JPH0670177B2 - 難燃性高耐衝撃性ポリカーボネート成形用組成物 - Google Patents

難燃性高耐衝撃性ポリカーボネート成形用組成物

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JPH0670177B2
JPH0670177B2 JP1136230A JP13623089A JPH0670177B2 JP H0670177 B2 JPH0670177 B2 JP H0670177B2 JP 1136230 A JP1136230 A JP 1136230A JP 13623089 A JP13623089 A JP 13623089A JP H0670177 B2 JPH0670177 B2 JP H0670177B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/49Phosphorus-containing compounds
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    • C08K5/5333Esters of phosphonic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、 A) 式(II) (式中、 Aは単結合、C1-C5-アルキレン、C2-C5-アルキリデン、
C5-C6-シクロアルキリデン、−S−または−SO2-であ
る) に相当するジフェノールを基準にして50ないし96.5重量
部の、好ましくは60ないし96重量部の、より好ましくは
70ないし95.5重量部の1種または2種以上の熱可塑性、
ハロゲン非含有芳香族ポリカーボネート、 B) 4ないし15重量部の、より好ましくは4.5ないし1
0重量部の1種または2種以上の B.1)B)を基準にして5ないし90重量部の、好ましく
は30ないし80重量部の B.1.1)50ないし95重量%のスチレン、α‐メチルスチ
レン、核置換スチレン、メタクリル酸メチルまたはこれ
らの混合物と B.1.2)50ないし5重量%の(メタ)アクリロニトリ
ル、メタクリル酸メチル、アクリル酸n−ブチル、(メ
タ)アクリル酸t-ブチルまたはこれらの混合物 との混合物を B.2)B)を基準にして95ないし10重量部の、好ましく
は70ないし20重量部の≦10℃のガラス転移温度TGを有す
るゴム にグラフトさせたハロゲン非含有グラフト重合体およ
び、 C) 0ないし40重量部の、好ましくは1ないし30重量
部の、より好ましくは5ないし20重量部の C.1)50ないし95重量部のスチレン、α‐メチルスチレ
ン、核置換スチレン、メタクリル酸メチルまたはこれら
の混合物と C.2)50ないし5重量%の(メタ)アクリロニトリル、
メタクリル酸メチルまたはこれらの混合物 とのハロゲン非含有熱可塑性共重合体であって、A)+
B)+任意にC)の重量部の合計が100重量部の値を有
するもの、ならびに、 D) A)+B)+任意にC)の100重量部を基準にし
て1ないし20重量部の、好ましくは2ないし15重量部
の、より好ましくは3ないし12重量部の式(I) (式中、 R1、R2およびR3は相互に独立にC1-C8-アルキルまたはア
ルキル置換されていることもあるC6-C20-アリールを表
し、 nは0または1である) に相当するハロゲン非含有リン化合物および E)A)+B)+任意にC)の100重量部を基準にして
0.05ないし5重量部の、好ましくは0.1ないし1重量部
の、より好ましくは0.1ないし0.5重量部の、0.05ないし
1000μmの平均粒子サイズ、1.2ないし2.3g/cm3の密度
および65ないし76重量%のフッ素含有量を有し、成分
E)を、好ましくは0.05ないし20μmの平均粒子サイズ
と1.2ないし1.9g/cm3の密度とを有するテトラフルオロ
エチレン重合体E)の乳濁液とグラフト重合体B)の乳
濁液との凝集混合物であって、グラフト重合体B)のテ
トラフルオロエチレン重合体E)に対する重量比が95:5
ないし60:40であり、また、A)+B)+任意にC)の1
00重量部を基準にしたB)の添加量が0.1ないし4.0重量
部であるものの形状で使用し、かつ、任意に有効量の標
準的な安定剤、顔料、流動助剤、充填剤および強化用物
質、離型剤および/または帯電防止剤を含有するテトラ
フルオロエチレン重合体 よりなる高耐衝撃性、難燃性、熱可塑性ポリカーボネー
ト成形用組成物に関するものである。
本発明を要約すれば、本発明はハロゲン非含有ポリカー
ボネート、グラフト重合体、リン化合物、テトラフルオ
ロエチレン重合体および任意に共重合体および/または
任意にそれ自体公知の他の添加剤よりなるポリカーボネ
ート成形用組成物、ならびにその製造方法に関するもの
である。
DE-CS 3 322 260は、 (a) 5ないし95重量部のポリカーボネート、 (b) 5ないし95重量部のSANグラフト重合体、 (c) 0ないし50重量部の熱可塑性重合体、 (d) 任意に(a)+(b)+(c)の100重量部あ
たり3ないし15重量部の有機ハロゲン化合物、 (e) (a)+(b)+(c)の100重量部あたり0.0
5ないし5重量部の三酸化アンチモニー、炭酸アンチモ
ニー、三酸化ビスマスまたは炭酸ビスマス、 (f) (a)ないし(f)の合計100重量部あたり0.0
5ないし0.5重量部の微細に分割したテトラフルオロエチ
レン重合体 の難燃性熱可塑性成形用組成物を記載している。
三酸化アンチモニーまたは炭酸アンチモニーを使用する
場合、および上記のテトラフルオロエチレン重合体を特
に成分(b)および任意に(c)との共沈澱により組み
入れる場合には、良好な表面を有する難燃性成形品が得
られ、成分(a)を経由する、または成分(d)を経由
する付加的なハロゲンが存在する場合には、1.6mmの厚
さに関してV-O評価(rating)が達成される(EP-PS 0
131 751 を参照)。
DE-OS 3 430 234は、50モル%ないし100モル%のテ
トラアルキル化されたビスフェノールカーボネート構造
単位を有する特殊なハロゲン非含有ポリカーボネート、
ハロゲン非含有スチレン重合体および/またはハロゲン
非含有グラフト重合体、ハロゲン非含有リン酸エステ
ル、ならびに任意にテトラフルオロエチレン重合体を含
有する難燃性熱可塑性重合体混合物を記載している。
EP-OS 0 174 493は、 E) 1ないし15重量部の、好ましくは2ないし12重量
部の式(I) (式中、 R1、R2およびR3は相互に独立にハロゲン置換されている
こともあるC1-C8-アルキルまたはハロゲン置換されてい
ることもあるC6-C20-アリールを表し、nは0または1
である) に相当するリン化合物および F) 0.05ないし1重量部の、より特定的には0.1ない
し0.5重量部の、0.05ないし20μmの平均粒子サイズと
1.2ないし1.9g/cm3の密度とを有するテトラフルオロエ
チレン重合体であって、成分E)および成分F)の重量
部は成分A)+B)+C)および任意にD)の合計の10
0重量部を基準にしたものであり、かつ、成分F)を、
テトラフルオロエチレン重合体F)の乳濁液と、添加量
が成分A)+B)+C)および任意にD)の合計の100
重量部を基準にして多くとも4重量部、少なくとも0.1
重量部であるグラフト重合体B)の乳濁液との凝集混合
物の形状で使用するもの を付加的に含有することを特徴とする A) 20ないし85重量部の熱可塑性芳香族ポリカーボネ
ート、 B) 5ないし50重量部の B.1)5ないし90重量部の、好ましくは30ないし80重量
部の B.1.1)50ないし95重量%のスチレン、α‐メチルスチ
レン、核置換スチレン、メタクリル酸メチルまたはこれ
らの混合物と B.1.2)50ないし5重量%の(メタ)アクリロニトリ
ル、メタクリル酸メチル、無水マレイン酸、N-置換マレ
イン酸イミドまたはこれらの混合物 の混合物を、 B.2)95ないし10重量部の、好ましくは70ないし20重量
部の≦10℃のガラス転移温度TGを有するゴム にグラフトさせたグラフト重合体、 C) 5ないし70重量部の C.1)50ないし95重量%のスチレン、α‐メチルスチレ
ン、核置換スチレン、メタクリル酸メチルまたはこれら
の混合物と C.2)50ないし5重量%の(メタ)アクリロニトリル、
メタクリル酸メチル、無水マレイン酸、N-置換マレイン
酸イミドまたはこれらの混合物 との熱可塑性共重合体および任意に D) A)+B)+C)および任意にD)の100重量部
を基準にして3ないし15重量部の、成分A)+D)より
生ずるハロゲン含有量が成分A)+D)の全重量を基準
にして3重量%ないし10重量%でなければならない、低
分子量の、または高分子量のハロゲン化合物、より特定
的には臭素化合物 よりなる熱可塑性組成物を記載している 1.6mmの厚さに関するV-OのUL-94評価は、成分D)の存
在下において、および/または成分A)としてハロゲン
置換ポリカーボネートを使用する場合にのみ得られるこ
とが見いだされた。
EP-OS 0 174 493の示唆とは対照的に、本発明記載
の成形用組成物については、ハロゲン(Cl,Br)化合物
の不存在においてもV-OのUL-94評価が達成されることが
ここに見いだされた。テフロンの共沈澱により存在する
0.1ないし4重量部の量に加えて、さらにグラフト重合
体を存在させることにより、1.6mmの厚さに関してV-Oの
評価を達成することは不可能であろうと考えられてい
た。
DE-OS 3 521 388はハロゲン非含有ポリカーボネー
ト、スチレンと無水マレイン酸との共重合体、リン酸
(ホスホン酸)エステル、テトラフルオロエチレン重合
体および0.1ないし3重量部のグラフト重合体を含有す
る熱可塑性難燃性成形用組成物を記載しており、このグ
ラフト重合体は、ここでもまた、上記のテトラフルオロ
エチレン重合体と共沈澱したものである。この成形用組
成物は1.6mmの厚さに関してV-Oの評価を達成するが、そ
の強靭性、流動線強度および応力ひび割れに対する抵抗
は、多くの用途に関して妥当なものではない。
DE-OS 3 523 314はハロゲン非含有ポリカーボネー
ト、ハロゲン非含有スチレン‐アクリロニトリル共重合
体、リン化合物、テトラフルオロエチレン重合体および
0.1ないし3重量部のグラフト重合体の高耐衝撃性、難
燃性成形用組成物を記載しており、このグラフト重合体
は、ここでもまた、上記のテトラフルオロエチレン重合
体と共沈澱したものである。
しかし、DE-OS 3 523 314に記載された成形用組成
物の強靭性、流動線強度および応力ひび割れに対する抵
抗は、ある種の用途に関して、特に複雑な難燃性成形
品、たとえば、デザイン関連の開口部(opening)、織
物(web)等が可能な限り高いレベルの上記の性質を要
求する住宅要素の場合に、妥当なものではない。
DE-OS 3 545 609は、 A) A)+B)+C)の100重量部を基準にして40な
いし95重量部の熱可塑性、ハロゲン非含有芳香族ポリカ
ーボネート、 B) A)+B)+C)の100重量部を基準にして5な
いし30重量部の、 a)95ないし50重量%のスチレン、p-メチルスチレン、
α‐メチルスチレンまたはこれらの混合物と b)5ないし50重量%のアクリロニトリルおよび/また
はメタクリロニトリルとの混合物20ないし90重量%を80
ないし10重量%のジエンゴムにグラフトさせて得られる
ハロゲン非含有“ABS"グラフト重合体、 C) A)+B)+C)の100重量部を基準にして10な
いし30重量部の C.1)5ないし30重量%の無水マレイン酸と C.2)95ないし70重量%のスチレン、α‐メチルスチレ
ン、核アルキル化スチレンまたはこれらのスチレン類の
混合物とのハロゲン非含有統計的共重合体、 D) A)+B)+C)の全重量の100重量部を基準に
して1ないし20重量部の式(I) (式中、 R1、R2およびR3は相互に独立にC1-C8-アルキルまたはア
ルキル置換されていることもあるC6-C20-アリールを表
し、 nは0または1であり、指数nの2個がともに1であ
り、第3のものが0であることが可能である) に相当するハロゲン非含有リン化合物、 E) A)+B)+C)の全重量の100重量部を基準に
して0.05ないし5重量部のテトラフルオロエチレン重合
体、 および、任意に F) 安定剤、顔料、流動助剤、離型剤および/または
帯電防止剤 よりなるハロゲン非含有の、実質的に不燃性の成形用組
成物を記載している。
しかし、問題の型の成形用組成物は、本発明記載の成形
用組成物よりも加工範囲(processing scope)が狭く、
流動線強度が低いという欠点を有している。
DE-OS 3 628 904は、 A) 10,000ないし200,000の平均分子量ならびに7
5ないし99重量%の芳香族カーボネート構造単位含有量
および25ないし1.0重量%のジオルガノシロキサン単位
含有量を有するハロゲン非含有ポリジオルガノシロキサ
ン‐ポリカーボネートブロック共重合体であって、5な
いし100の重合度Pnを有するα,ω‐ビス‐ヒドロキシ
アリールオキシ末端ポリジオルガノシロキサンより製造
したもの60ないし90重量部、 B) 50ないし95重量%のスチレン、α‐メチルスチレ
ン、核置換スチレンまたはこれらの混合物と5ないし50
重量%の(メタ)アクリロニトリルとのハロゲン非含有
熱可塑性共重合体10ないし40重量部、 C) A)とB)との合計重量の100重量部を基準にし
て1ないし20重量部の式(I) (式中、 R1、R2およびR3は相互に独立にC1-C8-アルキルまたはア
ルキル置換されていることもあるC6-C20-アリールを表
し、 nは0または1である) に相当するハロゲン非含有リン化合物、および D) ここでもA)とB)との合計重量の100重量部を
基準にして0.05ないし5重量部の、2.0ないし2.3g/cm3
の密度と100ないし1000μmの粒子サイズとを有するテ
トラフルオロエチレン重合体、 よりなる高耐衝撃性、難燃性ポリカーボネート成形用組
成物を記載している。
DE-OS 3 629 546は、 A) 10,000ないし20,000の平均分子量ならびに75
ないし99重量%の芳香族カーボネート構造単位含有量お
よび25ないし1.0重量%のジオルガノシロキサン単位含
有量を有するハロゲン非含有ポリジオルガノシロキサン
‐ポリカーボネートブロック共重合体であって、5ない
し100の重合度Pnを有するα,ω‐ビス‐ヒドロキシア
リールオキシ末端ポリジオルガノシロキサンより製造し
たもの60ないし90重量部、 B) 50ないし95重量%のスチレン、α‐メチルスチレ
ン、核置換スチレンまたはこれらの混合物と5ないし50
重量%の(メタ)アクリロニトリルとのハロゲン非含有
熱可塑性共重合体10ないし40重量部、 C) A)とB)との合計重量の100重量部を基準にし
て1ないし20重量部の式(I) (式中、 R1、R2およびR3は相互に独立にC1-C8-アルキルまたはア
ルキル置換されていることもあるC6-C20-アリールを表
し、 nは0または1である) に相当するハロゲン非含有リン化合物、および D) A)とB)との合計重量の100重量部を基準にし
て0.05ないし5重量部の、0.05ないし20μmの平均粒子
サイズと1.2ないし1.9g/cm3の密度とを有するテトラフ
ルオロエチレン重合体であって、この成分D)を、テト
ラフルオロエチレン重合体D)の乳濁液と成分A)およ
びB)の合計重量の100重量部を基準にして多くとも3
重量部、少なくとも0.1重量部の E) E.1.1)50ないし95重量%のスチレン、α‐メチ
ルスチレン、核置換スチレン、メタクリル酸メチルまた
はこれらの混合物と E.1.2)50ないし5重量%の(メタ)アクリロニトリ
ル、メタクリル酸メチル、無水マレイン酸、N-置換マレ
イン酸イミドまたはこれらの混合物 との混合物5ないし90重量部を、 E.2)95ないし100重量部の≦10℃のガラス転移温度TG
有するゴムにグラフトさせたグラフト重合体 の乳濁液との凝集混合物の形状で使用し、グラフト重合
体E)のテトラフルオロエチレン重合体D)に対する重
量比が95:5ないし60:40であるもの を含有する高耐衝撃性、難燃性成形用組成物を記載して
いる。
しかし、DE-OS 3 628 904およびDE-OS 3 629 5
46に記載された成形用組成物の示す応力ひび割れに対す
る抵抗性は妥当なものではない。
本発明記載の成形用組成物の技術的利点は、強靭性、応
力ひび割れに対する抵抗性および耐炎性の極めて有利な
組合わせにあり、耐炎性はハロゲン(Cl、Br)化合物お
よび金属化合物のいかなるものをも使用せずに達成され
たものである。
本発明に従う使用に適した成分A)の熱可塑性ハロゲン
非含有芳香族ポリカーボネートは、式(II) 式中、 Aは単結合、C1-C5-アルキレン、 C2-C5-アルキリデン、C5-C6-シクロアルキリデン、−S
−または−SO2-である に相当するジフェノールをベースとするものである。
式(II)に相当する適当なジフェノールは、たとえばハ
イドロキノン、レゾルシノール、4,4′‐ジヒドロキシ
ジフェニル、2,2-ビス‐(4-ヒドロキシフェニル)‐プ
ロパン、2,4-ビス‐(4-ヒドロキシフェニル)‐2-メチ
ルブタンまたは1,1-ビス‐(4-ヒドロキシフェニル)‐
シクロヘキサンである。
式(II)に相当する好ましいジフェノールは2,2-ビス‐
(4-ヒドロキシフェニル)‐プロパンおよび1,1-ビス‐
(4-ヒドロキシフェニル)‐シクロヘキサンである。
式(II)に相当するジフェノールは文献より公知の物質
であるか、または、文献より公知の方法により製造し得
る物質である。
本発明に従う使用に適した成分A)のポリカーボネート
の製造は文献より公知であり、たとえばホスゲンを用い
て界面法により、またはホスゲンを用いて均一相法(い
わゆるピリジン法)により実施することができる。達成
すべき特定の分子量は公知の手法で、対応する量の公知
の連鎖停止剤を用いて得られる。適当な連鎖停止剤は、
たとえばモノフェノールたとえばフェノール自体、p-ク
レゾール、p-第3ブチルフェノールおよびp-イソオクチ
ルフェノールである。
本発明に従う使用に適した成分A)のポリカーボネート
は、10,000ないし200,000の、好ましくは20,000ないし8
0,000の平均分子量 (n、たとえば超遠心法により、または光散乱法によ
り測定した値)を有するものである。
本発明に従う使用に適した成分A)のポリカーボネート
は単独重合ポリカーボネートおよび共重合ポリカーボネ
ートの双方である。
本発明に従う使用に適した成分A)のポリカーボネート
は公知の手法で、好ましくは、使用するジフェノールの
合計量を基準にして0.05ないし2.0モル%の三官能性ま
たは四官能性以上の化合物、たとえば3個または4個以
上のフェノール性OH基を含有するものを組み込むことに
より、枝分かれさせることができる。
本発明の文脈において、“ハロゲン非含有ポリカーボネ
ート”はハロゲン非含有ジフェノール、ハロゲン非含有
連鎖停止剤および任意に、ハロゲン非含有枝分かれ剤よ
り製造したポリカーボネートであると理解され、たとえ
ばホスゲンを用いる界面法によるポリカーボネートの製
造より生成する、少量の(ppm)の加水分解可能な塩素
の含有量は、本発明の文脈においては“ハロゲン含有”
としては数えられない。加水分解可能な塩素のppm含有
量を有するようなポリカーボネートは、本発明の文脈に
おいてはハロゲン非含有ポリカーボネートである。
ハロゲン非含有グラフト共重合体B)の製造に適したゴ
ムは、特にポリブタジエン、ブタジエン/スチレン共重
合体(両者ともゴムの重量を基準にして30重量%までの
アクリル酸またはメタクリル酸の低級アルキルエステ
ル、たとえばメタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
アクリル酸メチルまたはメタクリル酸エチルと共重合し
たもの)、ポリイソプレン、アクリル酸アルキルゴム
(アクリル酸C1-C8-アルキル、特にアクリル酸エチル、
アクリル酸ブチル、アクリル酸エチルヘキシルの)であ
る。これらのアクリル酸アルキルゴムは任意に、ゴムの
重量を基準にして30重量%までの、共重合した形状の酢
酸ビニル、アクリロニトリル、スチレン、メタクリル酸
メチルおよび/またはビニルエーテルのような単量体、
ならびに比較的少量の、好ましくはゴムの重量を基準に
して5重量%までの架橋性、エチレン性不飽和単量体を
含有していてもよい。この種の架橋剤は、たとえばアル
キレンジオール、ジ(メタ)アクリレート、ポリエステ
ルジ(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼン、トリビ
ニルベンゼン、ジアヌル酸トリアリル、(メタ)アクリ
ル酸アリル、ブタジエンまたはイソプレンである。適当
なアクリル酸エステルゴムは、1種または2種以上の共
役ジエンおよび任意にエチレン性不飽和単量体、たとえ
ばスチレンおよび/またはアクリロニトリルの架橋ジエ
ンゴムを芯体として含有するものである。他の適当なゴ
ムは、たとえばEPDM、すなわちエチレン、プロピレンお
よび非共役ジエンのゴム、ならびにシリコーンゴムであ
る。
グラフト重合体B)の製造に好ましいゴムはジエンゴム
およびアクリル酸エステルゴムである。
このゴムはグラフト重合体B)中に、0.09ないし5μm
の、より特定的には0.1ないし1μmの平均粒子サイズ
を有する、少なくとも部分的に架橋した粒子の形状で存
在する。グラフト重合体B)は、B.1.1)およびB.1.2)
の最初に定義した単量体混合物の、グラフトすべきゴム
B.2)の存在下におけ遊離基グラフト共重合により製造
され、全て公知である。グラフト重合体B)の好ましい
製造方法は乳化重合、溶液重合、塊状重合またはけん濁
重合である。特に好ましいグラフト重合体B)は、いわ
ゆるABS重合体である。核置換スチレンは核アルキル置
換スチレン、たとえばp-メチルスチレンであると理解さ
れる。
成分C)の共重合体は、しばしば成分B)の製造用のグ
ラフト重合の副生成物として、特に、大量の単量体を少
量のゴムにグラフトさせる場合に生成する。
本発明に従って使用する共重合体C)の量には、これら
のグラフト重合副生成物は含まれない。
成分C)の共重合体は樹脂状、熱可塑性で、ゴムを含有
しない。特に好ましい共重合体C)はスチレンとアクリ
ロニトリルと、および任意にメタクリル酸とより、α‐
メチルスチレンとアクリロニトリルと、および任意にメ
タクリル酸メタクリル酸とより、または、スチレンおよ
びα‐メチルスチレンとアクリロニトリルと、ならびに
任意にメタクリル酸メチルとより製造したものである。
熱可塑性共重合体C)における特に好ましい重量比は、
C.1)60ないし80重量%およびC.2)40ないし20重量%で
ある。
成分C)のスチレン‐アクリロニトリル共重合体は公知
物質であり、遊離基重合により、より特定的には乳化重
合、けん濁重合、溶液重合または塊状重合により製造す
ることができる。成分C)の共重合体は好ましくは15,0
00ないし200,000の分子量(重量平均、光散乱法ま
たは沈降法により測定した値)を有する 本発明に従う使用に適した成分D)のハロゲン非含有リ
ン化合物は周知の化合物である(たとえばウルマン(Ul
lmann)、工業化学事典(Enzyklopdie der technisch
en Chemie),18巻,301ページ以下、1979;フーベン・ワ
イル(Houben-Weyl)、有機化学の方法(Methoden der
Organischen Chemie)、巻12/1,43ページ;バイルシュ
タイン(Beilstein)、6巻、177ページを参照)。
本発明に従う使用に適した成分D)、式(I)のリン化
合物は、たとえばリン酸トリフェニル、リン酸トリクレ
シル、リン酸ジフェニル‐2-エチルクレシル、リン酸ト
リ‐(イソプロピルフェニル)、メチルホスホン酸ジフ
ェニルエステル、フェニルホスホン酸ジエチルエステ
ル、リン酸ジフェニルクレシルおよびリン酸トリブチル
である。
本発明に従う使用に適した成分E)のテトラフルオロエ
チレン重合体は65ないし76重量%の、好ましくは70ない
し76重量%のフッ素含有量を有する重合体である。この
種の重合体の例はポリテトラフルオロエチレン、テトラ
フルオロエチレン‐ヘキサフルオロエチレン共重合体ま
たは少量のフッ素非含有、共重合可能なエチレン性不飽
和単量体を含有するテトラフルオロエチレン重合体であ
る。これらの重合体は公知物質であり、公知の方法によ
り、たとえば遊離基を形成する触媒、たとえばペルオキ
シ二硫酸ナトリウム、カリウムまたはアンモニウムを用
いるテトラフルオロエチレンの水性媒体中での、7ない
し71kg/cm2の圧力下、0ないし200℃の温度での、好ま
しくは20ないし100℃の温度での重合により製造するこ
とができる(より特定的には、たとえばUS-PS 2,393,9
67を参照)。これらの物質は、使用する形状に応じて1.
2ないし2.3g/cm3の密度と0.05ないし1000μmの平均粒
子サイズとを持ち得る。
本発明記載の好ましいポリテトラフルオロエチレンは0.
05ないし20μmの、好ましくは0.08ないし10μmの平均
粒子サイズと1.2ないし1.9g/cm3の密度とを有し、テト
ラフルオロエチレン重合体E)の乳濁液とグラフト重合
体B)の乳濁液との凝集混合物の形状で使用される。
粉末形状で使用し得る適当なテトラフルオロエチレン重
合体E)は、たとえば100ないし1000μmの粒子サイズ
と2.0g/cm3ないし2.3g/cm3の密度とを有する。
テトラフルオロエチレン重合体の使用は、とりわけ、火
災の場合において熔融成形用組成物の滴下(dripping)
を減少させ、または完全に回避する。加えて、その凝集
混合物の形状での使用は本発明記載の混合物より製造し
た成形品の表面を改良する。このことは、極めて大きな
表面積を有する成形品の製造の際に、また、極めて高い
加工温度での製造の際に特に重要である。
B)とE)との凝集混合物を製造するには、0.1ないし
2μmの、好ましくは0.2ないし0.6μmの平均ラテック
ス粒子サイズを有するグラフト重合体B)の水性乳濁液
(ラテックス)をまず、0.05ないし20μmの、より特定
的には0.08ないし10μmの平均粒子サイズを有するテト
ラフルオロエチレン重合体E)の微細分割水中乳濁液と
混合する。適当なテトラフルオロエチレン重合体乳濁液
は通常、30ないし70重量%の、より特定的には50ないし
60重量%の固体含量を有する。グラフト重合体B)の乳
濁液は25ないし50重量%の、好ましくは30ないし45重量
%の固体含量を有する。
乳濁液混合物中におけるグラフト重合体B)のテトラフ
ルオロエチレン重合体に対する重量比は95:5ないし60:4
0である。ついで、この乳濁液混合物を公知の手法で、
たとえばスプレー乾燥法、凍結乾燥法または無機もしく
は有機の塩、酸、塩基の、もしくは水溶性有機溶媒、た
とえばアルコール類、ケトン類の添加による凝集法によ
り、好ましくは20ないし150℃の範囲の温度で、より好
ましくは50ないし100℃の範囲の温度で凝集させる。必
要ならば、生成物を50ないし200℃で、好ましくは70な
いし100℃で乾燥することもできる。
適当なテトラフルオロエチレン重合体乳濁液は市販品で
あり、たとえばデュポン社によりテフロン(Teflon
30Nとして市販されている。
本発明記載の熱可塑性成形用組成物は、他の公知のポリ
カーボネート用の、グラフト重合体用の、または熱可塑
性重合体用の添加剤、たとえば安定剤、顔料、流動助
剤、離型剤、充填剤および強化用物質ならびに/または
帯電防止剤を含有していてもよい。
充填または強化成形用組成物は、充填または強化成形用
組成物を基準にして60重量%以内の、好ましくは5ない
し50重量%の充填剤および/または強化用物質含有して
いてもよい。適当な強化用物質はガラス繊維、炭素繊
維、アラミド繊維等である。好ましい強化用物質はガラ
ス繊維である。強化効果をも有する好ましい充填剤はガ
ラスビーズ、雲母、ケイ酸塩、石英、タルク、二酸化チ
タニウム、ケイ灰石(wollatonite)である。
成分A)、B)、D)およびE)ならびに任意にC)お
よび/または任意に他の添加剤、たとえば安定剤、顔
料、流動助剤離型剤、充填剤および強化用物質および/
または帯電防止剤よりなる本発明記載の成形用組成物
は、それぞれの構成成分を公知の手法で混合し、つい
で、得られる混合物を標準的な装置、たとえば内部混練
機(internal kneader)または単軸もしくは二軸押出し
機中、200ないし300℃の範囲の温度で熔融混和、または
熔融押し出しすることにより、または、それぞれの成分
の適当な有機溶媒中の、たとえばクロロベンゼン中の溶
液を混合し、この混合溶液を標準的な蒸発装置中で、た
とえば蒸発押出し機中で蒸発させることにより製造す
る。
したがって、本発明はまた、成分A)、B)、D)およ
びE)、ならびに任意に成分C)、安定剤、顔料、流動
助剤、充填剤および強化用物質、離型剤および/または
帯電防止剤を混合し、通常の装置中、200ならびに330℃
の範囲の温度で熔融混和または熔融押し出しし、成分
E)は好ましくは成分B)との凝集混合物の形状で使用
することを特徴とする、成分A)、B)、D)および
E)、ならびに任意に成分C)、安定剤、顔料、流動助
剤、充填剤および強化用物質、離型剤および/または帯
電防止剤よりなる熱可塑性成形用組成物の製造方法に関
するものでもある。
個々の成分は公知の手法で、段階的に、または同時に、
20℃付近(室温)で、またはより高い温度でも混合する
ことができる。
本発明記載の成形用組成物は、全ての種類の成形品の製
造に使用することができる。成形品は特に射出成形によ
り製造することができる。本発明記載の成形用組成物か
ら製造し得る成形品の例には全ての種類の住宅構成要
素、たとえばジュース圧搾器、コーヒー機器、ミキサー
のような家庭用品、事務用機器、または建築業用のカバ
ーパネルおよび自転車分野における部品が含まれる。加
えて、本件成形用組成物は電子工業分野で使用すること
もでき、ここでは、極めて良好な電気的特性を示す。
他の加工の形態は予備成形(prefabricated)シートま
たはフィルムよりの深絞りによる成形品の製造である。
本発明の文脈においては、粒子サイズは常に、ショルタ
ン(W.Scholtan)ら,コロイドおよび重合体雑誌(Coll
oids u.Z. Polymere)250(1972),782ないし796ページ
に記載された超遠心測定法により測定した平均粒径d50
を意味する。
実施例 1.使用する成分 A) 塩化メチレン中、23℃で、0.5重量%の濃度で測
定して1.31の相対溶液粘性ηrelを有する2,2-ビス‐(4
-ヒドロキシフェニル)‐プロパン(ビスフェノール
A)のポリカーボネート。
B) 50重量%のスチレン/アクリロニトリル混合物
(重量比72:28)を50重量%の、乳化重合により得た0.4
μmの平均粒子サイズ(d50)を有する粒状ポリブタジ
エンにグラフトさせたSANグラフト共重合体。
C) スチレンのアクリロニトリルに対する比が72:28
であり、0.55dl/g(ジメチルホルムアミド中、20℃で測
定して)の粘性数[η]を有するスチレン/アクリロニ
トリル共重合体。
D) リン酸トリフェニル E) B)記載のSANグラフト重合体の水中乳濁液とテ
トラフルオロエチレン重合体の水中乳濁液との凝集混合
物の形状のテトラフルオロエチレン重合体。この混合物
中のグラフト重合体B)のテトラフルオロエチレン重合
体E)に対する重量比は90重量%ないし10重量%であ
る。このテトラフルオロエチレン重合体乳濁液は60重量
%の固体含量を有し;粒子サイズは0.05ないし0.5μm
である。このSANグラフト重合体乳濁液は34重量%の固
体含量と0.4μmの平均ラテックス粒子サイズとを有す
る。
Eの製造: テトラフルオロエチレン重合体の乳濁液をSANグラフト
重合体B)の乳濁液と混合し、固体重合体を基準にして
1.8重量%のフェノール性酸化防止剤を用いて安定化し
た。85ないし95℃において、MgSO4(エプソム(Epsom)
塩)の水溶液とpH4ないし5の酢酸とを用いてこの混合
物を凝集させ、濾過し、電解質が実質的になくなるまで
洗浄し、続いて、大部分の水を遠心法により除去し、つ
いで100℃で乾燥して粉末を形成させた。この粉末はこ
こで他の成分と、上記の単位で混和し得る。
2.本発明記載の成形用組成物の製造と試験 成分A)、B)、C)、D)およびE)をワーナー・フ
ライデラー(Werner & Pfleiderer)ZSK53型二軸押出
し機中、240℃の温度で混和した。
成形品は射出成形機中、260℃で製造した。
試料片の耐火挙動をUL-主題(UL-Subj.)94Vに従って、
厚さ1.6mmの試料片で試験した測定した。UL−94試験は
以下のようにして実施す 試料物質を寸法127×12.7×1.6mmの棒状体に成形する。
この棒状体を、試験片の下部が緊帯材料の帯の上304mm
に位置するようにして鉛直に設置する。各試験棒状体を
個々に、10秒間継続して連続的に2回着火し、各着火後
に燃焼特性を観測して試料片を評価する。高さ10mm(3.
8インチ)の、熱含量3.73×104kJ/m3(1立方フィート
あたり100BUT)の天然ガスの青炎を有するブンゼンバー
ナーを、試料片の着火に使用する。
UL-94 V-O等級は、以下に記述するUL-94試験を受ける
物質の特性を包含する。この等級のポリカーボネート成
形用組成物は、試験炎の各回の適用ごとに10秒以上燃焼
する試料片を含まない。各試料片について、2回の火炎
適用中に50秒を超える全火炎時間を示さない。試料片の
上端に固定された保持クリップまで完全に燃え尽きる試
料片を含まない。燃焼している小滴または粒子により、
試料片の下に配置された詰め綿(wedding)を着火させ
る試料片を含まない。また、試験炎を取り去ったのち
に、30秒以上輝いている試料片を含まない。
他のUL-94等級は、難燃性および自己消火性のより少な
い、燃焼している小滴または粒子を放出する試料片に適
用される。これはUL-94V-1およびV-2等級である。F.は
“不合格”を表し、30秒間燃焼し続ける試料に与えられ
る等級である。
ノッチ衝撃強度(notched impact strength)は、DIN
53 453/ISO R 179に従い、寸法50×6×4mmの試験
棒状体を用いて、この試験棒状体に深さ2.7mmのV-形ノ
ッチを適用して測定した。
応力ひび割れ挙動に用いた基準は、円形型板(circular
template)で予備延伸した試料片を模擬燃料浴(50重
量%のトルエンと50重量%のイソオクタンとの混合物)
中に室温で貯蔵したのちの衝撃強度(寸法50×6×4mm
の試験棒状体についてDIN 53 453/ISOR 179に従って
測定した値)の減少である。応力ひび割れを受け易い物
質の場合には、この値はかなり好ましくないものである
と予想することができる。すなわち、試料片を試験浴に
貯蔵する期間が長ければ長いほど、また、予備延伸εx
(%)が大きければ大きいほど、性質の劣化が大きいと
予想することができる。試験浴にさらしていない非予備
延伸試料片の出発値はいずれの実施例についてもn.b.
(“非破壊”)である。本発明記載の実施例1について
は(以下の表の1を参照)、εx=1%で、試験浴中、
7日間の貯蔵後にn.b.から90kJ/m2への衝撃強度の減少
が観測され、εx=1%で30日間の貯蔵後には85kJ/m2
への減少が観測される。対照的に、比較例2(以下の表
の2)は、εx=0.6%で、試験浴中、7日間のみの貯
蔵後にn.b.から15kJ/m2までの衝撃強度の減少を示し、
同一の条件下で30日の貯蔵後には10kJ/m2への減少が観
測される。
より大きな予備延伸εxにも拘わらず、本発明記載の実
施例の衝撃強度の減少の程度は、比較例の場合に比べて
はるかに小さい。以下の表1が示すように、本発明記載
の成形用組成物は、同一の耐炎性で、顕著に高いノッチ
衝撃強度をも示す。
成形用組成物を3.9リットル内部ニーダーで製造し、試
験260℃で射出成形した。射出成形した試験片(寸法50
×6×4mm3)の結合ラインで両側から(DIN53453に従っ
て)衝撃強度を測定することによって、ウエルドライン
強度を決定した。
実施例3に使用した成分は下記の通りであった。
A) 塩化メチレン中、25℃で、0.5重量%の濃度で測
定して1.3254の相対溶液粘度ηrelを有する2,2−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン(ビスフェノー
ルA)のポリカーボネート。
B) 45重量部のスチレン/アクリロニトリル混合物
(重量比72:28)を、55重量部の乳化重合により得た0.4
μmの平均粒子サイズを有する粒状ポリブタジエンにグ
ラフトさせたグラフト重合体。
C) スチレンのアクリロニトリルに対する比が72:28
であり、(ジメチルホルムアミド中、20℃で測定して)
0.55dl/gの固有粘度を有するスチレン/アクリロニトリ
ル共重合体。
D) リン酸トリフェニル。
E) ポリテトラフルオロエチレン(Hostaflon TF 92
05、ヘキスト社)。
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
1. A) 式(II)に相当するジフェノールを基準にして50
ないし96.5重量部の1種または2種以上の熱可塑性、ハ
ロゲン非含有芳香族ポリカーボネート、 B) 3.5ないし25重量部の1種または2種以上の B.1)B)を基準にして5ないし90重量部の B.1.1)50ないし95重量%のスチレン、α‐メチルスチ
レン、核置換スチレン、メタクリル酸メチルまたはこれ
らの混合物と B.1.2)50ないし5重量%の(メタ)アクリロニトリ
ル、メタクリル酸メチル、アクリル酸n−ブチル、(メ
タ)アクリル酸t-ブチルまたはこれらの混合物 との混合物を B.2)B)を基準にして95ないし10重量部の≦10℃のガ
ラス転移温度TGを有するゴム にグラフトさせたハロゲン非含有グラフト重合体およ
び、 C) 0ないし40重量部の C.1)50ないし95重量部%のスチレン、α‐メチルスチ
レン、核置換スチレン、メタクリル酸メチルまたはこれ
らの混合物と C.2)50ないし5重量%の(メタ)アクリロニトリル、
メタクリル酸メチルまたはこれらの混合物 とのハロゲン非含有熱可塑性共重合体であって、A)+
B)+任意にC)の重量部の合計が100重量部の値を有
するもの、ならびに、 D) A)+B)+任意にC)の100重量部を基準にし
て1ないし20重量部の式(I) (式中、 R1、R2およびR3は相互に独立にC1-C8-アルキルまたはア
ルキル置換されていることもあるC6-C20-アリールを表
し、 nは0または1である) に相当するハロゲン非含有リン化合物および E) A)+B)+任意にC)の100重量部を基準にし
て0.05ないし5重量部の、0.05ないし1000μmの平均粒
子サイズ、1.2ないし2.3g/cm3の密度および65ないし76
重量%のフッ素含有量を有するテトラフルオロエチレン
重合体 よりなる熱可塑性成形用組成物。
2.成分A)が60ないし96重量部の量で存在し、成分B)
が4ないし15重量部の量で存在することを特徴とする上
記の第1項記載の成形用組成物。
3.成分A)が70ないし95.5重量部の量で存在し、成分
B)が4.5ないし10重量部の量で存在することを特徴と
する上記の第1項記載の成形用組成物。
4.成分C)が1ないし30重量部の量で存在することを特
徴とする上記の第1項記載の成形用組成物。
5.成分C)が5ないし20重量部の量で存在することを特
徴とする上記第4項記載の成形用組成物。
6.成分D)が2ないし15重量部の量で存在することを特
徴とする上記の第1項記載の成形用組成物。
7.成分D)が3ないし12重量部の量で存在することを特
徴とする上記の第6項記載の成形用組成物。
8.成分E)が0.1ないし1重量部の量で存在することを
特徴とする上記の第1項記載の成形用組成物。
9.成分E)が0.1ないし0.5重量部の量で存在することを
特徴とする上記の第8項記載の成形用組成物。
10.成分B)が30ないし80重量部のB.1と70ないし20重量
部のB.2とより合成したものであることを特徴とする上
記の第1項記載の成形用組成物。
11.成分E)を、0.05ないし20μmの平均粒子サイズと
1.2ないし1.9g/cm3の密度とを有するテトラフルオロエ
チレン重合体E)の乳濁液とグラフト重合体B)の乳濁
液との凝集混合物であって、グラフト重合体B)のテト
ラフルオロエチレン重合体E)に対する重量比が95:5な
いし60:40であり、また、A)+B)+任意にC)の100
重量部を基準にしたB)の添加量が0.1ないし4.0重量部
であるものの形状で使用することを特徴とする上記の第
1項記載の成形用組成物。
12.安定剤、顔料、流動助剤、充填剤および強化用物
質、離型剤および/または帯電防止剤よりなるグループ
から選択した少なくとも1種の添加剤を有効量含有する
ことを特徴とする上記の第1項記載の成形用組成物。
13.強化すべき成形用組成物を規準にして60重量%以内
のガラス繊維を強化用物質として含有することを特徴と
する上記の第12項記載の成形用組成物。
14.成分A)、B)、D)、E)および任意にC)を公
知の手法で混合し、得られる混合物を標準的な装置中、
200ないし330℃の範囲の温度で熔融混和または熔融押し
出しすることを特徴とする上記の第1項記載の成形用組
成物の製造方法。
15.安定剤、顔料、流動助剤、充填剤および強化用物
質、離型剤ならびに/または帯電防止剤よりなるグルー
プから選択した少なくとも1種の添加剤を組み込むこと
を特徴とする、上記の第12項に記載した成形用組成物の
上記の第14項に記載した製造方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス‐ユルゲン・クレス アメリカ合衆国ペンシルベニア州15205ピ ツツバーグ・モベイロード(番地なし)・ モベイコーポレーシヨン・プラスチツクス アンドラバーデイビジヨン内 (72)発明者 ヨゼフ・ビユーカース ドイツ連邦共和国デー4150クレーフエル ト・クナインシユトラーセ 58アー (72)発明者 カルル‐ハインツ・オツト ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルクー ゼン・パウル‐クレー‐シユトラーセ 54 (56)参考文献 特開 昭61−55145(JP,A) 特開 昭61−62556(JP,A) 特開 昭61−287957(JP,A) 特開 昭62−4747(JP,A) 特開 昭62−141059(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A) 式(II) (式中、 Aは単結合、C1-C5-アルキレン、C2-C5-アルキリデン、
    C5-C6-シクロアルキリデン、−S−または−SO2-であ
    る) に相当するジフェノールを基礎とする1種または2種以
    上の熱可塑性、ハロゲン非含有芳香族ポリカーボネート
    50ないし96.5重量部 B) 4ないし15重量部の1種または2種以上の B.1) B)を基準にして5ないし90重量部の B.1.1) 50ないし95重量%のスチレン、α−メチルス
    チレン、核置換スチレン、メタクリル酸メチルまたはこ
    れらの混合物と B.1.2) 50ないし5重量%の(メタ)アクリロニトリ
    ル、メタクリル酸メチル、アクリル酸n−ブチル、(メ
    タ)アクリル酸t−ブチルまたはこれらの混合物 との混合物を B.2) B)を基準にして95ないし10重量部の≦10℃の
    ガラス転移温度TGを有するゴム にグラフトさせたハロゲン非含有グラフト重合体およ
    び、 C) 0ないし40重量部の C.1) 50ないし95重量%のスチレン、α−メチルスチ
    レン、核置換スチレン、メタクリル酸メチルまたはこれ
    らの混合物と C.2) 50ないし5重量%の(メタ)アクリロニトリ
    ル、メタクリル酸メチルまたはこれらの混合物 とのハロゲン非含有熱可塑性共重合体であって、A)+
    B)+任意にC)の重量部の合計が100重量部の値を有
    するもの、ならびに、 D) A)+B)+任意にC)の100重量部を基準にし
    て1ないし20重量部の式(I) (式中、 R1、R2およびR3は相互に独立にC1-C6-アルキルまたはア
    ルキル置換されていることもあるC6-C20-アリールを表
    し、nは0または1である) に相当するハロゲン非含有リン化合物および E) A)+B)+任意にC)の100重量部を基準にし
    て0.05ないし5重量部の、0.05ないし1000μmの平均粒
    子サイズ、1.2ないし2.3g/cm3の密度および65ないし76
    重量%のフッ素含有量を有するテトラフルオロエチレン
    重合体 よりなる熱可塑性成形用組成物。
  2. 【請求項2】成分E)を、0.05ないし20μmの平均粒子
    サイズと1.2ないし1.9g/cm3の密度とを有するテトラフ
    ルオロエチレン重合体E)の乳濁液とグラフト重合体
    B)の乳濁液との凝集混合物であって、グラフト重合体
    B)のテトラフルオロエチレン重合体E)に対する重量
    比が95:5ないし60:40であり、また、A)+B)+任意
    にC)の100重量部を基準にしたB)の添加量が0.1ない
    し4.0重量部である凝集混合物の形態で使用することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の成形用組成物。
  3. 【請求項3】安定剤、顔料、流動助剤、充填剤および強
    化用物質、離型剤および/または帯電防止剤よりなる群
    から選択される少なくとも1種の添加剤を有効量含有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の成形用
    組成物。
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