JPH0432383B2 - - Google Patents

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JPH0432383B2
JPH0432383B2 JP55062207A JP6220780A JPH0432383B2 JP H0432383 B2 JPH0432383 B2 JP H0432383B2 JP 55062207 A JP55062207 A JP 55062207A JP 6220780 A JP6220780 A JP 6220780A JP H0432383 B2 JPH0432383 B2 JP H0432383B2
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、電子写真法、静電印刷法、静電記録
法などにおいて形成される静電荷像を現像するた
めのトナーに関するものである。 一般に静電荷像は、結着剤樹脂より成る微粒子
体中に着色剤などが含有されて成るトナーにより
現像されるが、斯しく得られるトナー像はその支
持体に定着される必要がある。この定着方法とし
ては種々のものが知られているが、特に加熱ロー
ラ定着器等による接触加熱定着方式は、熱板定着
器等による無接触加熱方式に比較して熱効率が高
い点で優れており、特に高速定着が可能である点
で好ましいものである。 しかしながら、接触加熱定着方式により定着可
能なトナーであるためには、その結着剤樹脂を、
加熱温度で確実にトナーが軟化するよう低分子量
重合体成分と、加熱ローラにトナーの一部が付着
して生ずるオフセツトげ現象を防止するために必
要な高分子量重合体成分とにより構成するのが好
ましいとされており、例えば特開昭50−134652号
公報にはスチレン−アクリル系の低分子量重合体
成分の高分子量重合体成分を混合して用いたトナ
ーが開示されており、又特開昭54−114245号公報
にはスチレン−アクリル系の低分子量重合体成分
とシチレン−ブタジエン系の高分子量重合体成分
を混和して用いたトナーが開示されている。 しかしながら従来の斯かる高分子量重合体成分
を含有するトナーは、いずれも当該高分子量重合
体成分を含有していることから、例えば熱板定着
器等による非接触型定着に付されるトナーと比較
して軟化点が高くなつてしまい、従つて加熱ロー
ラーの設定温度を相当に高くしなければならず、
消費エネルギーが多く、予熱時間が長くなり定着
器の耐用時間が短くなる等実用上の問題があつ
た。 然るに斯かる問題を回避するために結着剤樹脂
の種類、組成又は分子量を調節してその軟化点を
低下せしめようとすると、必然的に結着剤樹脂の
ガラス転移点も低下するようになる結果、当該ト
ナーの凝集温度が低下、貯蔵中、或いは現像器中
においても凝集が生ずるようになり、トナーとし
て使用不能な状態に陥るという大きな障害が現わ
れるようになる。この凝集性の点から、一般に許
容される結着剤樹脂のガラス転移点は50℃以上、
好ましくは55℃以上である。 以上要するに、従来においては、結着剤樹脂に
低分子量重合体成分と高分子量重合体成分とを含
有させることにより接触加熱定着方式におけるト
ナーのオフセツト防止効果を付与し得たとして
も、低い軟化点と高いガラス転移点という相反す
る特性を共に有するものとはなりえず、従つて接
触加熱定着方式における定着性及び貯蔵中の非凝
集性を兼ね具えたトナーは得られていないのが実
情である。 本発明は以上の如き点に鑑み、結着剤樹脂の主
成分樹脂を低分子量重合体成分(以下「L成分」
という。)と高分子量重合体成分(以下「H成分」
という。)とより成るものとして、L成分及びH
成分を構成する重合体の種類(又は組成)、並び
にL成分及びH成分のガラス転移点及び分子量、
更にはL成分とH成分との割合を、主成分樹脂組
成物のガラス転移点および重量平均分子量/数平
均分子量の値と共に規制又は特定することによ
り、軟化点が低くて接触加熱定着方式によりオフ
セツトを発生することなく極めて好適に定着せし
めることが可能であり、しかも凝集が生ずる最低
温度が高い静電荷像現像用トナーを提供すること
を目的とする。 斯かる目的は、結着剤樹脂に着色剤が分散され
て成る静電荷像現像用トナーにおいて、前記結着
剤樹脂がL成分とH成分とより成る主成分樹脂組
成物を含有して成り、 前記主成分樹脂組成物のL成分及びH成分は単
量体の種類が互いに異なる重合体であり、かつ各
成分は、スチレン系単量体を重合させたスチレン
系重合体、アクリル系単量体を重合させたアクリ
ル系重合体及びスチレン系単量体とアクリル系単
量体を重合させたスチレン−アクリル系重合体よ
り成る群から選ばれる重合体より成り、 前記L成分はガラス転移点が50℃以上であつて
重量平均分子量が50000以下であり、前記H成分
成分はガラス転移点が43℃以上65℃以下であつて
重量平均分子量が80000以上であり、 前記主成分樹脂組成物は、そのガラス転移点が
50℃以上で重量平均均分子量/数平均分子量の値
が3.5以上であり、かつ前記H成分がL成分100重
量部に対して10〜50重量部であることを特徴とす
る静電荷像現像用トナーによつて達成される。 本発明において、L成分及びH成分としてはス
チレン系単量体を重合させて得られるスチレン系
重合体、アクリル系単量体を重合させて得られる
アクリル系重合体及びスチレン系単量体とアクリ
ル系単量体を重合させて得られるスチレン−アク
リル系重合体より成る群から選ばれる重合体が用
いられるが、ここに、スチレン系単量体として
は、例えばスチレン、o−メチルスチレン、m−
メチルスチレン、p−メチルスチレン、α−メチ
ルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメ
チルスチレン、p−n−ブチルスチレン、p−ド
デシルスチレン、p−メトキシスチレン、p−フ
エニルスチレン、p−クロルスチレン等を挙げる
ことができ、またアクリル系単量体としては、例
えばメチルアクリレート、エチルアクリート、n
−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアク
リート、ラウリルアクリレート、ステアリルアク
レート、メチルメタクリレート、エチルメタクリ
レート、n−プロピルメタクリレート、n−ブチ
ルメタクリレート、tert−ブチルメタクリレー
ト、2−エチルヘキシルメタクリレート、ラウリ
ルメタクリレート、ステアリルメタクリレート、
シクロヘキシルメタクリレート、2−ヒドロキシ
エチルメタクリレート、グリシジルメタクリレー
ト、ジメチルアミノエチルメタクリレート等を挙
げることができる。これらの単量体は単独にて、
もしくは数類を混合して用い重合体と成し得る。
しかし、本発明におけるH成分はそのガラス転移
点が65℃以下、好ましくは55℃以下に保たれる事
が必要であり、従つて比較的軟質の重合体を与え
る単量体を比較的多く用いねばならない。これら
単量体の単独重合体のガラス転移点は各種文献等
にて明らかにされており、例えば単独重合体のガ
ラス転移点が約100℃を示す単量体にはスチレン、
メチルメタクリレート、tert−ブチルメタクリレ
ート等があり、同じく約60℃を示す単量体にはエ
チルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート等が
あり、同じく約20℃を示すものにはn−テトラデ
シルアクルレート、n−ブチルメタクリレート、
ジメチルアミノエチルメタクリレート等があり、
同じく約−60℃を示すものにはn−プロピルアク
リレート、n−ブチルアクリレート、ラウリルメ
タアクリレート等がある。本発明においてH成分
を得る為に数種の単量体を混合して用いる時は、
個々と単量体の重量分率を重みとして個々の単量
体の単独重合体のガラス転移点(絶対温度)の調
和平均を求めれば概略のガラス転移点を知ること
ができる。これらにより前記H成分を構成する単
量体が適宜選択される。 一方L成分についての単量体としても、スチレ
ン系単量体及びアクリル系単量体より適宜選択し
て用いられるが、本発明におけるL成分は、その
ガラス転移点が50℃以上に保たれる事が必要であ
り、比較的硬質の重合体を与える単量体を比較的
多く用いねばならない。通常、重合体のガラス転
移点は、ある分子量以下においては分子量の低下
と共に低くなる事が一般に知られている。本発明
におけるL成分についてもこの分子量低下に伴う
ガラス転移点低下を認められ、そのガラス転移点
を50℃以上、好ましは55℃以上に保とうとすれ
ば、比較的硬質の単量体をより多く用いねばなら
ない。 以上のように本発明におけるH成分とL成分と
は、自ずから互いに異なつた種類の単量体組成に
より得られるものであるが、H成分の単独重合体
のガラス転移点が65℃以下であり、L成分の単独
重合体のガラス転移点が50℃以上であり、これら
両成分より成る主成分樹脂のガラス転移点が50℃
以上となるものであれば、スチレン系単量体及び
アクリル系単量体より適宜選択して用いることが
できる。 尚本発明における「ガラス転移点」とは、対象
重合体について示差走査熱量計によつて次に記す
条件で測定される値をいう。 微扮砕した対象重合体の試料20±5mgをアルミ
ニウム製のパンに入れ、昇温速度10℃/分として
0℃より加熱昇温して、試料のガラス転移による
吸収ピークの外挿開始点の温度をガラス転移点と
する。温度補正は、インジウムの融点を154℃
(外挿開始点)とすることにより行なう。 本発明において、前記L成分は50000以下の重
量平均分子量を有し、前記H成分が80000以上の
重量平均分子量を有するものする。さらに又本発
明の前記主成分樹脂の重量平均分子量Mwと数平
均分子量Moとの比Mw/Moの値が3.5以上となる
ように各成分の種類、組成、分子量及び両成分の
割合等を選択して構成せしめる。このように主成
分樹脂の重量平均分子量/数平均分子量の値が
3.5以上であることにより、本発明の目的を確実
に達成することができる。ここで前記分子量の値
は、何れもゲルバーミエーシヨン・クロマトグラ
フイ−によつて、次に記す条件で測定される値を
いう。即ち、温度25℃においてテトラヒドロフラ
ンを溶媒として毎分1mlの流速で流し、これに濃
度0.4g/dlのテトラヒドロフラン試料溶液を、
試料重量で8mg注入してカウント測定をする。測
定条件としては、対象試料の分子量分布が、数種
の単分散ポリスチレン標準試料により得られる検
量線における分子量の対数とカウント数が直線と
なる範囲内に包含される条件を選択する。本測定
の信頼性は、上述の測定条件で行なつたNBS706
ポリスチレン標準試料(重量平均分子重Mw
28.8×104、数平均分子量Mo=3.17×104、Mw
Mo=2.11)のMw/Moの値が2.11±0.10となるこ
とにより確認する。 更に、本発明においては、H成分の割合は、L
成分100重量部に対して10〜50重量部とされる。
このH成分の割合が50重量部を越える場合には、
得られるトナーに良好な低温定着性が得られない
おそれがある。 本発明における主成分樹脂は以上の諸特性を有
するうものであればいかなる製法によるものであ
つてもよいが、例えば、重合によりL成分かH成
分の何れか一方の成分を構成する重合体を生成せ
しめ、この重合体を、地方の成分を構成する重合
体を与える単量体に溶解せしめて第2段重合を行
なつて地方の成分を構成する重合体を生成せしめ
る方法、その他を利用することができる。 本発明における結着剤樹脂は、何れも前記スチ
レン系重合体、アクリル系重合体及びスチレン−
アクリル系重合体から選ばれる重合体からなるL
成分とより成る主成分樹脂組成物を含有するもの
であるが、必要に応じて通常静電荷像現像用トナ
ーの結着剤として用いられる他の樹脂を、摩擦帯
電特性の安定性及び粉砕性の向上等の特性を改良
する目的で含有せしめることができる。斯かる樹
脂としては、例えばロジン変性フエノールホルマ
ン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、セル
ローズ樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリエステル樹
脂、スチレン−ブタジエン樹脂、及び前記L成分
若しくはH成分に該当しないスチレン樹脂、アク
リル樹脂、スチレン−アクリル樹脂等を挙げるこ
とができる。これらの樹脂の添加量は、本発明の
効果が損われない範囲内であつて、それは結着剤
樹脂全体の約30重量%以下である。 前記L成分及びH成分を製造する方法として
は、溶液重合法、塊状重合法等を用いることが可
能である。尚既述のように、前記L成分はその重
量平均分子量が50000以下であり、H成分はその
重量平均分子量が80000以上であることが必要で
ある。これらの平均分子量の調整は、一般に知ら
れている如く、例えば、使用する重合開始剤や連
鎖移動剤の種類及びその使用量、又重合反応温度
等を調整する事により行なうことができる。 本発明静電荷像現像用トナーにおいては、上述
の結着剤重合体中に、任意の適当な顔料又は染料
を任意に用いることができ、例えば、カーボンブ
ラツク、ニグロシン染料(C.I.No. 50415B)、ア
ニリンブルー(C.I.No.50405)、カルコオイルブル
ー(C.I.No. azoec Blue 3)、クロームイエロー
(C.I.No. 14090)、ウルトラマリンブルー(C.I.No.
77103)、デユポンオイルレツド(C.I.No.
26105)、オリエントオイルレツド#330(C.I.No.
60505)、キノリンイエロー(C.I.No.47005)、メチ
レンブルークロライド(C.I.No. 52015)、フタロ
シアニンブルー(C.I.No. 74160)、マラカイトグ
リーンオクサレート(C.I.No. 42000)、ランプブ
ラツク(C.I.No.77266)、ローズベンガル(C.I.No.
45435)、その他を単独で又は混合して使用するこ
とができる。この着色剤は、現像により十分な可
視像が形成されるよう、十分な割合で含有される
ことが必要であり、通常、結着剤重合体100重量
部に対して1〜20重量部程度の割合とされる。 本発明静電荷像現像用トナーは、後述するよう
に、加熱ローラー定着器等による定着においてオ
フセツト現象の発生を抑止する特性、即ち非オフ
セツト性を有する点に特長の一つを有するもので
あるが、この非オフセツト性を更に完全なものと
するために、必要に応じて離型性を有する物質を
当該トナー中に含有せしめることができる。 本発明静電荷像現像用トナーは以上の通りであ
るから、その結着剤樹脂が、特定のL成分と、こ
のL成分に対して特定の割合の特定のH成分とよ
り成る主成分樹脂組成物を含有するため、そのL
成分により定着可能性が確保されると共にH成分
により非オフセツト性が得られ、従つて加熱ロー
ラー定着器等の接触加熱定着方式によつて好適な
定着を確実に達成することができ、その上H成分
のガラス転移点を65℃以下、好ましくは55℃以下
としているため結着剤樹脂全体の軟化点を大きく
低下せしめることができる。しかもこの結着剤樹
脂の主成分樹脂のガラス転移点は50℃以上、好ま
しくは55℃以上であるので、本発明トナーは凝集
が生ずる最低温度が高くなり、通常の条件下にお
ける貯蔵若しくは使用において凝集が生ずること
がない。 斯かるトナーのガラス転移点と凝集性との相関
関係については、文献「セカンド・インターナシ
ヨナル・コンフアランス・オン・エレクトロホノ
グラフイー」予稿集第97頁第3図に記載されてい
る。 以上のように本発明トナーは、従来のものに比
し、定着可能性、非オフセツト性及び非凝集性を
確保しながら軟化点の低下を実現し得たものであ
つて、これにより例えば定着器における設定温度
を低下せしめるうこと、更に高い速度で定着を達
成すること、定着器の予熱時間の短縮を図ること
が可能であり、結局経費のかからぬトナーを提供
することができる。尚本発明は、磁性体粉末を含
有する一成分系トナーについても適用可能であ
る。 以下本発明の実施例について説明するが、これ
らにより本発明が限定されるものではない。尚
「部」は重量部を表わす。 実施例 1 〔結着剤樹脂の製造〕 1セパラブルフラスコにポリビニルアルコー
ル部分ケン化物「ゴーセノールGH−17」(日本
合成化学工業社製)0.1gを入れて蒸留水100mlに
溶解し、その中に第1表に示した単量体混合物A
を加えて懸濁分散せしめ、気相を窒素ガスに置換
した後、温度80℃に昇温してこの温度状態に15時
間保つて第1段重合を行なつた。その後反応系を
温度40℃に冷却して第1表に示したモノマー混合
物Bを添加し、温度40℃において2時間撹拌を続
けた後、別途調整しておいた「ゴーセノールGH
−17」0.4gを蒸留水100ml中に溶解せしめた溶液
を前記系に滴下して加え、その後温度を80℃に再
昇温してその温度に8時間保ち、さらに95℃に昇
温して2時間保ち、第2段重合を完了せしめた。
その後系を冷却して周型物を分離し脱水及び洗浄
を繰返した後乾燥してH成分のL成分とより成る
重合体を得た。この重合体に重量平均分子量Mw
は71000、Mw/Moは7.5、ガラス転移点は67℃、
軟化点は133℃であつた。尚前記単量体混合物A
を第1段重合と同様の条件で重合せしめて得られ
る高分子重合体aの重量平均分子量Mwは350000、
ガラス転移点は48℃であり、又単量体混合物Bを
単独で第2段重合と同様の条件で重合せしめて得
られる低分子量重合体bの重合平均分子量Mw
16000、ガラス転移点は70℃であつた。なお、本
発明でいう軟化点は、JISK2531−1960に規定さ
れる環球法により測定される値である。
【表】 〔トナーの製造〕 以上のようにして得られた重合体100部、カー
ボンブラツク10部及びニグロシンベースEX(C.I.
No. 50415B)2部を混合してボールミルにより
約24時間分散せしめた後、熱ロールにより混練
し、冷却後粉砕して平均粒径約13〜15ミクロンの
本発明トナーを製造した。これを「試料1」のす
る。 実施例 2 スチレン65部、2−エチルヘキシルメタルクリ
レート35部により成り、その単独重合体が重量平
均分子量300000、ガラス転移点53℃である、H成
分用単量体混合物30gと、スチレン95部、n−ブ
チルメタクリレート5部より成り、その単独重合
体が重量平均分子量6000、ガラス転移点63℃であ
る、L成分用単量体混合物100gとを用いて実施
例1と同様に合成することにより、重量平均分子
量74000、Mw/Mo19.0、ガラス転移点60℃、軟
化点128℃の重合体を得た。 この重合体を結着剤樹脂として用い、実施例1
におけるトナーの製造方法の同様にして本発明ト
ナーを製造した。これを「試料2」とする。 実施例 3 スチレン70部、エチルアクリレート20部、n−
ブチルアクリレート10部より成り、その単独重合
体が重量平均分子量230000、ガラス転移点47℃で
ある。H成分用単量体混合物50gと、スチレン80
部、α−メチルスチレン15部、メチルアクリレー
ト5部より成り、その単独重合体が重量平均分子
量4500、ガラス転移点65℃である、L成分用単量
体混合物100gとを用いて実施例1と同様に合成
することにより、重量平均分子量80000、Mw
Mo24.0、ガラス転移点58℃、軟化点122℃の重合
体を得た。 この重合体を結着剤樹脂として用い、実施例1
におけるトナーの製造方法と同様にして本発明ト
ナーを製造した。これを「試料3」とする。 実施例 4 メチルメタクリレート70部、ステアリルメタク
リレート15部、2−エチルヘキシルアクリレート
15部より成り、その単独重合体が重量平均分子量
280000、ガラス転移点51℃である、H成分用単量
体混合物10gと、メチルメタクリレート90部、n
−ブチルアクリレート5部、n−ブチルメタクリ
レート5部より成り、その単独重合体が重量平均
分子量13000、ガラス転移点68℃である、L成分
用単量体混合物100gとを用いて実施例1と同様
に合成することにより、重量平均分子量37000、
Mw/Mo5.2、ガラス転移点63℃、軟化点127℃の
重合体を得た。 この重合体を結着剤樹脂として用い、実施例1
におけるトナーの製造方法と同様にして本発明ト
ナーを製造した。これを「試料4」とする。 実施例 5 メチルメタクリレート30部、n−ブチルメタク
リレート70部より成り、その単独重合体が重量平
均分子量250000、ガラス転移点43℃である、H成
分用単独混合物30gと、スチレン85部、α−メチ
ルスチレン15部より成り、その単量体重合体が重
量平均分子量4800、ガラス転移点69℃である、L
成分用単量体混合物100gとを用いて実施例1と
同様に合成することにより、重量平均分子量
61000、Mw/Mo19.8、ガラス転移点61℃、軟化
点124℃の重合体を得た。 この重合体を結着剤樹脂として用い、実施例1
におけるトナーの製造方法と同様にして本発明ト
ナーを製造した。これを「試料5」とする。 実施例 6 第2表に示す単量体混合物Cを合成例1におけ
る第1段重合と同様の条件で重合せしめて重合体
を得た。この重合体の重量平均分子量は240000、
ガラス転移点は56℃であつた。この重合体30g
を、還流冷却管を装着した1セパラブルフラス
コ中にてトルエン200gに溶解してこの溶液を沸
点まで昇温し、この温度において第2表の単量体
混合物Dを4時間かけて滴下し、さらに重合を完
結する為沸点温度に2時間保つた。その後真空乾
燥によつてトルエンを除去し、H成分とL成分と
よりな成る重合体を得た。この重合体の重量平均
分子量Mwは59000、Mw/Moは19.0、ガラス転移
点は58℃、軟化点は129℃であつた。尚単量体混
合物Dを同様の条件により単独に重合せしめて得
られた重合体の重量平均分子量は4800、ガラス転
移点は59℃であつた。 この重合体を結着剤樹脂として用い、実施例1
におけるトナーの製造方法と同様にして本発明ト
ナーを製造した。これを「試料6」とする。
【表】 実施例 7 スチレン50部、n−ブチルメタクリレート50部
より成り、その単独重合体が重量平均分子量
210000、ガラス転移点55℃である、H成分用単量
体混合物30gと、メチルメタクリレート80部、n
−ブチルメタクリレート20部より成り、その単独
重合体が重量平均分子量6700、ガラス転移点56℃
である、L成分用単量体混合物100gとを用いて
実施例6と同様に合成することにより、重量平均
分子量54000、Mw/Mo12.4、ガラス転移点55℃、
軟化点125℃の重合体を得た。 この重合体を結着剤樹脂として用い、実施例1
におけるトナーの製造方法と同様にして本発明ト
ナーを製造した。これを「試料7」とする。 実施例 8 スチレン75部、n−ブチルアクリレート25部よ
り成り、その単独重合体が重量平均分子量
180000、ガラス転移点49℃である、H成分用単量
体混合物20gと、スチレン100部より成り、その
単独重合体が重量平均分子量5400、ガラス転移点
73℃である、L成分用単量体混合物100gとを用
いて実施例6と同様に合成することにより、重量
平均分子量35000、Mw/Mo10.7、ガラス転移点
68℃、軟化点131℃の重合体を得た。 この重合体を結着剤樹脂として用い、実施例1
におけるトナーの製造方法と同様にして本発明ト
ナーを製造した。これを「試料8」とする。 実施例 9 実施例1における単量体混合物Aをその第1段
重合と、同様の条件で重合せしめて高分子量重合
体aを得、一方同じく単量体混合物Bのその第2
段重合の同様の条件で単独に重合せしめて低分子
量重合体bを得た。前記高分子量重合体a15gと
前記低分子重合体b100gとを300mlの溶剤テトラ
ヒドロフラン中に溶解せしめて30分間スリーワン
モーターにより混合分散を行なつた後、テトラヒ
ドロフランをエバポレーターにより除去すること
により、前記重合体aと重合体bを構成成分とす
る均質な重合体を製造した。この重合体のMw
59000、Mw/Moの値は6.5、ガラス転移点は65
℃、軟化点は128℃であつた。この重合体を結着
剤樹脂として用い、実施例1におけるとトナーの
製造方法と同様にして本発明トナーを製造した。
これを「試料9」とする。 比較例 1 スチレン70部、n−ブチルアクリレート30部よ
りなり、その単独重合体が重量平均分子量
280000、ガラス転移点34℃である、H成分用単量
体混合物50gと、スチレン70部、n−ブチルメタ
クリレート30部より成り、その単独重合体が重量
平均分子量10000、ガラス転移点56℃である、L
成分用単量体混合物100gとを用いて実施例1の
同様に合成することにより、重量平均分子量
100000、Mw/Mo13.6、ガラス転移点47℃、軟化
点121℃の重合体を得た。 この重合体を結着剤樹脂として用い、実施例1
におけるトナーの製造方法と同様にして比較用ト
ナーを製造した。これを「比較試料1」とする。 この比較試料1の結着剤樹脂は、その主成分樹
脂のガラス転移点が50℃未満のものである。 比較例 2 スチレン45部、メチルメタクリレート10部、n
−ブチルメタクリレート45部より成り、その単独
重合体が重量平均分子量210000、ガラス転移点65
℃である、H成分用単量体混合物50gと、スチレ
ン80部、n−ブチルアルリレート10部、n−ブチ
ルメタクリレート10部より成り、その単独重合体
が重量平均分子量9300、ガラス転移点465℃であ
る、L成分用単量体混合物100gとを用いて実施
例1の同様に合成することにより、重量平均分子
量76000,Mw/Mo11.0、ガラス転移点52℃、軟
化点136℃の重合体を得た。 この重合体を結着剤樹脂として用い、実施例1
におけるトナーの製造方法の同様にして比較用ト
ナーを製造した。これを「比較試料2」のする。
この比較試料2の結着剤樹脂は、その主成分樹脂
のL成分のガラス転移点が50℃未満のものであ
る。 比較例 3 スチレン70部、n−ブチルメタクリレート30部
より成り、その単独重合体が重量平均分子量
260000、ガラス転移点73℃である、H成分用単独
量体混合物30gと、スチレン70部、n−ブチルメ
タクリレート30部より成り、その単独重合体が重
量平均分子量12000、ガラス転移点58℃である、
L成分用単量体混合物100gとを用いて実施例1
と同様に合成することにより、重量平均分子量
69000、Mw/Mo9.0、ガラス転移点61℃、軟化点
15.8℃の重合体を得た。 この重合体を結着剤樹脂として用い、実施例1
におけるトナーの製造方法と同様にして比較用ト
ナーを製造した。これを「比較試料3」とする。
この比較試料3の結着剤樹脂は、その主成分樹脂
のH成分のガラス転移点が65℃を越えるものであ
る。 比較例 4 スチレン80部、n−ブチルアクリレート20部よ
り成り、その単独重合体が重量平均分子量
310000、ガラス転移転53℃である、H成分用単量
体混合物30gと、スチレン80部、n−ブチルアク
ルレート20部より成り、その単独重合体が重量平
均分子量15000、ガラス転移点40℃である、L成
分用単量体混合物100gとを用いて実施例1の同
様に合成することにより、重量平均分子量
83000MW/Mw8.6、ガラス転移点44℃、軟化点
123℃の重合体を得た。 この重合体を結着剤樹脂として用い、実施例1
におけるトナーの製造方法と同様にして比較例ト
ナーを製造した。これを「比較試料4」とする。 この比較試料4の結着剤樹脂は、その主成分樹
脂及びそのL成分のガラス転移点が何れも50℃未
満のものである。 比較例 5 スチレン100部より成り、その単独重合体が重
量平均分子量180000、ガラス転移点100℃である、
H成分用単量体混合物20gと、スチレン70部、2
−エチルヘキシルメタクリレート30部より成り、
その単独重合体平均分子量12000、ガラス転移点
43℃である、L成分用単量体混合物100gとを用
いて実施例6と同様に合成することにより、重量
平均分子量40000、Mw/Mo5.6、ガラス転移点53
℃、軟化点146℃の重合体を得た。 この重合体を結着剤樹脂として用い、実施例1
におけるトナーの製造方法の同様にして比較用ト
ナーを製造した。これを「比較試料5」とする。
この比較試料5の結着剤樹脂は、その主成分樹脂
のH成分のガラス転移点が65℃を越え、L成分の
ガラス転移点が50℃未満のものである。 比較例 6 スチレン70部、n−ブチルメタクリレート30部
より成り、その単独重合体が重量平均分子量
250000、ガラス転移点74℃である、H成分用単量
体混合物25gと、スチレン70部、2−エチルヘキ
シルメタクリレート30部より成り、その単独重合
体が重量平均分子量8800、ガラス転移点37℃であ
る、L成分用単量体混合物100gを用いて実施例
6と同様に合成することにより、重量平均分子量
57000、Mw/Mo10.5、ガラス転移点45℃、軟化
点133℃の重合体を得た。 この重合体を結着剤樹脂として用い、実施例1
におけるトナーの製造方法と同様にして比較用ト
ナーを製造した。これを「比較試料6」とする。
この比較試料6の結着剤樹脂は、その主成分樹脂
及びそのL成分のガラス転移点が何れも50℃未満
であり、H成分のガラス転移点が65℃を越えるも
のである。 比較例 7 スチレン50部、メチルメタクリレート20部、ブ
チルメタクリレート30部より成り、その単独重合
体が重量平均分子量360000、ガラス転移点73℃で
ある、H成分用単量体混合物10gと、これと同一
の組成の単量体混合物より成り、その単独重合体
が重量平均分子量16000、ガラス転移点61℃であ
る、L成分用単量体混合物100gとを用いて実施
例1の同様に合成することにより、重量平均分子
量48000、Mw/Mo5.4、ガラス転移点62℃、軟化
点146℃の重合体を得た。 この重合体を結着剤樹脂として用い、実施例1
におけるトナーの製造方法と同様として比較用ト
ナーを製造した。これを「比較試料7」のする。
この比較試料7の結着剤樹脂は、その主成分樹脂
のH成分とL成分とが同一組成であり、H成分の
ガラス転移点が65℃を越えるものである。 以上のようにして得られた試料1〜9並びに比
較試料1〜7の各々4部を、平均粒径約50〜80ミ
クロンの鉄粉キヤリア96部の混合して合計16種の
現像剤を作り、これらについて定着テストと凝集
性テストとを行なつた。 定着テストにおいては、通常の電子写真法によ
る形成した静電荷像をそれらの現象剤の各々によ
り現像せしめた後、得られたトナー像を転写紙上
に転写し、表層がテフロン(デユポン社製ポリテ
トラフルオロエチレン)より成る加熱ローラーと
表層がシリコンゴム「KE−1300R.T.V.」(信越
化学工業社製)より成る圧着ローラーとを具えた
定着器により、線スピードを150mm1秒に設定し
加熱ローラーの温度を種々の温度に設定して前記
トナー像を定着せしめるようにし、試料並びに比
較試料による現像剤の各々について、加熱ローラ
ーにおいて定着可能な最低温度を求めた。結果は
第3表に示す通りである。 又定着器により転写紙上のトナー像を定着した
後、トナー像を担特しない白紙の転写紙を前記定
着器に給送して当該転写紙にトナー汚れが生ずる
かどうか即ち、オフセツト発生の有無を調べた。
このとき試料及び比較試料のそれぞれについて定
着器の温度を変化させて、オフセツト現象が生ず
る最低の温度(オフセツト発生最低温度)を求
め、その結果を第3表に示した。 又凝集性テストにおいては、各試料及び比較試
料を容器に入れて温度40℃の雰囲気中に24時間放
置し、凝集の有無を調べた。結果は第3表に示す
通りである。
【表】
【表】 この第3表の結果から明らかになるように、本
発明によるトナーはオフセツト発生最低温度が高
く定着可能な最低温度が低くてしかも凝集が発生
しないが、比較試料1,4,6のトナーは、その
結着剤樹脂の主成分樹脂のガラス転移点が低いた
めに凝集が発生して実用に供し得ないものである
ことが明らかである。又比較試料3,5,7のト
ナーは、その結着剤樹脂の主成分樹脂におけるH
成分のガラス転移点が高いために主成分樹脂の軟
化点が高く、定着可能な最低温度が高くなるこ
と、並びに比較試料2,5のトナーは、その結着
剤樹脂の主成分樹脂のガラス転移点が高くてもL
成分のガラス転移点が低いために凝集が発生して
実用に供し得ないものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 結着剤樹脂に着色剤が分散されて成る静電荷
    像現像用トナーにおいて、前記結着剤樹脂が低分
    子量重合体成分と高分子量重合体成分とより成る
    主成分樹脂組成物を含有して成り、 前記主成分樹脂組成物の低分子量重合体成分及
    び高分子量重合体成分は単量体の種類が互いに異
    なる重合体であり、かつ各成分は、スチレン系単
    量体を重合させたスチレン系重合体、アクリル系
    単量体を重合させたアクリル系重合体及びスチレ
    ン系単量体とアクリル系単量体を重合させたスチ
    レン−アクリル系重合体より成る群から選ばれる
    重合体より成り、 前記低分子量重合体成分はガラス転移点が50℃
    以上であつて重量平均分子量が50000以下であり、
    前記高分子量重合体成分はガラス転移点が43℃以
    上65℃以下であつて重量平均分子量が80000以上
    であり、 前記主成分樹脂組成物は、そのガラス転移点が
    50℃以上で重量平均分子量/数平均分子量の値が
    3.5以上であり、かつ前記高分子量重合体成分が
    低分子量重合体成分100重量部に対して10〜50重
    量部であることを特徴とする静電荷像現像用トナ
    ー。
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