JPH0575059A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JPH0575059A
JPH0575059A JP3232862A JP23286291A JPH0575059A JP H0575059 A JPH0575059 A JP H0575059A JP 3232862 A JP3232862 A JP 3232862A JP 23286291 A JP23286291 A JP 23286291A JP H0575059 A JPH0575059 A JP H0575059A
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JP
Japan
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transistor
electrode
bit line
semiconductor
capacitor
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JP3232862A
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Inventor
Hiroshi Nakamura
宏志 中村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体記憶装置の一種であるDRAMにおい
て、メモリセルの集積度を向上させることを目的とす
る。 【構成】 ビット線37、トランジスタ、ワード線45
及びキャパシタが縦に形成される。つまりビット線37
以外の部分にエピタキシャル成長させたシリコンエピタ
キシャル層42が形成される。シリコンエピタキシャル
層42の側面を利用する様にワード線45及びトランジ
スタのチャネルが半導体基板1に垂直にかつビット線3
7と交差するように形成される。また、エピタキシャル
層42の上面にキャパシタが形成されている。 【効果】 ビット線とトランジスタが重り合うことな
く、ビット線37、トランジタ、キャパシタが縦に形成
されるので、キャパシタ容量を十分得られ、加えてトラ
ンジスタ部を薄く形成でき、高集積化が容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置に関し、
特に、キャパシタを有するDRAM(Dynamic Random A
ccess Memory)等の半導体記憶装置及びその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の半導体記憶装置であるD
RAMのメモリセルの断面図である。図において、1は
シリコン基板、2は素子分離領域、3はゲート酸化膜、
4aはゲート電極、4bはワード線、6a,bは不純物
領域でありトランジスタのソース・ドレイン領域、7は
下部電極、8a,8bは絶縁膜、16は誘電体膜、17
は上部電極、18は絶縁膜、20は導電膜である。
【0003】このとき、導電膜20は絶縁膜18に形成
された開口を介して不純物領域6aに接触しており、ビ
ット線を構成している。ゲート電極4a及び両不純物領
域6a,6bによりトランジスタ21が構成され、下部
電極7、誘電体膜16及び上部電極17により電荷蓄積
用キャパシタ22が構成されている。
【0004】更に詳述すると、シリコン基板1の所定領
域を囲むように隣接素子との絶縁分離用の素子分離領域
2が形成され、素子分離領域2により囲まれた所定領域
のシリコン基板1上に、シリコン基板1の熱酸化等によ
るゲート酸化膜3が形成されるとともに、このゲート酸
化膜3上にゲート電極4aが、素子分領域2上にワード
線4bが形成され、このゲート電極4a、ワード線4b
を覆うように絶縁膜8a,8bが形成されている。そし
て、絶縁膜8a,8bをマスクとして、所定領域におけ
るシリコン基板1の表面にイオン注入法により不純物イ
オンが注入され、ゲート電極4aの両側に不純物領域6
a,6bが形成される。
【0005】次に、ゲート電極4a、ワード線4b上及
び不純物領域6b上に下部電極7が形成され、この下部
電極7の表面を誘電体膜16で被覆し、更に誘電体膜1
6を上部電極17で被覆し、その上に層間絶縁用の絶縁
膜18が形成され、絶縁膜18上に読出し・書き込み電
極となる導電膜20が形成され、メモリセルが完成され
る。
【0006】そして、トランジスタ21がオンされ、導
電膜20及びトランジスタ21を介してキャパシタ22
に電荷の蓄積、放出が行われることにより、情報の書き
込み、読出しが行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種の半導体
記憶装置では、高集積化に伴ってメモリセルサイズが縮
小された場合、キャパシタの占有する面積もそれに伴っ
て縮小されなければならないが、同時に記憶装置として
のDRAMの安定動作、信頼性は補償される必要があ
り、高集積化されてもメモリセルに蓄え得る電荷量はほ
ぼ一定に維持されなければならない。
【0008】そこで従来、キャパシタ22を可能な範囲
で平面的に大きくし、キャパシタ容量を保持することが
行われているが、キャパシタ22の形成後に絶縁膜1
8、導電膜20を形成してパターンを加工する場合に、
不純物領域6aとの接続部付近の導電膜20とキャパシ
タ22の端部との間隔が非常に狭くなり、ショートする
おそれがあるなどの理由から、半導体記憶装置の高集積
化する際キャパシタ22の容量を維持することが困難で
あるという問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、半導体記憶装置の高集積化に伴
って平面的に見たメモリセルの占有する面積が縮小され
てもキャパシタの電極面占を縮小することなく、十分な
キャパシタ容量を得ることのできる高集積化に対応した
メモリセル構造の半導体記憶装置を得ることを目的とし
ており、更に、この装置の製造方法を提供することを目
的とする。。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る半導体
記憶装置は、半導体基板と、前記半導体基板の一方主面
に形成されたビット線と、前記半導体基板の一方主面上
であって前記ビット線の直上以外のところに形成された
前記主面に対して垂直な側面を有する半導体領域と、前
記半導体領域の側面に前記半導体基板の一方主面と垂直
方向にチャネルを形成し、一方電極を前記ビット線に接
続したトランジスタと、前記トランジスタの制御電極に
接続したワード線と、前記半導体領域上に形成され一方
電極を前記トランジスタの他方電極に接続したキャパシ
タとを備えて構成されている。
【0011】また、第2の発明に係る半導体記憶装置の
製造方法は、半導体基板を準備する工程と、前記半導体
基板の一方主面にビット線を形成する工程と、前記半導
体基板の一方主面に対して垂直な側面を有する半導体領
域を前記主面上であって前記ビット線の直上以外のとこ
ろに形成する工程と、前記半導体基板の一方主面と垂直
方向にチャネルを有し、一方電極を前記ビット線に接続
したトランジスタを前記半導体領域の側面に形成する工
程と、前記トランジスタの制御電極に接続したワード線
を形成する工程と、一方電極を前記トランジスタの他方
電極に接続したキャパシタを前記半導体領域上に形成す
る工程とを備えて構成されている。
【0012】また、第3の発明に係る半導体記憶装置の
製造方法は、前記トランジスタを形成する工程におい
て、前記半導体基板上に前記トランジスタの一方電極を
形成し、前記トランジスタの一方電極上に前記半導体領
域を形成し、前記半導体領域の上面に前記トランジスタ
の他方電極を形成し、前記半導体領域の側面にゲート絶
縁膜を形成し、前記ゲート絶縁膜に沿ってゲート電極を
形成することを特徴とする。
【0013】
【作用】第1の発明における半導体記憶装置は、半導体
基板の一方主面上であってビット線の直上以外のところ
に形成された前記主面に対して垂直な側面を有する半導
体領域と、前記半導体領域の側面に前記半導体基板の一
方主面と垂直方向にチャネルを形成したトランジスタ
と、前記半導体領域上に形成されたキャパシタとを備え
て構成されているので、半導体記憶装置の集積化によ
り、平面的に見てメモリセルの占有する面積を縮小して
もキャパシタの占有する面積を縮小せず、かつ加工上の
困難を伴うことなく、十分なキャパシタ容量を確保でき
る。
【0014】また、第2の発明における半導体記憶装置
の製造方法は、半導体基板の一方主面に対して垂直な側
面を有する半導体領域を前記主面上であってビット線の
直上以外のところに形成する工程と、前記半導体基板の
一方主面と垂直方向なチャネルを有したトランジスタを
前記半導体領域の側面に形成する工程と、キャパシタを
前記半導体領域上に形成さする工程とを備えて構成され
ているので、半導体集積装置の高集積化により、平面的
に見てメモリセルの占有する面積を縮小してもキャパシ
タの電極面積を縮小せず、十分なキャパシタ容量を持つ
半導体記憶装置を容易に製造することができる。
【0015】また、第3の発明における半導体記憶装置
の製造方法は、前記トランジスタを形成する工程におい
て、前記半導体基板上に前記トランジスタの一方電極を
形成し、前記トランジスタの一方電極上に前記半導体領
域を形成し、前記半導体領域の上面に前記トランジスタ
の他方電極を形成し、前記半導体領域の側面にゲート絶
縁膜を形成し、前記ゲート絶縁膜に沿ってゲート電極を
形成することを特徴としているので、トランジスタ部を
薄く形成することができ、絶縁膜で前記トランジスタを
覆う場合、前記トランジスタ部を覆う絶縁膜の平坦化が
容易に行え、半導体集積装置の高集積化により、平面的
に見てメモリセルの占有する面積を縮小してもキャパシ
タの電極面積を縮小せず、十分なキャパシタ容量を持つ
半導体記憶装置を容易に製造することができる。
【0016】
【実施例】以下に、この発明の一実施例について図1を
用いて詳細に説明する。
【0017】図1は、この発明の第1の発明によるDR
AMのメモリセルの断面構造図である。図1において、
1は半導体基板、33は半導体基板1上に形成された溝
部、34は絶縁膜、35はコンタクト孔、36はソース
・ドレインコンタクト領域、37はビット線、38は隣
接する素子を分離するための絶縁膜、39はソース・ド
レイン領域、40は絶縁膜、42はシリコンエピタキシ
ャル膜である。43はシリコンエピタキシャル膜42上
面に形成されたソース・ドレイン領域、44はゲート酸
化膜、45はワード線、46は1対のワード線45間及
びその上部に形成される素子とを分離する層間絶縁膜、
47はシリコンエピタキシャル膜42上面に接続するた
め層間絶縁膜46中に形成された下部電極コンタクト、
48は下部電極、49は誘電体膜、50は上部電極であ
る。51は隣接するキャパシタの誘電体膜49間の距離
である。
【0018】本発明の半導体記憶装置は、ビット線37
を半導体基板1に埋め込み、ワード線45とビット線3
7をトランジスタを介して接続するため、ビット線絶縁
膜34の溝部33の一方の側面のみコンタクト孔35を
開け、半導体基板1にソース・ドレインコンタクト領域
36を形成する。トランジスタの一方電極であるソース
・ドレイン領域39との接続はビット線直上以外の半導
体基板1の上面の所定領域のみソース・ドレイン領域3
9を形成しそのソース・ドレイン領域39上にシリコン
エピタキシャル成長させる。そのエピタキシャル成長膜
42上面にソース・ドレイン領域43を形成する。前記
シリコンエピタキシャル膜42の側面に半導体基板1と
垂直にワード線45を形成し、シリコンエピタキシャル
成長膜42の上部にキャパシタを形成する。
【0019】従って、ワード線45とビット線37とを
接続するトランジスタ部をビット線37の上部ではな
く、ビット線37の横で接続する様にし、更に、ワード
線45をシリコンエピタキシャル膜42の側面を利用し
て半導体基板と垂直に形成する様にしたので、ビット線
37が埋め込むように形成され、半導体基板1の上には
シリコンエピタキシャル膜42の厚みを持った段差しか
なく、平坦化が可能となる。
【0020】また、シリコンエピタキシャル膜42の上
にはビット線37は存在せず、シリコンエピタキシャル
膜42上面を下部電極48のコンタクトに全面積利用で
きるので、平面的なコンタクトマージン拡大となる。そ
して、シリコンエピタキシャル膜42の上をキャパシタ
として利用できるのでキャパシタ容量の増加が実現でき
る。
【0021】更に、ビット線37は半導体基板1下に埋
め込みかつビット線絶縁膜34及びビット線37の上面
をさらに絶縁膜38でシールドしているため、雑音を大
幅に低減できる。以上のことがらから従来の半導体記憶
装置に比べ、集積度の向上が容易に実現できる。
【0022】次に図1に示した半導体記憶装置の製造方
法を図2乃至図10を用いて順に説明する。
【0023】まず図2に示すように、半導体基板1上に
酸化膜30、窒化膜31、絶縁膜32を例えば熱酸化法
及びCVD法で形成する。次に、フォトリソグラフィ法
及びドライエッチング法を用いて、絶縁膜32窒化膜3
1酸化膜30を順にエッチング除去する。次に、上記の
それぞれの膜をマスクとして半導体基板1に溝部33を
形成する。
【0024】更に、図3に示すように、絶縁膜32を除
去した後、例えばCVD法で絶縁膜34を形成する。
【0025】次に、絶縁膜34の所定領域に通常のフォ
トリソグラフィ法及びエッチング法を用いてビット線と
トランジスタのソース・ドレインとの接続のためのコン
タクト孔35を形成する。この際、エッチング法はドラ
イ法、ウェット法のどちらを用いてもよい。更に、例え
ばリンをドープしたポリシリコン膜37aを全面に堆積
する(図4)。また、リンをドープしたポリシリコン膜
をドライブすることによりソース・ドレインコンタクト
領域36を形成する。本実施例では拡散によりソース・
ドレイン領域を形成したが、注入による形成でもよい。
【0026】次に、図5に示すよう、全面に堆積したリ
ンをドープしたポリシリコン膜37aを例えば等方性エ
ッチングにより、溝部33内側に堆積したポリシリコン
以外のポリシリコンを全面に除去し、ビット線37を形
成する。
【0027】次に、絶縁膜34をウェットエッチング法
により窒化膜31の上面部分及び酸化膜30の側面部分
で除去する。その後、領域41(後に、シリコンエピタ
キシャル膜が形成される半導体基板1の主面)以外を通
常のフォトリソグラフィ法及びドライエッチング法によ
り窒化膜31をエッチングする。その後、図6に示すよ
うに、例えばLOCOS法を用いて絶縁膜38を形成す
る。次に、ビット線37の上部でかつ、後にソース・ド
レイン領域が形成される領域41に挟まれた部分にのみ
分離絶縁膜40を形成する。
【0028】その後、例えばイオン注入法により、絶縁
膜38,40が形成されている領域を除く半導体基板1
表面に不純物を注入してソース・ドレイン領域39を形
成する。その後、熱処理により、ソース・ドレインコン
タクト領域36とソース・ドレイン領域39は拡散し、
互いに接続する。(図6)次に、図7に示すように、絶
縁膜38,40が形成されている領域を除く半導体基板
1の表面上にシリコンをエピタキシャル成長させ、シリ
コンエピタキシャル膜42を形成する。その後、例えば
イオン注入法により、シリコンエピタキシャル膜42上
面に不純物を注入、拡散することによりソース・ドレイ
ン領域43を形成する。
【0029】次に、図8に示すように、例えば全面を熱
酸化することにより、ゲート酸化膜44を形成し、例え
ばリンをドープした多結晶シリコン膜を堆積する。その
後、多結晶シリコン膜を、例えば異方性エッチングによ
り全面エッチングし、これによりシリコンエピタキシャ
ル膜42及び絶縁膜40の側面にビット線と交差するよ
うに、また、サイドウォールとして半導体基板1に対し
て垂直にワード線45が形成される。更に、ゲート酸化
膜44を形成する際、ソース・ドレイン領域43を拡散
させる。
【0030】次に図9に示すように、半導体基板1上全
面に絶縁膜46を形成する。更に、シリコンエピタキシ
ャル膜42上にコンタクト47を形成する。このとき、
キャパシタを構成する下部電極のコンタクト孔を通常の
フォトリソグラフィ及びドライエッチング法により容易
に開口できる。またその際、ワード線45、つまりシリ
コンエピタキシャル膜42の段差しかないため、容易に
平坦化が可能である。
【0031】更に、図10及び図10に示した下部電極
付近のX−X矢視断面図である図11に示すように、コ
ンタクト47を介してシリコンエピタキシャル膜42上
面と接続する様に下部電極48を形成する。その際、下
部電極間隔51をフォトリソグラフィ限界まで間隔をつ
めることができるので、平面的に見ても下部電極の径を
大きくとることができる。次に、下部電極48を被覆す
る様に誘電体膜49を形成する。
【0032】次いで図12に示すように、上部電極50
を形成する。これにより、埋め込んだビット線37と交
差する様に半導体基板1と垂直なワード線45が、エピ
タキシャル膜42の側面を利用する様に形成され、更
に、ワード線45とビット線37の電気的接続はビット
線の上面ではなく、ビット線37の横、即ちシリコンエ
ピタキシャル膜42に形成されたトランジスタを介して
接続される。更に、そのシリコンエピタキシャル膜42
の上面が全てキャパシタとして利用できるとともに、容
易に平坦化でき、フォトリソグラフィー及びエッチング
のマージンが拡がるため、本実施例の円筒キャパシタの
高さも十分に高くすることができる。したがって、キャ
パシタ容量の増加が容易にできる。
【0033】なお、上記実施例では、キャパシタに円筒
キャパシタを用いたが、通常のキャパシタ構造やその他
の構造のキャパシタであってもよく、上記実施例と同様
の効果を奏する。
【0034】また、本実施例はビット線を埋め込んだ構
造を示したが、ビット線を半導体基板上に形成し、ビッ
ト線横、即ち半導体基板1のビット線が形成されていな
い部分をエピタキシャル成長させ、エピタキシャル膜を
形成することにより半導体装置を形成してもよく、上記
実施例と同様の効果を奏する。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る半導体記
憶装置によれば、半導体基板の一方主面上であってビッ
ト線の直上以外のところに形成された前記主面に対して
垂直な側面を有する半導体領域と、前記半導体領域の側
面に前記半導体基板の一方主面と垂直方向にチャネルを
形成したトランジスタと、前記半導体領域上に形成され
たキャパシタとを備えて構成されているので、トランジ
スタが形成される半導体領域を薄く形成することがで
き、また、十分なキャパシタ容量を確保できるので、半
導体記憶装置の集積度を容易に向上することができると
いう効果がある。
【0036】また、請求項2に係る半導体記憶装置の製
造方法は、半導体基板の一方主面に対して垂直な側面を
有する半導体領域を前記主面上であってビット線の直上
以外のところに形成する工程と、前記半導体基板の一方
主面と垂直方向なチャネルを有したトランジスタを前記
半導体領域の側面に形成する工程と、キャパシタを前記
半導体領域上に形成する工程とを備えて構成されている
ので、高集積化された半導体記憶装置を容易に製造する
ことができるという効果がある。
【0037】また、請求項3に係る半導体記憶装置の製
造方法は、請求項2記載のトランジスタを形成する工程
において、前記半導体基板上に前記トランジスタの一方
電極を形成し、前記トランジスタの一方電極上に前記半
導体領域を形成し、前記半導体領域の上面に前記トラン
ジスタの他方電極を形成し、前記半導体領域の側面にゲ
ート絶縁膜を形成し、前記ゲート絶縁膜に沿ってゲート
電極を形成することを特徴としているので、トランジス
タ部を薄く形成することができ、高集積化された半導体
記憶装置を容易に製造することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による半導体記憶装置の断
面構造を示す斜視図である。
【図2】図1に示した半導体記憶装置の一製造工程を示
す図である。
【図3】図1に示した半導体記憶装置の一製造工程を示
す図である。
【図4】図1に示した半導体記憶装置の一製造工程を示
す図である。
【図5】図1に示した半導体記憶装置の一製造工程を示
す図である。
【図6】図1に示した半導体記憶装置の一製造工程を示
す図である。
【図7】図1に示した半導体記憶装置の一製造工程を示
す図である。
【図8】図1に示した半導体記憶装置の一製造工程を示
す図である。
【図9】図1に示した半導体記憶装置の一製造工程を示
す図である。
【図10】図1に示した半導体記憶装置の一製造工程を
示す図である。
【図11】図10に示した半導体記憶装置のX─X矢視
断面図である。
【図12】図1に示した半導体記憶装置の一製造工程を
示す図である。
【図13】従来の半導体記憶装置であるDRAMの断面
構造図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 3 ゲート酸化膜 4a ゲート電極 4b ワード線 6a,6b 不純物領域 7 下部電極 8a,8b 絶縁膜 16 誘電体膜 17 上部電極 18 絶縁膜 20 導電膜 22 キャパシタ 21 トランジスタ 30 酸化膜 31 窒化膜 32 絶縁膜 34 ビット線絶縁膜 33 溝部 35 コンタクト孔 36 ソース・ドレインコンタクト領域 37a ポリシリコン膜 37 ビット線 38,40 絶縁膜 39,43 ソース・ドレイン領域 42 シリコンエピタキシャル膜 44 ゲート酸化膜 45 ワード線 46 絶縁膜 47 下部電極コンタクト 48 下部電極 49 誘電体膜 50 上部電極 51 下部電極間隔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、半導体記憶装置の高集積化に伴
って平面的に見たメモリセルの占有する面積が縮小され
てもキャパシタの電極面積を縮小することなく、十分な
キャパシタ容量を得ることのできる高集積化に対応した
メモリセル構造の半導体記憶装置を得ることを目的とし
ており、更に、この装置の製造方法を提供することを目
的とする。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板の一方主面に形成されたビット線と、 前記半導体基板の一方主面上であって前記ビット線の直
    上以外のところに形成された前記主面に対して垂直な側
    面を有する半導体領域と、 前記半導体領域の側面に前記半導体基板の一方主面と垂
    直方向にチャネルを形成し、一方電極を前記ビット線に
    接続したトランジスタと、 前記トランジスタの制御電極に接続したワード線と、 前記半導体領域上に形成され一方電極を前記トランジス
    タの他方電極に接続したキャパシタと、 を備えた半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板を準備する工程と、 前記半導体基板の一方主面にビット線を形成する工程
    と、 前記半導体基板の一方主面に対して垂直な側面を有する
    半導体領域を前記主面上であって前記ビット線の直上以
    外のところに形成する工程と、 前記半導体基板の一方主面と垂直方向にチャネルを有
    し、一方電極を前記ビット線に接続したトランジスタを
    前記半導体領域の側面に形成する工程と、 前記トランジスタの制御電極に接続したワード線を形成
    する工程と、 一方電極を前記トランジスタの他方電極に接続したキャ
    パシタを前記半導体領域上に形成する工程と、 を備えた半導体記憶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記トランジスタを形成する工程におい
    て、 前記半導体基板上に前記トランジスタの一方電極を形成
    し、 前記トランジスタの一方電極上に前記半導体領域を形成
    し、 前記半導体領域の上面に前記トランジスタの他方電極を
    形成し、 前記半導体領域の側面にゲート絶縁膜を形成し、 前記ゲート絶縁膜に沿ってゲート電極を形成することを
    特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置の製造方法。
JP3232862A 1991-09-12 1991-09-12 半導体記憶装置及びその製造方法 Pending JPH0575059A (ja)

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