JPH01141513A - ボール状マツト付き苗を植付けする方法と装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は容器トレイの中で育てられたボール状マット付
きの苗を植付けするための自動的な方法と装置に関する
。

［従来の技術］ 特許用＠ＦＲ２４３２２６５によって、底が開いた容器
の中で育てられた苗を植付けする植付は機械が提示され
ている。この場合、容器はそれの縁部で支えられて底が
前方を向くように置かれる。ボール状マット付きの苗は
、容器の開口を通して水平の植付はテーブル上に押出す
ことによって容器から離され、そこで特殊なプライヤ（
ｐｌｉｅｒ）によって保持される。その後に植付はテー
ブルとプライヤは鉛直位置に下向きに旋回され、そこで
プライヤが開き、苗を地面上へ落とす。

上記の装置に関する問題は、その構造が複雑で作動が不
確実であることにある。プライヤは、加速段階では、苗
を確実に保持するためにかなりの力をもって苗を保持し
なければならない、その結果、もし苗の根が十分な強さ
をもつボール（±マット）を形成するまで発達してない
ならば、プライヤはそのボール状マット付きの苗を容易
にこわしてしまう、また、着接が繁っていると苗の供給
に問題が生ずる。苗が押出される時、繁った着接がから
まり、そして傾き、その結果、プライヤがそれを保持し
得す、苗は均衡を失って地面に落下する。また一方、上
昇中のプライヤが着接にふるかり、苗を植付はテーブル
から押し出してしまうこともある。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明の目的は、ボール状マットつき苗を容器から直接
植付けるための、簡単で動作が確実な自動植付は装置を
実現することにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明の１つの特徴は、ボール状マット付き苗が、上方
からボール状マットに差し込まれる少なくとも１本のス
パイクまたは類似のものをもつ把持手段を用いて、各容
器の−Ｊ一端を経てト１ノイから出されることである。

この手段は２本のスパイクを含んだフォークであるのが
望ましい。ボール状マットは容器の底の側から押出され
、その押出しの間静止している把持手段へと押イ」６ツ
られるのが望ましい。ボール状マットは、容器から出さ
れた後に解放位置へ送られ、ここでボール状マット（：
ｉ′杷持持手段ら解放されて地面に植付けされる。ボー
ル状マットは解放手段によって把持手段から夕）される
ようにするのが望ましい。植付けの間、トレイはその縁
部上に支えられ、特に横向きになるのが望ましい。

本発明で用いられるトレイは、相互間に一様な間隔をお
いて列をなしている容器を含んでいるのが望ましい。ト
レイの底部の外側には容器の列と同間隔の溝がある。ト
レイは、一つの列から次の列へと、苗のボール状のマッ
トの、容器からの取外しが行われる位置を経て送られる
。本発明の一面によるならば、この送りは、送りローラ
を備えた送り手段によって行われ、該送りローラのシャ
フトは容器の列に平行Ｃあ−）Ｔ：、その円筒面には複
数のロッドが、容器の列と同じ間隔で、かつ、ｔ−１ノ
イの底部溝にはめこまわるように配置されている。

１−１ノイはまた、容器のゝド行な列から成り、それぞ
れの列の中で容器は相互に一様な間隔であるのが望まし
い。本発明の１つの特徴によれば、トレイは、ループに
なっているチエ・−・ノによってフレームの中で、取外
し部材の位置を経て容器の列の方向に動かされ、該チェ
ーンは、一方のギヤホイールから他方のギヤホイールま
での片道のチェーン行程の最端にある２つのチエ・−ン
リンクの間隔が、容器の列の最端にある容器の間隔に等
しくなるような、２つのギヤホイールのトに掛けられて
容器の列に平行に移動するように設計され、該チェーン
の１つのリンクには側方に突出したピンがついている。

フレームは溝をもち、ピンはこの溝の中にはめ込まれて
いて、容器の列に垂直の方向には動くけれど平行の方向
には動くことができない。

ボール状マットつき苗の中に押し込められる本発明のス
パイク状の部材は、本質的に、ボール状マットをこわす
ような応力を発生させない、ボール状マットの中心部に
はマットを結束させる根が必ずあって、それがまた、ボ
ール状マットが地上に置かれる際にこわれることを防止
する。

ボール状マットが容器から押し出された直後にそれに突
きささるような２本の突き針を用いるならば、ボール状
マットは回転できず、それによって、常に正しい位置に
いることになる。

［実施例］ 以下においては本発明の一つの実施例を詳しく説明する
。

植付は機械は、苗の容器のトレイ３を収容するフレーム
２を備えたボディ１と、地面を掘り起すすき刃４と、植
込まれた苗の回りに土を詰めるための土詰ホイール５を
含んでいる。さらに、この機械は苗を容器から一つづつ
出してそれらを、すき刃によって掘起されたすき道の中
に置くために必要な装置を含んでいる。以下において、
その装置を詳しく説明する。

トレイは植付は機の中において、第１図に示すようにト
レイの底を横向きにして、垂直位置に、つまり、直立し
ている。これにより、すき道の間隔に合わせて幾つかの
植付はユニットを、その側面を相接して設置することが
できる。

この機械はトラクタの連結部につながれ、トラクタの油
圧システムから動力の供給を受ける。別法として、ボデ
ィの支持ホイールから動力を得ることもできる０機械の
前部には、容器トレイな機械に供給するオペレータのた
めの場所がある。

この方法において用いられるトレイは長方形のマトリッ
クストレイ（第２図）であり、容器６は底部に向ってテ
ーバがついていて、両端が開口している。

植付けされるべき苗を含んだトレイは植付は機械の鉛直
のフレームの中に置かれ、この鉛直のフレームは、各容
器６が植付は部材の位置を通過するように動く。

ボール状マット付き苗７は、容器の底部から開口を経て
苗を押し出すブツシュバー８によって容器６から押出さ
れる。ブツシュバー８はレバーロッド９の曲った端部か
ら成っている。

ブツシュバー８はさらに、それを容器６の底部の開口に
心合わせするための装置を含んでいる。

この心合わせ機構は、ブツシュロッドに沿って端フラン
ジＩＯと支持フランジ１１の間で滑り、容器の底部には
まるカラー１２を含んでおり、このカラーと支持フラン
ジの間にはコイルスプリング１３があって、これにより
カラーは端フランジに圧しつけられている。

カラーの端はブツシュバーの端部よりも突出している。

ブツシュバーが容器の底部に向けて動くと、カラーは容
器のまわりにぴったり接し、その後にブツシュバーが容
器の底部に当たり、スプリングを変形させながら（第３
図）容器内に押入され、このようにして容器から苗を出
す。

容器６から押し出された苗７を受取るために、この機械
は移動フォークを備えている。移動フォークの一端は、
ブツシュバー８と同じ高さでトレイの面に沿って位置し
ている、水平にベアリングで支持されたシャフト１５に
取付けられており、他端には２本の突き針１６がついて
いて、それら突き針の先端は移動フォークのシャフトか
ら引かれた直線上にある。ブツシュバーが容器６から苗
を押し出すとき、移動フォークは水平位置にあるので、
苗は突き針に固着される。突き針は実際の苗の両側にお
いてボール状マットの中心部に突きささる。

ボール状マット付き苗が容器６から完全に押し出されて
突き針１６に突きささった後に、移動フォーク１４はほ
ぼ垂直の位置まで下方に旋回し、苗を植付はチューブ１
７に落し、次にすき道へ落す（第４図）。その後に、移
動フォークは、次のボール状マット付き苗を受取るため
に水平位置に戻る。

そうしている間に、ブツシュバーはその最初の位置に戻
り、トレイは、次の容器がブツシュバーに出合う位置に
来るように移動する。

植付はチューブの下端には、苗を支えてすき道へ案内す
る部材があるのが望ましい。そのような部材は植付は点
から直接に上方に立ち上り苗を側方から支える２列のル
ープ状糸（ｙａｒｎ）で成っていればよい。これの作用
原理についてけＬａｎｎｅｒＴｅｈｔａａｔ　Ｏｙによ
る特許公報ＦＩ６５１５４　（ｌＪｓ４１０６４２５に
対応する）に記載がある。

ボール状マット付き苗７が突き針１６から外れることを
確実にするために、それを押し外すための解放手段があ
る。この手段は解放フォーク１９で成り、移動フォーク
シャフト１５と平行なシャフト１８上のベアリングに取
付けられており、このフォーク１９の先端は、苗が外さ
れるべきとき、突き針の上側から突き針９両側で苗を押
す（第４図）、苗が離れた後、解放フォークは、次の苗
が到来したときにそれを外すことに備えて、軸線のまわ
りを全円周を描いて回転する。解放フォークの先端部は
それの回転の向きを少し曲げられており、解放フォーク
のシャフト１８は、苗が離されるときにその苗の上端よ
りも少し高い位置にあるように位置している。フォーク
の先端部は可撓性の材料で作られている。

トレイのためのフレーム２はトラック２０に乗って水平
方向に辷るように設計されている（第５図）。鉛直方向
には、トレイは、上下に対向して位置している２つの支
持ローラ２１，２２で支えられ、これら支持ローラは、
容器の水平方向の列の間で′容器を下から支えるために
、容器の水平方向の間隔と合致するように、その円周方
向に沿って間隔を置いて配置された支持ロッド２３．２
３′。

２３″を備えている。トレイが下方に動かされることが
必要になったときには、これらのローラは１回に１ステ
ツプだけ回転させられる。これらのローラの動きはチェ
ーン２４によって同期させられている。

フレームの上部には、ループになった駆動チェーン２５
がある。該チェーンのリンクの間隔は、容器の水平方向
間隔に対応し、チェーンの二つの片道行程が、ｌリンク
に等しい距離だけ離れている。

この駆動チェーンは、該チェーンの片道行程の両端にあ
るリンク間の距離がフレームの最大の横方向の変位に等
しくなるように配置されたギヤホイール２６．２７に沿
って、フレームの運動方向に回転するように設計されて
いる、 ブッシング２８が駆動チェーン２５のピンのうぢの一つ
に取付けられている。フレームの上部にはラグ２９と溝
３０があって、この溝の中でブッシングは鉛直方向に動
くことができる。ヂエーンは１回に１リンク長だけ段階
的に回転させられるので、その結果、フレームとトレイ
はそれと同じ距離だけ移動する。ブッシングがその行程
の端に到達し、たならば、フレームは１ステツプの間そ
の位置に留まり、その間にブッシングは溝の他方の端に
移行する。このとき、トレイは１ステツプだけフレーム
の中で下方にシフトし、その後にフレームは反対側の端
に向って逆行運動を始める。

駆動チェーンは、ギヤホイール２７に結合されたフリー
ホイール３１と前後に動くアーム３２によって動かされ
る。アームが前方に動くとギヤホイールは９０′回転す
る。逆に、アームが後方に動くときには、この運動はフ
リーホイールのため、ギヤホイールには伝わらない。ギ
ヤホイールが後方に回転することを防ぐために、それの
フランジにはラッチ３３が設けられ、ごのラッチは、ス
プリングの働きで９０°おきに設けられたフランジの溝
の中に押し入れられる。アーム３２にはレリーズピン３
４がついていて、このピンは、アームが最端の位置に来
たときに、ラッチを溝から押し出す、それにＪ：す、ラ
ッチが次の溝に入り込むまでギヤホイールは回転するこ
とができるようになる。アーム３２はベアリング支持ロ
ッド３５によって駆動される。

トレイの必要な鉛直方向の動きは、上側の支持ローラ２
２と、このローラに結合されている送りおよびロウク機
構によって達成されている。上側支持ローラの支持ロッ
ド２３゜２３′は、１つおきの支持ロッド２３の端部３
６が左側フランジ３５から突き出ており、１つおきの支
持ロッド２３′の端部３６′が右側のフランジ３５′か
ら突き出るように、フランジ３５．３５’　に支持され
ている。

フレームの移動行程の両端には、上下に動き、かつラッ
チ３８を備えた上下に動くレバー３７がある。フレーム
がその最端位置に到達したとき、ラッチ３８が上昇して
ローラ２２のシャフトの、トレイとは反対の側にある支
持ロッドの端３６に当り、ロラーを１ステツプだけ上方
に回転させ、したがってトレイを１ステツプだけ下降さ
せることとなるように、ラッチ３８は位置付けされてい
る。

フレームはさらに、ローラ２２に固定されたブッシング
３９の中で滑るロッド４０を含んでいて、このブッシン
グは支持ロッドに平行で、それと長さが等しく、かつ、
ロッド４０はその両端に直角方向のストッパ４０’　／
４１’を有している。さらにフレームは、フレームがそ
の最端位置に来たときにストッパをフランジ３６／３Ｂ
’　に押しつけるスピンドル４２／　４２’を含んでい
る。ストッパは、それが支持ロッドの端３６／　３６’
にはまり込んで、それを所望の位置に正確に止めるよう
に、位置決めされている。フレームが行程の反対側の端
部に来たときにはこのストッパは解除され、ローラは回
転できるようになるけれど、一方、反対側の端部のスト
ッパが、ローラの回転が行き過ぎないことを保証する。

すべての機械の部材が互いに同期させられていることは
もちろんである。

円錐形の容器を用いるほかに、真直の壁をもった容器を
用いることも可能である。このためには、容器トレイの
壁に、支持ロッドのために、溝が切り込まれなければな
らないであろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は農業用トラクタに取付けられた機械全体を示す
図、第２．３．４図はボール状マット付き苗が容器から
出される各段階を示す、装置後方から見た図、第５図は
容器送りの機構の概略を示すこの機械の側面図である。 ２・・・・フレーム、　　　　６・・・・容器、７・・
・・苗、　　　　　　　８・・・・押出し手段、１２・
・・・心合わせ手段、 １６・・・・把握手段（スパイク、突き針）、１９・・
・・解放手段（解放フォーク）、２１．２２・・・・送
りローラ（支持ローラ）、２３・・・・ロット（支持ロ
ッド）、 ２５・・・・チェーン、２８・・・・ピン、３０・・・
・溝。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、各々のボール状マット付き苗（７）が、容器（６）
   の上部を経て該容器から取外され、保持され、そして地
   面に植付けられる、容器トレイからボール状マット付き
   苗を植付けする方法において、ボール状マット付き苗が
   その内部に押し込まれたスパイク状の把持手段によって
   上方から保持されることを特徴とするボール状マット付
   き苗を植付けする方法。 ２、ボール状マット付き苗を容器の底から押すことによ
   って該苗が容器から取外され、その押出し操作の間に定
   位置に止まっているスパイク状の把持手段（１６）が苗
   の中へ押し込まれることを特徴とする請求項１に記載の
   方法。 ３、地上で牽引されるボディに取付けられていて、トレ
   イを収容するフレーム（２）と、容器（６）の上端を経
   て各容器から苗を取外す取外し手段と、容器から取外さ
   れた苗を保持する手段と、各容器が取外し手段と出会う
   位置に来るように、装置内で容器のトレイの位置を変え
   る手段を含んでいる、容器のトレイから地面にボール状
   マット付き苗を植付けする装置において、苗をその上部
   を経て保持するスパイク状の把持手段（１６）を含んで
   いることを特徴とするボール状マット付き苗を植付けす
   る装置。 ４、スパイク状の把持手段（１６）を有し、該手段はボ
   ール状マット付き苗の中に押し込まれることを特徴とし
   、容器のトレイの開口した底部から容器（６）の外へ、
   苗を押し出す押し出し手段（８）を含み、該容器のトレ
   イからボール状マット付き苗を植付けする、請求項３に
   記載の装置。 ５、回転するスパイク状の把持手段（１６）を有し、該
   手段のスパイクは、苗を貫通するときには本質的に水平
   位置にあり、苗を把持しているスパイクから苗が取り外
   されるときには、本質的に鉛直位置にあることを特徴と
   し、容器のトレイの縁部を下にしてトレイを収容するフ
   レーム（２）を有する、請求項３または４に記載の装置
   。 ６、把持手段（１６）から苗を取り外すための解放手段
   （１９）を含んでいる、請求項３ないし５のいずれか１
   項に記載の装置。 ７、苗を、その上方から、把持手段（１６）から遠ざか
   るように押圧する押圧動作の解放手段（１９）を含んで
   いる、請求項６に記載の装置。 ８、押出し手段（８）が容器の底部に正確に心合わせさ
   れることを保証する心合わせ手段（１２）を含んでいる
   、請求項３ないし７のいずれか１項に記載の装置。 ９、個々の容器が相互に一様な距離をおいた列をなして
   並んでいて、容器の列と同じ間隔で、かつ容器の列に平
   行な溝が設けられている容器のトレイと、トレイを１列
   ずつ取出し手段（８）の位置を通過して送るための送り
   手段を含んでおり、前記送り手段は、シャフトが容器の
   列に平行であって、表面には容器の列と同間隔でトレイ
   の底部の溝にはまり込むロッド（２３、２３’）が設け
   られている送りローラ（２２）を含んでいることを特徴
   とする、請求項３ないし８のいずれか１項に記載の装置
   。 １０、個々の容器（６）が相互に一様な距離をおいた列
   をなして並んでいる容器のトレイと、すべての容器が取
   外し手段と出合う位置に１つづつ到来するように、列の
   方向に取外し手段（８）の位置を通過して容器のトレイ
   を動かす手段を含んでいて、一方のギヤホィールから他
   方のギヤホィールまでの片道のチェーン行程の最端にあ
   る両チェーンリンクの間隔が容器の列における最端にあ
   る容器に間隔に等しくなるような２つのギヤホィール上
   に掛けられて容器の列に平行に移動するように設計され
   、前記チェーンの１つのリンクは側方に突出したピン（
   ２８）を備えているループ状のチェーン（２５）を含ん
   でいて、フレームには、このピンが中にはまり込んで容
   器の列に垂直の方向には動くがそれに平行の方向には動
   けないような溝（３０）がついていることを特徴とする
   請求項３ないし９のいずれか１項に記載の装置。