JPH0262039A - 多層素子の微細加工方法およびその装置 - Google Patents

多層素子の微細加工方法およびその装置

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JPH0262039A
JPH0262039A JP63212453A JP21245388A JPH0262039A JP H0262039 A JPH0262039 A JP H0262039A JP 63212453 A JP63212453 A JP 63212453A JP 21245388 A JP21245388 A JP 21245388A JP H0262039 A JPH0262039 A JP H0262039A
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Satoshi Haraichi
聡 原市
Fumikazu Ito
伊藤 文和
Akira Shimase
朗 嶋瀬
Takahiko Takahashi
高橋 貴彦
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は集束ビームを用いt微細加工方法に係ジ、特に
多層LSIに対して各層を高選択加工するのに好適な微
細加工方法およびその装置に関する。
〔従来の技術〕
フォト−Fスフ修正装置、I M A (Ion Mi
cr。
Analyzer )等従来の集束イオンビーム加工装
置において、試料の微細加工を行う方法は、照射イオン
ビームにより試料原子をた友き出すスパッタ加工であっ
た。
従来の集束イオンビーム加工装置の基本的な装置構成を
第2図に示す。イオン源1から引き出し念イオンビーム
2を、集束レンズ4により集束し試料10上に照射しス
パッタ加工を行う。またイオンビームの照射と同時にC
VDガスをノズル16エシ供給し、局所成膜を行う。こ
の際ブランキングコントローラ12によりイオンビーム
のON、 OFFを、デフレクタコントローラ15によ
りイオンビームの偏向をそれぞれ制御する。イオンビー
ムの照射とともに試料10から発生する2次電子、ある
いは2次イオンを2次粒子ディテクタ9(例えばマイク
ロチャンネルプレート)にょ9検出し一8IM (Sc
anning Ion Microscope  :走
査イオン顕微鏡)像を得る。このSIM像を用いて試料
表面の観察を行う。なお、この糧の集束イオンビーム加
工装置として関連するものには例えば特開昭61−24
5553号が挙げられる。
te、試料の加工方法として単純なスパッタ加工ではな
く、反応性ガスをイオン化し几反応性ビームによる化学
反応を用い比例として特開昭57−0176が、反応性
ガスふん囲気中で集束イオンビームを試料に照射した時
生じる化学反応を用い比例として特開昭57−1517
7がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
現在LSI等の半導体装置は高集積化、高機能化を進め
るために、配線や素子の多層化が進んでいる。各層の凹
凸が重なり、縦方向にも高密度化し次多層LSIを加工
する場合に、下層にダメージを与えずに所望の層で精度
よく加工を停止することが、よりいっそう強く要求され
ている。
また、LSI設計のデバッグや製造プロセス上の不良解
析を目的として、LSI配線の面接切断接続を局所加工
により行い、回路修正を短時間で行う要求が高まってい
る。この様な回路修正では、ひとつのLSI上で数10
ケ所におよぶ加工を行う必要があり、加工を高速にしか
も100%近い高歩留りで行わねばならない。
加工が単純なスパッタ加工である従来の集束イオンビー
ム加工装置では、多層化したLSIを加工する際に以下
の課題があっ几。
(1)加工速度はビーム電流にほぼ比例するが、微細な
ビームを得る九めにはビーム電流に制限があり、高速加
工を行うことができない。(2)被加工物の材質に対し
て選択性が小さ(、多層LSIの各層を−様な速度で加
工するため、所望の層で加工を停止することが難しい。
(3)傾斜面に対する加工速度が太きいため、加工穴底
が平坦化する傾向があり1各層の凹凸の激しい多層LS
Iに対して、凹凸にならつ比精度よい加工は不可能であ
り、部分的に下層にダメージを生じてしまう。
これに対し、例えばRI E (Reactive I
onEtching )の様に、反応性ガス分子と被加
工物との化学反応によるエツチングを用いれば、反応確
率をガス圧、イオンエネルギー等にエリ高めることで、
スパッタ加工の数10倍の高速加工が可能となる。ま之
、反応性ガスの種類f選択することで、被加工層の下層
に対する選択性を太きくでき、凹凸の激しい試料に対し
ても、下層にダメージのない精度よい加工を行うことが
できる。
ここで、反応性ガスと集束イオンビームを組み合わせて
、局所的に化学反応性エツチングを行う装置として、特
開昭57−13176および特開昭57−13177に
記載の装置がある。これらの装置は、特定の被加工材質
とその下の基板材質の組合せに対して反応性ガスを選択
し、上層の被加工層−層のみを選択エツチングするもの
である。一方多層LSIにおいては、例えばAt配線層
と5L02層。
5iqNa層等がくり返し重なっており、加工に伴い被
加工層およびその下層が変化する九め、逐次最適な反応
性ガスを切替えて供給しなければならない。その友めに
は被加工層の変化を精度工〈検出しfcシ、複数の反応
性ガスを短時間で効率工〈切替える必要がある。上記装
置はこれらの点について配慮がされておらず、多1Ls
Iを精度工〈加工することは不可能であった。
本発明の目的は、基板上に複数層が形成され友多層素子
に対して、各層の凹凸にならった精度よい加工を高速に
行うことのできる、微細加工方法および装置を提供する
ことにある。
〔課題を解決する友めの手段〕
上記目的は、反応性ガスを用いて多層素子に対して局所
的に反応性エツチングを行う際に、加工に伴う被加工層
およびその下層の変化に対応して、逐次最適な反応性ガ
ス(被加工層を高速に加工しかつ下層との選択性が大き
い反応性ガス)を選択し切り替えて供給することにより
達成される。なお、局所反応性エツチングとしては、反
応性ガスをイオン化して引き出した反応性ビームを用い
る方法と、反応性ガスふん囲気中で集束エネルギービー
ム(イオンビーム、電子ビーム、レーザービーム)を照
射し、照射部のみで化学反応を誘起する方法がある。
〔作用〕
反応性ガスをイオン化して引き出した反応性ビームを用
いる装置では、イオン源のイオン化室に複数のガス種の
反応性ガスボンベをバルブを介して接続する。これによ
り、加工に伴う被加工層とその下履の変化に対応して、
逐次イオン化室に導入する反応性ガスを切り替えること
ができ、最適な反応性ビームを切り替えて試料に照射す
ることができる。
反応性ガスふん囲気中で集束エネルギービームを照射し
、照射部のみで化学反応を誘起する装置では、試料表面
に吸着させ九反応性カス分子を、短時間で入れ替えねば
ならない。第1の方式として、試料表面に局所的にガス
を吹き付けるための複数のノズルと、各ノズルにバルブ
を介して接続しt複数のガス種の反応性ガスボンベを設
ける。
また、試料の温度を短時間で制御する九ぬの、昇温冷却
機構をステージに設ける。これにより、バルブを切り替
えて、試料表面に吹き付ける反応性ガスを、短時間で切
シ替えることができ、試料の昇温冷却によりガスの離脱
吸着を制御することができる。第2の方式として、試料
を包む容積の小さなサブチャンバを設け、複数のガス種
の反応性ガスボンベをバルブを介して接続する。サブチ
ャンバには上面にオリフィスを設け、集束エネルギービ
ームはこのオリフィスを通して試料に照射する。また、
試料の温度を短時間で制御するための、昇温冷却機構を
ステージに設ける。サブチャンバ内を排気した後、バル
ブを切り替えて反応性ガスを供給し、サブチャンバ内を
満たす反応性ガスを短時間で切り替えることができ、ま
た試料の昇温冷却によりガスの離脱吸着を制御すること
ができる。第1あるいは第2の方式を用いることにより
、加工に伴う被加工層とその下層の変化に対応して、逐
次最適な反応性ガス分子を試料表面に吸着して、局所反
応性エツチングを行うことができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図を用いて説明する。
〈実施例1〉 第1図に本発明の第1の実施例の装置構成を示す。装置
上部に設は次イオン源部については、デュオプラズマト
ロンイオン源、液体金属イオン源。
ガス電界電離イオン源の5種のイオン源として動作する
構成とし友。イオン源から引き出し次イオンビーム50
を前段集束レンズ54、口径可変アパーチャ53、後段
集束レンズ36により集束し、試料39上に照射する。
イオンビームの照射と同時に、エツチングガスボンベ4
1あるいは42から、ノズル44を通してエツチングガ
スを試料59表面に供給し、イオンビームの照射領域で
局所的に反応性エツチングを行う。一方イオンビームの
照射と同時に、CVL)ガスボンベ46からノズル44
を通して、CVDガスを試料39表面に供給し、イオン
ビームの照射領域で局所成膜を行う。この際、第1図で
図示されないブランキング電極に電圧を印加しイオンビ
ームのオン、オフを、デフレクタ電極37に電圧を印加
し偏向をそれぞれ制御する。イオンビームの照射ととも
に試料69カら発生する2次粒子(2次電子、2次イオ
ン等)を2次粒子ディテクタ58で検出しSIM像を得
る。本発明においては被加工物である多層LSIの、加
工に伴う層変化を検出する九めに、イオンビームと同時
に集束光を照射するため、反射光、散乱光等が発生する
。従りて2次粒子ディテクタ68は検出に光を介するも
の(シンチレータとフォトマルの組合せ等)は不適当で
、2次粒子を直接電子で増倍するタイプのもノ(マイク
ロチャンネルプレート、チャンネルトロン等)を選ぶ必
要がある。
イオンビームの光軸上に、中央に穴を設けた反射鏡48
を設置する。イオンビームはこの中央の穴?通過して試
料39に照射する。一方、観察照明用のランプ50から
の光は、ハーフミラ−1窓を通って真空チャンバ45内
に入射し、反射鏡48により光路を曲げられ次後、反射
対物レンズ49により試料59上に集光される。試料6
9からの反射光は同じ経路を逆に通りて、カメラ51に
結像し、光学顕微鏡像を得る。このとき、イオンビーム
に↓る加工領域に光の集光領域を重ねて、イオンビーム
と集束光を同時に試料上に照射することにより、加工中
の被加工部の状態変化を、常に光学顕微鏡像でモニタし
ながら、加工することができる。
レーザ発振器52から発振したレーザ光はシャッタ53
を通り、光路拡張器54でビーム径を拡張した後、透過
率可変フィルタ55を通過する。ここで、ンヤッタ53
に工りレーザ光のオン、オフを行い、透過率可変フィル
タ55にエリレーザ光強度の調整を行う。レーザ光はビ
ームスプリッタ5Bに工や光路を2つに分けられ、一方
が窓を通って真空チャンバ45内に入射する。入射しt
レーザ光は反射鏡48により光路を曲げt後反射対物レ
ンズ49により試料59上に集光する。この際に、反射
鏡48の中央の穴によシ損失するレーザ光強度の割合を
少なぐする九めに、光路拡張器54によるビーム径を拡
張しである。試料59からの反射光は同じ径路を逆に通
って、ビームスプリッタ58により光路を曲げられ、フ
ォトマル59に入射する。ま几、先にビームスプリッタ
58により光路を分けられtlもう一方のレーザ光は反
射焼56により反射し、ビームスプリッタ58を通りフ
ォトマル59に入射する。以上の様にして試料59と反
射鏡56により反射してもどってきた2つの光が干渉(
〜、その干渉光強度を7オトマル59により測定する。
このとき、ピエヅ素子57を用いて反射鏡56を微動し
、2つの光の光路差の微調整を行う。以上の様に構成し
tレーザ干渉計を用いて、被加工面の相対高さすなわち
加工深さを計測しながら、加工することができる。
te、集束レーザ光のエネルギーを利用することにより
、エツチングガスを供給して局所反応性エツチングを行
うことができ、CVDガスを供給して局所成膜を行うこ
とができる。このとき透過率可変フィルタ55にエリレ
ーザ光強度を調整でき、加工深さ計測時には低パワーに
、局所エラ枡ングあるいは局所成膜時には高パワーに、
それぞれ最適な強度にレーザ光強度の調整を行う。
次に本実施例のイオン源部について、第6図乃至第5図
を用いて説明する。本実施例のイオン源はイオン放出部
等の機構部と電源部の切り替えにヨリ、デュオプラズマ
トロンイオン源、液体金属イオン源、ガス電界電離イオ
ン源の5種のイオン源として動作する様考案した。主要
部の構成としてまずエミッタ26は冷却用チャンバ20
に接続し、上下に動かし位置調整を行えるものとする。
その周囲に独立に上下に動かせる様に、液体金属イオン
源用のイオン化物質25を溜める容器21を設ける。
以上の構成要素は、イオン化ガスを導入するイオン化チ
ャンバ27内に、フィラメント25とともに設置する。
その下に設は九0径可変アパーチャは、大口径時にはイ
オン放出の制御電極として動作し、小口径時にはデュオ
プラズマトロンイオン源のイオン放出部として動作する
。エミッタ26は液体Heボンベ19から液体)(eを
冷却用チャンバ20に導入することにより、低温(50
Kll下)に冷却でき、フィラメント25からの熱電子
で衝撃することにより、逆に高温(1000で以上)に
加熱できる。イオン化ガスボンベ61〜55は複数個設
け、バルブの切り替えにニジ、各種反応性ガス(CFa
 、 SFa 。
CCta 、 Ctt等)あるいは不活性ガス(Ar、
 Xe等)等を、切り替えてイオン化チャンバ27内に
導入し、イオンビームとして引き出すことができる。電
源部は加速電源63、引き出し電源66%制御電源(放
電電源)67、電子加速電源6日、フィラメント電源6
9、および切替スイッチ70α、70bからなる。加速
電源65はイオンのエネルギーを与え、引き出し電源6
6はイオンビームを引き出すための電圧をりき出し電極
29に印加する。制御電源(放電電源)67はデュオプ
ラズマトロンイオン源としての動作時は、ガスをイオン
化する几めの放電電源として機能し、他のイオン源とし
ての動作時は、イオン放出安定化の友めの制御電源とし
て機能する◎本実流例のイオン源のデュオプラズマトロ
ンイオン源としての動作について、第5図を用いて説明
する。エミッタ26、イオン化物質容器21等は本動作
1時には機能しない几め、最上位置に設定するロロ径可
変アパーチャ28は小口径アパーチャに切り替え、イオ
ン放出部として動作させる。フィラメント25はフィラ
メント電源69よシミ圧を印加し、放電励起の九めの電
子源となる。切替スイッチ70aは接点Bに接続し、エ
ミッタ26とフィラメント25を同電位に保ち、フィラ
メント25からの電子がエミッタ26側に引き寄せられ
ない様にする。切替スイッチ70.6は接点Aに接続し
、フィラメント25と口径可変アパーチャ28間に放電
電源67から放電電圧を印加する。
デュオプラズマトロンイオン源として動作させるために
は、まずイオン化ガスボンベ61〜63から所望のガヌ
種を選択し、流量調整パルプ64を通して、適当量をイ
オン化チャンバ27に導入する。次にフィラメント25
と口径可変アパーチャ28間に放電電圧を印加し、フィ
ラメント25からの電子により放電を励起し、プラズマ
を生成する。プラズマは、イオン化チャンバ57の下部
と口径可変アパーチャ28の間に、マグネット24から
供給されt数100ガウスの磁場にニジ閉じ込められ、
高密度プラズマとなる。引き出し電極29に電圧を印加
し、口径可変アパーチャ28からイオンビーム50を引
き出す。
口径可変アパーチャのアパーチャ径がイオン放出のソー
ス径に対応するが、ビーム電流量を得るためアパーチャ
径は通常100μm程度とする。
次に液体金属イオン源としての動作について、第4図を
用いて説明する。口径可変アパーチャ28は大口径アパ
ーチャに切り替え、制御電極として動作させる。エミν
り26は、フィラメント25(7) 中心をぬけ、口径
可変アパーチャ28から少し突き出る位置に設定する。
イオン化物質容器21は、エミッタ26の先端に適量の
イオン化物質(液体金R)25を供給できる位置に設定
する。フィラメント25はフィラメント電源69より電
圧を印加し、イオン化物質23、エミッタ26を加熱す
るための電子源となる。切替スイッチ70αは接点Aに
接続し、フィラメント25とエミッタ26開に電子加速
電源68から電子衝撃の九めの電圧を印加する。切替ス
イッチ70hは接点Aに接続し、制御電極として動作す
るイオン化チャンバ27お工び口径可変アパーチャ2日
に制御電圧を印加し、イオンビーム30の放出を安定化
する。
液体金属イオン源として動作させるためには、まずフィ
ラメント25から熱電子を発生させ、電子加速電源68
からの電圧に工り加速する。加速し之電子によりイオン
化物質容器21およびエミッタ26を衝撃加熱し、イオ
ン化物@23を溶融しエミッタ26の表面を先端まで濡
らす。エミッタ26と引き出し電極29間に、引き出し
電源66から電圧を印加し、エミッタ26の先端からイ
オンビーム30を引き出す。
次にガス電界電離イオン源としての動作について、第5
図を用いて説明する。口径可変アパーチャ28は大口径
アパーチャに切り替え、制御電極として動作させる。エ
ミッタ26は口径可変アパーチャ28から少し突き出る
位置に設定する。イオン化物質容器21はエミッタ26
の先端近傍の電界を乱さない様に、上に移動した位置に
設定する。切替スイッチ70αは接点Bに接続し、フィ
ラメント25とエミッタ26を同電位に保ち、エミッタ
26先端近傍の電界を乱さない様にする。切替スイッチ
7QAは接点Aに接続し、イオン化チャンバ27および
口径可変アパーチャ28に制御電圧を印加し、イオンビ
ーム30の放出を安定化する。制御電圧を印加しなくて
も安定にイオンが放出する定常動作状態になっ之徒は、
切替スイッチ70.6を接点Bに接続し、エミッタ26
と口径可変アパーチャを同電位に保ち、エミッタ26の
先端部のみに電界を集中させるとともに、口径可変アパ
ーチャ28と引き出し電極29間の平行電場を安定に保
つ様にする。これは先に述べた液体金属イオン源として
の動作時も同様である。
ガス電界電離イオン源として動作させるためには、まず
エミッタ26の表面をガス分子が吸着しやすい様にり1
)−ユングしておく必要がある。第5図において切替ス
イッチ70αを接点Aに接続し、フィラメント25から
発生させた熱電子を加速し、エミッタ26を衝撃加熱し
表面をクリーニングする。
あるいは、本イオン源を液体金属イオン源として動作さ
せ、エミッタ26先端に液体金属の円錐を形成しておき
、そのまま冷却する。固化しt液体金属は表面をクリー
ニングしたと同様の効果があり、先端の鋭い円錐形状は
電界をより集中させイオン化効率が向上する。エミッタ
26表面をクリーニングした後、液体Heを冷却用チャ
ンバ20ニ導入シ、エミッタ26を冷却する。次にイオ
ン化ガスボンベ31〜33から所望のガス種を選択し、
流量調整バルブ64を通して、適当量をイオン化チャン
バ27に導入する。エミッタ26と引き出し電極29間
に、引き出し電源66から電圧を印加し、冷却したエミ
ッタ26表面に吸着したガス分子を、エミツタ26先端
部でイオン化し、イオンビーム30を引き出す。
本実施例のイオン源の5種のイオン源としての動作特性
を下表に示す。
加工のプローブである集束イオンビームの、ビーム電流
およびビーム径は、集束光学系の性能が共通の場合、上
記のイオン源特性に大きく左右される。輝度および放射
角e!流苗密度大きいほど、集束したときにビーム電流
を太きくとれ、高速加工を行うことができる。ソース径
およびエネルギー巾が小さいほど微細なビームに集束で
き、高精度の加工を行うことができる。典型的な例とし
ては、数10μm口の領域を高速加工する場合にデュオ
プラズマトロンイオン源を、0.1μm口〜数μm口の
領域を加工する場合に液体金属イオン源を、0.1μm
口以下の領域を高精度に加工する場合にガス電界電離イ
オン源を用いる。
次に第6図および第7図を用いて、本発明による多層L
SIの加工方法の原理を説明する。まず反応性ガスふん
囲気中で集束エネルギービームを照射し、ビーム照射部
のみで反応性エツチングを誘起する方法を用いt場合を
第6図に示す。加工部断面を右に示すが、下層M配線7
5上を層間膜を介して広い上層At配線74が全面を覆
っており、最上層の5i02膜から順に加工し、下層M
配線75を切断する場合を考える。加工開始とともに、
第6図αに示す様にエツチングガスボンベ41からCF
4ガスを、流l゛調整バルブ71を通してノズル44に
導入し、試料59に吹き付ける。同時にイオンビーム3
0ヲ集束照射し、局所反応性エツチングを行う。このと
き、 8iChをAtに対して選択性よ〈エツチングす
る反応性ガスとしては主としてF系のガス(F2 、 
BFa 、 PFs 、 CFa 、 8F4等)が適
する。
最上層5i02膜の加工終了を検出し、第6図6に示す
様に流f#調整バルブ71f閉じ、流量調整バルブ72
を開け、ノズル44から試料59に吹き付ける反応性ガ
スを、CF4からcctaに切り替え上層M配線74を
加工する。このとき、Atを5iOtに対して選択性工
〈エツチングする反応性ガスとしては主としてCt系の
ガス(C12,BCl2.  PCl5 、 CCl4
゜S 番Cz a等)が適する。上層AA配線74の加
工終了を検出し、第6図Cに示す様に流il調整パルプ
72を閉じ、流を調整バルブ71を開け、ノズル44か
ら試料69に吹き付ける反応性ガスを、CC44からC
F4に切り替え層間別02膜を加工する。層間8i0z
膜の加工終了(下層At配線75の露出)を検出した後
、第6図dに示す様に流#調整パルプ72を開け、CF
4とCC44を同時にノズル44から試料59に吹き付
は加工を行う。被加工面内に露出し念、下層At配線7
3とその両側の層間5iCh膜の両者に対して、反応性
エツチングが進行し、下層M配線75を歩留シよ〈切断
できる。この場合、さらに下層の9 iQz膜に対する
選択性はとれない。下層に対するダメージを極力防ぐ必
要がある場合は、下層M配線76の加工途中に流量調整
バルブ71を閉じ、反応性ガスをCC1aのみに切シ替
え、下層At配線73のみを選択エツチングすれば工い
。一般に本発明を用いれば、第6図dに示す様に被加工
面内に複数の材料が存在する場合に、それぞれの材料に
対応する複数の反応性ガスを同時に吹き付けて加工を行
うことができる。このとき各反応性ガスの流量比を制御
することによシ、それぞれの被加工材料が加工される速
度を制御でき、被加工面の形状を制御しながら加工を行
うことができる。例えば、第6図の試料に対して、CV
D配線を接続する目的で、下層M配線75を露出する窓
あけ加工を行う場合に、第6図dの段階で反応性ガスと
してCF4のみを吹き付けることによシ、下層M配線7
3の両側の層間5iCh膜を選択的に加工し、下層M配
線73の側面を露出させコンタクト面積を大きくするこ
とかできる。
次に第6図と同様の加工を、反応性ビームを用いて行う
場合を第7図に示す。イオン源として、デュオプラズマ
トロンイオン源あるいはガス電界電離イオン源を用い、
イオン化する反応性ガスを被加工層に対応して切シ替え
る方法である・加工に伴う反応性ガスの切り替えは、第
6図の場合と同様に行う。最上層S i O2膜加工時
はCF4ガスをイオン化し次反応性ビーム77(主なイ
オンはCFs”)を用い、加工が上層At配線74に入
った時点で・反応性ガスを切シ替え、CC1aガスをイ
オン化し几反応性ビーム78(主なイオンはCCl5 
)を用いる。以下層間5iCh膜加工時は、CF4ガス
をイオン化し几反応性ビーム77を用い、下層M配線7
6切断時は、CF4とCCl4の混合ガスをイオン化し
た反屯性ビーム79を用いて加工を行う。第7図dにお
いては、イオン源に導入するCF4とCCl4の混合比
を制御することにより、反応性ビーム79中の各反応種
のイオン数の比を制御し、層間S iCh膜と下層At
配線75の加工速度を制御することができる。第7図の
加工において、反応性ビームを切り替える方法として、
第1図に図示されないイオン光学系途中に設は九質量分
離器(例えばEXBマスフィルター)を用いてもよい。
すなわち、反応性ガスとしては常にCF4とCC24の
、混合ガスをイオン源に導入し、両反応種の混合反応性
ビームを引き出す。被加工層に対応して、混合反応性ビ
ーム中力C,CF?ビームあるいはCCta”ビームを
、質量分離器により取り出し加工を行う。
次に、実際に多層LSIの配線修正に、本発明を適用し
た場合の効果を第8図乃至第10図を用いて説明する。
第8図に配線修正例を示す。第8図すの断面図に示す様
に、現在LSIは高集積化に伴い多層構遺となジ、下層
配線として信号配線が複数層形成され、最上層に電源配
線を設は文構造が多く見られる。この場合、電源配線は
電流容量を確保する次め、できる限り幅広く設計され、
LSIのほぼ全面を覆うことになる。第8図に示す様に
、下層の信号配線同士を局所成膜にニジ接続し素子を修
正する場合に、上層配線80を通してコンタクトホール
を開けざるをえない。従ってこのまま配線接続を行うと
、CVD配線85により上下配線が短絡し、素子を正常
に動作させることができなくなってしまう。これを避け
るための最も単純な方法としては、接続したい下層配線
の上を覆う上層配線80を、大きく窓あけ加工しなり除
けばよい。
次に、従来のスパッタ加工により・上層配線に大きく窓
あけ加工し、下層配線同士を接続し念場合を第9図に示
す。第9図αに示す様に、接続する箇所の上の上層配線
80に対し、大きく窓あけ加工を行い、第9図すに示す
様に、接続する下層配線81にダメージを与えない様に
、その上で窓あけ加工を停止する。その後、第9図Cに
示す様に、CVDガス86を供給しなからレーザ光87
を照射し・CVD配線85を形成し下層配線同士の接続
を行う。
従来のスパッタ加工は、被加工面が傾斜しているほど加
工速度が速く、加工穴底面は平坦化する傾向にあり、第
9図の窓あけ加工においても、窓あけ穴の底は平坦に々
る。
一方、多層LSIでは下層配線の凹凸形状を反映し、上
層の層間絶縁膜およびAt配線が大きくうねり凹凸にな
っている。従って、窓あけ加工を下層配線81にダメー
ジを与えない限界の深さまで行ったとしても、大底に上
層配線80の加工残り85がブリッジ状に残ってしまう
。CVD配線85を形成しt際に、加工残り85を介し
て上下配線が短絡し、第8図の場合と同様に素子を正常
に動作させることができない。
次に、第9図と同様の加工を本発明の加工方法を用いて
行っ九場合を第10図に示す。第10図α。
第10図すにおいて、最上層絶縁膜、上層配線80の各
層に対応し几エツチングガスを供給しながら、イオンビ
ーム30を照射し、局所反応性エツチングに工り太きく
窓あけ加工を行う。さらに第10園Cにおいて、局所反
応性エツチングにより、接続する下層配線に対しコンタ
クトホールを加工し、第10図dにおいて、CVD配線
83ヲ形成し下層配線同士を接続する。ここで、本発明
による局所反応性エツチングは、化学反応を主体として
加工が進行する九め、常に下層に対して選択性の高い加
工を行うことができる。従って、第10図すにおける窓
あけ加工は、層間の凹凸にならった精度よい加工を行う
ことができ、第9図で示した様な上層配線の加工残りが
生じることはない。ま之、第10図rにおけるコンタク
トホールの加工も、下層配線にダメージを与えずかつ完
全に窓あけを完了することができ、接続の際の信頼性が
高くなる。
次に・本発明による多!LSIの高選択比加工の効果を
、第11図乃至第12図を用いて説明する。
多層LSIは、製造プロセス条件のばらつきや、同一ウ
ニへ上でも平面内のばらつきの影響で、各層の膜質や膜
厚にばらつきが生じる。第11図に多層LSIの膜厚ば
らつきの一例を示す。上層から順に、5if2. AL
、 8i0t 、 AA、  8iChの構造で、各層
の厚さはそれぞれ2,0μm、1.0μm、15μm、
1.0μmの値で設計している。各層の厚さは、全ての
ばらつきの要因を考えると、最大±0.2μmばらつく
ため、各層が重なった全体としては、flc11図に示
す様に±1.0μm近いばらつきが生じる。従って、各
層に対してほぼ−様な速度で加工が進行する、従来のス
パッタ加工を用いて加工する場合は、各層毎の加工深さ
を精度よくモニタすることが不可欠となる。これに対し
、本発明による高選択比加工を第11図のLSIに対し
て用いた場合の、各層毎のオーバーエッチ量の変化を第
12図に示す。各層の厚さが、設計値通り(設計値±0
μm)、最小厚さ(設計値−0,2μm)、最大厚さ(
設計値+02μm)の3つの場合に対して、全て同じタ
イミングでエツチングガスを切り替えて、本発明により
加工を行っ九場合の各層毎のオーバーエッチ量を示し次
ここで、選択比としては、Ct系ガスを用いてAtの別
02に対する選択比10:1が得られており、F系ガス
を用いて8i02のAtに対する選択比もほぼ10:1
が得られている。第12図のオーバーエッチ量の計算で
は、簡単化の九めにCF4ガスを用い九8i02のAt
に対する選択比と、CCl4ガスを用い−fi−klの
Sio2に対する選択比をともに10:1とLea 1
i12図において、エツチングガスの切シ替えは、各層
の加工を完全に完了する念めに、各層に対して[1,5
μmオーバーエッチするタイミングで行うものとする。
層の厚さが設計値±0μmの場合、まず最上層8i0z
膜を0.5μmオーバーエッチする時点までCF4ガス
を用いるが、上層M配線の加工に入っ九時点で選択性か
ら加工速度は10分の1になり、実際のオーバーエッチ
量は0.05μmとなる。次にエツチングガスをCCL
aに切り替え、上層At配線を加工する。S!02膜か
らのオーバーエッチ量0.05μmと、初めから設定し
to、5μmを加えて0,55μmオーツ<−エッチす
る時点までCCLaガスを用いるが、層間S iCh膜
の加工に入った時点で選択性から加工速度は10分の1
になり、実際のオーバーエッチ量は0.055μmとな
る。以下さらに加工を進め几場合の各層の実際のオーバ
ーエッチ量は、第12図に示す様に0.0555μm、
  0.0555μmとなる。次に各層の厚さが全て設
計値−0,2μmの場合を考える。最上層SiOx膜に
対して、設定オーバーエッチ量0.5μmと、膜厚の不
足分0.2μmを加えて、0.7μmオー7く−エッチ
する時点までCF4カスを用いるが、上層At配線の加
工に入り几時点で選択性から加工速度は10分の1にな
り、実際のオーバーエッチ量は0.07μmとなる。以
下、各層の厚さが設定値±0μmの場合と同様に計算す
ると、加工の進行に伴う各層の実際のオーバーエッチ量
は、第12図に示す様に0.077μm、  0.07
77μm、  0.07777μmとなる。次に各層の
厚さが全て設計値子〇、2μmの場合を考える。最上層
別02膜に対して、設定オーバーエッチ量0.5μmか
ら、膜厚のオーバー分12μmを引いて、α3μmオー
バーエッチする時点までCFaガスを用いるが、上層A
t配線の加工に入り九時点で選択性から加工速度は10
分の1になり、実際のオーバーエッチ量は0.03μm
となる。以下加工の進行に伴う各層の実際のオーバーエ
ッチ量は、第12図に示す様に0.035 pm 、 
 0.0555μm、  0.03555μmとなる・
以上の様に、本発明によるカス切り替え局所反応性エツ
チングを用いれば、多層LSIの各層を常に下層に対し
て選択性よく(例えば選択比10:1で)加工できる。
従りて、第12図に示した様に、各層が±0.2μmば
らつく多層LSIに対して、各層のオーバーエッチ量を
0.1μm以下の高精度で加工することができる。この
際、ガス切り替えのタイミングは、膜厚の設計値を基準
に一条件に設定しておけばよい。
現在の多層LSIは、各層の膜厚が1μm程度であり、
本発明を用いれば一条件で加工した場合でも01μm程
度の加工深さ精度が得られることから、特に加工深さや
加工状態をモニタする必要はない。
しかし、今後さらに素子の集積度が高くなるにつれて、
縦構造も高密度化し、各層の厚さは次第に薄くなる傾向
にある。従って、さらに加工深さを高精度に制御しなけ
ればならず、そのtめには局所反応性エツチングを行う
際に、各層の層間を精度よく検出することが不可欠とな
る。
まず各層の眉間検出に光学的検出手段(光学顕微鏡、レ
ーザ干渉計)を適用し几実施例を示す。
被加工面内に配線パターン等を含む広い面積の加工(例
えば第10図の上層AA配線80に対する窓あけ加工)
に対しては、層間検出に光学顕微鏡を用いる。すなわち
、被加工部の光学顕微鏡像をモニタしながら加工を行い
、被加工面の光学顕微鏡像のパターン変化に工り層の変
化を検出する。次に、配線巾程度の狭い面積の加工(例
えば第10図の下層At配線81.82に対するコンタ
クトホールの窓あけ加工)に対してはレーザ干渉計を用
いる。すなわちレーザ干渉計により加工深さをモニタし
ながら加工を行い、加工深さの変化により層間を検出す
る。ここでまずレーザ干渉計による加工深さのモニタ方
法について第13図乃至第19図を用いて説明する。
単一波長λのレーザを用い友干渉計の模式図を第15図
に示す。試料39に照射するレーザ光は、第15図に示
す様に常に加工穴底から反射してもどる様にする。加工
に伴い加工穴底の反射面が後退する窺め、加工穴底およ
び反射鏡56からの2つの反射光の光路差が変化し干渉
光強度が変化する。そこで、フォトマル59により干渉
光強度の変化を測定し、2つの光の光路差をモニタする
ことによシ、加工穴底の深さを求めることができる。こ
こで、ビームスプリッタ58として透過率と反射率が等
しい材質を選ぶと、フォトマル59に入射する2つの光
の振幅は、それぞれ試料39および反射炉56の反射率
に比例する。例えば試料59と反射ψ56の反射率をそ
れぞれrおよび1とお(と、2つの光の振幅はフォトマ
ル59に入射する時点でran、aoと表わせる。従っ
て2つの光の位相差をδとすると干渉光の振#!a1は a+ = ao−)−ra(+8’δ        
 −−−−−−(11となる。ここで加工の開始蒔に干
渉光強度が最大(すなわちδ=0)になる様に反射鏡5
6の位置を微調整する。すると位相差dは加工深さdに
より次式で表わせる。
d δ=一番2π          ・・・・・・(2)
(1)式(2)式よシ干渉光強度11が次の様に求まる
I 、 =I a + l ” d = ao (t+r+2rc信−π)  ・・・・・・
(3)λ 例えばLSI加工において、At配線や81基板を加工
する際は反射率rはほぼ一定と考えてよい。
このとき(51式のrは定数となり、加工深さdに伴い
干渉光強[I +は第14図に示すグラフの様に変化す
る。そこで加工開始から、干渉光強度工1の変化を追跡
すれば、第14図の関係から加工深さdをモニタできる
。まt、逆に干渉光強度■1が濠大値のまま変fヒしな
い様に1すなわち試料59側の加工に伴う反射面の後退
を打ち消す様に、反射鏡56を動かす◎すると、反射鏡
56の移動量から加工深さdを直接読みとることができ
る。このとき反射鏡56の微動に用いるピエゾ素子け1
全ストロークに対する移動量の分解能は1000分の1
程度であり、例えば20μmの加工深さまで対応する場
合、深さの読みとり精度はa、02μmとなりこれは十
分な精度であるロ一方LSI加工において、絶縁1のS
 iQ2膜を加工する際は、試料59に照射し1光がS
iO2膜に工り多重干渉を起こす。このとき反射率rは
S iO2膜厚すなわち加工深さにより変化し、もはや
定数として扱えない。従って、上記の干渉を用い九深さ
モニタを適用し几場合、干渉光強度■1の変化が複雑に
なり、モニタ精度が低下する可能性がある。
この場合はむしろ、試料59からの反射光強度のみを測
定し、5ift g厚の変化に伴う反射光強度の変化を
用いて、加工深さをモニタし比重がモニタ精度は向上す
る。本実施例では反射鏡56からの反射光を第1図に図
示されない光吸収体等を用いて遮断することにより、容
易に試料59からの反射光強度単独の測定に切り替える
ことができる。多層LSIにおいて、5ift層とM層
を原次加工する場合には、5ich層とM層でそれぞれ
反射光強度測定および干渉光強度測定による深さモニタ
を切シ替えて用い、全体として精度よい深さモニタを行
うことができる。5ift等に対する反射光強度測定に
よる深さモニタについては後で説明する。
次に、複数波長のレーザを用いた干渉光強度測定による
深さモニタについて第15図および第16図を用いて説
明する。第15図において干渉計部の構成は第15図と
同様である。照明光の発振部は、レーザ発振器A52α
、 B 52b、 e 5:C’から発振したそれぞれ
波長λ1.λ2.λSのレーザ光をシャッタ56α、シ
ャツfi 551) 、シャフタ53CIc工夛、オン
オフして各々のレーザ光を切シ替えて照射する構成とし
ている。レーザ光を照射し干渉光強度工2を測定するが
、試料390反射率rが一定の場合(MやSiを加工す
る場合)の、加工深さdに伴う工2の変化を第14図に
示す。ここでレーザ発振器A、B。
Cを用いた場合の干渉光強度をそれぞれI2A、 l2
BII2Cとし、第16図においてそれぞれ実線、−点
鎖線1点線で示した。各々の干渉光強度変化は第14図
と同様であゆ、波長の1/2の周期で変化する。
しかし、波長λ1.λ2.λ3が異なる九め、I2A、
 I2B。
I20の値は深さdの増加に伴いずれていく。例えば、
レーザA、B、Cとして、Arレーザのプ、−Arレー
ザのグリーン、He−Neレーザーを用い九場合1+ 
= 4138nm 、  λ2=515nm、  λl
=635nmであり、12A +  I2B 、  I
20が再び一致するのは計算上深さdが5m程度の時に
なる。実際の加工(d≦数10μm)を考え友場合、I
2A 、  I2B 、  I20が再び一致すること
はない。従って、I2A 、  I2B、 I20の3
つの干渉光強度を測定すれば、第16図の関係からその
時点の深さdが決定できる。
単一波長のレーザを用い次第15図の干渉計による深さ
モニタでは、同一試料に多数の加工を行う場合でも各々
の加工を開始する毎に、干渉光強度が最大となる様に初
期値を調整する必要がある。
これに対し、複数波長のレーザを用いた第15図の干渉
計による深さモニタでは、基準となる高さにおいて、3
つの干渉光強度が最大になる様に、1度だけ調整すれば
よい。各々の加工開始時には、I!A 、  I2B 
、  I20の値からまず基準高さに対する加工開始面
の相対高さを求め、引き続き第16図の関係を用いて、
所望の深さまでの加工をモニタすればよい。この複数波
長レーザを用い友深さモニタは、第15図に試料39の
加工穴として示し次様な多段加工を行う際に特に有効で
ある。
次に反射率rが加工に伴い変化する材質に対する反射光
強度測定を利用し几加工深さモニタについて説明する。
例えばLSIの透明絶縁膜(SiO2膜等)に光を照射
すると、光が多重干渉を起こし、反射光強度は膜厚によ
り変化する。そこで、多層LSIの絶縁膜等への加工を
行う場合、加工と同時に集束レーザ光を加工穴底に照射
し、加工に伴う絶縁膜の膜厚変化を、反射光強度変化と
して検出し、加工深さモニタを行う。
第17図に透明膜による光の多重干渉の模式図を示す。
試料はLSIとし、Al配線91の上に透明絶縁層90
の薄膜が形成しである。入射光Loは、膜厚りの絶縁層
900間をぐす返し反射し、第1.第2、第5.・・・
の反射光Ll、 L2. LB、・・・を生ずる。
I、+ 、 L2 、 I、s 、・・・すべての反射
光が干渉し几干渉光強度が、実際の反射光強度として検
出される。真空から絶縁/1i90への透過率2反射率
をt+、 r+、絶縁層90からAt配線91への透過
率1反射率をtz、 rt。
絶l&層90から真空への透過率1反射率をt+、 r
+とおく。また入射光1.aの振幅をao、相隣れる反
射光(例えばLlとL2 )の位相差をδ、絶縁層90
の光吸収率を^とすると、くり返し反射干渉光の振幅a
5はLl、 L2. Ls・・・を全て加えてas =
 aor+ + aot+t’+r2e−”De’δa
  ’   2 −4ap  i2δ+  aot+t
+r+rz  e    e    +−(ここでr+
 =−r+、 t1t+ = 1−r +を用いm)と
なる。ま九位相差Jは、絶縁層90の膜厚り、屈折率n
により次式で表わせる。
nD d ニー 、 2π          ・・・・・・
(5)λ (41式(5)式エリくり返し反射干渉光の強度I3は
次の様に求まる。
l5=laxl’ 次に反射光強度測定による深さモニタを実現する九めの
、装置構成の模式図を第18図に示す。レーザ発振器A
 52(Z 、 B 74 、 C75カラ発振器f/
−’F−れぞれ波長λ1.λ2.λ3のレーザ光をシャ
ッタ76゜シャッタ77、シャッタ78によ、9ON、
OFFして各々のレーザ光を切シ替えて照射する。レー
ザ光を照射し反射光強度工5を測定するが、試料がLS
Iであるとき(6)式においてαキOとなシ、膜厚りに
よるInの変化は概して第17図に示す様になる。ここ
でレーザ発振器A、B、Cを用いた場合の反射光強度を
それぞれI3A、  IBB、  IIOとし、第19
図においてそれぞれ実線、−点鎖線1点線で示し友。
各々の反射光強度は、波長の172nの周期で変化する
が、6つの波長が異なる九めそれぞれの反射光強度は膜
厚りの値とともにずれてい(。実際のLSIにおける膜
厚範囲ではIsh 、  Isn 、  I5oが一致
することはないので、6つの反射光強度を測定すれば、
その値から絶縁膜の膜厚を決定できる。
実際の窓開は加工の際には、加工と同時に5つのレーザ
光を〈υ返し加工穴底に照射し、反射光強度から膜厚り
を求めて、Dの値がゼロになるまで加工を行えばよい。
以上の様に、レーザ干渉計により透明膜(例えばSiO
2層)に対しては反射光強度測定を用い、不透明膜(例
えばAt配線)に対し7ては干渉光強度測定を用いるこ
とによって、多層LSI加工において精度よい深さモニ
タを行うことができる。
次に測定しt加工深さの変化を用いて、被加工層の材質
の変化すなわち層間を検出する方法を、第20図乃至第
21図を用いて説明する。第20図に本発明の加工にお
ける、加工時間tと加工深さZの関係の一例を示す。上
層から順に””02.Al、 5ift。
I’d、、  8i02の多1LsIに対し、エツチン
グガスをCF4.CC乙a 、 CFa 、 CC1a
 、 C1i’4と切り替えて局所反応性エツチングを
行っ九ものである。各層ともに、はぼ一定の速度で加工
が進行するが、加工がそれぞれの被加工層の下層に達す
ると、選択性から加工深さの増加速度はほぼ10分の1
に減小する。第20図の加工例における、加工時間tと
加ングガスの切り替えを行う。典型的な例として、5μ
mx5μmの領域を1 nAのイオンビームで加工する
場合を考える。エツチングガスとしてCFaを用0.2
4μm /see 、約α052μm/w となる。加
工深さZのサンプリング時間を0.2 secとし、5
回のZのサンプリングにエリ加工速度の変化を検出でき
るとして、最上層8i0x加工時の下層のA2層へのオ
ーバーエッチ量は通0.02μmとなる。サンプリング
時間を0.2(6)とするとその他の層の加工時もオー
バーニッチ量はほぼ同程度の値となる。本方式によれば
サンプリング時間を短くする等の対策によシ、各層のオ
ーバーエッチ量を0,01μm以下の高精度で制御する
ことができる。従りて今後縦方向にも高密度化し、各層
の厚さがサブミクロン程度になっ几多層LSIに対して
も、高い歩留りで加工を行うことができる。
本発明の局所反応性エツチングにおいては、加工に伴い
被加工物から、物理的にスパッタされた原子と反応生成
物(反応性ガスと試料原子の化合物)が放出される。ス
パッタ加工に比べて局所反応性エツチングでは、加工速
度が10倍以上増速され、化学反応が主体となりで加工
が進行する・従って上記加工に伴う放出物は大部分が反
応生成物で占ぬられる。このとき、反応生成物は被加工
層の元素を含むため、反応生成物を検出し分析すること
で、その時点の被加工層の材質を検出することができる
次に、反応生成物の検出により層間検出を行う方法につ
いて第22図乃至第28図を用いて説明する。
第22図に反応生成物の光吸収を用いた層間検出系ノ模
式図を示す。ハロゲンランプやキセノンランプ等の光源
141から出た光は、モノクロメータ142に入射し、
特定の波長λの単色光を取り出す。このときモノクロメ
ータ142により、取り出す光の波長λを走査すること
ができる。単色光をビームスプリッタ145により2つ
に分割し、一方を集光レンズ144により試料59の表
面近傍に集光照射し、透過光強度をフォトマル等のディ
テクタ146で測定する。ビームスプリッタ145から
のもう一方の光を、集光レンズ144により参照セル1
45に集光照射し、透過光強度をディテクタ146で測
定する。
ここで、光路中に光を吸収する物質(光の波長λを吸収
帯として持つ物質〕が存在すると、入射光の一部はその
物質に吸収され、透過光強度は減小する。光吸収物質の
濃度Cを一様とし、厚さをdとすると、照射光強度をI
o、透過光強度をItとして吸光度(光の吸収の度合を
示す物理量)Eは次式で定義される。
E−1−、i−リ(IO/ It ) = cdεここ
でεは分子吸光係数と呼ばれろ。照射光の波長λを走査
しつつ、Jtを測定し、吸光度Eのスペクトルが得られ
るが、このスペクトルは光吸収物質のび類に特有のピー
クを持つ。従って、吸光度Eのスペクトルにより光路中
の光吸収物質を同定できる。第22図において、イオン
ビーム5oを照射し局所反応性エツチングを行う際に、
同時にディテクタ146により透過光強度を測定し、吸
光度スペクトルヲ一定のサンプリング間隔で測定する。
例えば、CCtaガスを用いてM配線を加工する場合、
反応生成物として!’LCL3が生じる之め、吸光度ス
ペクトル中に第25図に示す様にAlC15に対応する
ピークが表われる。加工が進行しM配線の加工が終了す
ると、AzC7Sのピークは消滅し、1間を検出するこ
とができる。このとき、層間検出精度は吸光度スペクト
ルのサンプリング間隔で決まるが、毎回全波長域を走査
してい念のではサンプリング間隔を短(できない。そこ
で、参照セル145にAlC15を封入し、ディテクタ
147による測定値により、あらかじめhtct*のピ
ークが表われる波長λ1を得て卦(。At配線加工時に
は、照射光の波長を11に固定し、吸光度Eの変化をモ
ニタすることで、リアルタイムで層間検出を行うことが
できる。多層LSIを加工する際には、各被加工層の加
工時(で生じる各々の反応生成物に対応するピークが表
われる波長をあらかじめ得て督〈。加工の際には、その
時点の被加工層に対応する波長の光を照射し、吸光度E
の変化をモニタし層間検出を行う。層の変化を検出し念
ら、反応性ガスを切り替えるとともに、次の被加工層に
対応する波長に5照射光の波長を切り替えて、ひき続き
吸光度Eの変化をモニタし、眉間検出を行う。
第24図に反応生成物のけい光を用いて眉間検出系の模
式図を示す。照射光の発生部は第22図の眉間検出系と
同様でちる。ビームスプリッタ145により2つく分割
した一方の光を、集光レンズ144により試料59の表
面近傍に集光照射し、透過光強度をディテクタ150で
測定する。ビームスプリッタ145からのもう一方の光
の強度を、ディテクタ151で測定する。ここで、試料
S9から生じ次反応生成物は、照射光を吸収すると、照
射光の波長から長波長側(低エネルギー側)にずれた波
長のけい光を発する。けい光は、照射光の散乱光等の影
響を避けるために、けい光の波長帯のみを通すフィルタ
152を通してディテクタ149に入射させ、その強度
を測定する。照射光の波長λを走査しつつ、けい光強度
Ifを測定し、けい光励起スペクトルが得られるが、こ
のスペクトルは、けい光を発する物質特有のピークを持
つ。従って、けい光励起スペクトルのピークにより、光
路中の物質を同定できる。ここで、照射光強度は波長に
より変化するので、ディテクタ151により測定した照
射光強度I4に対する、けい光強1iI/の比I//I
+7によりスペクトルを得る方が望ましい。第24図に
おいて、イオンビーム50を照射し局所反応性エツチン
グを行う際に、同時にディテクタ149に工りけい光強
度を測定し、けい光励起スペクトルを一定のサンプリン
グ間隔で測定する。例えば、CC1aガスを用いてM配
線を加工する場合、反応生成物としてAtC1Mが生じ
る究め、けい光励起スペクトル中に第25図に示す様に
AtCL sに対応するピークが表われる。加工が進行
しAt配線の加工が終了すると、AzC:t3のピーク
は消滅し、層間を検出することができる。このとき、層
間検出精度はけい光励起スペクトルのサンプリング間隔
で決まるが、毎回全波長域を走査してい文のではサンプ
リング間隔を短くできない。そこで、試し加工によりA
tを加工し、けい光励起スペクトル中にALCLsのピ
ークが表われる波長λ1をあらかじめ得ておく。At配
線加工時には、照射光の波長をλ1に固定し、けい光強
度I7の変化をモニタすることで、リアルタイムで層間
検出を行うことができる。多層LSIを加工する際には
、各被加工層の加工時に生じる、各々の反応生成物に対
応するピークが表われる波長をあらかじて得ておく。加
工の際には、その時点の被加工層に対応する波長の光を
照射し、けい光強度I/の変化をモニタし眉間検出を行
う。層の変化を検出し危ら、反応性ガスを切り替えると
ともに、次の被加工層に対応する波長に、照射光の波長
を切り替えて、ひき続きけい光強度I/の変化をモニタ
し、層間検出を行う。このとき、はい光の波長帯も変化
する之め、フィルタ切替機J11155により、被加工
層の反応生成物に対応し之けい光を通すフィルタに切シ
替えて用いる。なお、けい光の検出感度は吸収測定より
もはるかに高く、吸光vEを用い九場合よりもけい光強
度Ifを用い念力が、層間検出精度は向上する。
第26図に特性X線の吸収を用いた層間検出系の模式図
を示す。X線管155から出た特性X線を試料390表
面近傍に照射し、試料上から参照チャンバ156を通過
したX線の強度をフィルタを通してディテクタ159で
測定する。例えば、CCL4ガスを用いてM配線を加工
する場合、反応生成物としてALCLsが生じる。照射
X線としてMのにα線を用いると、A1C1sは効率よ
(Atのに、線を吸収し、透過X線強度は減小する。加
工が進行しM配線の加工が終了すると、透過X線強度が
増加し、層間を検出することができる。ここで、あらか
じめ既知の量のAtCtsを参照チャンバ156に導入
し、透過X線強度の変化を測定してお(ことにより、加
工中に生じるhtct sO量を定量的に評価すること
ができる。多層LSIを加工する際には、各被加工層の
加工時に生じる、各々の反応生成物が効率工(X線を吸
収する様に、照射X線の波長を切り替える必要がある。
このためには、X線管155を複数種類設けて切り替え
る方法や、希ガス連続光源、シンクロトロン放射(SO
FL)等の連続波長光源からフィルタ等により所望の波
長を増り出す方法がある。
第27図に反応生成物イオンを用いt層間検出系の模式
図を示す。X線の発生部および照射部は、第26図の眉
間検出系と同様であるが紫外レーザ等の短波長光源を用
いてもよい。本発明の局所反応性エツチング中に、反応
生成物に十分な強度のX線を照射すると、反応生成物は
X線を吸収してイオンに解離する。このイオンを分析す
ることによplその時点の被加工層の材質を検出するこ
とができる。例えば、CCL4ガスを用いてM配線を加
工する場合、反応生成物としてAtct sが生じる。
X線管155より十分な強度のAAKQ線を照射すると
、htct sはAt’+とct−に解離する。ct−
は互いに衝突し合っ九り、CC1aガスのツラックスと
衝突し、はとんどが再結合し分子状態となる。一方At
3+は比較的安定にイオン状態を保つ。A/=’”をイ
オン引き込み光学系161で引き込み、質量分析器16
2へ導入しイオン強度を検出する。加工が進行しAt配
線の加工が終了すると、At  のイオン強度が消滅し
、層間を検出することができる。多層LSIを加工する
際には、各被加工層の加工時に生じる、各々の反応生成
物が効率よくX線を吸収する様に、照射X線の波長を切
り替える必要がある。
この点については、第26図の眉間検出系と同様に、X
線の照射部に波長選択性を詩文せる。また、反応生成物
が解離して生じるイオン種も変わる友ぬ、検出器である
質量分析器162の検出質量数を、検出すべきイオン種
に逐次合わせる必要がある。
第28図に反応生成物に対する光電子分光を用い九層間
検出系の模式図を示す。X線管あるいは紫外レーザ等の
短波長光源155から放出した励起光を、試料59の表
面近傍に照射する。本発明の局所反応性エツチング中に
、反応生成物に十分波長の短い(光子エネルギーh・の
大きい)励起光を照射すると、反応生成物から光電子が
放出される。この光電子をエネルギー分析することによ
シ、反応生成物の種類を検出して、その時点の被加工層
の材質を検出することができる。例えば、CC64ガス
を用いてM配線を加工する場合、反応生成物としてht
ctsが生じる。光源155から励起光を照射し、ht
Ct sから放出され次光電子を、光電子引き込み光学
系164で引き込み、エネルギー分析器165へ導入し
、ディテクタ166によシ光電子強度を検出する。この
とき、検出しt光電子のエネルギー(光電子が通過する
エネルギー分析器165の設定エネルギー)から、AL
etsを同定できる。加工が進行しM配線の加工が終了
すると、AtCtsからの光電子信号は消滅し、層間を
検出することができる。多層LSIを加工する際には、
励起光の波長を十分短かくすることにより、全ての被加
工層の加工時に、共通に眉間検出の次めの励起光として
用いることができる。一方、エネルギー分析器165の
設定エネルギーは、その時点で生じる反応生成物の種類
に対応して、逐次切り替える必要がある。
以上第22図乃至第28図を用いて説明した様に、反応
生成物の検出によシ層間検出を行うことができる。本実
施例では、反応生成物に外部からエネルギーを与えて検
出を行っmが、反応のエネルギー自身にエリ反応生成物
は励起されており、余ったエネルギーがけい光、光電子
等の形で放出されるのを検出し、眉間検出を行うことも
できる。また、加工に伴い物理的にスパッタされる原子
やイオンを検出−して、層間検出を行うことも可能であ
る。以上述べてき九いずれかの方法によシ層間検出を行
い、層の変化に対応して反応性ガスを切シ替える。これ
に工り、常に最適な反応性ガス(被加工層を高速に加工
し、かつ下層に対する選択性の高い反応性ガス)を用い
て、局所反応性エツチングを行うことができ、各層の凹
凸にならっ九精度よい加工を高速に行うことができる。
次に、イオンビームによる局所反応性エツチングと、レ
ーザによる局所反応性エツチングを併用し友、多層LS
Iのv線修正方法を第29図乃至第50図を用いて説明
する。第29図にイオンビームを用いて、MOSデバイ
スのゲート部を加゛工した状態を示す。イオンビームの
輸送する正電荷94が加工穴に蓄槽し、ゲート電極92
Cに向って絶縁破壊を起こす九ぬ、電流に対し敏感なM
OSデバイスは簡単に素子が破壊し、正常に動作しな(
なる。
これは従来のスパッタ加工でも、本発明の局所反応性エ
ツチングでも、イオンビームを用い次加工では同様に発
生する問題である。まt、従来のレーザ加工は熱加工で
あり、被加工部を物理的に破壊する可能性が裏く、やは
りゲート部の加工には適さない。これに対し、゛反応性
ガスふん囲気中で集束レーザ光を照射し、局所反応性エ
ツチングを誘起する方法を用いれば、素子を破壊するこ
となしに、ゲート部等の素子の敏感な箇所を加工するこ
とができる。電荷がないので素子を電気的に破壊するこ
とがiく、化学反応であるので素子を物理的に破壊せず
に穏やかに加工できる九めである。
第1図に装置構成を示した本実施例の装置では、イオン
ビームとレーザ光を、それぞれ第1図に図示されないブ
ランキング電極およびシャッタ55を用いて任意にオン
、オフすることができる。従ってノズルエリエツチング
ガスを供給しながら、イオンビームとレーザ光のオン、
オフ全1llJ御−tル、:とによシ、イオンビームに
よる局所反応性エツチング、およびレーザによる局所反
応性エツチングを、任意に選択して行うことができる。
さて、イオンビームによる局所反応性エツチングは、微
細な加工を高速に行える長所があるが、電荷により絶縁
破壊を起こす几め敏感な素子近傍を加工できない欠点が
ある。ま友、レーザによる局所反応性エツチングは、敏
感な素子を破壊することなしに穏やかに加工できる長所
があるが、微細な加工には不適当で、化学反応に寄与す
るエネルギーが小さい九めに加工速度が遅い欠点がある
。そこで、両者の長所を組み合わせることにニジ、あら
ゆる多層LSIを効率よく加工することができるが、M
OSデバイスの配線修正の一例を第50図に示す。
第50図αにおいて、敏感か素子部から十分離れtAt
配線92−に対する窓あけ加工は、イオンビームによる
局所反応性エツチングを用いる。第50図すにおいて、
ゲート電極に直結したAt配線92Cに対する窓あけ加
工は、素子の破壊を防ぐ九めに、レーザによる局所反応
性エツチングを用いる。以上の様にコンタクトホールの
窓あけ加工を行った後1第50図CにおいてレーザCV
Dによりコンタクトホールの穴埋めおよび配線形成を行
い、At配線92−とAt配線92Cを接続する一0以
上の方法を用いることにより、敏感な素子近傍の配線修
正を、素子を破壊することなしに行うことができる。
次に、本実施例のガスノズル部の構造について第51図
乃至第57図を用いて説明する。本発明を実施する上で
、複数のエツチングガスを切り替えて試料に吹き付ける
構造がノズル部に要求される。
最も単純な構成としては、ひとつのノズルに複数のガス
配管をパルプを介して接続し、バルブの切り替えにより
ガスの切シ替えを行う構成が考えられる。几だしこの構
成では、ノズル内壁に吸着したガスにより、吹き付ける
ガスの純度が低下する可能性がある。ま九、バルブから
ガスの吹き出し口までの容量がある程度大きくならざる
を得ない几め、パルプを閉じ次後もしばらくガスが残留
し、ガスの切り替えをす早く行うことができない。従っ
て本発明の加工をより高精度に行うためには、純度の高
い複数の反応性ガスを、す早く切り替えて吹き付けるt
めのノズル構造が必要となる。
まず、複数の反応性ガスを純度を保ちながら吹き付ける
ために、各々のガスに対し別々のノズルを設ける。さら
に、局所反応性エッチンギによる加工形状に偏シが生じ
るのを防ぐために、各々のガスノズルはイオンビームの
光軸に対し、軸対称のコンダクタンスを持つ構造とし、
ガスの流れを軸対称に制御する。以上の条件を満九すノ
ズル構造の例を第51図乃至第53図に示す。第51図
に示し几ノズルは、半径の異なる複数の円錐状のノズル
を同軸上に配置し友ものである。一方のエラチン“′グ
ガスは、配管95αを通シバルブ96αを介して内側の
ノズル97αに供給し、試料59に吹き付ける。
もう一方のエツチングガスは、配管96hを通りバルブ
96hを介して外側のノズル97hに供給し、試料59
に吹き付ける。さらに多(のガス種が必要な場合は、同
軸上に設けるノズルの数を増やして対応する。第52図
に示し念ノズルは、円錐状のノズル101を軸を含む平
面によυ、均等に複数の小室に分割しtものである◎一
方のエツチングガスは、配管98αを通りパルプ99α
を介して内側のガス室100αに供給し、内側の開口1
02cLを通シノズル101から試料59に吹き付ける
。もう一方のエツチングガスば、配管96hを通りパル
プ99Aを介して外側のガス室100hに供給し、外側
の開口102hを通υノズル101から試料59に吹き
付ける。さらに多くのガス種が必要な場合は、円錐状の
ノズル101の分割数を増やすとともに、同軸上に設け
るガス室100α、  100hの数を増やして対応す
る。第52図のノズルは若干構造が複雑であるが、複数
のエツチングガスを全て同じ角度で試料59に吹き付け
ることができる。第53図に示したノズルは、円柱状の
ガス室106α、  106bに対しそれぞれコンダク
タンスの等しい管状ノズル107a 、  107Aを
軸対称に設けtものである。一方のエツチングガスは、
配管104αを通りパルプ105αを介して外側のガス
室106αに供給し、管状ノズル107αから試料59
に吹き付ける。もう一方のエツチングガスは、配管10
4bを通りパルプ105bを介して内側のガス室106
bに供給し、管状ノズル107bから試料59に吹き付
ける。さらに多くのガス種が必要な場合は、円柱状のガ
ス室106α、106bの数を増やすとともに、管状ノ
ズル107α、  107bの数を増やして対応する。
次に、複数のエツチングガスをす早く切シ替えるための
パルプ構造について、第54図乃至第57図を用いて説
明する。ガスをす早く切り替えるためには、パルプを閉
じた後にノズル内にしばらくガスが残留することを防が
ねばならない。この九め、パルプをノズルのガス吹き出
し口のできる限9近くに設ける。第54図に円周状のパ
ルプの例を示す。
円錐状あるいは円柱状のノズル111の、ガス吹き出し
口近くに仕切板110を設け、円周状のくさび115に
よシバルプの開閉を行う。第54図のパルプの動作を第
55図に示す。ピエゾ素子112が縮むとぐさび115
が仕切板110から離れ、パルプが開状態となり、ピエ
ゾ素子112が伸、びるとくさび115が仕切板110
のすき間に押え付けられ、パルプが閉状態となる。第5
6図に管状ノズルのパルプの例を示す。管状ノズル11
6の先端部の内部に設けたぐさび119を、フレキシブ
ルなアーム118を介して接続したピエゾ素子117で
動かすことによりパルプの開閉を行う。第56図のパル
プの動作を第57図に示す。ピエゾ素子117が縮むと
くさび119が管状ノズル116先端のガス吹き出し口
から離れ、パルプが開状態となシ、ピエゾ素子117が
伸びるとくさび119が管状ノズル116先端のガス吹
き出し口に押し付けられ、パルプが閉状態となる・〈実
施例2〉 第38図に本発明の第2の実施例の製蓋構成を示す。本
実施例は、実施例1において同軸上に設は九イオンビー
ム光学系と、レーザおよび光学顕微鏡の光学系を、別々
に設けて2軸構成としたものである。各々の光学系の個
々の構成要素については、実施例1と同様の機能を有す
る。1軸構成を2軸構成にし友場合、イオンビームによ
る局所反応性エツチングを行う際に、加工深さや加工状
態を光学的にモニタしながら加工することはできない◎
また、イオンビームによる加工あるいはCVDと、レー
ザによる加工あるいはCVDを組み合わせたプロセスを
行う場合に、ステージによる試料の移動と位置合わせが
必要となる。しかし1軸構成を2軸構成にし几ことにょ
シ、各々の光学系の設計の自由度は増すので、最適な設
計を行うことができる。特に、両光学系ともに作動距離
を短くできるので、集束性能が向上し、より微細なビー
ムを得ることができる。また、イオンビームによる局所
反応性エツチングと、レーザによる局所反応性エツチン
グでは、化学反応に寄与するビームのエネルギー密度が
異なるtめ、最適なエツチングガス流量も異なる。本実
施例では、2つの光学系で別個にエツチングガス供給系
を設けであるので、あらかしぬそれぞれの光学系でガス
流量を最適値に設定しておくことかできる。
〈実施例3〉 第59図に本発明の第5の実施例のステージ部の装置構
成を示す。本発明を実施する上で最も重要な構成要素と
して、複数の反応性ガスをす早く切り替えて試料近傍に
供給するための、ガス供給系がある。実施例1および実
施例2では、複数の反応性ガスボンベをバルブを介して
、ステージ近傍に設は次ノズルに接続し、バルブの切υ
替えにより、試料近傍に局所的に吹き付けるガスの種類
を切り替える構成とし友。このとき、被加工部の極めて
近傍でガス圧が高ければよいことから、吹き付けるガス
の流量は少なくてよく、バルブの切り替えによりす早く
ガス種を切シ替えることができる。
本実施例では、複数の反応性ガスをす早く切り替えて試
料近傍に供給する九めに、ステージ上に容積の小さな試
料チャンバ125を設けた。ここで、ガス供給系および
ステージ部以外の装置構成は、実施例1あるいは実施例
2と同様である。複数の反応性ガスボンベ155. 1
54をバルブを介して試料チャンバ125に接続し、バ
ルブの切り替えに工り、試料チャンバ125内に供給す
るガスの種−類を切り替える。ガスの切り替え時に、試
料チャンバ125内をす早く排気するtめに、排気速度
の大きな真空排気系155を、バルブを介して試料チャ
ンバ125に接続する。加工位置合わせ等を行う際に試
料を観察する2次粒子像を得る九めに、2次粒子ディテ
クタ125を試料チャンバ125の内部に設ける。試料
124はステージ127とともに移動する九め、試料チ
ャンバ125とステージ127の間は、0リング等の摺
動シール部126により接続する。
これにより、試料チャンバ125内へのガスの封入と隻
ステージ127の移動が可能となる。ステージ127内
部には、昇温の九めのヒータ128と冷却の九めの冷却
管129を設ける。ヒータ128はヒータ電源151に
接続し、冷却管129は冷却装置152に接続する。ス
テージ127は体積を小さく・すなわち熱容量を小さく
し、熱が他へ伝導しにくい様に断熱材150の上に設置
する。これに工り、ヒータ電源151お工び冷却装置1
52を用いて、ステージ127の温度をす早く制御する
ことができる。
次に、本実施例における反応性ガスの切り替え動作につ
いて、第40図を用いて説明する。CF4ガスボンベお
よびCC1aガスボンベが、それぞれバルブ158およ
びバルブ159を介して試料チャンバ125に接続され
ている。ま念、ガス排気の之めの真空排気系が、バルブ
140を介1−て試料チャンバ125に接続されている
。第40図αにおいて、バルブ140およびバルブ15
9を閉じ、バルブ158を開けて試料チャンバ125内
にCF4ガスを供給する。
冷却装置を動作させ、冷却管129によりステージ12
7を冷却し3、試料124へのCF4分子の吸着を促進
し々がらイオンビーム122を照射し、局所反応性エツ
チングを行う。第40図すにおいて、バルブ158を閉
じバルブ140を開けて、試料チャンバ125内のCp
 aガスを排気する。ヒータ電源を動作させ、ヒータ1
28にエリステージ127を昇温し、試料124からの
CF4分子の離脱を促進することにより、す早(CFs
分子を排気できる。友だし、試料の温度により反応性エ
ツチングが進行するのを防ぐ九めに、ステージ127の
温度は反応温度以下に制御する。第40図Cにおいて、
バルブ140を閉じバルブ159を開けて、試料チャン
バ125内にCC1aガスを供給する。第40図αと同
様にステージ127を冷却し、試料124へのCCla
分子の吸着を促進しながらイオンビーム122を照射し
、局所反応性エツチングを行う。
本発明における局所反応性エツチングは、試料表面に吸
着した反応性ガス分子が、照射し念ビームのエネルギー
により、試料原子と化学反応を起こし、生じ九反応生成
物が気化することで加工が8行するプロセスである。こ
こで、加工速度を大きくする九めには、反応性ガス分子
の吸着確率を大きくすることと、反応生成物の気化を促
進することが必要である。ところが、試料の温度が低い
ほど反応性ガス分子の吸着確率は犬きく、試料の温度が
高いほど反応生成物の気化は促進される。
従って両者の兼合いにより、最適な試料温度の範囲が存
在する。第40図αおよび第40図Cにおいて、冷却装
置の動作のみを示したが、実際にはヒータ電源と冷却装
置を用いることにより、試料温度を最適な範囲に制御す
る。このとき、試料温度を上は過ぎて、試料全体で反応
性エツチングが進行するのを防ぐ几めに、試料温度は反
応温度以下に制御する必要がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、多層素子を加工する際に、加工に伴う
被加工層およびその下層の変化に対応して、逐次最適な
反応性ガス(被加工層を高速に加工しかつ下層との選択
性が大きい反応性ガス)を選択し切り替えて供給しなが
ら、局所的な反応性エツチングを行うことができるので
、多層素子の多層の凹凸にならっ友精度よい加工を、高
速に行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1の装置構成図、第2図は従来
装置の構成図、第6図は実施例1のイオン源のデュオプ
ラズマトロンイオン源としての動作説明図、第4図は実
施例1のイオン源の液体金属イオン源としての動作説明
図、第5図は実施例1のイオン源の電界電離イオン源と
しての動作説明図、第6図および第7図は本発明による
多層LSI加工方法の原理説明図、第8図は多層LSI
の配線接続における問題点の説明図、第9図は従来方法
による多層LSI加工例を示す図、第10図は本発明に
よる多層LSI加工例を示す図、第11図は多層LSI
の膜厚ばらつきの一例を示す図、第12図は多層LSI
の高選択比加工の効果を示す図、第15図は光の干渉に
よる深さ測定の原理説明図、第14図は深さと干渉光強
度の関係の一例を示す図、第15図は複数波長照明を用
いた光の干渉による深さ測定の原理説明図、第16図は
複数波長照明を用い次ときの深さと干渉光強度の関係の
一例を示す図、第17図はぐり返し反射干渉の説明図、
第18図は〈Q返し反射干渉光にょる膜厚測定の原理説
明図、第19図は膜厚とぐυ返し反射干渉光強度の関係
の一例を示す図、第20図は本発明における加工時間と
加工深さの関係の一例を示す図、第21図は本発明にお
ける加工時間と加工速度の関係の一例を示す図、第22
図は反応生成物の光吸収を用い皮層間検出の原理説明図
、第25図は反応生成物の吸光スペクトルの一例を示す
図、第24図は反応生成物のけい光を用いt層間検出の
原理説明図、第25図は反応生成物のけい光スペクトル
の一例を示す図、第26図は特性X線の吸収を用い皮層
間検出の原理説明図、第27図は反応、生成物イオンを
用い皮層間検出の原理説明図、第28図は反応生成物に
対する光電子分光を用いた層間検出の原理説明図、第2
9図は従来方法によるLSI加工における素子破壊を示
す図、第50図は本発明による素子破壊を防止しeLs
I加工を示す図、第51図乃至第33図は実施例1のガ
スノズル構造の説明図、第54図乃至第57図は実施例
1のガス切替バルブ構造の説明図、第58図は実施例2
の装置構成図、第59図は実施例5のステージ部の装置
構成図、第40図は実施例5の加工方法の原理説明図で
ある。 く符号の説明〉 19・・・液体1(eボンベ、25・・・イオン化物質
、24・・・電磁石、25・・・フィラメント、26・
・・エミッタ、27山イオン化チヤンバ、28・・・口
径可変アパーチャ、29・・・引き出し電極、50・・
・イオンビーム、51〜55・・・イオン化ガスボンベ
、54・・・前段集束レンズ、55・・・口径可変アパ
ーチャ、36・・・後段集束レンズ、57中デフレクタ
電極、58・・・2次粒子ディテクタ、39山試料、4
0・・・ステージ、41−42・・・エツチングガスボ
ンベ、4ろ・・・CVDガスボンベ、44・・・複数ガ
ス供給用軸対称ノスル、49・・・反射対物レンズ、5
0・・・ランプ、51・・・TVカメラ、52・・・レ
ーザ発振器、55・・・シャッタ、54・・・光路拡張
器、55・・・透過率可変フィルタ、56・・・反射鏡
、57・・・ピエゾ素子、59・・・フォトマル、65
・・・加速電源、66・・・引き出し電源、67・・・
制御電源(放電電源)、68・・・電子加速電源、69
・・・フィラメント電源、75・・・CF4分子、76
・・・0044分子、77・・・CF”ビーム、78・
・・CCt!+ビーム、79・・・CF3+とCCta
”の混合ビーム、86・・・CVDガス、87・・・レ
ーザ光、88・・・エツチングガス、97α、97b・
・・軸対称円錐状ノスル、101・・・軸対称分割状ノ
ズル、1o7α、 107”・・・軸対称複数ノズル、
112. 117・・・ピエゾ素子、113、 119
・・・ガス切替弁、125・・・2次粒子ディテクタ、
125・・・試料チャンバ、126・・・摺動シール部
、128・・・ヒータ、129・・・冷起管、150・
・・断熱材、151・・・ヒータ電源、152・・・冷
却装置、155. 154・・・エツチングガスボンベ
、135・・・排気装置、(以下第22図〜第28図) 141・・・光源、142・・・モノクロメータ、14
5・・・ビームスプリッタ−144・・・集光レンズ、
145・・・参照セル、146,147・・・ディテク
タ、148・・・コントローラ、149. 150. 
151・・・ディテクタ、152・・・フィルタ、15
5・・・フィルタ切替機構、154・・・コントローラ
、155・・・X線源(紫外光源)、156・・・参照
ガスチャン/<4159・・・ディテクタ、160・・
・コントローラ、161・・・イオン引き込み光学系、
162・・・質量分析器、165・・・コントローラ、
164・・・光電子弓き込み光学系、165・・・エネ
ルギー分析器、166・・・ディテクタ、167・・・
コントローラ。 (、、・ 隼 ! 図 纂 + 図 纂 図 隼 図 (α) (b) 纂 図 纂 1/ 図 纂 /2 、図 集 図 稟 図 深さ 纂 纂 I乙 図 l 第 図 纂 zo 図 嶌 7+tll1m−斥予間 り 纂 図 第 S 図 第 図 第 図 煎射光5皮長入 嵩 図 烏 図 纂 図 纂 図 第 2(? 図 祐 図 (b) A−A断面 第 図 第 図 纂 図 (b) 纂 3乙 図 躬 図 第 q 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、イオンビーム、電子ビーム、レーザ光等のエネルギ
    ービームを反応性ガスふん囲気中で被加工物に照射し、
    エネルギービームの照射部で局所的に反応性エッチング
    を行う際に、被加工層の材質の変化を検出し被加工層の
    材質に対応した反応性ガスを、逐次切り替えて供給する
    ことを特徴とする多層素子の微細加工方法。 2、イオンビーム、電子ビーム、レーザ光等のエネルギ
    ービームを反応性ガスふん囲気中で被加工物に照射し、
    エネルギービームの照射部で局所的に反応性エッチング
    を行う際に、被加工部の部分的な特性に応じて、最適な
    エネルギービームを選択して用いることを特徴とする請
    求項1記載の多層素子の微細加工方法。 3、反応性ガスをイオン化して引き出した反応性ビーム
    を被加工物に照射し、局所的に反応性エッチングを行う
    際に、被加工層の材質の変化を検出し被加工層の材質に
    対応したイオン種の反応性ビームを、逐次切り替えて被
    加工物に照射することを特徴とする多層素子の微細加工
    方法。 4、イオンビーム、電子ビーム、レーザ光等を発生する
    エネルギービーム源、集束光学系、ステージ、2次粒子
    検出器、反応性ガス供給手段および、それらを駆動する
    電源コントローラから成り、反応性ガスふん囲気中でエ
    ネルギービームを被加工物に照射し、エネルギービーム
    の照射部で局所的に反応性エッチングを行う微細加工装
    置において、被加工層の材質の変化を検出する手段と複
    数の反応性ガスを切り替えて供給する手段を設けたこと
    を特徴とする多層素子の微細加工装置。 5、上記した複数の反応性ガスを切り替えて供給する手
    段は、複数の反応性ガスボンベ、配管、バルブ、試料近
    傍に局所的に反応性ガスを吹き付けるためのノズルおよ
    び、それらを駆動する電源コントローラから成ることを
    特徴とする請求項4記載の多層素子の微細加工装置。 6、上記した複数の反応性ガスを切り替えて供給する手
    段は、複数の反応性ガスボンベ、配管、バルブ、試料周
    囲に反応性ガスを封入するためのチャンバ、排気系およ
    び、それらを駆動する電源コントローラから成ることを
    特徴とする請求項4記載の多層素子の微細加工装置。 7、反応性ガスをイオン化するイオン源、集束光学系、
    ステージ、2次粒子検出器およびそれらを駆動する電源
    コントローラから成り、反応性ガスをイオン化して引き
    出した反応性ビームを被加工物に照射し、局所的に反応
    性エッチングを行う微細加工装置において、被加工層の
    材質の変化を検出する手段と複数の反応性ガスを切り替
    えてイオン源に供給する手段を設けたことを特徴とする
    多層素子の微細加工装置。
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