JPH0426450A - 止め縫いデータ作成装置 - Google Patents

止め縫いデータ作成装置

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JPH0426450A
JPH0426450A JP2132337A JP13233790A JPH0426450A JP H0426450 A JPH0426450 A JP H0426450A JP 2132337 A JP2132337 A JP 2132337A JP 13233790 A JP13233790 A JP 13233790A JP H0426450 A JPH0426450 A JP H0426450A
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data
tacking
pitch
sewing
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横江 正明
Yoshikazu Kurono
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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/08Arrangements for inputting stitch or pattern data to memory ; Editing stitch or pattern data

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はミシンのための止め縫いデータを作成する装置
に関するものである。
従来の技術 ミシンは一般に、針を軸方向に往復動させる機構および
針と共同して縫目を形成する糸輪補足器を含む縫目形成
装置と、針の往復動方向にほぼ直角な方向に加工布等の
被縫製物を移動させる被縫製物移動装置とを備えるよう
に構成される。そして、被縫製物移動装置を縫目模様デ
ータに基づく針の往復動に同期して制御することにより
、自動的に縫目模様を形成することが広く行われている
また、ミシンにおいては、縫い始めと縫い終わりとの少
なくとも一方において糸端のほつれを防止するために止
め縫いを行うことが広く行われており、そのための止め
縫いデータを自動的に作成する装置が特開平1−262
891号公報に記載されている。
この公報に記載されたミシンは縫目模様データに基づい
て自動的に縫目模様を形成することが可能であるととも
に、縫目模様を拡大もしくは縮小するための縫目模様デ
ータの処理と、縫目模様の始めや終わりに止め縫いを行
うための止め縫いデータの作成も自動的に行うようにな
っている。
発明が解決しようとする課題 上記ミシンにおいてはミ縫い始めや縫い終わりには必ず
止め纏いが行われるようになっているが、縫目模様を構
成する縫目自体のピッチが小さい場合には糸端がほつれ
る恐れはなく、止め縫いを行う必要はない。
特に、縫目模様が縮小され、縫目ピッチが著しく小さく
なった場合には、止め縫いが行われれば縫目模様の縫目
と止め縫いの縫目とが団子状となり、縫製品の見栄えが
悪くなる。
そこで、本発明は、止め縫いが必要な場合には止め縫い
データを作成するが、不必要な場合には止め縫いデータ
を作成しない止め縫いデータ作成装置を得ることを課題
として為されたものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために、本発明に係る止め縫いデー
タ作成装置は、第1図に示すように、(a)複数の針落
ち位置データを含む縫目模様データを記憶する縫目模様
データ記憶手段lと、(b)その縫目模様データ記憶手
段に記憶された縫目模様データに基づいて、前記縫目模
様の縫い始めと縫い終わりとの少なくとも一方の予め定
められた数の縫目の縫目ピッチが一つでも基準ピッチ以
上であるか否かを判定する縫目ピッチ判定手段2と、(
C)その縫目ピッチ判定手段の判定結果が肯定である場
合には前記縫い始めと縫い終わりとの少な(とも一方に
ついてその一方の縫目ピッチより小さい縫目ピッチの止
め縫いを実行するための止め縫いデータを作成し、判定
結果が否定である場合にはその止め縫いデータを作成し
ない止め縫いデータ作成手段3とを含むように構成され
る。
作用 上記構成の止め縫いデータ作成装置においては、縫目模
様データ記憶手段1に記憶された縫目模様データに基づ
いて、縫目ピッチ判定手段2が、縫目模様の縫い始めと
縫い終わりとの少なくとも一方において、予め定められ
た数の縫目の縫目ピッチが一つでも基準ピッチ以上であ
るか否かの判定を行い、判定の結果がNOであった場合
、すなわち、一定数の縫目中に縫目ピッチが基準ピッチ
より大きい縫目が存在する場合にのみ止め縫いデータ作
成手段3が止め縫いデータを作成する。
発明の効果 したがって、基準ピッチを止め纏いが必要である縫目ピ
ッチの最小限の値に設定しておけば、止め纏いが必要で
ある場合には止め縫いデータが作成され、不必要な場合
には作成されないこととなる。それによって、止め纏い
が必要な場合にのみ止め纏いが行われることとなり、不
必要な止め縫いが行われて縫製品の見栄えが悪くなるこ
とを回避し得る。
特に、縫目模様の拡大、縮小を行うことが可能な場合に
は、止め縫いが必要であるか否かは拡大。
縮小後の縫目ピッチによって変わるため、予め止め縫い
が必要であるか否かを決めておくことができず、本発明
の効果を最も有効に享受することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図は本発明の一実施例である止め縫いデータ作成装
置を含む自動ミシンの斜視図である。テーブル10上に
ミシンアーム12が配設され、その前端部に針棒支持ケ
ース14が左右方向に移動可能に取り付けられている。
針棒支持ケース14は5本の針棒16を上下動可能に支
持しており、各針棒16の下端には針18が取り付けら
れている。各針18にはそれぞれ、図示しない糸供給源
から針棒支持ケース14上の糸調子器20および天秤2
2を経て種類の異なる糸が供給される。針棒支持ケース
14はミシンアーム12に取り付けられた針選択モータ
24により駆動されて移動し、5本の針棒16および針
18のいずれかを使用位置に位置決めする。
使用位置に位置決めされた針棒16は図示しない動力伝
達機構を介してミシンモータ26に連結され、上下方向
に往復動させられる。使用位置にある針棒16に対向す
る位置にミシンテーブル10からミシンベツド28が突
設されており、そのミシンベット28に針18と共同し
て加工布Wに縫目を形成するための糸輪捕捉器(図示省
略)が設けられていて、これら、針棒16.針18.ミ
シンモータ26.糸輪捕捉器等が縫目形成装置29を構
成している。
ミシンテーブル10の両側方には2個のX方向移動枠3
0(第2図には一方のみ図示)が矢印Yの方向に移動可
能に設けられており、図示しないX軸駆動モータにより
正逆両方向に任意の距離だけ移動させられる。両Y方向
移動枠30間には支持枠32が張り渡されており、その
支持枠32によりX方向移動枠34が矢印Xの方向に移
動可能に支持されていて、図示しないX軸駆動モータに
より正逆両方向に任意の距離だけ移動させられる。
X方向移動枠34には、加工布Wを着脱可能に保持する
加工布保持枠36が取り付けられており、結局、加工布
保持枠36はX−Y平面上の任意の位置へ移動可能であ
る。以上、X方向移動枠30゜X軸駆動モータ、X方向
移動枠34.X軸駆動モータ、加工布保持枠36等が加
工布送り装置38を構成している。
ミシンアーム12の側面にはミシン操作装置40が設け
られているが、さらに、主制御装置42および入力装置
44が接続されている。入力装置44は、キーボード4
6.マウス48およびライトペン50を含んでいる。マ
ウス48およびライトペン50は表示装置52との共同
によりデータを入力するものである。キーボード46か
ら入力されたデータ、主制御装置42において作成され
たデータ、ミシンから送られたデータ等も表示装置52
に表示される。主制御装置42には外部記憶装置54が
接続されている。この外部記憶装置54は磁気ディスク
装置もしくは磁気テープ装置で構成される。
上記各装置から成る制御部の構成を第3図に示す。主制
御装置42は、CPU60.ROM62およびRAM6
4がバス65で接続されて成るコンピュータを主体とす
るものであり、RAM64には第4図に示すように縫目
模様データメモリ66、編集データメモリ68および止
め縫いデータメモリ69がワーキングメモリ70と共に
設けられている。また、ROM62には第5図のフロー
チャートで表される縮小処理ルーチンおよび第6図のフ
ローチャートで表される縫目形成ルーチンを始めとする
種々の制御プログラムが格納されている。
前記縫目形成装置29.加工布送り装置38゜ミシン操
作装置402表示装置52および入力装置44はそれぞ
れ制御回路72,74,76.78および80を介して
CPU60に接続されている。外部記憶装置54は、R
OM82として機能する部分と、RAM84として機能
する部分と、制御回路86とを備えており、やはりCP
U60に接続されている。
以上のように構成された自動ミシンにおいては、各種の
縫目模様を形成するための縫目模様データが外部記憶装
置54に格納されており、縫目模様を形成する必要が生
じた場合には、この外部記憶装置54からRAM64の
縫目模様データメモリ66に読み込まれる。そして、C
PU60がこの縫目模様データおよびROM62に格納
された縫目形成ルーチンに基づいて、針18の往復動に
同期して加工布送り装置38を制御することにより、所
定の縫目模様が形成され、かつ、縫目模様の縫い始めに
止め縫いが必要な場合には止め纏いが行われる。
縫目模様は、読み込まれた縫目模様データ通りに形成す
ることも可能であるが、向きを変えたり、拡大、縮小し
たりして形成することも可能である。
この場合には、縫目模様データを構成する複数の針落ち
位置データにCPU60による処理が施され、編集デー
タメモリ68へ格納される。この編集データメモリ68
のデータに基づいて縫目模様が形成されれば、拡大、縮
小されあるいは回転させられた縫目模様が形成される。
拡大あるいは回転のための編集処理は通常のものである
ので説明を省略し、以下、縮小についてのみ説明する。
今、第7図に示すジグザグ模様88が選択され、それを
形成するための縫目模様データが縫目模様データメモリ
66に格納されているものとする。
この縫目模様データがそのまま実行されれば、2閣×0
.5閣の領域に20個の縫目が形成され、ジグザグ模様
88が形成される。
しかし、今、縫目模様を115に縮小することが指示さ
れ、第7図の縫目模様がそのまま115に縮小されたと
すれば、0.41×0.1閣の微細な領域に20個の縫
目が形成されることとなり、縫目が団子状となって見栄
えのよい縫目模様は形成されない。そこで、本実施例装
置においては、縫目の多くが省略されて、第8図に示す
ジグザグ模様90が形成されるようになっている。その
ための処理を、第5図のフローチャートに基づいて具体
的に説明する。
まず、ステップSl(以下、単にSlで表す。
他のステップについても同様)において、縫目模様デー
タに縫目を115に縮小するための処理が行われる。縫
目模様データは、点0゜〜02゜の座標を表す21個の
針落ち位置データから成っており、これら針落ち位置デ
ータのうちの最初の2個が縫目模様データメモリ66か
ら読み出され、それらの座標値がそれぞれ115とされ
て仮の縮小縫目模様データとされるのである。
続いて、S2において、仮の縮小縫目模様データに基づ
いて縫目ピッチP、(n=1.2.  ・・・)が演算
される。点0..0.の座標値が115とされた第8図
の点Q、、Q、について縫目ピッチP I 、すなわち
線分Q、Q、の長さが演算されるのである。そして、S
3においてこの縫目ピッチP1が基準ピッチPHG(本
実施例においては0゜2−に設定されている)以上であ
るか否かが判定される。いま仮に、縮小率が1/2であ
るとすれば、縫目ピッチP+が約0.25となるため、
この判定の結果がYESとなり、S4においてその針落
ち位置データが縮小縫目模様データとして採用され、R
AM64の編集データメモリ68に格納される。縫目ピ
ッチが比較的大きい場合には、52〜S5が繰り返し実
行されるうちに35の判定結果がYESとなり、縫目模
様データを構成する針落ち位置データのすべてが縮小処
理されて編集データメモリ68に格納される。
それに対して、第8図の場合には、S3の判定結果がN
oとなる。そのため、S6において現に読み出されてい
る針落ち位置データ(ここでは点Q1の座標値)が最終
針データであるか否かが判定される。ここでは判定の結
果はNoであるため、S7において次の針落ち位置、す
なわち点Qzまでの距離が演算され、これが縫目ピッチ
P、(ここではP、)であるとして、S3において基準
ピッチPNGと比較される。第8図の場合には、この判
定の結果も勿論NOであるため、再びS6およびS7が
実行される。この処理が繰り返されるうち、点Q、まで
の距離が演算されれば、その距離は約0、206 Mn
となり、基準ピンチPNGとして設定されている0、2
mm以上であるため、S3の判定結果がYESとなり、
S4において点Q、を表す針落ち位置データが最終的な
縮小縫目模様データを構成する針落ち位置データとして
編集データメモリ68に格納される。
続いて、S5の判定が行われるが、この判定の結果もN
Oであるため、再びS1以障が実行される0点Q9と点
Q、。以降の各点を表す針落ち位置データとの組合せに
ついて、同様の処理が行われるのであり、点Q9と点Q
18との組合せについてS3の判定結果がYESとなる
ため、点Q +sを表す針落ち位置データが最終的な縮
小縫目模様データを構成する針落ち位置データとして編
集データメモリ6日に格納される。
その後は、点Q + sと点Q +qとを表す針落ち位
置データの組合せと、点Q18と点Q2゜とを表す針落
ち位置データの組合せとについて順次S3の判定が行わ
れるが、いずれの判定結果もNoであり、後者の判定結
果がNOとなった後、S6の判定結果がYESとなるた
め、第5図の縮小処理は終了する。すなわち、本例にお
いては、点0゜〜点0、。を表す針落ち位置データの集
合から成る縫目模様データが点901点Q、および点Q
 + sの針落ち位置データから成る縮小縫目模様デー
タに変更されるのである。
なお、以上の説明は、理解を容易にするために、縫目模
様の縫目が全て同一の縫目ピッチを有する場合について
行ったが、実際には、種々の縫目ピッチを有する縫目か
ら成る縫目模様が形成されることが多く、その場合には
、一つの縫目模様内に針落ち位置データが無視される部
分と無視されない部分とが生じることとなる。
上記縫目模様の拡大、縮小のためのデータ処理はミシン
の運転開始に先立って行われるが、止め縫いデータの作
成はミシンの運転中に、第6図のフローチャートが実行
されることにより行われる。
主制御装置42が縫目模様を形成可能な状態とされれば
Sllが繰り返し実行され、起動信号の入力が待たれる
。そして、作業者によりミシン操作装置40の起動スイ
ッチが操作されればSllの判定結果がYESとなり、
S12において縫い始めの縫目ピッチP、が演算される
。本実施例においては、形成されるべき縫目模様の先頭
の3個の縫目ピッチが演算される。そして、313にお
いてこれら3個の縫目ピッチのすべてが基準ピッチ22
以上であるか否かの判定が行われる。本実施例において
、基準ピッチP2は1閣に設定されており、3個の縫目
ピッチがすべて1m以上である場合には、513の判定
結果がYESとなり、314において止め縫いデータが
作成され、315において止め纏いが実行された後、縫
目模様の第1番目の縫目が形成される。
止め縫いデータは、止め纏いが縫目模様の縫目に沿って
行われるように作成される。例えば、縫目模様が第9図
に示すジグザグ模様92である場合には、第1番目と第
2番目との針落ち位置データに基づいて止め縫いの実行
方向が決定され、縫目ピッチPsの3個の止め縫い用縫
目94を形成するための針落ち位置データが作成される
。なお、第1.第2の針落ち位置データによって形成さ
れる第1番目の縫目のピッチが第10図に示すように短
く、第1番目の縫目に沿って3個の止め縫い用縫目96
を形成し得ない場合には、第2番目以降の縫目に沿って
も止め縫い用の縫目96が形成されるように針落ち位置
データが作成される。これら針落ち位置データの作成は
、前記特開平1262891号公報に詳細に記載されて
いるものと同様であるため詳細な説明は省略する。
上記313〜515の実行後、S16において次の針落
ち位置データが読み出され、S17においてその針落ち
位置データが実行されることにより、縫目模様の第2番
目の縫目が形成される。
続いて、SlBにおいて中断指令の有無が判定される。
本実施例のミシンにおいては、糸切れが発生した場合に
はそれが検出され、ミシンが自動的に停止させられるよ
うになっており、このミシン停止指令が中断指令の一つ
である。また、本ミシンは一連の縫目形成後、自動的に
糸を切断する自動糸切り装置を備えており、この自動糸
切り装置の作動に関連して発せられる中断指令もある。
自動糸切り装置の作動指令には、自動糸切り後にミシン
を停止させるべきことを指令するものと、自動糸切り後
に加工布の位置を移動させ、起動スイッチの操作なしで
縫製を続行すべきことを指令するものとの2種類があり
、これら2種類の指令も中断指令なのである。
通常は、この中断指令は発せられていないため、31B
の判定結果がNoとなり、S19において現に実行され
た針落ち位置データが最終針用のデータであるか否かが
判定される。通常は、この判定の結果もNOとなり、再
びS16以降が実行され、316〜S19の実行の繰り
返しにより、縫目模様が形成される。そして、519の
判定結果がYESとなったとき、一連の縫目模様の形成
が終了する。
上記31Bの判定結果がYESであった場合には、S2
0の中断処理が行われる。前記3種類の中断指令に伴う
処理が行われるのである。この中断処理が行われている
間、321および322が繰り返し実行される。糸切れ
検出もしくは自動糸切り装置の作動に伴ってミシンが停
止させられた場合には、やがて作業者によって起動スイ
ッチが掻作されるため、S21の判定結果がYESとな
る。また、自動糸切り後、縫目の形成が続行される場合
には、S22の判定結果がYESとなる。
いずれの場合にも、プログラムの実行は312に戻り、
S13において止め纏いが必要であるか否かが判定され
、必要であれば314において止め縫いデータが作成さ
れ、315においてその止め縫いデータが実行される。
以上、止め纏いが必要な場合について説明したが、縫い
始めの3個の縫目がすべて基準ピッチP2より小さい場
合には止め纏いの必要がない。この場合にはS13の判
定結果がNOとなり、314およびS15が実行される
ことなく317において第1番目の縫目が形成され、以
後、516〜S19が繰り返し実行されて縫目模様が形
成される。
以上の説明から明らかように、本実施例においては、縫
目模様の拡大、縮小等が行われない場合には縫目模様デ
ータメモリ66が、また、拡大。
縮小等が行われる場合には編集データメモリ68がそれ
ぞれ縫目模様データ記憶手段1として機能する。また、
主制御装置42のS12およびS13を実行する部分が
縫目ピッチ判定手段2を構成し、315を構成する部分
が止め縫いデータ作成手段3を構成している。
次に、本発明を縫目模様の縫い終わりの止め縫いに適用
した場合の実施例を第11図に示す。
本実施例においては、通常は331〜S33が繰り返し
実行されて縫目模様が形成されるのであるが、読み出さ
れた針落ち位置データが最終針用のデータ、もしくは自
動糸切り装置作動直前のデータである場合には、S33
の判定結果がYESとなり、S34以降において止め縫
いデータの作成が行われる。
まず、S34において、模様縫目の最後の縫目のピッチ
Ptが演算され、S35においてその縫目ピッチPEが
基準ピッチ21以上であるか否かが判定される。縫目ピ
ッチPEが基準ピッチP8より小さければ止め纏いの必
要がないため、S36および337がスキップされて、
338において最終針データであるか否かが判定され、
判定の結果がYESであれば一連の縫目の形成が終了す
る。また、33Bの判定結果がNOであれば、S39に
おいて自動糸切り処理が行われる。338が実行される
のはS33がYESになった場合のみであるため、33
8の判定結果がNoであるということは現に実行された
針落ち位置データは自動糸切り直前のデータであったこ
ととなるため、自動糸切りが行われ、一連の縫目模様の
形成が終了するのである。
一方、S35の判定結果がYESであった場合、すなわ
ち、最後の縫目の縫目ピッチP、が基準ピッチPzより
大きかった場合には、止め纏いが必要であるためS36
において縫目ピッチP、で止め縫いを行うための止め縫
いデータが作成され、S37においてその止め縫いデー
タが実行される。
これら止め縫いデータの作成およびその実行は、前記実
施例と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施例においては、主制御装W42のS34およびS
35を実行する部分が縫目ピッチ判定手段2を構成し、
S36を実行する部分が止め縫いデータ作成手段3を構
成している。
なお、上記両実施例においては、止め縫いが必要である
か否かの判定基準である基準ピッチP2と止め纏いの縫
目ピッチP、とは異ならされているが、同一の値とする
ことも可能である。さらに、縫い始めと縫い終わりとの
止め纏いの基準ピッチが共にP2で同一とされているが
、これらを異ならせることも可能である。
また、縫い終わりの止め纏いが必要であるか否かが、最
終の1個の縫目の縫目ピッチが基準ピッチP、以上であ
るか否で判定されるようになっているが、縫い終わりの
複数の縫目のピッチが一つでも基準ピッチ28以上であ
るか否かで判定されるようにすることも可能である。縫
い始めの止め縫いについて基準ピッチP2と比較すべき
縫目の数も任意に定め得る。
前記両実施例においては、それぞれ縫い始めと縫い終わ
りとの一方について止め縫いデータが作成されるように
なっていたが、両方について作成されるようにすること
も可能である。さらに、止め縫いの縫目形成方向も前記
実施例におけるように個々の縫目に沿った方向に限定さ
れるわけではなく、縫目模様全体の形成方向(第7図の
実施例においては上下方向)とすることも可能である。
前記両実施例においては、止め縫いデータが縫目模様デ
ータとは別の記憶領域に格納されるようにされていた。
これは、糸切れ発生や作業者の意志による縫目形成の中
断は何時発生するか予想できないため、止め縫いデータ
は縫目模様データとは別に扱う方がよいからであって、
当初から予定されている止め縫いを行うための止め縫い
データは縫目模様データと共に同じ記憶領域に格納され
るようにすることも可能である。この場合には、ミシン
とは独立したデータ処理装置に止め縫いデータ作成機能
を持たせることにより本発明を実施することも可能であ
る。例えば、作成された止め縫いデータが磁気ディスク
、磁気テープ等に格納されるようにし、ミシンにはこれ
らの読取装置を設けるのである。
本発明は拡大、縮小機能を有するデータ処理装置に適用
した場合に特に有効なものであるが、拡大、縮小の機能
を有さない装置にも適用し得る。
その他、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変形、
改良を施した態様で実施することができる。
さらに付言すれば、前記実施例においては、縫目模様デ
ータを構成する針落ち位置データの縮小処理と、針落ち
位置データの無視処理とが並行して行われるようになっ
ているのであるが、先ず、すべての針落ち位置データに
関して縮小処理が行われた後、無視処理が行われるよう
にプログラムを変更することが可能である。逆に、基準
ピッチを指定された縮小率の逆数倍した値を演算して基
準値とし、縫目模様デニタそのものについて求めた縫目
ピッチと基準値とを比較して、針落ち位置データを無視
するか否かを決定するようにプログラムを変更すること
も可能である。
上記無視処理と止め縫いデータの不作成とは共に縫目模
様データの縮小処理によって縫目ピッチが著しく小さく
なった場合に特に必要になることであり、かつ、その必
要の有無の判定が共に縫目ピッチを基準ピッチと比較す
ることによって行われる点において共通しており、縫目
模様データの縮小処理機能を有するデータ処理装置に一
緒に適用することが望ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を概念的に示すブロック図である
。第2図は本発明の一実施例である止め縫いデータ作成
装置を含む自動ミシンの斜視図である。第3図はその自
動ミシンの制御部を示すブロック図であり、第4図はそ
の制御部のRAMの構成を概念的に示す図である。第5
図および第6図は上記制御部のROMに格納されている
制御プログラムのうち、本発明に関連の深い部分のみを
取り出して示すフローチャートである。第7図。 第8図、第9図および第10図は上記フローチャートの
実行を説明するための図である。第11図は本発明の別
の実施例におけるフローチャートである。 29:縫目形成装置  38:加工布送り装置42:主
制御装置   54:外部記憶装置92:ジグザグ模様 94.96:止め縫い用縫目

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  縫目模様データに基づいて縫目模様を形成し得るミシ
    ンのための止め縫いデータを作成する装置であって、 前記縫目模様データを記憶する縫目模様データ記憶手段
    と、 その縫目模様データ記憶手段に記憶された縫目模様デー
    タに基づいて、前記縫目模様の縫い始めと縫い終わりと
    の少なくとも一方の予め定められた数の縫目の縫目ピッ
    チが一つでも基準ピッチ以上であるか否かを判定する縫
    目ピッチ判定手段と、その縫目ピッチ判定手段の判定結
    果が肯定である場合には前記縫い始めと縫い終わりとの
    少なくとも一方についてその一方の縫目ピッチより小さ
    い縫目ピッチの止め縫いを実行するための止め縫いデー
    タを作成し、判定結果が否定である場合にはその止め縫
    いデータを作成しない止め縫いデータ作成手段と を含むことを特徴とする止め縫いデータ作成装置。
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