JPH0753122B2 - スライドファスナー用施錠スライダー - Google Patents

スライドファスナー用施錠スライダー

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JPH0753122B2
JPH0753122B2 JP63317007A JP31700788A JPH0753122B2 JP H0753122 B2 JPH0753122 B2 JP H0753122B2 JP 63317007 A JP63317007 A JP 63317007A JP 31700788 A JP31700788 A JP 31700788A JP H0753122 B2 JPH0753122 B2 JP H0753122B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 トランク、カバンあるいはテント等に使用されるスライ
ドファスナーにおいて、スライダーをその前端部が互い
に対向するようにして一対設ける場合が多く、本発明
は、この一対を成すスライダーに関するもので、突き合
わして結合できると共に、その結合した状態をロックす
ることが出来るスライドファスナー用施錠スライダーに
関する。
〔従来の技術〕
従来この種のスライドファスナー用施錠スライダーの殆
どは、一対のスライダーを互いに突き合わすことにより
即座に施錠され、合鍵であるいはダイヤルの数字を合わ
せて解錠するもので、その一つの例として、実公昭54−
35764号公報によって開示されたものが知られている。
当該公報の技術は、一方のスライダーの前端部に凹欠部
を設け、他方のスライダーの前端部に凹欠部内へ突入す
る突片を備え、凹欠部を有するスライダーにロックピン
を錠開閉装置に連係して設けてあって、両スライダーを
寄せ付けて突片を凹欠部内へ突入することにより、ロッ
クピンが突片の係止部に嵌まって施錠した状態を保持す
る。また錠開閉装置を合鍵で操作することによりロック
ピンが係止部より抜き出され、両スライダーを分離する
ことが出来るようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、カバンやトランクを持ち運ぶ際に、施錠を必
要とする場合と、両スライダーでスライドファスナーを
閉鎖するのみで、錠を掛ける必要のない場合、いわゆる
単に両スライダーが分離しない程度に連結させておい
て、スライドファスナーを完全に閉鎖した状態を保てば
良い場合がある。しかし前述の従来の施錠スライダー
は、両スライダーを互いに結合すると同時に施錠される
ものであるから、上述のように単に両スライダーを分離
しない程度に連結することが出来ず、施錠することが不
用の場合には、両スライダーを、一方のスライダーの突
片が相手のスライダーの凹欠部内へ突入されない程度に
まで寄せ付けて中途半端な状態にしておくことになる。
又、その状態ではスライドファスナーを完全に閉鎖して
いないために、持ち歩く途中でスライダーがずれ動い
て、スライドファスナーが不意に開いてしまう欠点があ
った。
本発明は以上の欠点を解決することを課題とし、両スラ
イダーを互いに結合した際に、結合状態、即ち仮施錠状
態で連結され、この結合状態をロックするための施錠を
行わない以上、スライダーを引くだけで両スライダーを
分離することが出来るスライドファスナー用施錠スライ
ダーを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による解決手段は、スライドファスナーチェーン
に上翼と下翼をダイヤモンドで一体に連結した一対のス
ライダーが挿通してあり、その両一対のスライダーのう
ち、いずれか一方のスライダーの前端部に設けた凹部
に、他方のスライダーの前端部に設けた突出部を突入さ
せて互いに突き合わされるスライドファスナー用施錠ス
ライダーにおいて、 前記一方のスライダーの凹部を形成する上翼より突出し
た延長部に、前側が巾広く奥へ至るに従い狭くした切欠
き部を設け、 上記凹部内に、施錠装置に連係するラッチ部の係止体を
設け、 該係止体が、凹部内に突入する前記突出部に係合して脱
出を阻止する方向に付勢してあり、 他方のスライダーの突出部は、その上翼及びダイヤモン
ドの前端より一体に延長して設けてあって、 該突出部を前記切欠き部内に挿入可能に先細状に形成し
て、その両側面に平面ガイドを設け、 該突出部のダイヤモンドより延長する部分の先端下部に
傾斜する縦面ガイドを設けていることを特徴とする。
〔作 用〕
両スライダーを互いに寄せ付け、一方のスライダーの突
出部を相手のスライダーの凹部に突入すれば、ラッチ部
の係止体が突出部に係合して連結され、その際に施錠装
置で解錠状態であれば、結合状態で保持され、結合され
た状態から双方のあるいは片方のスライダーを互いに離
反する方向へ強く引けば、突出部がラッチ部の係止体よ
り外れて引き出すことが出来る。また施錠装置が施錠の
状態にある時には、突出部を凹部内に突入すると同時
に、突出部がラッチ部の係止体に係合して施錠状態が保
持される。従ってこの時には施錠装置を解錠してなけれ
ば、突出部を抜き出すことが出来ないものである。
〔実 施 例〕
本発明を具体的に説明すると、第1図と第2図に示して
いるように、スライドファスナーチェーンfに挿通した
一対のスライダーS1,S2を対象とするもので、両スライ
ダーS1,S2はスライドファスナーチェーンを噛合して互
いにその前端部を突き合わせるように挿通してある。
上記両スライダーS1,S2のうち、一方のスライダーS1
は、従来のものと同様に、上翼1と下翼2とを平行して
その前端部においてダイヤモンド3によって一体に連結
してあり、該スライダーS1の上翼1と下翼2の前端部よ
り各々突出する延長部4,5を有し、上翼1の延長部4と
下翼2の延長部5間、及びダイヤモンド3の前端面間に
前端を開放する凹部6を設けると共に、上翼1の延長部
4の中央部に切欠き部7を備え、更に上翼1の上面に、
引手8を取付ける柱部9を備えたケース10を覆い被せる
ようにして固着してある。
上記ケース10内の前端部にラッチ部11を、そのラッチ部
11の下部に扇状に形成した係止体12を上翼1の切欠き部
7を通じて凹部6内へ突入するように設けたものであ
り、また該係止体12の上部に突部13を起立して突設し、
係止体12と突部13の後端面が直線状に起立するように形
成してあり、更に、係止体12と突部13との間に横軸14が
一体に設けてあって、該横軸14の両端部を第3図に図示
するように、ケース10の両側壁内面に設けた上下方向に
長い案内溝15,15内に係合し、係止体12を上下動及び横
軸14を中心として回転可能に設けられる。またケース10
内の突部13と対向する上壁と係止体12間に圧縮スプリン
グ16を介在し、係止体12を常に下方へ付勢している。
他方スライダーS2は第1図と第2図に示しているよう
に、同じく上翼1aと下翼2aとを平行し、前端部において
ダイヤモンド3aによって一体に連結し、上翼1aの上面に
設けた柱部9aに引手8aを前後に罷動可能に取付けてあ
る。しかも下翼2aの下面から上翼1aの上面までの厚さ
が、前記スライダーS1のものと同様の厚さに形成してあ
り、該スライダーS2の上翼1aとダイヤモンド3aの各前端
部から延長して突出する突出部17を設け、突出部17の上
面にラッチ受け部18が設けてある。ラッチ受け部18は前
記係止体12が嵌まり込むように、前面が垂直に切り立て
られ、底部を彎曲して後方に至るに従って順次浅くなる
ように形成してある。
更に第1図、第4図、第5図に示すように、前記突出部
17の上翼1aより延長した表部17aを、平面的に台形状を
なすように先細に形成し、その両側面に平面ガイド19,1
9を設け、また突出部17のダイヤモンド3aより延長する
裏部17bの前端下角部に、面取りを施した状態に傾斜す
る縦面ガイド20を設けている。これに対して相手のスラ
イダーS1を第4図においてケース10を取外して凹部6を
明示しているように、上翼1の延長部4に設けた切欠き
部7を、前側を巾広く奥へ至るに従って狭く形成し、ま
た第1図図示のように、スライダーS1のダイヤモンド3
の前端部が、前記突出部17の裏部17bの前部の形状に応
じて接合するように、ダイヤモンド3の前端下部に傾斜
した突起21を備えている。
そこで両スライダーS1,S2を突き合わせるように、双方
のスライダーS1,S2を同時に摺動するか、あるいは片方
づつ摺動する場合などがあるが、何れの場合でもスライ
ダーを摺動する際に、引手8,8aを持って引くためにスラ
イダーの前端部が下へ俯く傾向があり、第5図に一方の
スライダーS1を停止したままで、他方のスライダーS2を
摺動して突き合わす場合を示しているが、スライダーS2
が前方へ傾き突出部17の裏部17bの先端が相手のスライ
ダーS1の下翼2の延長部5に傾斜して当接するが、突出
部17の裏部17bに縦面ガイド20が設けてあるから、スラ
イダーS2を更に押し付けるに従って傾きが修正されなが
ら、その突出部17が凹部6内に正確に突入すると共に、
突出部17の表部17aに設けた平面ガイド19,19が切欠き部
7に受け入れられることによって左右への振れを修正す
るものである。
こうして突出部17を凹部6内へ突入すると同時に、第6
図図示のように、ラッチ部11の係止体12がスプリング16
に抗して一旦は垂直状に上昇するが、ラッチ受け部18と
対向すると同時にスプリング16の反発力によって下降し
てラッチ受け部18に嵌まり、第6図の1点鎖線で示すよ
うに両スライダーS1,S2を互いに結合状態を保って連結
されるものである。即ち仮施錠の状態に結合するもので
ある。従ってこの状態から両スライダーS1,S2を互いに
離反する方向にスプリング16の押圧力よりも強い力で引
くことにより、結合を解除することができ、その際には
第7図図示のように、突出部17が凹部6より脱出するに
従って、ラッチ部11の係止体12がラッチ受け部18より脱
出し、突出部17が完全に元の状態に復元するものであ
る。
次いで、第10図に示す例のラッチ部11aは、ケース10の
底壁より起立したブラケット22にアーム23を上下に揺動
自在に枢着し、アーム23の前端部にローラーからなる係
止体12aを軸支し、圧縮スプリング16で係止体12aを下方
へ付勢し、係止体12aを上翼1の延長部4に設けた切欠
き部7より凹部6内に突入したものであり、上記ローラ
ーからなる係止体12aに対向するラッチ受け部18aは、円
弧状に陥没して形成するものである。
更に第9図図示の例は、ラッチ部11を下方へ付勢する圧
縮スプリング16の押圧力を調整可能に設けるもので、ケ
ース10の上壁に貫通して螺合するねじ杆24と、係止体12
間に圧縮スプリング16を介在したものである。
以上までの説明は一対のスライダーを結合状態を保って
連結することが出来る実施構造例であって、この結合状
態をロックするための施錠の実施構造例は、ケース10内
の後部に設けた施錠装置25によって行われるもので、そ
の施錠装置25の概要は、施錠状態において該施錠装置25
に連係する押杆26によって、ラッチ部11の係止体12の凹
部6内よりの抜き上がりを拘束し、また解錠状態で前記
押杆26を介してその拘束を解除できるように構成するも
のである。従って施錠装置25は従来知られている構造の
ものを使用すれば良く、例えば第1図と第2図に図示す
るものはダイヤル式であって、ケース10の表面後部にあ
けた表示窓27に現れる特定の数字を、金庫等に見られる
ような錠と同様に、2度乃至3度合わせることにより解
錠されるものである。
その一つの例として、ケース10内のラッチ部11の後方
に、両端に起立部を有する押杆26を前後方向へ摺動可能
に配設し、ケース10内に表ダイヤル28を平面的に回転可
能に、且つ表ダイヤル28の一部がケース10より突出する
ように設け、表ダイヤル28の外周面と前記押杆26の前方
起立部との間に圧縮スプリング29をボール30を介して介
在し、その押圧力によって表ダイヤル28を、表面に等間
隔に表示した数字のピッチに応じて間欠的に回転され
る。更に表ダイヤル28の下方に平行して裏ダイヤル31を
回転可能に設け、両ダイヤル28,31より相対向して突設
した爪(図示せず)によって、表ダイヤル28の回転に応
じて裏ダイヤル31が回転され、表ダイヤル28を回転して
特定の数字が表示窓27に現れた時点で、裏ダイヤル31に
設けた切込み溝32が押杆26と対向し、更に表ダイヤル28
を前記とは逆方向に回転して第2の特定の数字を表示窓
27に現れるように合わせて停止するこにより、表ダイヤ
ル28にも設けた切込み溝33が押杆26と対向するように形
成してある。
従って両ダイヤル28,31の各切込み溝32,33が押杆26と対
向している時点では、第6図、第7図図示のように解錠
状態にあり、各切込み溝32,33の一方あるいは双方が押
杆26と対向していない時点では、第8図図示のように施
錠状態となるものである。この施錠状態の時点で、スラ
イダーS2の突出部17を凹部6内に突入すると、ラッチ部
11の係止体12は上下動できるから、ラッチ受け部18に嵌
まり係止すると共に即座に施錠される。
またこれを解錠する時には、表ダイヤル28を回転する必
要がある。しかし解錠状態のままで突出部17を凹部6内
に突入すれば、ラッチ部11の係止体12がラッチ受け部18
に嵌まって係止するが、押杆26が拘束されていないの
で、突出部17を強く引き抜くことによりラッチ部11より
抜き出すことが出来るものである。
次に第11図以降に示す施錠装置25aは、合鍵34によって
施解錠される例であって、施錠装置25aを構成する本体
は、鍵穴35をあけた回転子36の裏面に偏芯して突出する
カム部37を設け、該本体をケース10内の後部に鍵穴35が
上面に露出して回転するように嵌め込んであり、また回
転子36の外周面に一対の凹溝38,38を位相180゜異ならし
て設け、ケース10の内壁より突設した板バネ39を係合
し、回転子36を半回転づつ間欠回転できるように規制
し、更に、カム部37と前記アーム22との間に、上下に段
違い状に屈折した押杆26aを介在すると共に、アーム22
の枢着部と押杆26aの下部間に圧縮スプリング29を設
け、押杆26aをカム部37に向かって押し付けるように付
勢してあって、カム部37が前側に位置するときには、押
杆26aが前進してその先端部がアーム22上に重なって施
錠状態を保持するものであり、カム部37が後側にある時
には、押杆26aが圧縮スプリング29によってアーム22よ
りやや後方へ後退しており、解錠状態を保つものであ
る。
尚、上記合鍵による施錠装置25aは、前述の係止体12を
有するラッチ部11に適応することも出来ることは勿論の
こと、またダイヤル式の施錠装置25をローラーからなる
係止体12aを有するラッチ部11aに採用することも出来
る。
また、第1図図示のように、一方のスライダーS1の引手
8はケース10の上面に有する柱部9に取付けてあり、他
方のスライダーS2では、上翼1aに有する柱部9aに取付け
てあるので、双方の引手8,8aの取付け高さが上下に段違
いになり、第6図に2点鎖線で示しているように、双方
のスライダーS1,S2を互いに同方向に倒してあっても、
上下に間隔をあけて平行して重なっているのでその取り
扱いが容易になる。
また、係止部12,12aを付勢する圧縮スプリング16が両ス
ライダーS1,S2の摺動抵抗よりも強ければ、結合状態に
連結してある両スライダーS1,S2を、片方の引手8また
は8aを持って引いても、分離することがなく双方のスラ
イダーS1,S2を一緒に摺動することができるものであ
る。従って第14図図示のように、トランクTに取付けた
スライドファスナーFにおいて両スライダーS1,S2を操
作し易い上面で連結し、連結した両スライダーS1,S2を
例えば、トランクTの下の方へ移動しておけば、上面部
が整然となり、携帯する人の手に擦れることがなく、体
裁上と共に安全性を確保することが出来る。
〔発明の効果〕
本発明によるスライドファスナー用施錠スライダーは、
相対向する両スライダーのうち、いずれか一方のスライ
ダーにラッチ部の係止体を、当該スライダーに設けた凹
部内へ進出するように付勢して設けると共に、当該スラ
イダー内に設けた施錠装置の解錠状態で、ラッチ部の係
止体を、その凹部に突入した他のスライダーより突出す
る突出部に係合及び解除可能に設け、施錠装置の施錠状
態では突出部に係合するが解除を阻止するように設けた
もので、解錠状態で突出部を凹部内に差し込んでも、施
錠されず結合状態が保たれるので、両スライダーを確実
に突き合わした状態に連結され、スライドファスナーを
完全に閉鎖した状態を保持することが出来ると共に、ス
ライドファスナーを開く際には、双方のあるいは片方の
スライダーを互いに離反する方向へやや強く引くことに
より即座に分離して摺動することが出来るので、一々解
錠する手間か省け取り扱いが甚だ容易になるものであ
る。
更に、一方のスライダーの凹部を構成する延長部に切欠
き部を設け、他方のスライダーより突設した突出部に平
面ガイドと縦面ガイドが設けてあるから、突出部を相手
の凹部内へ差し込む操作が容易且つ確実に行われるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるスライドファスナー用施錠スライ
ダーをその要部を切欠して示す側面図、第2図は同じく
斜視図、第3図はラッチ部の軸受け部を示す平面より見
た断面図、第4図は両スライダーを連結した状態をケー
スを取り外した状態で示す斜視図、第5図は両スライダ
ーを連結する時の状態を示す側面図、第6図は両スライ
ダーを連結直前の状態の要部を切欠して示す側面図、第
7図は両スライダーを分離した時の状態の要部を切欠し
て示す側面図、第8図は両スライダーを連結し且つ施錠
した時の状態の要部を切欠して示す側面図、第9図はラ
ッチ部を付勢する圧縮スプリングの取付け構造の変形例
を示す断面図、第10図はローラーからなる係止体を有す
るラッチ部を備えた例の要部を切欠して示す側面図、第
11図は施錠装置の他の例を示す斜視図、第12図は第11図
に示す施錠装置を解除した状態で示す断面図、第13図は
施錠した状態で示す断面図、第14図は本発明による施錠
スライダーを設けたスライドファスナーを取付けている
トランクを示す斜視図である。 f……スライドファスナーチェーン、S1,S2……スライ
ダー、1,1a……上翼、2,2a……下翼、3,3a……ダイヤモ
ンド、4,5……延長部、6……凹部、7……切欠き部、
8,8a……引手、9,9a……柱部、10……ケース、11,11a…
…ラッチ部、12,12a……係止体、14……横軸、15……案
内溝、16……スプリング、17……突出部、17a……表
部、17b……裏部、18,18a……ラッチ受け部、19……平
面ガイド、20……縦面ガイド、23……アーム、24……ね
じ杆、25,25a……施錠装置、26,26a……押杆、34……合
鍵、35……鍵穴、36……回転子、37……カム部、38……
凹溝、39……板バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和氣 清靖 神奈川県川崎市高津区子母口535 日本電 子ロック株式会社内 (56)参考文献 実開 昭53−36903(JP,U) 実開 昭63−110211(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スライドファスナーチェーン(f)に上翼
    (1,1a)と下翼(2,2a)をダイヤモンド(3,3a)で一体
    に連結した一対のスライダー(S1,S2)が挿通してあ
    り、その両スライダー(S1,S2)のうち、いずれか一方
    のスライダー(S1)の端部に設けた凹部(6)に、他方
    のスライダー(S2)の前端部に設けた突出部(17)を突
    入させて互いに突き合わされるスライドファスナー用施
    錠スライダーにおいて、 前記一方のスライダー(S1)の凹部(6)を形成する上
    翼(1)より突出した延長部(4)に、前側が巾広く奥
    へ至るに従い狭くした切欠き部(7)を設け、 上記凹部(6)内に、施錠装置(25,25a)に連係するラ
    ッチ部(11,11a)の係止体(12,12a)を設け、 該係止体(12,12a)が、凹部(6)内に突入する前記突
    出部(17)に係合して脱出を阻止する方向に付勢してあ
    り、 他方のスライダー(S2)の突出部(17)は、その上翼
    (1a)及びダイヤモンド(3a)の前端より一体に延長し
    て設けてあって、 該突出部(17)を前記切欠き部(7)内に挿入可能に先
    細状に形成して、その両側面に平面ガイド(19,19)を
    設け、 該突出部(17)のダイヤモンド(3a)より延長する部分
    の先端下部に傾斜する縦面ガイド(20)を設けているこ
    とを特徴とするスライドファスナー用施錠スライダー。
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