JPH0754628A - 筒内燃料噴射式2サイクルエンジンの潤滑装置 - Google Patents

筒内燃料噴射式2サイクルエンジンの潤滑装置

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JPH0754628A
JPH0754628A JP5217995A JP21799593A JPH0754628A JP H0754628 A JPH0754628 A JP H0754628A JP 5217995 A JP5217995 A JP 5217995A JP 21799593 A JP21799593 A JP 21799593A JP H0754628 A JPH0754628 A JP H0754628A
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JP
Japan
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oil
air
chamber
engine
lubricating oil
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JP5217995A
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Inventor
Takeshi Ito
健 伊藤
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE69414358T priority patent/DE69414358T2/de
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M3/00Lubrication specially adapted for engines with crankcase compression of fuel-air mixture or for other engines in which lubricant is contained in fuel, combustion air, or fuel-air mixture
    • F01M3/02Lubrication specially adapted for engines with crankcase compression of fuel-air mixture or for other engines in which lubricant is contained in fuel, combustion air, or fuel-air mixture with variable proportion of lubricant to fuel, lubricant to air, or lubricant to fuel-air-mixture
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M1/00Pressure lubrication
    • F01M1/16Controlling lubricant pressure or quantity
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/025Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N2230/00Signal processing
    • F16N2230/02Microprocessor; Microcomputer
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N2270/00Controlling
    • F16N2270/20Amount of lubricant
    • F16N2270/30Amount of lubricant intermittent

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンにおける各所の潤滑がそれぞれ十分
に行われるようにして、これら各所の寿命を向上させ
る。 【構成】 クランクケース80内にリード弁131を介
し外部空気60を吸入して予圧縮させる。この空気60
を燃焼室105に送り込み、この空気60に燃料31を
噴射して燃焼させる筒内燃料噴射式2サイクルエンジン
である。シリンダ95とピストン97との摺接部と、ク
ランク軸85と連接棒98との連結部とに対し直接的に
潤滑油55を供給する直接給油装置157を設ける。上
記リード弁131よりも上記空気60の上流側でこの空
気60に潤滑油55を供給する間接給油装置158を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等に用いられ
る筒内燃料噴射式2サイクルエンジンの潤滑装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】2サイクルエンジンには、従来より、ク
ランクケース内にリード弁を介し外部空気を吸入して予
圧縮させ、この空気を燃焼室に送り込んで、この空気に
燃料を噴射して燃焼させるようにした筒内燃料噴射式の
ものがある。
【0003】また、上記構成において、シリンダとピス
トンとの摺接部や、クランク軸と連接棒との連結部に直
接的に潤滑油を供給する直接給油装置が設けられ、この
給油により、上記摺接部や連結部の潤滑を行うようにし
たものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な筒内燃料噴射式では、リード弁を通りクランクケース
内に至る吸気は空気だけであって、燃料が含まれないこ
とから、上記リード弁に対する潤滑が不足し、また、ク
ランクケース内の例えば、ピストンと連接棒との連結部
に対する潤滑が不足しがちとなる。
【0005】しかも、上記した直接給油装置によって
は、同上リード弁や、ピストンと連接棒との連結部に対
し潤滑油を供給することは極めて困難であって、上記従
来構成では、上記リード弁と、上記連結部とには潤滑油
の供給はなされていない。このようなことから、上記従
来構成においては、上記リード弁等の寿命が低下すると
いう問題を有している。
【0006】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、エンジンにおける各所の潤滑がそれ
ぞれ十分に行われるようにして、これら各所の寿命を向
上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の特徴とするところは、クランクケース内に
リード弁を介し外部空気を吸入して予圧縮させ、この空
気を燃焼室に送り込み、この空気に燃料を噴射して燃焼
させる筒内燃料噴射式2サイクルエンジンにおいて、シ
リンダとピストンとの摺接部と、クランク軸と連接棒と
の連結部とに対し直接的に潤滑油を供給する直接給油装
置と、上記リード弁よりも上記空気の上流側でこの空気
に潤滑油を供給する間接給油装置とを設けた点にある。
【0008】上記の場合、直接給油装置と、間接給油装
置とによる潤滑油の供給の制御を互いに独立して行わせ
るようにしてもよい。
【0009】
【作 用】上記構成による作用は次の如くである。
【0010】クランクケース80内にリード弁131を
介し外部空気60を吸入して予圧縮させ、この空気60
を燃焼室105に送り込み、この空気60に燃料31を
噴射して燃焼させる筒内燃料噴射式2サイクルエンジン
において、シリンダ95とピストン97との摺接部と、
クランク軸85と連接棒98との連結部とに対し直接的
に潤滑油55を供給する直接給油装置157を設けてあ
る。
【0011】このため、上記直接給油装置157によ
り、潤滑を特に必要とするシリンダ95とピストン97
との摺接部と、クランク軸85と連接棒98との連結部
とに対して潤滑油55が確実に供給される。
【0012】しかも、上記構成に加えて、リード弁13
1よりも吸入空気60の上流側でこの空気60に潤滑油
55を供給する間接給油装置158を設けてある。
【0013】このため、上記空気60に供給された潤滑
油55はクランクケース80内に吸入されるときにリー
ド弁131を潤滑し、かつ、クランクケース80内に吸
入されたときに、上記潤滑油55が飛散して、ピストン
97と連接棒98との連結部をも潤滑する。
【0014】上記の場合、直接給油装置157と、間接
給油装置158とによる潤滑油55の供給の制御を互い
に独立して行わせるようにしてもよい。
【0015】このようにすれば、直接給油装置157と
間接給油装置158のうちの一方に対する制御が他方の
制御に影響されないで行われることから、潤滑すべき各
所に対し、上記各装置157,158によりそれぞれ適
量の潤滑油55を供給させることができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0017】(実施例1)
【0018】図1から図22は、実施例1を示してい
る。
【0019】図2から図9において、図中符号1は自動
車で、この自動車1は車体2、車体フレーム3、左右前
輪4,4および左右後輪5,5を有している。なお、図
中矢印Frは自動車1の前方を示し、下記する左右と
は、上記前方に向っての方向をいうものとする。
【0020】上記車体2の前部にはエンジン7が配設さ
れ、このエンジン7は前後ブラケット8,9や、その他
のブラケットにより上記車体フレーム3に支持されてい
る。上記エンジン7は第1〜第3気筒10〜12を備え
た並列3気筒の2サイクルエンジンである。上記エンジ
ン7の左端には動力伝達装置13が連設され、上記エン
ジン7の動力は上記動力伝達装置13を介し上記前輪4
と後輪5の少なくとも一方に伝達されて、自動車1が走
行可能とされている。
【0021】上記エンジン7の後面に吸気マニホールド
15が突設され、この吸気マニホールド15の突出端に
スロットル弁16が取り付けられている。一方、上記エ
ンジン7の左側上方にエアクリーナ17が配設され、こ
のエアクリーナ17から前方に向って第1吸気管18が
延出し、上記スロットル弁16とエアクリーナ17とが
第2吸気管19で連結されている。
【0022】上記スロットル弁16の下流側には空圧セ
ンサー20が設けられている。
【0023】上記エンジン7の前面に排気マニホールド
21が突設されている。この排気マニホールド21の突
出端に第1排気管22の前端が連結され、この第1排気
管22の後端側は上記エンジン7の下方を通って後方に
延びている。この第1排気管22の後端に触媒23、第
1マフラ24、および第2マフラ25,25が順次連結
されている。更に、上記第2マフラ25の後端に第2排
気管26と第3マフラ27とが順次連結されている。ま
た、上記第2排気管26の前後中途部から左側方に向っ
て分岐管28が突設されている。
【0024】上記の場合、第1排気管22の内面には触
媒が担持されている。また、上記触媒23には温度セン
サー29が取り付けられている。
【0025】上記エンジン7に燃料31を供給する燃料
供給装置32が設けられている。この燃料供給装置32
は車体2の後部に設けられる燃料タンク33を備え、こ
の燃料タンク33内に電動式の燃料ポンプ34が設置さ
れている。一方、上記第1〜第3気筒10〜12にそれ
ぞれ燃料噴射弁36が取り付けられている。上記燃料ポ
ンプ34から吐出される燃料31を上記燃料噴射弁36
に順次供給する燃料供給管39が設けられ、この燃料供
給管39の中途部に燃料フィルタ40が介設されてい
る。上記燃料噴射弁36に供給した後の残りの燃料31
を上記燃料タンク33に戻す燃料戻し管41が設けら
れ、この燃料戻し管41の中途部に差圧レギレータ42
が介設されている。
【0026】上記エンジン7の右側にエアーポンプ45
が設けられている。このエアーポンプ45の吸入口に上
記エアクリーナ17が空気吸入管46によって連結さ
れ、この空気吸入管46の中途部にサイレンサ47が介
設されている。上記エアーポンプ45から吐出される圧
縮空気48を上記燃料噴射弁36に順次供給する空気吐
出管49が設けられている。また、上記第1〜第3燃料
噴射弁36〜38に供給した後の残りの圧縮空気48を
前記第1排気管22の後端内に戻す空気戻し管50が設
けられ、この空気戻し管50の中途部に上記差圧レギレ
ータ42が介設されている。
【0027】上記第1〜第3気筒10〜12にはそれぞ
れ点火プラグ53が設けられている。
【0028】上記エンジン7に潤滑油55を供給する潤
滑装置56が設けられている。この潤滑装置56は、潤
滑油55を所定部位に供給する油ポンプ装置57と、潤
滑油55を貯留してこの潤滑油55を上記油ポンプ装置
57に供給する油タンク58とを有している。
【0029】図8と図9において、上記エンジン7の後
面側に水ポンプ62が取り付けられ、この水ポンプ62
は上記エンジン7によって駆動させられる。上記水ポン
プ62の吐出口から吐出される冷却水63はエンジン7
内を通ってこのエンジン7を冷却する。この後、同上冷
却水63はサーモスタット64と水送り管65を介しラ
ジエータ66に送り込まれ、ここで空冷された後、水戻
し管67を通り、上記水ポンプ62の吸入口に戻され、
上記したように再び吐出される。
【0030】特に、図3と図5において、上記エンジン
7が駆動すれば、空気60が前記第1吸気管18、エア
クリーナ17、第2吸気管19、スロットル弁16、お
よび吸気マニホールド15を順次通ってエンジン7に吸
入される。一方、各燃料噴射弁36により、燃料31が
圧縮空気48と共にエンジン7内に噴射され、これが点
火プラグ53により点火されて、燃焼に供される。この
燃焼により生じた排気68は上記排気マニホールド2
1、第1排気管22、触媒23、第1マフラ24、第2
マフラ25、第2排気管26、および第3マフラ27を
順次通って排出される。
【0031】上記の場合、エアーポンプ45による圧縮
空気48の生成には、上記エアクリーナ17により濾過
された後の空気60の一部が用いられる。また、各燃料
噴射弁36により噴射される燃料31と、圧縮空気48
の各圧力とは前記差圧レギレータ42により適正に調整
される。
【0032】図6から図8において、上記エンジン7の
右側にはパワーステアリング用の油ポンプ70、ブレー
キ用の真空ポンプ71、および空調用のコンプレッサ7
2が設けられ、これら、および前記エアーポンプ45は
ベルト動伝機構73を介し上記エンジン7により駆動さ
れ、その各回転方向は図中一点鎖線矢印の方向である。
74はアイドラーである。
【0033】図8において、上記エンジン7の後面側に
上記真空ポンプ71に連動するオルタネータ76が設け
られている。また、77はスタータモータである。
【0034】図10から図19において、前記エンジン
7はクランクケース80を有し、このクランクケース8
0は上ケース81と下ケース82とに上下二分割され
て、互いに着脱自在に締結されている。上記クランクケ
ース80内のクランク室83に左右に延びるクランク軸
85が収容されている。このクランク軸85の右端は前
記ベルト動伝機構73を介し油ポンプ70や真空ポンプ
71等に連結されている。
【0035】上記クランク軸85はクランク主軸86、
三対のクランクアーム87、各一対のクランクアーム8
7にそれぞれ架設されるクランクピン88とで構成さ
れ、上記クランク主軸86が第1〜第4軸受90〜93
により上記上ケース81と下ケース82の互いの接合面
間に支承されている。
【0036】前記第1〜第3気筒10〜12に対応し
て、上記上ケース81から上方に向って左右三つのシリ
ンダ95が互いに一体的に突設され、上記各シリンダ9
5にそれぞれシリンダ孔96が形成されている。上記各
シリンダ孔96にそれぞれピストン97が上下摺動自在
に嵌入され、これら各ピストン97と、これに対応する
クランクピン88との間にそれぞれ連接棒98が介設さ
れている。この連接棒98の大端部99は上記クランク
ピン88に連結され、同上連接棒98の小端部101は
ピストンピン102を介して上記ピストン97に連結さ
れている。
【0037】上記シリンダ95の上端にはシリンダヘッ
ド104が取り付けられ、このシリンダヘッド104、
上記シリンダ95、およびピストン97で囲まれた空間
が燃焼室105となっている。前記燃料噴射弁36と点
火プラグ53とは上記シリンダヘッド104に着脱自在
に取り付けられ、特に、図11で示すように上記燃料噴
射弁36のノズル106と、点火プラグ53の放電部1
07とが上記燃焼室105に臨んでいる。
【0038】図10、図11、図15から図17におい
て、上記下ケース82の下面側を覆うバランサケース1
10が設けられ、このバランサケース110は上記下ケ
ース82に着脱自在に締結されている。
【0039】上記下ケース82とバランサケース110
との間の空間がバランサ室111であり、このバランサ
室111に左右に延びるバランサ軸112が収容されて
いる。このバランサ軸112は左軸受113と右軸受1
14によって上記下ケース82とバランサケース110
の互いの接合面間に支承されている。上記クランクケー
ス80、シリンダ95、およびバランサケース110の
各右側壁を外方から覆うサイドカバー116が設けら
れ、このサイドカバー116内がギヤ室117とされて
いる。
【0040】上記クランク軸85の右端に駆動歯車11
8が取り付けられている。一方、上記バランサ軸112
の右端に従動歯車119が取り付けられ、これら駆動歯
車118と従動歯車119は上記ギヤ室117に収容さ
れて互いに噛合している。そして、上記バランサ軸11
2は上記駆動歯車118と従動歯車119を介し、上記
クランク軸85に連動する。
【0041】上記の場合、従動歯車119は上記バラン
サ軸112の右端に固定される基部120と、上記駆動
歯車118に噛合する歯車本体121と、これら基部1
20と歯車本体121との間に介在するゴム製の円環状
緩衝体122と、この緩衝体122を基部120に支持
させるピン123とで構成されている。
【0042】上記ギヤ室117側とクランク室83側と
の間で潤滑油55が流動することを阻止するクランク軸
シール124と、同上ギヤ室117側からバランサ室1
11側に潤滑油55が流入することを阻止するバランサ
軸シール125とが設けられている。
【0043】図7、図8、および図10において、上記
クランク軸85の左端にはフライホイール126が締結
され、上記クランク軸85の動力は上記フライホイール
126を介し前記動力伝達装置13の入力側に伝えられ
るようになっている。
【0044】上記動力伝達装置13のミッションケース
128と、上記サイドカバー116とは、それぞれ上記
クランクケース80の上ケース81と下ケース82、シ
リンダ95、およびバランサケース110に跨って締結
されており、このため、これらの剛性が互いに高められ
ている。
【0045】図11と図12において、上記クランクケ
ース80の後壁には第1〜第3気筒10〜12毎に吸気
ポート129が形成され、こられ各吸気ポート129の
開口縁に前記吸気マニホールド15の前端がボルト13
0により着脱自在に締結されている。上記各吸気ポート
129にそれぞれリード弁131が設けられている。
【0046】上記リード弁131は上記クランクケース
80の後壁と、吸気マニホールド15の前端との間に挟
まれて上記クランクケース80に締結されるフランジ1
32と、このフランジ132からクランク室83に向っ
て一体的に突出する弁本体133とを備えている。この
弁本体133は平面断面が三角形をなし、上下に長く延
びている。この弁本体133の左右側壁にそれぞれ上下
三つの弁孔134が形成されている。また、これら弁孔
134を開閉させる薄板の弾性リード135が設けら
れ、このリード135は上記弁本体133に片持支持さ
れ、このリード135は自由状態で上記各弁孔134を
弾性的に閉じている。
【0047】図12から図14において、上記各シリン
ダ孔96の周りで、クランク室83から燃焼室105に
向って延びる三つの掃気通路138がシリンダ95に形
成されている。
【0048】上記各燃焼室105からシリンダ95の前
方に向って貫通する排気通路140が形成されている。
一方、前記排気マニホールド21は第1〜第3気筒10
〜12に対応して設けられる第1〜第3短管141〜1
43を有し、これら第1〜第3短管141〜143の各
後端はこれらに対応する各排気通路140の開口縁に締
結されている。また、同上第1〜第3短管141〜14
3の各前端は前下方に向って側面視円弧状に折り曲げら
れ、かつ、集合管144に連結されて互いに集合させら
れている。そして、この集合管144に前記第1排気管
22の前端が連結されている。
【0049】エンジン7の駆動時において、図18と図
19とで示す下死点の状態から、ピストン97がシリン
ダ孔96を上昇するときが吸入、圧縮過程であり、この
過程では、クランク室83が負圧になって、リード13
5が撓むことによりリード弁131が開弁する。する
と、上記第2吸気管19、スロットル弁16、吸気マニ
ホールド15、およびリード弁131を順次通して空気
60がクランク室83に吸入され、一方、これと同時
に、燃焼室105内に予め吸入されていた空気60が、
上昇するピストン97によって圧縮される。
【0050】図11で示すピストン97の上死点の付近
で、上記燃焼室105内で圧縮された空気60に対し、
燃料噴射弁36により燃料31と圧縮空気48とが噴射
され、燃焼室105内に混合気が生成される。この状態
から上記ピストン97が下降するときが爆発、掃気過程
であり、この過程で、上記燃焼室105内の混合気が前
記点火プラグ53の放電によって燃焼させられ、このと
きの圧力でピストン97が押し下げられる。
【0051】上記ピストン97の下降で前記したように
クランク室83に吸入されていた空気60が圧縮され、
リード弁131が閉動作する。そして、上記ピストン9
7が更に下降することで、上記クランク室83の空気6
0が更に圧縮され、つまり、予圧縮される。
【0052】上記ピストン97が下降する途中で、ま
ず、排気通路140が開き、これを通って、上記燃焼に
よる燃焼ガスが排気68として排出される。ここから更
にピストン97が下降すると、各掃気通路138が開
く。すると、上記したようにクランク室83で予圧縮さ
れた空気60が掃気通路138を通って燃焼室105に
流入する。そして、この空気60が上記燃焼室105に
残留している上記燃焼ガスの一部を排気通路140へ押
し出す。また、これと共に、上記空気60が上記燃焼室
105に充満し、前記図18と図19とで示した下死点
の状態に戻る。
【0053】ここから、上記ピストン97が再び上昇
し、以下、前記した各過程が繰り返されて、クランク軸
85が各図中矢印で示す方向に回転し、このクランク軸
85を通してエンジン7が動力を出力する。
【0054】図18と図19とで示すように、ピストン
97が下死点に達したとき、クランクアーム87にピス
トン97のスカート下縁が接触しないよう、これらの互
いの対向面にそれぞれ面取り87a,97aが形成さ
れ、ピストン97の下降が十分大きく採れることとされ
ている。
【0055】図10から図12において、シリンダ95
の周壁には水ジャケット147が形成されている。前記
第1気筒10におけるシリンダ95の後壁に上記水ジャ
ケット147に連通する水入口148が形成され、この
水入口148に前記水ポンプ62の吐出口が連結されて
いる。一方、前記第3気筒12におけるシリンダヘッド
104の前後ほぼ中央で左側壁に前記水送り管65に連
通する水出口が形成されている。また、上記水入口14
8に対面する水ジャケット147の内壁面には肉盛部1
46が一体成形され、この肉盛部146により上記水ジ
ャケット147の内壁面が他に比べて偏って過冷却され
ることが防止されている。
【0056】そして、前記したようにエンジン7が駆動
するとき、これに連動する水ポンプ62により、冷却水
63が上記水ジャケット147に送り込まれて、シリン
ダ95やシリンダヘッド104が冷却される。
【0057】図7、図12、図13、および図20にお
いて、シリンダ孔96に開口する前記各排気通路140
の排気ポート149の上縁位置を上下可変として、排気
時期を調整する排気バルブ150が設けられている。
【0058】この排気バルブ150につき説明すると、
上記シリンダ95の外部から上記排気ポート149の上
部に向って貫通する弁孔151がシリンダ95に形成さ
れている。上記弁孔151に弁体152がその軸心回り
に回転自在に支承されている。この弁体152において
上記排気ポート149に臨む部分は断面が半円形とされ
ている。
【0059】上記弁体152にはプーリー153が取り
付けられ、このプーリー153はワイヤー154により
サーボモータに連結されている。
【0060】そして、エンジン7の低、中速回転時に
は、これを検出したセンサーの信号に基づき、制御装置
を介して上記サーボモータが駆動させられ、これによ
り、図13と図20中仮想線で示すようにワイヤー15
4とプーリー153を介し弁体152が回転させられ
る。すると、上記排気ポート149の上縁位置が下方に
変位させられて、その分、排気時期が遅延させられる。
【0061】一方、エンジン7の高速回転時には、同上
サーボモータ等により、図13中実線と、図20中破線
とで示すように弁体152が回転させられる。すると、
上記とは逆の作用により、排気ポート149の上縁位置
が上方に変位させられて、その分、排気時期が早められ
る。
【0062】このようにして、エンジン7の回転速度に
見合うよう排気時期が調整され、これにより、エンジン
性能が高められている。
【0063】図1、図5、図10、図11、図14から
図16において、前記潤滑装置56についてより詳しく
説明する。
【0064】上記潤滑装置56は直接給油装置157と
間接給油装置158とを有している。
【0065】上記直接給油装置157は前記油ポンプ装
置57の一部を構成する三つの第1油ポンプ159を有
し、これら各第1油ポンプ159の吐出口はそれぞれ第
1油路160により前記シリンダ95とピストン97の
摺接部に連通し、この摺接部に油タンク58の潤滑油5
5がそれぞれ供給される。
【0066】また、同上直接給油装置157は上記油ポ
ンプ装置57の一部を構成する三つの第2油ポンプ16
2を有し、これら各第2油ポンプ162の吐出口は第2
油路163により前記第2〜第4軸受91〜93に連通
し、これら軸受に油タンク58の潤滑油55がそれぞれ
供給される。
【0067】図10で示すように、上記各第2油路16
3は、上記第2〜第4軸受91〜93と、クランク軸8
5に形成された第3油路164とを通し、クランクピン
88と連接棒98の大端部99との連結部に連通し、こ
の連結部にも潤滑油55が供給される。
【0068】図1において、前記間接給油装置158は
上記油ポンプ装置57の一部を構成する三つの第3油ポ
ンプ166を有し、これら各第3油ポンプ166の吐出
口はそれぞれ第4油路167により前記リード弁131
よりも吸入空気60の上流側たる前記吸気マニホールド
15の下流端上部に連通し、上記吸気マニホールド15
内に向って油タンク58の潤滑油55が供給される。
【0069】この場合、前記したようにリード弁131
の弁本体133は縦長であって、この弁本体133の左
右側面にリード135が当接している。このため、上記
潤滑油55は、まず、上記弁本体133とリード135
の当接部の上部に注がれた後、同上当接部を流下して、
これを全体的に潤滑する。そして、この潤滑油55によ
り、リード弁131の開閉時に、リード135が弁本体
133に衝突するときの衝撃が緩衝される。
【0070】また、上記潤滑油55がリード弁131を
通り、クランク室83に吸入されたとき、上記潤滑油5
5が飛散してピストン97と連接棒98の連結部をも潤
滑する。
【0071】上記直接給油装置157と間接給油装置1
58とは電子的な制御装置169によって互いに独立し
て制御される。また、それぞれ三つの第1〜第3油ポン
プ159,162,166も全ての各ポンプ毎に個々に
独立して同上制御装置169によって制御される。な
お、これらポンプはいずれもソレノイド駆動式のプラン
ジャポンプである。
【0072】これにより、潤滑すべき各所に対しそれぞ
れ適量の潤滑油55が供給される。例えば、第2軸受9
1と第4軸受93よりも、これらの間に位置する第3軸
受92の方が高温になり易いため、この第3軸受92に
より多くの潤滑油55が供給される。
【0073】図1中、各170はそれぞれ油圧センサー
で、これは各ポンプの吐出圧を検出して、その検出信号
を上記制御装置169に出力する。
【0074】図21と図22において、制御装置169
による第1〜第3油ポンプ159,162,166の具
体的な制御につき説明する。
【0075】なお、上記図21は上記制御装置169の
フローチャートを示し、図中(P‐1)〜(P‐15)
はプログラムの各ステップを示している。
【0076】まず、上記制御装置169をオンし(P‐
1)、初期設定をする(P‐2)。次に、制御装置16
9に設けられたタイマーにより、エンジン7が長期(例
えば、500時間)に放置されていたか否かが判断され
る(P‐3)。
【0077】この(P‐3)で、エンジン7の放置が長
期でないと判断されれば、上記各ポンプを通常始動させ
る(P‐4)。つまり、これら各ポンプを1回から数回
始動させ、エンジン7の始動に先立って、いくらかの潤
滑油55を各部に供給し、上記始動をし易くさせる。
【0078】一方、同上(P‐3)で、エンジン7の放
置が長期であると判断されれば、上記各ポンプを長期放
置始動させる(P‐5)。つまり、上記(P‐4)の場
合よりも、より多くの回数だけ上記各ポンプを始動さ
せ、より多くの潤滑油55を供給する。
【0079】次に、第1油ポンプ159と第2油ポンプ
162を駆動させる(P‐6)。この際、これら第1油
ポンプ159と第2油ポンプ162による潤滑油55の
吐出圧が、これらポンプに対応する各油圧センサー17
0でそれぞれ検出され、この検出信号が制御装置169
に入力される。そして、上記吐出圧が所定値に達しない
ときは、上記制御装置169において、上記ポンプ15
9,162が故障であると判断され(P‐7)、故障表
示がなされる(P‐8)。
【0080】一方、上記吐出圧が、所定値に達したとき
は、同上制御装置169において、上記ポンプ159,
162は故障でないと判断され(P‐7)、エンジン7
が始動させられる(P‐9)。
【0081】上記エンジン7の始動後にスロットル弁1
6に空気60の流れがあるか否かが判断される(P‐1
0)。つまり、空圧センサー20の検出信号により、吸
気マニホールド15内の負圧が所定値以上であれば、第
3油ポンプ166が駆動させられる(P‐11)。
【0082】この際、上記(P‐7)(P‐8)と同じ
ように、第3油ポンプ166が故障か否かが判断され
(P‐12)、故障のときは故障表示され(P‐1
3)、故障でなければ、その後、エンジン7等各機器
が、通常制御される(P‐14)。
【0083】上記各油ポンプの制御は図22で示すマッ
プにより行われる。
【0084】即ち、各油ポンプはエンジン7の回転数が
多くなるに従い、また、スロットル弁16のスロットル
開度が大きくなるに従い潤滑油55の供給量が多くなる
よう駆動される。
【0085】上記の場合、エンジン7の回転数の増加に
対する第1〜第3油ポンプ159,162,166の供
給量の増加の傾斜角をα,β,γで示すと、α<β<γ
の関係にある。
【0086】また、スロットル開度の増加に対する第1
〜第3油ポンプ159,162,166の供給量の増加
の傾斜角をα′,β′,γ′で示すと、α′>β′>
γ′の関係にある。
【0087】図1、図11、および図16において、前
記間接給油装置158は、前記第3油ポンプ166と第
4油路167の他にも、次の構成を有している。
【0088】即ち、上記間接給油装置158は、下ケー
ス82に形成される第5油路172を有し、この第5油
路172の一端はクランク室83の底部に開口し、他端
は後下方に延びて、同上クランク室83の後面に開口し
ている。また、この開口に一端が連結され他端が吸気マ
ニホールド15の前端を貫通して上方に延出する油管1
73が設けられている。この油管173の延出端はリー
ド弁131よりも空気60の上流側で、同上リード弁1
31の上部に対応するよう配設されている。
【0089】そして、上記クランク室83の底部に溜っ
た潤滑油55が、このクランク室83と吸気マニホール
ド15内との差圧により、第5油路172と油管173
とを介し上記リード弁131の上部に吸引されて供給さ
れる。また、上記潤滑油55はクランク室83に吸入さ
れたとき、飛散してピストン97と連接棒98の連結部
をも潤滑する。
【0090】図6、図8、図10、図11、および図1
5から図17において、前記バランサ室111の後側に
油室176が形成され、この油室176の右端は前記ギ
ヤ室117に連通している。上記油室176とギヤ室1
17の各底部にギヤ油175が溜められ、このギヤ油1
75に従動歯車119の下部が油浴させられて、駆動歯
車118と従動歯車119の噛合部が潤滑させられる。
【0091】また、上記従動歯車119と駆動歯車11
8により掻き上げられたギヤ油175の一部が前記第1
軸受90に供給されて、これが潤滑させられる。
【0092】上記従動歯車119の後面に沿って延びる
バッフル板177がバランサケース110とサイドカバ
ー116に一体成形され、上記バッフル板177の下部
に小さい連通孔178が形成されている。
【0093】上記バッフル板177は従動歯車119や
駆動歯車118が無用に多量のギヤ油175を掻き上げ
ることを防止し、連通孔178が上記従動歯車119側
に適量のギヤ油175を供給する。
【0094】特に、図6で示すように、エンジン7の後
側にトロコイド式の電動油ポンプ180が設けられてい
る。この電動油ポンプ180の吸入口に吸入油管181
を介して上記油室176の底部が連結されている。同上
電動油ポンプ180の吐出口は吐出油管182を介して
前記真空ポンプ71に連結され、この真空ポンプ71に
油室176のギヤ油175が供給されて同上真空ポンプ
71が潤滑される。
【0095】特に図17において、上記真空ポンプ71
の排気空気184を、この排気空気184に含まれるギ
ヤ油175から分離して排出するブリーザ室185が設
けられている。
【0096】上記クランクケース80の後部には上第1
室〜上第4室186〜189が形成され、これらは左右
に並設されている。これら上第1室〜上第4室186〜
189のうち上第2室187と上第4室189はそれぞ
れ前記リード弁131を収容する部分であり、これら上
第2室187と上第4室189から外れた部分の空間が
上記上第1室186や上第3室188とされて、これら
186,188は上記ブリーザ室185の一部を構成し
ている。また、上記上第1室〜上第3室186〜188
の下方で下第1室〜第4室190〜193が同上クラン
クケース80の後部に形成され、これら下第1室〜第4
室190〜193も左右に並設されている。
【0097】上記上第1室186の天井壁には入口管1
95が取り付けられ、この入口管195に上記真空ポン
プ71の排出口が排出空気管196により連結されてい
る。上記した上第1室186を下第1室190に連通さ
せる第1空気路198が設けられている。
【0098】上記下第1室190と下第2室191は下
部同士が連通し、下第2室191と下第3室192は上
部同士が連通し、下第3室192と下第4室193とは
下部同士が連通している。また、上記下第4室193は
上第3室188に第2空気路199により連通し、上第
3室188の天井壁に第3空気路200が形成されて、
この第3空気路200はエンジン7の外部に開口してい
る。
【0099】上記上第1室186を油室176の底部に
連通させる第1油流下路201が設けられ、下第1室1
90と下第3室192を同上油室176に連通させる第
2油流下路202と第3油流下路203が設けられる。
更に、上第3室188を油室176の底部に連通させる
第4油流下路204が設けられている。
【0100】上記真空ポンプ71が駆動し、ギヤ油17
5を含んだ排気空気184が上記排出空気管196と入
口管195を通し上記ブリーザ室185に送り込まれる
とき、上記排気空気184は図17中仮想線で示すよう
に各室を上下動を繰り返しながら、流動して第3空気路
200を通り排出される。
【0101】そして、上記排気空気184の上下動の繰
り返しで、これに含まれたギヤ油175が上記排気空気
184から慣性分離され、このギヤ油175は第1〜第
4油流下路201〜204を通り流下して、油室176
に溜められる。
【0102】なお、以上は図示の例によるが、前記第5
油路172と油管173はなくてもよい。また、三つの
第1油ポンプ159を一つの第1油ポンプ159とし、
この第1油ポンプ159により第1油路160を介し各
第1〜第3気筒10〜12に潤滑油55を供給するよう
にしてもよい。また、これは第2油ポンプ162や第3
油ポンプ166についても同じである。
【0103】(実施例2)
【0104】図23は、実施例2を示している。
【0105】これによれば、油管173の中途部に電磁
式の油ポンプ207と、チェック弁208とが介設され
ており、上記油ポンプ207は制御装置169によりオ
ン、オフ制御され、これにより、潤滑油55の供給量が
調整される。
【0106】なお、図中仮想線で示すように、上記油ポ
ンプ207の吐出側を第6油路209により、リード弁
131の上流側近傍に連結して、このリード弁131の
上部側から潤滑油55を供給するようにしてもよい。
【0107】他の構成や作用は前記実施例1と同様であ
り、図中共通する構成については共通の符号を付してそ
の説明を省略する。
【0108】(実施例3)
【0109】図24は、実施例3を示している。
【0110】これによれば、第3油ポンプ166は単一
設けられ、その吐出口はスロットル弁16に接続されて
いる。
【0111】他の構成や作用は前記実施例1と同様であ
り、図中共通する構成については共通の符号を付してそ
の説明を省略する。
【0112】
【発明の効果】この発明によれば、クランクケース内に
リード弁を介し外部空気を吸入して予圧縮させ、この空
気を燃焼室に送り込み、この空気に燃料を噴射して燃焼
させる筒内燃料噴射式2サイクルエンジンにおいて、シ
リンダとピストンとの摺接部と、クランク軸と連接棒と
の連結部とに対し直接的に潤滑油を供給する直接給油装
置を設けてある。
【0113】このため、上記直接給油装置により、潤滑
を特に必要とするシリンダとピストンとの摺接部と、ク
ランク軸と連接棒との連結部とに対して潤滑油が確実に
供給され、これら摺接部や連結部が十分に潤滑されて、
これらの寿命が向上する。
【0114】しかも、上記構成に加えて、リード弁より
も吸入空気の上流側でこの空気に潤滑油を供給する間接
給油装置を設けてある。
【0115】このため、上記空気に供給された潤滑油は
クランクケース内に吸入されるときにリード弁を潤滑
し、かつ、クランクケース内に吸入されたときに、上記
潤滑油が飛散してピストンと連接棒との連結部をも潤滑
する。
【0116】よって、前記直接給油装置だけでは潤滑で
きない部分が、上記間接給油装置により潤滑されること
となって、各部の寿命が向上する。
【0117】上記の場合、直接給油装置と、間接給油装
置とによる潤滑油の供給の制御を互いに独立して行わせ
るようにしてもよい。
【0118】このようにすれば、直接給油装置と間接給
油装置のうちの一方に対する制御が他方の制御に影響さ
れないで行われることから、潤滑すべき各所に対し上記
各装置によりそれぞれ適量の潤滑油を供給させることが
できる。
【0119】よって、上記各所の寿命の向上が達成さ
れ、また、これと共に、潤滑油の過多でエンジンの排気
に白煙が生じるということが防止され、エンジンに対す
る適正な潤滑が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で、潤滑装置の全体線図である。
【図2】実施例1で、自動車の全体右側面図である。
【図3】実施例1で、自動車の全体平面図である。
【図4】実施例1で、自動車の全体正面図である。
【図5】実施例1で、図3の部分拡大図である。
【図6】実施例1で、図2の部分拡大図である。
【図7】実施例1で、図4の部分拡大図である。
【図8】実施例1で、エンジンの背面図である。
【図9】実施例1で、エンジンの左側面部分破断図であ
る。
【図10】実施例1で、図7の縦断面図である。
【図11】実施例1で、図10の11‐11線矢視断面
図である。
【図12】実施例1で、図11の12‐12線矢視断面
図である。
【図13】実施例1で、図12の13‐13線矢視断面
図である。
【図14】実施例1で、図12の14‐14線矢視断面
図である。
【図15】実施例1で、図10の部分拡大図である。
【図16】実施例1で、図15の16‐16線矢視断面
図である。
【図17】実施例1で、図16の17‐17線矢視断面
図である。
【図18】実施例1で、図11の一部に相当する作用説
明図である。
【図19】実施例1で、図18で示したものの部分正面
図である。
【図20】実施例1で、図12の20‐20線矢視断面
図である。
【図21】実施例1で、制御装置についてのフローチャ
ート図である。
【図22】実施例1で、制御装置についてのマップ図で
ある。
【図23】実施例2で、図11の一部に相当する図であ
る。
【図24】実施例3で、図1に相当する図である。
【符号の説明】
7 エンジン 31 燃料 55 潤滑油 56 潤滑装置 60 空気 80 クランクケース 85 クランク軸 91 第2軸受(軸受) 92 第3軸受(軸受) 93 第4軸受(軸受) 95 シリンダ 97 ピストン 98 連接棒 105 燃焼室 131 リード弁 157 直接給油装置 158 間接給油装置 159 第1油ポンプ 162 第2油ポンプ 166 第3油ポンプ 169 制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクケース内にリード弁を介し外部
    空気を吸入して予圧縮させ、この空気を燃焼室に送り込
    み、この空気に燃料を噴射して燃焼させる筒内燃料噴射
    式2サイクルエンジンにおいて、 シリンダとピストンとの摺接部と、クランク軸と連接棒
    との連結部とに対し直接的に潤滑油を供給する直接給油
    装置と、上記リード弁よりも上記空気の上流側でこの空
    気に潤滑油を供給する間接給油装置とを設けた筒内燃料
    噴射式2サイクルエンジンの潤滑装置。
  2. 【請求項2】 直接給油装置と、間接給油装置とによる
    潤滑油の供給の制御を互いに独立して行わせるようにし
    た請求項1に記載の筒内燃料噴射式2サイクルエンジン
    の潤滑装置。
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