JP3797632B2 - 内燃機関のスロットル開度センサ故障検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、スロットル開度センサの故障を検出する内燃機関のスロットル開度センサ故障検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、船舶に搭載した船外機では、船外機の点火時期、燃料噴射量を決定する上で、スロットル開度センサからの情報は、開度電圧からエンジン負荷の大きさの情報とし、点火時期、噴射時間マップの軸データとし、開度電圧の変化率から運転者の加速、減速操作の情報を得る等、エンジン運転機能上重要なセンサである。また、スロットル開度センサからの情報は、例えばオーバーヒート検出時の回転数制御の解除等にも利用される。
【0003】
このため、船外機には、スロットル開度センサ故障検出装置を備え、内燃機関の吸気通路に備えたスロットル弁の開度を検出するスロットル開度センサの故障を検出するものがあり、例えば断線、ショートのみを検出し、スロットルセンサ出力電圧の両端で上下限を設けてある値以上、以下をそれぞれショート、断線としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、断線、ショート相当の電圧変化が発生すれば検出できるが、その状態ではすでに運転性が低下する状態に至っており、運転者から見ると運転性が大きく低下する前に故障の検出ができた方が望ましい。
【0005】
この発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、スロットル弁が動いていない状態を間接的に判定し、スロットル開度センサの出力電圧が変化したことを検出し、しかもエンジン運転中に検出でき、故障の発生が一時的なものであっても、その故障情報を発生後に確認できる内燃機関のスロットル開度センサ故障検出装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、請求項1記載の発明は、内燃機関の吸気通路に備えたスロットル弁の開度を検出するスロットル開度センサの故障を検出する内燃機関のスロットル開度センサ故障検出装置において、前記内燃機関が所定エンジン回転数の範囲内で運転されていることを検出する運転状態検出手段と、この運転状態を検出している間に前記スロットル開度センサのスロットル電圧が所定の値以上変化しエンジン回転数が所定の範囲内の時にスロットル開度センサの出力電圧異常と判定する異常検出手段とを備えることを特徴としている。運転状態を検出している間にスロットル開度センサのスロットル電圧が所定の値以上変化しエンジン回転数が所定の範囲内の時にスロットル開度センサの出力電圧異常と判定することで、スロットル弁が動いていない状態を間接的に判定しスロットル開度センサ出力電圧が変化したことを検出し、しかもエンジン運転中に検出でき、電圧変化を引き起こす故障の検出が自己診断できる。
【0007】
請求項2記載の発明は、前記所定エンジン回転数の範囲が、スロットル開度を作動させることが少ない回転が安定したエンジン回転領域であることを特徴としている。スロットル開度を作動させることが少ない回転が安定したエンジン回転領域、例えばクルージング領域でスロットル開度センサの出力電圧異常を判定することで故障を確実に検出することができる。
【0008】
請求項3記載の発明は、前記異常検出手段から得られる異常情報を記憶する記憶手段を備えることを特徴としている。異常情報を記憶することで、故障の発生を過去にさかのぼって確認でき、故障部品の特定を早く行うことができる。
【0009】
請求項4記載の発明は、前記異常検出手段から得られる異常情報を表示する異常表示手段を備えることを特徴としている。異常情報を表示することで、故障の発生を容易に確認することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。この発明の実施の形態は、船外機に搭載される内燃機関に適用したものであり、図1は船舶に船外機を搭載した状態を示す図、図2は船外機の構成を示す図である。
【0011】
船舶1は水面2に浮かべられており、矢印Frは船舶1の前進方向を示し、以下の説明で左右とは前進方向に向かっていうものとする。船舶1の船体3の後部には、船外機4が着脱自在に装着されている。船外機4は、船体3の後部に着脱自在に取り付けられるクランプブラケット6と、クランプブラケット6に枢支軸7を介して上下回動自在に枢支されるスイべルブラケット8と、このスイベルブラケット8を上下方向に回動させる油圧シリンダ9と、スイベルブラケット8に支持される推進ユニット10とを備えている。
【0012】
推進ユニット10は、スイベルブラケット8に支持されるケース12を有し、このケース12の上部に内燃機関13が取り付けられ、内燃機関13をその上方から覆うカウリング14が設けられている。内燃機関13の下方でケースl2内には軸心がほぼ垂直の動力伝達軸15が設けられ、また、ケース12の下端部には軸心が前後方向に延び、動力伝達軸15に連結されたプロぺラ軸l6が回転自在に支持されており、プロペラ軸16にはプロペラ17が取り付けられている。
【0013】
船体3には燃料タンク41が配設されており、燃料タンク41は、手動の低圧燃料ポンプ48、チューブ50を介して燃料供給装置39に接続されている。内燃機関13は、水冷式2サイクルV型6気筒クランク軸縦置きエンジンで、ケース12に支持されるクランクケース20を有し、クランクケース20には軸心がほぼ垂直のクランク軸21が回転自在に支持されている。クランクケース20には、各気筒を構成するシリンダ本体22がV字型をなすように突設されている。シリンダ本体22には各気筒毎にシリンダ穴23が形成され、各シリンダ穴23にそれぞれピストン24が摺動自在に嵌合され、これら各ピストン24はコンロッド25によりクランク軸21に連結されている。
【0014】
また、クランクケース20にはその内外を連通させる吸気ポート27が各気筒毎に形成されている。吸気ポート27には、カウリング14内の大気に開口する吸気装置26が接続されている。この吸気装置26は、吸気ポート27に連通する吸気管28と、この吸気管28の上流側端部に取り付けられる吸気取入ハウジング32を備え、吸気取入ハウジング32には吸気口33が形成されている。吸気管28と吸気取入ハウジング32の内部は互いに連通して吸気通路30を形成しており、吸気取入ハウジング32の外部から外気が吸気口33、吸気通路30、吸気ポート27を経てクランクケース20の内部に流入可能とされている。各吸気ポート27にはそれぞれリード弁29が設けられ、また、各吸気管28には吸気通路30の断面積を手動操作により調節するスロットル弁31が設けられている。各シリンダ本体22内で、シリンダ本体22とピストン24とで囲まれた空間が燃焼室34であり、この燃焼室34に対向して点火プラグ35が配設されている。
【0015】
各吸気管28には、各気筒毎に燃料噴射弁37が取り付けられ、各燃料噴射弁37は磁力で開閉作動されるソレノイド開閉式であり、リード弁29よりも上流側の吸気通路30内に燃料を噴射可能にしている。各燃料噴射弁37には燃料を供給する燃料供給装置39が設けられている。燃料供給装置39は、各燃料噴射弁37の各上流端を互いに連通させる燃料レール38を有し、シリンダ本体22の側壁にはべーパセパレータタンク42が取り付けられ、ベーパセパレータタンク42に燃料を供給可能とする手動の低圧燃料ポンプ48、ダイヤフラム式の低圧燃料ポンプ49とが設けられ、これら低圧燃料ポンプ48、49の間にはチューブ50とフィルタ51とが介設されている。
【0016】
また、燃料供給装置39には、べーパセパレータタンク42内の燃料を加圧し高圧にして燃料レール38に供給する高圧燃料ポンプ52が設けられている。高圧燃料ポンプ52は、配管53により燃料レール38に連結され、高圧燃料ポンプ52の駆動により、べーパセパレータタンク42内の燃料が加圧されて配管53と燃料レール38を経て各燃料噴射弁37に供給される。また、燃料レール38は、配管54及びレギュレータ弁59を介してべーパセパレータタンク42内の上部に連結され、レギュレータ弁59により、各燃料噴射弁37に供給される燃料圧力が所定の高圧に調圧され、そして、燃料噴射弁37はこの圧力に基づいて燃料を噴射する。
【0017】
シリンダ本体22の近傍にオイルタンク75が配設されており、オイルタンク75内のオイルは、オイルポンプ76によりべーパセパレータタンク42内に供給されここで燃料と混合されて、燃料噴射弁37を通って燃焼室34に供給され、内燃機関13の潤滑を行うようにしている。また、シリンダ本体22の6つの気筒の内、1つの気筒▲1▼の近傍にO2センサ70が取り付けられている。
【0018】
次に、燃料噴射制御について説明する。制御装置68には、内燃機関13の運転状態、船外機4や船舶1の状態を示す各種センサからの検出信号が入力される。すなわち、センサとして、クランク軸21の回転角(回転数)を検出するクランク角センサ90、クランクケース20内の圧力を検出するクランク室内圧センサ91、各気筒▲1▼〜▲6▼内の圧力を検出する筒内圧センサ92、吸気通路30内の温度を検出する吸気温度センサ93、シリンダ本体22の温度を検出するエンジン温度センサ94、各気筒▲1▼〜▲6▼内の背圧を検出する背圧センサ95、スロットル弁31の開度を検出するスロットル開度センサ96、冷却水の温度を検出する冷却水温度センサ97、内燃機関13の振動数を検出するエンジン振動センサ98、内燃機関13のマウント高さを検出するエンジンマウント高さ検出センサ99、船外機4の動力伝達装置80のニュートラル状態を検出するニュートラルセンサ100、船外機4の上下回動位置を検出するトリム角検出センサ101、船舶1の速度を検出する船速センサ102、船舶1の姿勢を検出する船舶姿勢センサ103、大気圧を検出する大気圧センサ104、オイルレベルセンサ105が設けられ、そして、気筒▲1▼の近傍にO2センサ70が設けられている。
【0019】
制御装置68は、これら各種センサの検出信号を演算処理し、制御信号を点火プラグ35、燃料噴射弁37、スロットル弁31及びISC89に伝送する。空燃比制御は、O2センサ70の検出信号(電圧値)に基づき、フィードバック制御による燃料噴射量の制御を行う。空燃比がリーン側からリッチ側になると燃料噴射量を減少させるように制御し、この制御により次第に空燃比がリーン側に変化してゆき、空燃比がリッチ側からリーン側になると燃料噴射量を増大させるように制御することにより、平均的に理論空燃比(空気過剰率λ=1)となるように燃料噴射量を制御する。この実施形態では、気筒▲1▼についてはフィードバック制御により理論空燃比となるように燃料噴射量を制御すると共に、残りの気筒▲2▼〜▲6▼については、気筒▲1▼の空燃比を用い、各気筒▲2▼〜▲6▼の状態に応じて燃料噴射量を補正するように制御する。
【0020】
この制御装置68には、運転状態検出手段A、異常検出手段B及び記憶手段Cとが備えられている。運転状態検出手段Aでは、内燃機関13がクランク軸21の回転角(回転数)を検出するクランク角センサ90のエンジン回転数に基づき所定エンジン回転数の範囲内で運転されていることを検出する。所定エンジン回転数の範囲は、スロットル開度を作動させることが少ない回転が安定したエンジン回転領域であり、この回転が安定したエンジン回転領域、例えばクルージング領域でスロットル開度センサの出力電圧異常を判定することで故障を確実に検出することができる。
【0021】
また、異常検出手段Bは、運転状態検出手段Aが運転状態を検出している間にスロットル開度センサ96のスロットル電圧が所定の値以上変化しエンジン回転数が所定の範囲内の時にスロットル開度センサ96の出力電圧異常と判定する。運転状態を検出している間にスロットル開度センサ96のスロットル電圧が所定の値以上変化しエンジン回転数が所定の範囲内の時にスロットル開度センサ96の出力電圧異常と判定することで、スロットル弁31が動いていない状態を間接的に判定しスロットル開度センサ出力電圧が変化したことを検出し、しかもエンジン運転中に検出でき、電圧変化を引き起こす故障の検出が自己診断できる。
【0022】
記憶手段Cには、異常検出手段Bから得られる異常情報を記憶し、この異常情報を記憶することで、故障の発生を過去にさかのぼって確認でき、故障部品の特定を早く行うことができる。また、異常検出手段Bから得られる異常情報を異常表示手段Dに表示し、このように異常情報を表示することで、故障の発生を容易に確認することができる。
【0023】
また、スロットル開度センサ96の故障を自己診断で検出した場合、フェールセーフ制御手段Dにより点火時期を固定して運転者に知らせることができる。このように、スロットル弁31が動いていない状態を間接的に判定し、スロットル開度センサ96の出力電圧が変化したことを検出し、しかもエンジン運転中に検出でき、故障の発生が一時的なものであっても、その故障情報を発生後に確認できる
また、この実施の形態では、フェールセーフ制御をする場合と、実施しない場合がある。フェールセーフ制御を実施する場合には、電圧変化の故障を検出してフェールセーフ制御ができるようにする。一方、フェールセーフ制御をしない場合には、異常情報の表示を行う。
【0024】
図3はスロットル開度センサの故障判定フローチャートである。スロットル開度センサの故障判定制御の処理が開始されると(ステップa1)、エンジン回転数が所定回転数の例えば3000rpm以上か否かの判断を行い(ステップb1)、3000rpm以上の場合には、エンジン回転数が所定回転数の例えば4500rpm以下か否かの判断を行い(ステップc1)、4500rpm以下の場合には、スロットル開度センサ96の電圧値を保存する(ステップd1)。
【0025】
この実施の形態では、エンジン回転数が所定回転数の例えば3000rpm以上で、例えば4500rpm以下のスロットル開度を作動させることが少ない回転が安定したエンジン回転領域、例えばクルージング領域でスロットル開度センサ96の出力電圧異常を判定することで故障を確実に検出することができるようにしている。
【0026】
次に、保存した電圧値と現在の電圧値とを比較して、その電圧値の差が例えば2V以上か否かを判断し(ステップe1)、2V以上の場合にはエンジン回転数が所定回転数の例えば3000rpm以上か否かの判断を行い(ステップf1)、3000rpm以上の場合には、エンジン回転数が所定回転数の例えば4500rpm以下か否かの判断を行い(ステップg1)、4500rpm以下の場合には、スロットル開度センサ96の故障と判定し(ステップh1)、スロットル開度センサ96の故障を記憶する(ステップi1)。
【0027】
図4は他の実施の形態のスロットル開度センサの故障判定フローチャートである。スロットル開度センサの故障判定制御の処理が開始されると(ステップa2)、エンジン回転数が所定回転数の例えば3000rpm以上か否かの判断を行い(ステップb2)、3000rpm以上の場合には、エンジン回転数が所定回転数の例えば4500rpm以下か否かの判断を行い(ステップc2)、4500rpm以下の場合には、スロットル開度センサ96の電圧値を保存する(ステップd2)。
【0028】
次に、保存した電圧値と現在の電圧値とを比較して、その電圧値の差が例えば2V以上か否かを判断し(ステップe2)、2V以上の場合には所定時間例えば2秒以上経過したか否かを判断し(ステップf2)、急減速示のスロットル開度センサ96の電圧の変化による後検出を除去する。この実施の形態では、所定時間例えば2秒以上経過したか否かを判断することで、例えば回転が安定したエンジン回転領域、例えばクルージング領域で仮に運転者がスロットル弁31を動かした場合に回転が低下することを除くためである。このように、急減速示のスロットル開度センサ96の電圧の変化による後検出の除去は、所定時間待つか、あるいはこの実施の形態のように所定時間の間継続して検出を行なう。
【0029】
そして、エンジン回転数が所定回転数の例えば3000rpm以上か否かの判断を行い(ステップg2)、3000rpm以上の場合には、エンジン回転数が所定回転数の例えば4500rpm以下か否かの判断を行い(ステップh2)、4500rpm以下の場合には、スロットル開度センサ96の故障と判定し(ステップi2)、スロットル開度センサ96の故障を記憶する(ステップj2)。
【0030】
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明はこれに限定されるものではなく種々の変更が可能である。例えば、実施の形態においては、船外機用エンジンに適用した例について説明しているが、自動車用エンジンに適用してもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1記載の発明では、運転状態を検出している間にスロットル開度センサのスロットル電圧が所定の値以上変化しエンジン回転数が所定の範囲内の時にスロットル開度センサの出力電圧異常と判定することで、スロットル弁が動いていない状態を間接的に判定しスロットル開度センサ出力電圧が変化したことを検出し、しかもエンジン運転中に検出でき、電圧変化を引き起こす故障の検出が自己診断できる。
【0032】
請求項2記載の発明では、スロットル開度を作動させることが少ない回転が安定したエンジン回転領域、例えばクルージング領域でスロットル開度センサの出力電圧異常を判定することで故障を確実に検出することができる。
【0033】
請求項3記載の発明では、異常検出手段から得られる異常情報を記憶することで、故障の発生を過去にさかのぼって確認でき、故障部品の特定を早く行うことができる。
【0034】
請求項4記載の発明では、異常検出手段から得られる異常情報を表示することで、故障の発生を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】船舶に船外機を搭載した状態を示す図である。
【図2】船外機の構成を示す図である。
【図3】スロットル開度センサの故障判定フローチャートである。
【図4】他の実施の形態のスロットル開度センサの故障判定フローチャートである。
【符号の説明】
13 内燃機関
31 スロットル弁
96 スロットル開度センサ
A 運転状態検出手段
B 異常検出手段
Claims (4)
- 内燃機関の吸気通路に備えたスロットル弁の開度を検出するスロットル開度センサの故障を検出する内燃機関のスロットル開度センサ故障検出装置において、前記内燃機関が所定エンジン回転数の範囲内で運転されていることを検出する運転状態検出手段と、この運転状態を検出している間に前記スロットル開度センサのスロットル電圧が所定の値以上変化しエンジン回転数が所定の範囲内の時にスロットル開度センサの出力電圧異常と判定する異常検出手段とを備えることを特徴とする内燃機関のスロットル開度センサ故障検出装置。
- 前記所定エンジン回転数の範囲は、スロットル開度を作動させることが少ない回転が安定したエンジン回転領域であることを特徴とする請求項1記載の内燃機関のスロットル開度センサ故障検出装置。
- 前記異常検出手段から得られる異常情報を記憶する記憶手段を備えることを特徴とする請求項1記載の内燃機関のスロットル開度センサ故障検出装置。
- 前記異常検出手段から得られる異常情報を表示する異常表示手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の内燃機関のスロットル開度センサ故障検出装置。
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JP18346096A JP3797632B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 内燃機関のスロットル開度センサ故障検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP18346096A JP3797632B2 (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 内燃機関のスロットル開度センサ故障検出装置 |
Publications (2)
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JPH1030482A JPH1030482A (ja) | 1998-02-03 |
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JP5986062B2 (ja) * | 2013-12-19 | 2016-09-06 | 本田技研工業株式会社 | 汎用エンジンの制御装置 |
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1996
- 1996-07-12 JP JP18346096A patent/JP3797632B2/ja not_active Expired - Lifetime
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