JP2004156487A - エンジンにおける液体供給制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】潤滑油供給装置50によるエンジン30への潤滑油の供給量を電気制御装置70で制御するようにした。そして、電気制御装置70が、潤滑油の供給量を、エンジン30および潤滑油供給装置50に電力を供給するためのバッテリ71の電圧値に基づいて補正するようにした。また、潤滑油タンク60内にレベルゲージ61を設けるとともに、レベルゲージ61によって測定した潤滑油の供給量と、電気制御装置70が算出する潤滑油の供給量とを比較し、その差が所定値を超える場合に点灯する警報ランプ72を設けた。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの所定部分に、潤滑油や燃料等の液体を供給するための液体供給装置を備えたエンジンにおける液体供給制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、船外機や自動二輪車等に用いられるエンジンでは、高速回転でのエンジンの焼き付きを防止するために、潤滑油を供給することが行われている(例えば、特許文献1参照)。このようなエンジンでは、高速回転時と低速回転時とでは、必要な潤滑油の量が異なっており、高速回転時には多量の潤滑油が必要で、低速回転時には、少量の潤滑油で足る。このため、上記装置では、供給する潤滑油の量を、エンジン回転数や潤滑油の温度に応じて変更する制御をしている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−37730号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなエンジンにおいては、前述した高速回転時と低速回転時との差だけでなく、バッテリの電圧の変化も潤滑油の必要量に影響してくる。すなわち、船舶の使用環境における温度が低い時やパワーチルトトリムモータの使用時等には、バッテリの電圧が低下してエンジンに供給される潤滑油量が減り、潤滑油不足になる。また、潤滑油がエンジンに供給される前に通過するオイルフィルターに目詰まりが生じてもエンジンに供給される潤滑油量が減り、潤滑油不足になる。このような場合に、そのまま船舶を走行させると、エンジンが焼き付くという問題がある。
【0005】
【発明の概要】
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、バッテリの電圧が変化しても潤滑油の供給量を適正量に維持でき、かつ、液体の供給量の異常を検出することのできるエンジンにおける液体供給制御装置を提供することである。
【0006】
上記の目的を達成するため、本発明にかかるエンジンにおける液体供給制御装置の構成上の特徴は、エンジンと、エンジンに潤滑油からなる液体を供給するための液体供給装置と、エンジンおよび液体供給装置に電力を供給するためのバッテリとを備えた液体供給制御装置において、液体供給装置によるエンジンへの液体の供給量を、バッテリの電圧値に基づいて補正する制御装置を備えたことにある。
【0007】
このように構成した本発明のエンジンにおける液体供給制御装置では、エンジンおよび液体供給装置に電力を供給するためのバッテリの電圧値をパラメータとして、エンジンへの潤滑油からなる液体の供給量を補正する。すなわち、バッテリの電圧値に応じてエンジンへの液体の供給量を変更するため、バッテリに電圧低下が発生する状況下においても、エンジンの良好な潤滑状態を維持できる。
【0008】
また、本発明にかかるエンジンにおける液体供給制御装置の他の構成上の特徴は、液体供給装置が電磁ソレノイドを備えており、制御装置による潤滑油供給量の補正が、電磁ソレノイドの駆動時間を制御することにより行われることにある。
【0009】
これによると、オンオフ作動する電磁ソレノイドの駆動時間を、バッテリの電圧値に応じて変更するため、電圧値が下がっても電磁ソレノイドのオン状態の長さをそれに従って長くすることにより、適正な潤滑油の供給が可能になる。この場合、バッテリの電圧と、電磁ソレノイドのオン状態の時間に対する補正係数とのマップを作成し、そのマップにしたがって、電磁ソレノイドのオン状態の時間を補正する。これによって、バッテリの電圧変化に関係なく、常時適正量の液体の供給が可能になる。
【0010】
また、本発明にかかるエンジンにおける液体供給制御装置の構成上の特徴は、エンジンと、液体タンクの液体をエンジンに供給するための液体供給装置と、液体供給装置によってエンジンに供給される液体量を算出する液体量算出装置と、液体供給装置によってエンジンに供給される液体量を測定する液体量測定装置と、液体量算出装置が算出する液体量の算出値と液体測定装置が測定する液体量の測定値とを比較する比較装置と、比較装置が比較した両値の差が所定値を超える場合に警報を発する警報装置とを備えたことにある。
【0011】
このように構成した本発明のエンジンにおける液体供給制御装置では、液体量算出装置が算出する計算値による液体の供給量と、液体量測定装置が測定する実際に供給された液体の量とを、比較装置で比較するようにしている。そして、双方の値に許容範囲である所定値以上の差があれば、フィルターの目詰まり等の理由により、液体の供給量は適正値になっていないと判定して、警報装置が警報を発する。これによって、液体の供給に異常が生じていることを知ることができ、適正な処置をとることができる。この場合の警報は、ランプの点灯、ブザーによる発音、画像による表示等とすることができる。
【0012】
また、本発明にかかるエンジンにおける液体供給制御装置の他の構成上の特徴は、液体が潤滑油であことにある。これによれば、潤滑油をエンジンに供給する液体供給装置における異常検出が可能になり、操船者は、早期にその異常を知ることができる。これによって、エンジンの損傷を防止することができる。
【0013】
また、本発明にかかるエンジンにおける液体供給制御装置のさらに他の構成上の特徴は、液体が燃料であることにある。これによれば、燃料をエンジンに供給する液体供給装置における異常検出が可能になり、操船者は、早期にその異常を知ることができる。これによって、適切な処置をとることができ、エンジンへの良好な燃料供給ができる。
【0014】
また、本発明にかかるエンジンにおける液体供給制御装置のさらに他の構成上の特徴は、液体測定装置が、液体の液面高さを測定するレベルゲージであることにある。これによれば、簡単に液体の供給量を測定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明にかかる液体供給制御装置を備えた船外機10を示している。この船外機10は、船体(図示せず)の船尾に支持されたケース11と、ケース11の下部に回転可能に取り付けられたプロペラ12と、ケース11の内部における上部に設けられ、プロペラ12を回転駆動させる2サイクルのエンジン30とを備えている。ケース11は、上部のトップカウル(図示せず)、中間部のアッパーケースおよび下部のロアケースで構成されており、エンジン30はトップカウル内に収容され、プロペラ12はロアケースに取り付けられている。そして、アッパーケース内には、エンジン30による駆動力をプロペラ12に伝達するためのドライブ軸13が収容されている。
【0016】
本発明にかかる液体供給制御装置は、エンジン30の外、エンジン30に燃料を供給するための燃料供給装置40、エンジン30および燃料供給装置40に潤滑油を供給するための潤滑油供給装置50と、潤滑油供給装置50が供給する潤滑油を収容する潤滑油タンク60と、エンジン30、燃料供給装置40および潤滑油供給装置50が備える各装置を制御するための電気制御装置70とを備えている。
【0017】
エンジン30は、アッパーケースの上端部に設けられており、クランクケース31と、クランクケース31の略中央に垂直方向に設けられ軸線回りに回転可能になったクランク軸32と、クランクケース31の後部側面から互いの角度が略直角になるように分岐して水平方向に延びた一対のシリンダ33a,33bとを備えている。そして、各シリンダ33a,33bには、それぞれ点火プラグ34a,34bが設けられている。また、クランク軸32の近傍には、クランク軸32の回転数(後述するエンジン回転数N)を検出する回転センサ32aが設けられ、シリンダ33bには、エンジン温度(シリンダ33bの温度)を検出する温度センサ30aが設けられている。
【0018】
また、エンジン30は、外部の空気を吸引するための吸気管35も備えている。この吸気管35は、クランクケース31の前部側面から外部に向って水平方向に延びており、内部にリード弁36とスロットル弁37とが設けられている。リード弁36は、矢印aで示したように吸気管35の外部からクランクケース31の内部に向う方向にのみ空気を通過させ、スロットル弁37は、吸気管35内を通過する空気の流路の開度(スロットル開度)を調節する。そして、スロットル弁37には、スロットル弁37の開度を検出するスロットル開度検出センサ37aが設けられている。
【0019】
燃料供給装置40は、燃料ポンプ41とベーパセパレータタンク42とを備えており、燃料ポンプ41の駆動により、燃料タンク43に収容されている燃料を、燃料噴射弁44a,44bを介して、各シリンダ33a,33bに供給する。この際、ベーパセパレータタンク42は、燃料に含まれる水分を分離除去し、燃料噴射弁44a,44bは、燃料を霧状にしてシリンダ33a,33b内に噴射する。
【0020】
このため、エンジン30が駆動しているときには、外部の空気が吸気管35を介してクランクケース31内に吸引され、クランクケース31内で圧縮されてシリンダ33a,33bに供給される。一方、燃料供給装置40からは、燃料ポンプ41の駆動により燃料タンク43から吸引した燃料が送り出され、この燃料が燃料噴射弁44a,44bによって霧状にされてシリンダ33a,33bに供給される。このため、シリンダ33a,33b内では、燃料と空気との混合気が生成され、この混合気は、点火プラグ34a,34bの放電により点火され、燃焼する。この燃焼によって、クランク軸32が回転し、ドライブ軸13を介して、その回転力がプロペラ12に伝達され、プロペラ12が回転する。この結果、船舶は走行する。
【0021】
潤滑油供給装置50は、電磁ソレノイド51を備えた油圧ポンプで構成されている。そして、電磁ソレノイド51の駆動により、潤滑油タンク60に収容されている潤滑油を、エンジン30のシリンダ33a,33bおよび燃料供給装置40にそれぞれ供給する。また、潤滑油給装置50には、潤滑油の温度を検出するための温度センサ50aが設けられている。
【0022】
潤滑油タンク60には、潤滑油給装置50に送るための潤滑油が収容されており、電磁ソレノイド51の駆動により、潤滑油タンク60内の潤滑油は、フィルター52を介して潤滑油給装置50に吸引される。この際、フィルター52は、通過する潤滑油を濾過して、潤滑油に含まれる異物を除去する。また、潤滑油タンク60の内側面には、図2に示したレベルゲージ61が取り付けられている。
【0023】
このレベルゲージ61は、リードスイッチを用いた接点式のものであり、潤滑油タンク60の壁面に連結される円板状の取付フランジ62と、取付フランジ62の下面に設けられた円柱状の本体部63と、本体部63の下面から下方に延びるガイドパイプ64とを備えている。そして、ガイドパイプ64の外周には、ガイドパイプ64に沿って上下移動可能な円筒状のフロート65が取り付けられ、ガイドパイプ64の下端には、下部止め具66が取り付けられている。フロート65は、潤滑油の比重よりも小さな比重の材質で構成されており、上部を潤滑油の液面から上方に突出させた状態で浮く。
【0024】
このため、フロート65は、本体部63の下面と下部止め具66の上面との間で、潤滑油の液面に追従してガイドパイプ64に沿って上下移動する。また、ガイドパイプ64における図2に二点鎖線で示した位置には、それぞれスイッチSW1,SW2,SW3が設けられて、フロート65の位置に応じて、オン状態またはオフ状態になる。すなわち、スイッチSW1は、液面の高さがスイッチSW1の位置よりも上方になって、フロート65の上部がスイッチSW1の位置よりも上方に位置したときにオンになり、液面の高さがスイッチSW1の位置よりも下方になって、フロート65の上部がスイッチSW1の位置よりも下方に位置したときにオフになる。
【0025】
スイッチSW2は、液面の高さがスイッチSW2の位置よりも下方になって、フロート65の上部がスイッチSW2の位置よりも下方に位置したときにオンになり、液面の高さがスイッチSW2の位置よりも上方になって、フロート65の上部がスイッチSW2の位置よりも上方に位置したときにオフになる。スイッチSW3は、液面の高さがスイッチSW3の位置よりも下方になって、フロート65の上部がスイッチSW3の位置よりも下方に位置したときにオンになり、液面の高さがスイッチSW3の位置よりも上方になって、フロート65の上部がスイッチSW3の位置よりも上方に位置したときにオフになる。また、各スイッチSW1,SW2,SW3はケーブル67を介して電気制御装置70に接続されている。
【0026】
電気制御装置70は、点火プラグ34a,34b、燃料ポンプ41、燃料噴射弁44a,44b、電磁ソレノイド51、レベルゲージ61および各センサ30a,32a,37a,50aと電気的に接続されている。そして、各センサ30a等からの検出信号に基づいて、エンジン30および燃料供給装置40を制御するとともに、潤滑油供給装置50からエンジン30のシリンダ33a,33bおよび燃料供給装置40にそれぞれ供給される潤滑油の供給量を制御する。
【0027】
また、電気制御装置70は、CPU,ROM,RAM等を備えており、後述するプログラムを実行するとともに、各種の演算処理を行うことによって、潤滑油の供給量を制御するとともに、潤滑油の供給異常を検出する。また、電気制御装置70には、液体供給制御装置が備える各装置に電力を供給するためのバッテリ71と、潤滑油の供給に異常が生じたときに点灯する警告ランプ72が接続されている。バッテリ71の電圧値は、電気信号として電気制御装置70に送信され、電気制御装置70は、この電圧値に基づいて潤滑油の供給量を補正する。また、警告ランプ72は、潤滑油の供給に異常が生じたと判定されたときに、電気制御装置70の制御により点灯する。
【0028】
つぎに、以上のように構成した本発明の実施形態にかかる液体供給制御装置が行う制御について説明する。まず、操船者が運転席近傍に設置されたスイッチ(図示せず)をオンにすると、バッテリ71からの電圧が、電気制御装置70を含む各装置に供給される。この電圧の供給により、電気制御装置70は、図3に示した電磁ソレノイドの駆動時間決定ルーチンのプログラムおよび図6に示した潤滑油供給装置50における異常検出ルーチンのプログラムを所定の短時間ごとに繰り返し実行し始める。
【0029】
まず、図3に示したプログラムの実行は、ステップ100において開始され、ステップ102で、電磁ソレノイド51の駆動時間TONが読み込まれる。この駆動時間TONは、予め設定された定数である。つぎに、ステップ104において、回転センサ32aが検出するクランク軸32の回転数に基づくエンジン回転数Nおよびスロットル開度検出センサ37aが検出するスロットル開度Thθが読み込まれる。そして、ステップ106において、バッテリ71の電圧値Tvが読み込まれる。
【0030】
つぎに、プログラムはステップ108に進み、ステップ108において、エンジン回転数Nとスロットル開度Thθとの値に基づいて、エンジン30および燃料供給装置40に供給する潤滑油の供給量および電磁ソレノイド51の駆動周波数Hzが決定される。潤滑油の供給量は、図4に示したマップに基づいて決定される。このマップは、予め作成されて、電気制御装置70のROMに記憶されているものである。図4に二点鎖線で示したように、エンジン回転数Nの値が大きくなるに従って潤滑油の必要供給量は多くなり、また、スロットル開度Thθが大きくなるに従って、潤滑油の必要供給量は多くなる。
【0031】
つぎに、図4のマップから求めた供給量に基づいて、駆動周波数マップ(図示せず)により、適正な駆動周波数Hzが決定され、この駆動周波数Hzに従って電磁ソレノイド51のオン状態の時間である駆動時間TONが求められる。電磁ソレノイド51は、駆動時にオンとオフの状態を短時間で繰り返している。そして、ステップ110において、バッテリ71の電圧値Tvに基づいて、駆動時間TONの補正が行われる。
【0032】
駆動時間TONの補正は、図5に示したバッテリ電圧Tvと、補正係数KTVとのマップにより行われる。図5に示すように、バッテリ電圧Tvが14vを少し超えたところを基準として、その基準電圧値よりもバッテリ電圧Tvが大きければ補正係数KTVは小さくなり、基準電圧値よりもバッテリ電圧Tvが小さければ補正係数KTVは大きくなる。特に、バッテリ電圧Tvが12vよりも小さくなると補正係数KTVの増大率は大きくなる。このマップは、実験によって予め求められた値に基づいて作成されたものである。
【0033】
つぎに、ステップ110において、図5のマップから求めた補正係数KTVとステップ108で求めた駆動時間TONとを積算した値が適正な駆動時間TONとして決定される。そして、電気制御装置70は、決定された駆動時間TONに基づいて、電磁ソレノイド51を駆動させる。この結果、潤滑油供給装置50から、エンジン30および燃料供給装置40に適正量の潤滑油が供給され、エンジン30および燃料供給装置40の円滑な駆動が行われる。また、その際、潤滑油は、フィルター52によって濾過されて異物を除去される。
【0034】
そして、プログラムは、ステップ112に進んで一旦終了したのち、再度、ステップ100に進んで、前述した処理が繰り返される。その間、エンジン回転数Nとスロットル開度Thθとの値に基づいて、電磁ソレノイド51の駆動時間TONが求められるとともに、バッテリ71の電圧値Tvに基づいて、その駆動時間TONの補正が行われる。そして、その時の運転状態に応じて決定される適正な駆動時間TONにしたがって、電磁ソレノイド51が駆動され、エンジン30および燃料供給装置40に適正量の潤滑油が供給される。
【0035】
つぎに、電気制御装置70が行う潤滑油供給装置50における異常検出ルーチンのプログラムを、図6を用いて説明する。このプログラムは、潤滑油供給装置50から、エンジン30および燃料供給装置40に供給される潤滑油が適正な量であるか否かを判定するためのものである。
【0036】
まず、図6に示したプログラムの実行は、ステップ200において開始され、ステップ202で、スイッチSW1またはスイッチSW2のフラグが“オン”であるか否かが判定される。このフラグは、“オン”により潤滑油タンク60内に設置されたレベルゲージ61のスイッチSW1またはスイッチSW2がオン状態であることを表し、それ以外は、スイッチSW1,SW2がオフ状態であることを表す。初期においては、このフラグは“オフ”設定されている。
【0037】
したがって、ステップ202においては、「NO」と判定して、ステップ204に進む。ステップ204においては、スイッチSW1,SW2,SW3がそれぞれオン状態であるか否かが判定される。ここで、スイッチSW1,SW2,SW3がすべてオフ状態であれば、「NO」と判定して、ステップ202に戻り、以下、スイッチSW1,SW2,SW3のうちのいずれかがオン状態になるまで、ステップ202,204の処理を繰り返す。その間、潤滑油タンク60内の潤滑油は、潤滑油供給装置50によって、エンジン30および燃料供給装置40に供給され、その液面の高さが変化していく。
【0038】
また、ステップ204の処理時に、潤滑油の液面が、潤滑油タンク60内に充分潤滑油が満たされていて、スイッチSW1がオン状態であれば、「YES」と判定して、プログラムは、ステップ206に進む。そして、ステップ206において、スイッチSW1がオン状態であるか否か、または、スイッチSW1のフラグが“オン”であるか否かの判定が行われる。ここでは、スイッチSW1がオン状態であるため、「YES」と判定して、ステップ208に進み、ステップ208において、スイッチSW1のフラグを“オン”に設定する。
【0039】
ついで、ステップ210において、電磁ソレノイド51の総駆動時間TTOTALに、今回のエンジン駆動時における電磁ソレノイド51の駆動時間TONを加算した値を総駆動時間TTOTALとする。この場合、今回が最初のエンジン駆動時であれば、駆動時間TONがそのまま総駆動時間TTOTALとなる。つぎに、プログラムは、ステップ212において、スイッチSW2がオン状態であるか否かを判定する。ここで、潤滑油の供給量がまだ少量であるため、液面がスイッチSW2の位置よりも上方にあり、スイッチSW2がオフの状態であれば、「NO」と判定して、ステップ202に戻る。
【0040】
ステップ202では、スイッチSW1のフラグが“オン”に設定されているため、「YES」と判定して、ステップ206に進む。ステップ206においても、スイッチSW1のフラグは“オン”に設定されているため、「YES」と判定して、ステップ208に進む。以下、前述したステップ208,210の処理を行ったのちに、ステップ212に進む。その際、ステップ210において、総駆動時間TTOTALの値が駆動時間TONを加算した値に更新される。そして、ステップ212において、まだ、スイッチSW2がオフの状態であれば、「NO」と判定して、ステップ202に戻る。
【0041】
以下、潤滑油の供給により、液面がスイッチSW2の位置よりも下方になって、スイッチSW2がオンになるまで、ステップ202,206〜212の処理を繰り返す。そして、液面がスイッチSW2の位置よりも下方になり、ステップ212で「YES」と判定すると、ステップ214に進む。ステップ214では、総駆動時間TTOTALの値と、電気制御装置70による演算処理から求めた理論駆動時間との比較が行われ、両値の差が所定の許容範囲を超えているか否かの判定が行われる。理論駆動時間は、エンジンの回転数、エンジンの温度、潤滑油の温度等に基づいて算出したものである。
【0042】
潤滑油の供給が適正な状態で行われ、総駆動時間TTOTALの値と、理論駆動時間の値との間に所定値を超える差がなければ、ステップ214において、「YES」と判定してステップ218に進む。また、総駆動時間TTOTALの値と、理論駆動時間の値との間に所定値を超える差があり、潤滑油の供給に異常が生じていればステップ214において、「NO」と判定してステップ216に進む。そして、ステップ216において、警告ランプ72を点灯させたのちに、ステップ218に進む。このような場合には、フィルター52に目詰まりが生じた等の原因により潤滑油の適正な供給ができなくなっている。このため、警告ランプ72の点灯を見た操船者は、フィルター52の交換を行う等、異常の原因を取り除くための処置を行う。
【0043】
プログラムに戻り、ステップ218においては、スイッチSW1のフラグの“オン”設定および総駆動時間TTOTALの値を初期の設定状態に戻す処理が行われる。そして、ステップ220に進み、プログラムは終了する。そして、再度、ステップ200からの処理が順次行われる。そして、つぎのプログラムの実行時に、ステップ202において、「NO」と判定したのち、ステップ204において、スイッチSW1,SW2,SW3がオンであるか否かが判定される。
【0044】
前回のプログラム実行時でのステップ212の処理において、SW2はオンと判定しているため、ステップ206に進む。そして、ステップ206において、スイッチSW1がオフ状態で、かつ、スイッチSW1のフラグが“オン”でなければ、「NO」と判定してステップ226に進む。この場合、潤滑油の液面は、スイッチSW1の位置よりも下方になっている。
【0045】
ステップ226においては、スイッチSW2がオン状態であるか否か、または、スイッチSW2のフラグが“オン”であるか否かの判定が行われる。ここで、潤滑油の液面がスイッチSW2の位置よりも上方になっていれば、「NO」と判定してステップ200に戻る。そして、潤滑油の液面がスイッチSW2の位置よりも下方になって、スイッチSW2がオン状態になるまで、ステップ200〜206,226の処理を繰り返す。
【0046】
そして、スイッチSW2がオン状態になると、ステップ226において、「YES」と判定して、ステップ228に進み、ステップ228において、スイッチSW2のフラグを“オン”に設定する。以下、スイッチSW1をスイッチSW2に置き換え、スイッチSW2をスイッチSW3に置き換えて、前述したステップ210〜220の処理と同じ処理を、ステップ230〜240において行う。同一の処理であるためその説明は省略する。これによって、潤滑油の液面が、スイッチSW2の位置になってからスイッチSW3の位置になるまでの間の潤滑油の供給が適正に行われているか否かの検出が行われる。
【0047】
このように、本実施形態による液体供給制御装置では、エンジン回転数Nやスロットル開度Thθだけでなく、バッテリ電圧Tvもパラメータとして、潤滑油の供給量を決定するため、エンジン30および燃料供給装置40へのより適正な潤滑油の供給が可能になる。これによって、エンジン30や燃料供給装置40の焼き付きが防止でき、エンジン30の運転状態を良好な状態に維持できる。また、潤滑油の供給に異常が生じた場合には、警告ランプ72が点灯するため、すぐに適切な処置を行うことができる。これによって、エンジン30等を損傷することが防止でき、長期間の使用が可能になる。
【0048】
また、本発明にかかる液体供給制御装置では、温度センサ30aが検出するエンジン温度や、温度センサ50aが検出する潤滑油温度も潤滑油の供給量を決定するためのパラメータとして用いることができる。これによると、さらに適正な潤滑油の供給が可能になる。また、警告ランプ72に替えて、警告ブザーを用いたり、画像による表示を行ったりすることもできる。また、本発明にかかる液体供給制御装置では、燃料タンク43に、レベルゲージ61を設け、前述した燃料供給の異常検出を行うことができる。これによって、エンジン30への燃料供給に異常が発生したときに、早期にその異常を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による液体供給制御装置を備えた船外機を示す構成図である。
【図2】レベルゲージを示す正面図である。
【図3】電気制御装置が備えるCPUが実行する電磁ソレノイドの駆動時間決定ルーチンのプログラムを示すフローチャートである。
【図4】エンジン回転数とスロットル開度から潤滑油供給量を求めるためのマップである。
【図5】バッテリ電圧から電磁ソレノイドの駆動時間を補正する補正係数を求めるためのマップである。
【図6】電気制御装置が備えるCPUが実行する異常検出ルーチンのプログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…船外機、30…エンジン、32…クランク軸、35…吸気管、37…スロットル弁、37a…スロットル開度検出センサ、40…燃料供給装置、41…燃料ポンプ、43…燃料タンク、50…潤滑油供給装置、51…電磁ソレノイド、52…フィルター、60…潤滑油タンク、61…レベルゲージ、65…フロート、70…電気制御装置、71…バッテリ、72…警告ランプ。
Claims (6)
- エンジンと、
前記エンジンに、潤滑油からなる液体を供給するための液体供給装置と、
前記エンジンおよび前記液体供給装置に電力を供給するためのバッテリと
を備えた液体供給制御装置において、
前記液体供給装置によるエンジンへの液体の供給量を、前記バッテリの電圧値に基づいて補正する制御装置を備えたことを特徴とするエンジンにおける液体供給制御装置。 - 前記液体供給装置が電磁ソレノイドを備えており、前記制御装置による液体供給量の補正が、前記電磁ソレノイドの駆動時間を制御することにより行われる請求項1に記載のエンジンにおける液体供給制御装置。
- エンジンと、
液体タンクの液体を、前記エンジンに供給するための液体供給装置と、
前記液体供給装置によって前記エンジンに供給される液体量を算出する液体量算出装置と、
前記液体供給装置によって前記エンジンに供給される液体量を測定する液体量測定装置と、
前記液体量算出装置が算出する液体量の算出値と、前記液体測定装置が測定する液体量の測定値とを比較する比較装置と、
前記比較装置が比較した両値の差が所定値を超える場合に警報を発する警報装置と
を備えたことを特徴とするエンジンにおける液体供給制御装置。 - 前記液体が潤滑油である請求項3に記載のエンジンにおける液体供給制御装置。
- 前記液体が燃料である請求項3に記載のエンジンにおける液体供給制御装置。
- 前記液体測定装置が、液体の液面高さを測定するレベルゲージである請求項3ないし5のうちのいずれか一つに記載のエンジンにおける液体供給制御装置。
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