JP2921199B2 - 縫製データ処理装置 - Google Patents

縫製データ処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は縫製データの作成、編集
等を行う縫製データ処理装置に関し、特に、縫製データ
の作成、編集の途中においてもそれ以前に作成等したデ
ータを表示装置上に復帰して表示できる縫製データ処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の縫製データ処理装置は一
般にCRT等の表示装置を有しており、かかる表示装置
上に縫製データを表示しつつデータの作成、編集等が行
われている。このような従来の縫製データ処理装置で
は、縫製データの作成、編集等の進行に伴ってデータの
更新が行われていき、縫製データの作成、編集等の終了
の時点においてはその時点における最も新しい縫製デー
タが表示装置に表示されるとともに記憶保持されている
のが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作業者
の誤操作等によって作業者が所望するものとは異なる縫
製データの作成や編集が行われてしまう場合がある。例
えば、必要な縫製データを削除してしまう等の場合であ
る。かかる場合、前記従来の縫製データ処理装置では、
一般的に誤操作をする前のデータを復帰させることは非
常に困難である。
【0004】敢えて誤操作前の縫製データを復帰させる
ためには、別の複雑な処理操作を行う必要があり、これ
ではデータの復帰のために長時間を必要とし、また、作
業者に過度の負担を強いることとなり問題が多い。
【0005】また、復帰のための処理操作を誤る虞も多
分に存し、かかる処理操作を誤ると誤操作前の縫製デー
タに復帰できない場合も考えられる。
【0006】本発明は前記従来技術の問題点を解消する
ためになされたものであり、縫製データの作成、編集等
の途中において、それ以前に作成、編集等したデータを
簡単な操作により表示装置上に復帰して表示可能とし、
もって縫製データの作成、編集等を容易に行い得る縫製
データ処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明に係る縫製データ処理装置は、縫製データの作
成、編集等を行う縫製データ処理装置において、縫製デ
ータの作成、編集等の処理を行うデータ処理手段と、前
記データ処理手段により処理された縫製データを記憶す
る第1記憶手段と、前記第1記憶手段に記憶された縫製
データを表示する表示手段と、前記データ処理手段によ
る新たな処理が開始された時点において前記第1記憶手
段に記憶されている縫製データを記憶する第2記憶手段
と、前記表示手段に表示されている縫製データを前記第
2記憶手段に記憶されている縫製データに切換る指示指
令を発する指示手段と、前記指示手段から指示指令が発
せられたとき前記表示手段に表示されている縫製データ
を前記第2記憶手段に記憶されている縫製データに切換
表示させるように表示手段を制御する表示制御手段とを
備えた構成とされる。
【0008】また、本発明の縫製データ処理装置では、
前記データ処理手段による新たな処理が開始される度
に、その開始時点において前記第1記憶手段に記憶され
ている縫製データを前記処理の順に記憶する複数の記憶
手段を備え、前記表示制御手段は前記指示手段から指示
指令が発せられる度に前記表示手段に表示されている縫
製データを前記処理の順とは逆に各記憶手段に記憶され
ている各縫製データに切換表示させるように前記表示手
段を制御する構成とされる。
【0009】更に、本発明の縫製データ処理装置は、前
記指示手段からの指示指令回数をカウントするカウンタ
手段を設け、そのカウンタ手段によるカウント回数が所
定回数になるまで指示手段からの指示指令を有効化する
有効化手段とを備えた構成とされている。
【0010】
【作用】本発明に係る縫製データ処理装置では、データ
処理手段により縫製データの作成、編集等に従って縫製
データが第1記憶手段に記憶されていくとともに、表示
手段に表示される。続いて、データ処理手段による新た
な処理が開始された時点で第1記憶手段に記憶されてい
る縫製データが第2記憶手段に記憶される。
【0011】次に、指示手段からの指示指令が発せられ
ると、かかる指示指令に基づき表示制御手段を介して表
示手段に表示されている縫製データが第2記憶手段に記
憶されている縫製データに切換えられ、表示手段に表示
される。
【0012】また、前記と同様にデータ処理手段による
新たな処理が開始される度に、その開始時点で第1記憶
手段に記憶されている縫製データが処理の順に従って第
1及び第2記憶手段に加えて設けられた複数の記憶手段
のそれぞれに記憶されていく。そして、指示手段から指
示指令が発せられると、その度に前記処理の順とは逆の
順に従って表示制御手段により各記憶手段に記憶されて
いる縫製データが表示手段に切り換えて表示される。
【0013】ここで、カウンタ手段による前記指示手段
からの指示指令のカウント回数が所定回数になるまで
は、指示手段からの指示指令が有効とされる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を刺繍ミシンの刺繍システムに
具体化した一実施例に基づいて図面を参照しつつ詳細に
説明する。
【0015】図1はかかる刺繍システムの斜視図を示
し、刺繍ミシン1と縫製データ処理装置2とからなる。
刺繍ミシン1において、ミシンテーブル3上にミシンア
ーム4が配設され、その前端部に針棒支持ケース5が左
右方向に移動可能に取り付けられている。針棒支持ケー
ス5は5本の針棒6を上下動可能に支持しており、各針
棒6の下端には針7が取り付けられている。各針7に
は、それぞれ図示しない糸供給源から針棒支持ケース5
上の糸調子器8及び天秤9を経て種類の異なる糸が供給
される。
【0016】針棒支持ケース5はミシンアーム4に取り
付けられた針選択モータ10により駆動されて移動し、
5本の針棒6及び針7のいずれかを使用位置に位置決め
する。使用位置に位置決めされた針棒6は図示しない動
力伝達機構を介してミシンモータ11に連結され、上下
方向に往復動させられる。使用位置にある針棒6に対向
する位置にミシンテーブル3からミシンベッド12が突
設されており、そのミシンベッド12に針7と協働して
被縫製物である加工布Wに縫目を形成するための糸輪補
足器(図示省略)が設けられている。
【0017】ミシンテーブル3の両側方には、2個のY
方向移動枠13(図1には一方のみ図示)が矢印Yの方
向に移動可能に設けられており、図示しないY軸駆動モ
ータにより正逆両方向に任意の距離だけ移動させられ
る。両Y方向移動枠13間には支持枠14が掛け渡され
ており、その支持枠14によりX方向移動枠15が矢印
X方向に移動可能に支持されている。
【0018】X方向移動枠15は、図示しないX軸駆動
モータにより正逆両方向に任意の距離だけ移動させられ
るとともに、加工布Wを着脱自在に保持する加工布保持
枠16が取り付けられており、加工布保持枠16はX方
向、Y方向移動枠13、15の移動によりX−Y平面上
の任意の位置へ移動することができる。前記Y方向移動
枠13、Y軸駆動モータ、X方向移動枠15、X軸駆動
モータ、加工布保持枠16等が加工布送り装置17を構
成している。
【0019】前記ミシン1には、主制御装置30及び入
力装置31よりなる縫製データ処理装置2が接続されて
いる。入力装置31は、キーボード32、マウス33、
ライトペン34及びCCD方式のイメージリーダ35を
含んでいる。ここに、マウス33及びライトペン34は
CRT等の表示装置36との協働によりデータを選択入
力するものである。また、キーボード32から入力され
たデータ、主制御装置30において作成されたデータ、
ミシン1から送られたデータ等も表示装置36に表示さ
れる。ここに、縫製データ処理装置2を構成する主制御
装置30及び入力装置31は、特許請求の範囲における
データ処理手段に該当する。
【0020】これらの入力装置31のうちキーボード3
2には、データ処理装置2による新たな処理を開始する
場合に開始信号を入力する処理開始キー32A及び後述
するRAM51に設けられた複数の縫製データメモリに
記憶された縫製データを表示装置36に切換えて表示す
るように指示指令信号を入力する指示キー32Bが配設
されている。ここに、指示キー32Bは、特許請求の範
囲における指示手段を構成する。
【0021】更に、主制御装置30には、外部記憶装置
37が接続されており、この外部記憶装置37は磁気デ
ィスク装置や磁気テープ装置で構成されている。
【0022】主制御装置30は、図2のブロック図に示
すようにCPU50、RAM51、ROM52がバスで
接続されてなるコンピュータを主体とするものである。
RAM51は縫製データの作成や編集等の処理を行う上
で記憶する必要のある各種データを一時的に記憶させて
おくものであり、プログラムの実行とともに読み書きが
行われる。
【0023】また、RAM51には、縫製データを順次
記憶させるための複数のメモリ51A、51B、51C
等が設けられている。メモリ51Aは縫製データ処理装
置2によ縫製データの作成、編集の進行に従って、作
成、編集された縫製データを順次記憶させるメモリであ
る。更に、51B、51C、51D、51Eは処理開始
キー32Aからの開始信号が入力される度に、その処理
の開始時点においてメモリ51Aに記憶されている縫製
データを処理の順に従って記憶させるメモリである。
こに、メモリ51Aは、特許請求の範囲における第1記
憶手段を構成し、また、メモリ51B、51C、51
D、51Eは、特許請求の範囲における第2記憶手段を
構成する。
【0024】また、ROM52には後述する縫製データ
表示制御プログラム、縫製データの処理プログラム、縫
製制御プログラム、その他刺繍ミシンの制御上必要な各
種プログラムが記憶されており、CPU50はこれらの
プログラムに基づいて各種制御を実行するものである。
ここに、表示装置36、CPU50、ROM52、表示
制御回路53は、特許請求の範囲における表示手段を構
成する。
【0025】また、CPU50には、表示制御回路53
を介して表示装置36が接続されており、これよりCP
U50はROM52に記憶されている縫製データ表示制
御プログラムに基づいて表示制御回路53を駆動し、R
AM51のメモリ51A等に記憶された縫製データを表
示装置36に表示させるものである。
【0026】更に、CPU50には、入力制御回路54
を介して入力装置31が接続されており、CPU50は
入力装置31から入力制御回路54を介して入力された
各種の縫製データを演算しRAM51のメモリ51A等
に記憶させるものである。
【0027】また、CPU50には前記外部記憶装置3
7が接続され、CPU50はこの外部記憶装置37に記
憶されている縫製データをRAM51のメモリ51Aに
読み込んでデータの編集等を行った後、編集等された縫
製データをRAM51のメモリ51Aから再度外部記憶
装置37に記憶させるものである。
【0028】また、CPU50にはカウンタ55が接続
され、かかるカウンタ55はキーボード32の指示キー
32BからCPU50に入力された指示指令信号の回数
をカウントするものである。ここに、カウンタ55は、
特許請求の範囲におけるカウンタ手段を構成する。
【0029】次に、かかる構成を有する本実施例の縫製
データ処理装置の動作について図3を参照して説明す
る。図3は縫製データ表示制御プログラムのフローチャ
ートを示す。ここで、縫製データは、この時点で図4に
示す状態まで作成されているものとする。尚、図4中、
点Sは縫い始め位置、点Eは縫い終わり位置を示す。
【0030】かかる縫製データはメモリ51Aに記憶さ
れているとともに、CPU50は表示制御回路53を介
してこの縫製データを表示装置36に表示させている。
【0031】図3において、ステップ(以下、Sと略記
する)1で作業者により各種処理指令が入力装置31の
キーボード32からCPU50に入力される。次に、C
PU50は、S2において入力された処理指令が如何な
る処理指令かを判断する。
【0032】S2において、処理開始キー32Aが押下
されたと判断した場合、S3に進む。そして、S3で
は、処理開始キー32Aが押下された時点でメモリ51
Aに記憶されている縫製データをメモリ51Bに記憶さ
せる。
【0033】続いて、S4で図4に示す縫製データに加
えて図5に示すようにデータの作成等が行われる。図5
は、図4の縫製データにサテン縫いデータD1が付加的
に作成された状態を示す。このようにS4で作成された
サテン縫いデータD1はメモリ51Aに以前に作成され
たデータ(図4の縫製データ)に付加して記憶される。
これと同時に、CPU50は表示制御回路54を介して
図5の縫製データを表示装置36に表示させる。
【0034】そして、更に縫製データを作成すべく新た
な処理の開始のため再度処理開始キー32Aが押下され
ると、前記と同様S3、S4の処理が行われる。即ち、
S3で処理開始キー32Aが押下された時点における縫
製データ(図5に示す縫製データ)がメモリ51Cに記
憶される。次に、S4にて、図6に示すように走り縫い
データD2が作成され、前記と同様に走り縫いデータD
2がメモリ51Aに付加的に記憶されるとともに、図6
の縫製データが表示装置36に表示される。
【0035】このように、新たな処理の開始時に処理開
始キー32Aが押下される度に、前記S3及びS4の処
理が実行される。例えば、図7は図6の縫製データにサ
テン縫いデータD3が付加的に作成された状態を示し、
このサテン縫いデータD3が作成された時点では、メモ
リ51Dに図6の縫製データが記憶されており、また、
図7の縫製データがメモリ51Aに記憶されているとと
もに、表示装置36に表示されている。
【0036】また、図7の場合と同様に、図8は図7の
縫製データにサテン縫いデータD4が付加的に作成され
た状態を示し、このサテン縫いデータD4が作成された
時点では、メモリ51Eに図7の縫製データ記憶されて
おり、また、図8の縫製データがメモリ51Aに記憶さ
れているとともに、表示装置36に表示されている。
【0037】図8に示す縫製データが作成された時点で
縫製データの作成は完了するが、かかる縫製データに続
く文字等の形状によっては、縫製を円滑にし、且つ、見
栄えを良くするために前記のように設定した縫い終わり
位置Eを変更する必要が生じる場合がある。例えば、図
9に示すように縫い終わり位置Eを図中右方に変更する
場合である。このような場合、既に作成した縫製データ
を再度作成し直す必要があるが、既に作成したデータの
内使用できるものは再使用した方がデータ作成の効率上
都合がよい。
【0038】そこで、かかる場合作業者はキーボード3
2の指示キー32Bを押下する。そうすると、CPU5
0はS2において指示キー32Bが押下されたと判断
し、S5に進む。S5において、CPU50は指示キー
32Bからの指示指令信号に基づいてメモリ51Eから
縫製データを読み出し、表示装置36に現在表示されて
いる縫製データをメモリ51Eのデータに切換えるとと
もに、表示装置36にそのデータを表示させる。これに
より、指示キー32Bが1回押下された時点で図7に示
す縫製データが表示装置36に表示される。ここに、S
5の処理は、特許請求の範囲における表示制御手段を構
成する。
【0039】この状態において、図9のように変更した
縫い終わり位置Eとの関係で縫製データの作成が困難な
場合には、更に指示キー32Bが再度押下される。そう
すると、再度S5に進みCPU50はメモリ51Dから
縫製データを読み出し、表示装置36に現在表示されて
いる縫製データ(メモリ51Eの縫製データ)をメモリ
51Dのデータに切換えるとともに、表示装置36にそ
のデータを表示させる。従って、この時点では図6に示
す縫製データが表示装置36に表示されている。
【0040】更に縫製データをバックして表示させる必
要のある場合には、更にもう一度指示キー32Bを押下
する。これにより、前記と同様にして表示装置36には
図5に示す縫製データ(メモリ51Cの縫製データ)が
表示される。
【0041】ここまでバックすれば図9に示す変更した
縫い終わり位置Eに基づいて縫製データを再度作成可能
であるので、今度は処理開始キー32Aを押下する。こ
れによりS2での判断に基づいてS3に進み、S3で処
理開始キー32Aが押下された時点におけるデータ(メ
モリ51Cのデータ)を再度メモリ51Cに書き換えて
記憶する。続くS4で走り縫いデータD5が作成され
(図9参照)、この時点における縫製データをメモリ5
1Aに書き換えて記憶するとともに、表示装置36に表
示する。
【0042】更に、前記と同様にして再度処理開始キー
32Aが押下されると、S3でその押下時点における縫
製データ(図9のデータ)をメモリ51Dに書き換えて
記憶する。また、S4ではサテン縫いデータD6(図1
0参照)が作成され、かかるデータがメモリ51Aに記
憶されるとともに、表示装置36に表示される。
【0043】以下、同様に図11はサテン縫いデータD
7が作成され縫製データの作成が完了した状態を示し、
この時点においてはS3及びS4を経ることによりメモ
リ51Eに図10に示すデータが記憶されており、ま
た、メモリ51Aには図11のデータが記憶されるとと
もに、表示装置36に表示されている。
【0044】この時点で縫製データの作成が終了し、作
業者がキーボード32から終了指令を入力すると縫製デ
ータの処理は終了する。
【0045】尚、カウンタ55は指示キー32Bの押下
回数をカウントするものであり、CPU50はRAM5
1に設けられるメモリの数を考慮してカウンタ55によ
るカウント数が所定回数(本実施例の場合4回)に達す
るまでは指示キー32Bからの指示指令信号を有効化
し、所定回数に達したら以後の指示指令信号を無視する
ものである。この点で、CPU50及びカウンタ55
は、特許請求の範囲における有効化手段を構成する。
【0046】以上詳細に説明した通り本実施例の縫製デ
ータ処理装置は、縫製データ処理装置2による新たな処
理が開始される度に、その処理の開始時点における縫製
データをRAM51に設けたメモリ51A、B、C、
D、Eに記憶させておくようにしたので、誤操作をした
りデータを再度作成する必要がある場合でも指示キー3
2Bからの指示指令信号に基づき順次縫製データを以前
の状態に簡単、且つ、確実に復帰することができる。こ
れより縫製データの作成、編集等を効率よく容易に行う
ことができる。
【0047】特に、本実施例の縫製データ処理装置で
は、新たな処理が開始される度に、その処理の順にメモ
リ51B、C、D、Eに縫製データを記憶させておくよ
うにしたので、指示キー32Bの押下に従って処理の順
とは逆の順に縫製データを復帰することができる。
【0048】尚、本実施例では指示キー32Bから連続
的に指示指令信号がCPU50に入力された場合、メモ
リ51E、51D、51C等の順に縫製データを表示装
置36に復帰させるようにしたが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、指示キー32Bから連続的
に指示指令信号がCPU50に入力された場合に、メモ
リ51Aとメモリ51B、51C、51D等との縫製デ
ータを交互に切り換えて表示装置36に表示させるよう
にしてもよいことは勿論である。
【0049】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、縫製データ
の作成、編集等の途中において、それ以前に作成、編集
等したデータを簡単な操作により表示装置上に復帰して
表示可能とし、もって縫製データの作成、編集等を容易
に行い得る縫製データ処理装置を提供することができ、
その産業上奏する効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】刺繍システムの斜視図である。
【図2】データ処理装置のブロック図である。
【図3】縫製データ表示制御プログラムのフローチャー
トである。
【図4】作成途上の縫製データを模式的に示す説明図で
ある。
【図5】図4のデータにサテン縫いデータD1を付加し
た状態の縫製データを模式的に示す説明図である。
【図6】図5のデータに走り縫いデータD2を付加した
状態の縫製データを模式的に示す説明図である。
【図7】図6のデータにサテン縫いデータD3を付加し
た状態の縫製データを模式的に示す説明図である。
【図8】図7のデータにサテン縫いデータD4を付加し
た状態の縫製データを模式的に示す説明図である。
【図9】図8のデータの縫い終わり位置を変更し、図5
のデータに走り縫いデータD5を付加した状態の縫製デ
ータを模式的に示す説明図である。
【図10】図9のデータにサテン縫いデータD6を付加
した状態の縫製データを模式的に示す説明図である。
【図11】図10のデータにサテン縫いデータD7を付
加した状態の縫製データを模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
2 縫製データ処理
装置 30 主制御装置 31 入力装置 32 キーボード 32A 処理開始キー 32B 指示キー 50 CPU 51 RAM 51A、51B、51C メモリ 51D、51E 52 ROM 55 カウンタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫製データの作成、編集等を行う縫
    製データ処理装置において、 縫製データの作成、編集等の処理を行うデータ処理手段
    と、 前記データ処理手段により処理された縫製データを記憶
    する第1記憶手段と、 前記第1記憶手段に記憶された縫製データを表示する表
    示手段と、 前記データ処理手段による新たな処理が開始された時点
    において前記第1記憶手段に記憶されている縫製データ
    を記憶する第2記憶手段と、 前記表示手段に表示されている縫製データを前記第2記
    憶手段に記憶されている縫製データに切換る指示指令を
    発する指示手段と、 前記指示手段から指示指令が発せられたとき前記表示手
    段に表示されている縫製データを前記第2記憶手段に記
    憶されている縫製データに切換表示させるように表示手
    段を制御する表示制御手段とを備えたことを特徴とする
    縫製データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記データ処理手段による新たな処
    理が開始される度に、その開始時点において前記第1記
    憶手段に記憶されている縫製データを前記処理の順に記
    憶する複数の記憶手段を備え、 前記表示制御手段は前記指示手段から指示指令が発せら
    れる度に前記表示手段に表示されている縫製データを前
    記処理の順とは逆に各記憶手段に記憶されている各縫製
    データに切換表示させるように前記表示手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の縫製データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記指示手段からの指示指令回数を
    カウントするカウンタ手段を設け、そのカウンタ手段に
    よるカウント回数が所定回数になるまで指示手段からの
    指示指令を有効化する有効化手段とを備えたことを特徴
    とする請求項1記載の縫製データ処理装置。
JP22515391A 1991-08-09 1991-08-09 縫製データ処理装置 Expired - Lifetime JP2921199B2 (ja)

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