JP2762703B2 - 縫目模様データ処理装置 - Google Patents

縫目模様データ処理装置

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JP2762703B2 JP2132338A JP13233890A JP2762703B2 JP 2762703 B2 JP2762703 B2 JP 2762703B2 JP 2132338 A JP2132338 A JP 2132338A JP 13233890 A JP13233890 A JP 13233890A JP 2762703 B2 JP2762703 B2 JP 2762703B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はミシンにより縫目模様を形成するための縫目
模様データを処理する装置に関するものであり、特に、
縫目模様を縮小するための縫目模様データの処理に関す
るものである。
従来の技術 ミシンは一般に、針を軸方向に往復動させる機構およ
び針と共同して縫目を形成する糸輪捕捉器を含む縫目形
成装置と、上記針の往復動方向にほぼ直角な方向に加工
布等の被縫製物を移動させる被縫製物移動装置とを備え
るように構成される。そして、被縫製物移動装置を縫目
模様データに基づき、針の往復動に同期して制御するこ
とにより、自動的に縫目模様を形成することが広く行わ
れている。
この種のミシンにおいて、縫目模様データに変更を加
えることにより、縫目模様を拡大あるいは縮小する技術
が特開昭62-179491号公報,特公昭63-14999号等に記載
されている。前者には縫目模様を拡大,縮小する際の特
定の部分については拡大,縮小を行わないようにする技
術が記載されており、後者には縫目模様の拡大,縮小に
かかわらず縫目ピッチがほぼ一定になるように針落ち位
置を決定する技術が記載されている。
また、特公昭61-16193号公報には、縫目模様の拡大時
に縫目の間隔が過大となることを防止するために、縫目
数を増加させる技術が記載されている。
発明が解決しようとする課題 上記特開昭62-179491号公報に記載された技術によれ
ば、拡大もしくは縮小しては不都合が生じる部分につい
ては拡大,縮小を行わないようにすることはできるが、
縫目模様が部分的に拡大,縮小を行わなくても外観が変
わらない特殊なものである場合に限られ、一般的な縫目
模様には適用できない。また、特公昭63-14999号公報に
記載された発明によれば、拡大もしくは縮小にかかわら
ず縫目ピッチがほぼ一定となる効果が得られるが、縫目
模様が円または円弧に限られており、やはり一般的な縫
目模様には適用できない。
また、特公昭61-16193号の発明によれば、拡大時に縫
目の間隔が過大となることは回避できても、縮小時に縫
目が過密となって縫目模様の見栄えが悪くなることは避
け得ない。
本発明は、以上の事情を背景として、縫目模様の外観
が変わることも、縫目が過密になることも回避しつつ、
縫目模様の縮小を行うための縫目模様データ処理を行い
得る縫目模様データ処理装置を得ることを課題として為
されたものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために、本発明に係る縫目模様デ
ータ処理装置は第1図に示すように、(a)複数の針落
ち位置データを含む縫目模様データを記憶する縫目模様
データ記憶手段1と、(b)その縫目模様データ記憶手
段に記憶された複数の針落ち位置データのうち互いに隣
接する各対の針落ち位置データに基づいて形成される縫
目を、互いに直交する2方向の少なくとも一方について
指定の縮小率で縮小した場合の縫目ピッチが、基準ピッ
チ以上であるか否かを前記複数の針落ち位置データの一
方の端のものから他方の端のものに向かって順次判定す
る縫目ピッチ判定手段2と、(c)その縫目ピッチ判定
手段の判定結果が肯定である場合にはその対の針落ち位
置データに、単に前記単位縫目を前記縮小率で縮小する
ための変更を加えて縮小縫目模様データを作成し、判定
結果が否定である場合にはその対の針落ち位置データの
うち前記他方の端に近いものおよびそれに続く針落ち位
置データを前記縫目ピッチ判定手段の判定結果が肯定と
なるまで無視し、判定結果が始めて肯定となったときの
針落ち位置データを縮小縫目模様データの針落ち位置デ
ータとする縮小縫目模様データ作成手段3とを含むよう
に構成される。
作用 上記構成の縫目模様データ処理装置においては、縫目
模様を単純に縮小しては縫目が過密となって見栄えが悪
くなる場合に、縫目模様データを構成している複数の針
落ち位置データの幾つかが無視され、縫目ピッチが基準
ピッチ以上となる針落ち位置データのみが縮小縫目模様
データとして採用される。縫目模様を指定の縮小率で縮
小した場合の縫目ピッチが基準ピッチ以上である場合に
は、縮小された縫目模様の見栄えは悪くならないとし
て、縫目模様データに単純に縫目模様を縮小するための
処理が施されるが、基準ピッチより小さい場合には見栄
えが悪くなるとして特殊な処理が施されるのである。
縫目ピッチの判定は縫目模様データを構成する複数の
針落ち位置データの一方の端のものから他方の端のもの
に向かって行われるため、縫目ピッチの判定が行われる
ときには、一対の針落ち位置データのうち一方は縮小縫
目模様データの針落ち基地データとして採用されること
が決まっている。したがって、一対の針落ち位置データ
のうちまだ縮小縫目模様データとして採用されることが
決まっていない針落ち位置データ(これを第2針落ち位
置データとし、採用が決まっているものを第1針落ち位
置データとする)が無視されて、その第2の針落ち位置
データに隣接する針落ち位置データと第1の針落ち位置
データとの組合せで縮小縫目が形成された場合にその縫
目のピッチが基準ピッチを超えるか否かが判定され、基
準ピッチを超えればその組合せの針落ち位置データが縮
小縫目模様データとして採用されるのであるが、まだ基
準ピッチより小さい場合にはその針落ち位置データも無
視されてさらにその次の針落ち位置データと第1の針落
ち位置との組合せについて同様な判定が行われるのであ
って、同じ操作が縫目ピッチが基準ピッチを超えるまで
繰り返され、超えたときの針落ち位置データが縮小縫目
模様データとして採用されるのである。
発明の効果 したがって、縮小縫目模様には基準ピッチより小さい
縫目ピッチの縫目は含まれないこととなり、見栄えのよ
い縫目模様が形成される。しかも、本来形成されるべき
縫目の中から過密になるもののみが間引かれるのである
ため、針落ち位置データの無視によって縫目模様の外観
が変わることはなく、また、針落ち位置データの幾つか
を無視する処理は簡単な処理であるため、縮小縫目模様
データを短時間で作成することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第2図は本発明の一実施例である縫目模様データ処理
装置を含む自動ミシンの斜視図である。テーブル10上に
ミシンアーム12が配設され、その前端部に針棒支持ケー
ス14が左右方向に移動可能に取り付けられている。針棒
支持ケース14は5本の針棒16を上下動可能に支持してお
り、各針棒16の下端には針18が取り付けられている。各
針18にはそれぞれ、図示しない糸供給源から針棒支持ケ
ース14上の糸調子器20および天秤22を経て種類の異なる
糸が供給される。針棒支持ケース14はミシンアーム12に
取り付けられた針選択モータ24により駆動されて移動
し、5本の針棒16および針18のいずれかを使用位置に位
置決めする。
使用位置に位置決めされた針棒16は図示しない動力伝
達機構を介してミシンモータ26に連結され、上下方向に
往復動させられる。使用位置にある針棒16に対向する位
置にミシンテーブル10からミシンベッド28が突設されて
おり、そのミシンべット28に針18と共同して加工布Wに
縫目を形成するための糸輪捕捉器(図示省略)が設けら
れていて、これら、針棒16,針18,ミシンモータ26,糸輪
捕捉器等が縫目形成装置29を構成している。
ミシンテーブル10の両側方には2個のY方向移動枠30
(第2図には一方のみ図示)が矢印Yの方向に移動可能
に設けられており、図示しないY軸駆動モータにより正
逆両方向に任意の距離だけ移動させられる。両Y方向移
動枠30間には支持枠32が張り渡されており、その支持枠
32によりX方向移動枠34が矢印Xの方向に移動可能に支
持されていて、図示しないX軸駆動モータにより正逆両
方向に任意の距離だけ移動させられる。X方向移動枠34
には、加工布Wを着脱可能に保持する加工布保持枠36が
取り付けられており、結局、加工布保持枠36はX−Y平
面上の任意の位置へ移動可能である。以上、Y方向移動
枠30,Y軸駆動モータ,X方向移動枠34,X軸駆動モータ,加
工布保持枠36等が加工布送り装置38を構成している。
ミシンアーム12の側面にはミシン操作装置40が設けら
れているが、さらに、主制御装置42および入力装置44が
接続されている。入力装置44は、キーボード46,マウス4
8およびライトペン50を含んでいる。マウス48およびラ
イトペン50は表示装置52との共同によりデータを入力す
るものである。キーボード46から入力されたデータ,主
制御装置42において作成されたデータ,ミシンから送ら
れたデータ等も表示装置52に表示される。主制御装置42
には外部記憶装置54が接続されている。この外部記憶装
置54は磁気ディスク装置もしくは磁気テープ装置で構成
される。
上記各装置からなる制御部の構成を第3図に示す。主
制御装置42は、CPU60,ROM62およびRAM64がバス65で接続
されて成るコンピュータを主体とするものであり、RAM6
4には第4図に示すように縫目模様データメモリ66,編集
データメモリ68がワーキングメモリ70と共に設けられて
いる。また、ROM62には第5図のフローチャートで表さ
れる縮小処理ルーチンを始めとする種々の制御プログラ
ムが格納されている。
前記縫目形成装置29,加工布送り装置38,ミシン操作装
置40,表示装置52および入力装置44はそれぞれ制御回路7
2,74,76,78および80を介してCPU60に接続されている。
外部記憶装置54は、ROM82として機能する部分と、RAM84
として機能する部分と、制御回路86とを備えており、や
はりCPU60に接続されている。
以上のように構成された自動ミシンにおいては、各種
の縫目模様を形成するための縫目模様データが外部記憶
装置54に格納されており、縫目模様を形成する必要が生
じた場合には、この外部記憶装置54からRAM64の縫目模
様データメモリ66に読み込まれる。そして、CPU60がこ
の縫目模様データおよびROM62に格納された制御プログ
ラムに基づいて、針18の往復動に同期して加工布送り装
置38を制御することにより、所定の縫目模様が形成され
る。
縫目模様は、縫目模様データ通りに形成することも可
能であるが、向きを変えたり、拡大,縮小したりして形
成することも可能である。この場合には、縫目模様デー
タを構成する複数の針落ち位置データにCPU60による処
理が施され、編集データメモリ68へ格納される。この編
集データメモリ68のデータに基づいて縫目模様が形成さ
れれば、拡大,縮小されあるいは回転させられた縫目模
様が形成される。
拡大あるいは回転のための編集処理は本発明とは直接
関係がないため説明を省略し、縮小について、以下、詳
細に説明する。
今、第6図に示すジグザグ模様88が選択され、それを
形成するための縫目模様データが縫目模様データメモリ
66に格納されているものとする。この縫目模様データが
そのまま実行されれば、2mm×0.5mmの領域に20個の縫目
が形成され、ジグザグ模様88が形成される。
しかし、今、縫目模様を1/5に縮小することが指示さ
れ、第6図の縫目模様がそのまま1/5に縮小されたとす
れば、0.4mm×0.1mmの微細な領域に20個の縫目が形成さ
れることとなり、縫目が団子状となって見栄のよい縫目
模様は形成されない。そのため、本実施例装置において
は、縫目の多くが省略されて、第7図に示すジグザグ模
様90が形成されるようになっている。そのための処理
を、第5図に示すフローチャートに基づいて具体的に説
明する。
まず、ステップS1(以下、単にS1で表す。他のステッ
プについても同様)において、縫目模様データに縫目を
1/5に縮小するための処理が行われる。縫目模様データ
は、点O0〜O20の座標を表す21個の針落ち位置データ
から成っており、これら針落ち位置データのうちの最初
の2個が縫目模様データメモリ66から読み出され、それ
らの座標値がそれぞれ1/5とされて仮の縮小縫目模様デ
ータとされるのである。
続いて、S2において、仮の縮小縫目模様データに基づ
いて縫目ピッチPn(n=1,2,・・・)が演算される。
点Oo,O1の座標値が1/5とされた第7図の点Q0,Q1につ
いて縫目ピッチP1、すなわち線分Q01の長さが演算
されるのである。そして、S3においてこの縫目ピッチP
1が基準ピッチPNG(本実施例においては0.2mmに設定さ
れている)以上であるか否かが判定される。いま仮に、
縮小率が1/2であるとすれば、縫目ピッチP1が約0.25と
なるため、この判定の結果がYESとなり、S4においてそ
の針落ち位置データが縮小縫目模様データとして採用さ
れ、RAM64の編集データメモリ68に格納される。縫目ピ
ッチが比較的大きい場合には、S2〜S5が繰り返し実行さ
れるうちにS5の判定結果がYESとなり、縫目模様データ
を構成する針落ち位置データのすべてが縮小処理されて
編集データメモリ68に格納される。
それに対して、第7図の場合には、S3の判定結果がNO
となる。そのため、S6において現に読み出されている針
落ち位置データ(ここでは点Q1の座標値)が最終針デ
ータであるか否かが判定される。ここでは判定の結果は
NOであるため、S7において次の針落ち位置、すなわち点
2までの距離が演算され、これが縫目ピッチPn(ここ
ではP1)であるとして、S3において基準ピッチPNG
比較される。第7図の場合には、この判定の結果も勿論
NOであるため、再びS6およびS7が実行される。この処理
が繰り返されるうち、点Q9までの距離が演算されれ
ば、その距離は約0.206mmとなり、基準ピッチPNGとし
て設定されている0.2mm以上であるため、S3の判定結果
がYESとなり、S4において点Q9を表す針落ち位置データ
が真の縮小縫目模様データを構成する針落ち位置データ
として編集データメモリ68に格納される。
続いて、S5の判定が行われるが、この判定の結果もNO
であるため、再びS1以降が実行される。点Q9と点Q10
以降の各点を表す針落ち位置データとの組合せについ
て、同様の処理が行われるのであり、点Q9と点Q18
の組合せについてS3の判定結果がYESとなるため、点Q
18を表す針落ち位置データが真の縮小縫目模様データを
構成する針落ち位置データとして編集データメモリ68に
格納される。
その後は、点Q18と点Q19とを表す針落ち位置データ
の組合せおよび点Q18と点Q20とを表す針落ち位置デー
タの組合せについて順次S3の判定が行われるが、いずれ
の判定結果もNOであり、後者の判定結果がNOとなった
後、S6の判定結果がYESとなるため、第5図の縮小処理
は終了する。すなわち、本例においては、点O0〜点O
20を表す針落ち位置データの集合から成る縫目模様デー
タが点Q0,点Q9および点Q18の針落ち位置データから
成る縮小縫目模様データに変更されるのである。
なお、以上の説明は、理解を容易にするために、縫目
模様の縫目が全て同一の縫目ピッチを有する場合につい
て行ったが、実際には、種々の縫目ピッチを有する縫目
から成る縫目模様が形成されることが多く、その場合に
は、一つの縫目模様内に針落ち位置データが無視される
部分と無視されない部分とが生じることとなる。
以上の説明から明らかなように、本実施例において
は、縫目模様データメモリ66が縫目模様データ記憶手段
1として機能するのであり、主制御装置42のS1,2および
3を実行する部分が縫目ピッチ判定手段2を、また、S4
および7を実行する部分が縮小縫目模様データ作成手段
3をそれぞれ構成しているのである。
本実施例においては、縫目模様データを構成する針落
ち位置データの縮小処理と、針落ち位置データの無視処
理とが並行して行われるようになっているのであるが、
先ず、すべての針落ち位置データに関して縮小処理が行
われた後、無視処理が行われるようにプログラムを変更
することが可能である。逆に、基準ピッチを指定された
縮小率の逆数倍した値を演算して基準値とし、縫目模様
データそのものについて求めた縫目ピッチと基準値とを
比較して、針落ち位置データを無視するか否かを決定す
るようにプログラムを変更することも可能である。
また、本実施例においては、縫目模様の末端部におい
ても他の部分と同様に、縫目ピッチが基準ピッチより小
さければ針落ち位置データが無視されるようになってい
るが、この場合には縫目模様データの全長が予定より短
くなってしまうことを避け得ない。したがって、最終の
針落ち位置データは必ず最終的な縮小縫目模様データを
構成する針落ち位置データとして採用されるようにする
ことも可能である。例えば、ある針落ち位置データが一
旦最終的な縮小縫目模様データを構成する針落ち位置デ
ータとして採用された後に、通常であれば採用されない
針落ち位置データが存在することが判明した場合には、
上記一旦縮小縫目模様データとし採用された針落ち位置
データが無視され、代わりに最終の針落ち位置データが
採用されるようにするのである。
さらに、本実施例においては、縫目模様データ処理装
置が自動ミシンに付属して設けられているが、縫目模様
データ処理装置をミシンとは独立した装置として構成す
ることも可能である。この場合には、縫目模様データ処
理装置によって作成された縮小縫目模様データが磁気デ
ィスク,磁気テープ等に格納されるようにし、ミシンに
はこれらの読取装置を設ければよい。
その他、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変
形,改良を施した態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の構成を概念的に示す図である。第2図
は本発明の一実施例である縫目模様データ処理装置を含
む自動ミシンの斜視図である。第3図は上記自動ミシン
の制御部を示すブロック図であり、第4図はそのRAMの
構成を概念的に示す図である。第5図は上記制御部のRO
Mに格納されている縮小処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。第6図および第7図は上記縮小処理ルーチ
ンに従う処理を説明するための図である。 29:縫目形成装置、38:加工布送り装置 42:主制御装置、54:外部記憶装置 88,90:ジグザグ模様

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の針落ち位置データを含む縫目模様デ
    ータに基づいて縫目模様を形成し得るミシンのための縫
    目模様データを処理する装置であって、 前記縫目模様データを記憶する縫目模様データ記憶手段
    と、 その縫目模様データ記憶手段に記憶された複数の針落ち
    位置データのうち互いに隣接する各対の針落ち位置デー
    タに基づいて形成される縫目を、互いに直交する2方向
    の少なくとも一方について指定の縮小率で縮小した場合
    の縫目ピッチが、基準ピッチ以上であるか否かを前記複
    数の針落ち位置データの一方の端のものから他方の端の
    ものに向かって順次判定する縫目ピッチ判定手段と、 その縫目ピッチ判定手段の判定結果が肯定である場合に
    はその対の針落ち位置データに、単に前記単位縫目を前
    記縮小率で縮小するための変更を加えて縮小縫目模様デ
    ータを作成し、判定結果が否定である場合にはその対の
    針落ち位置データのうち前記他方の端に近いものおよび
    それに続く針落ち位置データを前記縫目ピッチ判定手段
    の判定結果が肯定となるまで無視し、判定結果が始めて
    肯定となったときの針落ち位置データを縮小縫目模様デ
    ータの針落ち位置データとする縮小縫目模様データ作成
    手段と を含むことを特徴とする縫目模様データ処理装置。
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