JPH04503921A - 小包等の分配方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 小包等の分配方法 本発明は、小包等をその表面に被着された符号に相応して分配するための方法お よび装置に関する。

既にＤＥ−ＡＳ２０５５８３７から、搬送装置および選別場所を有する、郵便小 包等の選別装置が公知である。郵便小包を、記入された種々異なるアドレスに従 い選別および分配するために、この刊行物では、小包が整列されずに選別場所へ 供給され、そこで人力で視覚的に検査され、検査結果に応じて適切に分配される 。すなわち、相応の輸送装置に引き渡される。視覚的検査を実施するためにこの 公知の選別装置では、アドレスの被着された表面を発見するまで、個々の小包を 手動で反転および回転しなければならない、さらに°　分配するために引続き、 人力でアドレスを読み取り、各小包毎に郵便番号ないし配達区域を検出しなけれ ばならない。

この選別装置の欠点は、例えば、アドレスを読み取ることができるまで時間のか かる、小包の手動による反転と回転を何回も行うことが平均的に必要であること 、並びに得られたアドレス情報の面倒な処理が必要であることである。アドレス の位置決めを行うため小包を自動的に反転および回転する装置の欠点は、そのた めに構造的に複雑でコストのかかる制御が必要であることである。

本発明の課題は、従来の技術を改善して、次のような小包等の分配方法および分 配装置を提供することである。すなわち、アドレス情報が十分に自動化されて記 録され、アドレス情報の記録の際に小包を僅かしか位置決めまたは移動させる必 要がなく、検出したアドレス情報の後続処理が藺単に行える方法および装置を提 供することである。

上記課題は、本発明の請求項１および１１の構成により解決される。本発明はそ の際次のような技術思想から出発する。すなわち、小包の緑が輸送方向に対して 所定のようになるよう個別化および整列した後、各小包のすべての部分表面を光 学的に走査し、６つすべての部分表面の画像を得ることができたならば、アドレ ス情報を得るために小包を位置決めまたは移動する必要がないということである 。１つの部分表面の画像上に、アドレス情報を含む領域（例えばアドレスラベル ）が含まれていれば、この表面がさらに評価される。

このことは次のようにして行うことができる。すなわち、当該表面の相応の部分 領域（検出フィールド）から高分解能の画像を形成し、自動符号識別装置および ／またはビデオコード化装置に供給するか、または−前記画像の分解能が十分に 高ければ−これを上記の装置に供給するのである。識別されたアドレスには後で 行う分配および選別のために分配コード、例えば郵便番号を配属する。この郵便 番号により小包のそれに基づく分配が制御される。さらに本発明の有利な実施例 が下位請求項および明細書に記載されている。

以下本発明を図面に基づき詳細に説明する。

図１は、アドレス情報を含む領域の検出および小包上のアドレスの走査用装置の 模式図である。

図１の装置は、小包に被着された符号からアドレス情報を検出することができ、 その小包が前もって個別化され整列された後は位置決めまたは移動を必要としな い。

輸送方向に対して所定の整列がなされるように、小包の流れから小包を個別化し 、縁に沿って整列することは、適切な機械的構成素子によって行われる。これ− は例えば、振動ベルト、搬送ベルトと種々の速度の組合せ、および縁からの排出 である。小包の整列は有利には、縁に沿って搬送方−向に対して平行に行われる 。

図１に示された本発明の装置では、小包が搬送区間２に沿って移動され、その際 スロット３が搬送区間に設けられている。このスロットは、その上の小包の輸送 が悪影響を受けないように構成されている。小包の走査は６つの空間方向から、 カメラ１Ｏ５２０，３０，４０，５０，６０により行われる。その際、カメラ５ ０は有利には線カメラとして構成されており、このカメラは下面に向いた小包の 部分表面を走査する。一方残りの５つのカメラは小包の開放された５つの面を走 査する。これらのカメラは通常の面カメラとして構成することができる。

カメラにより記録された画像を同時に表示することは、６つの部分画像領域を有 するモニタ６５上に行う。

操作者は小包の６つの画像を評価することができる。

すなわち、アドレス領域の位置を部分モニタ上に同定し、マークすることができ る０画像メモリ装置を使用する場合、画像表示をスケッチ的に簡単なモニタに行 うことができる。

小包をさらに処理するため、以下のことが考慮される。アドレス位置を検出する ためには分解能の低い画像で十分であるが、これらの画像はそのためにそれぞれ 全小包表面を網羅しなければならない。一方、タイプライタ−文字の大きさの文 字符号のアドレスを自動識別するためには、平方ミリメートル当たり８〜ｌＯ画 素の分解能が必要である０選別すべき小包の最大の大きさは約６００／６００／ １０００ｍｍ　（幅／高さ／長さ）であるから、自動文字認識に、アドレス位置 検出に対して用いたのと同じ画像を使用しようとすれば６０００ｘｌＯＯＯＯ画 素数の画像が必要となる。

輸送路上の小包の振動のため非常に制限的にしか使用することのできない線カメ ラを別にしても、この大きさの画像検出は現在のところ適当な価格で行うことは できない。従って図１の装置は、小包の第１段階処理で適切な分解能のカメラを 使用することができても、異なる分解能の画像を２段階で記録する。ここではま ずカメラｌＯ〜６０により、小包全体を検出する、荒い横方向分解能の画像（粗 走査）を形成し、アドレスの位置を検出するために上に延べたように評価する。

評価は以下のように行う。

１、タッチスクリーン上の指指示 ２、画像スクリーン上の光ペン ３、マウスおよびディジタル化テーブルまたは同等の位置指示装置 ここでは、操作者が画像スクリーンのみで作業し、付加的面で作業せず、他の道 具を必要としない１の解決策が有利であるが、アドレスフィールドの位置決めが 比較的不正確である欠点もある。解決策２および３はこれに対して微妙な位置決 めの可能性を提供する。

解決策２および３による、アドレスのマーキングお′よび記録フィールドの検出 は以下のように変形して行う。

一記録フイールドの中央をマーキングする。その際、選択した記録フィールドを モニタ前に表示することによるフィードバックが可能である。

−記録フィールドの２つのコーナをマーキングする。

その際、記録フィールドは可変の大きさおよび形状を有することができる。

一シンボルを、記録フィールドと同じ大きさおよび形状の文字フィールド上に位 置決めする。

記録フィールドにより小包表面の一部が検出され、この一部表面から横方向に高 分解能の画像が形成される。この画像は文字認識のために評価される。そのため に、カメラ７０．８０．９０．１００．１１０が設けられており、これらのカメ ラにより位置決めまたは移動を必要とせずに小包全体の画像記録もこの場合可能 である。これらのカメラの記録窓は、光学機構を用いて小包のそれぞれの表面内 で任意に位置決めすることができる。その際、これらのカメラの分解能は自動文 字認識に対して適切に選択される。

粗走査の後、小包は搬送装置により微走査領域に輸送される０図１の装置では、 スリット３を通した粗走査のために用いられる線カメラは小包下面の走査のため に次のように選択される。すなわちこのカメラは、文字認識のための十分な分解 能を有している場合小包の全幅を走査するように選択される。これにより、カメ ラの複雑な画像を粗走査の評価のために利用することができ、一方、この画像の 一部を完全な分解能で自動文字認識のために使用することができる。これにより 微走査用のカメラを節約することができる。ここに図示されていない本発明の実 施例では、小包下面の微走査用の付加的カメラと別のスロットが設けられる。

この場合、粗走査により検出されたアドレス領域の位置から６つのカメラの選択 が行われ、その記録窓の位置決めが制御される。

上に示した装置の実施例では粗走査した６つの画像の評価は手動で行われる。一 方別の実施例ではこの評価を自動で行うことができる。そのためには、単に次の ような領域について粗走査した６つの画像すべてを調べる。すなわち、選択的特 徴において小包上のアドレスラベルないしアドレス領域のモデルと一致した領域 を調べる。この種の特徴とは、例えば、面の周囲に対する色コントラスト、面の 周囲に対する濃淡値コントラスト、この面の形状、面内の黒化領域の位置と数、 他の特徴のはっきりとした対象物および小包の輪郭に対する関連位置である。画 像認識の公知の方法では、粗走査した画像から自動的に、高確率でアドレス領域 を有する画像を選択する。これに基づき、この領域め〜微走査が行われる。この 第１のステップにおいて、画像を自動符号認識装置に既に供給することができる 。

微走査は、粗走査した画像が符号認識装置から機械読み取り不能として拒絶され た場合のみ行われる。微走査した画像の評価は、上に延べた符号認識装置に対し て付加的にまたは選択的に、１つまたは複数のビデオコード化装置により行うこ とができる。これは例えば、種々異なる読み取り性の宛名を有する小包が混合し て到来し、機械読み取り不能として拒絶されたアドレスを補正コード化部に供給 することができる場合に有利である。

微走査した画像の評価後に、すなわち、アドレスの識別後に、公知の手段により 分配コードの配属を行う。

この分配コードは小包に被着され、この分配装置によりここでは詳細に図示しな い選別装置における分配を制御する。

上に示した本発明の実施例では粗走査用の６つのカメラと、微走査用の６つない し５つのカメラを有しており、小包は個別化および搬送区間での整列後に新たな 移動を必要としないが、より少ない数のカメラを有する別の実施例では、１回ま たは２回の回転または反転が必要である。この回転または反転は相応の機構によ り自動的に実行される。

要約 、−＝−、−−−−−−ＰＣＴ／ＥＰ　９０１０２２３４国際調査報告

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. １．小包等を、その表面に被着されたアドレス、宛名等に相応して、個別化装置 および搬送装置により分配する方法において、 −搬送区間に沿って、前もって個別化した各小包の部分表面全てを光学的に走査 し、 −各小包毎に、小包の部分表面の画像を形成し、後の評価のために同時にまたは 近似的に同時に画像表示を行い、 −各選択した画像に、該画像に相応する小包の分配のための選別情報を配属する ことを特徴とする分配方法。
2. ２．共通の評価のために画像を１つまたは複数のモニタに表示する請求項１記載 の方法。
3. ３．各小包毎に第１のステップにおいて、粗走査を実行し、小包の部分表面を１ つ選択し、第２のステップにおいて、選択した部分表面の一部画像の微走査およ び表示を行う請求項２記載の方法。
4. ４．第１のステップにおいて既に、小包下面を搬送区間のスロットを通して、高 分解能の線カメラにより走査する請求項３記載の方法。
5. ５．粗走査の静止画像または運動画像を使用する請求項３または４記載の方法。
6. ６．粗走査した画像を自動符号認識装置に供給し、該装置により画像を評価し、 粗走査した画像が拒絶された場合のみ、微走査のために１つの部分表面を選択す る請求項３から５までのいずれか１記載の方法。
7. ７．微走査した表面の画像を自動符号認識装置に供給する請求項３から６までの いずれか１記載の方法。
8. ８．自動符号認識装置により拒絶された画像を、正しいアドレス、宛名等の入力 のための１つまたは複数のビデオコード化装置に供給する請求項８記載の方法。
9. ９．自動符号認識装置またはビデオコード化装置と電気的に接続された選別手段 により、小包等をアドレス、宛名等に依存して選別する請求項８記載の方法。
10. １０．アドレス、宛名等にコードを配属し、小包等に、被着する請求項８記載の 方法。
11. １１．小包等を、その表面に被着されたアドレス、宛名等に相応して、個別化装 置および搬送装置により分配する装置において、 −搬送区間が設けられており、該区間に沿つて個別化された小包が移動され、 −搬送区間にスロットが設けられており、該スロットの上を小包等が移動され、 搬送区間には小包の全ての部分表面を光学的に走査するための手段が設けられて おり、小包等の下面を光学的に走査する当該手段は所定のスロットに配置されて おり、 さらに、小包部分表面の面像を表示し、同時または近似的に同時に当該画像の１ つまたは複数を選択する手段と、 選択した画像の所定領域を選択し、相応の部分表面を走査し、当該領域の所定の 分解能の画像を形成するための手段と、 選択した領域の前記画像中に含まれるアドレス、宛名等に分配コードを配属する ための手段とを有していることを特徴とする分配装置。
12. １２．部分表面全てを光学的に走査するため６つのカメラが設けられている請求 項１１記載の装置。
13. １３．小包下面走査のために、高分解能の線カメラが設けられている請求項１１ 記載の装置。
14. １４．分配コードをアドレス、宛名等に配属するため、自動符号誘識手段が設け られている請求項１１から１３までのいずれか１記載の装置。
15. １５．分配コードをアドレス、宛名等に配属するため、複数のビデオコード化装 置が設けられている請求項１１から１４までのいずれか１記載の装置。