JP2873017B2 - 船外機用２サイクル内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents
船外機用２サイクル内燃機関の燃料供給装置Info
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- JP2873017B2 JP2873017B2 JP1143167A JP14316789A JP2873017B2 JP 2873017 B2 JP2873017 B2 JP 2873017B2 JP 1143167 A JP1143167 A JP 1143167A JP 14316789 A JP14316789 A JP 14316789A JP 2873017 B2 JP2873017 B2 JP 2873017B2
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- fuel
- internal combustion
- combustion engine
- engine
- fuel injection
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は船外機等に用いて好適な船外機用２サイクル
内燃機関の燃料供給装置に関する。
内燃機関の燃料供給装置に関する。
［従来の技術］ 従来、４輪自動車等の４サイクル内燃機関では、機関
の過回転による機関破損等を回避するため、機関回転速
度が所定値を超えることを条件に燃料の供給を停止する
制御を行なっている。
の過回転による機関破損等を回避するため、機関回転速
度が所定値を超えることを条件に燃料の供給を停止する
制御を行なっている。
船外機等の２サイクル内燃機関においても、機関の過
回転を防止するため、上述の４サイクル内燃機関におけ
ると同様に燃料の供給を停止する制御を行なうことが考
えられる。
回転を防止するため、上述の４サイクル内燃機関におけ
ると同様に燃料の供給を停止する制御を行なうことが考
えられる。
［発明が解決しようとする課題］ 然しながら、２サイクル内燃機関では、燃料が燃焼エ
ネルギー源としての機能の他に、気化による機関の冷
却作用、及び混合潤滑油による機関の潤滑作用を営む
ことを期待されている。このため、過回転防止のため
に、燃料の供給を停止することは、機関の冷却、及び潤
滑が行なえなくなり、採用し難い。
ネルギー源としての機能の他に、気化による機関の冷
却作用、及び混合潤滑油による機関の潤滑作用を営む
ことを期待されている。このため、過回転防止のため
に、燃料の供給を停止することは、機関の冷却、及び潤
滑が行なえなくなり、採用し難い。
尚、本出願人は、特願昭57−227558号により、２サイ
クル内燃機関の過回転を防止するため、機関回転速度が
所定値を超えることを条件にスロットル弁を閉じて機関
出力を制御する方法を提案している。然しながら、この
方法では複雑な機械的構成が必要になる。
クル内燃機関の過回転を防止するため、機関回転速度が
所定値を超えることを条件にスロットル弁を閉じて機関
出力を制御する方法を提案している。然しながら、この
方法では複雑な機械的構成が必要になる。
又、本出願人は、特願昭57−173153号により、２サイ
クル内燃機関の過回転を防止するため、機関回転速度が
所定値を超えることを条件に点火停止する方法を提案し
ている。然しながら、この方法では着火から失火、失火
から着火に移る瞬間の機関の出力変動が大きく、体感を
損なう。
クル内燃機関の過回転を防止するため、機関回転速度が
所定値を超えることを条件に点火停止する方法を提案し
ている。然しながら、この方法では着火から失火、失火
から着火に移る瞬間の機関の出力変動が大きく、体感を
損なう。
本発明は、簡素な構成により、２サイクル内燃機関の
冷却、及び潤滑性能を阻害することなく、かつ体感を損
なうことなく、過回転を防止することを目的とする。
冷却、及び潤滑性能を阻害することなく、かつ体感を損
なうことなく、過回転を防止することを目的とする。
［課題を解決するための手段］ 本発明は、燃焼室への吸気経路に潤滑油混合燃料を噴
射する燃料噴射装置と、燃料噴射装置の噴射量を制御す
る制御ユニットとを備えて構成される、クランク軸を縦
置きしてある船外機用２サイクル内燃機関の燃料供給装
置において、燃料噴射装置の燃料噴射弁を、吸気経路に
設けてあるリード弁の上流でスロットル弁の下流に設置
してなるとともに、機関回転速度を検出する回転速度検
出装置を備え、制御ユニットは、回転速度検出装置の検
出回転数が設定値より大であれば、基本噴射時間を長く
することにより、直接燃料噴射弁からの燃料噴射量を増
量せしめるようにしたものである。
射する燃料噴射装置と、燃料噴射装置の噴射量を制御す
る制御ユニットとを備えて構成される、クランク軸を縦
置きしてある船外機用２サイクル内燃機関の燃料供給装
置において、燃料噴射装置の燃料噴射弁を、吸気経路に
設けてあるリード弁の上流でスロットル弁の下流に設置
してなるとともに、機関回転速度を検出する回転速度検
出装置を備え、制御ユニットは、回転速度検出装置の検
出回転数が設定値より大であれば、基本噴射時間を長く
することにより、直接燃料噴射弁からの燃料噴射量を増
量せしめるようにしたものである。
［作用］ 本発明によれば、下記〜の作用がある。
機関速度が所定値を超えると、燃料噴射量が増量せし
められ、結果として燃焼用混合気の空燃比のバランスを
濃い側に崩し、機関出力を制限して過回転を防止でき
る。
められ、結果として燃焼用混合気の空燃比のバランスを
濃い側に崩し、機関出力を制限して過回転を防止でき
る。
過回転防止のための機関出力の制限に際し、燃料噴射
量を増量するものであるため、燃料の気化による機関の
冷却作用、及び混合潤滑油による機関の潤滑作用を喪失
するものでなく、かえってそれらの作用を増強できる。
量を増量するものであるため、燃料の気化による機関の
冷却作用、及び混合潤滑油による機関の潤滑作用を喪失
するものでなく、かえってそれらの作用を増強できる。
制御ユニットによる増量制御は複雑な機械的構成を伴
うことなく自在である。
うことなく自在である。
制御ユニットによる増量制御は、燃料供給量の変化を
滑らかにすることが容易であり、体感を損なうことがな
い。
滑らかにすることが容易であり、体感を損なうことがな
い。
１つの燃料噴射弁を用いて通常状態と過回転状態とで
燃料吐出量を変えるものであって、構成簡素である。
燃料吐出量を変えるものであって、構成簡素である。
クランク軸の縦置きの船外機において、燃料をリード
弁の上流でスロットル弁の下流に噴射するようにしたの
で、リード弁により邪魔されることなく、間欠噴射され
た燃料をスロットル弁とリード弁との間で液化すること
ができる。その燃料をリード弁から機関に落下させるこ
とにより、間断なく機関を冷却・潤滑でき、船外機用２
サイクル内燃機関の冷却、及び潤滑性能を向上できる。
弁の上流でスロットル弁の下流に噴射するようにしたの
で、リード弁により邪魔されることなく、間欠噴射され
た燃料をスロットル弁とリード弁との間で液化すること
ができる。その燃料をリード弁から機関に落下させるこ
とにより、間断なく機関を冷却・潤滑でき、船外機用２
サイクル内燃機関の冷却、及び潤滑性能を向上できる。
即ち、上記〜により、簡素な構成により、２サイ
クル内燃機関の冷却、及び潤滑性能を阻害することな
く、かつ体感を損なうことなく、過回転を防止できる。
クル内燃機関の冷却、及び潤滑性能を阻害することな
く、かつ体感を損なうことなく、過回転を防止できる。
［実施例］ 第１図は本発明の一実施例を示す制御系統図、第２図
は噴射量を増量する一例を示す流れ図、第３図は噴射時
間の補正係数を示す線図、第４図は船外機を示す模式図
である。
は噴射量を増量する一例を示す流れ図、第３図は噴射時
間の補正係数を示す線図、第４図は船外機を示す模式図
である。
第４図で、船外機１は、船舶２に取付けて用いられ、
推進ユニット３の上部に２サイクル内燃機関10を搭載し
ている。船外機１は、内燃機関10の回転力をドライブ軸
４によりプロペラ５に伝え、船舶２を推進せしめる。
推進ユニット３の上部に２サイクル内燃機関10を搭載し
ている。船外機１は、内燃機関10の回転力をドライブ軸
４によりプロペラ５に伝え、船舶２を推進せしめる。
然るに、第１図は本発明による内燃機関10の燃料供給
装置を示す制御系統図であり、12はシリンダ、14はピス
トン、15は燃焼室、16は点火栓、18はクランクケース、
20は縦置きのクランク軸、22はコンロッドである。クラ
ンクケース18内にクランク室24が形成される。
装置を示す制御系統図であり、12はシリンダ、14はピス
トン、15は燃焼室、16は点火栓、18はクランクケース、
20は縦置きのクランク軸、22はコンロッドである。クラ
ンクケース18内にクランク室24が形成される。
26は吸気管であり、この吸気管26はリード弁28を介し
て吸気ポート30に接続されている。
て吸気ポート30に接続されている。
32は排気ポート、34は排気管である。尚、シリンダ12
には掃気ポート36が開口し、この掃気ポート36は掃気通
路38によりクランク室24へ連通している。
には掃気ポート36が開口し、この掃気ポート36は掃気通
路38によりクランク室24へ連通している。
40は潤滑油混合燃料のタンク、42は燃料中のごみを除
去するためのストレーナ、44は電動式燃料ポンプであ
る。46は吸気管26に潤滑油混合燃料を噴射する電磁式燃
料噴射弁であり、この噴射弁46へは燃料ポンプ44より圧
送された燃料が供給されている。燃料噴射弁46は、リー
ド弁28の上流で、後述するスロットル弁54の下流に設置
される。48は圧力調整器であって、燃料ポンプ44より噴
射弁46へ圧送される燃料圧を一定に保つ。即ち、燃料ポ
ンプ44より噴射弁46へ供給される燃料圧が所定の圧力以
上になると圧力調整器48が開き燃料の一部をパイプ50を
介して前記燃料タンク40へ還流させる。
去するためのストレーナ、44は電動式燃料ポンプであ
る。46は吸気管26に潤滑油混合燃料を噴射する電磁式燃
料噴射弁であり、この噴射弁46へは燃料ポンプ44より圧
送された燃料が供給されている。燃料噴射弁46は、リー
ド弁28の上流で、後述するスロットル弁54の下流に設置
される。48は圧力調整器であって、燃料ポンプ44より噴
射弁46へ圧送される燃料圧を一定に保つ。即ち、燃料ポ
ンプ44より噴射弁46へ供給される燃料圧が所定の圧力以
上になると圧力調整器48が開き燃料の一部をパイプ50を
介して前記燃料タンク40へ還流させる。
52はクランクケース18に取付けられた圧力センサであ
り、クランク室24の内圧を検出し、この内圧に対応した
電圧の電気信号、即ち圧力信号Ｐを出力する。
り、クランク室24の内圧を検出し、この内圧に対応した
電圧の電気信号、即ち圧力信号Ｐを出力する。
54は燃焼室15への吸入空気量を制御するスロットル弁
である。
である。
56は機関回転速度を検出する回転速度検出装置であ
り、検出結果に対応した電圧の電気信号、即ち回転速度
信号Ｎを出力する。
り、検出結果に対応した電圧の電気信号、即ち回転速度
信号Ｎを出力する。
58は燃料噴射弁46の噴射量を制御する制御ユニットで
あり、第２図に示すとおり、前記回転速度信号Ｎを連続
的に取込み、この制御ユニット58内に予め記憶された演
算プログラムに従って、今回の検出速度Ｎが予め定めた
臨界速度N0を超えるものであるか否かを判定する。
あり、第２図に示すとおり、前記回転速度信号Ｎを連続
的に取込み、この制御ユニット58内に予め記憶された演
算プログラムに従って、今回の検出速度Ｎが予め定めた
臨界速度N0を超えるものであるか否かを判定する。
制御ユニット58は、上記検出速度Ｎが臨界速度N0以下
であれば、下記（Ａ）の通常制御動作を実行し、検出速
度Ｎが臨界速度N0を超えれば、下記（Ｂ）の増量制御動
作を行なう。
であれば、下記（Ａ）の通常制御動作を実行し、検出速
度Ｎが臨界速度N0を超えれば、下記（Ｂ）の増量制御動
作を行なう。
（Ａ）通常制御動作 前記圧力信号Ｐ、及びクランク軸20の回転角度θを得
て、運転状況に最適な燃料供給量を、この制御ユニット
58内に予め記憶された演算プログラムに従って算出し、
基本噴射信号Ｉを前記噴射弁46へ出力する。この基本噴
射信号Ｉは、クランク軸20の回転角度θに同期する間欠
的な基本噴射時間Ｔの電気信号（噴射パルスＴ）であ
り、噴射弁46内の電磁ソレノイドがこの基本噴射信号Ｉ
によって作動し、噴射弁46を開く。制御ユニット58の通
常制御動作は、この基本噴射信号Ｉの基本噴射時間Ｔを
運転状況に対応して最適となるように決定する。
て、運転状況に最適な燃料供給量を、この制御ユニット
58内に予め記憶された演算プログラムに従って算出し、
基本噴射信号Ｉを前記噴射弁46へ出力する。この基本噴
射信号Ｉは、クランク軸20の回転角度θに同期する間欠
的な基本噴射時間Ｔの電気信号（噴射パルスＴ）であ
り、噴射弁46内の電磁ソレノイドがこの基本噴射信号Ｉ
によって作動し、噴射弁46を開く。制御ユニット58の通
常制御動作は、この基本噴射信号Ｉの基本噴射時間Ｔを
運転状況に対応して最適となるように決定する。
（Ｂ）増量制御動作 この制御ユニット58内に予め記憶された演算プログラ
ムに従って、上述の検出速度Ｎと臨界速度N0との差ΔＮ
を演算し、予め設定されている第３図に示す如くの補正
チャートを用いて、上記ΔＮに対応する噴射時間の補正
係数Ｋを決定する。更に、上記（Ａ）におけると同様に
して、基本噴射時間Ｔを決定する。更に、基本噴射時間
Ｔに上記Ｋを乗じ、今回噴射時間を基本噴射時間Ｔより
長い増量噴射時間Ｔ′とする。これにより、制御ユニッ
ト58はクランク軸20の回転角度θに同期して上記増量噴
射時間Ｔ′の電気信号（噴射パルスＴ′）、即ち増量噴
射信号Ｉ′を噴射弁46へ出力する。
ムに従って、上述の検出速度Ｎと臨界速度N0との差ΔＮ
を演算し、予め設定されている第３図に示す如くの補正
チャートを用いて、上記ΔＮに対応する噴射時間の補正
係数Ｋを決定する。更に、上記（Ａ）におけると同様に
して、基本噴射時間Ｔを決定する。更に、基本噴射時間
Ｔに上記Ｋを乗じ、今回噴射時間を基本噴射時間Ｔより
長い増量噴射時間Ｔ′とする。これにより、制御ユニッ
ト58はクランク軸20の回転角度θに同期して上記増量噴
射時間Ｔ′の電気信号（噴射パルスＴ′）、即ち増量噴
射信号Ｉ′を噴射弁46へ出力する。
次に、上記実施例の作動について説明する。
内燃機関10の通常運転時には、制御ユニット58が前記
圧力信号Ｐ、及びクランク軸20の回転角度θに基づき上
述の（Ａ）通常制御動作により最適燃料噴射量に見合う
基本噴射時間Ｔを演算し、この基本噴射時間Ｔだけ噴射
弁46を開き、適量の燃料を吸気管26へ噴射する。
圧力信号Ｐ、及びクランク軸20の回転角度θに基づき上
述の（Ａ）通常制御動作により最適燃料噴射量に見合う
基本噴射時間Ｔを演算し、この基本噴射時間Ｔだけ噴射
弁46を開き、適量の燃料を吸気管26へ噴射する。
然るに、内燃機関10の過回転時には、回転速度検出装
置56が検出した機関の過回転程度（ΔＮ）に応じて、燃
料噴射弁46による潤滑油混合燃料の噴射量が、制御ユニ
ット58の制御動作により増量せしめられる。即ち、制御
ユニット58は上記ΔＮに基づき上述の（Ｂ）増制御動作
により増量噴射時間Ｔ′を演算し、この増量噴射時間
Ｔ′だけ噴射弁46を開き、増量された燃料を吸気管26に
供給する。
置56が検出した機関の過回転程度（ΔＮ）に応じて、燃
料噴射弁46による潤滑油混合燃料の噴射量が、制御ユニ
ット58の制御動作により増量せしめられる。即ち、制御
ユニット58は上記ΔＮに基づき上述の（Ｂ）増制御動作
により増量噴射時間Ｔ′を演算し、この増量噴射時間
Ｔ′だけ噴射弁46を開き、増量された燃料を吸気管26に
供給する。
従って、上記実施例によれば、下記〜の作用があ
る。
る。
機関速度Ｎが臨界値N0を超えると、燃料噴射量が増量
せしめられ、結果として燃焼用混合気の空燃比のバラン
スを濃い側に崩し、機関出力を制限して過回転を防止で
きる。
せしめられ、結果として燃焼用混合気の空燃比のバラン
スを濃い側に崩し、機関出力を制限して過回転を防止で
きる。
過回転防止のための機関出力の制限に際し、燃料噴射
量を増量するものであるため、燃料の気化による機関の
冷却作用、及び混合潤滑油による機関の潤滑作用を送出
するものでなく、かえってそれらの作用を増強できる。
量を増量するものであるため、燃料の気化による機関の
冷却作用、及び混合潤滑油による機関の潤滑作用を送出
するものでなく、かえってそれらの作用を増強できる。
制御ユニット58による増量制御は複雑な機械的構成を
伴うことなく自在である。
伴うことなく自在である。
制御ユニット58による増量制御は、燃料供給量の変化
を滑らかにすることが容易であり、体感を損なうことが
ない。
を滑らかにすることが容易であり、体感を損なうことが
ない。
１つの燃料噴射弁46を用いて通常状態と過回転状態と
で燃料吐出量を変えるものであって、構成簡素である。
で燃料吐出量を変えるものであって、構成簡素である。
クランク軸20の縦置きの船外機１において、燃料をリ
ード弁28の上流でスロットル弁54の下流に噴射するよう
にしたので、リード弁28により邪魔されることなく、間
欠噴射された燃料をスロットル弁54とリード弁28との間
で液化することができる。その燃料をリード弁28から機
関に落下させることにより、間断なく機関を冷却・潤滑
でき、船外機用２サイクル内燃機関の冷却、及び潤滑性
能を向上できる。
ード弁28の上流でスロットル弁54の下流に噴射するよう
にしたので、リード弁28により邪魔されることなく、間
欠噴射された燃料をスロットル弁54とリード弁28との間
で液化することができる。その燃料をリード弁28から機
関に落下させることにより、間断なく機関を冷却・潤滑
でき、船外機用２サイクル内燃機関の冷却、及び潤滑性
能を向上できる。
即ち、上記〜により、簡素な構成により、２サイ
クル内燃機関10の冷却、及び潤滑性能を阻害することな
く、かつ体感を損なうことなく、過回転を防止できる。
クル内燃機関10の冷却、及び潤滑性能を阻害することな
く、かつ体感を損なうことなく、過回転を防止できる。
［発明の効果］ 以上のように本発明によれば、簡素な構成により、２
サイクル内燃機関の冷却、及び潤滑性能を阻害すること
なく、かつ体感を損なうことなく、過回転を防止でき
る。
サイクル内燃機関の冷却、及び潤滑性能を阻害すること
なく、かつ体感を損なうことなく、過回転を防止でき
る。
第１図は本発明の一実施例を示す制御系統図、第２図は
噴射量を増量する一例を示す流れ図、第３図は噴射時間
の補正係数を示す線図、第４図は船外機を示す模式図で
ある。 １……船外機、10……内燃機関、15……燃焼室、20……
クランク軸、28……リード弁、46……燃料噴射弁（燃料
噴射装置）、54……スロットル弁、56……回転速度検出
装置、58……制御ユニット。
噴射量を増量する一例を示す流れ図、第３図は噴射時間
の補正係数を示す線図、第４図は船外機を示す模式図で
ある。 １……船外機、10……内燃機関、15……燃焼室、20……
クランク軸、28……リード弁、46……燃料噴射弁（燃料
噴射装置）、54……スロットル弁、56……回転速度検出
装置、58……制御ユニット。
Claims (1)
- 【請求項１】燃焼室への吸気経路に潤滑油混合燃料を噴
射する燃料噴射装置と、燃料噴射装置の噴射量を制御す
る制御ユニットとを備えて構成される、クランク軸を縦
置きしてある船外機用２サイクル内燃機関の燃料供給装
置において、 燃料噴射装置の燃料噴射弁を、吸気経路に設けてあるリ
ード弁の上流でスロットル弁の下流に設置してなるとと
もに、 機関回転速度を検出する回転速度検出装置を備え、制御
ユニットは、回転速度検出装置の検出回転数が設定値よ
り大であれば、基本噴射時間を長くすることにより、直
接燃料噴射弁からの燃料噴射量を増量せしめることを特
徴とする船外機用２サイクル内燃機関の燃料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1143167A JP2873017B2 (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | 船外機用２サイクル内燃機関の燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1143167A JP2873017B2 (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | 船外機用２サイクル内燃機関の燃料供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH039045A JPH039045A (ja) | 1991-01-16 |
| JP2873017B2 true JP2873017B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=15332477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1143167A Expired - Lifetime JP2873017B2 (ja) | 1989-06-07 | 1989-06-07 | 船外機用２サイクル内燃機関の燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2873017B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5424810A (en) * | 1991-09-13 | 1995-06-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic toner, magnetic developer, apparatus unit, image forming apparatus and facsimile apparatus |
| US5599627A (en) * | 1993-10-08 | 1997-02-04 | Toda Kogyo Corporation | Magnetic particles comprising magnetite core and process for producing the same |
| DE69511328T2 (de) * | 1994-05-13 | 2000-03-30 | Canon K.K., Tokio/Tokyo | Toner zur Entwicklung elektrostatischer Bilder, Prozesskassette und Bilderzeugungsverfahren |
| US6002895A (en) * | 1994-05-13 | 1999-12-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Process cartridge |
| US5641600A (en) | 1994-08-05 | 1997-06-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic toner and image forming method |
| JPH10101339A (ja) * | 1996-09-27 | 1998-04-21 | Titan Kogyo Kk | マグネタイト粒子粉末及びその製造方法並びにその応用 |
| US6447969B1 (en) | 1999-06-02 | 2002-09-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Toner and image forming method |
| EP1128225B1 (en) | 2000-02-21 | 2005-12-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic toner and image-forming method making use of the same |
| CA2337087C (en) | 2000-03-08 | 2006-06-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic toner, process for production thereof, and image forming method, apparatus and process cartridge using the toner |
| DE602004019466D1 (de) | 2003-04-07 | 2009-04-02 | Canon Kk | Magnetischer Toner |
-
1989
- 1989-06-07 JP JP1143167A patent/JP2873017B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH039045A (ja) | 1991-01-16 |
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