JPH0425531B2 - - Google Patents

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JPH0425531B2
JPH0425531B2 JP15380681A JP15380681A JPH0425531B2 JP H0425531 B2 JPH0425531 B2 JP H0425531B2 JP 15380681 A JP15380681 A JP 15380681A JP 15380681 A JP15380681 A JP 15380681A JP H0425531 B2 JPH0425531 B2 JP H0425531B2
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ion beam
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mask
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Takeoki Myauchi
Akira Shimase
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    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半導体集積回路のマスクの欠陥修正
方法とこの方法を実施するための装置に関する。
近年、半導体集積回路(IC)は微細化・高集
積化が著しく進み、配線パターンの寸法は3μm
から2μmへと移行しつつあり、数年後には1〜
1.5μm回路パターンの実現が予測されている。こ
れに伴い、マスクに発生する欠陥の修正について
も、高度の技術が要望される。
第1図、第2図にフオトマスクの縦断面とその
平面を示す。これらの図に示されるフオトマスク
は、ガラス基板1の上にCrなどの金属材料、酸
化鉄のごとき金属化合物材料など、露光用の光に
対する透過率の低い材料の薄膜(厚さ約100Å〜
約1000Å)を蒸着し、フオトエツチング技術によ
り所望の配線パターン(以下、回路パターンと略
称)3を形成している。なお、第1図中、Aは回
路パターンの間隔、Bは回路パターンの幅であ
る。このようなフオトマスクには、パターン形成
工程等で黒点欠陥4,5および白点欠陥6が発生
するのが普通である。これは主としてフオトエツ
チング工程における異物の介在による。前記黒点
欠陥4,5は、この例では金属Crが本来存在し
てはならない場所に存在するものである。前記白
点欠陥6は、本来存在すべき場所の金属Crが欠
落したものである。このような欠陥のフオトマス
クをそのまま使用すれば、この欠陥がそのままウ
エハ上の素子パターンに転写され、ICの不良を
生じる。2種の欠陥のうち黒点欠陥4,5の方が
数が多い。この欠陥に対する修正方法としては現
在レーザ加工法によるものが主流を占めている。
第3図に従来技術であるレーザによるマスク修
正装置の概略を示す。
この従来技術では、レーザ発振器8から出たレ
ーザビーム9は反射ミラー10により反射され、
半透過ミラー11を通過した後、レンズ12で集
光され、微動載物台13の上に設置されたフオト
マスク14上の黒点欠陥15に照射され、黒点欠
陥15を除去する。ハーフミラー16、照明光源
17、凹面ミラー18、コンデンサレンズ19か
らなる照明光学系は、試料表面を照明するための
ものである。また、レンズ20,21よりなる観
察光学系は、試料をかんさつし、これにより微動
載物台13を動かして黒点欠陥15の位置を調節
し、集光されたレーザ9′が黒点欠陥15に正確
に照射されるようにするものである。
ところで、3μm回路パターンの配線を修正す
るためには、修正程度、すなわち修正時に除去さ
れた部分の寸法精度は±1μmが要求され、これ
には集光したレーザスポツト径として1μm以下
が必要となる。これは、短波長レーザを用いるこ
とにより十分対応できる。
しかしながら、レーザビームによるスポツト径
の微細化には回折限界のため下限があり、0.5μm
程度が限界であると考えられる。これはレーザに
よる集束の限界であり、レーザ加工によるマスク
修正技術によつては、より微細なパターンに対応
できないことを示す。すなわち、1〜1.5μm回路
パターンおよびそれ以下の配線のICにおいては、
マスクの欠陥は0.3〜0.5μm以上のものが欠陥と
され、最小修正単位はこれ以下のものが要求され
る。しかし、前述のごとき集束限界のため、従来
のレーザ加工技術ではこれに対応できないことが
わかる。
以上の説明は、可視・紫外光を用いた露光の為
のフオトマスクの修正についてである。回路パタ
ーンの微細化が進めば、回折・散乱などの問題を
有する光によるフオトエツチング技術にては精度
の良い微細加工ができないため、回折・散乱の少
ないX線や、平行束のイオンビームによる露光が
用いられると考えられる。
第4図1〜5にX線露光用マスクの一例を示
す。まず、第4図1に示すごとく、厚さ数100μ
m程度のSi基板23上に厚さ数μmのパリレン2
4を形成し、さらにその上に厚さ数100ÅのCr薄
膜25、その上にX線の吸収体として厚さ数1000
ÅのAu薄膜26を形成する。この上にさらに厚
さ数1000Å程度にPMMAレジスト27を塗布す
る。ついで、電子ビーム露光機による描画によ
り、この上に必要な回路パターンを描画露光し、
現像処理を行なうと、PMMAレジスト27にあ
らわれた溝28,29を用い、リフトオフ法によ
り第4図3に示すような厚さ約1000ÅのCr30
の回路パターンが形成される。すなわち、第4図
2に示す状態に対して、上面よりCr30を厚さ
約1000Åに蒸着した後、PMMAレジスト27を
剥離液で処理して剥離すれば、PMMAレジスト
27の上に乗つているCrはPMMAレジスト27
とともに除去され、Cr30のパターンが生じる。
この後、このCr30の薄膜レジストとしてイオ
ンビームエツチングを行ない、Cr30のない部
分のAu26の薄膜を除去し、第4図4に示すも
のを形成する。さらに、背面からSi基板23を大
きくエツチングし、支持に必要な部分のみを残
す。このようにすれば、第4図5に示すように必
要な部分のみX線の吸収体であるAu26の約
1000Åの薄膜とパリレン24のみを残し、且つSi
の支持部分23′により支えられたX線用のレジ
ストが製作される。
次に第5図にコリメートされたイオンビームに
よる露光用のマスクの一例を示す。
この第5図に示すマスクは、支持膜31、イオ
ン吸収体32、スペーサ33とで構成されてい
る。その支持膜31には、通過するイオンビーム
の散乱をできるだけ小さくするような材料が用い
られる。例えば、上下方向に結晶軸を有する単結
晶シリコン薄膜であり、これは上下方向からコリ
メートされたイオンビームを照射するとき、イオ
ンビームの入射方向とSi支持膜の結晶軸方向を一
致させれば、チヤネリングにより入射イオンビー
ムの大部分が通過し、散乱されるイオンはきわめ
て少ないことを利用している。別の例では、きわ
めて薄く堅い材料の支持膜が用いられる。例え
ば、パイレツクスの型に張られた厚さ数100〜数
1000ÅのAl2O3の薄膜でイオンビームを通過させ
るものである。前記支持膜31の下部に、イオン
吸収体32として、たとえばAuの薄膜が形成さ
れ、これに回路パターンが形成される。その方法
はX線用マスクと同様でPMMAなどのレジスト
の電子ビーム露光等による描画と、それに伴うエ
ツチングによる。
以上、X線露光用マスクと、コリメートされた
イオンビーム露光用のマスクとについて述べた。
これらのマスクにおいても、PMMA等のレジス
トの露光・現像が必要であり、この工程中で異物
により欠陥が発生することはまぬがれ得ない。
X線露光・イオンビーム露光は、1μm以下の
回路パターンに適用されると予想されるが、これ
らのマスクにおいても欠陥が存在し、0.2μmない
しそれ以下の修正精度が要求される。これに対し
て、レーザ加工法による修正が適用できないこと
は前に述べたことからも明らかである。
本発明の目的は、前記従来技術の課題を解決す
べく、1〜1.5μmないしは1μm以下の回路パター
ンのICを製作するためのフオトマスク、X線露
光用マスク、イオンビーム露光用のマスク等に発
生するマスクの欠陥修正を、正規の回路パターン
にダメージを及ぼすことなく、高精度に、且つ十
分に実用的な生産性をもつて行ないうるマスクの
欠陥修正方法を提供することにある。
即ち、本発明は、上記目的を達成するために、
液体金属イオン源を用いた高輝度点イオン源から
引出し電極により高輝度イオンビームを引出し、
この引出された高輝度イオンビームの中心部をア
パーチヤを通して静電光学系によりサブミクロン
径の微小スポツトに集束させ、該微小スポツトイ
オンビームを偏向電極を用いて2次元走査するこ
とによりマスク表面の欠陥個所を含む欠陥領域上
を走査して照射し、該マスク表面の欠陥領域から
生じる2次荷電粒子を荷電粒子検出器で検出して
デイスプレイ画面上に欠陥領域の2次荷電粒子画
像を拡大表示すると共に該デイスプレイ画面上に
2次元的に寸法及び位置を制御可能な可変範囲表
示を表示し、前記デイスプレイ画面上において表
示された欠陥個所の2次荷電粒子画像を前記可変
範囲表示で囲むように範囲の寸法及び位置を2次
元的に制御して可変範囲の2次元的な寸法及び位
置の情報を得る修正範囲決定工程と、前記修正範
囲決定工程により得られた修正範囲の情報に基づ
いて偏向電極を制御して前記サブミクロン径の微
小スポツトイオンビームを前記修正範囲内で走査
照射してマスク上の欠陥個所を修正する欠陥個所
修正工程とを有することを特徴とするマスクの欠
陥修正方法である。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第6図に示す装置は、架台37、真空容器を構
成する鏡筒39と試料室40、該試料室40に連
設された試料交換室41、真空排気系、試料であ
るマスクの載物台55、液体金属イオン源65、
コントロール(バイアス)電極66、イオンビー
ムの引出し電極67、アパーチア69、静電レン
ズ70,71,72、ブランキング電極73、ア
パーチヤ74、偏向電極75,76、フイラメン
ト用電源77、コントロール電極用電源78、引
出し電極用電源79、静電レンズ用電源80,8
1、高圧電源82、ブランキング電極用電源8
3、偏向電極用電源84、電源の制御装置85、
試料室40内に挿入された2次荷電粒子検出器8
6、SIM(走査型イオン顕微鏡)観察装置87、
イオンビームの電荷によるスポツトの乱れを防ぐ
手段89とを備えている。
前記架台37は、エアサポート38により防震
措置が施されている。
前記試料室40および試料交換室41は、前記
架台37の上に設置され、試料室40の上に鏡筒
39が設置されている。
前記試料室40と鏡筒39とは、ゲートバルブ
43で仕切られており、試料室40と試料交換室
41とは、他のゲートバルブ43で仕切られてい
る。
前記真空排気系は、オイルロータリポンプ4
7、オイルトラツプ48、イオンポンプ49、タ
ーボ分子ポンプ50、バルブ51,52,53,
54とを有して構成されている。この真空排気系
と前記鏡筒39、試料室40、試料交換室41と
は真空ポンプ44,45,46を介して接続さ
れ、これら鏡筒39、試料室40、試料交換室4
1を10-5torr以下の真空にしうるようになつてい
る。
前記載物台55には、回転導入端子61,6
2,63を介してX,Y,Z方向の移動マイクロ
メータ56,57,58が取付けられ、かつθ方
向の移動リング59が設けられており、載物台5
5はこれら移動マイクロメータ56,57,58
と移動リング59とによりX,Y,Z方向の微動
および水平面内における回転角が調整されるよう
になつている。
前記載物台55の上には、試料台60が設置さ
れ、該試料台60の上に試料であるマスクが設置
されるようになつている。そして、試料台60は
試料引出し具64により試料室40と試料交換室
41間を移動しうるようになつており、試料交換
時にはゲートバルブ43を開け、試料台60を試
料交換室41に引出し、ゲートバルブ43を閉
じ、試料交換室41の扉を開け、試料を交換・載
置し、扉を閉め、試料交換室41の予備排気を行
なつてからゲートバルブ43を開け、試料台60
を試料室40に入れるようになつている。なお、
第6図において試料を符号90で示す。
前記液体金属イオン源65は、鏡筒39の頭部
に、試料室40に対峙して設けられている。この
液体金属イオン源65の第7図に示すものは、絶
縁体で作られたベース650、該ベース650に
U型に取付けられたフイラメント651,65
2、タングステン等で作られ、且つ両フイラメン
ト651,652の先端部間にスポツト溶接等で
取り付けられた鋭いニードル653、該ニードル
653に取付けられたイオン源となる金属654
とを有して構成されている。イオン源となる金属
654としては、Ga,In,Au,Bi,Sn,Cu等
が用いられる。また、前記フイラメント651,
652はその電極651′,652′を通じて第6
図に示すように、高圧電源82に接続されたフイ
ラメント用電源77に接続されている。
前記コントロール電極66は、液体金属イオン
源65の下位に設置され、且つ高圧電源82に接
続されたコントロール電極用電源78に接続され
ており、このコントロール電極66の設置位置に
低い正負の電圧を印加し、イオンビームである電
流を制御する。
前記イオンビームの引出し電極67は、コント
ロール電極66の下位に設置され、且つ高圧電圧
82に接続された引出し電極用電源79に接続さ
れている。そして、前記液体金属イオン源65の
フイラメント651,652に電流を供給し、
10-5torr以下の真空中において加熱溶融した上
で、引出し電極67に数10KVの負の電圧を印加
すると、液体金属イオン源65のニードル653
の先端部の極めて狭い領域から高輝度イオンビー
ムが引出される。なお、第6図中に高輝度イオン
ビームを符号68で示し、またスポツトを符号6
8′で示す。
前記アパーチア69は、引出し電極67の下位
に設置されており、引出し電極67により引出さ
れた高輝度イオンビームの中央部付近のみを取出
すようになつている。
前記静電レンズ70,71,72の組は、アパ
ーチア69の下位に配列され、且つ高圧電源82
に接続されたレンズ用電源80,81に接続され
ている。これらの静電レンズ70,71,72
は、アパーチア69により取出された高輝度イオ
ンビームを試料90上に0.2μm程度の微小スポツ
ト径で集束するようになつている。
前記ブランキング電極73は、静電レンズ72
の下位に設置され、且つ制御装置85に接続され
たブランキング電極用電源83に接続されてい
る。このブランキング電極73は、極めて速い速
度で集束イオンビームを試料90に向かう方法と
直交する方向に走査させ、ブランキング電極73
の下位に設置されたアパーチア74の外にはず
し、試料90への微小スポツトの集束イオンビー
ムの照射を高速で停止させるようになつている。
前記アパーチア74は、ブランキングアパーチ
アの役目をすると共に、高輝度イオンビームの微
小スポツト径を決める役目もし、微小スポツトの
イオンビームを試料90面上に投影結像させるよ
うになつている。
前記偏向電極75,76の組は、アパーチア7
4の下位に設置され、且つ制御装置85に接続さ
れた偏向電極用電源84に接続されている。この
偏向電極75,76は、前記静電レンズ70,7
1,72で集束された微小スポツトのイオンビー
ムをX,Y方向に偏向させると共に黒点欠陥を修
正するときには、試料(マスク)90の黒点欠陥
を走査するようになつている。
前記液体金属イオン源65のフイラメント用電
源77、コントロール電極用電源78、イオンビ
ームの引出し電極用電源79、レンズ用電源8
0,81に電圧を印加する高圧電源82には、数
10KVのものが使用される。
前記制御装置85は、ブランキング電極用電源
83および偏向電極用電源84を通じて、ブラン
キング電極73および偏向電極75,76を一定
のパターンに従つて作動するようになつている。
前記2次荷電粒子検出器86は、試料室40内
において試料に向かつて設置され、試料90に微
小スポツトのイオンビームが照射されたとき、試
料90から出る2次電子または2次イオンを受止
め、その強度を電流の強弱に変換し、その信号を
SIM観察装置87に送るようになつている。
前記SIM観察装置87は、ブラウン管88を備
えている。そして、SIM観察装置87は偏向電極
用電源84からイオンビームのX,Y方向の偏向
量に関する信号を受け、これと同期させてブライ
ン管88の輝点を走査し、且つその輝点の輝度を
前記2次荷電粒子検出器86から送られてくる電
流強度の信号に応じて変化させることにより試料
90の各点における2次電子放出能に応じた試料
90の像が得られるSIM、すなわち走査型イオン
顕微鏡の機能により、試料面の拡大観察(ブラウ
ン管88の画面上に表示された欠陥個所を含む欠
陥領域についてSIM像による観察を行ないうるよ
うにブラウン管88の画面上に欠陥個所を含む欠
陥領域について拡大されて表示される。)を行な
いうるようになつている。
前記イオンビームの電荷によるスポツトの乱れ
を防ぐ手段89は、偏向電極76と試料間に設置
されている。このスポツトの乱れを防ぐ手段89
の第8図に示すものは、イオンビームの通過方向
と交差する方向に電子シヤワ890,891を対
向装置しており、各電子シヤワ890,891は
カツプ型の本体892、その内部に設けられたフ
イラメント893、本体892の開口部に設けら
れた格子状の引出し電極894とを有して構成さ
れている。そして、各電子シヤワ890,891
はフイラメント893から引出し電極894によ
り100V程度の加速電圧で電子流895を引出し、
該電子流895をイオンビームの通過する空間に
放出し、イオンビームに負電荷を与えて中和する
ようになつている。この第8図中、符号68はイ
オンビーム、75,76は偏向電極、90は試料
を示す。
次に、第6図ないし第9図1〜4に関連して前
記実施例の欠陥修正装置の作用とともに本発明の
欠陥修正方法の一実施態様を説明する。黒点欠陥
をもつたマスク、すなわち試料90を試料交換室
41内において試料台60の上に載置し、ついで
試料交換室41を密閉し、真空排気系により予備
排気を行なつた後、試料引出し具64を介して試
料室40に入れ、載物台55の上に載置する。
ついで、真空排気系により鏡筒39と試料室4
0内を10-6torr程度に真空引きし、その真空状態
に保つ。
次に、高圧電源82および制御装置85を作動
させ、液体金属イオン源65のフイラメント用電
源77、コントロール電極用電源78、イオンビ
ームの引出し電極電源79、偏向電極用電源84
を通じて、液体金属イオン源65のフイラメント
651,652の電極651′,652′、コント
ロール電極66、イオンビームの引出し電極6
7、静電レンズ70,71,72、偏向電極7
5,76にそれぞれ電圧を印加する。
そして、当初はコントロール電極66と引出し
電極67とにより液体金属イオン源65のニード
ル653を通じてイオン源となる金属654から
数KV以下の低い加速電圧のイオンビーム68を
引出し、そのスポツト68′により試料90を走
査するとともに、移動マイクロメータ56,5
7,58およびθ方向移動リング59を介して載
物台55をX,Y,Z方向およびθ方向に移動さ
せ、偏向電極用電源84からの信号と2次荷電粒
子検出器からの信号とによりSIM観察装置87の
ブラウン管88の画面上に、第15図に示すよう
に試料90の表面(欠陥個所を含む欠陥領域)に
ついて拡大表示し、試料中の黒点欠陥(欠陥個
所)を観察する。
そして、前記移動マイクロメータ56,57,
58およびθ方向移動リング59を作動させ、第
9図1に示す回路パターン91に付着されている
黒点欠陥92を、第9図2に示すようにアパーチ
ア74の投影結像された微小スポツトのイオンビ
ームの走査範囲93にほぼ合わせる。即ち、後述
するように、微調整は寸法可変のアパーチヤ68
3の調整または偏向電極75,76およびブラン
キング電極73の制御によつて行ないうることは
明らかである。このように、SIM観察装置87の
ブラウン管88の画面上に、黒点欠陥92(欠陥
個所)が表示されるように、前記移動マイクロメ
ータ56,57,58およびθ方向移動リング5
9を作動させればよい。これにより、ブラウン管
88の画面上で、第9図2に示すように黒点欠陥
92(欠陥個所)に微小スポツトのイオンビーム
を照射できるように、寸法可変のアパーチヤ68
3の調整または偏向電極75,76およびブラン
キング電極73の制御を行ないうることができ
る。
ついで、イオンビームの引出し電極67に数
10KVの負の電圧を印加し、液体金属イオン源6
5のニードル653の先端部の極狭い領域からイ
オンビーム68を引出し、コントロール電極66
により低い正負の電圧を印加して電流を制御し、
前記イオンビーム68をアパーチア69により中
央部付近のみを取出し、静電レンズ70,71,
72により微小スポツトに集束し、偏向電極7
5,76によりX方向およびY方向に偏向させつ
つ(走査させつつ)試料90中の黒点欠陥92に
のみイオンビーム68の微小スポツト68′を照
射する。即ち、黒点欠陥92を修正するに際し、
第9図3に示すように、アパーチア74の投影結
像された微小スポツト68′の走査範囲93を次
に説明するように合わせる。即ち、ブランキング
電極73および偏向電極75,76を制御してy
方向の1列目の照射位置y1におけるx方向の始
点x1に微小スポツト68′が位置するようにセ
ツトし、ついで微小スポツト68′を1列目の照
射位置y1においてx方向に走査させ、x方向の
終点xmに到達した時点でブランキング電極73
を作動させ、微小スポツト68′をアパーチア7
4からはずして試料90に照射されないように
し、微小スポツト68′を終点xmから始点x1に
戻し、y方向にΔyを移動させ、1列目の照射位
置y1からy方向の2列目の照射位置y2に移
し、この位置から微小スポツト68′を再びx方
向に走査させ、以後y方向の最後列の照射位置
ynにおけるスポツト68′の照射終了まで前述の
動作を繰返して行なうことによつて第9図4に示
すように、黒点欠陥92を除去することができ
る。
ところで、本発明において対象とするマスクの
黒点欠陥および黒点欠陥と接続されている回路パ
ターンは金属ないしは金属化合物であり、各々が
分離しており、アースされていない。従つて、電
荷をもつた集束イオンビームが入射することによ
り回路パターンに電荷が集積し、後から入射する
集束イオンビームの行路に影響を与える。すなわ
ち、集束イオンビーム68の微小スポツト68′
が大きくなつたり、走査させたときに軌道がそれ
たり、あるいは投影結像したアパーチア74の像
(微小スポツト)の端部が乱れたりして良好な加
工が妨げられる。
そこで、イオンビームの電荷による微小スポツ
トの乱れを防ぐ手段89の電子シヤワ890,8
91から集束イオンビーム68に向かつて電子流
895を放出し、集束イオンビーム68に負電荷
を与えて中和する。その結果、空間電荷効果によ
り集束イオンビーム68の拡がり、微小スポツト
68′を走査させたときの軌道のずれ、あるいは
アパーチア74の像の端部の乱れを防止できるの
で、より一層黒点欠陥の修正精度を向上させるこ
とができる。
以上の工程を経て加工修正したマスクを取出す
ときは、鏡筒39と試料室40間に設けられたゲ
ートバルブ42を閉じ、試料室40と試料交換室
41間に設けられたゲートバルブ43を開け、試
料引出し具64により試料台60を試料交換室4
1に引出し、ゲートバルブ43を閉じ、試料交換
室41の扉を開け、前記加工修正したマスクを取
出し、後工程に送付する。
実際に黒点欠陥を除去した条件を示すと、厚さ
600ÅのCrマスクの黒点欠陥に対し、Gaの液体金
属イオン源から引出して加速電圧45KVで加速
し、静電レンズにより0.2μmφの微小スポツト6
8′に絞り、かつ偏向電極により20μm/secの速
度で集束イオンビームのスポツト68′を走査し
て良好な加工結果を得た。
次に、本発明の異なる色々な実施例について説
明する。まず、真空排気系は前記第6図に示すも
のに限らず、オイルロータリポンプとデイフユー
ジヨンポンプとオイルトラツプとを組合せて構成
してもよく、またオイルロータリポンプとクライ
オポンプとイオンポンプとチタンポンプとを組合
せて構成してもよい。
また、イオン源は第6図および第7図に示す液
体金属イオン源65に限らず、10-9torr以下の高
真空で動作する極低温の電界電離型のイオン源を
用いることも可能である。
第10図に前記極低温の電界電離型のイオン源
を示す。この第10図に示されものは、ガス送出
用孔656を有する支持部655、該支持部65
5に設けられた金属製のニードル657、サフア
イア等の絶縁体659により支持部655に対し
て電気的に絶縁された引出し電極658とを備え
ている。前記支持部655は、液体ヘリウムの冷
凍器に接続され、支持部655とニードル657
とは前記冷凍器により液体ヘリウム温度にまで冷
却されている。この支持部655に設けられた孔
656から希ガス、H2ガス等のイオン化用ガス
660が送込まれ、そのガス原子はニードル65
7の表面に吸着され、高い密度を有するようにな
る。そして、引出し電極658に電圧が印加され
るに伴い、その高電圧によりガス原子がニードル
657の先端部の極めて狭い領域から電界電離
し、イオンビーム661として引出される。この
極低温の電界電離型のイオン源は、通常の温度に
よる電界電離型のイオン源に比べてガス原子のニ
ードル先端付近での吸着密度が極めて高いため、
高輝度のイオン源となる。
更に、イオンビームを集束する荷電粒子光学系
は、第6図に示す3枚1組の静電レンズ70,7
1,72に限らず、アインツエルレンズを用いる
ことも可能であり、またレンズの枚数も3枚に限
らない。
また、荷電粒子光学系の静電レンズ70,7
1,72とブランキング電極73とアパーチア7
4と偏向電極75,76との設置順序も第6図に
示す順序に限らず、様々に変えることができる。
第11図1,2,3,4に荷電粒子光学系の静
電レンズ70,71,72とアパーチア74との
色々な実施例を示す。なお、ブランキング電極7
3および偏向電極75,76については図示せ
ず、省略する。該第11図1に示すものは、イオ
ン源680の下位にアパーチア681を設置し、
その下位にレンズ700,701,702の組を
設置しており、アパーチア681から出た像をレ
ンズ700,701,702により試料90の上
に結像投影するようにしている。また、第11図
2に示すものはイオン源680の下位に1段目の
レンズ703,704,705の組と、2段目の
レンズ706,707の組とを間隔をおいて配置
し、これら1段目のレンズ703,704,70
5の組と2段目のレンズ706,707の組間に
アパーチア682を設置している。そして、イオ
ン源680から出たイオンビームを1段目のレン
ズ703,704,705により平行ビームの中
央部付近を取出し、その像を2段目のレンズ70
6,707により試料90の上に結像投影するよ
うにしている。この第11図2に示すものは、第
11図1に示すものに比べて集束イオンビームの
より多くの部分を試料90の照射に用いることが
できる。
次に、第11図3,4に示すものはイオン源6
80の下位にズームレンズである1段目のレンズ
708,709,710の組を配置し、その下位
に開口部の寸法可変のアパーチア683を設置
し、さらにその下位に2段目のレンズ711,7
12,713の組を配置している。そして、第1
1図3ではアパーチア683の開口部の寸法bを
狭く調節し、集束イオンビームをズームレンズで
ある1段目のレンズ708,709,710によ
りアパーチア683の開口部の寸法bよりもやや
大き目の寸法cに絞込み、アパーチア683から
出た像を2段目のレンズ711,712,713
により試料90の上に寸法aをもつて投影させて
いる。ついで、第11図4ではアパーチア683
の開口部を第11図3の寸法bよりも広い寸法
b′に調節し、イオンビームを1段目のレンズ70
8,709,710で前記寸法b′よりもやや大き
めの寸法c′に絞り、2段目のレンズ711,71
2,713により試料90の上に寸法a′に投影す
るようにしている。これら第11図3,4に示す
構成によればイオンビームのさらに多くの部分を
試料90の上に照射させることができる。
なお、アパーチアの開口部は、円形、多角形
等、任意の形状に形成してもよいが、四角形で且
つ寸法可変のものが最も使い易い。
第12図1,2、第13図1,2,3、第14
図1,2,3、第15図に開口部の寸法を可変と
したアパーチアと、これの使用方法と、黒点欠陥
をアパーチアの開口部との位置および寸法合わせ
に使用する装置とを示す。
その第12図1,2に示すアパーチアは、水平
面内のX方向に対置された第1、第2の スライ
ドプレート685,686、Y方向に対置された
第3、第4のスライドプレート687,688、
真空容器の壁684に外部から操作しうるように
取付けられ、且つ第1、第2、第3、第4のスラ
イドプレート685,686,687,688に
それぞれ連結されたマイクロメータ式の第1、第
2、第3、第4の微動送り手段689,690,
691,692とを備えている。前記第1、第2
のスライドプレート685,686の対向面と、
第3、第4のスライドプレート687,688の
対向面とは刃型に形成されている。また、第1、
第2のスライドプレート685,686と第3、
第4のスライドプレート687,688とは接触
面693を介してバツク・トウ・バツクに配置さ
れている。このアパーチアでは、第1、第2の微
動送り手段689,690を操作することによつ
て、第1、第2のスライドプレート685,68
6がX方向に移動するので、開口部のX方向の寸
法および位置を微動調整でき、第3、第4の微動
送り手段691,692を操作することによつて
第3、第4のスライドプレート687,688が
Y方向に移動するので、開口部のY方向の寸法お
よび位置を微動調整することができる。
第13図1,2,3は、隣合わせの回路パター
ン間の間隔が狭い所に付着した黒点欠陥を除去す
る場合に、前記第12図1,2を適用した使用例
を示す。すなわち、第13図1に示すように、隣
合わせの回路パターン94に付着された黒点欠陥
96の位置および寸法に合わせて第12図1,2
に示すアパーチアの第1、第2、第3、第4のス
ライドプレート685,686,687,688
を移動させ、調節されたアパーチアの開口部によ
り第13図2に示すように、黒点欠陥96を、投
影結像される微小スポツトの照射範囲である矩形
の枠694で囲み、この枠694内で前記第9図
3に示す要領で制御装置85により少なくとも偏
向電極用電源84を介して偏向電極75,76を
制御して微小スポツトを走査させ、黒点欠陥96
を除去し、第13図3に示すように欠陥のない正
規の回路パターン94に修正する。
次に、第14図1,2,3は、回路パターン9
7,98のうちの、回路パターン97に大きな黒
点欠陥99が付着している場合に、第12図1,
2に示す開口部の寸法可変のアパーチアを使用す
る例を示すもので、大きな黒点欠陥99の位置お
よび寸法に合わせて矩形の枠695を形成しうる
ようにする外は、前記第13図1,2,3に示す
ものと同様である。
更に、第15図は第6図に示すSIM観察装置8
7によつて表示されるブラウン管(TVモニタ)
88に表示される画面を示す。即ち第15図は、
回路パターンの黒点欠陥と開口部の寸法可変のア
パーチアの開口部との位置および寸法合わせにを
使用するTVモニタ装置を示す。この図に示す装
置は、電子ライン発生ユニツト696とTVモニ
タ697(88)とを備えている。そして、この
装置では前記第12図に示す開口部の寸法可変の
アパーチアの、第1、第2、第3、第4の微動送
り手段689,690,691,692にポテン
シヨメータ等を連動させ、これからの信号698
を電子ライン発生ユニツト696に入れ、この電
子ライン発生ユニツト696からTVモニタ69
7に前記アパーチアの第1、第2、第3、第4の
スライドプレート685,686,687,68
8の位置の信号699を送り、この信号に基づ
き、TVモニタ697にX方向の位置をX1,X2
の電子ライン(可変範囲表示)で示し、Y方向の
位置をY1,Y2の電子ライン(可変範囲表示)で
表示する。従つて、この装置を使用することによ
り、SIM像として拡大観察される黒点欠陥の位置
および寸法に合わせてアパーチアの開口部(集束
イオンビームの微小スポツトの照射範囲)を正確
に、且つ容易に調整することができる。
前記アパーチアが投影結像される集束イオンビ
ームの黒点欠陥への微小スポツトの照射範囲の調
整は、電子ライン(可変範囲表示)X1,X2と電
子ライン(可変範囲表示)Y1,Y2の位置情報に
基づいて、第12図1,2に示す機械的に行なう
ものに限らず、制御装置85により偏向電極用電
源84を介して偏向電極75,76を制御して黒
点欠陥に微小スポツトを走査させて行なうように
してもよい。なお、この際、前記したように、制
御装置85によりブランキング電極用電源83を
介してブランキング電極73も制御して併用する
ことも可能である。
また、本発明では前記イオンビームの電極用電
源79、レンズ用電源79,80に代えて、分割
抵抗器を用いる場合もある。
進んで、第16図、第17図1,2、第18図
はイオンビームの電荷によるスポツトの乱れを防
ぐ手段における第8図に示すものに対して異なる
実施例を示す。
その第16図に示す手段は、電子シヤワ89
6,897を試料90の表面に向けて設置し、電
子流898を試料90の表面に照射し、イオンビ
ームの照射による試料90の電荷蓄積を防止しう
るようになつている外は、第8図に示すものと同
様である。
次に第17図1,2に示す手段は、X,Y,Z
方向に移動しうるアーム898とこれに取付けら
れたプローバ899とを備え、アーム898をア
ースしている。そして、プローバ899を黒点欠
陥101を有する回路パターン100に接触させ
て使用し、試料90にイオンビーム68が照射さ
れたとき、その電荷が回路パターン100、プロ
ーバ899およびアーム898を通じてアースへ
と流れるようにしている。その結果、試料90へ
の電荷の蓄積を防止することができる。
さらに、第18図に示す手段は、試料台60の
上にマスク基板901を設置し、マスク基板90
1の全面に極めて薄く金属またはIn2O2,SnO2
どの導電性化合物の薄膜903を蒸着し、導電材
製のクランパ904で固定する。これにより、試
料であるマスクや、光やX線、イオンビームに対
する透過率を全く変えることなく、回路パターン
902からの電荷を、導電材製のクランパ904
および試料台60を通じてアースへ流すことがで
き、従つてイオンビームを照射したときの電荷の
蓄積を防止することができる。
以上説明したように、本発明によれば、1〜
1.5μm乃至1μm以下の回路パターンICを製作する
ためのフオトマスク、X線露光用マスク、イオン
ビーム露光用のマスク等の上に発生する欠陥の修
正において、液体金属イオン源を用いることによ
つてサブミクロン径の微小スポツトを得て、デイ
スプレイ画面上に1〜1.5μm乃至1μm以下の欠陥
個所を含む欠陥領域のSIM像を表示する際鮮明な
画像を表示でき、該表示された鮮明な欠陥個所の
画像を、デイスプレイ画面上に表示された可変範
囲表示で正確に囲むように制御でき、その結果該
正確な修正範囲の情報に基づいて偏向電極を制御
して前記サブミクロン径の微小スポツトを走査照
射して周辺の正規の回路パターンにダメージを及
ぼすことなく、1〜1.5μm乃至1μm以下の欠陥個
所を高精度で、且つ十分に実用的な生産性をもつ
て修正することが可能となり、その結果欠陥のな
い回路パターンの露光を実現でき、ICの高歩留
まりを達成することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はガラス基板上にクロム金属等を蒸着し
たフオトマスクの縦断面図、第2図はフオトマス
クの平面図であつてマスクに発生する黒点欠陥と
白点欠陥を示す図、第3図はレーザ加工を用いた
従来のマスクの欠陥修正装置を示す図、第4図
1,2,3,4,5はX線用のマスクの製作工程
とその製品の一例を示す図、第5図はイオンビー
ム露光用のマスクの一例を示す縦断面図、第6図
は本発明のマスク欠陥修正方法を実施する装置の
一実施例を示すブロツク図、第7図は第6図に示
す装置中の液体金属イオン源の一実施例を示す拡
大斜視図、第8図はイオンビームの電荷によるス
ポツトの乱れを防ぐ手段の一実施例を示す拡大断
面図、第9図1,2,3,4は第6図に示す装置
を使用して行なう本発明の実施態様を示す図、第
10図はイオン源の異なる実施例を示すもので、
極低温の電界電離型イオン源の拡大断面図、第1
1図1,2,3,4は荷電粒子光学系のレンズ
と、イオンビームを試料の上に投影結像させるア
パーチアとの組合わせの異なる色々な実施例を示
す図、第12図1および2は開口部の寸法可変の
アパーチアの拡大縦断正面図および側面図、第1
3図1,2,3および第14図1,2,3は開口
部の寸法可変のアパーチアを使用して行なう欠陥
修正工程を示す図、第15図は黒点欠陥の位置お
よび寸法と開口部の寸法可変のアパーチアの開口
部との位置および寸法合わせの状態を表示する装
置のブロツク図、第16図はイオンビームの電荷
によるスポツトの乱れを防ぐ手段の第8図に対し
て異なる実施例を示す断面図、第17図1および
2は前記手段の他の実施例を示す正面図および平
面図、第18図は前記手段の別の実施例の縦断面
図である。 37……架台、39……鏡筒、40……試料
室、41……試料交換室、42〜54……真空排
気系の構成部材、55……載物台、56,57,
58……X,Y,Z方向の移動マイクロメータ、
59……θ方向移動リング、60……試料台、液
体金属イオン源:650〜654……液体金属イ
オン源の構成部材、655〜659……極低温で
動作する電界電離型のイオン源の構成部材、66
……コントロール電極、67……イオンビームの
引出し電極、69,74,681,682,68
3……アパーチア、685〜692……開口部の
寸法可変のアパーチアの構成部材、68……イオ
ンビーム、68′……イオンビームのスポツト、
70〜72……荷電粒子光学系の静電レンズ、7
00〜713……レンズ、73……ブランキング
電極、75,76……偏向電極、77〜84……
各電極用の電源、85……制御装置、87……2
次荷電粒子検出器、89……イオンビームの電荷
によるスポツトの乱れを防ぐ手段、890〜90
4……同手段を構成する部材、90……試料、9
1,94,95,97,98,100……回路パ
ターン、92,96,99,101……黒点欠
陥。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 液体金属イオン源を用いた高輝度点イオン源
    から引出し電極により高輝度イオンビームを引出
    し、この引出された高輝度イオンビームの中心部
    をアパーチヤを通して静電光学系によりサブミク
    ロン径の微小スポツトに集束させ、該微小スポツ
    トイオンビームを偏向電極を用いて2次元走査す
    ることによりマスク表面の欠陥個所を含む欠陥領
    域上を走査して照射し、該マスク表面の欠陥領域
    から生じる2次荷電粒子を荷電粒子検出器で検出
    してデイスプレイ画面上に欠陥領域の2次荷電粒
    子画像を拡大表示すると共に該デイスプレイ画面
    上に2次元的に寸法及び位置を制御可能な可変範
    囲表示を表示し、前記デイスプレイ画面上におい
    て表示された欠陥個所の2次荷電粒子画像を前記
    可変範囲表示で囲むように範囲の寸法及び位置を
    2次元的に制御して可変範囲の2次元的な寸法及
    び位置の情報を得る修正範囲決定工程と、前記修
    正範囲決定工程により得られた修正範囲の情報に
    基づいて偏向電極を制御して前記サブミクロン径
    の微小スポツトイオンビームを前記修正範囲内で
    走査照射してマスク上の欠陥個所を修正する欠陥
    個所修正工程とを有することを特徴とするマスク
    の欠陥修正方法。
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