JPH11239685A - 刺繍データ処理装置 - Google Patents

刺繍データ処理装置

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JPH11239685A
JPH11239685A JP10062314A JP6231498A JPH11239685A JP H11239685 A JPH11239685 A JP H11239685A JP 10062314 A JP10062314 A JP 10062314A JP 6231498 A JP6231498 A JP 6231498A JP H11239685 A JPH11239685 A JP H11239685A
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JP
Japan
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needle drop
embroidery
sewing
data
needle
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JP10062314A
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English (en)
Inventor
Yuji Iida
裕二 飯田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/12Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by control of operation of machine
    • D05B19/16Control of workpiece movement, e.g. modulation of travel of feed dog

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 刺繍データに含まれる針落ち集中部位の針落
ち集中を解消して、糸切れや縫目の盛り上がりを防止で
き、糸引き締め動作を充分に行えるようにすること。 【解決手段】 縫製に供する刺繍データを読み込んで解
析する一方、X方向移動量やY方向移動量が所定少量以
下(0〜0.03mm) であり、止め縫いの為に3針分にわた
って縫製動作が繰り返される針落ち集中部位である止め
縫いデータが検出されたときには、2番目(第251
針)の針落ちデータのX方向移動量が、「0」から「0.
3mm 」に変更されるとともに、3番目(第252針)の
針落ちデータのX方向移動量が「0」から「−0.3mm 」
に変更され、針落ち位置を分散することにより、止め縫
い部の針落ち集中が解消されることから、糸切れや縫目
の盛り上がりを防止できるだけでなく、糸引き締め時の
刺繍糸の移動抵抗が減少して糸引き締め動作を充分に行
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刺繍データ処理装
置に関し、特に刺繍模様の止め縫いなどの針落ち集中部
位における針落ち集中を解消することで、縫目の盛り上
がりや糸切れを防止するようにした技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用の電子制御式刺繍ミシンに
おいては、制御装置のROM(不揮発性メモリ)に設け
た刺繍データメモリに、直線縫いやジグザグ縫いなどの
実用模様、ひらかなやカタカナなどの文字模様、更には
記号やマークや種々の模様などの複数の刺繍模様の模様
データが格納されているので、ディスプレイに模様を表
示させ表示画面を切換えつつ所望の模様を検索し、所望
の刺繍模様を選択する一方、刺繍枠に加工布を装着し、
縫製開始スイッチを操作するだけで、ミシンモータが駆
動され、刺繍枠をX方向とY方向とに夫々移動させさな
がら、選択した模様を簡単に縫製できるようになってい
る。
【0003】ところで、これら刺繍模様の刺繍データの
終点には、X方向送り量とY方向送り量とを夫々微小量
(例えば、0〜0.05mmの範囲) に設定した数針分の針落
ちデータからなり、針落ちを集中させる止め縫いの為の
止め縫いデータが設けられており、刺繍模様の縫製終了
時に、糸切断をしても、その止め縫いにより刺繍糸が解
けないようになっている。即ち、数針分の針落ちを略一
箇所に集中させて密集した縫目を形成することで、止め
縫いするようになっている。また、刺繍模様によって
は、刺繍データの途中部においても、X方向送り量やY
方向送り量が微小量であって、密集した刺繍縫目を形成
する部位が含まれていることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、刺繍
模様の終点に設けられた止め縫いの為の止め縫いデー
タ、又は刺繍データの途中部に設けられた針落ちが密集
した縫目データに基づいて刺繍縫製が実行されるとき
に、数針分の針落ちが略同一箇所に集中していることか
ら、縫目が所謂団子状に盛り上がって縫目が汚くなるこ
と、既に形成した縫目の刺繍糸が後からの縫針で傷を付
けられて切れ易いこと、縫目が集中することで、糸輪捕
捉用釜により形成された上糸ループの天秤による引き締
め動作時の加工布から受ける移動抵抗が大きくなって、
糸引き締め動作を充分に行えず、加工布の下側に糸ルー
プが残存すること、などの問題がある。
【0005】ここで、参考までに、特開平8−7127
4号公報には、刺繍データの各針落ちデータを検索し、
X方向送り量やY方向送り量が共に0.3mm 以下となる微
少移動量の縫目を省略するように刺繍データを編集する
ことで、刺繍糸の糸切れを防止するようにした刺繍デー
タ編集装置が提案されている。本発明の目的は、刺繍デ
ータに含まれる針落ち集中部位の針落ち集中を解消し
て、糸切れや縫目の盛り上がりを防止でき、糸引き締め
動作を充分に行えるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の刺繍データ処
理装置は、縫製対象の加工布を刺繍縫製する為に直交す
る2方向へ独立に移動させる為の針落ちデータの集合で
ある刺繍データを受けて処理する刺繍データ処理装置に
おいて、刺繍データを解析して加工布の移動量が所定少
量以下となる縫製動作が繰り返される針落ち集中部位を
検出する針落ち集中検出手段と、針落ち集中検出手段で
検出された針落ち集中部位の針落ちデータに基づく縫製
動作を、針落ち集中が解消するように変更処理する刺繍
データ変更処理手段とを備えたものである。
【0007】針落ち集中検出手段は、縫製に供する刺繍
データを解析する一方、加工布の移動量が所定少量以下
となる縫製動作が繰り返される針落ち集中部位を検出す
るので、刺繍データ変更処理手段は、針落ち集中検出手
段で検出された針落ち集中部位の針落ちデータに基づく
縫製動作を、針落ち集中が解消するように、加工布の移
動量を若干大きくするなどして変更処理する。即ち、針
落ち集中部位の針落ち集中が解消されることから、針落
ち位置が分散するようになり、糸切れや縫目の盛り上が
りを防止できるだけでなく、糸引き締め時の刺繍糸の移
動抵抗が減少して糸引き締め動作を充分に行え、綺麗な
縫目を形成できる。
【0008】請求項2の刺繍データ処理装置は、請求項
1の発明において、前記針落ち集中検出手段は、加工布
の移動量が所定少量以下となる縫製動作が所定複数回以
上連続する部位を針落ち集中部位として検出することを
特徴とするものである。この場合、針落ち集中検出手段
により、加工布の移動量が所定少量以下となる縫製動作
が所定複数回以上連続する部位を針落ち集中部位として
検出されるので、所定少量以下の移動量により所定複数
回以上連続する止め縫い部等の針落ち集中を確実に解消
することができる。その他請求項1と同様の作用を奏す
る。
【0009】請求項3の刺繍データ処理装置は、請求項
1又は2の発明において、前記刺繍データ変更処理手段
は、針落ち集中検出手段によって針落ち集中部位が検出
された場合、縫製の際の縫製速度の変更を要しない範囲
で縫製動作を変更処理することを特徴とするものであ
る。即ち、針落ち集中部位が検出された場合には、縫製
の際の縫製速度の変更を要しない範囲で、例えば針落ち
集中部位の数針目以降の移動量を部分的に変更したり、
或いは直交する2方向のうちの少なくとも一方の移動量
を変更するなどして縫製動作が変更処理されるので、縫
製動作の変更処理が簡単化する。また、その変更処理に
より縫製速度が変更されることがないので、速度制御も
簡単化する。その他請求項1又は2と同様の作用を奏す
る。
【0010】請求項4の刺繍データ処理装置は、請求項
3の発明において、前記縫製動作は、縫製速度の変更を
要しない範囲の最大の移動量を伴って変更処理されるこ
とを特徴とするものである。この場合、針落ち集中部位
の縫製動作としては、縫製速度の変更を要しない範囲の
最大の移動量を伴って変更処理されるので、縫製速度が
変更されない状態で、針落ち集中を最大限に解消でき
る。その他請求項3と同様の作用を奏する。
【0011】請求項5の刺繍データ処理装置は、請求項
1〜4の何れか1項の発明において、前記針落ち集中部
位は、刺繍模様の終点の止め縫い部を含むことを特徴と
するものである。この場合、針落ち集中部位としては、
刺繍模様の終点の止め縫い部を含んでいるので、刺繍模
様の終点の止め縫い部における針落ち集中を確実に解消
できる。その他請求項1〜4の何れか1項と同様の作用
を奏する。
【0012】請求項6の刺繍データ処理装置は、請求項
3の発明において、前記刺繍データ変更処理手段は、針
落ち集中部位の2番目以降の針落ちデータに縫製速度の
変更を要しない範囲の最大の移動量を付与することを特
徴とするものである。この場合には、針落ち集中部位の
2番目以降の針落ちデータに縫製速度の変更を要しない
範囲の最大の移動量が付与されるので、針落ち集中部位
の1番目の針落ちを変更することなく、2番目以降の針
落ちデータでもって縫製速度を変更しないようにして、
針落ち集中を最大限に解消できる。その他請求項3と同
様の作用を奏する。
【0013】請求項7の刺繍データ処理装置は、請求項
6の発明において、前記刺繍データ変更処理手段は、針
落ち集中部位の2番目以降の針落ちデータに、1番目の
針落ちデータの針落ち位置に戻るような移動量を付与す
ることを特徴とするものである。この場合、針落ち集中
部位の2番目以降の針落ちデータには、1番目の針落ち
データの針落ち位置に戻るような移動量が付与されるの
で、針落ち集中部位に後続する各針落ち位置が変更され
ることがない。その他請求項6と同様の作用を奏する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。本実施形態は、種々の刺
繍模様の縫製が可能な電子制御式刺繍ミシンに本発明を
適用した場合の例である。電子制御式刺繍ミシンMは、
図1に示すように、ベッド部1と、このベッド部1の右
端部から立設された脚柱部2と、脚柱部2の上端からベ
ッド部1に対向するように左方へ延びるアーム部3を有
する。
【0015】ベッド部1には、送り歯を上下動させる送
り歯上下動機構(図示略)及び前後動させる送り歯前後
動機構(図示略)、下糸ボビンを収容し縫針6と協働す
る糸輪捕捉器(例えば、水平釜)等が設けられている。
脚柱部2には、オプション的に追加される多数の刺繍模
様の模様データ(模様表示データと刺繍データと付随情
報)を記録したROMカード35を、内部のカード用コ
ネクタ27(図2参照)に接続する為のカード用スロッ
ト2aが形成されている。
【0016】アーム部3には、下端に縫針6を装着した
針棒5を上下動させる針棒上下駆動機構(図示略)、針
棒5を布送り方向と直交する方向に揺動させる針棒揺動
機構(図示略)、天秤を針棒5の上下動に調時して上下
動させる天秤駆動機構(図示略)等が設けられている。
【0017】ここで、送り歯上下動機構と針棒上下駆動
機構と天秤駆動機構とはミシンモータ31で駆動され、
針棒揺動機構は針棒揺動用ステッピングモータ32で駆
動され、送り歯前後動機構は送り歯駆動用ステッピング
モータ33で駆動される(図2参照)。アーム部3の頭
部4には、縫製作業の起動と停止を指令する起動・停止
スイッチ7aの為の起動・停止ボタン7が設けられてい
る。
【0018】アーム部3の前面には大型の液晶ディスプ
レイ8が設けられ、この液晶ディスプレイ8には、実用
模様や刺繍模様等の種々の縫目模様や各種のメッセージ
等が表示される。この液晶ディスプレイ8の前面には、
複数の刺繍模様や機能を示す機能名の表示位置の各々に
対応させて、帯状の透明電極を縦方向と横方向とに夫々
設け、タッチキーとして機能するタッチパネル9が設け
られている。即ち、所望の刺繍模様の選択や機能の指示
を、これら刺繍模様や機能名に対応するタッチキー9を
押圧操作することで実現することができる。
【0019】一方、前記ベッド部1の左端側部分には、
通称フリーアームと称されるフリーベッド部が形成さ
れ、このフリーベッド部に刺繍枠12を移動させる枠駆
動機構10が着脱可能に装着される。枠駆動機構10
は、その本体ケース11と、加工布を着脱自在に装着す
る刺繍枠12と、刺繍枠12をY方向(前後方向)へ駆
動するY方向駆動機構を内蔵した収容ケース13と、収
容ケース13とその内部のY方向駆動機構をX方向(左
右方向)へ駆動するX方向駆動機構であって、本体ケー
ス11内に収容されたX方向駆動機構とを備えており、
X方向駆動機構はX駆動モータ14で駆動され、Y方向
駆動機構はY駆動モータ15で駆動される(図2参
照)。
【0020】ここで、これら両駆動モータ14,15
は、ステッピングモータで構成されている。枠駆動機構
10がフリーベッド部に装着されると、これら両駆動モ
ータ14,15が、コネクタ28を介して刺繍ミシンM
の制御装置20に電気的に接続され、枠駆動機構10の
装着状態が検知される一方、制御装置20により駆動モ
ータ14,15が駆動制御され、刺繍枠12と加工布と
をX方向とY方向(直交する2方向に相当する)とに独
立に移動駆動しつつ刺繍縫製できる状態になる。次に、
刺繍ミシンMの制御系について説明する。
【0021】図2に示すように、制御装置20は、入力
インターフェース21と、CPU22とROM23及び
RAM24とを含む制御部と、出力インターフェース2
5と、これらを接続するバス26とを有する。入力イン
ターフェース21には、起動・停止スイッチ7aと、タ
ッチパネル(タッチキー)9と、ミシン主軸の複数の回
転位相を検出するタイミング信号発生器29と、刺繍枠
12が装着されたことを検出する為の枠装着検出センサ
30とが夫々接続されている。
【0022】出力インターフェース25には、ミシンモ
ータ31と、針棒揺動用ステッピングモータ32と、送
り歯駆動用ステッピングモータ33と、液晶ディスプレ
イ8の為のディスプレイコントローラ(LCDC)34
と、枠駆動装置10のX駆動モータ14及びY駆動モー
タ15に接続したコネクタ28等が接続されている。前
記ROMカード35のROM36は、コネクタ27を介
してバス26に接続されている。
【0023】前記ROM23には、実用模様や種々の刺
繍模様を選択する模様選択制御の制御プログラム、選択
された刺繍模様を縫製する為に各モータ31〜33,1
4〜15を駆動する駆動制御や表示制御の一般的な制御
プログラム、選択した刺繍模様に対してディスプレイ8
を介してサイズ設定や縫製位置変更等の編集処理を施す
編集処理の制御プログラム、本願特有の後述の模様縫製
制御の制御プログラム等が予め格納されている。ROM
23には更に、複数の実用模様や実用的な文字模様、種
々の刺繍模様の各々に関して、表示データと刺繍データ
とを有する模様データが、模様の種類別にグループ分け
し模様番号を付して格納されている。
【0024】ところで、各刺繍データには、その終点に
おいて止め縫い部が設けられている。即ち、図12に示
すように、刺繍縫目を形成する第1針、第2針、第3針
・・・・の各針落ちデータ(刺繍縫目データ)として、
刺繍枠12を直交するX方向とY方向とに移動させる為
に、X方向に移動する移動量とY方向に移動する移動量
とが対応付けられている。そして、終点における止め縫
い部に対応する3針分(第250針〜第252針)に
は、X方向とY方向との移動量を夫々「0」にした止め
縫いデータが格納されている。
【0025】ところで、前記ROMカード35として
は、刺繍模様の種類に応じて複数枚分準備されており、
これらROMカード35のROM36には、比較的使用
頻度の高い「動物」や「乗り物」や「花」などの一般的
な模様群に加えて、特殊な種々の図形や形象、マーク、
キャラクタ(例えば、テレビや映画等に登場する著名な
人物、動物、ロボット等)等の模様群毎に、多数の刺繍
模様(第1刺繍模様、第2刺繍模様、第3刺繍模様・・
・・・)の模様データが、模様の種類別にグループ分け
し模様番号を付して記録されている。
【0026】ここで、図示していないが、刺繍模様が複
数の色(白、赤、黒、・・)で構成されている場合に
は、模様表示データには、その色数に応じた色別模様部
の表示データが設けられているとともに、刺繍データに
は、その色別模様部毎の縫製データと、色替えの為のス
トップコードとが設けられている。ここで、これら模様
表示データは、ビットマップデータ(ドットイメージデ
ータ)の形式で記憶されている。
【0027】前記RAM24には、選択設定された模様
の模様コードを格納する模様メモリ24a、選択した刺
繍模様の模様数Kを格納する模様数メモリ24b、非回
転フラグFや止め縫いデータ変更フラグTFなどのフラ
グデータを格納するフラグメモリ24c、前述した種々
の制御に必要なメモリ類(ポインタやカウンタ等のメモ
リ、レジスタやバッファ等)が設けられている。次に、
制御装置20で実行される模様縫製制御のルーチンにつ
いて、図3〜図7のフローチャートを参照して説明す
る。尚、これらの図中符号Si(i=1,2,3・・
・)は各ステップを示すものである。
【0028】電源の投入によりこの制御が開始される
と、先ず、RAM24の各メモリや後述する模様数カウ
ント値Kをクリアするとともに、枠駆動機構10を初期
設定するなどの初期化処理が実行され(S1)、枠駆動
機構10が装着されていないときには(S2:No)、刺
繍模様以外のジグザグや直線などの実用模様を選択する
実用模様選択処理が実行される(S7)。そして、起動
・停止ボタン7の操作により起動・停止スイッチ7aか
ら起動指令が入力されたときには(S8:Yes )、その
選択された実用模様が縫製処理される(S9)。
【0029】一方、枠駆動機構10が装着されていると
きには(S2:Yes )、実用模様以外の各種の刺繍模様
を選択する為の刺繍模様選択画面が表示される(S
3)。例えば、図8に示すように、文字模様や各種の刺
繍模様を選択する選択画面がディスプレイ8に表示され
る。そして、文字模様キー9a〜9d、刺繍模様キー9
e〜9gの何れかが操作されたときには(S4:Yes
)、模様選択処理(図4参照)が実行され(S5)、
続いて模様配置処理(図5参照)が実行される。先ず、
模様選択処理制御が開始され、刺繍模様キー9e〜9g
の何れかが操作されたときには(S20・S21:Yes )、
その選択された模様群に含まれる複数の刺繍模様が一覧
表的に表示される(S22)。
【0030】例えば、図9に示すように、刺繍模様キー
9eが操作されたときには、「動物」や「乗り物」に関
する複数の刺繍模様がマトリックス状に表示される。そ
して、所望の模様キーが操作されたときには(S24・S
25:Yes )、模様数カウント値Kが1つインクリメント
され(S26)、その選択された刺繍模様の模様コードが
模様メモリ24aに記憶される(S27)。ところで、模
様キーや終了キー以外のキーが操作されたときには(S
24:Yes 、S25・S28:No)、その操作されたキーに対
応する処理が実行されるが(S29)、終了キーが操作さ
れたときには(S24:Yes 、S25:No、S28:Yes )、
この制御を終了して、模様縫製制御にリターンする。
【0031】一方、文字模様キー9a〜9dの何れかが
操作されたときには(S21:No)、その選択された模様
群に含まれる複数の文字模様が一覧表的に表示される
(S23)。例えば、図10に示すように、文字模様キー
9cが操作されたときには、「アルファベット文字」が
マトリックス状に表示される。そして、前述したよう
に、S24〜S29により、縫製に供する文字模様が選択さ
れる。そして、続いて模様配置処理(図5参照)が実行
される(S6)。
【0032】この制御が開始されると、先ず模様配置画
面が表示される(S30)。例えば、図11に示すよう
に、刺繍枠12の刺繍領域Eに、選択された刺繍模様
「象」が表示されるともとに、刺繍模様を移動させる為
に、8つの矢印からなる移動キー9iなどを含む各種の
機能キーが表示される。そして、その移動キー9iが操
作されたときには(S31:Yes 、S32・S39:No)、操
作されたキーに対応する処理として、選択された、例え
ば刺繍模様「象」が指定された方向に移動される(S4
0)。
【0033】ところで、刺繍模様を90度回転させる9
0°回転キー9jが操作されたときに(S31・S32:Ye
s )、模様数カウント値Kが「1」で、1つの刺繍模様
が選択されたときには(S33:Yes )、刺繍領域Eに表
示されている刺繍模様が90°回転され(S41)、その
刺繍模様の刺繍データを回転させていないことから、非
回転フラグFがセットされる(S42)。ところで、模様
数カウント値Kが「2」以上のときで、2つ以上のK個
の刺繍模様を選択したときに(S33:No)、非回転フラ
グFがセットされているときには(S34:Yes )、1番
目の刺繍模様の刺繍データが90°回転処理され(S3
7)、更にK番目の表示模様が90°回転表示される
(S38)。
【0034】また、非回転フラグFがセットされていな
いときには(S34:No)、S35〜S36をスキップして,
S37〜S38が実行される。そして、終了キーが操作され
たときには(S31:Yes 、S32:No、S39:Yes )、こ
の制御を終了して、模様縫製制御にリターンする。そし
て、模様縫製制御において、起動・停止ボタン7の操作
により起動指令が入力されたときには(S10:Yes )、
選択された刺繍模様を縫製する縫製処理(図6参照)が
実行される(S11)。
【0035】この制御が開始されると、先ず、止め縫い
データを検出する検出処理(図7参照)が実行される
(S50)。ここで、この止め縫いデータ検索処理は、縫
針6がベッド部1の針板(図示略)から下側に移動した
所定のタイミング毎に実行され、S56の刺繍枠移動処理
は、縫針6が針板から上昇した所定のタイミング毎に実
行されるものである。この制御が開始されると、先ず止
め縫いの為の針落ちデータをカウントする止め縫いカウ
ンタのカウント値Iに初期値「0」がセットされ(S6
0)、最初の刺繍データが読み込まれる(S61)。
【0036】次に、その読み込まれた刺繍データの針落
ちデータ(X方向移動量とY方向移動量)とに基づい
て、X方向移動量が「0」で且つY方向移動量が「0」
でないときには(S62:No)、この制御を直ぐに終了す
るが、これらの移動量が「0」のときには(S62:Yes
)、止め縫いカウント値Iが1つインクリメントされ
(S63)、そのカウント値Iが「3」に達していないと
きには(S64:No)、S61〜S64が繰り返して実行さ
れ、カウント値Iが「3」になったときには(S64:Ye
s )、これら3針分の針落ちが針落ち集中部位に該当す
るので、止め縫いデータ変更フラグTFがセットされ
(S65)、この制御を終了して、縫製処理制御にリター
ンする。
【0037】例えば、図12(a)に示すように、選択
された刺繍模様の刺繍データのうちの、第250針〜第
252針の3針分の針落ちデータが読み込まれたとき
に、X方向移動量とY方向移動量とを夫々「0」に設定
した止め縫いデータであり、針落ちが集中しているの
で、止め縫いデータ変更フラグTFがセットされること
になる。そして、縫製処理制御において、止め縫いデー
タ変更フラグTFがセットされているときには(S51:
Yes )、止め縫いデータ変更処理が実行される(S5
2)。
【0038】即ち、この止め縫いデータ変更処理におい
ては、図12(b)に示すように、針落ち集中部位に該
当する第250針〜第252針の3つの針落ちデータの
うちの、2番目の針落ちデータのX方向移動量として、
「0」から「0.3mm 」に変更されるとともに、3番目の
針落ちデータのX方向移動量として、「0」から「−0.
3mm 」に変更される。つまり、針落ち集中部位が検出さ
れたときには、2針目と3針目との針落ちデータである
X方向移動量として、ミシンモータ31による縫製速度
の変更を要しない範囲の最大の移動量である「0.3mm 」
が付与されて、縫製動作が変更処理されることになる。
これにより、縫製速度を変更することなく、針落ち集中
を最大限に解消しながら、止め縫いを実行することがで
きる。
【0039】また、2番目の針落ちデータ(0.3mm )と
3番目の針落ちデータ(−0.3mm )により、1番目の針
落ちデータの針落ち位置に戻るような移動量が付与され
るので、針落ち集中部位に後続する各針落ち位置を変更
することなく、針落ち集中部位における針落ち集中を確
実に解消することができる。次に、非回転フラグFがセ
ットされているときには(S53:Yes )、読み込まれた
刺繍データを90°回転させる回転処理が実行され(S
54)、今回の針落ちデータに含まれる移動量に基づい
て、メインモータ31による縫製速度を求める演算が行
われる(S55)。
【0040】そして、縫針6が針板から上昇した所定の
タイミングのときに、その移動量に基づいて刺繍枠12
が移動され(S56)、縫製が終了していないときには
(S57:No)、S50以降が繰り返して実行される。即
ち、「0.3mm 」や「−0.3mm 」に移動量が変更されて
も、何ら縫製速度が変更されないことから、速度制御を
簡単化することができる。そして、選択された全ての刺
繍模様の縫製処理が完了したときには(S57:Yes )、
この制御を終了して、模様縫製制御のS2にリターンす
る。
【0041】ところで、図13(a)に示すように、選
択された刺繍模様の刺繍データに、終点の止め縫い部に
相当する第250針〜第252針の3針分の針落ちデー
タとして、X方向移動量とY方向移動量とを、略「0」
に近い所定少量以下(0〜0.03mm) に夫々設定された、
針落ちが集中する止め縫いデータが設けられている場合
には、図14に示す止め縫いデータ検出処理制御によ
り、止め縫いデータを検出するようにしてもよい。即
ち、止め縫いカウント値Iに初期値「0」がセットされ
(S70)、刺繍データが読み込まれる(S71)。
【0042】次に、その刺繍データのX方向移動量が
「0.05」以下で且つY方向移動量も「0.05」以下のとき
には(S72:Yes )、止め縫いカウント値Iが1つイン
クリメントされ(S73)、そのカウント値Iが「2」の
ときには(S74:Yes )、そのX方向移動量が前回移動
量Mとして一時的に記憶され(S78)、カウント値Iが
「3」になったときに(S75:Yes )、今回の移動量X
と前回の移動量Mとを加算して「0」のときには(S7
6:Yes )、針落ち集中部位なので、止め縫いデータ変
更フラグTFがセットされる(S77)。
【0043】そして、縫製処理制御において、止め縫い
データ変更フラグTFがセットされているときには(S
51:Yes )、S52の止め縫いデータ変更処理において、
図13(b)に示すように、前記実施形態と同様に、第
250針〜第252針の3つの針落ちデータのうちの、
2番目のX方向移動量が「0.3mm 」に変更され、3番目
のX方向移動量が「−0.3mm 」に変更される。この場合
にも、変更される「0.3mm 」は、縫製の際の縫製速度の
変更を要しない範囲の最大の移動量であり、縫製速度を
変更することなく、針落ち集中を最大限に解消しなが
ら、止め縫いをすることができる。
【0044】ここで、制御装置20やROM23に格納
された止め縫いデータ検出処理制御及び止め縫いデータ
変更処理制御などで刺繍データ処理装置が構成され、制
御装置20や止め縫いデータ検出処理制御などで針落ち
集中検出手段が構成され、また制御装置20や止め縫い
データ変更処理制御などで刺繍データ変更処理手段が構
成されている。
【0045】以上説明したように、縫製に供する刺繍デ
ータを数針分ずつ読み込んで解析する一方、X方向移動
量やY方向移動量が所定少量以下(0〜0.03mm) であ
り、止め縫いの為に3針分にわたって縫製動作が繰り返
される針落ち集中部位である止め縫いデータが検出され
たときには、2番目の針落ちデータのX方向移動量が
「0.3mm 」に変更されるとともに、3番目の針落ちデー
タのX方向移動量が「−0.3mm 」に変更され、針落ち位
置を分散することにより、止め縫い部の針落ち集中が解
消されることから、糸切れや縫目の盛り上がりを防止で
きるだけでなく、糸引き締め時の刺繍糸の移動抵抗が減
少して引き締め動作を充分に行え、綺麗な縫目を形成で
きる。
【0046】また、変更される「0.3mm 」は、縫製の際
の縫製速度の変更を要しない範囲の最大の移動量である
ため、縫製速度変更を伴わないことから、縫製速度制御
を簡単化でき、針落ち集中を最大限に解消しながら、止
め縫いを実行することができる。更に、3針分の止め縫
い部において、1針目の針落ち位置を変更することな
く、2番目の針落ちデータ(0.3mm )と3番目の針落ち
データ(−0.3mm )により、1番目の針落ちデータの針
落ち位置に戻るような移動量を付与するので、止め縫い
部に後続し縫製される次の刺繍模様の各針落ち位置を変
更することがない。ここで、止め縫いデータ変更処理に
おいて、設定された移動量に微少移動量を追加したり、
「1」よりも大きい係数を掛け算して演算により、縫製
速度を変更しない範囲の最大の移動量に変更するように
してもよい。
【0047】次に、前記実施形態の変更形態について説
明する。 (1) 前記実施形態においては、針落ち集中部位につ
いて、針落ちデータのX方向移動量とY方向移動量のう
ち、X方向移動量を変更したが、Y方向移動量を変更し
てもよく、またこれらX方向とY方向の移動とを、縫製
速度を変更させない範囲の最大移動量で夫々変更するよ
うにしてもよい。 (2) また、変更する移動量は「0.3mm 」に限られる
ものではなく、縫製速度を変更させない範囲の最大移動
量であればよい。
【0048】(3) 止め縫いデータの、例えばX方向
移動量として、「0.5 」mmが5針分連続する場合に、縫
製処理制御で数針分を先読みするときに、この止め縫い
データの第1針〜第3針の3針分の移動量合計(1.5mm)
と、第2針〜第4針の3針分の移動量合計(1.5mm)と、
第3針〜5針の3針分の移動量合計(1.5mm)とに基づい
て、所定少量(例えば、1mm) 以上の移動量が3回連続
するときには、これら第1針〜第5針による針落ち集中
部位として検出するようにしてもよい。 (4) 前記実施形態に係る模様縫製制御は一例を示す
ものに過ぎず、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で種
々の変更を加えて実施し得る。 (5) 刺繍模様の刺繍データを受けて処理する種々の
刺繍データ処理装置に本発明を適用し得ることは勿論で
ある。
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、針落ち集中部
位を検出する針落ち集中検出手段と、針落ち集中が解消
するように変更処理する刺繍データ変更処理手段とを設
けたので、針落ち集中部位の針落ち集中を解消すること
ができ、これにより、針落ち位置が分散するようになっ
て、糸切れや縫目の盛り上がりを確実に防止することが
でき、糸引き締め時に引き締め動作を充分に行え、綺麗
な縫目を形成できる。
【0050】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の効果を奏するが、前記針落ち集中検出手段は、加工布
の移動量が所定少量以下となる縫製動作が所定複数回以
上連続する部位を針落ち集中部位として検出するので、
これら所定少量以下の移動量により所定複数回以上連続
する針落ち集中を確実に解消することができる。請求項
3の発明によれば、請求項1又は2と同様の効果を奏す
るが、前記刺繍データ変更処理手段は、針落ち集中検出
手段によって針落ち集中部位が検出された場合、縫製の
際の縫製速度の変更を要しない範囲で縫製動作を変更処
理するので、縫製動作の変更処理が簡単化するととも
に、速度制御も簡単化することができる。
【0051】請求項4の発明によれば、請求項3と同様
の効果を奏するが、前記縫製動作は、縫製速度の変更を
要しない範囲の最大の移動量を伴って変更処理されるの
で、縫製速度を変更することなく、針落ち集中を最大限
に解消することができる。請求項5の発明によれば、請
求項1〜4の何れか1項と同様の効果を奏するが、前記
針落ち集中部位は、刺繍模様の終点の止め縫い部を含む
ので、刺繍模様の終点の止め縫い部における針落ち集中
を確実に解消することができる。
【0052】請求項6の発明によれば、請求項3と同様
の効果を奏するが、前記刺繍データ変更処理手段は、針
落ち集中部位の2番目以降の針落ちデータに縫製速度の
変更を要しない範囲の最大の移動量を付与するので、針
落ち集中部位の1番目の針落ちを変更することなく、2
番目以降の針落ちデータでもって縫製速度を変更しない
ようにして、針落ち集中を最大限に解消することができ
る。請求項7の発明によれば、請求項6と同様の効果を
奏するが、前記刺繍データ変更処理手段は、針落ち集中
部位の2番目以降の針落ちデータに、1番目の針落ちデ
ータの針落ち位置に戻るような移動量を付与するので、
針落ち集中部位に後続する各針落ち位置が変更されるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電子制御式刺繍ミシン
の斜視図である。
【図2】電子制御式刺繍ミシンの制御系のブロック図で
ある。
【図3】模様縫製制御のルーチンのフローチャートであ
る。
【図4】模様選択処理制御のルーチンのフローチャート
である。
【図5】模様配置処理制御のルーチンのフローチャート
である。
【図6】縫製処理制御のルーチンのフローチャートであ
る。
【図7】止め縫いデータ検出処理制御のルーチンのフロ
ーチャートである。
【図8】模様選択画面の表示例を示す図である。
【図9】複数の刺繍模様の表示例を示す図である。
【図10】複数の文字模様の表示例を示す図である。
【図11】模様配置画面の表示例を示す図である。
【図12】(a)は複数の針落ちデータのデータ構成を
説明する図表であり、(b)は止め縫い部の移動量を変
更した針落ちデータのデータ構成を説明する図表であ
る。
【図13】(a)は複数の針落ちデータのデータ構成を
説明する図表であり、(b)は止め縫い部の移動量を変
更した針落ちデータのデータ構成を説明する図表であ
る。
【図14】変更形態に係る図7相当図である。
【符号の説明】
M 電子制御式刺繍ミシン 10 枠駆動機構 20 制御装置 22 CPU 23 ROM 24 RAM

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫製対象の加工布を刺繍縫製する為に直
    交する2方向へ独立に移動させる為の針落ちデータの集
    合である刺繍データを受けて処理する刺繍データ処理装
    置において、 刺繍データを解析して加工布の移動量が所定少量以下と
    なる縫製動作が繰り返される針落ち集中部位を検出する
    針落ち集中検出手段と、 前記針落ち集中検出手段で検出された針落ち集中部位の
    針落ちデータに基づく縫製動作を、針落ち集中が解消す
    るように変更処理する刺繍データ変更処理手段と、 を備えたことを特徴とする刺繍データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記針落ち集中検出手段は、加工布の移
    動量が所定少量以下となる縫製動作が所定複数回以上連
    続する部位を針落ち集中部位として検出することを特徴
    とする請求項1に記載の刺繍データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記刺繍データ変更処理手段は、針落ち
    集中検出手段によって針落ち集中部位が検出された場
    合、縫製の際の縫製速度の変更を要しない範囲で縫製動
    作を変更処理することを特徴とする請求項1又は2に記
    載の刺繍データ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記縫製動作は、縫製速度の変更を要し
    ない範囲の最大の移動量を伴って変更処理されることを
    特徴とする請求項3に記載の刺繍データ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記針落ち集中部位は、刺繍模様の終点
    の止め縫い部を含むことを特徴とする請求項1〜4の何
    れか1項に記載の刺繍データ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記刺繍データ変更処理手段は、針落ち
    集中部位の2番目以降の針落ちデータに前記縫製速度の
    変更を要しない範囲の最大の移動量を付与することを特
    徴とする請求項3に記載の刺繍データ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記刺繍データ変更処理手段は、針落ち
    集中部位の2番目以降の針落ちデータに、1番目の針落
    ちデータの針落ち位置に戻るような前記移動量を付与す
    ることを特徴とする請求項6に記載の刺繍データ処理装
    置。
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