JPH0771216A - エンジンの潤滑装置 - Google Patents

エンジンの潤滑装置

Info

Publication number
JPH0771216A
JPH0771216A JP23889993A JP23889993A JPH0771216A JP H0771216 A JPH0771216 A JP H0771216A JP 23889993 A JP23889993 A JP 23889993A JP 23889993 A JP23889993 A JP 23889993A JP H0771216 A JPH0771216 A JP H0771216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
engine
oil pump
lubricating oil
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23889993A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ito
健 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP23889993A priority Critical patent/JPH0771216A/ja
Publication of JPH0771216A publication Critical patent/JPH0771216A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン潤滑用の油ポンプを駆動させるため
の消費電力を少なくさせると共に、エンジンの各速度域
において、適量の潤滑油の供給をすることにより、潤滑
油に無駄な消費が生じないようにする。 【構成】 エンジン7の被潤滑部に潤滑油55を供給す
る電動式の第1、第2油ポンプ159,162を設け
る。クランク軸85に連動して、同上エンジン7の被潤
滑部に流量制御弁168を介し潤滑油55を供給する機
械式の第3油ポンプ166を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等に用いられ
るエンジンの被潤滑部に対し、電気的、および機械的に
潤滑油を供給するようにしたエンジンの潤滑装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車におけるエンジン潤滑装置には、
従来より、電動式であるソレノイド駆動式油ポンプを備
えたものがあり、この油ポンプが電子的に制御されて、
この油ポンプから適量の潤滑油が、シリンダとピストン
との摺接部や、クランク軸の軸受等の被潤滑部に供給さ
れるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
成では、油ポンプは全て電動式により駆動されているた
め、その消費電力が極めて大きく、よって、特に自動車
では、上記電力をまかなうために大きい発電機やバッテ
リーが要求されるという問題がある。
【0004】そこで、上記油ポンプをクランク軸に連動
する機械式のものにすることが考えられる。しかし、こ
のようにした場合、上記機械式の油ポンプによってエン
ジンの回転数にほぼ比例する潤滑油量は供給されるが、
エンジンの各速度域において潤滑に必要な潤滑油量はエ
ンジン回転数に、単に比例するものではなく、よって、
ある速度域では供給した潤滑油量が過多になって、潤滑
油に無駄な消費が生じるおそれがある。
【0005】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、エンジン潤滑用の油ポンプを駆動さ
せるための消費電力を少なくさせると共に、エンジンの
各速度域において、適量の潤滑油の供給をすることによ
り、潤滑油に無駄な消費が生じないようにすることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の特徴とするところは、エンジン7の被潤滑
部に潤滑油55を供給する電動式の油ポンプ159,1
62を設けると共に、クランク軸85に連動して、同上
エンジン7の被潤滑部に流量制御弁168を介し潤滑油
55を供給する機械式の油ポンプ166を設けた点にあ
る。
【0007】
【作 用】上記構成による作用は次の如くである。
【0008】なお、下記した括弧内の用語は、特許請求
の範囲の用語に対応するものである。
【0009】図1において、エンジン7の通常の駆動時
には、電動式の第1油ポンプ(油ポンプ)159と第2
油ポンプ(油ポンプ)162とが駆動させられ、かつ、
クランク軸85に連動する機械式の第3油ポンプ(油ポ
ンプ)166が駆動させられ、上記各油ポンプ159,
162,166によってエンジン7の被潤滑部に潤滑油
55が供給され、これにより、エンジン7の駆動が円滑
に行われる。
【0010】このため、潤滑油55の供給の一部が機械
式の第3油ポンプ(油ポンプ)166で分担される分、
電動式の第1油ポンプ(油ポンプ)159と第2油ポン
プ(油ポンプ)162とにおける消費電力が少なくされ
る。
【0011】また、上記したように電動式の第1油ポン
プ(油ポンプ)159と第2油ポンプ(油ポンプ)16
2とに加えて、エンジン7の回転数にほぼ比例する潤滑
油55量を供給する機械式の第3油ポンプ(油ポンプ)
166を設けたため、この第3油ポンプ(油ポンプ)1
66の供給量をある程度少なく抑える一方、エンジン7
の各速度域で不足する分を上記電動式の第1油ポンプ
(油ポンプ)159と第2油ポンプ(油ポンプ)162
とで補給させることができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0013】図2から図9において、図中符号1は自動
車で、この自動車1は車体2、車体フレーム3、左右前
輪4,4および左右後輪5,5を有している。なお、図
中矢印Frは自動車1の前方を示し、下記する左右と
は、上記前方に向っての方向をいうものとする。
【0014】上記車体2の前部にはエンジン7が配設さ
れ、このエンジン7は前後ブラケット8,9や、その他
のブラケットにより上記車体フレーム3に支持されてい
る。上記エンジン7は第1〜第3気筒10〜12を備え
た並列3気筒の2サイクルエンジンである。上記エンジ
ン7の左端には動力伝達装置13が連設され、上記エン
ジン7の動力は上記動力伝達装置13を介し上記前輪4
と後輪5の少なくとも一方に伝達されて、自動車1が走
行可能とされている。
【0015】上記エンジン7の後面に吸気マニホールド
15が突設され、この吸気マニホールド15の突出端に
スロットル弁16が取り付けられている。一方、上記エ
ンジン7の左側上方にエアクリーナ17が配設され、こ
のエアクリーナ17から前方に向って第1吸気管18が
延出し、上記スロットル弁16とエアクリーナ17とが
第2吸気管19で連結されている。
【0016】上記スロットル弁16の下流側には空圧セ
ンサー20が設けられている。
【0017】上記エンジン7の前面に排気マニホールド
21が突設されている。この排気マニホールド21の突
出端に第1排気管22の前端が連結され、この第1排気
管22の後端側は上記エンジン7の下方を通って後方に
延びている。この第1排気管22の後端に触媒23、第
1マフラ24、および第2マフラ25,25が順次連結
されている。更に、上記第2マフラ25の後端に第2排
気管26と第3マフラ27とが順次連結されている。ま
た、上記第2排気管26の前後中途部から左側方に向っ
て分岐管28が突設されている。
【0018】上記の場合、第1排気管22の内面には触
媒が担持されている。また、上記触媒23には温度セン
サー29が取り付けられている。
【0019】上記エンジン7に燃料31を供給する燃料
供給装置32が設けられている。この燃料供給装置32
は車体2の後部に設けられる燃料タンク33を備え、こ
の燃料タンク33内に電動式の燃料ポンプ34が設置さ
れている。一方、上記第1〜第3気筒10〜12にそれ
ぞれ燃料噴射弁36が取り付けられている。上記燃料ポ
ンプ34から吐出される燃料31を上記燃料噴射弁36
に順次供給する燃料供給管39が設けられ、この燃料供
給管39の中途部に燃料フィルタ40が介設されてい
る。上記燃料噴射弁36に供給した後の残りの燃料31
を上記燃料タンク33に戻す燃料戻し管41が設けら
れ、この燃料戻し管41の中途部に差圧レギレータ42
が介設されている。
【0020】上記エンジン7の右側にエアーポンプ45
が設けられている。このエアーポンプ45の吸入口に上
記エアクリーナ17が空気吸入管46によって連結さ
れ、この空気吸入管46の中途部にサイレンサ47が介
設されている。上記エアーポンプ45から吐出される圧
縮空気48を上記燃料噴射弁36に順次供給する空気吐
出管49が設けられている。また、上記第1〜第3燃料
噴射弁36〜38に供給した後の残りの圧縮空気48を
前記第1排気管22の後端内に戻す空気戻し管50が設
けられ、この空気戻し管50の中途部に上記差圧レギレ
ータ42が介設されている。
【0021】上記第1〜第3気筒10〜12にはそれぞ
れ点火プラグ53が設けられている。
【0022】上記エンジン7に潤滑油55を供給する潤
滑装置56が設けられている。この潤滑装置56は、潤
滑油55を所定部位に供給する油ポンプ装置57と、潤
滑油55を貯留してこの潤滑油55を上記油ポンプ装置
57に供給する油タンク58とを有している。
【0023】図8と図9において、上記エンジン7の後
面側に水ポンプ62が取り付けられ、この水ポンプ62
は上記エンジン7によって駆動させられる。上記水ポン
プ62の吐出口から吐出される冷却水63はエンジン7
内を通ってこのエンジン7を冷却する。この後、同上冷
却水63はサーモスタット64と水送り管65を介しラ
ジエータ66に送り込まれ、ここで空冷された後、水戻
し管67を通り、上記水ポンプ62の吸入口に戻され、
上記したように再び吐出される。
【0024】特に、図3と図5において、上記エンジン
7が駆動すれば、空気60が前記第1吸気管18、エア
クリーナ17、第2吸気管19、スロットル弁16、お
よび吸気マニホールド15を順次通ってエンジン7に吸
入される。一方、各燃料噴射弁36により、燃料31が
圧縮空気48と共にエンジン7内に噴射され、これが点
火プラグ53により点火されて、燃焼に供される。この
燃焼により生じた排気68は上記排気マニホールド2
1、第1排気管22、触媒23、第1マフラ24、第2
マフラ25、第2排気管26、および第3マフラ27を
順次通って排出される。
【0025】上記の場合、エアーポンプ45による圧縮
空気48の生成には、上記エアクリーナ17により濾過
された後の空気60の一部が用いられる。また、各燃料
噴射弁36により噴射される燃料31と、圧縮空気48
の各圧力とは前記差圧レギレータ42により適正に調整
される。
【0026】図6から図8において、上記エンジン7の
右側にはパワーステアリング用の油ポンプ70、ブレー
キ用の真空ポンプ71、および空調用のコンプレッサ7
2が設けられ、これら、および前記エアーポンプ45は
ベルト動伝機構73を介し上記エンジン7により駆動さ
れ、その各回転方向は図中一点鎖線矢印の方向である。
74はアイドラーである。
【0027】図8において、上記エンジン7の後面側に
上記真空ポンプ71に連動する発電機たるオルタネータ
76が設けられ、このオルタネータ76によって発電さ
れた電力は、エンジン7の点火装置などに供給される
他、一旦、バッテリーに蓄電される。また、77はスタ
ータモータである。
【0028】図10から図15において、前記エンジン
7はクランクケース80を有し、このクランクケース8
0は上ケース81と下ケース82とに上下二分割され
て、互いに着脱自在に締結されている。上記クランクケ
ース80内のクランク室83に左右に延びるクランク軸
85が収容されている。このクランク軸85の右端は前
記ベルト動伝機構73を介し油ポンプ70や真空ポンプ
71等に連結されている。
【0029】上記クランク軸85はクランク主軸86、
三対のクランクアーム87、各一対のクランクアーム8
7にそれぞれ架設されるクランクピン88とで構成さ
れ、上記クランク主軸86が第1〜第4軸受90〜93
により上記上ケース81と下ケース82の互いの接合面
間に支承されている。
【0030】前記第1〜第3気筒10〜12に対応し
て、上記上ケース81から上方に向って左右三つのシリ
ンダ95が互いに一体的に突設され、上記各シリンダ9
5にそれぞれシリンダ孔96が形成されている。上記各
シリンダ孔96にそれぞれピストン97が上下摺動自在
に嵌入され、これら各ピストン97と、これに対応する
クランクピン88との間にそれぞれ連接棒98が介設さ
れている。この連接棒98の大端部99は上記クランク
ピン88に連結され、同上連接棒98の小端部101は
ピストンピン102を介して上記ピストン97に連結さ
れている。
【0031】上記シリンダ95の上端にはシリンダヘッ
ド104が取り付けられ、このシリンダヘッド104、
上記シリンダ95、およびピストン97で囲まれた空間
が燃焼室105となっている。前記燃料噴射弁36と点
火プラグ53とは上記シリンダヘッド104に着脱自在
に取り付けられ、特に、図11で示すように上記燃料噴
射弁36のノズル106と、点火プラグ53の放電部1
07とが上記燃焼室105に臨んでいる。
【0032】図10、図11、および図15において、
上記下ケース82の下面側を覆うバランサケース110
が設けられ、このバランサケース110は上記下ケース
82に着脱自在に締結されている。
【0033】上記下ケース82とバランサケース110
との間の空間がバランサ室111であり、このバランサ
室111に左右に延びるバランサ軸112が収容されて
いる。このバランサ軸112は左軸受113と右軸受1
14によって上記下ケース82とバランサケース110
の互いの接合面間に支承されている。上記クランクケー
ス80、シリンダ95、およびバランサケース110の
各右側壁を外方から覆うサイドカバー116が設けら
れ、このサイドカバー116内がギヤ室117とされて
いる。
【0034】上記クランク軸85の右端に駆動歯車11
8が取り付けられている。一方、上記バランサ軸112
の右端に従動歯車119が取り付けられ、これら駆動歯
車118と従動歯車119は上記ギヤ室117に収容さ
れて互いに噛合している。そして、上記バランサ軸11
2は上記駆動歯車118と従動歯車119を介し、上記
クランク軸85に連動する。
【0035】上記の場合、従動歯車119は上記バラン
サ軸112の右端に固定される基部120と、上記駆動
歯車118に噛合する歯車本体121と、これら基部1
20と歯車本体121との間に介在するゴム製の円環状
緩衝体122と、この緩衝体122を基部120に支持
させるピン123とで構成されている。
【0036】上記ギヤ室117側とクランク室83側と
の間で潤滑油55が流動することを阻止するクランク軸
シール124と、同上ギヤ室117側からバランサ室1
11側に潤滑油55が流入することを阻止するバランサ
軸シール125とが設けられている。
【0037】図7、図8、および図10において、上記
クランク軸85の左端にはフライホイール126が締結
され、上記クランク軸85の動力は上記フライホイール
126を介し前記動力伝達装置13の入力側に伝えられ
るようになっている。
【0038】上記動力伝達装置13のミッションケース
128と、上記サイドカバー116とは、それぞれ上記
クランクケース80の上ケース81と下ケース82、シ
リンダ95、およびバランサケース110に跨って締結
されており、このため、これらの剛性が互いに高められ
ている。
【0039】図11と図12において、上記クランクケ
ース80の後壁には第1〜第3気筒10〜12毎に吸気
ポート129が形成され、こられ各吸気ポート129の
開口縁に前記吸気マニホールド15の前端がボルト13
0により着脱自在に締結されている。上記各吸気ポート
129にそれぞれリード弁131が設けられている。
【0040】上記リード弁131は上記クランクケース
80の後壁と、吸気マニホールド15の前端との間に挟
まれて上記クランクケース80に締結されるフランジ1
32と、このフランジ132からクランク室83に向っ
て一体的に突出する弁本体133とを備えている。この
弁本体133は平面断面が三角形をなし、上下に長く延
びている。この弁本体133の左右側壁にそれぞれ上下
三つの弁孔134が形成されている。また、これら弁孔
134を開閉させる薄板の弾性リード135が設けら
れ、このリード135は上記弁本体133に片持支持さ
れ、このリード135は自由状態で上記各弁孔134を
弾性的に閉じている。
【0041】図12から図14において、上記各シリン
ダ孔96の周りで、クランク室83から燃焼室105に
向って延びる三つの掃気通路138がシリンダ95に形
成されている。
【0042】上記各燃焼室105からシリンダ95の前
方に向って貫通する排気通路140が形成されている。
一方、前記排気マニホールド21は第1〜第3気筒10
〜12に対応して設けられる第1〜第3短管141〜1
43を有し、これら第1〜第3短管141〜143の各
後端はこれらに対応する各排気通路140の開口縁に締
結されている。また、同上第1〜第3短管141〜14
3の各前端は前下方に向って側面視円弧状に折り曲げら
れ、かつ、集合管144に連結されて互いに集合させら
れている。そして、この集合管144に前記第1排気管
22の前端が連結されている。
【0043】エンジン7の駆動時において、ピストン9
7の下死点の状態から、このピストン97がシリンダ孔
96を上昇するときが吸入、圧縮過程であり、この過程
では、クランク室83が負圧になって、リード135が
撓むことによりリード弁131が開弁する。すると、上
記第2吸気管19、スロットル弁16、吸気マニホール
ド15、およびリード弁131を順次通して空気60が
クランク室83に吸入され、一方、これと同時に、燃焼
室105内に予め吸入されていた空気60が、上昇する
ピストン97によって圧縮される。
【0044】図11で示すピストン97の上死点の手前
で、上記燃焼室105内で圧縮された空気60に対し、
燃料噴射弁36により燃料31と圧縮空気48とが噴射
され、燃焼室105内に混合気が生成される。次に、ピ
ストン97の上死点の直前で、点火プラグ53の放電に
より上記混合気の燃焼が開始されて気体が膨張し、上記
ピストン97が下降させられる。
【0045】上記ピストン97の下降で、前記したよう
にクランク室83に吸入されていた空気60が圧縮さ
れ、リード弁131が閉動作する。そして、上記ピスト
ン97が更に下降することで、上記クランク室83の空
気60が更に圧縮され、つまり、予圧縮される。
【0046】上記ピストン97が下降する途中で、ま
ず、排気通路140が開き、これを通って、上記燃焼に
よる燃焼ガスが排気68として排出される。即ち、これ
が排気過程である。ここから更にピストン97が下降す
ると、各掃気通路138が開く。すると、上記したよう
にクランク室83で予圧縮された空気60が掃気通路1
38を通って燃焼室105に流入する。即ち、これが掃
気過程である。そして、この空気60が上記燃焼室10
5に残留している上記燃焼ガスの一部を排気通路140
へ押し出す。また、これと共に、上記空気60が上記燃
焼室105に充満し、前記下死点の状態に戻る。
【0047】ここから、上記ピストン97が再び上昇
し、以下、前記した各過程が繰り返されて、クランク軸
85が各図中矢印で示す方向に回転し、このクランク軸
85を通してエンジン7が動力を出力する。
【0048】図10から図12において、シリンダ95
の周壁には水ジャケット147が形成されている。前記
第1気筒10におけるシリンダ95の後壁に上記水ジャ
ケット147に連通する水入口148が形成され、この
水入口148に前記水ポンプ62の吐出口が連結されて
いる。一方、前記第3気筒12におけるシリンダヘッド
104の前後ほぼ中央で左側壁に前記水送り管65に連
通する水出口が形成されている。また、上記水入口14
8に対面する水ジャケット147の内壁面には肉盛部1
46が一体成形され、この肉盛部146により上記水ジ
ャケット147の内壁面が他に比べて偏って過冷却され
ることが防止されている。
【0049】そして、前記したようにエンジン7が駆動
するとき、これに連動する水ポンプ62により、冷却水
63が上記水ジャケット147に送り込まれて、シリン
ダ95やシリンダヘッド104が冷却される。
【0050】図7、図12、および図13において、シ
リンダ孔96に開口する前記各排気通路140の排気ポ
ート149の上縁位置を上下可変として、排気時期を調
整する排気バルブ150が設けられている。
【0051】この排気バルブ150につき説明すると、
上記シリンダ95の外部から上記排気ポート149の上
部に向って貫通する弁孔151がシリンダ95に形成さ
れている。上記弁孔151に弁体152がその軸心回り
に回転自在に支承されている。この弁体152において
上記排気ポート149に臨む部分は断面が半円形とされ
ている。
【0052】上記弁体152にはプーリー153が取り
付けられ、このプーリー153はワイヤー154により
サーボモータに連結されている。
【0053】そして、エンジン7の低、中速回転時に
は、これを検出したセンサーの信号に基づき、制御装置
を介して上記サーボモータが駆動させられ、これによ
り、図13中仮想線で示すようにワイヤー154とプー
リー153を介し弁体152が回転させられる。する
と、上記排気ポート149の上縁位置が下方に変位させ
られて、その分、排気時期が遅延させられる。
【0054】一方、エンジン7の高速回転時には、同上
サーボモータ等により、図13中実線で示すように弁体
152が回転させられる。すると、上記とは逆の作用に
より、排気ポート149の上縁位置が上方に変位させら
れて、その分、排気時期が早められる。
【0055】このようにして、エンジン7の回転速度に
見合うよう排気時期が調整され、これにより、エンジン
性能が高められている。
【0056】図1、図5、図10、図11、図14、お
よび図15において、前記潤滑装置56についてより詳
しく説明する。
【0057】上記潤滑装置56は、特に図1で示す直接
給油装置157と、特に図11で示す間接給油装置15
8とを有している。
【0058】図1と、図10において、上記直接給油装
置157は前記油ポンプ装置57の一部を構成する三つ
の第1油ポンプ159を有し、これら各第1油ポンプ1
59は電動式でソレノイド往復駆動式である。これら各
第1油ポンプ159の吐出口はそれぞれ第1油路160
により前記シリンダ95とピストン97との摺接部に連
通し、被潤滑部であるこの摺接部に油タンク58の潤滑
油55がそれぞれ供給される。また、上記第1油ポンプ
159の吐出口から上記摺接部に向ってのみ潤滑油55
を流動させる第1チェック弁161が、上記各第1油路
160にそれぞれ介設されている。
【0059】また、同上直接給油装置157は上記油ポ
ンプ装置57の一部を構成する三つの第2油ポンプ16
2を有し、これら第2油ポンプ162は電動式でソレノ
イド往復駆動式である。これら各第2油ポンプ162の
吐出口は第2油路163により前記第2〜第4軸受91
〜93に連通し、被潤滑部であるこれら軸受に油タンク
58の潤滑油55がそれぞれ供給される。また、上記第
2油ポンプ162の吐出口から上記各第2〜第4軸受9
1〜93に向ってのみ潤滑油55を流動させる第2チェ
ック弁165が、上記各第2油路163にそれぞれ介設
されている。
【0060】図10と図15とで示すように、上記各第
2油路163は、上記第2〜第4軸受91〜93と、ク
ランク軸85に形成された第3油路164とを通し、ク
ランクピン88と連接棒98の大端部99との連結部に
連通し、この連結部にも潤滑油55が供給される。
【0061】図1と図15とで示すように、同上直接給
油装置157はクランク軸85に連動する機械式でプラ
ンジャ式の第3油ポンプ166を有している。この第3
油ポンプ166は前記従動歯車119に噛合するポンプ
歯車166aを介して駆動させられ、このポンプ歯車1
66aは前記ギヤ室117に設けられている。
【0062】上記第3油ポンプ166の吸入口には吸入
油路166bを介して前記油タンク58が連通し、この
油タンク58から潤滑油55が上記第3油ポンプ166
に供給される。一方、同上第3油ポンプ166の吐出口
は第4油路167を介し、上記第1チェック弁161、
および第2チェック弁165よりも下流側の第1油路1
60と第2油路163とに連通し、上記第3油ポンプ1
66から上記第1油路160と第2油路163とに潤滑
油55が供給され、つまり、これら第1油路160と第
2油路163を通して被潤滑部に潤滑油55が供給され
る。また、上記第3油ポンプ166の吐出口から上記第
1油路160、および第2油路163に向かってのみ潤
滑油55を流動させる第3チェック弁166cが上記第
4油路167に介設されている。
【0063】上記第3油ポンプ166から第3チェック
弁166cに至る第4油路167の中途部に3ポート2
ポジションのソレノイド式流量制御弁168が介設され
ている。そして、図1で示すようにこの流量制御弁16
8をオフ(通電解除)すれば、第3油ポンプ166から
吐出された潤滑油55が第1油路160や第2油路16
3を介しエンジン7の被潤滑部に供給されるようになっ
ている。一方、同上流量制御弁168をオン(通電)す
れば、第3油ポンプ166から吐出された潤滑油55は
戻り油路166dを通し油タンク58に戻され、第1油
路160や第2油路163への供給が停止させられる。
【0064】上記直接給油装置157における第1、第
2油ポンプ159,162、および流量制御弁168は
電子的な制御装置169によって制御される。
【0065】図1中、各170はそれぞれ油圧センサー
で、これは各ポンプの吐出圧を検出して、その検出信号
を上記制御装置169に出力する。
【0066】図16において、制御装置169による上
記第1、第2油ポンプ159,162と流量制御弁16
8の制御を具体的に説明する。
【0067】なお、上記図16は上記制御装置169の
フローチャートを示し、図中(P‐1)〜(P‐21)
は、プログラムの各ステップを示している。
【0068】まず、制御装置169をオンし(P‐
1)、初期設定をする(P‐2)。次に、第1、第2油
ポンプ159,162を1回から数回往復駆動させ(P
‐3)、エンジン7の始動に先立って、いくらかの潤滑
油55を被潤滑部に供給し、上記エンジン7の始動をし
易くさせる。
【0069】次に、前記スタータモータ77によりエン
ジン7を始動させる。この際、上記第1、第2油ポンプ
159,162による潤滑油55の各吐出圧が、これら
油ポンプに対応する各油圧センサー170で検出され、
この検出信号が制御装置169に入力される。そして、
上記吐出圧が所定値に達しておれば、上記第1、第2油
ポンプ159,162に故障はないと判断される(P‐
5)。また、この(P‐5)と同様に、第3油ポンプ1
66の吐出圧も油圧センサー170により検出され、こ
の吐出圧が所定値に達しておれば、上記第3油ポンプ1
66に故障はないと判断される(P‐6)。
【0070】すると、エンジン7の回転数や負荷が検出
されると共に(P‐7)、これに応じたマップが検出さ
れる(P‐8)。このマップに沿って、第3油ポンプ1
66と流量制御弁168とが制御され、エンジン7の被
潤滑部に供給される潤滑油量が定められ(P‐9)、か
つ、第1、第2油ポンプ159,162が制御されて、
同上被潤滑部に供給される潤滑油量が定められる(P‐
10)。
【0071】その後、エンジン7が駆動しておれば(P
‐11)、上記(P‐5)〜(P‐10)が繰り返さ
れ、同上(P‐11)で、エンジン7が駆動していない
と判断されれば、元に戻る(P‐12)。
【0072】上記(P‐5)において、第1、第2油ポ
ンプ159,162の吐出圧が所定値に達していなけれ
ば、これらが故障と判断され、故障表示がなされる(P
‐13)。
【0073】この場合、第1、第2油ポンプ159,1
62により供給される潤滑油量は少なくなおそれがあ
る。しかし、第3油ポンプ166はクランク軸85に連
動して駆動を続けるため、上記第3油ポンプ166から
は潤滑油55が供給される。そこで、エンジン7は非常
時の運転モードとして(P‐14)、駆動が続けられ
る。
【0074】次に、第3油ポンプ166に故障がないこ
とが確認され(P‐15)、この第3油ポンプ166が
上記非常時運転モードに従って制御される(P‐1
6)。これにより、この第3油ポンプ166は、通常よ
りもより多くの潤滑油55を供給する。
【0075】よって、電動式の第1油ポンプ159と第
2油ポンプ162とが故障した場合でも、上記第3油ポ
ンプ166による潤滑油55の供給により、エンジン7
の駆動をある程度は続けることができて、修理可能な地
点までの走行など、その後の対応が容易にできるよう工
夫されている。
【0076】また、上記エンジン7が駆動を続けると
(P‐17)、上記(P‐15)と(P‐16)とが繰
り返され、同上(P‐17)で、エンジン7が駆動して
いないと判断されれば、元に戻る(P‐18)。
【0077】また、上記(P‐15)で、第3油ポンプ
166が故障であると判断されれば、エンジン7が失火
により停止させられる(P‐19)。そして、第3油ポ
ンプ166の故障表示がなされ(P‐20)、元に戻る
(P‐21)。
【0078】前記(P‐6)で、第3油ポンプ166が
故障であると判断されたときも、上記(P‐19)〜
(P‐21)が実行される。
【0079】なお、上記第3油ポンプ166により、被
潤滑部に潤滑油55を供給する際の潤滑油量の制御は、
流量制御弁168を繰り返し、オン(油タンク58への
戻し)、オフ(エンジン7への供給)させ、この際、各
オフの期間を互いに一定とし、オンの期間を変更するこ
とにより行っている(以下、これを第3油ポンプ166
のデューティ制御という)。
【0080】図16の(P‐9)と(P‐10)とにお
ける具体的制御を、図17により説明する。
【0081】上記図17で示すように、上記第1〜第3
油ポンプ159,162,166により、被潤滑部に供
給されるべき必要潤滑油量が定められる。
【0082】即ち、第3油ポンプ166はクランク軸8
5に連動するため、エンジン7の回転数の上昇に伴いそ
の吐出量も増加する。そして、第3油ポンプ166の前
記デューティ制御によれば、図中Aで示した線が被潤滑
部に供給可能な最大潤滑油量であり、図中Bで示した線
が最少潤滑油量であり、これらA線とB線とで挟まれた
部分が、上記第3油ポンプ166の上記デューティ制御
範囲である。
【0083】同上図17において、必要潤滑油量はエン
ジン7の低速域と高速域では回転数からみて比較的多く
要求され、中速域では比較的少なくて足りる。
【0084】そこで、低速域では、第3油ポンプ166
による潤滑油量が多くなるよう同上第3油ポンプ166
がデューティ制御され、これで足りない分(横縞の部
分)が第1、第2油ポンプ159,162によって供給
される。
【0085】また、中速域では、必要潤滑油量は、第3
油ポンプ166のデューティ制御範囲にあるため、この
第3油ポンプ166の同上デューティ制御によってのみ
供給される。
【0086】ところで、上記電動式の第1油ポンプ15
9と第2油ポンプ162の各電源は、エンジン7の動力
を前記オルタネータ76を介し一旦電気エネルギーに変
換してバッテリーに蓄電し、このバッテリーから得られ
るものである。このため、上記第1油ポンプ159と第
2油ポンプ162による電力消費を制御し、上記エンジ
ン7の動力をできるだけ直接的に利用して潤滑油55の
供給をすることがエンジン性能を向上させる上で望まし
い。
【0087】そこで、上記実施例では、エンジン7の被
潤滑部に対する潤滑油55の供給をクランク軸85に連
動する機械式の第3油ポンプ166によって、ある程度
大きく分担させてある。よって、その分、電動式の第1
油ポンプ159と第2油ポンプ162による電力消費が
抑制されて、エンジン性能が向上させられる。
【0088】また、上記制御装置169は、上記した以
外にも、次のように制御を行う。
【0089】即ち、上記制御装置169は、上記したそ
れぞれ三つの第1、第2油ポンプ159,162を全て
の各ポンプ毎に個々に独立して制御し、これにより、被
潤滑部に対しそれぞれ適量の潤滑油55を供給させる。
例えば、第1気筒10と第3気筒12よりも、これらの
間に位置する第2気筒11の方が高温になり易いため、
この第2気筒11に対応する第3軸受92や、シリンダ
95とピストン97との摺接部に対し、これらの他のも
のよりも、より多くの潤滑油55が供給される。
【0090】図11において、前記間接給油装置158
は、下ケース82に形成される第5油路172を有し、
この第5油路172の一端はクランク室83の底部に開
口し、他端は後下方に延びて、同上クランク室83の後
面に開口している。また、この開口に一端が連結され他
端が吸気マニホールド15の前端を貫通して上方に延出
する油管173が設けられている。この油管173の延
出端はリード弁131よりも空気60の上流側で、同上
リード弁131の上部に対応するよう配設されている。
【0091】そして、上記クランク室83の底部に溜っ
た潤滑油55が、このクランク室83と吸気マニホール
ド15内との差圧により、第5油路172と油管173
とを介し上記リード弁131の上部に吸引されて供給さ
れる。
【0092】この場合、前記したようにリード弁131
の弁本体133は縦長であって、この弁本体133の左
右側面にリード135が当接している。このため、上記
潤滑油55は、まず、上記弁本体133とリード135
の当接部の上部に注がれた後、同上当接部を流下して、
これを全体的に潤滑する。そして、この潤滑油55によ
り、リード弁131の開閉時に、リード135が弁本体
133に衝突するときの衝撃が緩衝される。また、上記
潤滑油55はクランク室83に吸入されたとき、飛散し
てピストン97と連接棒98の連結部をも潤滑する。
【0093】図6、図8、図10、図11、および図1
5において、前記バランサ室111の後側に油室176
が形成され、この油室176の右端は前記ギヤ室117
に連通している。上記油室176とギヤ室117の各底
部にギヤ油175が溜められ、このギヤ油175に従動
歯車119の下部と、ポンプ歯車166aとが油浴させ
られて、駆動歯車118、従動歯車119、およびポン
プ歯車166aの各噛合部が潤滑させられる。
【0094】また、上記従動歯車119と駆動歯車11
8により掻き上げられたギヤ油175の一部が前記第1
軸受90と右軸受114とに供給されて、これらが潤滑
させられる。
【0095】特に、図6で示すように、エンジン7の後
側にトロコイド式の電動油ポンプ180が設けられてい
る。この電動油ポンプ180の吸入口に吸入油管181
を介して上記油室176の底部が連結されている。同上
電動油ポンプ180の吐出口は吐出油管182を介して
前記真空ポンプ71に連結され、この真空ポンプ71に
油室176のギヤ油175が供給されて同上真空ポンプ
71が潤滑される。
【0096】なお、以上は図示の例によるが、前記第5
油路172と油管173はなくてもよい。また、三つの
第1油ポンプ159を一つの第1油ポンプ159とし、
この第1油ポンプ159により第1油路160を介し各
第1〜第3気筒10〜12に潤滑油55を供給するよう
にしてもよい。また、これは第2油ポンプ162につい
ても同じである。
【0097】
【発明の効果】この発明によれば、エンジンの被潤滑部
に潤滑油を供給する電動式の油ポンプを設けると共に、
クランク軸に連動して、同上エンジンの被潤滑部に流量
制御弁を介し潤滑油を供給する機械式の油ポンプを設け
てある。
【0098】そして、エンジンの通常の駆動時には、電
動式の油ポンプと機械式の油ポンプとが共に駆動して、
潤滑油が被潤滑部に供給されることとなる。
【0099】このため、潤滑油の供給の一部が機械式の
油ポンプで分担される分、電動式の油ポンプにおける消
費電力が少なくされる。
【0100】よって、特に、上記電力を発電機やバッテ
リーでまかなう必要のある自動車のエンジンにとって、
これら発電機等を小形にできて有益である。
【0101】また、上記したように電動式の油ポンプに
加えて、エンジンの回転数にほぼ比例する潤滑油量を供
給する機械式の油ポンプを設けたため、この油ポンプの
供給量をある程度少なく抑える一方、エンジンの各速度
域で不足する分を上記電動式の油ポンプで補給させるこ
とができる。
【0102】よって、エンジンの各速度域において、適
量の潤滑油が供給されることとなり無駄な潤滑油の消費
が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】潤滑装置の全体線図である。
【図2】自動車の全体右側面図である。
【図3】自動車の全体平面図である。
【図4】自動車の全体正面図である。
【図5】図3の部分拡大図である。
【図6】図2の部分拡大図である。
【図7】図4の部分拡大図である。
【図8】エンジンの背面図である。
【図9】エンジンの左側面部分破断図である。
【図10】図7の縦断面図である。
【図11】図10の11‐11線矢視断面図である。
【図12】図11の12‐12線矢視断面図である。
【図13】図12の13‐13線矢視断面図である。
【図14】図12の14‐14線矢視断面図である。
【図15】図10の部分拡大図である。
【図16】制御装置についてのフローチャート図であ
る。
【図17】各油ポンプによる潤滑油の供給量を示すグラ
フ図である。
【符号の説明】
7 エンジン 55 潤滑油 56 潤滑装置 85 クランク軸 159 第1油ポンプ(電動式の油ポンプ) 162 第2油ポンプ(電動式の油ポンプ) 166 第3油ポンプ(機械式の油ポンプ) 168 流量制御弁 169 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの被潤滑部に潤滑油を供給する
    電動式の油ポンプを設けると共に、クランク軸に連動し
    て、同上エンジンの被潤滑部に流量制御弁を介し潤滑油
    を供給する機械式の油ポンプを設けたエンジンの潤滑装
    置。
JP23889993A 1993-08-30 1993-08-30 エンジンの潤滑装置 Pending JPH0771216A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23889993A JPH0771216A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 エンジンの潤滑装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23889993A JPH0771216A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 エンジンの潤滑装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0771216A true JPH0771216A (ja) 1995-03-14

Family

ID=17036931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23889993A Pending JPH0771216A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 エンジンの潤滑装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0771216A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19926350C1 (de) * 1999-06-10 2000-11-02 Daimler Chrysler Ag Ölversorgungssystem
JP2003336513A (ja) * 2002-05-15 2003-11-28 Dana Automotive Ltd エンジン用潤滑システム
JP2014015868A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Yamada Seisakusho Co Ltd 制御バルブ
JP2014015869A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Yamada Seisakusho Co Ltd 制御バルブ
JP2018535349A (ja) * 2015-11-13 2018-11-29 トタル マルケティン セルビスス 駆動システム及び関連する電動車両

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19926350C1 (de) * 1999-06-10 2000-11-02 Daimler Chrysler Ag Ölversorgungssystem
JP2003336513A (ja) * 2002-05-15 2003-11-28 Dana Automotive Ltd エンジン用潤滑システム
JP2014015868A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Yamada Seisakusho Co Ltd 制御バルブ
JP2014015869A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Yamada Seisakusho Co Ltd 制御バルブ
JP2018535349A (ja) * 2015-11-13 2018-11-29 トタル マルケティン セルビスス 駆動システム及び関連する電動車両

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0806557B1 (en) Supercharged internal combustion engine
JPH08118967A (ja) エンジンの車載構造
JPH07109951A (ja) 多気筒2サイクルエンジンの冷却構造
JPH0754626A (ja) エンジンの潤滑装置
JPH0754628A (ja) 筒内燃料噴射式2サイクルエンジンの潤滑装置
US6990942B2 (en) Balancer structure for engine
US5542387A (en) Component layout for engine
JP3805505B2 (ja) エンジンユニットのブリーザ構造
JPH0771216A (ja) エンジンの潤滑装置
WO1997009521A1 (fr) Dispositif d'aspiration pour moteur surcompresse
JP3323301B2 (ja) 多気筒2サイクルエンジンの潤滑装置
JP3323297B2 (ja) エンジンのバランサギヤ用潤滑装置
JP3375686B2 (ja) 2サイクルディーゼルエンジンの運転制御装置
JPH0797912A (ja) 2サイクルエンジンの排気浄化装置
EP0747253B1 (en) Vehicle mounting configuration for two-cycle diesel engines
JPH0783014A (ja) エンジンの潤滑装置
JP3805506B2 (ja) ドライサンプ潤滑式4サイクルエンジンユニット
JPH0680289B2 (ja) 自動二輪車用エンジンの潤滑装置
JPH0797925A (ja) 筒内燃料噴射式2サイクルエンジンの燃焼室
JPH0777104A (ja) エンジンの水冷却装置
JPH0783059A (ja) 2サイクルエンジンの排気バルブ用クリーニング装置
JP3904681B2 (ja) ドライサンプ潤滑式4サイクルエンジンユニット
JPH10252494A (ja) エンジンの補機支持構造
JPH10252435A (ja) エンジンの潤滑装置
CN117508413A (zh) 全地形车