JPH07502183A - 自動食器洗い器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動食器洗い器 発明の分野 本発明は自動食器洗い器、特に、しかし専らではないが家庭用自動食器洗い器に 関する。

関連技術の説明 従来の家庭用前面装填自動食器洗い器は食器を積むために２つのラックを有し、 その一方は洗い室の下域に、そして他方はその上域に設けられている。かかる自 動食器洗い器は、通常、９００ｍｍの最大高さを有する典型的家庭用キッチンベ ンチの下に適合するように設計されている。一般的に、下ラックはより大きい食 器、例えば、直径２８０ｍｍまでの器用として設計され、かつ全体的な高さ制限 のために上ラックは高さの低い器用にのみ設計される。かかる自動食器洗い器は 製造業者により指示される以外の異なる寸法の食器を一緒にしたときに装填され る食器負荷を効率的に洗浄（−回の洗浄で）することができない点で融通性に欠 ける。例えば、下ラック内に収容できる数を越えた径の大きい皿の装填は、例え 上ラックが空であっても、完全に２つに分かれた洗浄サイクルで洗浄されなけれ ばならない。更に、洗浄した食器を全てまず除去しなければ、次の汚れた食器を 装填することはできない。更に、全負荷量よりも少量の洗浄は非効率的である。

自動食器洗い器が完全に充満されるまで洗浄は遅延させなければならない。

上述の最初の２つの問題は２つの自動食器洗い器の使用によりある程度解決され る。しかし、費用とスペースの要因は、通常、実行可能な選択の問題ではない。

本発明は２つのモジュール型の対を１モジユールとして使用できるより小さい自 動食器洗い器を提供することにより上記問題を解決することを提案する。この自 動食器洗い器はキッチンベンチの下へ２つのモジュールを「上下」に積むことの できる非常に低い高さを有している。

高さの低い機械の構成は厳しい設計上の制約を受ける。

殆どの従来自動食器洗い器において、洗浄ポンプ、排水ポンプ、組み合わされた 電動モータ等は洗浄室の下に設置することによって洗浄室に利用できる高さに抑 えられている。ＵＳ特許第３．　５８７゜９３９号（Ｎｙｓｔｕｅｎ他）におい て、普通の誘導モータにより駆動される洗浄、排水ポンプが開示されており、洗 浄、排水ポンプは洗浄室の内側に設置され、かつ誘導モータは洗浄水内で作動す るように潜水設置されている。この装置の欠点はモータ固定子を洗浄液から密閉 する必要のあることである。潜水モータ回転子　およびポンプのケーシングの外 部の固定子により作動する排水ポンプはＥＰ第２８７．９８４号（Ａｓｋｏｌｌ 　５ＰＡ）に開示されている。しかし、このポンプはモータ回転子およびポンプ の羽根車のそれぞれに２つの分離室を必要とし使用上簡単でない。更に、開示さ れたモータを洗浄ポンプの駆動用として使用することはできない。

ＥＰ第７６．７３９号（Ｅｓｓｗｅｉｎ）　Ｅ　Ｐ第２６８，８３５号（Ｉｎｄ ｕｓｔｒｉｅ　Ｚａｎｕｓｓｉ）およびＵＳ特許第３．８１０．４８０号（Ｓｍ ｉｔｈ　ａｎｄ　Ｆａｕｓｔ）は他の構造を開示しており、そこでは洗浄、排水 ポンプはモータの回転方向がいずれか一方のポンプの作動を決定する共通モータ により駆動される。これらの構造は自動食器洗い器の高さ要件を大きく減少させ るものでない。

ＵＳ特許第３．６４５．４５３号（Ｍｏｒｇａｎ）およびＧＢＢ１０　１１９． ４４９号は洗浄ポンプのケーシングを一体部として合体したスプレィアームを開 示しており洗浄室内に設置される背の低くい洗浄ポンプの製造している。しかし 、これらの装置は洗浄室の外部モータを必要とし、かつ洗浄室へ侵入するモータ 駆動シャフト用の動的封鎖を必要とする。

キッチンカップボード内に据えつけて摺動によりカップボードから伸張させるこ とのできる上面装填の小さい自動食器洗い器（Ｂａｕｋｎｅｃｈｔ″）がＰｈ１ ｌｉｐｓ　Ａｐｐｌｉａｎｃｅｓにより製造されているが、これは上述の問題を 指向するものでなく、特にカップボードを開放してカップボードから洗浄室を完 全に引き出した後に洗浄室の蓋を上げことを使用者に要求する。

洗浄液量を精確に測定して温水室へ送る前に水の予備加熱を可能にするために、 家庭用冷水供給源から供給される分離水受はタンクを使用することは既知である 。かかる装置はＤＥ第３，５３１，０９５号、ＧＢ第２，１３９，０８３号、Ｇ Ｂ第２，１３９，０８４号（Ｂｏｓｃｈ−３ｉｅｎ＋ｅｎｓ）に開示されている 。更に、かかる冷水を充填したタンクを使用して乾燥サイクル中に洗浄室内の水 蒸気を凝縮させることはＤＥ第２，７３０，４８９号（Ｂｏｓｃｈ−３ｉｅｍｅ ｎｓ）に開示されている。上記の全ての装置において、金属加工タンクが使用さ れており金属洗浄室上に設置されているがこれは製造コストを高くする。

近年市販の自動食器洗い器は洗浄室の床上に金属シース付耐熱要素を設置してい る。基材上に厚いフィルム抵抗体を付着させて電気加熱要素を加工することは知 られている。かかる加熱器はエネルギ調節器等の低電力用途に使用されている。

ＵＳ特許第４．８４３゜２１８号（Ｂｏｓｃｈ−３ｉｅｍｅｎｓ）は厚膜技術を 使用して電気調理要素を加工することを提案している。しかしながら、かかる従 来技術は、洗浄液の効率的かつ直接的加熱が必要とされる自動食器洗い器用とし ての厚膜抵抗加熱器を意図していない。

発明の概要 本発明の課題は上記の欠点を解消する、または少なくとも有用な選択を大衆に提 供することのできる自動食器洗い器を提供することにある。

第１態様において、本発明による自動食器洗い器は次の構成から成る： ａ）食器を収容できかつその中で洗浄液が循環する構成の洗浄室、ｂ）上記洗浄 室の床内に設けられた水留め、Ｃ）次の構成要素を含む電動モータ： （ｉ）　上記水留め内に据えつけられた回転子、および（ｉ　ｉ）上記水留めの 外面上の上記洗浄室の外側に据えつけられた共働固定子、および ｄ）上記回転子により駆動される羽根車を有する洗浄ポンプ。

第２態様において本発明による自動食器洗い器は次の構成から成る： ａ）食器を収容できかつその中で洗浄液が循環する構成の洗浄室、ｂ）上記洗浄 室の床内に設けられた水留め、Ｃ）次の構成要素を含む電動モータ： （ｉ）　上記水留め内に据えつけられた回転子、および（ｉＤ上記水留めの外面 上で上記洗浄室の外側に据えつけられた共働固定子、 ｄ）次の構成要素を含む洗浄室排水ポンプ：（ｉ）上記モータの回転子と共に上 記水留め内に設置された羽根車、上記羽根車は上記回転子により駆動する、（ｉ ｉ）　上記羽根車の近傍で上記水留めの壁により形成されたケーシング、 （ｉｉｉ）上記ケーシング内の液体入口および液体出口、およびｅ）上記洗浄室 と上記ケーシングの入口とを連結する液体通路、第１方向へ回転したときに上記 回転子は上記液体出口へ送るために上記ポンプにより上記洗浄室から洗浄液の排 出を可能にするものである。

第３態様において本発明による自動食器洗い器は次の構成から成る： 食器を収容できかつその中で洗浄液が循環する構成の洗浄室、上記洗浄室の床の 中央へ突出する垂直軸駆動シャフトを有する遠心洗浄ポンプを駆動するための電 動モータ、上記モータシャフトにより駆動する洗浄ポンプ羽根車、上記洗浄ポン プ羽根車を中心に回転するために上記洗浄室の下部内に回転自在に支持された液 体放出ノズルを有するスプレィアーム、上記スプレィアームは上記洗浄ポンプ羽 根車と共働するケーシングを形成しかつ上記ケーシングから上記ノズルへ吸引さ れた洗浄液の配送を可能にする渦形室を形成する中央向上面および側面を有し、 上記スプレィアームの中央下面は開放して上記洗浄ポンプの軸流の入口を形成す る、 上記洗浄ポンプの入口の直下で上記入口に合致して上記洗浄室の床内に設けられ た第１孔 上記第１孔よりも大きい直径の、上記洗浄室の床内に設けられた、実質的環状の 第２孔、および 上記洗浄室へ誘導するために上記第２環状孔から上記第１孔へ液体を流動させる 上記洗浄室の床下のブレナム。

第４態様において本発明による自動食器洗い器は次の構成から成る： 食器を収容できかつその中で洗浄液が循環する構成の洗浄室、洗浄ポンプを駆動 するための電動モータ、上記モータにより駆動される入口および出口羽根車を有 する洗浄ポンプ、 上記洗浄ポンプの出口から洗浄液を上記洗浄室内に放出しかつ充填するスプレィ アーム発生手段、 上記洗浄室の床の直径と比較して大きい外径を有する上記洗浄室の床内に設けら れた実質的に環状の孔、および上記環状孔から上記洗浄ポンプの入口へ液体を流 動させる上記洗浄室の床下のブレナム。

第５態様において本発明による自動食器洗い器は次の構成から成る： 洗浄する食器を受けることのできる洗浄室、上記洗浄室内で洗浄液を循環させる ためのポンプ、上記洗浄室の床に隣接して回転自在に設置されたノズルを有し、 上記ポンプから加圧された洗浄液を受けかつ上記洗浄室へ上記ノズルから加圧洗 浄液を放出するスプレィアーム、および循環洗浄液の少なくとも１部が熱接触す る上記洗浄面の１部を形成する電気加熱プレート、上記加熱プレートはその１面 上に少なくとも１以上の厚膜レジストトラックが形成された導電性基材で構成さ れている。

第６態様において本発明による自動食器洗い器は次の構成から成る： 食器を収容できかつ洗浄液が循環する構成になった洗浄室、上記洗浄室の床上に 食器を支持する上記洗浄室内のラック、上記ラック下で上記洗浄室の下部内に設 けられた液体放出ノズルを有する回転自在のスプレィアーム、洗浄液で上記スプ レィアームを加圧するポンプ、および上記スプレィアームを回転自在に支持する 上記洗浄量の床内の中央に設置された取付手段、上記スプレィアームはハブ部お よび上記洗浄室の側壁へ向かって外方へ延在する直径方向において対峙した２つ の翼部から成り、上記翼部は上記７１１部から下方ヘトループする形状に形成さ れている。

第６態様において本発明による自動食器洗い器は次の構成から成る： 食器を収容できかつ洗浄液が循環する構成になった成形洗浄室、上記洗浄室と一 体成形されかつ上記洗浄室と共有の側壁を有する受けタンク、 上記受はタンクは上記洗浄室の水平断面領域よりも小さい水平断面領域を有する 、 上記受はタンクへ放出されるように配設された給水源へ使用時に連結される電気 的に制御された水バルブ、および上記受はタンク内に入口を有しかつ上記洗浄室 内に出口を有するサイホン手段、 上記サイホン手段は、上記バルブから上記受はタンクへ水が放出されるときに所 定量の洗浄液に対応する水域へ達するような高さ位置に設置されていて、サイホ ン作用は所定量の洗浄液を上記受はタンクから上記洗浄室へ排出する。

第７態様において本発明による自動食器洗い器は次の構成から成る： 食器を収容できかつその中で洗浄液が循環する構成の成形洗浄室、上記洗浄室と 一体成形されかつ上記洗浄室と共有の側壁を有する受けタンク、上記共有壁は上 記洗浄室から上記受はタンクへかつその反対へ熱を伝導することができ、それに より上記洗浄室と上記受はタンクとの間で熱交換体を形成する、および上記受は タンクから上記洗浄室へ水を移動させる手段。

第８態様において本発明による家庭用器具は次の構成から成る：ａ）洗浄すべき 負荷を受けることができかつその中で洗浄液が循環する構成の洗浄室、 ｂ）上記洗浄室の床内に設けられた水留め、Ｃ）次の構成要素を含む電動モータ ： （ｉ）　上記水留め内に据えつけられた回転子、および（ｉｉ）上記洗浄室の外 側で上記水留めの外面の周辺へ据えつけられた固定子、 ｄ）次の構成要素を含む洗浄室排水ポンプ：上記回転子のシャフト上で上記水留 め内に設置された羽根車、上記羽根車−排水羽根車の組合せ体は機械的固定具ま たは拘束物を伴うことなく、上記洗浄室から上昇させることにより簡単に分解で きる状態で作業位置に保持されている。

第９態様において本発明による自動食器洗い器は次の構成から成る： ａ）食器を収容することができかつその中で洗浄液が循環する構成の洗浄室、 ｂ）上記洗浄室の床内に設けられた水留め、Ｃ）次の構成要素を含む電動モータ ： （＋）　上記水留め内に据えつけられた回転子、および−（ｉｉ）上記洗浄室の 外側で上記水留めの外面の周辺へ据えつけられた固定子、 ｄ）次の構成要素を含む洗浄室排水ポンプ：上記回転子のシャフト上で上記水留 め内に設置された羽根車、ｅ）次の構成要素を含む洗浄ポンプ： （＋）　上記回転子シャフト上の洗浄ポンプ羽根車、および（１１）上記洗浄ポ ンプの羽根車を中心に回転するために上記洗浄室の下部内で回転自在に支持され た液体放出ノズルを有するスプレィアーム、 上記スプレィアームおよび回転子−洗浄羽根単一排水羽根車の組合せ体は全て機 械的固定具または拘束物を伴うことなく、上記洗浄室から上昇させることにより 簡単に分解できる状態で作業位置に保持されている。

第１Ｏ態様において本発明による自動食器洗い器は次の構成から成る： 洗浄すべき食器を受けることのでる洗浄室、上記洗浄室内で洗浄液を循環させる ためのポンプ、上記ポンプから加圧洗浄液を受ける上記洗浄室の床に隣接して回 転自在に設置された複数のノズルを有しかつそのノズルから加圧洗浄液を上記洗 浄室へ放出するスプレィアーム、上記スプレィアームは上記ノズルによって追跡 される円形通路の接線方向かつ下方の要素を有する洗浄液の横断方向ジェットを 形成するために少なくとも１つのノズルを有する、および下方向に向くように位 置決めされかつ上記スプレィアームの各回転によって上記横断方向ジェットによ り洗浄される入口を有する上記洗浄室の床内に設けられた排水溜め。

第１．１態様において本発明による自動食器洗い器は次の構成から成る： 洗浄すべき食器を受けることのでる洗浄室、上記洗浄室内で洗浄液を循環させる ためのポンプ、上記ポンプから加圧洗浄液を受ける上記洗浄室の床に隣接して回 転自在に設置された複数のノズルを有しかつそのノズルから加圧洗浄液を上記洗 浄室へ放出するスプレィアーム、上記スプレィアームは洗浄液の実質的水平かつ 実質的半径方向のジェットを形成するための少なくとも１つのノズルを有し、か つ上記水平ジェットの高さ位置で上記洗浄室はそのコーナーに周辺変形部を有し 、この周辺変形部は洗浄液が上記スプレィアームの直径の外側で上記洗浄室の領 域内において垂直方向に散布されるように上記ジェットを垂直方向へ変位させる ための翼板として作用する。

第１２態様において本発明による自動食器洗い器は次の構成から成る： 洗浄すべき食器を受けることのでる洗浄室、上記洗浄室内で洗浄液を循環させる ためのポンプ、上記ポンプから加圧洗浄液を受ける上記洗浄室の床に隣接して回 転自在に設置された複数のノズルを有しかつそのノズルから加圧洗浄液を上記洗 浄室へ放出するスプレィアーム、上記スプレィアームは洗浄液の実質的水平かつ 実質的半径方向のジェットを形成するための少なくとも１つのノズルを有し、か つ上記水平ジェットの高さ位置で上記洗浄室はその壁の平面部上に周辺変形部を 有し、この周辺変形部は上記壁の平面部上および上記洗浄室の屋根の下側上に洗 浄液の層状流を形成するために、洗浄液が上記洗浄室の屋根へ滴下して上記洗浄 室内の食器の上面と接触するように、上記ジェットを垂直方向へ変位させるため の翼板として作用する。

第１３態様において本発明による開放側を有する箱型の家庭用キャビネットは次 の構成から成る： ４壁の自由縁部によって形成された実質的矩形の開放部を残してその縁部に沿っ て固く結合された５側壁、および上記４つの自由縁部のまわりのフランジ、３縁 部上の上記フランジは耐モーメントコーナーを有するポータルフレームとして形 成され、かっ４縁部上の上記フランジは上記ポータルフレームの端部を連結する ビームとして形成され、上記ビームと上記ポータルフレームとの間の接続部は折 れモーメントに実質的抵抗力を有する。

第１４態様において本発明による自動食器洗い器は次の構成から成る： （ａ）キャビネット、 （ｂ）アクセスのために上記キャビネットから水平方向へ引出することができる ように上記キャビネット内に摺動自在に設置された洗浄装置、上記洗浄装置は次 の構成要素を含む：（１）食器を収容することができかつその中で洗浄液が循環 する構成の開放上部を有する洗浄室、 （ｉｉ）上記洗浄室内で洗浄液を散布するためのスプレィ発生手段、 （ｉｉｉ）上記洗浄室から洗浄液を蒸発させるための手段、および （Ｃ）上記キャビネットの上部内に設置された洗浄室の蓋、上記蓋は上記洗浄室 を収納した上で上記洗浄室を密閉可能に閉鎖するために上記洗浄室の開放部と係 合する。

第１５態様において本発明による自動食器洗い器はキャビネット、洗浄を可能に する洗浄液を受けかつ洗浄する食器を受けることのできる上記キャビネット内の 洗浄室、上記洗浄室の下部内に水平に設置されかつスプレィノズルを有する回転 自在のスプレィアーム、羽根車を有する洗浄ポンプ、上記洗浄ポンプは上記洗浄 室の下部から洗浄液を放出してその洗浄液を上記スプレィノズルへ給送できる配 置になっている、上記羽根車を駆動する電動モータ、および上記モータの最低レ ベル間の間隔は５５ｍｍオーダーである、から成る。

第１６態様において本発明による交流電流同期モータおよび始動ドライブは次の 構成から成る： 少なくとも１対の磁極とそれに結合された巻線を有する固定子、少なくとも１対 の磁極を有する永久磁石モータ、上記モータの角位置を決定するための感知手段 、交流電流手段からそれぞれの固定子巻線を印加するためのスイッチ手段、およ び上記感知手段の出力および上記交流電流の電源の波形をモニターしかつ適宜セ グメンの電源を有していてその半サイクルにより所望方向へ回転子を回転させま たは回転子の回転速度を上昇させることのできる上記固定子巻線へ連結された上 記スイッチ手段を点火する制御器。

第１７態様において本発明による突極電動モータ用の固定子を製造する方法は次 の工程から成る： （ａ）層状矩形の磁束復帰リングを次の方法により形成し：（ｉ）作動可能な磁 気材料による連続細片を形成し、（ｉｉ）上記細片のｌ縁部内に上記矩形の側領 域と同一ピッチで切欠きを形成し、 （ｉｉｉ）各切欠きを軽く叩いて細片の縁部相互を直角に折り曲げることにより 上記細片の縁部相互を矩形に巻く、上記切欠きは上記折れの内側上にしかつ各４ つの切欠きを合致させて必要な固定子の厚さし、 （ｂ）上記磁束リングの切欠きに対応する端形成物を有する所定長の磁気材とし て突極を形成し、 （ｃ）各磁極へ予備巻回した固定子コイルを適合させ、かつ（ｄ）上記突極が上 記磁束リングと同一平面になり、上記磁束リングのコーナーから斜めに延び、か つ上記端形成物が上記束リング内の対応する切欠き内に係止するように２つまた は４つの突極を各磁束復帰リングへ設置する。

図面の簡単な説明 図１から３はキッチン設備にモジュールとして設置できる本発明による自動食器 洗い器の選択例を示す。

図４は本発明による自動食器洗い器のキャビネットの斜視図である。

図５は本発明による自動食器洗い器の１態様の断面図であってキャビネットから 一部を引き出した洗浄装置を示す。

図６から８は図５の自動食器洗い器を完全に収納した状態から完全に伸張させた 状態を示し、かつ特に洗浄装置の排水ホースの伸張状態を示す。

図９は単−自動食器洗い器のモジュールの給水系の概略図である。

図１Ｏは洗浄室と共有する壁を有する受けタンクを示す洗浄室の背面の概略長手 断面図である。

図１１は受けタンクの概略横断面図である。

図１２はスプレィアーム、洗浄ポンプ、電動モータ、および排水ポンプの構造を 示す洗浄装置の下部の直径方向の断面図である。

図１３から１５は受けタンクの充満または空の状態を示す自動食器洗い器の概略 横断面図を示す。

図１６から１８は自動食器洗い器の選択的充填形態を示す概略長手断面図を示す 。

図１９は洗浄室の蓋の位置を示す自動食器洗い器の概略長手断面図である。

図２０は自動食器洗い器の蓋および蓋昇降機構の概略図を示す。

図２１は閉鎖段階の開始時の蓋を示す蓋の内部と蓋昇降機構の詳細側立面図であ る。

図２２は閉鎖段階の終了時の蓋を示す蓋の内部と蓋昇降機構の詳細側立面図であ る。

図２３は閉鎖段階中の引出し、風および蓋昇降機の相対的変位を示すグラフであ る。

図２４は皿等の食器を所定位置に保持するための手段の１態様を示す洗浄室の部 分平面図である。

図２５は水路の詳細を示す図１２に対応する洗浄装置の下部の概略部分断面図で ある。

図２６は電動モータ制御回路の回路ブロック図である。

図２７は主スプレィアーム、洗浄ポンプおよびモータ要素の分解図である。

図２８は洗浄ポンプの羽根車の拡大図である。

図２９は排水ポンプの羽根車の底面図である。

図３０は洗浄室壁のコーナ一部のジェット偏向形成物を示すスプレィアームおよ び洗浄室壁の部分図である。

図３１は洗浄室壁の直線部からのジェット偏向を示す図３０と同様の図である。

図３２は電動モータの駆動回路により形成されるパルスの波形線図である。

図３３はモータトルクのモニタリングを示すフエーザー図である。

図３４は厚膜処理加熱要素の形態を示す加熱プレートの下側の平面図である。

図３５は排水ポンプと組合わせの排水溜めの斜視図である。

図３６は洗浄水フィルタジェット清掃装置を示す洗浄室の底の斜視図である。

図３７は洗浄フィルタジェット清掃装置を示す洗浄装置の直径方向断面図である 。

図３８は仕切り板により分離して積み重ねた主洗浄装置要素を示すための洗浄室 排水路を通る水平断面図を示す。

図３９は螺旋状排水路を示す洗浄室床の詳細部分図である。

図４０および４１は複合対を形成する２つのモジュール型自動食器洗い器を連結 する水ホースの２つの選択的態様を示す概略図である。

図４２はモータ固定子の投影図である。

図４３は図４２の固定子を成形する前のブランク層材の一部を示す。

図４４は図４のキャビネットを形成するためのブランクの平面図である。

好適態様の説明 好適態様において、本発明の自動食器洗い器は従来前面装填家庭用自動食器洗い 器の略半分の高さで構成されている。かかる自動食器洗い器は単独または複数対 、通常は、一対で使用されることが意図されている。

図１から３において、本発明による自動食器洗い器は１つまたは２つを使用する ための異なる設置概念が示されている。本発明はモジュール型自動食器洗い器の ユニットを提供することを企図している。図１において、２つのかかる自動食器 洗い器２は代表的には床レベル上８５０から９００ｍｍの範囲にある流しベンチ ｌの下に相互に積み重ねて示されている。図２において、２つの自動食器洗い器 ２の１つは流しベンチｌの一部を形成する流しの両側上に設置されている。図３ において、単−自動食器洗い器２は流しベンチｌの下に設けられている。本発明 により自動食器洗い器の高さは低くなっているので、ベンチ設置ができる。従っ て、各自動食器洗い器２はいずれの従来の食器負荷をも収容できる独立自己収納 式自動食器洗い器のモジュール型ユニットと考えることができる。

２つのモジュール型自動食器洗い器ユニット２が相互に積み重ねられると、その 形態は従来自動食器洗い器の外部寸法と同等になることは図１から理解できる。

図２のごとく、ベンチトップ下に横へ並べて設置された２つのモジュールユニッ ト２は従来自動食器洗い器と同一容量を有するが、使用者が自動食器洗い器の下 半分を使用するために腰をかがめなければならない不便を解消する。更に、洗浄 室３（図５参照）は引出しの形態で取り付けられることにより自動食器洗い器ユ ニットのキャビネット４から摺動自在に引き出すことのができる点でアクセスが 改良されている。

２つの独立モジュールを設置時に対にしないような装備の幾つかのモジュール型 対装置が製造できる。例えば、図１の形態は、独立の自動食器洗い器のキャビネ ットを機械的に連結することによりメインテナンス時に対にできる。かかる場合 、本装置は後述のごとく配管装置を組合わせれば有利である。

２つの独立の自動食器洗い器の提供は操作モードに相当の融通性を与える。

１、混合した食器負荷について１つのモジュール操作、または２つのモジュール 操作を同時にできる。各モジュールは最大形の食器負荷を収容できるので、大き い食器用として大容量の自動食器洗い器の提供を可能にする。

２．１または２のモジュールは必ずしも同時である必要はなく、各モジュールは 汚れの軽い食器にも汚れの重い食器にも使用でき、かつ適宜洗浄プログラムを個 別モジュールに合わせてセットできる。

３、　１モジユールに汚れた食器を次第に装填し、かつ他方のモジュールは浄化 した食器負荷を再使用するときにのみ空にすればよい。

４．１モジユールを汚れの軽い負荷用とし、かつ他方のモジュールを汚れの重い 負荷用としてプログラムすることができる。

５．１モジユールを汚れた食器を装填すると同時にスイッチオンできる。即ち、 比較的少ない負荷で効率的に洗浄できる。

キャビネットの構成 図４を参照すると、好適態様において、本発明の自動食器洗い器のキャビネット はシート状金属により形成され、上部５、下部６、および側部７および８、およ び背部（図示せず）を有する５設置箱構造体を形成している。キャビネット４の 開放前部は２つのポータル部材ＩＯお上び１１を有するポータルフレームとして フランジを有し、上記ポータル部材はコーナー１２と１３から先端部１４および １５へ幅狭くなり、かつ下面に沿って中央結合部１６へ向かって幅狭くなてって いる。これは上記キャビネット内に適切な寸法の開口部の形成を可能にすると同 時に上記キャビネットの前部に適性剛性を付与する。この技術はいずれかの側に 開口部を有する箱構造体の強度問題を解決しかつ自動食器洗い器のキャビネット 以外の多用途に応用できる。ポータルフレーム部材１１および１１２は非常に薄 い金属部材により１６で結合され、この部材は構造条件によりビンジヨイントか ら成る。同様に、ポータル部材の先端部１４および１５はビンジヨイントにより フランジ部１８へ効果的に結合される。

この部は効果的にビームを形成して上記ポータル部材の先端部を一緒に結合する 。ポータルフレームに関する従来使用と異なり、ジジイント１６はパネル６に直 角の大きな負荷を与えない。本発明において上記ポータルフレームの機能は、横 断方向の負荷に対する支柱を提供することであり、ジヨイント１６を設けるため に抵抗モーメントを要件としない。

上記ポータル部材は逆にすることができるが図示配置は後述の排水ポンプのため の隙間を形成するのに役立つ。同様に、これはポータルフレーム部材の形状が洗 浄室の形状に実質的に追従していることを意味するが、それ自体は大きな皿を選 択的に保持できるように形成される。

！；−Ｆ＋　４−−　−　’　− 引出しおよび洗浄装置への連結 本発明の１特徴は自動食器洗い器を提供することであり、そのために食器を設置 するための洗浄室は洗浄装置に必要なあらゆる他の構成部材と共に、摺動により キャビネット内に設置されて、引出しとして機能する。この形態は図５に示され ており、図５では洗浄室３はキャビネット４内に摺動自在に設置されて、部分的 に引き出した位置で示されている。

美的な看板２０が洗浄室３の前部へ嵌め込まれて引出しく図示せず）と合体して いる。完全に収納または閉鎖されると（図６に示されたように）看板２０はキャ ビネット４の前部と当接する。

上記自動食器洗い器は開放空洞内、通常、ベンチ下に設置されることが意図され ており、それにより看板２０は効果的にその空洞を閉鎖して従来の前面装填食器 洗い器と同様に食器洗い器の可視的部材を構成する。

上記キャビネットと異なり、洗浄室３は１片のプラスチック成形品として形成さ れるのが好ましい。これはシート状金属加工を越える自明の利点を有する。引出 し形態の採用は可撓性のある伸張自在のケーブルおよびホースを上記キャビネッ トと上記洗浄装置との間に装備する必要のあることを意味する。引出し設置部材 のための電気接続部は上記キャビネットへ取り付けられたソケット３１および上 記洗浄室へ取り付けられたプラグ３２であってよい。引出し１７が実質的に完全 にしかるべき位置に着いたときに接続される。しかし、固定ワイヤは可撓性ケー ブルループにより形成されるのが好ましい。この形態において、電線は図６から ８に示された排水ホースへ複合的に使用されてよい。

摺動洗浄室３に対する給排水は次のごとく行われる。排水ホース３５（図６から ８）はループ状に形成されかつ中央部３６が上記室の運動方向を横切るように配 設され、２つのアーム３７と３８（よ該中央部へ連結される。図６．７および８ を比較することにより理解されるように、排水ホースのアーム３７と３８は中央 部３６で連結されて折れるので、該２つのアームは図６に示されたよ引こ実質的 に同一面内の所定位置から（引出し１７の運動方向に対して直交角）上記２つの アームが多かれ少なかれ同一面になる図８の位置へ移動するが、図６の位置に対 して直角になる。この配役は上記洗浄室力（閉鎖位置のときに上記排水ホースを 収容するために必要とされる空間を最小にする。

上記洗浄装置の給水制御方法は図９に示されている。洗浄ホース４０は放水口５ ３と電気的に作動する水）くルブ５１との間で連結されている。バルブ５１は、 例えば、ソレノイドノクルブであってよ（１゜バルブ５１は使用時に家庭用給水 夕・ツブ４６へ連結される。Ｉ＜ルブ５１はホース４０に合わせて成形される。

更に、電線がホース４０に合わせて成形されてバルブ４１へ電気的に接続される 。電気コネクタ４７がケーブル端部４７へ取り付けられてキャビネ・ット１こ設 置されたソケットを介して食器洗い器制御装置への接続を可能１こする。

水受はタンク 洗浄水は受けタンク３３へ供給される。受はタンク３３ζよ洗浄室３と部分的に 一体成形される（図１０参照）。洗浄室３ｃヨ閉鎖フランジを１端部上に有する 。成形プラスチックカッく一部材４４力（タンク３３を形成する上記フランジの 乾燥ラインへ溶接される。タンク３３は洗浄室と壁３４を共有する。洗浄室３よ りも小さく箋水平断面の分離タンクの使用は洗浄に使用する水量の測定を精確を こする。これは特に、比較的少量の水交換、典型的には２す・ソトルの場合（こ 重要である。

受はタンク３３を洗浄室の水量測定に使用する方法について図１１および１３か ら１５を参照して以下に説明する。図において、給水ホース４０は冷水の供給源 に連結される電気的に作動する入口バルブ５１へ連結される。この給水ホース４ ０はキャビネット４へ固定された放水口５３で終端する。放水口５３は洗浄室３ が閉鎖位置のときにのみタンク３３へ放水する。または、可撓性ホース５２（図 １８）はキャビネット４からタンク３３へ固定された放水口５４へ連結されてよ い。いずれの場合においても、入口バルブ５１は洗浄室３が閉鎖位置以外の場合 には開放しない。これを実行するためにインタロックスイッチが設置されてよい 。または図５に関して上述したようにして遮断された電気接続部が設けられてよ い。

タンク３３の充填制御はリードスイッチ６２および６３を作動させることのでき るフロート６１内に永久磁石を有する水域感知手段６０により決定される。入口 バルブ５１が開放して上記タンクを所定レベルまで充填する。それにより、フロ ート６１は上昇し、最低レベルのリードスイッチ６２を作動させて図Ｉ４に示さ れたように入口バルブ５１を閉鎖する。後述するように水は種々の目的からタン ク３３内に保存されるが、洗浄室３への放水が必要とれる場合には次のごとくな る。人口バルブ５１が再び開放して水域をサイホン管５５のループの頂点の直上 レベルまで上昇させ、その上でサイホン作用により上記タンクの全内容がサイホ ン管出口５７から洗浄室３へ送出される。上り一ドスイッチ６３は水域がサイホ ン管５５の頂点上に上昇するときを感知し、そこで入口バルブ５１は閉鎖する。

バルブ５１を流れる水の流速はスイッチ６３をトリガーするためにサイホン管の 流速を越えるものでなければならない。

サイホン作用と同時にバルブ５１をスイッチオフするために他の方法が採用でき る。感知手段をサイホン管５５の放水腸内へ入れることができる。また、リード スイッチ６３をサイホン作用が生じるレベルよりも下に位置決めし、リードスイ ッチ６２からリードスイッチ６３へ水域が上昇するまでの時間を利用して、給水 源の流速を計算する。サイホンを作用させるために必要とされる水域にするため の付加的時間を決定するために他の計算がなされてよい。入口バルブ５１はこの 計算時間の終了後にスイッチオフされてよい。

図１１に最良に示されたようにタンク３３は洗浄室３と壁３４を共有する。この 壁は熱伝導性であって上記洗浄室と水受はタンクとの間の熱交換を行う。上記洗 浄室に使用されるプラスチック材は、それ自体、熱を適当に移動させることので きるだけの伝導性を有するか、または金属壁が挿入されていてよい。タンク３３ が洗浄またはリンスのために使用前に温水で充填されるとき、水および洗浄室の 内部は加熱された水の熱移動により予備加熱される。他方、上記タンク内の冷水 は壁３４を冷たくする。この現象は後述の乾燥サイクル時に利用される。

水受はタンク３３の形態は以下の構成から成る。

（ａ）入口水量を測定するための容器、（ｂ）洗浄室の内側の気流を洗浄プログ ラムの終了時に凝縮して洗浄負荷物を乾燥させることのできる洗浄室の表面を冷 却する手段、（ｃ）入口水の供給量を洗浄室へ送る前に予備加熱して温度上昇時 に生じる洗浄負荷物の熱衝撃の危険を解去することのできる熱交換機、および （ｄ）液体を洗浄室へ移送するときに加熱時間を短縮して洗浄装置の作動中に予 備加熱を発生させ、それによりエネルギ消費を節減する。

〔配管は図４０および４１を参照する〕２つの自動食器洗い器が上述のごと組み 合わせて使用される場合、２つの自動食器洗い器は家庭用取付具を使用して設置 できるように配管されている。２つの異なる給水方法が図４０および４１のそれ ぞれに示されている。図４０において、各食器洗い器の給水ホース４０は冷水タ ップへ連結されるデュアルバルブ５１の出口上で終端する。このバルブの各部は ２つの食器洗い器内のそれぞれの制御器により別々に制御される。図４１におい て、上食器洗い器用の給水ホース４０は下食器洗い器の放水口５３へも水を供給 する２方弁またはシャトルバルブ４８へ連結されている。バルブ４Ｂはバルブ５ １から水を受ける。バルブ４８は作動して上洗浄器と下洗浄器との間へ水を分流 する。

洗浄室の蓋 本発明の好適態様において洗浄室３（および組み合わされた洗浄装置）は摺動す る引出し１７（図１９参照）として装備されているので食器は上面に装填されか つ水密蓋６６が設けられている。蓋６６は洗浄室３ではなくキャビネット４内に 設けられていて引出し１７が完全に閉鎖されたときにのみ洗浄室の上部と係合す る。従って、上記引出しが引出されるときに上記蓋は上記キャビネット内に残る 。

使用者はこの蓋の開閉に直接的に関与しない。蓋昇降機構が設置されていて、上 記引出しが開閉されるときに上記蓋を昇降させ、かつ上記引出しが完全に閉鎖さ れたときに上記蓋を所定位置へ係止する。

上記昇降機構は補助フレーム２４を含み、この補助フレームは２７で補助フレー ム２４へ蝶番止めされ、かつ２８でキャビネット４の１部を形成するフレーム部 材２９へ蝶番止めされた４つの連携部材２６によって取り付けられている。上記 連携部材と蝶番は成形ポリプロピレンをユニットとしてまたはリビングヒンジと して形成されるのが好ましい。蓋６６は補助フレーム２４Ａによって浮遊可能に 保持され、引張バネ３０が補助フレーム２４と蓋を所定位置まで上方へ付勢して 、蓋６６を洗浄室３の上部から上昇させる。図２１は蓋の閉鎖点にほぼ完全に収 納した洗浄室３を示す。洗浄室３上の当接フランジ（左へ移動する）は蓋６６と 接触しかつ蓋昇降機構の一部２４と接触する。洗浄室３が更に、左側へ移動する と、昇降機構の補助フレーム２４が連携部材２７を半時針方向へ回転させ、上記 補助フレームと蓋とを内方（左側へ）かつ下側へ移動させる。洗浄室（引出し） 、蓋および蓋昇降機構の相関変位は図２３にグラフで示されている。このグラフ において、可動部の当接はＡ点で生じ、上記洗浄室のＢ点へのそれ以上の収納に より上記蓋および蓋昇降機構を内側（Ｘの上昇値）下方へ移動させ、それにより 上記蓋は上記開放洗浄室の上部へ締めつけられる。この位置で上記蓋は係止され る。洗浄室３のそれ以上の収納により当接フランジは補助フレーム２４の当接部 （これはこれ以上移動しない）上へ上昇し、蓋６６（これは上記補助フレーム内 で自由に摺動する）と共にグラフ上の０点（図２２の物理的位置）へ移動する。

このｆＪ−４部位置にお０て上記蓋および室フランジは共に締めつけられる。ノ ＜・ツファ２１はＢ点と０点との間の通路を締める。

洗浄室食器支持体 洗浄室３内の食器の位置決めは洗浄室の下部上のう・ツク７０により促進される 。孔、切欠きまたは他の細部７１が図２４に示されたように洗浄室３の少なくと もｌ側壁上に設けられてよい。これらの細部は上記洗浄室壁内に好ましくはプラ スチック材等で成形されてよく、皿またはリムを有する食器等の大きい食器を洗 浄力に対して支持できるように配設される。本発明においてラックは摺動自在で はなく固定されているが、食器を支持するためにより便利な食器支持体を提供す るラックが使用されるのが好ましい。しかし、上記ラックは上記洗浄室の空間を 最大限にする形態でなければならず、この観点から図１２に示されているように 食器（皿２００等）の下縁部をスプレィアームのハブ下まで延在させるものでな ければならない。

洗浄装置回転パーツ 図１２および２５を参照すると、洗浄室３は上面内に散布孔またはノズル７６を 有するスプレィアーム７５を有する。洗浄／リンス水ポンプ７７は電動モータ７ ８により回転し、かつこのモータは同時に排水ポンプ７９を回転させる。洗浄ポ ンプ７７の入口８５は、その周辺に一連の孔８１を有する環状入口を有するフィ ルタプレート１０４下で環状通路または空間８０により形成される。洗浄室３の 成形床８２は上記環状通路を形成するために凹部になっている。

スプレィアーム７５は中央もしくはハブ部１２１から下方向へ湾曲した外端部８ ６を有し、図示されたように対称的に湾曲している。

この曲率の目的はより大きな食器（図１２に示されたような皿２００等）を低い 高さの洗浄室３内に収容するためである。

各洗浄およびリンスサイクルに使用される水の交換量が少ないことにより（２リ ツトル）、低い吸引ヘッドが洗浄ポンプ７７に利用できる。これは圧力降下が小 さくてよいことを意味し、このことはポンプ吸引速度が遅くなければならないこ とを意味する。これを達成するために、大きい取水領域が必要になる。

洗浄ポンプが大きい取水領域を要件とする結果として、低い液体量かつ最小吸引 ヘッドにより連続的に作動させるために、洗浄ポンプの入口へ送る前に洗浄液を 濾過する装置を組み入れるために利用できる高さは従来自動食器洗い器と比較し て低い。

上述のごとく、上記取水領域は、略３５０ｍｍの外径と３００ｍｍの内径を有す る孔８１付環状リング（フィルタプレート１０４内）から成るフィルタにより覆 われている。液体が流れるこの孔付領域をできる限り清潔に維持するために、活 性フィルタ洗浄装置が使用される。図３６および３７を参照すると、１以上のジ ェット１５０がスプレィアーム７５内に設けられていて上記スプレィアームが回 転するときに先立ってフィルタプレート１０４上の清掃効果を発揮する。

大きな汚れ粒子１５３は上記孔から半径方向へ円形凹部１５２がら一掃されてか つ上記フィルタプレートのまわりを回転して受動フィルタまたはストレーナ１５ １を有する水留め１３４へ排斥される。

従来自動食器洗い器に見られるフィルタ装置ではストレーナ１５１は使用者の規 則的役務を必要とする。図３６に示されたように、ストレーナ１５１は、ジェッ ト１５０によって汚れが一掃されるために、それを取り除くための［口」の形状 になっている。

上記スプレィアーム、洗浄ポンプ、モータ、および排水ポンプの配置は図２５お よび図２７の拡大図から理解できる。スプレィアーム７５はスプレィアームのそ れぞれの外部８４および８６へ先導する２つの分配渦形室８８および８９を有す る洗浄ポンプケーシング８７を一体的に含む。ケーシング８７と出口８８および ８９との間は図２７に示されたように接線渦形成部により接続されるのが好まし い。洗浄を確実にするために、液圧がスプレィアームの内部に利用でき、渦形面 ８８と８９はスプレィアームのエツジと接触して一瞬停止する。これにより液体 は上記内部へ向がって逆流し、この内部のノズル９０に見えない圧力を与える。

上記排水ポンプが作用したときに水が上記回転子のまわりのバイ洗浄ポンプ羽根 車９５（図２８に詳細に示されている）は下エツジで前方へ湾曲するブレード９ ６を有する。好ましい形態においてモータ７８は永久磁石、同期ＡＣモータであ るので該モータが無負荷状態で始動することが重要である。これを達成するため に、洗浄室内の静水域は上記洗浄ポンプ羽根車の下部へ接触するように設定され る。これは図２５の水域記号により示されている。しかし、ここで使用された遠 心型ポンプは自己ブライミングでない。これは羽根車９５がそのブレードの下部 上に軸流型の前面ブレード部９７を有するからである。上記モータが無負荷下で 始動した後に、上記羽根車の先導エツジ９７が液体を上昇させ、そして上記ポン プがブライミングして通常に作動する。先導エツジ９７は、また、上記モータが 排水方向へ（洗浄方向と反対へ）回転しているときに本装置に有利である。後方 に対面するブレードは液体をピックアップに抵抗し、かつ洗浄ポンプは作動しな い。

モータ回転子Ｉｏｏｃ図２７）はプラスチックケース内へ収納したフェライト永 久磁石を使用して形成され、かつスプラインを付けたシャフト９９を有していて 洗浄ポンプ羽根車９５と係合して駆動させる。モータ回転子１００はその下プラ スチック面上に排水ポンプの羽根車１０１を有する。排水ポンプの断面図は図２ ９に示されている。羽根車１０１は上記モータ回転子が矢印１０３の方向へ回転 するときに排水ポンプが液体を洗浄室から排水させることのできる形態の羽根１ ０２を有する。これについては更に詳細に後述する。

上記モータ回転子が反対方向へ回転して（矢印１０４参照）洗浄ポンプを作動さ せるときに、同一方向へ回転するするときの羽根車およびケーシングの形態が最 適でない場合には排水ポンプのポンプ作用を実質的に阻止する。排水ポンプ出口 １０９内には非復帰バルブが設けられていて排水ホースから洗浄室への流出を停 止させる。

可能にする。作業部品を各作業位置へ保持するためにいかなる固定バスへ流れて 洗浄室へ流入するのを阻止するために、浅いプラスチックの羽根車１０５が回転 子１００の上面上に形成されている。羽根車の８個のブレードは約１．５ｍｍの 高さを有する。これは排水方向へ向流を発生させる。この流動学的シールはバイ パス液体流に対してのみ作用する。これはプライミング時の排水ポンプの空気の 吸排を阻止しない。衛生上の理由とは別に、排水の逆流は上記回転子の磨耗およ び上記スプレィアームのノズルの汚染の原因となることに注意されたい。

排水ポンプケーシング１０６（図２５．２７および３５）は洗浄室３の床内に許 容量の閉鎖水留めを設けることにより形成されている。洗浄室３に対して上部で 開放している。この水留めは上記床へ一体成形するかまたは分離成形して取り付 ける。モータ回転子１００はケーシング１０６および１０７内に設置される。モ ータ回転子１００を上記洗浄室内へ設置して洗浄液内に潜水させることは本発明 の１つの特徴である。モータ固定子１１１　（図３８参照）は上記洗浄室の外側 に設置され排水ポンプケーシング１０Ｂによって上記回転子から分離している。

好適態様において上記固定子は４つの突極１１０から成り、２対の固定子（１１ ０ａおよび１１０ｂ）を形成している。排水ポンプケーシング１６は排水ポンプ 入口１０８および排水ポンプ出口１０９を有する。図２５および２７に図示され た配置では、洗浄装置の分解が非常に簡単にできるようになっている。上記スプ レィアームはその軸受け１１５から上昇させることにより簡単に除去できる。モ ータ回転子１００および組み合わされた洗浄ポンプ羽根車９５はフィルタプレー ト１０４を上昇させることによって水留め１０６から上昇する。従って、全作業 部品は、実質的に、簡単に除去できるので排水ポンプケーシング１０６の清掃を 具をも必要としない。同様装備が自動食器洗い器以外の用途、例えば、衣料洗濯 機にも使用できる。

排水留め１３４の好ましい形態（図２７に、そして図３５に概略図示した）は洗 浄室基部８２内に設置されているので洗浄室内の液体は、実質的に、全てそこへ 排水される。排水ポンプ入口１０８は水留め１２０の下部へ連結されている。排 水留め１３４への洗浄排液性を更に改良するために、上記洗浄室の床に、図３９ に図示したように、水留め１２０へ開放する最下点１６１を有する螺旋状水路１ ６０を上記フィルタプレートの下に設けた。

上述のモジュール型食器洗い器の利点を達成するために、モータポンプの組合せ 構造においてスプレィアーム７５の最高レベル１２１　（図２５）から電動モー タの最低レベルまでの洗浄ポンプおよび電動モータの高さを非常に低くする、例 えば、５５ｍｍオーダにすることは重要なことである。上記モータの下へ延在す る上記排水ポンプケーシングを含み高さは７５ｍｍである。

図３０を参照において、ノズル１１６はスプレィアーム７５の端部８６および８ ４内に設けられている。これは洗浄液１１７ａの実質的水平のジェットを可能に する。このジェットの平面にある上記洗浄室壁のコーナ一部は偏向羽根を形成し て実質的垂直ジェット１１７ｂへ偏向させるために形成されたジェットスプレィ １１７ａを突起１１８を有する。これは小さい僅かな半径の丸いコーナーがスプ レィアームの直径の外側に形成された洗浄室のコーナ一部における垂直スプレィ の範囲を確実にする。図３０において、グラス２０１は洗浄室のコーナ一部内に 収容された状態で示されており、上記偏向スプレィから利益を受ける。

水加熱器 洗浄サイクルは温水の使用を必要とするので食器洗い器へ供給された冷水を高い 温度まで加熱するための加熱器を設ける必要がある。

本発明において水加熱器は図２５および３４の概略図で示されたように洗浄室の 床内に設けられている。この加熱器は下側上で直接的に熱接触する加熱抵抗素子 １４２を有する円形金属加熱プレートにより形成される。加熱プレート１４１は 約２５０ｍｍの直径であって、洗浄室の床の中央部を形成し、かっ該床内に形成 された円形孔１４３内に密閉可能に取り付けられている。この加熱器プレートは 中央孔１４４を有し、これは水留めケーシング１０６を収容し、水留めケーシン グ１０６はモータ回転子１００および排水ポンプＩ０１を収容する。シール１４ ５および１４６はそれぞれ加熱プレート水留めと床連結部を密閉する。

加熱プレート１４１は磁器エナメル被覆鋼から形成される。抵抗素子１４２のパ ターンは上記加熱プレートのエナメル下面または外面上に形成される。これらの 素子は厚膜技術を使用して加工され、レジストペーストまたはインクが所望トラ ックパターン内のエナメル基盤上に付着またはプリントされて溶融固化される。

このトラックは導電部のレジスト部により形成されてよい。上記加熱器への電力 接続は上記トラックの導電気性非加熱部１４７へ行われる。印加されると上記レ ジストトラックは散逸し、これは上記鋼プレートへ、従って、該プレートの反対 面に接触している液体へ伝えられる。温度制御回路機構のフィードバックを可能 にするために温度センサが厚膜技術により上記プレート上に形成されてよい。上 記洗浄ポンプの負荷は流れを表示しかつ不適切な洗浄液流の検出に基づいて上記 加熱器のスイッチをオフにするためにモニタされてもよい。厚膜技術は加熱オー ブンの温度保護連携部、上記モータの相互連結部、および上記モータ固定子の巻 線の終端点の接続部の形成に使用できる。

上記加熱プレートは洗浄サイクル中に上記加熱プレートの上面上を流れる洗浄液 を加熱するために相当に広い領域（従来の管状シース要素との比較で）を提供す る。この形態の加熱器は低電力密度加熱を可能にし、かつその低い面温度は安全 性を改善すると共に隣接するプラスチック構成要素に対する熱損傷の危険を最小 限にする。

好ましい形態において、上記加熱プレートは上記洗浄室の床内に実質的に水平に 設置される。これは設置を容易にして定常的で実質的層状の洗浄液を洗浄室へ流 す。しかし、上記加熱プレートを垂直に設置しかつ上記洗浄室の、タンク３３と 共有する壁３４ではない、１側壁内に位置付けることができる。

モータおよびモータ駆動 充填、リンス、排水、および洗浄サイクルはプログラムされたマイクロコンピュ ータ１２０（図２６参照）、例えば、国内半導体Ｃ０Ｐ８８１Ｃを使用者が操作 してマイクロプロセッサコンソール１２６をそのマイクロコンピュータ１２０の 出力へ接続することにより制御できる。水入口バルブ５１はすでにマイクロコン ピュータ１２０の出力へ接続されている。

マイクロコンピュータ１２０の主機能は同期モータ７８の始動と回転を制御する ことであり、これは１回転方向で洗浄しかつ他方向で排水するためである。　モ ータ７８は交流電流同期モータであり、その固定子の磁界は１対以上の磁極上の 巻線により形成される。図２５．２７および３８の好ましい形態において、固定 子１１１の１磁極対１１０ａは他の磁極対１１０ｂに対して９０度幾何学的に変 位している。１磁極の電流は池の磁極の主電流との関係で位相変位している。回 転子１００内の永久磁石（図示せず）は径方向へ整列した２極を有する。該永久 磁石は固定子の磁界に同期して回転し、その負荷によって決定される固定子の磁 界との関係で所定角を形成する。

ＡＣ同期モータである場合、始動方法は上記回転子を必要方向へ同期速度で回転 させることを必要とする。これを達成するための整流を形成する駆動回路は図２ ６に示されている。対応する波形線図は図３２に示されている。主電圧の極性は 極性検出器によりモニタされ、かつ磁石の位置は固定子の巻線１２８および１２ ９内の逆ＥＭＦ感知によりモニタされる。コンパレータ１２３および１２４は逆 ＥＭＦのゼロクロッシングを検出する。コンパレータ１２７．１２３および１２ ４の出力はそれぞれ波形３２　（ｂ）、３２　（ｄ）および３２（ｇ）により示 されている。他のセンサ（逆ＥＭＦ以外の）、例えば、光またはホール効果感知 等のセンサが使用できる。固定子巻線は後述のごとくそれぞれトライアック１２ １および１２２によって単一位相ＡＣ電源に接続される。スイッチ転換はプログ ラムされたマイクロコンピュータ１２０により制御さる。モータ７８の回転方向 はマイクロコンピュータ１２０内に収納された始動整流アルゴリズムにより決定 される。このアルゴリズムは瞬時主電圧の極性（波形３２（ｂ））を瞬時回転子 の磁石位置（波形３２（ｂ）または３２（ｇ））と比較する。その結果として生 じるトルクが要求方向である場合にのみアルゴリズムはゲートパルス（波形３２ （ｅ）および３２（ｈ）をトライアック１２１および１２２へ送る。当然ながら 、トライアックが一旦スイッチオンされると、各装置を流れる電流がゼロになる までその状態を続ける。結果としての固定子巻線の電流は波形３２（ｆ）および ３２（Ｃ）として示されており、位相はそれぞれのゲート信号との関係で変位す る。

逆ＥＭＦ信号は非印加固定子巻線から誘導されてよい。ここに開示の駆動方法は 、電力のパルスが上記モータの回転に有効である場合に、電源サイクル内のある 点でその電源から簡単に電力を得ることを含む。電源から誘導される直流電流か ら整流波形を同期させる試みはされていない。

上記マイクロコンピュータが上記回転子の速度が回転している上記固定子の磁界 に近同期する周波数を逆ＥＭＦゼロクロッシングから決定する場合、上記モータ は分相モータとしていかなる電子整流をも必要とすることなく電源から直接的に 印加されて回転する。電子整流時に唯一の固定子巻線が一回だけ印加され、かつ これがモータ電力を限定する。同期回転のためにトライアック１２２はスイッチ オンを維持して巻線対１２８を電源へ接続し、他方トライアック１２２はスイッ チオフになる。同時に、トライアック１２３はスイッチオンして、巻線対１２９ へ９０度遅れの電流を流す抵抗器−コンデンサ回路網１３３を介して巻線１２９ の対を印加する。

上記モータを必要な入力電圧および出力電力の範囲にわたって回転させるために モータの入力電力を制限する方法が採用されている。

これは固定子巻線１２８の電流供給を遮断する位相角へトライアック１２１を転 換することにより達成され、そのようにして電流量を調整してモータの入力電力 を制御する。

上述のモータおよびモータ制御装置によってモータトルクはモニタされ、洗浄ポ ンプおよび排水ポンプのモード条件は次のように決定される。

（＋）洗浄ポンプを通常に作動させ、（ｉｉ）洗浄ポンプを換気し、（ｉｉｉ　 ）装置内の水を低または無にし、（ｉｖ）洗浄液の泡を発生させ、（Ｖ）洗浄ポ ンプを遮断または停止させ、（ｖｉ）排水ポンプを通常運転にし、（ｖｉｉ　） 全液体を排水モードで排出し、かつ（ｖｉｉ＋）排水ポンプを遮断または停止さ せる。

上記モータのトルクは次のごとくモニタされる。図３３において、各磁極対巻線 １２８および１２９はＶａと１ａおよびｖｂとＩｂの電圧値および電流値を有す る。上記マイクロコンピュータが上記２つの位相角間の関係を所定範囲の値と比 較すれば、その時の上記モータの潜在的トルク出力の程度が決定できる。

上記モータが排水のために反対方向へ回転する場合、その始動方法は変らない。

しかし、同期または近同期速度が検出され、かつ回転モードが選択される場合に は、１対の磁極のみが連続回転する。

即ち、上記モータは単一磁極対モータになる。上記排水ポンプが作動するために 必要な電力は小さいので２対磁極上で反対方向へ回転するために必要な煩瑣はそ れ以上必要ない。上述の用途のためのモータの回転モードは駆動回路からの整流 を含まないが、他の小電力の用途においては上記モータは駆動回路による永久的 整流が必要となる。上記モータ固定子の形態は図２７に示されている。２つの直 交突極対１１０ａおよび１１０ｂは巻線１２８および１２９を担持する。その磁 極タップは排水ポンプケーシングまたは水留め１０６よりも僅かに大きい半径の 共通円上にある。上記突極は従来法によリモータグレード鉄層により形成される 。

突極の磁束復帰路は積層鉄リング１２５により提供される。このリングは突極の 構造的支持を補助する。突極はリング１２５内に適宜形状の凹部１５６を形成し て終端部に「鳩尾Ｊを形成している。

リング１２５は連続長のラミネート細片をスタンピングして形成され（図４３参 照）、突極のために鳩尾を形成する凹部１５６を有し、かつ図４２に示された矩 形リング形に結合される。この固定子のブランク材は先端から螺旋状に巻かれ、 図示された矩形の所定厚の積層束にされ、突極と鳩尾係合するために各コーナに 凹部１５６を有する。

使用時に、上記固定子は自動食器洗い器上洗浄室の床下に装備され、上記突極は 水留め１０６の周辺と係合し、上記水留め内に設置された永久磁石モータ１００ と並設される。このようにして高さの非常に低いパンケーキ形モータが形成され 、このモータは、回転子が水留めの内側に据えつけられ、かつモータの隙間にあ る水留めの壁の厚みによって固定子から分離されているので、洗浄室を動的シャ フトで密閉する必要がないと言う利点を有する。

作用 本発明による自動食器洗い器の作用は次の通りである。引出し１７をキャビネッ ト４から引き出し、そして洗浄室内のラックへ食器を積む。次に、引出し１７を 閉鎖すると同時に蓋６６が洗浄室３の上部を密閉する。次に、マイクロコンピュ ータ１２０が手により選択されたサイクルの運転を開始する。入口バルブ５１が 開放して図１４に示された水域まで水タンクを充填する、即ち、サイホン管５５ のループ直下まで充填する。該入口バルブが再度開放してサイホン管が作用する 間タンク３３を充填し、その後に上記入口バルブが閉鎖する。洗浄室３へ放出さ れる制御水量は選択によりリンスまたは洗浄に使用できる。リンス洗浄が必要で あれば、電動モータ７８がスイッチオンされて適宜方向へ回転し、洗浄ポンプ９ ５を作動させる。洗浄ポンプケーシングがスプレィアームの一部により形成され た結果として、そのポンプ羽根車とスプレィアームとの間の反作用によりスプレ ィアームは部分的流体結合により回転する。同時に、洗浄ポンプがスプレノズル ７６から放水する。放水後、汚水は洗浄室の下部へ戻り、フィルタプレート内の 孔８１を通過し、通路８０から洗浄ポンプへ吸い込まれて再循環する。

洗浄サイクルは、洗浄室内の水が洗浄ポンプの作動中加熱されることを除きリン スサイクルと実質的に同一である。

ｌサイクルの洗浄が、例えば、冷水リンスが終了するときに、電動モータ７８は 停止し、そしてその回転方向を逆転する。その結果、排水ポンプ羽根車１０１が 作動してリンス水を洗浄室からホース３７へ廃棄のために配送する。排液終了後 に、上記と同様にして洗浄室の再充填が行われる。

洗浄プログラムの終了時に乾燥サイクルが開始する。

食器上の水は洗浄室および装填物内の残留熱により蒸発する。タンク３３は冷水 １１９で充填される。共通壁３４が最後の温リンス後に生成しかつ凝縮する洗浄 室３内の水蒸気を冷却する。これは食器洗い器から水蒸気を温換気する必要をな くす。乾燥サイクル終了後に引出し１７を開放し、所望により貯蔵または使用の ために食器を除去する。

洗剤は洗剤容器から洗浄室へ小出しされるであろう。かかる洗剤容器例は本出願 人による１９９０年６月２７日付はニューシーラント特許第２３４２７１号また は本出願人による１９１年６月１２日付はニューシーラント特許第２３８５０４ 号に開示されている。

普通に汚れた負荷の代表的洗浄プログラム例を以下に説明する。

ｌ）食器洗い器に装填し、プログラムを選択し、かつスイ・ソチオンする。

２）制御器を作動させ、入口バルブおよびサイホンを始動し、かつタブを充填す る（タンクは既に充填されて前回使用から予備サイホン点になっている） ３）冷水予備リンスのために洗浄ポンプを始動する。加熱は行わない。３分間。

４）洗浄ポンプを停止し、モータを反転させ、かつ洗浄液を排出する。

５）タブを再充填し、かつ主洗浄のために洗浄ポンプを再始動させる。加熱器を スイッチオンして６５度まで温度を上昇させる。４５度で洗剤容器から洗剤を解 放する。

６）６５度に達したときに、加熱器の作動を停止する。洗浄を続ける。タンクを 予備サイホン点まで充填し、かつタブ内の温い洗浄液により予備加熱する。

７）６５度を５分間続けた後に、洗浄を停止し、モータを反転させてタブの排水 をする。

８）第１後リンスのためにタブを予備加熱液で充填する。このリンスは加熱しな い。タンクを予備サイホン点まで再充填しかつ予備加熱する。

９）３分後に洗浄を停止し、液体を排出し、予備加熱液をタブへ充填する。

１０）加熱器を６５度にして最後のリンスを開始する。５５度でリンス剤を添加 する。

１１）６５度で最液の排水を行う。

１２）排水終了後に、タンクを予備サイホン点まで再充填して乾燥サイクルを開 始する。

１３）所望により、略３０分後に洗浄負荷の除去に入る。このプログラムは略３ ５分間を要し、使用水量は８リツトルである。

利点 本発明の自動食器洗い器は少なくとも１以上の好ましい形態において次の利点を 有する。

１、モータ ー永久磁石回転子が洗浄液内で回転し、それにより本装置内に液体を保有するた めの動的シールとの接触の必要性を解消する。

−永久磁石、同期型モータは強制冷却を必要としない比較的高効率モータである 。

一選択された磁極形態は高さく軸方向において）の低いモータを可能にする。

一電子始動方法は簡単かつ信頼性がある。

−モータは原理を実行し、かつ自己モニタシステムは定常的同期運転を確実にす る。非同期回転が検出される場合には、モータは停止しかつ自動的に再始動する 。モータは２対の磁極を有していて必要とされる高トルクを達成し、かつ第２セ ツトの磁極コンデンサは９０度シフトして必要とされる電子を最小限にする。

−反対回転時に、モータは１磁極対を使用することにより必要とされる電子素子 を減少させる。

２、洗浄ポンプおよびスプレィアーム −スプレィアーム内側への洗浄ポンプの設置は２装置を連結する従来配管工事に 要求されたいずれの必要性をも解消する。これは本装置には事実上のｒデッドｊ 量が無く、ポンプ作動に必要な液体量を最小限にすることを意味する。

一同様に、配管工事の不要性は損失を最小限にすることを意味する。

即ち、高い水圧効率を達成する。

一スプレィアームの回転は洗浄ポンプ羽根車とポンプ渦形室との間の部分的流体 結合によって発生する。回転速度調節はジェットによる小程度の反作用を利用し て行うことができる。通常、ポンプは配設前に水留め下に設置されて配管工事に よりスプレィアームへ連結される分離ユニットである。ある食器洗い器は水留め の１部としてポンプハウジングを有する。かかる装置は次の欠点を有する。

ａ）分離ポンプとスプレィアームの垂直空間要件は極めてコンパクトな食器洗い 器の設計の可能性を喪失させる。

ｂ）複雑な管機構は摩擦損失により非効率の原因になる。

Ｃ）管とスプレィアームとの間への配管設置は洗浄液のデッド量になり、液体消 費節減の努力に反する。

本発明は少なくとも好ましい形態において、上記欠点を解消してそれ以上の次の 利点を提供することを課題とする。

ａ）ポンプおよびスプレィアーム、ここでは遠心型ポンプが回転スプレィアーム と一体的に設置される。このポンプは洗浄液を配管に邪魔されないスプレィアー ムのアームへ直接的に放出する。

ｂ）ポンプとスプレィアームのコンパクト性は食器洗い器の所定高さまたは所定 装填容量内での最大の使用可能空間を提供してコンノ（クト食器洗い器の設計を 促進する。

Ｃ）ポンプとスプレィアームとの間にいかなる管機構も存在せず、従って、摩擦 損失がないので、全体的効率は従来装置と比較して大幅に改良されている。この 結果、より少量の電力がモータに要求されるだけである。

ｄ）配管機構の割愛により、本装置の運転前に要求される充填量は最小絶対量で あり、これは水の使用量を少な（しかつエネルギ消費を小さくする。

ｅ）ポンプ羽根車とポンプハウジングとの間の流体結合により、スプレィアーム を回転させる電力は羽根車からスプレィアームへ伝達される。従って、従来反作 用ジェットは使用されててよいが使用されないのが好ましく、これは付加的洗浄 液を必要としかつ洗浄作用に、通常、寄与しない。

ｆ）完全ポンプとスプレィ装置を２パーツで製造し、その一方はスプレィアーム ポンプのハウジングであり、他方はポンプ羽根車であり、従って、本装置は本質 的にシンプルである。

ｇ）閉塞によりポンプが機能不全になった場合、スプレィアームの昇降により清 掃のために羽根車および他のパーツを露出させることができる。

ｈ）ポンプおよびスプレィアームのための分離担持装置が省略されている。

ｉ）パーツの合理化は製造コストを削減する。

ｊ）普通は食器洗い器タブの外側にあるが、ポンプ出口管機構とスプレィアーム との間に連結部は必要ないので、この領域の潜在的漏れは解消される。

一洗浄ポンプを通気（空気の吸排）しないで単に最小の吸引へ・ソドを利用する のみで作動させるために、ポンプ用の大きな取込み領域が使用される。取込み領 域は略３００ｍｍ径と略７ｍｍ高さの環状領域である。ポンプの吸排水性能は２ ｍヘッドで６５リットル／分の範囲にあり、ポンプを運転するのに単に２１ルソ トの液体を必要とするのみである。

一洗浄ポンプ羽根車は混合流型であり、ラジアルの遠心出口を有し、入口の誘導 軸流を最適にする。

この入口誘導流は洗浄モードにおいてポンプのブライミング効果を高め、かつ排 水モードのときのスプレィアームの渦形ブライミングの防止を助ける。排水モー ドにおいて、洗浄ポンプにより生成する抗力は入口誘導流により小さくなる。

上記効果は排水モードの必要電力を減少させ、１対の磁極上のモータ回転を促進 する一二のポンプのブライミング能力の改良の結果として、洗浄ポンプの取込み 領域は洗浄ボンジハウジング下に首尾よく設置される。

排水ポンプ 排水ポンプ羽根車は、最大のポンプ性能が排水モード、未だ反対方向、即ち、洗 浄モードで達成されるように最適に構成されたパドル型ポンプである。ポンプが 作動することなくかつ小さい抗力が生じるのみである。

排水ポンプが逆運転するときに発生する小さい抗力は洗浄ポンプの駆動に利用で きる最大モータ電力が存在することを意味する。

−排水羽根車の細部はモータ回転子と一体成形されている。

−排水ポンプハウジングはモータハウジングおよび回転子用の中央平面の軸受け と一体的である。

一排水ポンプが遮断、閉塞、または何らかの役務を必要とする場合には、スプレ ィアーム７を除去することによりアクセスでき、フィルタプレート１０４がモー タ回転子１００およびその軸受はシャフト９９を上昇させ、回転子ハウジングを 同時に形成する排水ポンプハウジング１００を露出する。

一ハウジングポンプの始動により、排水ポンプ内に存在する望ましくない空気は モータ回転子とモータハウジングとの間から脱出する。

空気が通過した後に、この通路の洗浄液の流れを検査するために、遠心ポンプ羽 根車の細部がモータ回転子の上面上に成形されていて、脱出しようとするいずれ の液体流をも効果的に阻止する。

ＦＩＧ　４ 、口Ω」追 国際調査報告　、、、轡−８口 Ｆｏｒ＋ｎ　ＰＣＴｌｔ３Ａ／２１０１句陰１−轄ｏｒ　ｆｒｎａ　ｍｍ　ｆｌ ｌｌ　ｆＪｕｌｙ　１９９２１　＄国際調査報告　−一・□Ｎ。

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フロントベージの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ） 、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、　ＣＭ、　ＧＡ、　ＧＮ、　ＭＬ、　 ＭＲ，ＳＮ、　ＴＤ。

ＴＧ）、　ＡＴ、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　ＣＨ。

Ｃ３，ＤＥ、ＤＫ、ＥＳ、ＦＩ、ＧＢ、ＨＵ、ＪＰ、ＫＰ、　ＫＲ，ＬＫ、　Ｌ Ｕ、　ＭＧ、　ＭＮ、　ｈ丁Ｗ、　ＮＬ、　Ｎ。

、ＮＺ、ＰＬ、ＰＴ、ＲＯ，ＲＵ、ＳＤ、ＳＥ、ＵＡ。

（７２）発明者　オウエンズ、ウィレンニュージーランド国、オートラム、ヘン リー　ルーシルデリバリ−１，オールド　メイン　ロード（番地なし） （７２）発明者　ブレイス、フィリップ　ジョンニューシーラント国、オークラ ンド、エプソン、シャクルトン　ロード　１１２ （７２）発明者　トッド、ロバート　ウィリアムニューシーラント国、ダンプイ ン、グレンロス、ブロックビル　ロード　１００ （７２）発明者　ショルツ、ハンスージョーチムニュージーランド国、オタゴ、 ブライトン、スクロッグス　ヒル　ロード　１３

Claims (57)

【特許請求の範囲】
1. １．次の構成から成る自動食器洗い器：ａ）食器を収容できかつその中で洗浄液 が循環する構成の洗浄室、ｂ）上記洗浄室の床内に設けられた水留め、ｃ）次の 構成要素を含む電動モータ： （ｉ）上記水留め内に据えつけられた回転子、および（ｉｉ）上記水留めの外面 上の上記洗浄室の外側に据えつけられた共働固定子、および ｄ）上記回転子により駆動される羽根車を有する洗浄ポンプ。
2. ２．更に次の構成要素を含む請求項１の自動食器洗い器：ａ）次の構成要素を含 む洗浄室排水ポンプ：（ｉ）上記モータの回転子と共に上記水留め内に設置され た羽根車、上記羽根車は上記回転子により駆動する、（ｉｉ）上記羽根車の近傍 で水留め壁により形成されたケーシング、 （ｉｉｉ）上記ケーシング内の液体入口および液体出口、およびｂ）上記洗浄室 と上記ケーシングの入口とを連結する液体通路、第１方向へ回転したときに上記 回転子は上記液体出口へ送るために上記ポンプにより上記洗浄室から洗浄液の排 出を可能にするものである。
3. ３．上記回転子および上記排水ポンプの羽根車は上記回転子の下で上記回転子へ 結合された上記排水ポンプの羽根車と共通の重直軸上に設置されている、請求項 ２の自動食器洗い器。
4. ４．上記排水ポンプの羽根車は上記モータの回転子の端面上に一体成形されてい る、請求項２の自動食器洗い器。
5. ５．上記排水ポンプの羽根車は上記モータの回転子の端面から突出する複数の対 称配置のラジアルブレードから成る、請求項３の自動食器洗い器。
6. ６．上記電動モータは永久磁石回転子を有する突極同期交流電流モータである、 請求項１の自動食器洗い器。
7. ７．上記固定子は磁極面が円形上になるように磁束復帰リング内に直交して設置 された２対磁極を含む、請求項６の自動食器洗い器。
8. ８．各磁極対の巻線は交流電流電源からパルスを送って上記回転子を所望方向へ 回転始動させて同期速度を得るまで上昇させるモータ駆動回路により整流される 、請求項７の自動食器洗い器。
9. ９．上記モータ駆動回路は、上記回転子が同期速度に略達するときを決定するた めの速度決定手段、および上記駆動回路から各磁極対の巻線の接続を切断しかつ 単一磁極対を単一位相電源へ接続する上記速度決定手段によりトリガーされるス イッチ手段を含む、請求項８の自動食器洗い器。
10. １０．上記スイッチ手段は直列の第２磁極対の巻線を上記単一位相電源をコンデ ンサへ接続する、請求項９の自動食器洗い器。
11. １１．上記駆動回路は同期速度が達成された後に上記磁極対の巻線へ整流パルス を連続的に送る、請求項８の自動食器洗い器。
12. １２．次の構成から成る自動食器洗い器：ａ）食器を収容できかつその中で洗浄 液が循環する構成の洗浄室、ｂ）上記洗浄室の床内に設けられた水留め、ｃ）次 の構成要素を含む電動モータ： （ｉ）上記水留め内に据えつけられた回転子、および（ｉｉ）上記水留めの外面 上で上記洗浄室の外側に据えつけられた共働固定子、 ｄ）次の構成要素を含む洗浄室排水ポンプ：（ｉ）上記モータの回転子と共に上 記水留め内に設置された羽根車、上記羽根車は上記回転子により駆動する、（ｉ ｉ）上記羽根車の近傍で上記水留めの壁により形成されたケーシング、 （ｉｉｉ）上記ケーシング内の液体入口および液体出口、およびｅ）上記洗浄室 と上記ケーシングの入口とを連結する液体通路、第１方向へ回転したときに上記 回転子は上記液体出口へ送るために上記ポンプにより上記洗浄室から洗浄液の排 出を可能にするものである。
13. １３．更に次の構成要素を含む請求項１２の自動食器洗い器：上記モータの回転 子により駆動される洗浄ポンプ羽根車、および上記洗浄ポンプ羽根車を中心に回 転するために上記洗浄室の下部内に回転自在に支持された液体放出ノズルを有す るスプレイアーム、上記スプレイアームは上記洗浄ポンプ羽根車と共働するケー シングを形成しかつ上記ケーシングから上記ノズルへ吸引された洗浄液の配送を 可能にする渦形室を形成する内面を有する。
14. １４．上記羽根車は、上記モータの回転子が上記第１方向と反対の第２方向へ回 転するときにのみ有効なポンプ作用をする形態である、請求項１３の自動食器洗 い器。
15. １５．上記スプレイアームの内面は上記羽根車により促進されかつ上記スプレイ アームの渦形室へ侵入する洗浄液による反作用力が上記スプレイアームを、上記 羽根車との関係で、上記羽根車の回転方向へ回転させることのできる形態になっ ている、請求項１３の自動食器洗い器。
16. １６．上記洗浄ポンプの羽根車は複数の実質的半径方向に設置されたブレードを 有していて一義的に半径流を誘導するハブから成り、上記羽根車は垂直軸を中心 に回転し、かつ各ブレードの下エッジは小さい軸流を誘導するために回転の作業 方向で前方へ上記半径面から湾曲している、請求項１３の自動食器洗い器。
17. １７．上記回転子上へ結合された第２羽根車を更に含み、上記羽根車は、上記回 転子が上記第１方向へ回転するときに、上記排水ポンプの羽根車により生じる圧 力に等しい静水圧ヘッドが上記水留め内に発生して、上記排水ポンプにより送ら れる洗浄液の上記回転子のまわりの上方への漏れを防止する、請求項１２の自動 食器洗い器。
18. １８．上記スプレイアームの中央下面は開放していて上記洗浄ポンプの軸流の入 口を提供し、かつ上記洗浄ポンプの入口の直下で上記入口に合致する第１孔を上 記洗浄室の床内に更に含み、かつ上記第１孔よりも大きい直径の実質的環状の第 ２孔を上記洗浄室の床内に有し、かつ 上記洗浄室へ誘導するために上記第２環状孔から上記第１孔へ液体を流動させる プレナムを上記洗浄室の床下に有する、請求項１３の自動食器洗い器。
19. １９．次の構成から成る自動食器洗い器：食器を収容できかつその中で洗浄液が 循環する構成の洗浄室、上記洗浄室の床の中央へ突出する垂直軸駆動シャフトを 有する遠心洗浄ポンプを駆動するための電動モータ、上記モータシャフトにより 駆動する洗浄ポンプ羽根車、上記洗浄ポンプ羽根車を中心に回転するために上記 洗浄室の下部内に回転自在に支持された液体放出ノズルを有するスプレイアーム 、上記スプレイアームは上記洗浄ポンプ羽根車と共働するケーシングを形成しか つ上記ケーシングから上記ノズルへ吸引された洗浄液の配送を可能にする渦形室 を形成する中央内上面および側面を有し、上記スプレイアームの中央下面は開放 して上記洗浄ポンプの軸流の入口を形成する、 上記洗浄ポンプの入口の直下で上記入口に合致して上記洗浄室の床内に設けられ た第１孔 上記第１孔よりも大きい直径の、上記洗浄室の床内に設けられた、実質的環状の 第２孔、および 上記洗浄室へ誘導するために上記第２環状孔から上記第１孔へ液体を流動させる 上記洗浄室の床下のプレナム。
20. ２０．次の構成から成る自動食器洗い器：食器を収容できかつその中で洗浄液が 循環する構成の洗浄室、洗浄ポンプを枢動するための電動モータ、上記モータに より駆動される入口および出口羽根車を有する洗浄ポンプ、 上記洗浄ポンプの出口から洗浄液を上記洗浄室内に放出しかつ充填するスプレイ 発生手段、 上記洗浄室の床の直径と比較して大きい外径を有する上記洗浄室の床内に設けら れた実質的に環状の孔、および上記環状孔から上記洗浄ポンプの入口へ液体を流 動させる上記洗浄室の床下のプレナム。
21. ２１．次の構成から成る自動食器洗い器：洗浄する食器を受けることのできる洗 浄室、上記洗浄室内で洗浄液を循環させるためのポンプ、上記洗浄室の床に隣接 して回転自在に設置されたノズルを有し、上記ポンプから加圧された洗浄液を受 けかつ上記洗浄室へ上記ノズルから加圧洗浄液を放出するスプレイアーム、およ び循環洗浄液の少なくとも１部が熱接触する上記洗浄面の１部を形成する電気加 熱プレート、上記加熱プレートはその１面上に少なくとも１以上の厚膜レジスト トラックが形成された導電性基材で構成されている。
22. ２２．上記加熱プレートは上記洗浄室の床の少なくとも１部を形成し、かつ上記 ポンプの入口は上記床から洗浄液を誘導すべく設けられている、請求項２１の自 動食器洗い器。
23. ２３．上記加熱プレートは上記床の中央部を形成し、上記ポンプ入口は中央に設 けられ、かつ上記加熱プレート上に密接して設置されたバッフルプレートを更に 含み、かつ上記ポンプ入口は上記ポンプにより誘導された拡散した洗浄液を上記 加熱プレート上へ流す、請求項２２の自動食器洗い器。
24. ２４．上記バッフルプレートは上記洗浄室の周辺へ向かって延在しかつ複数の周 辺孔を含み、洗浄液はそこから上記洗浄室の床へ流れる、請求項２３の自動食器 洗い器。
25. ２５．次の構成から成る自動食器洗い器：食器を収容できかつ洗浄液が循環する 構成になった洗浄室、上記洗浄室の床上に食器を支持する上記洗浄室内のラック 、上記ラック下で上記洗浄室の下部内に設けられた液体放出ノズルを有する回転 自在のスプレイアーム、洗浄液で上記スプレイアームを加圧するポンプ、および 上記スプレイアームを回転自在に支持する上記洗浄室の床内の中央に設置された 取付手段、上記スプレイアームはハブ部および上記洗浄室の側壁へ向かって外方 へ延在する直径方向において対峙した２つの翼部から成り、上記翼部は上記ハプ 部から下方へドループする形状に形成されている。
26. ２６．上記洗浄室の床は中央において上面に凹部を形成し、かつ上記翼部は上記 洗浄室の床の曲率と平行である、請求項２５の自動食器洗い器。
27. ２７．上記スプレイアームは水平幅よりも薄い実質的垂直方向の厚みを有する中 空フラット容器から成る、請求項２５の自動食器洗い器。
28. ２８．上記ポンプは上記洗浄室内に羽根車を有し、かつ上記スプレイアームは上 記洗浄ポンプ羽根車を中心に回転するために上記洗浄室の下部内に支持され、か つ上記スプレイアームは上記洗浄ポンプ羽根車と共働するケーシングを形成しか つ上記ケーシングから上記ノズルヘの洗浄液の配送を可能にする渦形室を形成す る内面を有し、上記渦形成面は上記洗浄液で中央に設けられたノズルを支持する ために上記スプレイアームの先端部から上記スプレイアームの中央部への逆流を 可能にする、請求項２７の自動食器洗い器。
29. ２９．次の構成から成る自動食器洗い器：食器を収容できかつ洗浄液が循環する 構成になった成形洗浄室、上記洗浄室と一体成形されかつ上記洗浄室と共有の側 壁を有する受けタンク、 上記受けタンクは上記洗浄室の水平断面領域よりも小さい水平断面領域を有する 、 上記受けタンクヘ放出されるように配設された給水源へ使用時に連結される電気 的に制御された水バルブ、および上記受けタンク内に入口を有しかつ上記洗浄室 内に出口を有するサイホン手段、 上記サイホン手段は、上記バルブから上記受けタンクヘ水が放出されるときに所 定量の洗浄液に対応する水域へ達するような高さ位置に設置されていて、サイホ ン作用は所定量の洗浄液を上記受けタンクから上記洗浄室へ排出する。
30. ３０．サイホンが作動する水域の下で上記受けタンク内に設置されたプログラム 制御器および水域変換器を更に含み、上記制御器は上記電気的に制御される水バ ルブを制御しかつ水域変換信号を入力として受信し、かつ上記制御器は次のごと くプログラムされる：（ａ）上記水バルブを開放することにより上記受けタンク を充填させかつ上記水域変換器から信号を受信するまでその開放を維持させる、 かつ （ｂ）上記受けタンク内の水域がサイホンの作動開始に必要とされるよりも高く なるように計算された時間の間に上記水バルブを開放することにより上記受けタ ンクから上記洗浄室へ水を移動させる。
31. ３１．上記第１変換器の上であってサイホンが作動する水域の下に設置された第 ２水域変換器を含み、上記制御器は、上記水バルブを開放することにより上記受 けタンクから上記洗浄室へ水を移動させ、上記第２変換器から信号を受信する所 要時間を測定し、上記バルブを流れる流速を計算し、かつその流速から水バルブ がリンスのためにサイホンを作動させるレベルまでその水域で開放していなけれ ばならない時間を計算する、請求項３０の自動食器洗い器。
32. ３２．上記受けタンク内であってサイホンが作動する水域下に設置されたプログ ラムされた制御器および水域変換器、および上記サイホン手段から流出する水流 を検出する第２変換器を含み、上記制御器は上記電気的に制御される水バルブを 制御しかつ水域変換器の信号を入力信号として受信し、かつ上記制御器は次のご とくプログラムされる： （ａ）上記水バルブを開放することにより上記受けタンクを充填させかつ上記水 域変換器から信号を受信するまでその開放を維持させ、かつ （ｂ）上記水バルブを開放することにより上記受けタンクから上記洗浄室へ水を 移動させかつ上記第２変換器から信号を受信するまでその開放を維持させる。
33. ３３．次の構成から成る自動食器洗い器：食器を収容できかつその中で洗浄液が 循環する構成の成形洗浄室、上記洗浄室と一体成形されかつ上記洗浄室と共有の 側壁を有する受けタンク、上記共有壁は上記洗浄室から上記受けタンクヘかつそ の反対へ熱を伝導することができ、それにより上記洗浄室と上記受けタンクとの 間で熱交換体を形成する、および上記受けタンクから上記洗浄室へ水を移動させ る手段。
34. ３４．上記受けタンクヘ放水するように配設された給水源へ使用時に連結される 電気的に制御された水バルブ、上記洗浄室の床内に設置された電気加熱手段、お よび上記電気的に制御された水バルブの作動、上記電気加熱手段および上記水を 移動させる手段を制御するプログラムされた制御器を更に含み、上記制御器は次 のごとくプログラムされる： （ａ）上記洗浄室に上記加熱器により加熱された洗浄液が充填された後に上記洗 浄室へ水を送る必要がある場合、かかる水は上記熱交換共有壁により予備加熱す るために洗浄サイクルの最後に上記受けタンクヘ入れる、 （ｂ）上記洗浄室内の乾燥サイクルの開始時に、冷水を上記受けタンクヘ入れ、 かつ上記洗浄室の温度よりも充分低い温度で上記熱交換共有壁の温度を維持する ために乾燥サイクル中上記タンク内に保有し、それにより乾燥中の上記洗浄室内 の上記壁上に生じる水蒸気を凝縮させる、請求項３３の自動食器洗い器。
35. ３５．次の構成から成る自動食器洗い器：ａ）洗浄すべき負荷を受けることがで きかつその中で洗浄液が循環する構成の洗浄室、 ｂ）上記洗浄室の床内に設けられた水留め、ｃ）次の構成要素を含む電動モータ ： （ｉ）上記水留め内に据えつけられた回転子、および（ｉｉ）上記洗浄室の外側 で上記水留めの外面の周辺へ据えつけられた固定子、 ｄ）次の構成要素を含む洗浄室排水ポンプ：上記回転子のシャフト上で上記水留 め内に設置された羽根車、上記羽根車一排水羽根車の組合せ体は機械的固定具ま たは拘束物を伴うことなく、上記洗浄室から上昇させることにより簡単に分解で きる状態で作業位置に保持されている。
36. ３６．次の構成から成る自動食器洗い器：ａ）食器を収容することができかつそ の中で洗浄液が循環する構成の洗浄室、 ｂ）上記洗浄室の床内に設けられた水留め、ｃ）次の構成要素を含む電動モータ ： （ｉ）上記水留め内に据えつけられた回転子、および（ｉｉ）上記洗浄室の外側 で上記水留めの外面の周辺へ据えつけられた固定子、 ｄ）次の構成要素を含む洗浄室排水ポンプ：上記回転子のシャフト上で上記水留 め内に設置された羽根車、ｅ）次の構成要素を含む洗浄ポンプ： （ｉ）上記回転子シャフト上の洗浄ポンプ羽根車、および（ｉｉ）上記洗浄ポン プの羽根車を中心に回転するために上記洗浄室の下部内で回転自在に支持された 液体放出ノズルを有するスプレイアーム、 上記スプレイアームおよび回転子一洗浄羽根車一排水羽根車の組合せ体は全て機 械的固定具または拘束物を伴うことなく、上記洗浄室から上昇させることにより 簡単に分解できる状態で作業位置に保持されている。
37. ３７．次の構成から成る自動食器洗い器：洗浄すべき食器を受けることのでる洗 浄室、上記洗浄室内で洗浄液を循環させるためのポンプ、上記ポンプから加圧洗 浄液を受ける上記洗浄室の床に隣接して回転自在に設置された複数のノズルを有 しかつそのノズルから加圧洗浄液を上記洗浄室へ放出するスプレイアーム、上記 スプレイアームは上記ノズルによって追跡される円形通路の接線方向かつ下方の 要素を有する洗浄液の横断方向ジェットを形成するために少なくとも１つのノズ ルを有する、および下方向に向くように位置決めされかつ上記スプレイアームの 各回転によって上記横断方向ジェットにより洗浄される入口を有する上記洗浄室 の床内に設けられた排水溜め。
38. ３８．上記ポンプは上記床内に実質的環状の入口を有し、上記入口は孔付フィル タプレートによって覆われ、かつ上記ジェットは上記フィルタプレート上を洗浄 するように配設されている、請求項３７の自動食器洗い器。
39. ３９．次の構成から成る自動食器洗い器：洗浄すべき食器を受けることのでる洗 浄室、上記洗浄室内で洗浄液を循環させるためのポンプ、上記ポンプから加圧洗 浄液を受ける上記洗浄室の床に隣接して回転自在に設置された複数のノズルを有 しかつそのノズルから加圧洗浄液を上記洗浄室へ放出するスプレイアーム、上記 スプレイアームは洗浄液の実質的水平かつ実質的半径方向のジェットを形成する ための少なくとも１つのノズルを有し、かつ上記水平ジェットの高さ位置で上記 洗浄室はそのコーナーに周辺変形部を有し、この周辺変形部は洗浄液が上記スプ レイアームの直径の外側で上記洗浄室の領域内において垂直方向に散布されるよ うに上記ジェットを垂直方向へ変位させるための翼板として作用する。
40. ４０．次の構成から成る自動食器洗い器：洗浄すべき食器を受けることのでる洗 浄室、上記洗浄室内で洗浄液を循環させるためのポンプ、上記ポンプから加圧洗 浄液を受ける上記洗浄室の床に隣接して回転自在に設置された複数のノズルを有 しかつそのノズルから加圧洗浄液を上記洗浄室へ放出するスプレイアーム、上記 スプレイアームは洗浄液の実質的水平かつ実質的半径方向のジェットを形成する ための少なくとも１つのノズルを有し、かつ上記水平ジェットの高さ位置で上記 洗浄室はその壁の平面部上に周辺変形部を有し、この周辺変形部は上記壁の平面 部上および上記洗浄室の屋根の下側上に洗浄液の層状流を形成するために、洗浄 液が上記洗浄室の屋根へ滴下して上記洗浄室内の食器の上面と接触するように、 上記ジェットを垂直方向へ変位させるための翼板として作用する。
41. ４１．次の構成から成る開放側を有する箱型の家庭用キャビネット： ４壁の自由縁部によって形成された実質的矩形の開放部を残してその縁部に沿っ て固く結合された５側壁、および上記４つの自由縁部のまわりのフランジ、３縁 部上の上記フランジは耐モーメントコーナーを有するポータルフレームとして形 成され、かつ４縁部上の上記フランジは上記ポータルフレームの端部を連結する ビームとして形成され、上記ビームと上記ポータルフレームとの間の接続部は折 れモーメントに実質的抵抗力を有する。
42. ４２．上記ポータルフレームはＶ形ガセットウェブを有する２つのＬ形後部材と して形成されていてかかる後部材の２つのアーム間の連結を支持する、請求項４ １のキャビネット。
43. ４３．上記フランジは上記４つの側壁を形成する材料の延長部から一体的に形成 されていて、上記延長部は上記壁に対して直角に曲折しかつそのようにして形成 された上記フランジの隣接縁部で結合している、請求項４２のキャビネット。
44. ４４．上記後フレームの平面は上記キャビネットの反対の壁を構成する平面に対 して傾斜している、請求項４１のキャビネット。
45. ４５．次の構成から成る自動食器洗い器：（ａ）キャビネット、 （ｂ）アクセスのために上記キャビネットから水平方向へ引出することができる ように上記キャビネット内に摺動自在に設置された洗浄装置、上記洗浄装置は次 の構成要素を含む：（ｉ）食器を収容することができかつその中で洗浄液が循環 する構成の開放上部を有する洗浄室、 （ｉｉ）上記洗浄室内で洗浄液を散布するためのスプレイ発生手段、 （ｉｉｉ）上記洗浄室から洗浄液を蒸発させるための手段、および （ｃ）上記キャビネットの上部内に設置された洗浄室の蓋、上記蓋は上記洗浄室 を収納した上で上記洗浄室を密閉可能に閉鎖するために上記洗浄室の開放部と係 合する。
46. ４６．上記洗浄室の１部として設置された受けタンク、上記受けタンクは上記受 けタンクヘ水を供給することのできる上記洗浄室水放出手段の水平断面よりも相 当に小さい水平断面領域を有する、 上記受けタンク内に入口を有しかつ上記洗浄室内に出口を有するサイホン手段、 上記サイホン手段は、上記受けタンクヘ水が放出されたときに所定量の洗浄液に 対応する水域へ達するような高さ位置に設置されていて、サイホン作用は所定量 の洗浄液を上記受けタンクから上記洗浄室へ排出する、を更に含む請求項４５の 自動食器洗い器。
47. ４７．上記蒸発手段は排水ホースを含み、かつ上記排水ホースは可撓性であり、 かつ上記洗浄装置が完全に収納されたときに開放できるループとして形成されて いて、上記ホースを伸張させて上記キャビネットからの上記洗浄装置の引出しを 可能にするものであり、上記ループは、上記洗浄装置が完全に収納されたときに 上記ループを上記洗浄装置と上記キャビネットとの間の空間を占領し、上記排水 ホースの外径を越えないように上記洗浄装置の運動方向を横切って配設された直 線長を有する、請求項４５の自動食器洗い器。
48. ４８．上記洗浄装置が完全に上記キャビネット内へ収納されたときに上記洗浄室 へ放水できるように放水口が上記キャビネット内に設置され、水ホースが１端部 で上記放水口へ連結されかつ他端部で使用時に給水連結部へ連結される、請求項 ４５の自動食器洗い器。
49. ４９．上記水ホースの各々は電気的に作用するデュアルバルブの１出口へ連結さ れ、上記デュアルバルブは使用時に家庭用冷水タップへ連結できる共通連結部を 有する、請求項４８の食器洗い器を２つ組み合わせて成る自動食器洗い器の組合 体。
50. ５０．電気的に作動する２方弁の出口が各食器洗い器に冷水供給連結部を提供し 、かつ使用時に家庭用冷水供給タップへ連結できる電気的に作動するゲートバル ブ、および上記２方分の入口へ上記ゲートバルブの出口を連結する水ホースを含 む、請求項４８の食器洗い器を２つ組み合わせて成る自動食器洗い器の組合体。
51. ５１．上記蓋は４つの螺番式連携部材により上記キャビネット内に設置され、各 部材の１端部は上記キャビネットへ螺番式に連結され、かつその他端部は上記蓋 へ螺番式に連結されていて、内方へ向かう力が上記蓋を内方かつ下方へ移動させ 、かつ外方へ向かう力が上記蓋を外方かつ上方へ移動させるように２種の自由を 上記蓋に付与し、かつ対応する当接手段が上記蓋および上記洗浄室の上に設けら れ、上記当接手段は上記キャビネット内で上記洗浄室の実質的完全収納の時であ って上記キャビネットから上記洗浄室を最初に引出した時に当接し、当接後に上 記洗浄室の連続的変位により閉鎖力および開放力を与えて上記蓋の上記洗浄室の 開放部に対する閉鎖または開放を可能にする、請求項４５の自動食器洗い器。
52. ５２．キャビネット、洗浄を可能にする洗浄液を受けかつ洗浄する食器を受ける ことのできる上記キャビネット内の洗浄室、上記洗浄室の下部内に水平に設置さ れかつスプレイノズルを有する回転自在のスプレイアーム、羽根車を有する洗浄 ポンプ、上記洗浄ポンプは上記洗浄室の下部から洗浄液を放出してその洗浄液を 上記スプレイノズルへ給送できる配置になっている、上記羽根車を駆動する電動 モータ、および上記モータの最低レベル間の間隔は５５ｍｍオーダーである、請 求項４５の自動食器洗い器。
53. ５３．次の構成から成る交流電流同期モータおよび始動ドライブ：少なくとも１ 対の磁極とそれに結合された巻線を有する固定子、少なくとも１対の磁極を有す る永久磁石モータ、上記モータの角位置を決定するための感知手段、交流電流手 段からそれぞれの固定子巻線を印加するためのスイッチ手段、および上記感知手 段の出力および上記交流電流の電源の波形をモニターしかつ適宜セグメンの電源 を有していてその半サイクルにより所望方向へ回転子を回転させまたは回転子の 回転速度を上昇させることのできる上記固定子巻線へ連結された上記スイッチ手 段を点火する制御器。
54. ５４．上記回転子の速度を検出する角速度感知手段を更に含み、上記速度感知手 段が同期速度と実質的に同じ回転子速度を検出したときに上記制御器は少なくと も１対の固定子巻線を上記電源へ連続的に接続する、請求項５３のモータおよび ドライブ。
55. ５５．第２スイッチ手段および直列コンデンサを更に含み、かつ上記固定子は２ 対の磁極を含み、上記第２スイッチ手段は上記直列コンデンサを経て交流電流電 源から上記第２磁極対の巻線を印加できる構成であり、上記制御器は、上記速度 感知手段が同期速度と実質的に同一の回転子速度を検出したときに上記第２スイ ッチ手段を更に点火する、請求項５４のモータおよびドライブ。
56. ５６．上記蒸発手段は排水ホースを含み、かつ上記排水ホースは可撓性であり、 かつ上記洗浄装置が完全に収納されているときにはループの形態であり、上記洗 浄装置を上記キャビネットから引出すことにより上記洗浄装置は開放して上記ホ ースを伸張させる、上記ループは、上記洗浄装置が完全に収納されたときに上記 ループを上記洗浄装置と上記キャビネットとの間の空間を占領し、上記排水ホー スの外径を越えないように上記洗浄装置の運動方向を横切って配設された直線長 を有する、請求項５３のモータ。
57. ５７．次の工程から成る突極電動モータ用の固定子を製造する方法： （ａ）層状矩形の磁束復帰リングを次の方法により形成し：（ｉ）作動可能な磁 気材料による連続細片を形成し、（ｉｉ）上記細片の１縁部内に上記矩形の側領 域と同一ピッチで切欠きを形成し、 （ｉｉｉ）端切欠きを軽く叩いて細片の縁部相互を直角に折り曲げることにより 上記細片の縁部相互を矩形に巻く、上記切欠きは上記折れの内側上にしかつ各４ つの切欠きを合致させて必要な固定子の厚さし、 （ｂ）上記磁束リングの切欠きに対応する端形成物を有する所定長の磁気材とし て突極を形成し、 （ｃ）各磁極へ予備巻回した固定子コイルを適合させ、かつ（ｄ）上記突極が上 記磁束リングと同一平面になり、上記磁束リングのコーナーから斜めに延び、か つ上記端形成物が上記束リング内の対応する切欠き内に係止するように２つまた は４つの突極を各磁束復帰リングへ設置する。