のDRAMセル装置。 - 【請求項3】 前記コンデンサ誘導体(16)は100
〜1000の比誘電率εr を有する材料により形成され
ている、請求項1または2記載のDRAMセル装置。 - 【請求項4】 前記コンデンサ誘電体(16)は面前体
にわたる層として構成されている、請求項1〜3のいず
れか1項記載のRDAMセル装置。 - 【請求項5】 絶縁構造体(6,15)は隣り合う各シ
リコン柱状体の間の領域を部分的にのみ充填しており、
主表面(1)の領域において各シリコン柱状体の側面は
部分的にコンデンサ誘電体(16)により覆われてい
る、請求項1〜4のいずれか1項記載のDRAMセル装
置。 - 【請求項6】 前記ビット線(5)およびワード線(1
4)の幅と、隣り合う各ビット線(5)の間および隣り
合う各ワード線(14)の間の間隔はそれぞれほぼ等し
く、 バーティカル形MOSトランジスタのゲート酸化物(1
2)により1つの柱状体の互いに接する2つの側面がそ
れぞれ部分的に覆われている、 請求項1〜5のいずれか1項記載のDRAMセル装置。 - 【請求項7】 前記半導体基板(2)は少なくともDR
AMセル装置の領域で単結晶シリコンを有しており、 前記絶縁構造体はSiO2 を有しており、 前記ビット線(5)は半導体基板(2)中にドーピング
された領域として形成されており、 前記のゲート電極(13)とワード線(14)はドーピ
ングされた多結晶シリコンを有する、 請求項1〜6のいずれか1項記載のDRAMセル装置。 - 【請求項8】 DRAMセル装置の製造方法において、 それぞれ1つの読み出しトランジスタと1つのメモリコ
ンデンサを備えたメモリセルを形成し、 半導体基板(2)中に埋め込まれたビット線(5)と埋
め込まれたワード線(14)を形成し、 前記読み出しトランジスタをバーティカル形MOSトラ
ンジスタとして半導体基板中に形成し、該MOSトラン
ジスタの一方のソース/ドレイン領域(3)を半導体基
板(2)の主表面とそれぞれ接しさせ、該MOSトラン
ジスタの他方のソース/ドレイン領域(5)を埋め込ま
れたビット線(5)とそれぞれ接しさせ、該MOSトラ
ンジスタのゲート電極(13)を埋め込まれた各ビット
線(14)の1つと接続し、 メモリコンデンサを形成するため、主表面(1)に接す
るソース/ドレイン領域(3)の上方にコンデンサ誘電
体(16)とコンデンサ極板(17)を被着して、主表
面(1)に接している前記のソース/ドレイン領域
(3)を同時にメモリノードとしてもはたらかせること
を特徴とする、 DRAM装置の製造方法。 - 【請求項9】 前記コンデンサ誘電体(16)を100
〜1000の比誘電率εr を有する材料により形成す
る、請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 前記コンデンサ誘電体(16)を連続
する層として形成する、請求項8または9記載の方法。 - 【請求項11】 少なくともDRAMセル装置のための
領域で第1の導電形にドーピングされている半導体基板
(2)に、第1の導電形とは逆の導電形である第2の導
電形にドーピングされた領域(3)を生成し、該領域を
前記半導体基板(2)の主表面(1)と接しさせ、 前記半導体基板(2)中に実質的に平行に延在する第1
のトレンチ(4)を生成し、 該第1のトレンチ(4)の底部にビット線(5)を生成
し、 該第1のトレンチ(4)を第1の絶縁構造体(6)で充
填し、 該第1のトレンチ(4)と交差し少なくとも前記ビット
線(5)の表面まで達する第2のトレンチ(7)を生成
して、半導体材料から成り2つの隣り合う第1のトレン
チ(4)と2つの隣り合う第2のトレンチ(7)との間
にそれぞれ配置された柱状体が生じ、 前記第2のトレンチ(7)を第2の絶縁構造体(8)で
充填し、該絶縁構造体の高さは前記第2のトレンチ
(7)の深さよりも小さく、 異方性のエッチングを行い、第1の絶縁構造体(6)と
第2の絶縁構造体(8)により各柱状体に対し選択的に
半導体材料を腐食させ、孔(11)をエッチングし、該
孔(11)は主表面(1)からビット線(5)のレベル
まで達し、該孔(11)において第2のトレンチ(7)
の1つに接する各柱状体のそれぞれ少なくとも1つの側
面を部分的に露出させ、 各柱状体の露出された側面にゲート酸化物(12)を生
成し、 前記孔(11)内にゲート電極(13)を生成し、該ゲ
ート電極により前記孔(11)をそれぞれ充填し、 第2のトレンチ(7)内にワード線(14)を生成し、
該ワード線(14)は個々の第2のトレンチ(7)に沿
って配置されたゲート電極(13)と電気的に接続され
ており、 前記第2のトレンチ(7)内に第3の絶縁構造体(1
5)を生成し、 主表面(1)の領域で各柱状体の少なくとも表面を覆う
コンデンサ誘電体(16)を生成し、 少なくとも各柱状体を覆うコンデンサ極板(17)を生
成する、 請求項8〜10のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項12】 第1の絶縁構造体(6)と第3の絶縁
構造体(15)を、それらのレベルが各柱状体で終端す
るように形成し、 エッチングプロセスにおいて各柱状体に対し選択的に、
第1の絶縁構造体(6)と第3の絶縁構造体(15)を
エッチバックし、各柱状体の側面に段差が生じ、該段差
を前記コンデンサ誘電体(16)で覆う、 請求項1記載の方法。 - 【請求項13】 第1のトレンチ(4)と第2のトレン
チ(7)を実質的に等しい幅で形成し、隣り合う各トレ
ンチ(4,7)の間隔はトレンチの幅と実質的に等し
く、 実質的に正方形のマスク開口部(10)を有するマスク
(9)を用いることで孔(11)をエッチングし、前記
の正方形のマスク開口部(10)の側長は前記トレンチ
(4,7)の幅と実質的に等しく、 前記の正方形のマスク開口部(10)における中心点
を、第1のトレンチ(4)ならびに第2のトレンチ
(7)の中心に対し各トレンチ(4,7)の幅よりも小
さくずらして配置する、 請求項11または12記載の方法。 - 【請求項14】 半導体基板(2)として、少なくとも
DRAMセル装置の領域で単結晶シリコンを有する基板
を用い、 前記絶縁構造体(6,8,15)をSiO 2 により形成
し、 ビット線および第2の導電形にドーピングされた領域
(3)を注入により形成し、 ワード線(14)およびゲート電極(13)をドーピン
グされた多結晶シリコンにより形成する、 請求項11〜13のいずれか1項記載の方法。
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